JP4458624B2 - 車両用ドアの開閉検査装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボディへのドアの取付け完了後に、車両の組立ラインや検査場等で、ドアの開閉状況を検査するための車両用ドアの開閉検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドアのボディへのヒンジ部の組付誤差や変形等が生じていると、ドアの閉じ荷重が変化してしまうので、ドアの開閉速度を検出することでドアのボディへの取付け品質を検査するために、従来では、たとえば特開平4−50771号公報で開示されているような速度検出器を利用して、ドアの開閉速度を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるにドアの閉じ荷重が所定値よりも大きい場合、ドアを全閉させるのに通常必要である操作力でドアを閉じ方向に操作しても、ドアが全閉状態とはならずに半ドア状態になってしまうことがあり、そのような状態の検査は、従来では作業員が目視確認するようにしているため、作業員の工数増加を招いていた。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ドアの開閉速度を検出可能とするとともに半ドア状態を検出可能とし、ドア開閉状況の検査を自動化可能としてドア組付部の品質管理の向上を可能とした車両用ドアの開閉検査装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ボディに開閉自在に取付けられるドアの外周部に着脱可能に取付けられるドア側可動部材と、前記ボディに設けられる静止部材もしくは前記ボディに着脱可能に取付けられるボディ側固定部材と、前記ドアの回動軸線を中心とする仮想円弧上に間隔をあけて配置されて前記ドア側可動部材および前記ボディ側固定部材の一方に固定される一対の被検出部と、それらの被検出部を検出することを可能とするとともに前記ドアが半ドア状態にあるときには前記両被検出部の一方を検出したままとなるようにして前記ドア側可動部材および前記ボディ側固定部材の他方に取付けられる検出器と、該検出器で前記両被検出部を順次検出したときの検出タイミング差に基づいて前記ドアの開閉作動速度を演算するとともに前記両被検出部の一方を前記検出器が検出したままとなることに基づいて半ドア状態であると判断する演算ユニットとを備えることを特徴とする。
【0006】
このような請求項1記載の発明の構成によれば、ドアを開閉すると、ドアとともにドア側回動部材が回動するのに応じて、検出器が時間間隔をあけて一対の被検出部を検出することになり、それらの被検出部を順番に検出器で検出したときの検出タイミング差に基づいて演算ユニットでドアの開閉作動速度を演算することが可能であり、また両被検出部の一方を前記検出器が検出したままとなるときには演算ユニットが半ドア状態であると判断するので、作業員の目視確認によらずに半ドア状態を確実に検出することが可能であり、ドアの開閉速度検出と相まってドア開閉状況の検査を自動化することができ、それによりドア組付部の品質管理を向上することができる。
【0007】
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記ボディもしくは前記静止部材と前記ドアとの間に生じる隙間に挿脱可能にかつスライド可能に嵌合される嵌合突部をそれぞれ有する一対の位置決め具と、両位置決め具の連結および連結解除を切換可能として前記両位置決め具間に設けられる連結手段と、該連結手段で相互に連結された前記両位置決め具にその両側から前記ドア側可動部材および前記ボディ側固定部材を位置決め保持可能であるとともに、前記連結手段の連結解除時に前記両位置決め具を前記隙間に沿って離反せしめるのに応じて前記ドア側可動部材および前記ボディ側固定部材の位置決め保持を解除するようにして前記ドア側可動部材および前記ボディ側固定部材と前記両位置決め具との間にそれぞれ設けられる位置決め保持手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
このような請求項2記載の発明の構成によれば、ドア側可動部材およびボディ側固定部材を、それらの部材の両側に配置されるとともに連結手段で相互に連結された状態にある一対の位置決め具に、位置決め保持手段で位置決め保持することにより、ドア側可動部材およびボディ側固定部材の相対位置を正しく位置決めすることが可能であり、前記両位置決め具の嵌合突部を隙間に嵌合することで位置決めされた状態にあるドア側可動部材およびボディ側固定部材のドアおよびボディもしくは静止部材への取付けが可能となり、次いで連結手段の連結を解除して両位置決め具を隙間に沿ってスライドさせて相互に離反させることにより位置決め保持手段による位置決め保持を解除するようにして、ドアの開閉状況を検査するためのドア側可動部材およびボディ側固定部材のセットが完了することになり、開閉検査のための作業性を向上することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0010】
