Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP4463663B2 - 耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材およびその使用方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP4463663B2 - 耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材およびその使用方法 - Google Patents

耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材およびその使用方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4463663B2
JP4463663B2 JP2004321205A JP2004321205A JP4463663B2 JP 4463663 B2 JP4463663 B2 JP 4463663B2 JP 2004321205 A JP2004321205 A JP 2004321205A JP 2004321205 A JP2004321205 A JP 2004321205A JP 4463663 B2 JP4463663 B2 JP 4463663B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
less
temperature steam
steel material
atmosphere
oxidation resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004321205A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006131945A (ja
Inventor
幸寛 西田
一幸 景岡
学 奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP2004321205A priority Critical patent/JP4463663B2/ja
Publication of JP2006131945A publication Critical patent/JP2006131945A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4463663B2 publication Critical patent/JP4463663B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F21/00Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials
    • F28F21/08Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials of metal
    • F28F21/081Heat exchange elements made from metals or metal alloys
    • F28F21/082Heat exchange elements made from metals or metal alloys from steel or ferrous alloys
    • F28F21/083Heat exchange elements made from metals or metal alloys from steel or ferrous alloys from stainless steel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)

Description

本発明は、高温強度と耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材であって、特に固体高分子型燃料電池の熱交換器などの高温水蒸気に曝される用途に適したフェライト系鋼材に関するものである。
近年、石油を代表とする化石燃料の枯渇化,CO2排出による地球温暖化等の問題から、従来の発電システムや内燃機関に替わる新しいシステムの実用化が求められている。その1つとして、自動車,家庭用コージェネレーションシステム等の動力源に有望な固体高分子型燃料電池(PEFC)が注目されている。
