以下に添付図面を参照して、本発明にかかる商品収納装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1〜図3は、それぞれ本発明の実施の形態における商品収納装置が適用された自動販売機の構成を示したものである。この自動販売機は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売するためのもので、本体キャビネット1を備えている。
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の断熱筐体として形成されたものである。この本体キャビネット1の内部には、複数の独立した商品収容庫2a,2b,2cが左右に並設してある。これら商品収容庫2a,2b,2cは、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を所望の温度に維持した状態で収容するためのものである。各商品収容庫2a,2b,2cには、それぞれの上方部に、投入された商品を収納するための商品収納装置20が配設してある一方、搬出用シュータ4によって区画される下方部に、熱交換器(図示せず)が配設してあり、該熱交換器の駆動により、商品収納装置20に収納された飲料缶やペットボトルを所望の冷却温度、あるいは加熱温度に維持することが可能である。
上記自動販売機には、本体キャビネット1の一側縁部に扉体5を設けてある。扉体5は、本体キャビネット1の前面開口を開閉するためのもので、内扉5a、中扉5bおよび外扉5cを備えて構成してある。内扉5aは、本体キャビネット1に設けた商品収容庫2a,2b,2cの前面を覆うに充分な大きさを有したものである。図示の例では、内扉5aを上下に分割し、それぞれを個別に開閉できるようにしてある。
中扉5bは、内扉5aの前面側に配設したものである。この中扉5bには、その前面側上部に販売商品のサンプル(以下、商品サンプルともいう)Sを左右に並べて一列に載置した商品サンプルステージ6が上下方向に沿って複数段(図示の例では3段)に並べて配設してある。また、中扉5bには、その前面側下部に電照板7が配設してある。
外扉5cは、本体キャビネット1の前面開口を覆うに充分な大きさを有したものである。この外扉5cには、その前面側にディスプレイウィンドウ8、商品選択ボタン9、硬貨投入口10、紙幣挿入口11、一体表示器12、硬貨返却口13、商品取出口14が設けてある。一方、外扉5cの後面側には、硬貨処理機15、硬貨回収箱16、紙幣処理機17が設けてある。
ディスプレイウィンドウ8は、中扉5bに配置した商品サンプルS(商品サンプルステージ6)および電照板7を利用者に視認させるための窓である。商品選択ボタン9は、利用者が購入商品を選択するための押ボタンスイッチであり、ディスプレイウィンドウ8を通じて視認される商品サンプルS毎に用意してある。硬貨投入口10は、利用者が硬貨を投入するための開口である。この硬貨投入口10を通じて投入された硬貨は、硬貨処理機15においてその金種が識別され、その後、硬貨回収箱16に収容されることになる。紙幣挿入口11は、利用者が紙幣を挿入するための開口である。この紙幣挿入口11を通じて挿入された紙幣は、紙幣処理機17においてその金種が識別されることになる。また上記紙幣挿入口11は、紙幣処理機17において識別できなかった紙幣を返却するための機能を有している。一体表示器12は、貨幣の投入金額、販売中であるか否か、釣銭があるか否か等、各種情報を利用者に表示するためのものである。硬貨返却口13は、硬貨処理機15において識別できなかった硬貨、あるいは釣銭となる硬貨を利用者に返却するための開口である。商品取出口14は、商品収納装置20から払い出された商品を利用者が受け取るための開口である。
図4は、上記商品収納装置を示したものである。この図4において、商品収納装置20は、前後に6列の商品収納通路が画成された3分割構造を有しており、前段ユニット21、中段ユニット22および後段ユニット23を有している。
前段ユニット21は、最も前方に配置したものであり、第1前側通路形成部材211、第1中央通路形成部材212および第1後側通路形成部材213を有して構成してある。第1前側通路形成部材211は、一対の第1前ガイド板211aと、複数の第1セグメント40とを有してなるものである。第1前ガイド板211aは、それぞれ例えば鋼板等の板状部材を加工してなる長尺状のものである。これら第1前ガイド板211aは、それぞれの上端部が前後方向に延設された水平支持部材18の前端部にネジ等の締結手段を介して取り付けられることにより、左右に対向する態様で配設してある。
第1セグメント40は、一枚の鋼板等の板状部材を加工したものであり、正面側が凹となる湾曲形状を有している。この第1セグメント40には、フラッパ30が取り付けてある。フラッパ30は、図5に示すように、水平に設けた軸部を中心に上下方向に揺動可能に取り付けてあり、バネ90により第1セグメント40の正面側に向けて突出するように付勢してある。
図6〜図8は、それぞれ第1セグメントの構成を示したものであり、図6は正面側から見た斜視図であり、図7は背面側から見た斜視図であり、図8は背面側から見た場合の分解斜視図である。これらの図において、フラッパ30は、一枚の板状体を加工したものであり、当接部31および支持部32,33を有している。
