JP4100396B2 - ドア用検査装置およびその方法 - Google Patents
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Description
まず、上記図6のステップS104に示された速度算出処理について説明する。本実施の形態では、データ二方向からの積分処理を採用して、ノイズの影響を軽減している。
次に、図6のステップS110に示された解析処理について説明する。ステップS110に示された解析処理は、算出された速度を処理して、スライド型ドア400の挙動を解析し、閉じられたスライド型ドア400のドア閉じ状態を解析結果に基づいて判定するための処理である。種々の解析処理を採用することが可能であるが、本実施の形態では、3つの解析処理の例(第1解析処理例〜第3解析処理例)について説明する。
(第1解析処理例)
図11は、第1解析処理例を示すフローチャートであり、図6のステップS110のサブルーチンの第1例に対応する。本処理によれば、プロセッサ250は、ドア閉動作に伴って速度が最初にゼロとなる時点(上述した図8のA点)から次にゼロとなる時点(図8のB点)までの時間を算出し、算出された時間が所定時間以上である場合には、閉じられたスライド型ドア400が半ドア状態であると判定する。
(第2解析処理例)
次に、第2解析処理例について説明する。上記の第1解析処理例では、図11に示されるとおり、ドア閉動作に伴って速度が最初にゼロとなる時点(図8のA点)から、次にゼロとなる時点(図8のB点)までの時間を算出し、算出された時間が所定時間以上である場合には、閉じられたスライド型ドア400が半ドア状態であると判定する場合が示された。
(第3解析処理例)
次に、第3解析処理例について説明する。上記の第1および第2解析処理例では、ドア閉動作に伴って変化するスライド型ドア400の速度を直接的に解析して、スライド型ドア400の閉じ状態を判定する場合が示されたが、本実施の形態では、速度を処理して得られたスライド型ドア400の位置データを解析して、スライド型ドア400の閉じ状態を判定する場合について説明する。
。図17は、図16の位置データA,B,およびCのピーク値付近の拡大図である。図17に示されるとおり、位置データのピーク値Maxと、ピーク値Maxが生じた時点tL以降での位置データの最小値Minとの間の差分(Max−Min)が算出される。
110 磁石、
200 コンピュータ、
210 インタフェース、
220 A/Dコンバータ、
230 RAM、
240 ROM、
250 プロセッサ(解析手段、判定手段、速度算出手段)、
260 ディスプレイ、
270 ハードディスク、
300 ケーブル、
400 スライド型ドア。
Claims (12)
- 車両本体に対して並進移動するスライド型ドアの閉じ性能を評価するドア用検査装置であって、
前記ドアに取り付けられて、前記ドアが並進移動する際の当該ドアの加速度を測定する加速度測定手段と、
前記ドアが並進移動する際の当該ドアの速度を、前記ドアに取り付けられた加速度測定手段により測定された加速度を時間積分することによって算出する速度算出手段と、
前記速度算出手段によって算出された速度をさらに時間積分することによって前記ドアの位置に関する位置データを算出するドア位置算出手段と、
ドア閉動作に伴って変化する前記位置データに基づいて前記ドアの挙動を解析する解析手段と、
閉じられた前記ドアのドア閉じ状態を前記解析手段による解析結果に基づいて判定する判定手段と、
前記判定手段によって判定された前記ドアのドア閉じ状態に基づいて、前記ドアの閉じ性能を評価する評価手段と、を有することを特徴とするドア用検査装置。 - 前記解析手段は、前記位置データを処理することによる前記ドアの挙動の解析として、前記ドア位置算出手段によって算出された位置データのピーク値と当該ピーク値が生じた時点以降での前記位置データの最小値との間の差分を算出し、
前記判定手段は、前記解析手段によって算出された差分と所定の閾値とを比較し、算出された差分が前記閾値以上である場合には、閉じられた前記ドアが半ドア状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載のドア用検査装置。 - 前記解析手段は、さらに、ドア閉動作に伴って変化する前記速度に基づいて前記ドアの挙動を解析するものであり、
前記判定手段は、前記解析手段によって前記位置データに基づいて得られた解析結果に基づくドア閉じ状態の判定と、前記解析手段によって前記速度に基づいて得られた解析結果に基づくドア閉じ状態の判定とを統合して、最終的なドア閉じ状態を判定することを特徴とする請求項1または2に記載のドア用検査装置。 - 前記解析手段は、前記速度を処理することによる前記ドアの挙動の解析として、ドア閉動作に伴って前記速度が最初にゼロとなる時点から次にゼロとなる時点までの時間を算出し、