図1〜図8は本発明の一実施例を示すものであり、図1は後部サイドドアに開閉検査装置が装着された状態での車両の側面図、図2は図1の2矢示部拡大図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図3の4−4線断面図、図5は半ドア状態での図3に対応した断面図、図6は検出器による検出信号を示す図、図7は一対の位置決め具の連結を解除した状態での図4に対応した断面図、図8は図7の8矢視図である。
【0011】
先ず図1において、車両製造工場の組立ラインでは、ボディBに前部サイドドアDFおよび後部サイドドアDR等が取付けられて車両Vが組立てられるが、その車両Vの組立完了後に、たとえば後部サイドドアDRの開閉状況を検査するにあたっては、後部サイドドアDRおよびボディB間に開閉検査装置15が装着される。
【0012】
図2〜図4において、開閉検査装置15は、後部サイドドアDRの後部外周部に着脱可能に取付けられる平板状のドア側可動部材16と、ボディBに着脱可能に取付けられる平板状のボディ側固定部材17と、ドア側可動部材16に固定される一対の被検出部18,19と、それらの被検出部18,19を検出することを可能としてボディ側固定部材17に取付けられる検出器20と、前記ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17の両側で後部サイドドアDRおよびボディB間に装着可能である一対の位置決め具21,22と、それらの位置決め具21,22の連結および連結解除を切換可能として両位置決め具21,22間に設けられる連結手段23と、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17ならびに両位置決め具21,22間にそれぞれ設けられる位置決め保持手段24,25とを備える。
【0013】
後部サイドドアDRの閉鎖時に該後部サイドドアDRおよびボディB間には隙間26が生じるが、前記ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17は、その隙間26を相互間に挟んで配置されるものであり、ドア側可動部材16には、後部サイドドアDRへの着脱可能な取付けを可能とするためにたとえば3個の吸盤27,27…が取付けられ、ボディ側固定部材17には、ボディBへの着脱可能な取付けを可能とするためにたとえば3個の吸盤28,28…が取付けられる。
【0014】
ドア側可動部材16には、後部サイドドアDRの回動軸線に直交する平面内で前記回動軸線とは反対側に開いた略U字状となるように形成される被検出部材29が固定され、前記両被検出部18,19は、後部サイドドアDRの回動軸線を中心とする仮想円弧30(図3参照)上に間隔をあけて配置されるようにして被検出部材29の両端に形成される。
【0015】
ボディ側固定部材17には、略U字形に形成される支持部材31が、該支持部材31の両先端部間を後部サイドドアDRの開閉作動時に前記両被検出部18,19が順次通過するようにして固定されており、前記検出器20が該支持部材31に設けられる。
【0016】
検出器20は、たとえば発光ダイオード等の発光素子32と、フォトダイオードもしくはフォトトランジスタ等の受光素子33とで構成されるものであり、発光素子32は支持部材31の一方の先端部に取付けられ、受光素子33は該発光素子32に対向して前記支持部材31の他方の先端部に取付けられる。
【0017】
この検出器20によれば、後部サイドドアDRの開閉時に発光素子32および受光素子33間が被検出部18,19で遮られることにより、それらの被検出部18,19を検出することが可能である。しかも前記両被検出部18,19は、後部サイドドアDRが開放状態から全閉状態まで閉じ側に作動したときには、検出器20を順次通過するが、開放状態から閉じ側への作動時に後部サイドドアDRが半ドア状態に止まったときには、図5で示すように、一方の被検出部19が検出器20で検出されたままとなるようにしてドア側可動部材16に配設される。
【0018】
検出器20による検出信号は演算ユニット34に入力され、この演算ユニット34による演算結果は表示装置35に表示される。而して後部サイドドアDRを開放状態から閉じ側に操作したときに、後部サイドドアDRの閉じ速度が低速のときには、図6(a)で示すように、被検出部18,19の検出タイミング間の時間差が比較的大きな信号を検出器20が出力するのに対し、後部サイドドアDRの閉じ速度が高速のときには、図6(b)で示すように、被検出部18,19の検出タイミング間の時間差が比較的小さな信号を検出器20が出力するものであり、演算ユニット34は、両被検出部18,19を検出器20が順次検出したときの検出タイミング差に基づいて後部サイドドアDRの開閉作動速度を演算する。
【0019】