当接部31は、詳細は後述するが、商品収納通路に搬入された商品と当接する部分であり、略矩形の当接面を有している。当接面には、商品と交差するようにビードが形成してあり、フラッパ30の強度を補強するとともに、商品の転がり摩擦、商品が通過する際の騒音を小さくすることができる。
支持部32,33は、当接部31から延在する部分であり、フラッパ30が揺動した場合にも商品が詰まることがないように、上面が凸となる湾曲形状を有している。また、支持部32,33は、両側部と中央部とを切り欠くことにより、フラッパ30の根元方向に向けて二股に分かれ、各支持部32,33の後縁を円筒状に折り曲げることにより、第1軸部321と第2軸部331とが形成してある。
第1軸部321は、フラッパ30の右側(図7および図8においては左側)の支持部32から外側にフラッパ30の略右側縁(図8において左側縁)に至るまで延在するとともに、フラッパ30の右側の支持部32から内側に延在している。尚、第1軸部321の外側に延在する部分の長さは、第1軸部321の内側に延在する部分の長さよりも長くなるように形成してある。
第2軸部331は、フラッパ30の左側(図8において右側)の支持部33から外側にフラッパ30の略左側縁(図8において右側縁)に至るまで延在するとともに、フラッパ30の左側の支持部33から内側に延在している。また、第2軸部331の軸端部には、さらに左方(図8において右方)に延在する抜止部332が形成してある。抜止部332は、図7に示すように、第1セグメント40にフラッパ30を取り付けた後に折り曲げることにより、フラッパ30の脱落を防止可能である。
図6に示すように、第1セグメント40を正面側から見た場合に下部右側となる位置(図7および図8のように背面側から見た場合には下部左側となる位置)には、右側開口41と左側開口42の二つの開口が形成してある。これらの開口41,42は、フラッパ30の揺動範囲を画定するものであり、開口41,42の上縁とフラッパ30の上面とが当接した場合には、フラッパ30がやや前下がり姿勢となり(図5参照)、開口41,42の下縁とフラッパ30の下面とが当接した場合には、フラッパ30が大きく前下がり姿勢となる。尚、フラッパ30上に商品がない場合には、開口41,42の上縁とフラッパ30の上面とが当接して、フラッパ30は、やや前下がり姿勢で待機する。
図7および図8に示すように、第1セグメント40の右側開口41(図7および図8において左側の開口)の両側縁部には、フラッパ30を支承する第1支承部411と第2支承部412とが第1セグメント40から背面側に切り起こして形成してある。また、第1セグメント40の左側開口42(図7および図8において右側の開口)の左側側縁部(図7および図8において右側の縁部)には、フラッパ30を支承する第3支承部421が第1セグメント40から背面側に切り起こして形成してある。これらの支承部411,412,421には、同一の軸心となるように、それぞれ、取付孔411a,412a,421aが形成してある。
バネ90は、フラッパ30が第1セグメント40の正面側に突出する方向に付勢するとともに、フラッパ30を左方(図8において右方)に付勢するものである。このバネ90は、つるまき形状を有するとともに、セグメント腕部91とフラッパ腕部92とを有している。セグメント腕部91は、バネ90の右側(図8において左側)の端部から右方(図6において左方)に延在する部分であり、第1セグメント40に係止される。フラッパ腕部92は、バネ90の左側(図8において右側)の端部から右方(図8において左方)に延在する部分であり、フラッパ30に係止される。
ここで、第1セグメント40に対するフラッパ30の取付手順について説明する。まず、フラッパ30の第2軸部331の内側部にバネ90を挿通した後、フラッパ30の支持部32を第1セグメント40に形成した右側開口41から収容して、フラッパ30の第1軸部321の外側部を第1セグメント40の第1支承部411に形成した取付孔411aに挿通させる。その後、フラッパ30の支持部33を第1セグメント40に形成した左側開口42から収容した後に、バネ90を圧縮させて、フラッパ30の第1軸部321の内側部を第1セグメント40の第2支承部412に形成した取付孔412aに挿通させるとともに、フラッパ30の第2軸部331の外側部を第1セグメント40の第3支承部421に形成した取付孔421aに挿通させる。
そして、セグメント腕部91を第1セグメント40の背面に、フラッパ腕部92をフラッパ30の裏面に係止するようにバネ90を配設した後、バネ90の圧縮を解放し、フラッパ30の第1軸部321の内側部にも挿通させる。すると、バネ90は、フラッパ30を第1セグメント40の正面側に突出する方向に付勢するとともに、フラッパ30を左方(図7および図8において右方)に付勢する。従って、フラッパ30の左側の支持部33(図7および図8において右側の支持部)が第1セグメント40の第3支承部421に常時当接するようになる。このため、第1セグメント40からフラッパ30が簡単に脱落することはない。その後、図7に示すように、抜止部332を折り曲げると、バネ90の付勢力に抗してフラッパ30を右方(図7において左方)に移動させてもフラッパ30と抜止部332とが当接して、第1セグメント40からフラッパ30が脱落することはない。