前記判定手段は、前記解析手段によって前記速度に基づいて得られた解析結果に基づくドア閉じ状態の判定として、前記解析手段によって算出された時間と所定時間とを比較し、算出された時間が所定時間以上の場合には、閉じられた前記ドアが半ドア状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載のドア用検査装置。 - 前記解析手段は、前記速度を処理することによる前記ドアの挙動の解析として、ドア閉動作に伴う前記ドアの反転によって、当該ドアを閉じる方向と逆方向に当該ドアが移動する反転状態での速度の絶対値が、当該反転状態での速度の絶対値のピーク値を基準として所定の比率以上である状態を持続する持続時間を算出し、
前記判定手段は、前記解析手段によって前記速度に基づいて得られた解析結果に基づくドア閉じ状態の判定として、前記解析手段によって算出された前記持続時間と所定時間とを比較し、算出された持続時間が所定時間以上の場合には、閉じられた前記ドアが半ドア状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載のドア用検査装置。 - 前記加速度測定手段は、磁石を有しており、当該磁石によって前記ドアの外板に着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のドア用検査装置。
- 前記加速度測定手段は、吸盤を有しており、当該吸盤によって前記ドアの外板に着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のドア用検査装置。
- 前記速度算出手段は、
始点を加速度がゼロとなる時点とした上で時間軸の順方向に向かって前記加速度を時間積分して、第1速度を算出する第1速度算出手段と、
終点を加速度がゼロとなる時点とした上で時間軸の逆方向に向かって前記加速度を時間積分して、第2速度を算出する第2速度算出手段と、
前記第1速度と前記第2速度とを平均化して、前記ドアの速度を得る平均手段と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のドア用検査装置。 - ドアを閉じる方向と逆方向の速度が連続する時間が、第1の所定時間よりも長いか否かを判断する連続時間判断手段と、
逆方向の速度が連続する時間が、第1の所定時間よりも長いと判断される場合には、新たにドア閉じ状態を判定するために初期化を実行する初期化手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載のドア用検査装置。 - 車両本体に対して並進移動するスライド型ドアの閉じ性能を評価するドア用検査方法であって、
前記ドアに取り付けられた加速度測定手段によって、前記ドアが並進移動する際の当該ドアの加速度を測定するステップと、
前記ドアが並進移動する際の当該ドアの速度を、前記ドアに取り付けられた加速度測定手段により測定された加速度を時間積分することによって算出するステップと、
前記時間積分によって算出された速度をさらに時間積分することによって前記ドアの位置に関する位置データを算出するステップと、
ドア閉動作に伴って変化する前記位置データに基づいて前記ドアの挙動を解析するステップと、
閉じられた前記ドアのドア閉じ状態を解析結果に基づいて判定する判定するステップと、
前記判定された前記ドアのドア閉じ状態に基づいて、前記ドアの閉じ性能を評価するステップと、を有することを特徴とするドア用検査方法。 - 前記ドアの挙動を解析するステップは、前記位置データを処理することによる前記ドアの挙動の解析として、前記位置データのピーク値と当該ピーク値が生じた時点以降での前記位置データの最小値との間の差分を算出し、
前記ドア閉じ状態を解析結果に基づいて判定する判定するステップは、前記算出された差分と所定の閾値とを比較し、前記算出された差分が前記閾値以上である場合には、閉じられた前記ドアが半ドア状態であると判定することを特徴とする請求項10に記載のドア用検査方法。 - 前記ドアの挙動を解析するステップは、さらに、ドア閉動作に伴って変化する前記速度に基づいて前記ドアの挙動を解析するものであり、
前記ドア閉じ状態を解析結果に基づいて判定する判定するステップは、前記位置データに基づいて得られた解析結果に基づくドア閉じ状態の判定と、前記速度に基づいて得られた解析結果に基づくドア閉じ状態の判定とを統合して、最終的なドア閉じ状態を判定することを特徴とする請求項10または11に記載のドア用検査方法。
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