また開放状態から閉じ側への操作時に後部サイドドアDRが半ドア状態になったときには、図6(c)で示すように、両被検出部18,19の一方19を検出器20が検出したままとなるものであり、演算ユニット34は、検出器20が被検出部19を検出したままとなることに基づいて後部サイドドアDRが半ドア状態であると判断する。
【0020】
而して前記表示装置35には、後部サイドドアDRの閉じ側への作動速度を表示可能であるとともに、前記作動速度が設定値以下であると演算ユニット34が判断したとき、ならびに後部サイドドアDRが半ドア状態であると演算ユニット34が判断したときには、異常状態であることを示す表示がなされる。
【0021】
図7および図8を併せて参照して、一対の位置決め具21,22は、たとえば合成樹脂により形成されるものであり、ボディBと後部サイドドアDRとの間に生じる隙間26に挿脱可能にかつスライド可能に嵌合される嵌合突部36,37がそれぞれ位置決め具21,22に一体に設けられる。また両位置決め具21,22の両側には、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17の隙間26側の側部をスライド可能に嵌合せしめる嵌合溝38,38,39,39が設けられる。
【0022】
位置決め保持手段24は、位置決め具21と、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17との間に設けられるものであり、後部サイドドアDRおよびボディB間の隙間26の長手方向に沿うドア側可動部材16の一端部に固着される保持部材40と、前記隙間26の長手方向に沿うボディ側固定部材17の一端部において前記保持部材40に対応する部分に固着される保持部材41と、位置決め具21の両側に設けられる被嵌合部21a,21aとで構成される。
【0023】
前記保持部材40,41は、その保持部材40,41の長手方向と直交する横断面が略L字状をなす板状に各々形成されていて、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17の一面に沿ってそれぞれ延びており、その保持部材40,41と、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17との間には、位置決め具21を上方から挿脱可能な溝がそれぞれ形成される。そして、その保持部材40,41は、前記隙間26の長手方向に沿って位置決め具21側に向かうにつれて隙間26から離反するように傾斜した配置で、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17にそれぞれ固定される。また前記被嵌合部21a,21aは、前記両保持部材40,41と、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17との間の前記溝に、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17の前記隙間26に沿う外方側から挿脱可能に嵌合し得るようにして、前記保持部材40,41側で位置決め具21の両側に形成されるものである。
【0024】
また位置決め保持手段25は、位置決め具22と、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17との間に設けられるものであり、後部サイドドアDRおよびボディB間の隙間26の長手方向に沿うドア側可動部材16の他端部に固着される保持部材42と、前記隙間26の長手方向に沿うボディ側固定部材17の他端部において前記保持部材42に対応する部分に固着される保持部材43と、位置決め具22の両側に設けられる被嵌合部22a,22aとで構成される。
【0025】
前記保持部材42,43は、その保持部材42,43の長手方向と直交する横断面が略L字状をなす板状に各々形成されていて、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17の一面に沿ってそれぞれ延びており、その保持部材42,43と、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17との間には、位置決め具22を下方から挿脱可能な溝がそれぞれ形成される。そして、その保持部材42,43は、前記隙間26の長手方向に沿って位置決め具22側に向かうにつれて隙間26から離反するように傾斜した配置で、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17にそれぞれ固定される。また前記被嵌合部22a,22aは、前記両保持部材42,43と、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17との間の前記溝に、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17の前記隙間26に沿う外方側から挿脱可能に嵌合し得るようにして、前記保持部材42,43側で位置決め具22の両側に形成されるものである。
