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JP4458038B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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JP4458038B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、紙幣などの有価証券等の偽造行為を抑止するため画像中に複数のドットからなる付加パターン(特定パターン)を追跡情報として埋め込むことが行なわれている。係る付加パターンは印刷後、専用の読取装置にて読み取られるが、入力される画像に付加パターンが重なっている(画像を構成するドットに追跡情報の構成するドットが重なっている)と、読み取ることが出来ない。そのため、記録媒体の全面に付加パターンを周期的に繰り返し付すようにしている。このような構成であれば、複数箇所で付加パターンの読み取りを試みることが出来るので、印刷後、読取装置にて、付加パターンを支障なく読み取ることが期待出来る(特許文献1)。
特開平11−122470号公報
しかしながら、上記場合であっても、付加パターンについての情報(格子の幅や、配置の周期など)が何らかの手段によって第三者に事前に知られてしまい、意図的に、付加パターンと同じ周期で画像を埋め込まれてしまったり、或いは、偶然、付加パターンと同じ周期の画像が存在すると、印刷後、付加パターンを正確に読み取ることが出来ない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、特定パターンをより確実に読み取れるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、基準点をもとに複数個のドットを規則的に配した特定パターンを、形成する画像に複数付加して出力する画像形成装置において、隣り合う基準点間の距離が不規則となるように調整する調整手段を備える。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記特定パターンは、X方向について格子幅がa、格子の数がcであり、Y方向について格子幅がb、格子の数がdである基本格子上に、前記複数個のドットを規則的に配した構成とされ、前記調整手段は隣合う基本格子同士の重なりが、X方向にa未満、y方向にb未満に収まる範囲内で前記調整を行うところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記調整手段は、aとcの積をacとし、bとdの積をbdとした場合に、隣合う特定パターンの基準点間のX方向の距離がacとなり、Y方向の距離がbdとなる関係を基本配置とし、この基本配置をもとに前記調整を行うところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3に記載のものにおいて、前記調整を行う際の、基準点の移動方向がX方向、Y方向共に一の方向に統一されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記調整手段は、前記調整を、一の特定パターンを構成するドッドと、それと隣接して位置する他の特定パターンを構成するドッドの距離が、少なくともX方向でa以上、Y方向でb以上離間するように行なうところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、特定パターンの基準点の位置が不規則となるように調整するようにした。このように、特定パターンの基準点の位置を不規則にしておけば、いずれの特定パターンも画像との重なりに起因して読み取りが困難という事態を回避でき、特定パターンを読み取る確率を向上させることが出来る。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、隣合う特定パターンの基本格子同士の重なりが、X方向にa未満、y方向にb未満に収まるようにした。このような構成であれば、隣接する特定パターン間において、パターンを構成するドッド同士が重なることがない。従って、画像形成後に、特定パターンを認識し易くなる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、隣合う特定パターンの基本格子同士が隙間を空けずに並ぶ状態を特定パターンの基本配置とした。このような構成であれば、より多くの特定パターンを付すことが出来る。従って、画像形成後に、特定パターンを読み取れる確率が、更に高まる。
<請求項4の発明>
例えば、X方向の移動について、「+X方向」、「−X方向」の双方に基準点の移動が可能であると、基本格子同士の重なりを所定範囲内に収めるにも、「+」、「−」の二方向分を考慮する必要があり、演算処理が複雑化する。この点に関し、請求項4の発明によれば、基準点の移動方向が一の方向に統一してあるので、係る演算処理を簡素化でき、処理負担を軽減できる。
<請求項5の発明>