PEFCの電池作動温度は70〜100℃程度と低いが、起動時間短縮のため、起動時には作動温度まで急速に昇温させる必要がある。加えて、限られた設置スペースでエネルギーを賄うためにシステムのエネルギー効率の向上が重要になってくる。さらに、天然ガスやガソリン等の炭化水素系燃料の改質により水素を供給するタイプでは、改質器を800℃程度の高温で作動させる必要がある。このため、自動車用途,コージェネレーションシステム用途では500〜800℃の高温で耐久性を有する高温熱交換器の必要性が高まっている。
図1に、高温熱交換器の一例として、直交型熱交換器の構造を模式的に示す。平板状のプレート1の間に、波板からなるフィン2を1層毎に流体の通過方向が直交するように交互に挟んで組み立てられている。各プレート1とフィン2は、通常、Niロウなどを用いてロウ付けされる。プレート1は板厚0.1〜2mm程度、フィン2は板厚0.01〜1mm程度の金属板で作られている。従来、これらの金属部材にはSUS310Sなどの高Cr・高Ni耐熱ステンレス鋼や、インコロイ800系の鉄基高合金が使われていた。
燃料電池システム(PEFCタイプ)では、改質器で発生するバーナーの燃焼排ガスを熱交換器で冷却し、その熱は例えば水素ガスを加湿する加湿器に利用される。バーナーの燃焼排ガスは500〜800℃と高温であり、ガス成分にはH2O(水蒸気)が多量に含まれるとともにO2,H2,CO2,CO,HC等が混在する。一方、その熱を受け取る側の流体も、水や水蒸気に富んだものとなる。したがって、この用途の熱交換器は、高温の水蒸気や水素に曝される環境で優れた耐久性を有しなければならない。また、自動車用途では頻繁に、また家庭用コージェネレーションシステムでも1回/日の起動・停止が繰り返されるため、熱膨張係数の低い材料で構成することが望まれる。
従来材である上記SUS310Sはオーステナイト系であるため、本来的にフェライト系鋼種よりも高温水蒸気には強く、高温強度も比較的高い。しかし素材コストが高いこと、熱膨張係数が大きいことなど、問題も多い。インコロイ800系はさらに高価である。燃料電池システムを自動車用や家庭用コージェネレーションシステム用などとして普及させるにはコスト低減が重要なキーポイントの1つになっていることから、熱交換器は低廉なフェライト系鋼種で構成することが望まれる。熱膨張係数の面でもフェライト系鋼が有利である。
下記特許文献1には、高温水蒸気雰囲気に曝される石油系燃料改質器の環境を考慮したフェライト系ステンレス鋼が記載されている。これは耐高温水蒸気酸化性を改善するためにSiとAlの含有量を高くする手段を採用している。
特許文献2にも燃料改質器にフェライト系ステンレス鋼を適用した例が示されている。これは2.5%以上のAlを含有させることによって耐水蒸気酸化性を改善している。
一方、特許文献3には熱交換器用のフェライト系ステンレス鋼が記載されている。ただし、高温水蒸気雰囲気での使用は想定されておらず、燃料電池システムの高温熱交換器として耐え得るフェライト系鋼材を実現する手法は未知である。
特開2003−160840号公報 特開2003−286005号公報 特開平7−292446号公報
前述のように、燃料電池システムの普及には高温熱交換器のコストダウンが欠かせない。従来のSUS310Sやインコロイ800系の合金は高価であり、安価な材料との代替要求が強い。また熱膨張係数が小さいフェライト系鋼種の適用が望まれる。
特許文献1,2に開示のフェライト系鋼は耐水蒸気酸化性の向上を意図したものである。しかし、Al含有量が高いためロウ付け性に劣る。したがってこれらは熱交換器用に最適な材料とは言えない。また、SiやAl含有量が高いので、自動車用燃料電池システムの熱交換器用途としてはまだコストが高すぎる。
一方、特許文献3のフェライト系鋼をそのまま高温水蒸気雰囲気に用いても充分な耐久性は期待できない。
本発明はこのような現状に鑑み、安価なフェライト系鋼種を用いて、500〜800℃という高温水蒸気雰囲気で使用可能な優れた耐久性を付与した鋼材を開発し提供することを目的とする。
発明者らは種々検討の結果、安価なフェライト系ステンレス鋼であっても、以下のいずれかの手法により高温水蒸気雰囲気での耐久性を顕著に改善できることを見出した。
〔手法A〕フェライト系鋼材の表面に研磨歪みを付与した状態で、高温水蒸気雰囲気に曝して使用する。
〔手法B〕フェライト系鋼材の表面に研磨歪みを付与した状態で、特定の酸化性雰囲気下で加熱処理を施し、これを高温水蒸気雰囲気に曝して使用する。
手法Aは、研磨歪みの作用により、実際の使用環境に曝した場合の初期段階で安定な保護皮膜を迅速に形成させるものであり、この保護皮膜がその後長期にわたり優れた耐高温水蒸気酸化性を担うのである。