このような構成を有する複数の第1セグメント40を、第1前ガイド板211a間の中間高さ位置から下方に架設することにより第1前側通路形成部材211が構成される。より詳細には、複数の第1セグメント40が、該第1セグメント40の正面が後方となる態様で、第1前ガイド板211aの長手方向に沿って該第1前ガイド板211aの中間高さ位置から下方に連なって第1前ガイド板211a間に架設されることにより第1前側通路形成部材211が構成される。
第1中央通路形成部材212は、一対の第1中央ガイド板212aと、複数の第1セグメント40と、複数の第2セグメント50とを有してなるものである。第1中央ガイド板212aは、それぞれ例えば鋼板等の板状部材を加工してなる長尺状のものであり、第1前ガイド板211aと略同一の長さを有している。これら第1中央ガイド板212aは、それぞれの上端部が上記水平支持部材18にネジ等の締結手段を介して取り付けられることにより、左右に対向する態様で配設してある。より詳細に説明すると、第1中央ガイド板212aは、第1前側通路形成部材211を構成する第1前ガイド板211aよりも後方側に所定の距離だけ離隔した位置に配設してある。より具体的には、商品が横向きの姿勢で通過することが可能な大きさを確保しつつ、商品を上下方向に沿って積み上げ収納可能な距離だけ離隔した位置に配設してある。従って、第1前ガイド板211aの後縁部と第1中央ガイド板212aの前縁部との間に生ずる間隙は、商品の最大幅(最大径)よりも小さくしてある。
複数の第1セグメント40は、第1前側通路形成部材211を構成する第1セグメント40と同一のものである。複数の第2セグメント50は、第1セグメント40同様、一枚の鋼板等の板状部材を加工したものであり、正面側が凹となる湾曲形状を有している。この第2セグメント50には、フラッパ30が取り付けてある。フラッパ30は、図9に示すように、水平に設けた軸部を中心に上下方向に揺動可能に取り付けてあり、バネ90により第2セグメント50の正面側に向けて突出するように付勢してある。
図10〜図12は、それぞれ第2セグメントの構成を示したものであり、図10は正面側から見た斜視図であり、図11は背面側から見た斜視図であり、図12は背面側から見た場合の分解斜視図である。これらの図において、フラッパ30は、第1セグメント40に取り付けるものと同一形状のものであり、第1セグメント40および第2セグメント50に共用される。また、第2セグメント50とフラッパ30との間に介装するバネ90も第1セグメント40とフラッパ30との間に介装するバネ90と同一形状のものであり、共用される。従って、フラッパ30およびバネ90については、同一の符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、第2セグメント50を正面側から見た場合に下部左側となる位置(図11および図12のように背面側から見た場合には下部右側となる位置)には、右側開口51と左側開口52の二つの開口が形成してある。これらの開口51,52は、フラッパ30の揺動範囲を画定するものであり、開口51,52の上縁とフラッパ30の上面とが当接した場合には、フラッパ30がやや前下がり姿勢となり(図9参照)、開口51,52の下縁とフラッパ30の下面とが当接した場合には、フラッパ30が大きく前下がり姿勢となる。
図11および図12に示すように、第2セグメント50の右側開口51(図11および図12において左側の開口)の両側縁部には、フラッパ30を支承する第1支承部511と第2支承部512とが第2セグメント50から背面側に切り起こして形成してある。また、第2セグメント50の左側開口52(図11および図12において右側の開口)の左側縁部(図11および図12において右側の縁部)には、フラッパ30を支承する第3支承部521が第2セグメント50から背面側に切り起こして形成してある。これらの支承部511,512,521には、同一の軸心となるように、それぞれ、取付孔511a,512a,521aが形成してある。
ここで、第2セグメント50に対するフラッパ30の取付手順について説明する。まず、フラッパ30の第2軸部331の内側部にバネ90を挿通した後、フラッパ30の支持部32を第2セグメント50に形成した右側開口51から収容して、フラッパ30の第1軸部321の外側部を第2セグメント50の第1支承部511に形成した取付孔511aに挿通させる。その後、フラッパ30の支持部33を第2セグメント50に形成した左側開口52から収容した後に、バネ90を圧縮させて、フラッパ30の第1軸部321の内側部を第2セグメント50の第2支承部512に形成した取付孔512aに挿通させるとともに、フラッパ30の第2軸部331の外側部を第2セグメント50の第3支承部521に形成した取付孔521aに挿通させる。
そして、セグメント腕部91を第2セグメント50の背面に、フラッパ腕部92をフラッパ30の裏面に係止するようにバネ90を配設した後、バネ90の圧縮を解放し、フラッパ30の第1軸部321の内側部にも挿通させる。すると、バネ90は、フラッパ30を第2セグメント50の正面側に突出する方向に付勢するとともに、フラッパ30を左方(図11および図12において右方)に付勢する。従って、フラッパ30の左側の支持部33(図11および図12において右側の支持部)が第2セグメント50の第3支承部521に常時当接するようになる。このため、第2セグメント50からフラッパ30が簡単に脱落することはない。その後、図11に示すように、抜止部332を折り曲げると、バネ90の付勢力に抗してフラッパ30を右方(図11において左方)に移動させてもフラッパ30と抜止部332とが当接して、第2セグメント50からフラッパ30が脱落することはない。