請求項5の発明によれば、一の特定パターンを構成するドッドと、それと隣接して位置する他の特定パターンを構成するドッドの距離が格子幅以上、確保されている。このような構成であれば、隣接する特定パターン間において、ドット間の間隔が最適な状態に保たれる。従って、画像形成後に、特定パターンをより一層、認識し易くなる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図10によって説明する。
1.全体構成
図1は、レーザプリンタの要部側断面図である。尚、以下の説明において、前、後方向については、装置の正面方向を前側(図1における右側)として説明する。
レーザプリンタ(本発明の画像形成装置の一例に相当)1は4サイクル方式のカラーレーザプリンタとして構成され、本体ケーシング3の底側に記録媒体としての用紙5を積層状に収容した給紙部7を備え、その上方には用紙搬送経路Yが形成されている。
用紙搬送経路Yは、図1において実線で示す通りであり、給紙部7の前方上部でレーザプリンタ1の後方に約180度で反転した後、レーザプリンタ1の後部に向かう。そして後端部側に至ると、今度は前方に約180度反転して本体ケーシング3の上面壁に設けられる排紙トレイ69に至る経路をとる。詳細には次に述べるが、給紙部7から送り出された用紙には用紙搬送経路Yを搬送される過程でのトナー像が形成されるとともに、これが定着部29によって熱定着されることで所望の画像が形成されるようになっている。
2.各部の構成
給紙部7は給紙トレイ11と、給紙ローラ13と、搬送ローラ15、並びにレジストローラ17から構成される。給紙ローラ13は用紙5を一枚ずつ取り出すものであり、搬送ローラ15は送り出された用紙5を画像形成位置(後述する転写ローラ27との接触位置)に搬送するものである。
画像形成部9は、スキャナユニット21、プロセス部23、中間転写ベルト機構部25を備えている。スキャナユニット21は、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、複数のレンズおよび反射鏡を備えている。このスキャナユニット21では、レーザ発光部から発光されるレーザ光を、ポリゴンミラー、反射鏡およびレンズを介して通過あるいは反射させて、副走査方向に沿って移動するベルト感光体(OPC:Organic Photo Conductor)33の表面上を主走査方向に沿って高速走査にて照射させる。
プロセス部23はベルト感光体機構部31、並びに現像カートリッジ35からなる。ベルト感光体機構部31は、第1ベルト感光体ローラ39、第2ベルト感光体ローラ41、第3ベルト感光体ローラ43と、これら3つの感光体ローラ39、41、43に巻回されるベルト感光体33とを主体として構成され、ベルト感光体帯電器45、電位付加器47、電位勾配制御器49が付設されている。
ベルト感光体33の表面は、ベルト感光体帯電器45により一様に正帯電された後、スキャナユニット21からのレーザ光の高速走査により露光される。露光された部分では、帯電が解消されるので、ベルト感光体33の表面には、正帯電された部分と、帯電されていない部分とが配置された静電潜像が形成される。
現像カートリッジ35は、現像ローラ37、離間用ソレノイド38、供給ローラ(図示せず)およびトナー収容部などを備え、各色ごとに専用、すなわちイエローのトナーが収容されるイエロー現像カートリッジ35Y、シアンのトナーが収容されるシアン現像カートリッジ35C、マゼンタのトナーが収容されるマゼンタ現像カートリッジ35Mおよびブラックのトナーが収容されるブラック現像カートリッジ35Kが設けられている。
これら各現像カートリッジ35K、35C、35M、35Yは、現像ローラ37をベルト感光体33に向けた状態で、上下方向に並んで配置されており、各離間用ソレノイド38K、38C、38M、38Yを駆動させることで、各現像ローラ37K、37C、35M、35Yをそれぞれ個別にベルト感光体33の表面に接触させることが可能になっている。
そして、静電潜像が形成されたベルト感光体33に、例えば、イエロー現像カートリッジ35Yの現像ローラ37Yを接触させると(他の現像ローラは離間させておく)、正に帯電されたイエローのトナーは、ベルト感光体33上において、帯電していない部分にのみ付着する。その結果、ベルト感光体33上に、イエローの可視像が形成される。
中間転写ベルト機構部25を構成する中間転写ベルト51は、ベルト感光体33上に形成された各色の可視像を順次転写させて、カラー画像(トナー像)を形成するためのものであって、第1中間転写ベルトローラ53と、第2中間転写ベルトローラ55と、第3中間転写ベルトローラ57とからなる3つのローラにより支持され、しかも、第2ベルト感光体ローラ41に対して第1中間転写ベルトローラ53が対向配置されている。そのため、先の例であれば、ベルト感光体33の移動により、中間転写ベルト51と対向した時に、中間転写ベルト51の表面に、イエローの可視像が転写されることとなる。
尚、中間転写ベルト51上にカラー画像を形成するには、イエロー以外の他の色についても転写させる必要があるが、これには、イエローの場合と同じ転写手順を繰り返せばよい。すなわち、マゼンタの可視像であれば、マゼンタ離間用ソレノイド38Mを駆動させて、ベルト感光体33にマゼンタ現像カートリッジ35Mの現像ローラ37Mのみ接触させる。