手法Bは、研磨歪みの作用により、予め優れた耐高温水蒸気酸化性を示す保護皮膜を形成させておき、これを実際の高温水蒸気酸化雰囲気に曝して使用するものである。
研磨後の鋼材がそのまま使用できる用途であれば、手法Aがコスト的に有利であることは言うまでもない。しかし、熱交換器部材の場合にはロウ付け(例えばNiロウ付け)の工程を経た後、実際の使用に供される。Niロウ付けは一般的に構成部材全体を1000℃程度の高温に保持することにより行われる。この場合、せっかく付与した研磨歪みは除去されてしまい、優れた耐高温水蒸気酸化性は失われる。手法Bはこの問題を解消するために極めて有意義である。ロウ付け時の熱処理で保護皮膜を形成するための処理を兼ねることが可能だからである。
本発明はこれらの知見に基づいて完成したものである。
すなわち、手法Bに沿って上記目的を達成する手段として、耐高温水蒸気酸化性を付与した鋼材として、質量%で、C:0.03%以下,Si:0.1超え〜1.5%,Mn:1.5%以下,Cr:9〜24%,S:0.01%以下,N:0.03%以下,Al:0〜1.0%,Mo:0〜3.0%,Nb:0〜0.80%,Ti:0〜0.50%,Cu:0〜2.0%、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、表面に研磨歪みを付与した鋼材に対して、
例えば大気を真空排気または不活性ガスで置換して酸素分圧が1×10-5〜2×10-1Paとなるようにした900〜1250℃の減圧雰囲気に10〜3600秒保持する熱処理、
を施して得られる耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材が提供される。
ここで、Al,Mo,Nb,Ti,Cuは任意添加元素である。下限0%は、当該元素が無添加であり、かつ含有量が通常の製鋼現場での分析手法で測定限界以下である場合を意味する。
前記の研磨歪みを付与する手段として、i) JIS R 6001に規定される50番以上の番手で研磨仕上げする手段、あるいは、ii) JIS G 4305に規定されるNo.4研磨仕上げを施す手段、を採用することができる。
これらの耐高温水蒸気酸化性に優れた鋼材として、特に、70体積%H2O+30体積%CH4,600℃の雰囲気下に200時間保持する耐高温水蒸気試験を施したとき、その試験前後における質量増加が0.2mg/cm2以下となる耐高温水蒸気酸化性を有するものが提供される。
鋼材の用途として、500〜800℃の高温水蒸気に接触する熱交換器部材が挙げられる。
また、手法Aに沿った鋼材の使用態様として、前記化学組成を有し、表面に研磨歪みが付与された鋼材を、500〜800℃の高温水蒸気に接触する環境に曝して使用する、耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材の使用方法が提供される。
さらに、手法Bに沿った鋼材の使用態様として、前記化学組成を有する鋼材の表面に研磨歪みを付与した後、大気を真空排気または不活性ガスにより置換して酸素分圧が1×10-5〜2×10-1Paとなるようにした900〜1250℃の雰囲気に10〜3600秒保持する熱処理を施した鋼材を、500〜800℃の高温水蒸気に接触する環境に曝して使用する、耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材の使用方法が提供される。
本発明は以下のようなメリットを有するものである。
(1)素材が安価なフェライト系鋼であるから、高温水蒸気に曝される各種構造物の低コスト化に貢献できる。
(2)フェライト系鋼は熱膨張係数が小さいため、昇温・降温の繰り返しが多い用途に有利である。
(3)燃料電池用の熱交換器のように高温加熱(Niロウ付けなど)を経て作られる構造物においても優れた耐高温水蒸気酸化性が実現できる。
(4)高Al化の手法を採用しないのでロウ付け性が良好である。
したがって本発明は、特に自動車用および家庭用コージェネレーションシステムの燃料電池システムの普及に大きく寄与し得るものである。
フェライト系鋼はオーステナイト系よりも熱膨張係数が小さく、熱疲労特性に優れている。しかし、多量の水蒸気を含む高温雰囲気に曝されると、一般的にオーステナイト系鋼よりも容易に酸化が進行する。すなわち、500〜600℃の温度域で酸化量が増大し、赤褐色のスケール(通称「赤スケール」)が多量に生成する。この酸化は部材の穴あきを招き、また生成した赤スケールは配管系統の目詰まり等のトラブルを引き起こす。