そのような複数の第1セグメント40および複数の第2セグメント50を、それぞれ第1中央ガイド板212a間の中間高さ位置から下方に架設することにより第1中央通路形成部材212が構成される。より詳細に説明すると、複数の第2セグメント50は、該第2セグメント50の正面が前方となる態様で、第1前側通路形成部材211を構成する第1セグメント40の上限配設位置よりも僅かに低い高さ位置から下方に連なって第1中央ガイド板212a間に架設される。一方、複数の第1セグメント40は、該第1セグメント40の正面が後方となる態様で、すなわち第2セグメント50と背面が対向した態様で、該第2セグメント50の上限配設位置よりも高く、かつ第1前側通路形成部材211の第1セグメント40の上限配設位置よりも僅かに高い高さ位置から下方に連なって第1中央ガイド板212a間に架設される。
その結果、第1前側通路形成部材211と第1中央通路形成部材212との間、すなわち第1前ガイド板211aに架設された第1セグメント40と、第1中央ガイド板212aに架設された第2セグメント50との間には、蛇行状の商品収納通路Lが画成される。換言すると、商品収納通路Lは、第1前側通路形成部材211と第1中央通路形成部材212とが互いのセグメント40,50が対向した態様で前後一対に配設されることにより、画成されたものである。
第1後側通路形成部材213は、一対の第1後ガイド板213aと、複数の第2セグメント50とを有してなるものである。第1後ガイド板213aは、それぞれ例えば鋼板等の板状部材を加工してなる長尺状のものであり、第1前ガイド板211aおよび第1中央ガイド板212aと略同一の長さを有している。これら第1後ガイド板213aは、それぞれの上端部が上記水平支持部材18にネジ等の締結手段を介して取り付けられることにより、左右に対向する態様で配設してある。より詳細に説明すると、第1後ガイド板213aは、第1中央通路形成部材212を構成する第1中央ガイド板212aよりも後方側に所定の距離だけ離隔した位置に配設してある。より具体的には、商品が横向きの姿勢で通過することが可能な大きさを確保しつつ、商品を上下方向に沿って積み上げ収納可能な距離だけ離隔した位置に配設してある。従って、第1中央ガイド板212aの後縁部と第1後ガイド板213aの前縁部との間に生ずる間隙は、商品の最大幅よりも小さくしてある。
複数の第2セグメント50は、第1中央通路形成部材212を構成する第2セグメント50と同一のものである。これら複数の第2セグメント50を、それぞれ第1後ガイド板213a間の中間高さ位置よりも僅かに高い位置から下方に架設することにより第1後側通路形成部材213が構成される。より詳細には、複数の第2セグメント50は、該第2セグメント50の正面が前方となる態様で、第1中央通路形成部材212を構成する第1セグメント40の上限配設位置よりも僅かに高い高さ位置から下方に連なって第1後ガイド板213a間に架設される。
その結果、第1中央通路形成部材212と第1後側通路形成部材213との間、すなわち第1中央ガイド板212aに架設された第1セグメント40と、第1後ガイド板213aに架設された第2セグメント50との間には、蛇行状の商品収納通路Lが画成される。換言すると、商品収納通路Lは、第1中央通路形成部材212と第1後側通路形成部材213とが互いのセグメント40,50が対向した態様で前後一対に配設されることにより、画成されたものである。
中段ユニット22は、前段ユニット21の後方側に隣接する態様で配設したものであり、第2前側通路形成部材221、第2中央通路形成部材222および第2後側通路形成部材223を有して構成してある。第2前側通路形成部材221は、一対の第2前ガイド板221aと、複数の第1セグメント40とを有してなるものである。
第2前ガイド板221aは、それぞれ例えば鋼板等の板状部材を加工してなる長尺状のものであり、前段ユニット21を構成するガイド板211a,212a,213aよりも長手方向の長さが短いものである。これら第2前ガイド板221aは、それぞれの上端部が上記水平支持部材18にネジ等の締結手段を介して取り付けられることにより、左右に対向する態様で配設してある。より詳細に説明すると、第2前ガイド板221aは、前縁部が前段ユニット21を構成する第1後ガイド板213aの後縁部に接した状態で配設してある。
複数の第1セグメント40は、前段ユニット21を構成する第1セグメント40と同一のものである。これら複数の第1セグメント40を、それぞれ第2前ガイド板221a間の中間高さ位置よりも僅かに高い高さ位置から下方に架設することにより第2前側通路形成部材221が構成される。より詳細には、複数の第1セグメント40は、該第1セグメント40の正面が後方となる態様で、第1後側通路形成部材213を構成する第2セグメント50の上限配設位置よりも僅かに高い高さ位置から下方に連なって第2前ガイド板221a間に架設される。