【0026】
連結手段23は、位置決め具21,22に基端が固定された一対の支柱46,47と、たとえば合成樹脂により棒状に形成されて前記各支柱46,47の先端にそれぞれ固定されるハンドル48,49と、一方のハンドル48に一端が固定されるとともに他方のハンドル49に設けられた有底の嵌合孔52への挿脱自在な嵌合を可能とした連結軸50と、該連結軸50の他端が前記嵌合孔52に嵌合された状態を保持する状態ならびに連結軸50の他端が前記嵌合孔52から離脱するのを許容する状態を切換可能な操作機構51とを備える。
【0027】
前記連結軸50の他端部には係合凹部53が設けられており、操作機構51は、嵌合孔52内に嵌合された連結軸50の該係合凹部53への係脱を切換えることを可能として構成される。
【0028】
すなわち操作機構51は、連結軸50の軸線に直交する軸線を有する支軸55により中間部がハンドル49に支承されるレバー54と、前記係合凹部53への係合を可能としてレバー44の一端に連結される係合部材56と、該係合部材56を係合凹部53に係合させる方向に付勢するばね力を発揮してレバー54および係合部材56間に設けられるばね57と、前記レバー44の一端部が係合凹部53に近接する側のばね力を発揮してレバー54の他端およびハンドル49間に設けられるばね58と、該ばね58のばね力に抗してレバー54の他端部を押込むことを可能としてハンドル49に支承される操作ボタン59とを備え、操作ボタン59は、ハンドル49からドア側可動部材16およびボディ側固定部材17に突出される。
【0029】
このような連結手段23によれば、両位置決め具21,22にドア側可動部材16およびボディ側固定部材17を位置決め保持すべく、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17の両側から両位置決め具21,22を相互に近接させることにより、嵌合孔52に嵌合した連結軸50の係合凹部53に係合部材56を係合させることで、両位置決め具21,22の連結状態を維持することができ、その連結状態を解除する際には操作ボタン59を押込み操作すればよく、そうすれば係合凹部53から係合部材56を離脱させ、連結軸50を嵌合孔52から引き出すようにして両位置決め具21,22の連結を解除することができる。
【0030】
次にこの実施例の作用について説明すると、後部サイドドアDRの後部外周部にドア側可動部材16が着脱可能に取付けられ、ドア側可動部材16に対応したボディ側固定部材17がボディBに着脱可能に取付けられる。しかも後部サイドドアDRの回動軸線を中心とする仮想円弧30上に間隔をあけて配置される一対の被検出部18,19がドア側可動部材16に固定され、それらの被検出部18,19を検出することを可能とするとともに後部サイドドアDRが半ドア状態にあるときには両被検出部18,19の一方19を検出したままとなるようにしてボディ側固定部材17に検出器20が取付けられ、該検出器20の検出信号が入力される演算ユニット34では、検出器20で前記両被検出部18,19を順次検出したときの検出タイミング差に基づいて後部サイドドアDRの開閉作動速度が演算されるとともに、前記両被検出部18,19の一方19を検出器20が検出したままとなることに基づいて後部サイドドアDRが半ドア状態であると判断される。
【0031】
すなわち作業員の目視確認によらずに後部サイドドアDRの半ドア状態を確実に検出することが可能であり、後部サイドドアDRの開閉速度検出と相まってドア開閉状況の検査をより確実なものとし、それによりドア組付部の品質管理を向上することができる。
【0032】
またボディBと後部サイドドアDRとの間に生じる隙間26に挿脱可能にかつスライド可能に嵌合される嵌合突部36,37をそれぞれ有する一対の位置決め具21,22間に、それら21,22の連結および連結解除を切換可能とした連結手段23が設けられ、連結手段23で相互に連結された両位置決め具21,22にその両側からドア側可動部材16およびボディ側固定部材17を位置決め保持可能であるとともに連結手段23の連結解除時に両位置決め具21,22を前記隙間26に沿って離反せしめるのに応じてドア側可動部材16およびボディ側固定部材17の位置決め保持を解除する位置決め保持手段24,25が、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17と両位置決め具21,22との間にそれぞれ設けられている。
【0033】
したがってドア側可動部材16およびボディ側固定部材17を、それらの部材16,17の両側に配置されるとともに連結手段23で相互に連結された状態にある一対の位置決め具21,22に、位置決め保持手段24,25によって位置決め保持することにより、ドア側可動部材16およびボディ側固定部材17の相対位置を正しく位置決めすることが可能であり、前記両位置決め具21,22の嵌合突部36,37を隙間26に嵌合することで位置決めされた状態にあるドア側可動部材16およびボディ側固定部材17の後部サイドドアDRおよびボディBへの取付けが可能となる。