これにより、ベルト感光体33にマゼンタの可視像が形成される。そして、マゼンタの可視像は、上記と同様にして、ベルト感光体33の移動により、そのマゼンタの可視像が中間転写ベルト51と対向した時に、すでにイエローの可視像が転写されている、中間転写ベルト51上に重ねて転写される。このような同様の動作が、シアン現像カートリッジ35Cに収容されるシアンのトナーおよびブラック現像カートリッジ35Kに収容されるブラックのトナーによって繰り返され、これによって、中間転写ベルト51上にカラー画像が形成される。
転写ローラ27は、中間転写ベルト51上に形成されたカラー画像を用紙5上に一括転写するためのものであって、金属製のローラ軸に導電性のゴム材からなるローラを被覆してなる。転写ローラ27は中間転写ベルト51を挟んで第3中間転写ベルトローラ57と対向配置される。そのため、中間転写ベルト51上に形成されたカラー画像は、用紙5が中間転写ベルト51と転写ローラ27との間を通る間に転写ローラ27によって、用紙5上に転写される。
定着部29は、中間転写ベルト機構部25の後方に配置され、加熱ローラ61と、その加熱ローラ61を押圧する押圧ローラ63と、加熱ローラ61および押圧ローラ63の下流側に設けられる1対の搬送ローラ65とを備えている。加熱ローラ61は、外層がシリコンゴム、内層が金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えている。加熱ローラ61は、転写ローラ27により用紙5上に一括転写されたカラー画像を、用紙5が加熱ローラ61と押圧ローラ63との間を通過する間に熱定着させるものである。
3.電気的構成
次に、上記レーザプリンタ1の電気的構成について説明する。図2は、レーザプリンタ1の電気的構成を概念的に示すブロック図である。制御装置90は、図2に示すようにCPU91、ROM92、RAM93、画像メモリ94、制御部97、付加情報メモリ110並びに付加パターン生成部100よりなる。また、符号95は、パーソナルコンピュータ(PC)150などの外部機器と接続するためのインターフェイス(IF)である。
ROM92はプリンタ1を制御するための各種制御プログラムが記憶されるものであり、RAM93は各種制御プログラムが読み出される作業領域として用いられるものである。また、画像メモリ94は、インターフェイス95を通じて受信される印刷ジョブを展開処理した画像データを一時記憶しておくものである。
付加情報メモリ110は、レーザプリンタ1のメーカ名、プリンタ機種名や、印刷ジョブと共に送られてくる印刷ジョブの送信日時、ユーザ名等の付加情報を記憶させておくものである。また、付加パターン生成部100は付加情報メモリ110に記憶された付加情報に基づいて、追跡情報としての付加パターン(本発明の特定パターンの一例に相当)Bを生成するものである。
制御部97はASIC(Application Specific Integrated Circuit)からなるとともに、先に説明した画像形成部9、入力パネルなどからなる操作部98、各種ランプなどからなる表示部99が電気的に連なっている。そして、CPU91は、これら各部、すなわち制御部97、画像メモリ94、付加情報メモリ110、付加パターン生成部100を、次に説明するフローチャート図に従って制御して用紙5上にカラー画像を形成するものである。
図3は、CPU91によって実行される印刷処理の流れを示すフローチャート図である。
オペレータにより、レーザプリンタ1の電源が投入されると、まず、初期化処理(例えばRAM93、画像メモリ94、並びに付加情報メモリ110を初期化する処理)がCPU91により行なわれ、続いて、上位装置から印刷ジョブが送信されるのを待つ待機状態となる(ステップ10)。そして、上位装置たるパーソナルコンピュータ150から印刷ジョブが送信されると、インターフェース95を通じて、これが制御装置90によって受信される(ステップ20)。
そして、印刷ジョブの受信に続いてステップ30に移行する。ステップ30では、受信された印刷ジョブ(PDLデータ)を画像データ(ラスターデータ)に展開する処理がCPU91によって行なわれ、その後、生成された画像データを画像メモリ94に記憶させる処理が行なわれる。
尚、パーソナルコンピュータ150から送信されるデータ中には印刷ジョブのほか、印刷ジョブの送信日時、ユーザ名等の付加情報が含まれており、CPU91は、これらの付加情報を付加情報メモリ110に記憶させる処理を併せて行なう。
ステップ30における処理に続いて、今度はステップ40に移行する。ステップ40では、画像データに重畳される付加パターンBを生成する処理が行なわれる。付加パターンBとは、付加情報メモリ110に記憶された付加情報に基づいて規則的に配置されたドットの配列パターンである。
ここでいう、規則的とは、画像形成後の用紙から付加パターンBを読み取ることが出来るように、予めドットの配置間隔について定めておくという意味であり、本実施形態では、基準点Pを元に、図4において太線で示す格子(以下、基本格子Kと呼ぶ)を仮想的に設け、格子の交差部分にドットを付すようにしている。これにより、読取装置で、基準ドッド(基準点Pに付されたドット)が付された位置を基準として、格子の交差部分におけるドッドの有無を検出することで、画像形成後の用紙から付加パターンBを読み取ることが可能となる。尚、本実施形態では、図4に示す×の位置(隣接する格子と重なる部分)には、ドットを付さないように決めてある。