第2中央通路形成部材222は、一対の第2中央ガイド板222aと、複数の第1セグメント40と、複数の第2セグメント50とを有してなるものである。第2中央ガイド板222aは、それぞれ例えば鋼板等の板状部材を加工してなる長尺状のものであり、第2前ガイド板221aと略同一の長さを有している。これら第2中央ガイド板222aは、それぞれの上端部が上記水平支持部材18にネジ等の締結手段を介して取り付けられることにより、左右に対向する態様で配設してある。より詳細に説明すると、第2中央ガイド板222aは、第2前側通路形成部材221を構成する第2前ガイド板221aよりも後方側に所定の距離だけ離隔した位置に配設してある。より具体的には、商品が横向きの姿勢で通過することが可能な大きさを確保しつつ、商品を上下方向に沿って積み上げ収納可能な距離だけ離隔した位置に配設してある。従って、第2前ガイド板221aの後縁部と第2中央ガイド板222aの前縁部との間に生ずる間隙は、商品の最大幅よりも小さくしてある。
複数の第1セグメント40は、前段ユニット21および第2前側通路形成部材221を構成する第1セグメント40と同一のものである。複数の第2セグメント50は、前段ユニット21を構成する第2セグメント50と同一のものである。これら複数の第1セグメント40および複数の第2セグメント50を、それぞれ第2中央ガイド板222a間の中間高さ位置よりも高い位置から下方に架設することにより第2中央通路形成部材222が構成される。より詳細に説明すると、複数の第2セグメント50は、該第2セグメント50の正面が前方となる態様で、第2前側通路形成部材221を構成する第1セグメント40の上限配設位置よりも僅かに低い高さ位置から下方に連なって第2中央ガイド板222a間に架設される。一方、複数の第1セグメント40は、該第1セグメント40の正面が後方となる態様で、すなわち第2セグメント50と背面が対向した態様で、該第2セグメント50の上限配設位置よりも高く、かつ第2前側通路形成部材221の第1セグメント40の上限配設位置よりも僅かに高い高さ位置から下方に連なって第2中央ガイド板222a間に架設される。
その結果、第2前側通路形成部材221と第2中央通路形成部材222との間、すなわち第2前ガイド板221aに架設された第1セグメント40と、第2中央ガイド板222aに架設された第2セグメント50との間には、蛇行状の商品収納通路Lが画成される。換言すると、商品収納通路Lは、第2前側通路形成部材221と第2中央通路形成部材222とが互いのセグメント40,50が対向した態様で前後一対に配設されることにより、画成されたものである。
第2後側通路形成部材223は、一対の第2後ガイド板223aと、複数の第2セグメント50とを有してなるものである。第2後ガイド板223aは、それぞれ例えば鋼板等の板状部材を加工してなる長尺状のものであり、第2前ガイド板221aおよび第2中央ガイド板222aと略同一の長さを有している。これら第2後ガイド板223aは、それぞれの上端部が上記水平支持部材18にネジ等の締結手段を介して取り付けられることにより、左右に対向する態様で配設してある。より詳細に説明すると、第2後ガイド板223aは、第2中央通路形成部材222を構成する第2中央ガイド板222aよりも後方側に所定の距離だけ離隔した位置に配設してある。より具体的には、商品が横向きの姿勢で通過することが可能な大きさを確保しつつ、商品を上下方向に沿って積み上げ収納可能な距離だけ離隔した位置に配設してある。従って、第2中央ガイド板222aの後縁部と第2後ガイド板223aの前縁部との間に生ずる間隙は、商品の最大幅よりも小さくしてある。
複数の第2セグメント50は、第2中央通路形成部材222を構成する第2セグメント50と同一のものである。これら複数の第2セグメント50を、それぞれ第2後ガイド板223a間の中間高さ位置よりも高い高さ位置から下方に架設することにより第2後側通路形成部材223が構成される。より詳細には、複数の第2セグメント50は、該第2セグメント50の正面が前方となる態様で、第2中央通路形成部材222を構成する第1セグメント40の上限配設位置よりも高い高さ位置から下方に連なって第2後ガイド板223a間に架設される。
その結果、第2中央通路形成部材222と第2後側通路形成部材223との間、すなわち第2中央ガイド板222aに架設された第1セグメント40と、第2後ガイド板223aに架設された第2セグメント50との間には、蛇行状の商品収納通路Lが画成される。換言すると、商品収納通路Lは、第2中央通路形成部材222と第2後側通路形成部材223とが互いのセグメント40,50が対向した態様で前後一対に配設されることにより、画成されたものである。
後段ユニット23は、中段ユニット22の後方側に隣接する態様で配設したものであり、第3前側通路形成部材231、第3中央通路形成部材232および第3後側通路形成部材233を有して構成してある。第3前側通路形成部材231は、一対の第3前ガイド板231aと、複数の第1セグメント40とを有してなるものである。
第3前ガイド板231aは、それぞれ例えば鋼板等の板状部材を加工してなる長尺状のものであり、中段ユニット22を構成するガイド板221a,222a,223aよりも長手方向の長さが短いものである。これら第3前ガイド板231aは、それぞれの上端部が上記水平支持部材18にネジ等の締結手段を介して取り付けられることにより、左右に対向する態様で配設してある。より詳細に説明すると、第3前ガイド板231aは、前縁部が中段ユニット22を構成する第2後ガイド板223aの後縁部に接した状態で配設してある。