【0034】
また連結手段23の連結を解除して両位置決め具21,22を隙間26に沿ってスライドさせて相互に離反させることにより位置決め保持手段24,25による位置決め保持を解除するようにして、後部サイドドアDRの開閉状況を検査するためのドア側可動部材16およびボディ側固定部材17のセットが完了することになり、開閉検査のための作業性を向上することができる。
【0035】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0036】
たとえば前部サイドドアDFの開閉状況を本発明の開閉検査装置15で検査することも可能であり、その際、ボディ側固定部材17は、前部サイドドアDFの開閉時に静止し得るようにしてボディBに設けられる静止部材としての全閉状態の後部サイドドアDRに、着脱可能に取付けられればよい。
【0037】
また上記実施例では、一対の被検出部18,19がドア側可動部材16に設けられ、検出器20がボディ側固定部材17に取付けられたが、一対の被検出部18,19がボディ側固定部材17に設けられ、検出器20がドア側可動部材16に取付けられるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、作業員の目視確認によらずに半ドア状態を確実に検出することが可能であり、ドアの開閉速度検出と相まってドア開閉状況の検査を自動化することができ、ドア組付部の品質管理を向上することができる。
【0039】
また請求項2記載の発明によれば、開閉検査のための作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 後部サイドドアに開閉検査装置が装着された状態での車両の側面図である。
【図2】 図1の2矢示部拡大図である。
【図3】 図2の3−3線断面図である。
【図4】 図3の4−4線断面図である。
【図5】 半ドア状態での図3に対応した断面図である。
【図6】 検出器による検出信号を示す図である。
【図7】 一対の位置決め具の連結を解除した状態での図4に対応した断面図である。
【図8】 図7の8矢視図である。
【符号の説明】
15・・・開閉検査装置
16・・・ドア側可動部材
17・・・ボディ側固定部材
18,19・・・被検出部
20・・・検出器
21,22・・・位置決め具
23・・・連結手段
24,25・・・位置決め保持手段
26・・・隙間
30・・・仮想円弧
34・・・演算ユニット
36,37・・・嵌合突部
B・・・ボディ
DR・・・後部サイドドア
Claims (2)
- ボディ(B)に開閉自在に取付けられるドア(DR)の外周部に着脱可能に取付けられるドア側可動部材(16)と、前記ボディ(B)に設けられる静止部材もしくは前記ボディ(B)に着脱可能に取付けられるボディ側固定部材(17)と、前記ドア(DR)の回動軸線を中心とする仮想円弧(30)上に間隔をあけて配置されて前記ドア側可動部材(16)および前記ボディ側固定部材(17)の一方に固定される一対の被検出部(18,19)と、それらの被検出部(18,19)を検出することを可能とするとともに前記ドア(DR)が半ドア状態にあるときには前記両被検出部(18,19)の一方を検出したままとなるようにして前記ドア側可動部材(16)および前記ボディ側固定部材(17)の他方に取付けられる検出器(20)と、該検出器(20)で前記両被検出部(18,19)を順次検出したときの検出タイミング差に基づいて前記ドア(DR)の開閉作動速度を演算するとともに前記両被検出部(18,19)の一方を前記検出器(20)が検出したままとなることに基づいて半ドア状態であると判断する演算ユニット(34)とを備えることを特徴とする車両用ドアの開閉検査装置。
- 前記ボディ(B)もしくは前記静止部材と前記ドア(DR)との間に生じる隙間(26)に挿脱可能にかつスライド可能に嵌合される嵌合突部(36,37)をそれぞれ有する一対の位置決め具(21,22)と、
両位置決め具(21,22)の連結および連結解除を切換可能として前記両位置決め具(21,22)間に設けられる連結手段(23)と、
該連結手段(23)で相互に連結された前記両位置決め具(21,22)にその両側から前記ドア側可動部材(16)および前記ボディ側固定部材(17)を位置決め保持可能であるとともに、前記連結手段(23)の連結解除時に前記両位置決め具(21,22)を前記隙間(26)に沿って離反せしめるのに応じて前記ドア側可動部材(16)および前記ボディ側固定部材(17)の位置決め保持を解除するようにして前記ドア側可動部材(16)および前記ボディ側固定部材(17)と前記各位置決め具(21,22)との間にそれぞれ設けられる位置決め保持手段(24,25)と
を備えることを特徴とする、請求項1記載の車両用ドアの開閉検査装置。
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