水蒸気酸化のメカニズムは未だ十分解明されていない。ただ、高温水蒸気雰囲気に曝したときにステンレス鋼材表面に生成する初期の酸化皮膜を安定化させることによって、水蒸気酸化を抑制できることがわかっている。特許文献1に開示されるSiとAlの複合添加や、特許文献2に開示される高Al化は、そのような酸化皮膜の安定化を実現するための手段である。
本発明者らは、SiやAlの添加に頼らずに高温水蒸気雰囲気下で優れた保護作用を発揮する初期皮膜を形成させる手法を検討してきた。その結果、表面に研磨歪みを付与した状態で、「使用環境である高温水蒸気雰囲気」あるいは「酸化性の高温雰囲気」に曝す手法が極めて有効であることを見出した。
フェライト系鋼の表面を機械的に研磨すると、金属表層には転位や滑り帯が多数形成され、表層から50〜100μm程度の深さまで研磨歪みを導入することができる。この表層部における歪みが、高温加熱時にCrおよびSiの表層への拡散を促進し、結果として、酸化のごく初期の段階で鋼材表層に保護的な酸化皮膜を形成させると考えられる。
〔鋼の化学組成〕
本発明で対象とするフェライト系鋼の合金成分について説明する。
Crは、鋼の耐食性,耐酸化性を確保する上で重要な成分である。600℃前後での耐高温水蒸気酸化性を改善するには、9質量%以上のCrが必要である。しかし、24質量%を超えると加工性,低温靱性が劣化し、また475℃脆化が生じやすくなるので好ましくない。ステンレス鋼としての高耐食性を確保するには11質量%以上のCr含有が好ましく、14質量%以上が一層好ましい。また、低温靱性,振動による耐衝撃性を重視する場合は、20質量%以下のCr含有量とすることが好ましい。
CおよびNは、高温強度、特にクリープ特性を改善する成分であるが、フェライト系鋼に過剰添加すると加工性,低温靱性を著しく劣化させることがある。また、TiやNbとの反応によって炭窒化物を生成しやすく、高温強度の改善に有効な固溶Tiや固溶Nbを減少させる。したがって本発明では、C,Nはいずれも0.03質量%以下に制限する。
Mnは、フェライト系鋼の耐スケール剥離性を向上させる成分である。しかし、1.5質量%を超えると鋼材が硬質化し、加工性,低温靱性の低下を招く。
Sは、熱間加工性,耐溶接高温割れ性に悪影響を及ぼす成分である。異常酸化の基点ともなる。このため、S含有量は0.01質量%以下に制限する。
Siは、高温水蒸気酸化の進行を抑止する保護皮膜の形成に有効な成分である。すなわち、研磨後の熱処理によって自ら酸化皮膜中に濃化するとともに、同皮膜中に生成したCr系酸化物の安定化にも有効に作用すると考えられる。このような作用は0.1質量%を超えるSi含有によってもたらされるが、0.2質量%以上のSi含有量を確保することが好ましい。ただし、1.5質量%を超えて過剰にSiを添加すると、加工性、特に延性が著しく低下し、低温靱性も低下する。また、鋼材表面に疵が生じやすくなり、製造性も劣化する。
Alは、水蒸気酸化性の向上に有効であるが、ロウ付け性を劣化させる。また過剰のAl含有は溶接性をも劣化させる。したがって、Alを添加する場合は、1.0質量%以下の含有量範囲で行う必要がある。0.6質量%未満とすることが一層好ましい。
Moは、固溶強化により高温強度および耐熱疲労特性を向上させるので、これらの特性を重視する場合は必要に応じて添加することができる。ただし、過剰のMo添加は鋼材を硬質化するので、Moを添加する場合は3.0質量%以下の範囲で行う必要がある。
NbおよびTiは、析出強化によりフェライト系鋼の高温強度を更に向上させるので、必要に応じて添加することができる。上記作用を充分に発揮させるには、Nbの場合0.05質量%以上、Tiの場合0.03質量%以上の含有量とすることが望ましい。しかし、これらの元素を過剰に添加すると鋼材が硬質化するので、Nbは0.80質量%以下、Tiは0.50質量%以下の範囲で添加する必要がある。なお、NbとTiは上記範囲内で複合添加しても構わない。
Cuは、析出強化または固溶強化によりフェライト系鋼の高温強度を更に向上させるので、必要に応じて添加することができる。上記作用を充分に発揮させるには、0.1質量%以上の含有量とすることが望ましい。ただし、Cuを過剰添加すると鋼材が硬質化するので、Cuを添加する場合は2.0質量%以下の範囲で行う必要がある。
その他の成分については特に規定しないが、一般的な不純物元素であるP,O,Ni等は可能な限り低減することが望ましい。Pは0.04質量%まで、Oは0.02質量%まで、Niは0.6質量%まで、それぞれ許容される。なお、高レベルの加工性や溶接性を確保する場合はP,O,Niを更に厳しく規制すればよい。
耐熱性の改善に有効なW,Ta,V,Zrや、熱間加工性の改善に有効なB,Mg,Co等の元素も必要に応じて添加することができる。
