JP6488943B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
しかし、給紙トレイを持たない後処理装置では、校正用紙を後処理装置の内部に手動でセットする必要があり、カラーセンサーの校正に手間がかかる。そこで、画像形成装置の本体給紙トレイから通常の画像形成時と同様に校正用紙を通紙し、カラーセンサーの校正を行うことが考えられる。
ただし、カラーセンサーを校正する作業者によって校正用紙の使用回数を手動でカウントする場合、カウントを誤って寿命を超過した校正用紙を使用してしまうと、正しく校正できない可能性がある。また、一つの校正用紙を異なる複数の作業者が使う場合には、正確なカウントができないおそれがある。
コストアップを回避するためには、マークを書き込む手段として、元々画像形成装置が有する画像形成部を利用することになるが、この場合、校正用紙に既に形成されているマークの位置を把握できていない状態で、校正用紙にマークを書き込むことになる。そのため、校正用紙のどこにマークを形成すればよいか、判断が難しいという問題があった。
まず、本発明に係る画像形成装置の第1の実施の形態について説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
画像形成装置100は、原稿から画像を読み取って得られた画像データ、又は、外部装置から受信した画像データに基づいて、電子写真方式によりカラー画像を形成する画像形成装置である。
画像形成装置100は、操作部15、表示部20、原稿読取ユニット30、画像形成部40、給紙部50、後処理部60、画像読取部70等を備える。
画像形成部40は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応する感光体ドラム41Y,41M,41C,41K、中間転写ベルト42、2次転写ローラー43、定着部44、反転機構45等を備える。
感光体ドラム41M,41C,41Kについても、扱う色が異なることを除いて、感光体ドラム41Yと同様であるため、説明を省略する。
中間転写ベルト42上のカラートナー像は、2次転写ローラー43により、用紙上に一括して転写される(2次転写)。
反転機構45は、用紙の両面に画像を形成する場合に、用紙面を反転させる。
例えば、画像読取部70は、画像形成部40により用紙上に形成された画像を読み取り、画像の色や位置、汚れ等を検査する際に用いられる。
また、画像読取部70は、予め定められた校正用画像が印刷された用紙(校正用紙)から校正用画像を読み取り、画像読取部70の出力値を校正する際に用いられる。校正用画像には、各色のパッチや階調パターン等が含まれる。
図2に示すように、画像形成装置100は、操作部15、表示部20、原稿読取ユニット30、画像形成部40、給紙部50、後処理部60、画像読取部70、制御部81、記憶部82、通信部83、搬送部84等を備える。なお、既に説明した機能部については、説明を省略する。
制御部81は、取得された校正用紙の使用回数から校正用紙の残りの使用回数を算出し、当該算出された残りの使用回数をユーザーに報知する。
制御部81は、取得された校正用紙の使用回数が予め定められた上限値を超過した場合に、その旨を表示部20を介してユーザーに報知する。
図3は、画像形成装置100において実行される校正処理を示すフローチャートである。この処理は、制御部81のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、制御部81は、主走査方向の位置の決定に用いる第1の乱数を取得する(ステップS21)。例えば、制御部81は、乱数生成器又は乱数生成プログラムにより生成された乱数を取得する。
次に、制御部81は、副走査方向の位置の決定に用いる第2の乱数を取得する(ステップS22)。
ステップS24において、マーク形成位置座標が余白領域内である場合には(ステップS24;YES)、マーク位置決定処理Aが終了する。
マーク領域とマーク以外の領域とでは、画像読取部70により出力されるセンサー値が異なることから、制御部81は、余白領域201,202において得られた画像データに基づいて、副走査方向に沿ってマーク領域とマーク以外の領域との境界(エッジ)の数をカウントし、カウントしたエッジ数を2で除した値をマークの個数とする。図6では、余白領域201,202において、副走査方向に沿ったエッジの数「8」を取得し、エッジ数を2で除した値「4」をマークの個数とする。
校正用紙の残回数が0以上である場合には(ステップS7;YES)、制御部81は、校正用紙の残回数を表示部20に表示させる(ステップS8)。
校正用紙の使用回数が上限値を超過していると、校正用紙が劣化し、画像読取部70を正しく校正することができない場合もある。このため、校正の精度については保証できないが、ユーザーの希望に応じて、校正を有効とする。