ドットの配列パターンの生成が完了すると、今度は、ステップ50に移行される。ステップ50では、画像メモリ94から画像データが順次読み出されるとともに、読み出された画像データに付加パターンを重畳させる処理がCPU91により行なわれる。すなわち、CPU91により付加パターンBを、用紙の画像形成領域のほぼ全面に亘って割りつけたデータが生成され、画像データにこれが重畳される。尚、後述するが、CPU91は付加パターンBを用紙の画像形成領域に割り付ける際に、隣接する付加パターンBの並び(基準点P’間の距離)が不規則になるように調整処理を行なう。
そして、付加パターンBが重畳された画像データは、ステップ90において制御部97に対して出力され、制御部97はこれに従って、画像形成部9並びに各装置の制御を行なう。
これにより、図示しない駆動源としてのモータが駆動されることで、一連の画像形成処理が開始される。すなわち用紙5の搬送が開始されるとともに、所定のタイミングでレーザ光が照射されることで、ベルト感光体33の表面には、付加パターンが重畳された画像データに従った静電潜像が形成される。その後、ベルト感光体33には、静電潜像が現像ローラ37を介して現像された可視像が形成され、これが、中間転写ベルト51に転写される。
これを各トナー色ごとに順次繰り返すことで、中間転写ベルト51上には付加パターンを含むカラー画像が形成される。形成されたカラー画像は、用紙5が画像形成位置を通るときに転写ローラ27によって、今度は、用紙5に転写される。その後、定着部29を通過することで、カラー画像は熱定着され、用紙5は排紙ローラ67によって本体ケーシング3の上部に形成される排紙トレイ69上に排紙されることとなる。
4.付加パターンBを画像形成領域に割り付ける処理
本実施形態では、図4に示すように、用紙の画像形成領域に、領域の左隅の位置が原点(0、0)となるような座標系(主走査方向をX方向、副走査方向をY方向とする直交座標系)が割り当てられており、同座標系に従って、付加パターンBを構成する各ドッドの配置を決めることで、画像形成領域上に付加パターンBが割り付けられるようになっている。以下の説明において、付加パターンBのX方向の並びを段とし、Y方向の並びを列とする。尚、主走査方向とは、レーザ光の走査方向であり、副走査方向とは記録媒体の送り方向である。
まず、付加パターンBの割り付けについて、その大まかな流れを簡単に説明しておくと、割り付けは、各段ごとに列順で行なう。すなわち、まず、初段(Y方向の一段目)の1列目から列順に割り付けを行い、初段の全列について割り付け処理が完了すると、今度は、次段(Y方向の二段目)に移行して、先の要領で割り付けを列順に行ない、その後、次の段に移行する。これを全ての段について行なうことで、用紙の画像形成領域の全面に付加パターンBを割り付けることとしている。
さて、具体的な割付処理について図5を参照して説明すると、まず、基準点Pの座標を画像形成領域の座標系にセットする処理がCPU91により行なわれる。すなわち、ステップ51で、基準点PのY座標がゼロにセット(PosY=0)され、これに続く、ステップ53で基準点のX座標がゼロにセット(PosX=0)される。これにより、基準点Pが、図4に示す、座標(0、0)の位置にセットされる。
基準点Pが座標(0、0)の位置にセットされると、これに続いて、ステップ55に移行し、そこで、Qh、Qvの2つの値が乱数により決定される。具体的には、Qhについては、正の数であって、格子幅aの1/2以下の範囲内で定められ、Qvについては、正の数であって、格子幅bの1/2以下の範囲内で定められる。
上記要領で定めたQhが基準点PのX方向に関する移動量とされ、Qvが基準点PのY方向に関する移動量とされる。また、基準点Pの移動方向は、次のように定められる。すなわち、X方向については、図4の右側に向かう方向が正方向とされ、Y方向については、図4の下側に向かう方向が正方向とされる。ここで、Qh、Qvは、値の大きさ自体は、先にも述べたように、乱数で定められるので不定であるが、乱数の抽出範囲は正の値に限定されているため、X方向、Y方向ともに、正方向に移動が行なわれるように予め設定されている。
係る構成により、本発明の「前記調整を行う際の、基準点の移動方向がX方向、Y方向共に一の方向に統一されている」が実現されている。
ステップ57では、ステップ55で決定されたQh、Qvの値をそれぞれ基準点Pの座標値に加算して、基準点Pの位置を移動させる処理がCPU91により、次の(1)式、(2)式に従って行なわれる。
P’のX座標=PosX+Qh・・・・・・・・・(1)
P’のY座標=PosY+Qv・・・・・・・・・(2)
尚、「P’」とは、移動後の基準点Pを示す。
ここでは、PosX=0、PosY=0であるので、P’の座標は(Qh、Qv)とされる。
そして、点P’の座標(Qh、Qv)を基準に基本格子Kが割り当てられる。基本格子Kは、図6に示す通りの4×4格子であって、具体的構成は、以下の様である。すなわち、X方向について格子幅がaであり、格子の数が4(本発明のcに相当)である。一方、Y方向については格子幅がbであり、格子の数が4(本発明のdに相当)とされる。また、基本格子K全体としての大きさは、X方向の幅がLh(本発明の表現では4aに相当)、Y方向の幅がLv(本発明の表現では4bに相当)とされる。