以上の化学組成を有するフェライト系鋼材の表面に研磨歪みを付与した後、これを使用環境である高温水蒸気雰囲気に曝すか(手法A)、あるいは予め酸化性の高温雰囲気に保持して(手法B)、耐高温水蒸気酸化性を付与する。以下、これらの手法について説明する。
〔手法A〕
まず、通常の方法により鋼材(例えば鋼板)を製造し、その表面に研磨歪みを付与する。具体的には、JIS R 6001に規定される50番以上の番手で研磨仕上げすることにより研磨歪みを導入することができる。あまり研磨番手が高い(目が細かい)と生産性に劣るので、600番以下で行うことが望ましい。番手の異なる研磨を順次施してもよい。また、JIS G 4305に規定されるNo.4研磨仕上げを施すことによっても充分な研磨歪みが付与される。
次に、このような研磨歪みを有した状態の鋼材を使用環境である500〜800℃の高温水蒸気雰囲気に曝すことによって、研磨を施さない状態よりも表面へのCr,Siの拡散が著しく速くなる。その結果、CrやSiが濃化した初期酸化皮膜が迅速に形成される。このCr,Si系酸化皮膜が、その後の水蒸気酸化を顕著に抑制するのである。例えば、70体積%H2O+30体積%CH4,600℃の雰囲気下に200時間保持する耐高温水蒸気試験を施したとき、表面に赤スケールの発生が認められず、その試験前後における質量増加が0.2mg/cm2以下となるような、優れた耐高温水蒸気酸化性を呈するものが得られる。
ここで、200時間保持したときに質量増加が0.2mg/cm2以下であるか否かは、当該高温水蒸気雰囲気において異常な酸化が防止できるか否か、つまり、「赤スケール」の連続的な発生が防げるか否か、を評価するための基準となる。すなわち、前記600℃の高温水蒸気雰囲気に200時間曝した後の質量増加が0.2mg/cm2以下である性能を有していれば、そのフェライト系鋼材は、500〜800℃の高温水蒸気雰囲気において、異常な酸化を起こさない耐久性を有することが、数多くの実験から明らかになった。逆に、前記条件で質量増加が0.2mg/cm2を超える鋼材は、たとえ200時間で異常な酸化を起こしていなくても、さらに長時間の保持あるいは700℃や800℃といった高温での保持によって異常な酸化を生じる場合が多く、安定した耐高温水蒸気酸化性を有する鋼材と判定することはできない。この意味で、前記条件の実験における「質量増加0.2mg/cm2」という数値は異常な酸化が生じるかどうかを分ける臨界値であると言える。
手法Aでは、研磨後に表層の研磨歪みが除去されないように、研磨済みの鋼材を高温の還元性雰囲気(例えば400℃以上の100%水素雰囲気)の加熱処理に供することなく水蒸気雰囲気に適用することが肝要である。
〔手法B〕
まず、前記手法Aの場合と同様の方法により、研磨歪みを導入した鋼材を用意する。次いで、その鋼材に対して、酸素分圧1×10-5〜2×10-1Pa,900〜1250℃の酸化性雰囲気に10〜3600秒保持する熱処理を施す。この熱処理によって、前記と類似のCr,Si系酸化皮膜を迅速に形成させることができるのである。
この熱処理条件はNiロウ付け時の加熱処理に充分利用可能な条件である。つまり、Niロウ付けの処理を、同時に耐高温水蒸気酸化性を付与するための熱処理として兼ねることができる点に手法Bの大きなメリットがある。したがって手法Bは、Niロウ付けを必要とする部材、例えば燃料電池システム用の高温熱交換器部材に極めて適している。
加熱温度900℃以上、保持時間10秒以上とすることでNiロウを溶融させることができる。ただし、1250℃以上になると鋼材の結晶粒が粗大化し、強度が著しく低下してしまう。また、3600秒以上の長時間加熱は不経済である。
酸素分圧が1×10-5Pa未満だと表面に保護皮膜を形成させるに足る充分な酸素が供給されない。一方、酸素分圧は高ければ高いほど良好な酸化皮膜が形成されるが、手法Bの加熱処理方法としてNiロウ付けを選択した場合、良好なロウ付けを行うためには酸素分圧を2×10-1Pa以下とする必要がある。すなわち、酸素分圧が2×10-1Paを超えるとロウが溶融する前にNiロウおよび素材が酸化されてしまい、良好な接合が行えない。
なお、この熱処理雰囲気は酸化性の雰囲気である必要がある。そのような雰囲気は大気を真空排気することによって容易に得られるが、N,Ar等の不活性ガスで置換することでも得ることができる。