また、校正用紙の残回数を表示することにより、ユーザーに残回数を認識させることができる。ユーザーは、残回数が少なくなってきた場合に、代わりの校正用紙を準備することができる。
また、校正用紙の使用回数が上限値を超過した場合には、その旨を表示するので、ユーザーに校正用紙が寿命に達していることを警告することができる。
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態における画像形成装置は、第1の実施の形態に示した画像形成装置100と同様の構成であるため、図1及び図2を援用し、その構成については図示及び説明を省略する。以下、第2の実施の形態に特徴的な構成及び処理について説明する。
制御部81は、画像読取部70により読み取られたマークの濃度が予め定められた値以上の場合に、当該マークが重なっていると判断する。
制御部81は、マークが重なっていると判断された場合に、当該マークの重なり具合に応じて校正用紙の使用回数における加算値を変更する。マークの濃度によってマークが重なっていることを判断するので、マークは、中間調かつ一様の濃度であることが望ましい。
第2の実施の形態においても、図3に示した校正処理と同様の処理が行われるが、第2の実施の形態では、ステップS5の処理に代えて、図7に示す使用回数カウント処理が行われる。
次に、制御部81は、画像読取部70により読み取られた校正用紙のマーク領域のセンサー値を取得する(ステップS32)。なお、制御部81は、マーク領域内のセンサー値のうち、最も小さい値(高濃度領域のセンサー値)を取得する。
センサー値が300より大きい場合(ステップS33;YES)、すなわち、マーク領域の濃度が所定の値未満の場合(マークの濃度が相対的に低い場合)には、制御部81は、カウント加算値を1とする(ステップS34)。
また、マークの重なり具合に応じて校正用紙の使用回数における加算値を変更するので、マークが重なっている場合にも、マークの個数、すなわち、校正用紙の使用回数を正確に把握することができる。
また、マーク領域の面積に基づいて、マークが重なっていることを判断してもよい。
次に、本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態における画像形成装置は、第1の実施の形態に示した画像形成装置100と同様の構成であるため、図1及び図2を援用し、その構成については図示及び説明を省略する。以下、第3の実施の形態に特徴的な構成及び処理について説明する。
第3の実施の形態においても、図3に示した校正処理と同様の処理が行われるが、第3の実施の形態では、ステップS2の処理とステップS3の処理の間に、図9に示すマーク形成条件決定処理が行われる。
次に、制御部81は、前回のマーク形成変更条件に基づいて、前々回のマーク形成条件と前回のマーク形成条件とで、変更項目が色であるか否かを判断する(ステップS42)。
一方、前回の変更項目が色でない場合には(ステップS42;NO)、制御部81は、今回のマーク形成条件を決定する際の変更項目を色とする(ステップS44)。
以上で、マーク形成条件決定処理が終了する。
また、マークの位置が異なる方が使用回数のカウントが容易であることから、マークの位置は、マークを形成する度に変更することが望ましい。
次に、本発明を適用した第4の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態における画像形成装置は、第1の実施の形態に示した画像形成装置100と同様の構成であるため、図1及び図2を援用し、その構成については図示及び説明を省略する。以下、第4の実施の形態に特徴的な構成及び処理について説明する。
主走査方向において、マークを形成可能な領域(余白領域)は、校正用紙400の両端の帯状の2か所の領域P,Qである。
副走査方向については、マークを形成可能な領域(余白領域)を10分割し、1〜10の数字に応じて、マークを形成する位置(領域1〜10)を割り当てる。
第4の実施の形態においても、図3に示した校正処理と同様の処理が行われるが、第4の実施の形態では、ステップS2のマーク位置決定処理Aに代えて、図11に示すマーク位置決定処理Bが行われる。マーク位置決定処理Bは、画像形成装置の製造番号からマーク位置を決定する処理である。
ステップS53において、製造番号の末尾から2桁目の数字が奇数である場合には(ステップS53;NO)、制御部81は、主走査方向の位置を領域Qに決定する(ステップS55)。
制御部81は、製造番号の末尾から1桁目の数字に基づいて、副走査方向の位置を決定する(ステップS57)。具体的には、制御部81は、製造番号の末尾から1桁目の数字と同じ数字に対応する副走査方向領域に決定する。ただし、製造番号の末尾から1桁目の数字が0の場合には、副走査方向の位置を領域10に決定する。
以上で、マーク位置決定処理Bが終了する。