複数の第1セグメント40は、前段ユニット21および中段ユニット22を構成する第1セグメント40と同一のものである。これら複数の第1セグメント40を、それぞれ第3前ガイド板231a間の中間高さ位置よりも高い高さ位置から下方に架設することにより第3前側通路形成部材231が構成される。より詳細には、複数の第1セグメント40は、該第1セグメント40の正面が後方となる態様で、第2後側通路形成部材223を構成する第2セグメント50の上限配設位置よりも僅かに高い高さ位置から下方に連なって第3前ガイド板231a間に架設される。
第3中央通路形成部材232は、一対の第3中央ガイド板232aと、複数の第1セグメント40と、複数の第2セグメント50とを有してなるものである。第3中央ガイド板232aは、それぞれ例えば鋼板等の板状部材を加工してなる長尺状のものであり、第3前ガイド板231aと略同一の長さを有している。これら第3中央ガイド板232aは、それぞれの上端部が上記水平支持部材18にネジ等の締結手段を介して取り付けられることにより、左右に対向する態様で配設してある。より詳細に説明すると、第3中央ガイド板232aは、第3前側通路形成部材231を構成する第3前ガイド板231aよりも後方側に所定の距離だけ離隔した位置に配設してある。より具体的には、商品が横向きの姿勢で通過することが可能な大きさを確保しつつ、商品を上下方向に沿って積み上げ収納可能な距離だけ離隔した位置に配設してある。従って、第3前ガイド板231aの後縁部と第3中央ガイド板232aの前縁部との間に生ずる間隙は、商品の最大幅よりも小さくしてある。
複数の第1セグメント40は、前段ユニット21、中段ユニット22および第3前側通路形成部材231を構成する第1セグメント40と同一のものである。複数の第2セグメント50は、前段ユニット21および中段ユニット22を構成する第2セグメント50と同一のものである。これら複数の第1セグメント40および複数の第2セグメント50を、それぞれ第3中央ガイド板232a間の中間高さ位置よりも高い位置から下方に架設することにより第3中央通路形成部材232が構成される。より詳細に説明すると、複数の第2セグメント50は、該第2セグメント50の正面が前方となる態様で、第3前側通路形成部材231を構成する第1セグメント40の上限配設位置よりも僅かに低い高さ位置から下方に連なって第3中央ガイド板232a間に架設される。一方、複数の第1セグメント40は、該第1セグメント40の正面が後方となる態様で、すなわち第2セグメント50と背面が対向した態様で、該第2セグメント50の上限配設位置よりも高く、かつ第3前側通路形成部材231の第1セグメント40の上限配設位置よりも僅かに高い高さ位置から下方に連なって第3中央ガイド板232a間に架設される。
その結果、第3前側通路形成部材231と第3中央通路形成部材232との間、すなわち第3前ガイド板231aに架設された第1セグメント40と、第3中央ガイド板232aに架設された第2セグメント50との間には、蛇行状の商品収納通路Lが画成される。換言すると、商品収納通路Lは、第3前側通路形成部材231と第3中央通路形成部材232とが互いのセグメント40,50が対向した態様で前後一対に配設されることにより、画成されたものである。
第3後側通路形成部材233は、一対の第3後ガイド板233aと、複数の第2セグメント50とを有してなるものである。第3後ガイド板233aは、それぞれ例えば鋼板等の板状部材を加工してなる長尺状のものであり、第3前ガイド板231aおよび第3中央ガイド板232aと略同一の長さを有している。これら第3後ガイド板233aは、それぞれの上端部が上記水平支持部材18にネジ等の締結手段を介して取り付けられることにより、左右に対向する態様で配設してある。より詳細に説明すると、第3後ガイド板233aは、第3中央通路形成部材232を構成する第3中央ガイド板232aよりも後方側に所定の距離だけ離隔した位置に配設してある。より具体的には、商品が横向きの姿勢で通過することが可能な大きさを確保しつつ、商品を上下方向に沿って積み上げ収納可能な距離だけ離隔した位置に配設してある。従って、第3中央ガイド板232aの後縁部と第3後ガイド板233aの前縁部との間に生ずる間隙は、商品の最大幅よりも小さくしてある。
複数の第2セグメント50は、第3中央通路形成部材232を構成する第2セグメント50と同一のものである。これら複数の第2セグメント50を、それぞれ第3後ガイド板233a間の中間高さ位置よりも高い高さ位置から下方に架設することにより第3後側通路形成部材233が構成される。より詳細には、複数の第2セグメント50は、該第2セグメント50の正面が前方となる態様で、第3中央通路形成部材232を構成する第1セグメント40の上限配設位置よりも僅かに低い高さ位置から下方に連なって第3後ガイド板233a間に架設される。
その結果、第3中央通路形成部材232と第3後側通路形成部材233との間、すなわち第3中央ガイド板232aに架設された第1セグメント40と、第3後ガイド板233aに架設された第2セグメント50との間には、蛇行状の商品収納通路Lが画成される。換言すると、商品収納通路Lは、第3中央通路形成部材232と第3後側通路形成部材233とが互いのセグメント40,50が対向した態様で前後一対に配設されることにより、画成されたものである。
以上説明したような商品収納装置20においては、図4に示したように、前段ユニット21、中段ユニット22および後段ユニット23のそれぞれで画成された商品収納通路Lの個々の上方側に商品投入用トレイ60が設けてある一方、該商品収納通路Lの個々の下方側に商品搬出機構70が設けてある。