このようにして予め保護皮膜を形成した鋼材は、既に研磨歪みは除去されているが、この状態で500〜800℃の高温水蒸気雰囲気に曝したとき、水蒸気酸化の進行が顕著に抑制され、異常酸化が防止される。具体的には前記と同様に、70体積%H2O+30体積%CH4,600℃の雰囲気下に200時間保持する耐高温水蒸気試験を施したとき、その試験前後における質量増加が0.2mg/cm2以下となるような、優れた耐高温水蒸気酸化性を呈するのである。
表1に示す組成のフェライト系鋼を30kg真空溶解炉で溶製した後、粗圧延、熱延、焼鈍、酸洗、冷延、仕上げ焼鈍を経て板厚1.5mmの冷延焼鈍鋼板を製造した。
Figure 0004463663
各冷延焼鈍鋼板のうち、本発明規定範囲の化学組成をもつ鋼1〜鋼5の鋼板を用いて、以下の3通りの仕上げ材を作製した。
[1] JIS G 4305に規定されるNo.2D仕上げを施した冷延焼鈍鋼板。
[2] JIS G 4305に規定されるNo.4仕上げを施した研磨仕上げ鋼板。
[3] JIS R 6001に準拠して400番の番手で研磨した研磨仕上げ鋼板。
これら[1]〜[3]の仕上げ材について、以下の2通りの手法で耐高温水蒸気酸化性を調べた。
i) 直接、高温水蒸気雰囲気(600℃,70体積%H2O+30体積%CH4)に200時間保持する手法。
ii) 大気を真空排気して酸素分圧が2×10-5Pa(全圧は1×10-4Pa)となるようにした減圧雰囲気下で1150℃×3分保持の熱処理を施した後、高温水蒸気雰囲気(600℃,70体積%H2O+30体積%CH4)に200時間保持する手法。
上記i)ii)の手法における高温水蒸気雰囲気は自動車用燃料電池システムの高温熱交換器の使用環境を考慮したものである。耐高温水蒸気酸化性は、i)ii)とも、高温水蒸気雰囲気に保持する前後の試験片単位面積当たりの質量変化によって以下のように評価した。
○:質量増加が0.2mg/cm2以下のもの
×:質量増加が0.2mg/cm2を超えるもの
この場合、○評価のものは500〜800℃の高温水蒸気雰囲気下で異常酸化の生じない優れた耐久性を呈すると判断することができ(前述)、合格と判定される。結果を表2に示す。
Figure 0004463663
表2からわかるように、研磨歪みを導入していない2D仕上げ材の場合、耐高温水蒸気酸化性の改善を図ることはできなかった。
これに対し、No.4仕上げ材および400番研磨仕上げ材では、i)の手法およびii)の手法のいずれにおいても優れた耐高温水蒸気酸化性を付与することができた。この場合、i)が前記「手法A」に相当し、ii)が前記「手法B」に相当する。
表1の鋼4,鋼5,鋼6〜鋼8の5鋼種について、前記冷延焼鈍鋼板(板厚1.5mm)を用いて、更に冷延、焼鈍、酸洗を施し、板厚0.5mmの鋼板および板厚0.2mmの鋼板を作製し、これらの表面に最終仕上げとしてJIS G 4305に規定されるNo.4研磨仕上を施した。この0.2mm厚の板をプレス加工により波形に加工して「フィン」とし、0.5mm厚の板を「プレート」として、「プレート」−「フィン」−「プレート」で構成される単層のプレート型熱交換器を作製した。両プレート間の間隔は約1.5mmである。プレートとフィンの接合はNiロウ付けで行った。NiロウとしてBNi−5を用い、ロウ付け時の加熱条件は、大気を真空排気して酸素分圧が4×10-2Pa(全圧は2×10-1Pa)の減圧雰囲気下で1080℃×10分保持したのち、更に昇温して1160℃×10分保持する方法とした。得られたプレート型熱交換器から幅10mm×長さ50mmの耐久試験片を切り出した。この場合、幅方向に垂直な断面にフィンの波形の切り口が現れるようにした。
耐久試験は、「10%水蒸気を含む空気中で600℃×25分保持 → 10分間水冷」のサイクルを1000サイクル繰り返す方法で行った。耐久試験後の試験片について外観観察および顕微鏡観察を行い、プレートとフィンの変形または亀裂の有無を調べた。
プレートに関しては、熱疲労によりプレート端面で板が外側または内側に曲がる現象に着目し、以下のように評価し、○評価を合格とした。
○:板の変形角が10°以下のもの
×:板の変形角が10°を超えるもの
フィンに関しては、熱疲労起因の亀裂の有無により以下のように評価し、○評価を合格とした。
○:熱疲労起因の亀裂が認められないもの
×:熱疲労起因の亀裂が認められるもの
また、耐高温水蒸気酸化性については、耐久試験後のプレート部とフィン部を全体的に観察して以下のように評価し、○評価を合格とした。
○:深さ5μmを超える侵食が認められないもの
×:深さ5μmを超える侵食が認められるもの
結果を表3に示す。
Figure 0004463663
表3からわかるように、鋼4,鋼5の発明対象鋼を用いた熱交換器ではプレートの変形,フィンの亀裂が見当たらず、また水蒸気酸化による深さ5μmを超える侵食も認められなかった。