そして、図6に示すように、基本格子K上の格子交差位置に各ドッドD1〜D4が位置するように各ドッドの座標値がCPU91により決定される。これにより、初段における1列目の付加パターンB11について割付が完了する。尚、同図6中には、座標(0、0)を元に、基本格子と同じサイズの格子をX方向、Y方向にそれぞれ整列状に配置したものを1点鎖線にて示してあるが、上述のように、基準点を点Pの位置から点P’の位置に移動させる処理を行なうことで、付加パターンB11の全体が、1点鎖線の位置からずれて配置される。
かくして、1列目の付加パターンB11を割り付ける処理が完了すると、今度は、X方向に隣接する次列の付加パターンBについての割り付けを行なう処理がCPU91により行なわれる。
すなわち、ステップ59に移行し、基準点PのX座標を次の列の座標に合わせて更新する処理が、次の(3)式に従ってCPU91により行なわれる。
PosX=PosX+Lh・・・・・・・・・・(3)
基準点Pの元の座標値は(0、0)であるので、更新後の基準点Pの座標は(Lh、0)となる(図7参照)。
そして、ステップ59の処理の完了に続いて、ステップ81に移行する。ステップ81では、全列について付加パターンBの割り付けが完了したか、否かについて判定がCPU91により行なわれる。ここでは、1列目しか割り付けが完了していないので、No判定され、ステップ55に移行する。
ステップ55では、乱数によりX方向、Y方向の移動量(Qh、Qv)が新たに決められる。その後、ステップ57で、上記(1)、(2)式に従って、基準点Pを移動する処理が行なわれる。ここでは、基準点Pの座標が(Lh、0)であるので、点P’の座標は(Lh+Qh、Qv)とされる。
そして、同図7に示すように、点P’の座標(Lh+Qh、Qv)に基づいて基本格子Kが割り当てられ、基本格子K上の格子交差位置に各ドッドD1〜D4が位置するように各ドッドの座標値がCPU91により決定される。これにより、2列目の付加パターンB21について割り付けが完了する。
その後、ステップ59に移行して、再び、基準点Pの座標を次の列に合わせて更新する処理がCPU91により行なわれ、上記要領で、3列目の付加パターンB31について割り付け処理が行なわれる。そして、付加パターンBの割り付けが全列完了すると、ステップ81でYes判定され、ステップ83に移行する。
ステップ83では、基準点PのY座標を次の段の座標に合わせて更新する処理がCPU91により以下の(4)式に基づいて行なわれる。
PosY=PosY+Lv・・・・・・・・・・・(4)
ここでは、基準点PのY座標の元の値はゼロ(PosY=0)であるので、更新後の値はLv(PosY=Lv)とされる。そして、ステップ85に移行してNo判定された後、ステップ53で基準点PのX座標がゼロにセットされる。
かくして、基準点Pの座標が(0、Lv)となる。その後は、ステップ55で、再び、基準点Pの移動量(Qh、Qv)が乱数によりランダムに決定される。その後、ステップ57で、上記(1)、(2)式に従って、基準点Pを移動する処理がCPU91により行なわれる。
ここでは、基準点Pの座標が(0、Lv)であるので、点P’の座標は(Qh、Lv+Qv)とされる。そして、点P’の座標(Qh、Lv+Qv)に基づいて、基本格子Kが割り当てられ、基本格子K上の格子交差位置に各ドッドD1〜D4が位置するように各ドッドの座標値がCPU91により決定される。これにより、二段目における1列目の付加パターンB12について割り付けが完了する。
その後は、初段の場合と同じ要領で、B22、B32の順に、付加パターンBを割り付ける処理がCPU91により行なわれる。そして、付加パターンBの割り付けが全列について完了すると、ステップ81でCPU91によりYes判定され、ステップ83に移行する。
ステップ83では、再び、基準点PのY座標が次の段の座標に合わせて更新される結果、今度は、3段目について、付加パターンBを割り付ける処理がCPU91により行なわれる。そして、全段について付加パターンBの割り付けが完了すると、ステップ85でCPU91によりYes判定され、処理は終了する。
そして、このときには、用紙の画像形成領域の全面に渡って、付加パターンBが割り付けられた状態となるが、各付加パターンBごとにステップ55の処理をそれぞれ行なって、基準点Pの移動量(Qh、Qv)を乱数で定めているので、図8に示すように、付加パターンBの並びが不規則になる。係るステップ55並びにステップ57の処理により、本発明の「隣り合う基準点(P’)間の距離が不規則となるように調整」が実現されている。また、CPU91が、本発明の「調整手段」の一例に相当している。
このように、付加パターンBの配置を不規則にしておけば、いずれの付加パターンBも画像との重なりに起因して読み取りが困難という事態を回避でき、付加パターンBを読み取る確率を向上させることが出来る。
加えて、基準点Pの移動は「Qh」、「Qv」の値に従うが、本実施形態のものは「Qh」の値が格子幅aの1/2の範囲内で定められ、「Qv」の値についても、格子幅bの1/2の範囲内で定めらる。しかも、移動方向については一方向(正方向)に統一されている。このような構成であれば、図9に示すように、基準点Pの移動に伴って、隣接する付加パターンB同士が一部重なった(図9に示すハッチング領域)としても、その重複量が格子幅a、或いはbの半分以下に抑えられる。係る構成により、本発明の「前記調整手段は隣合う基本格子同士の重なりが、X方向にa未満、Y方向にb未満に収まる範囲内で前記調整を行う」が実現されている。