商品投入用トレイ60は、前方から後方に向けて漸次低くなるように傾斜して配設した板状部材である。商品搬出機構70は、商品の販売を制御するものであり、商品収納通路Lの下部出口に取り付けてある。具体的には、前段ユニット21の第1中央ガイド板212a間、中段ユニット22の第2中央ガイド板222a間、後段ユニット23の第3中央ガイド板232a間に配設してある。尚、図4中の符号Hは、補強部材である。
一方、商品収納装置20を構成する前段ユニット21、中段ユニット22および後段ユニット23のそれぞれには、カバー部材80(図13参照)が着脱可能に配設してある。以下に、カバー部材80の配設について説明する。
図13は、商品収納装置を構成する前段ユニットを簡略的に示した側面図である。尚、以下においては、図13を用いて前段ユニット21に配設されるカバー部材80について説明するが、商品収納装置20を構成する中段ユニット22および後段ユニット23についても前段ユニット21と同様にカバー部材80が配設してある。
カバー部材80は、例えば鋼板などを加工して形成されたものであり、図14にも示したように、長尺延在部81と、上側係合部82と、下側係合部83とを備えて構成してある。
長尺延在部81は、図14においては上下方向に沿って延在する長尺状の板状体であり、商品収納通路L側が表面、外側が裏面となる。この長尺延在部81は、横断面がコ字状となる態様で屈曲されて形成してあり、両側部がともに外側に向けて延在している。また、長尺延在部81の幅(図14中における長さm)は、第1前側通路形成部材211と第1中央通路形成部材212との間に生ずる間隙(第1前ガイド板211aの後縁部と第1中央ガイド板212aの前縁部との間に生ずる間隙)、並びに第1中央通路形成部材212と第1後側通路形成部材213との間に生ずる間隙(第1中央ガイド板212aの後縁部と第1後ガイド板213aの前縁部との間に生ずる間隙)のそれぞれよりも小さい。
上側係合部82は、板状体を適宜屈曲させて形成したものであり、商品収納通路L側に突出する部分が長尺延在部81の裏面側に嵌合する態様で、図示しない締結手段を介して長尺延在部81の上端部分に取り付けてある。この上側係合部82の両側部は、一方が前方に、他方が後方に延在する態様で形成してある。また、上側係合部82の幅(図14中における長さnに対応)は、第1前側通路形成部材211と第1中央通路形成部材212との間に生ずる間隙(第1前ガイド板211aの後縁部と第1中央ガイド板212aの前縁部との間に生ずる間隙)、並びに第1中央通路形成部材212と第1後側通路形成部材213との間に生ずる間隙(第1中央ガイド板212aの後縁部と第1後ガイド板213aの前縁部との間に生ずる間隙)のそれぞれよりも大きい。
下側係合部83は、上側係合部82と同様に、板状体を適宜屈曲させて形成したものであり、商品収納通路L側に突出する部分が長尺延在部81の裏面側に嵌合する態様で、図示しない締結手段を介して長尺延在部81の下方域の所定個所に取り付けてある。この下側係合部83の両側部は、一方が前方に、他方が後方に延在する態様で形成してある。また、下側係合部83の幅(図14中における長さn)は、上側係合部82の幅と同じ大きさであり、第1前側通路形成部材211と第1中央通路形成部材212との間に生ずる間隙(第1前ガイド板211aの後縁部と第1中央ガイド板212aの前縁部との間に生ずる間隙)、並びに第1中央通路形成部材212と第1後側通路形成部材213との間に生ずる間隙(第1中央ガイド板212aの後縁部と第1後ガイド板213aの前縁部との間に生ずる間隙)のそれぞれよりも大きい。
図15は、カバー部材を前段ユニットに取り付ける状態を示した斜視図である。尚、図15では、前段ユニット20の第1前側ガイド板211aと、第1中央ガイド板212aとにカバー部材80を取り付ける状態を示している。この図15において、第1前側ガイド板211aおよび第1中央ガイド板212aには、それぞれ上側支持部91および下側支持部94が設けてある。
上側支持部91は、カバー部材80の上側係合部82の側縁部を支持するものである。この上側支持部91は、第1前側ガイド板211aおよび第1中央ガイド板212aの所定部位を切り起こすことにより形成してある。図15中の符号92は切欠であり、符号93は上側係合部82の抜け止め防止用の突起部である。
下側支持部94は、カバー部材80の下側係合部83の側縁部を支持するものである。この下側支持部94の形成部位と、上側支持部91の形成部位との距離は、上側係合部82と、下側係合部83との離間距離に対応している。また、下側支持部94は、第1ガイド板211aおよび第1中央ガイド板212aの所定部位を切り起こすことにより形成してある。図15中の符号95は切欠である。
そして、図15に示したように、カバー部材80を下方に向けてスライド移動させることにより、上側係合部82の側縁部が上側支持部91に進入し、該側縁部の下縁が上側支持部91の底面に当接して支持され、これと同時に、下側係合部83の側縁部が下側支持部94に進入し、該側縁部の下縁が下側支持部94の底面に当接して支持され、これにより、カバー部材80は、第1前側ガイド板211aおよび第1中央ガイド板212aに配設されることになる(図13参照)。その際、突起部93が上側係合部82の上方への移動を規制して、カバー部材80が安易に取り外れることを防止する。