特に、製品出荷時等、製造番号が異なる複数の画像形成装置に対して、同一の校正用紙を用いて順に画像読取部70の校正を行う場合に効果がある。
次に、本発明を適用した第5の実施の形態について説明する。
第5の実施の形態における画像形成装置は、第1の実施の形態に示した画像形成装置100と同様の構成であるため、図1及び図2を援用し、その構成については図示及び説明を省略する。以下、第5の実施の形態に特徴的な構成及び処理について説明する。
制御部81は、今回のマークの位置を前回のマークの位置からずらす。
第5の実施の形態においても、図3に示した校正処理と同様の処理が行われるが、第5の実施の形態では、ステップS2のマーク位置決定処理Aに代えて、図12に示すマーク位置決定処理Cが行われる。マーク位置決定処理Cは、今回のマーク位置を前回のマーク位置からずらす処理である。
次に、制御部81は、副走査方向の位置を、前回の副走査方向領域の数字に1を加えた領域とする(ステップS66)。
以上で、マーク位置決定処理Cが終了する。
また、今回のマークの位置を前回のマークの位置からずらすことにより、使用回数のカウントが容易となる。
また、各実施の形態における特徴的な処理を組み合わせて行うこととしてもよい。
40 画像形成部
50 給紙部
70 画像読取部
81 制御部
82 記憶部
100 画像形成装置
T1〜T3 給紙トレイ
Claims (10)
- 用紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部の下流に設けられ、前記画像形成部により用紙上に形成された画像を読み取る画像読取部と、
前記画像形成部に用紙を供給する給紙部と、
前記給紙部にセットされた用紙が前記画像読取部の校正に用いる校正用紙である場合に、前記校正用紙の余白領域内において乱数を用いて使用回数に相当するマークの位置を決定し、前記画像形成部に前記校正用紙の前記決定された位置に前記マークを形成させ、前記画像読取部に前記形成されたマークを読み取らせる制御部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 用紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部の下流に設けられ、前記画像形成部により用紙上に形成された画像を読み取る画像読取部と、
前記画像形成部に用紙を供給する給紙部と、
前記給紙部にセットされた用紙が前記画像読取部の校正に用いる校正用紙である場合に、前記校正用紙の余白領域内において画像形成装置の固有情報に基づいて使用回数に相当するマークの位置を決定し、前記画像形成部に前記校正用紙の前記決定された位置に前記マークを形成させ、前記画像読取部に前記形成されたマークを読み取らせる制御部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記画像読取部により読み取られたマークの個数に基づいて、前記校正用紙の使用回数を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記画像読取部により読み取られたマークの濃度が予め定められた値以上の場合に、当該マークが重なっていると判断することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記マークが重なっていると判断された場合に、当該マークの重なり具合に応じて前記校正用紙の使用回数における加算値を変更することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記取得された校正用紙の使用回数から前記校正用紙の残りの使用回数を算出し、当該算出された残りの使用回数をユーザーに報知することを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記取得された校正用紙の使用回数が予め定められた上限値を超過した場合に、その旨をユーザーに報知することを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記画像形成部に前記マークを形成させる度に、当該マークの色又は形状の条件を切り替えることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記画像形成装置の固有情報及び前回のマークの位置に基づいて、今回のマークの位置を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記今回のマークの位置を前記前回のマークの位置からずらすことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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