このように、付加パターンB同士の重なりを格子幅の半分以下に抑えることで、隣接する付加パターンBのドット同士(例えば、DaとDbの組、並びにDcとDdの組)が連続したり、重なったりすることがない。具体的には、本実施形態では、ドットの大きさと格子幅の関係は、格子幅間に8つのドットを付すことが出来るように設定されている。そのため、X方向についてのみ着目すると、図10に示すように、付加パターンB同士の重なりが上限(格子幅の半分)の状態にあったとしても、ドット間(DaとDbの間)には、3ドッド分のスペースを確保できる(図10の中段)。
仮に、隣接する付加パターンB間で、ドット同士が連続したり、重なってしまうと、付加パターンBを読み取る際に、読取装置が付加パターンBを誤認識することが起こり得るが、上記構成のように、付加パターンB同士の重なりを格子幅の半分以下に抑えれば、隣接するドット間に、常に隙間を確保することが出来、係る不具合を未然に回避することが出来る。
また、図10の下段には、付加パターンB同士の重なりを格子幅aを超えない範囲で増し、隣接するドット間のスペースを詰めた例を示してある。このように、隣接するドット間(ここでは、DaとDb)において、少なくとも、1ドッド分のスペースを設けておけば、原理的には、読取可能である。
また、基準点Pの移動方向について、本実施形態では、X方向、Y方向共に、一の方向(正方向)に統一してあるが、これにより、以下の効果が得られる。仮に、移動方向を統一せず、二方向のそれぞれについて移動を可能(例えば、X方向について正方向に加えて負方向へも、移動可能な構成とする)とすると、先の、ドッド間の距離を確保する場合にも、二方向分を考慮した演算処理が必要となり、処理が複雑となる。この点に関し、本実施形態では、移動方向が一の方向に統一されているので、基準点Pの移動量の上限値を格子幅の半分に設定するだけで、ドッドの読み取りに必要な隙間を、隣接するドッド間において確保できる。
また、本実施形態では、付加パターンBをランダムに配置しているが、配置そのものは、隣合う付加パターンBの格子同士が、隙間なく整列状に並ぶ状態(本発明の隣合う特定パターンの基準点間のX方向の距離がacとなり、Y方向の距離がbdとなる関係)を基本配置(図6、図7において一点鎖線で示す)とし、同基本配置をもとに、乱数により決定された移動量(Qh、Qv)だけ付加パターンBの位置をずらすこととしている。このような構成であれば、記録媒体としての用紙上により多くの数、付加パターンBを付すことが出来る。従って、画像形成後の用紙から付加パターンBを読み取れる確率が高まる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図11ないし図15によって説明する。
実施形態1では付加パターンBの配置をランダムにした結果、図8に示すように隣接する付加パターンB同士が一部において重なる状態が起こり得たが、実施形態2のものは、付加パターンBの配置をランダムにした上で、隣接する付加パターンB同士が重ならないようにしたものであり(請求項5に記載の発明の一例、図11参照)、他の構成は実施形態1と同様である。
図12のフローチャートは、図5のフローチャートに対応するものであるが、図5のフローチャートの処理との大きな相違点としては、基準点Pの座標を次の段、或いは次の列に合わせて更新する際に、すでに、割り付けが完了している隣接する付加パターンBの移動量を考慮した点にある。また、この実施形態では、n列の付加パターンに対応してn個のバッファ1〜バッファnが設けられている。これら各バッファには、以下の処理を行なう過程で、同列のY方向に関する基準点Pの移動量Qvが累積的に記憶される(図13参照)。
では、具体的な処理について、説明してゆくと、まず、ステップ61並びに、ステップ63の処理で、付加パターンBの基準点Pの座標を、画像形成領域の座標系にセットする処理が行なわれる(実施形態1と同様)。すなわち、ステップ61で基準点PのY座標がゼロにセット(PosY=0)され、これに続く、ステップ63で基準点のX座標がゼロにセット(PosX=0)される。これにより、基準点Pが座標(0、0)の位置にセットされる。
尚、ステップ61では、座標値の設定と併せて、全バッファ1〜バッファnの値をクリア(ゼロにする)する処理が行なわれ、ステップ63では、♯の値が1にセットされる。また、♯の値はバッファの列番と対応している。
基準点Pの座標がセットされると、これに続いて、ステップ65に移行して、基準点PのY座標に、バッファに記憶された累積値(移動量Qvの累積値)BFを加算する処理が以下の(5)式に従って行なわれる。
PosY’=PosY+BF♯・・・・・・・・(5)
ここでは、♯=1であり、累積値BF1=0であるため、加算の前後で基準点のY座標は変化せず、PosY’=PosY=0である。
そして、ステップ65の処理に続いて、ステップ67に移行して、Qh11、Qv11の2つの値が乱数により決定される。このステップ67による処理は、実施形態1のステップ55の処理と同一の処理である。