また、第1前側ガイド板211aおよび第1中央ガイド板212aに配設されたカバー部材80を上方に向けてスライド移動させると、より詳細には、突起部93による規制を解除しながらカバー部材80を上方に向けてスライド移動させると、カバー部材80は、第1前側ガイド板211aおよび第1中央ガイド板212aから取り外せる。つまり、カバー部材80は、着脱可能に配設してある。尚、ここでは、前段ユニット20の第1前側ガイド板211aおよび第1中央ガイド板212aにカバー部材80を配設する場合について説明したが、第1中央ガイド板212aおよび第1後側ガイド板213aにカバー部材80を配設する場合も同様に行われる。さらに、中段ユニット22および後段ユニット23にカバー部材80を配設する場合も同様に行われる。
そのような商品収納装置20においては、商品を補充する場合、前方から商品投入用トレイ60に商品を横向きの姿勢(倒置姿勢)で投入する。そうすると、商品は、商品投入用トレイ60の傾斜にしたがって漸次後方に向けて転動し、該商品投入用トレイ60の後端から落下して商品収納通路Lに進入する。商品収納通路Lに商品が投入すると、バネ90に付勢されたフラッパ30が、商品に当接することになる。商品が当接したフラッパ30は、バネ90の付勢力に抗して配設されているガイド板に近接する向きに揺動して商品の落下衝撃を緩和することができるようになる。商品が通過した後にあっては、バネ90の弾性復元力により、フラッパ30が再び商品収納通路Lに向けて突出した位置に復帰する。そして、複数の商品が商品投入用トレイ60に順次投入される結果、商品収納通路Lでは、商品が商品搬出機構70の上に重なるように順次積み上げ収納される。
その際、商品収納通路Lを画成する各通路形成部材間には間隙が形成してあり、しかもカバー部材80の長尺延在部81の幅はかかる間隙よりも小さいため、収納された商品を外部から視認することが可能になる。つまり、カバー部材80は、視認性を確保しながら、該間隙の開口面積を低減させている。
このように、カバー部材80が視認性を確保しながら着脱可能に配設してあることにより、商品収納通路Lの内部を視認することができ、しかも商品等の詰まりが発生した場合には、カバー部材80を取り外して手などを挿入させて商品姿勢を所望のものにすることが可能である。また、カバー部材80を配設している場合には、間隙の開口面積を低減させるので、商品収納通路Lを通過する商品が間隙にはまり込んでしまうことを抑制することが可能になる。
一方、商品を販売する場合、すなわち自動販売機に料金が投入され、所望とする商品選択ボタン9が押下されると、指定された商品を収納する商品搬出機構70が販売指令に基づいて駆動し、最下段に収納された商品が1個ずつ商品搬出用シュータ4を介して商品取出口14に払い出される。
以上説明したように、本発明の実施の形態にかかる商品収納装置20によれば、カバー部材80が、各通路形成部材間の間隙を通じての商品収納通路Lの視認性を確保しながら着脱可能に設けてあるので、商品収納通路Lで商品詰まりが発生した場合を容易に確認することができ、しかも該カバー部材80を取り外すことにより、手などを挿入して商品姿勢を所望のものにすることができる。よって、商品詰まりが発生した場合にも容易に解除することができる。また、カバー部材80が該間隙の開口面積を低減させる態様で設けてあるので、商品収納通路Lを通過する商品が間隙にはまり込んでしまうことを抑制し、間隙が起因となる商品詰まりの発生を防止することができる。
また、本発明の実施の形態にかかる商品収納装置20によれば、前段ユニット21、中段ユニット22および後段ユニット23のそれぞれにおいて、前側通路形成部材211,221,231と中央通路形成部材212,222,232とが互いのセグメント40,50が対向した態様で前後一対に配設されて商品収納通路Lを画成し、中央通路形成部材212,222,232と後側通路形成部材213,223,233とが互いのセグメント40,50が対向した態様で前後一対に配設されて商品収納通路Lを画成してあるので、一対の側板間に複数の商品収納通路を画成していた場合のように大型装置等を必要とせず、簡単な取付器具を利用して各通路形成部材毎に組み立てることにより構成することができ、組立作業が簡単なものになる。また、商品収納通路Lを臨む部分には間隙を設けることができ、かかる部分の材料費を削減することが可能になる。従って、組立作業の煩雑化を招来せずに、製造コストの低減化を図ることができる。
さらに、上記商品収納装置20によれば、セグメント40,50にバネ90を介在させてフラッパ30を取り付けたため、商品収納通路Lに搬入された商品の落下衝撃を緩和して、商品が損傷してしまうことを回避することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されずに種々の変更を行うことができる。例えば、カバー部材は、例えばアクリル樹脂などの透明な樹脂材で形成しても良く、また、いわゆるメッシュ形状にしても構わない。
また、上記商品収納装置20は、複数の通路形成部材により形成されたものであったが、本発明では、一対の側板間に商品収納通路が形成され、かつ該一対の側板の少なくとも一方の商品収納通路を臨む部位にスリットが形成されたものであっても構わない。かかる構成の商品収納装置によっても、スリットを通じての商品収納通路の視認性を確保しながら、該スリットの開口面積を低減させるカバー部材を着脱可能に設けることにより、商品詰まりの発生を早期に確認し、該カバー部材を取り外して商品姿勢を所望のものにすることができる。