続いて、ステップ69に移行する。ステップ69では、以下の式に従って基準点Pの位置を移動する処理が行なわれる。
P’のX座標=PosX+Qh・・・・・・・・(6)
P’のY座標=PosY’+Qv・・・・・・・(7)
尚、「P’」とは、移動後の基準点Pを示す。
その後、図14に示すように、点P’の座標(Qh11、Qv11)を基準として付加パターンBを構成する各ドットの割り付けが行なわれる。これにより、初段の1つ目の付加パターンB11を割り付ける処理が完了する。
ステップ71では、バッファの値を更新する処理が、以下の(8)式に従って行なわれる。
BF♯=BF♯+Qv・・・・・・・・・・・・・・・・・(8)
ここでは、♯=1なので、1列目のバッファ1の値が、上式に基づいて更新されることとなる。すなわち、更新前におけるBF1の値はゼロなので、更新後のBF1の値はQv11になる(図13も参照のこと)。そして、バッファを更新する処理が完了すると、ステップ73に移行して、♯の値がインクリメントされる(ここでは、1から2になる)。
ステップ75では、基準点PのX座標を次の列の座標に合わせて更新する処理が、次の(9)式に従って行なわれる。
PosX=PosX+Lh+Qh・・・・・・・・・・・・・(9)
ここでは、更新前の基準点PのX座標(PosX)の値はゼロである。そのため、更新後には、元の値に、Lh+Qh11の値が加算される結果、基準点PのX座標(PosX)の値はLh+Qh11となる。
続いて、ステップ81で判定処理が行なわれるが、ここではNo判定されるため、再び、ステップ65に移行する。ステップ65では、上記(5)式に基づいて基準点PのY座標に累積値BF2を加算する処理が行なわれる。ここでは、累積値BF2=0であるため、加算の前後で基準点のY座標は変化せず、PosY’=PosY=0のままである。
かくして、基準点Pの座標は(Lh+Qh11、0)となる。このように、ステップ75でX座標を次の列の座標に合わせて更新する際に、Qhを加算することで、図14に示すように、基準点Pの位置が、同図14に示すH2に示す位置に対して、付加パターンB11の移動量Qh11分、正方向にずらされた位置H2’になる。
次に、ステップ67でQh21、Qv21の値が乱数により定められ、ステップ69で基準点Pを移動させる処理が、上記(6)、(7)式に従って行なわれる。そして、移動後のP’の位置を元に付加パターンB21を割り付ける処理が行なわれるが、基準点Pの移動方向は正方向に限定されているので、付加パターンB21は、図14に示すH2’の位置より更に、右方向に移動されることとなる。従って、付加パターンB21を割り付けると、X方向に隣接する付加パターンB11との間に移動量分の隙間(ここでは、Qh21)が出来る。
それ以降は、ステップ81でYes判定されるまで、上記した一連の処理が繰り返し行なわれて、各付加パターンBが隣接する付加パターンBに重なることなく、用紙の画像形成領域上に順に、割り付けられる。また、上述した一連の処理を行なう過程で、バッファの値が更新される結果、図13の上段に示すように、各列のバッファには、対応する付加パターンBのY方向についての移動量Qvがそれぞれ記憶されることとなる。
さて、一段目の付加パターンBについて、全列、割り付けが完了すると、ステップ81でYes判定され、ステップ83に移行する。ステップ83では、以下の(10)式に従って、基準点PのY座標を次の段の座標に合わせて更新する処理が行なわれる。
PosY=PosY+Lv・・・・・・・・・・・(10)
更新前において、基準点PのY座標はゼロであるので、更新後、基準点PのY座標(PosY)の値はLvとなる。
その後、ステップ85の判定処理でNo判定され、再び、ステップ63に移行する。ステップ63では、基準点PのX座標(PosX)の値がゼロにリセットされる。
その後、ステップ65で基準点PのY座標に、移動量Qvの累積値BF♯を加算する処理が、上記(5)式に従って、行なわれる。
ここでは、累積値BF1=Qv11であるため、加算後の基準点のY座標(PosY’)はLv+Qv11となる。
かくして、基準点Pの座標は(0、Lv+Qv11)となる。このように、ステップ65でバッファに記憶された値を加算することで、図15に示すように、基準点Pの位置が、V2に示す位置に対して、付加パターンB11の移動量Qv11分、正方向(図15の下方向)にずらされた位置V2’になる。
次に、ステップ67で基準点Pの移動量(Qh12、Qv12)が乱数により定められ、ステップ69で基準点Pを移動させる処理が、上記(6)、(7)式に従って行なわれる。そして、移動後のP’の位置を元に付加パターンB12を割り付ける処理が行なわれるが、基準点Pの移動方向は正方向に限定されているので、付加パターンB12は、図15に示すV2’の位置より更に、下方向に移動されることとなる。従って、付加パターンB12を割り付けると、隣接する付加パターンB11との間に移動量分の隙間(ここでは、Qv12)が出来る。
それ以降は、ステップ81でYes判定されるまで、上記した一連の処理が繰り返し行なわれる。これにより、2段目の付加パターンBはY方向に隣接する一段目の付加パターンBに重なることなく、順に割り付けられる。そして、各付加パターンB22、・・Bn2の基準点PのX座標は、1段目の付加パターンの処理で説明した要領に従って定められるので、X方向についても隣接する付加パターンB同士が重なることがない。
また、上述した一連の処理を行なう過程で、ステップ71の処理が実行され、上記(8)式に従って、バッファの値が更新される結果、図13に示すように、2段目の割付処理が完了したときには、各バッファ1〜バッファnには、一段目の移動量Qv1に二段目の移動量Qv2が累積的に加算される。
そして、2段目について付加パターンBの割り付けが完了した後には、3段目の付加パターンBを割り付ける処理が行なわれることとなるが、このときには、ステップ65で、上述の(5)式に従って、基準点PのY座標(PosY)に対して移動量Qvの累積値BFが加算される。従って、基準点PのY座標が上段に位置する同列の付加パターンBの移動量Qvの累積値分だけずらされる。従って、3段目、並びにそれ以降の段の付加パターンBについても、Y方向に隣接する上位側の付加パターンBに重なることなく、割り付けが行なわれる。
そして、全段について、付加パターンBの割り付け処理が完了すると、ステップ85でYes判定され、処理が完了する。尚、係るステップ61〜ステップ85の処理は、いずれもCPU91により行なわれる。
このように、実施形態2のものでは、付加パターンBをランダムに配置しつつも、隣接する付加パターンB同士が互いに重ならないように調整している。従って、各付加パターンBを構成するドッド同士の距離を最適な状態に保つことが出来るので、より一層確実に、画像形成後の用紙から付加パターンBを読み取ることが可能となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)実施形態1及び実施形態2では、基本格子Kを4×4の格子としたが、格子はこれに限定されるものではない。すなわち、読取装置で読み取り可能であればよく、例えば、長方形のものであってもよい。
(2)実施形態1及び実施形態2では、画像形成装置として、電子写真方式のレーザプリンタを例示したが、インクジェット方式にも適用可能である。
(3)実施形態1及び実施形態2では、基準点Pの移動方向について、X方向、Y方向共に、正方向に統一したが、移動方向はこれに限定されるものではなく、少なくとも、X方向、Y方向について、それぞれが一の方向に統一されていればよい。例えば、X方向、Y方向をいずれも負の方向に統一したり、或いは、X方向については正の方向に統一し、Y方向については負の方向に統一する等である。
実施形態1におけるレーザプリンタの要部側断面図 レーザプリンタの電気的構成を概念的に示すブロック図 印刷処理の流れを示すフローチャート図 付加パターンの一例を示す図 付加パターンを割り付ける処理の流れを示すフローチャート図 付加パターンB11の割り付け位置を示す拡大図 他の付加パターンの割り付け位置を示す拡大図 付加パターンが用紙の画像形成領域上にランダムに配置された状態を示す図 付加パターン同士が重なった状態を示す図 ドット間の隙間を示す図 実施形態2において、用紙の画像形成領域上に付加パターンを割り付けた状態を示す図 付加パターンを割り付ける処理の流れを示すフローチャート図 バッファによる移動量Qvの累積保持を示す図 X方向について、基準点P(P’)の設定の仕方を示す図 Y方向について、基準点P(P’)の設定の仕方を示す図
符号の説明
1…レーザプリンタ(画像形成装置)
90…制御装置
91…CPU(調整手段)
B…付加パターン(特定パターン)

Claims (5)

  1. 基準点をもとに複数個のドットを規則的に配した特定パターンを、形成する画像に複数付加して出力する画像形成装置において、
    隣り合う基準点間の距離が不規則となるように調整する調整手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記特定パターンは、X方向について格子幅がa、格子の数がcであり、Y方向について格子幅がb、格子の数がdである基本格子上に、前記複数個のドットを規則的に配した構成とされ、
    前記調整手段は隣合う基本格子同士の重なりが、X方向にa未満、y方向にb未満に収まる範囲内で前記調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記調整手段は、
    aとcの積をacとし、bとdの積をbdとした場合に、
    隣合う特定パターンの基準点間のX方向の距離がacとなり、Y方向の距離がbdとなる関係を基本配置とし、この基本配置をもとに前記調整を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記調整を行う際の、基準点の移動方向がX方向、Y方向共に一の方向に統一されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記調整手段は、前記調整を、
    一の特定パターンを構成するドッドと、それと隣接して位置する他の特定パターンを構成するドッドの距離が、少なくともX方向でa以上、Y方向でb以上離間するように行なうことを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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