これに対し、オーステナイト系鋼である鋼6(SUS304相当)、鋼7(SUS316L相当)、鋼8(SUS310S相当)を用いた例では、いずれも水蒸気酸化による深さ5μmを超える侵食が見られ、かつプレート部には大きな変形が生じていた。また鋼6および鋼7では、フィン部に熱疲労起因の亀裂が生じていた。
直交型熱交換器の構造を模式的に表した斜視図。
符号の説明
1 プレート
2 フィン

Claims (7)

  1. 質量%で、C:0.03%以下,Si:0.1超え〜1.5%,Mn:1.5%以下,Cr:9〜24%,S:0.01%以下,N:0.03%以下,Al:0〜1.0%,Mo:0〜3.0%,Nb:0〜0.80%,Ti:0〜0.50%,Cu:0〜2.0%、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、表面に研磨歪みを付与した鋼材に対して、
    酸素分圧1×10-5Pa以上,900〜1250℃の雰囲気に10〜3600秒保持する熱処理、
    を施して得られる耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材。
  2. 質量%で、C:0.03%以下,Si:0.1超え〜1.5%,Mn:1.5%以下,Cr:9〜24%,S:0.01%以下,N:0.03%以下,Al:0〜1.0%,Mo:0〜3.0%,Nb:0〜0.80%,Ti:0〜0.50%,Cu:0〜2.0%、残部がFeおよび不可避的不純物からなる化学組成を有し、JIS R 6001に規定される50番以上の番手で研磨仕上げした鋼材に対して、
    大気を真空排気または不活性ガスにより置換して酸素分圧が1×10-5〜2×10-1Paとなるようにした900〜1250℃の雰囲気に10〜3600秒保持する熱処理、
    を施して得られる耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材。
  3. 質量%で、C:0.03%以下,Si:0.1超え〜1.5%,Mn:1.5%以下,Cr:9〜24%,S:0.01%以下,N:0.03%以下,Al:0〜1.0%,Mo:0〜3.0%,Nb:0〜0.80%,Ti:0〜0.50%,Cu:0〜2.0%、残部がFeおよび不可避的不純物からなる化学組成を有し、JIS G 4305に規定されるNo.4研磨仕上げが施された鋼材に対して、
    大気を真空排気または不活性ガスにより置換して酸素分圧が1×10-5〜2×10-1Paとなるようにした900〜1250℃の雰囲気に10〜3600秒保持する熱処理、
    を施して得られる耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材。
  4. 70体積%H2O+30体積%CH4,600℃の雰囲気下に200時間保持する耐高温水蒸気試験を施したとき、その試験前後における質量増加が0.2mg/cm2以下となる請求項1〜3に記載の耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材。
  5. 前記耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材が、500〜800℃の高温水蒸気に接触する熱交換器部材に使用されるものである請求項1〜3に記載の耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材。
  6. 質量%で、C:0.03%以下,Si:0.1超え〜1.5%,Mn:1.5%以下,Cr:9〜24%,S:0.01%以下,N:0.03%以下,Al:0〜1.0%,Mo:0〜3.0%,Nb:0〜0.80%,Ti:0〜0.50%,Cu:0〜2.0%、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、表面に研磨歪みが付与された鋼材を、500〜800℃の高温水蒸気に接触する環境に曝して使用する、耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材の使用方法。
  7. 質量%で、C:0.03%以下,Si:0.1超え〜1.5%,Mn:1.5%以下,Cr:9〜24%,S:0.01%以下,N:0.03%以下,Al:0〜1.0%,Mo:0〜3.0%,Nb:0〜0.80%,Ti:0〜0.50%,Cu:0〜2.0%、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼材の表面に研磨歪みを付与した後、大気を真空排気または不活性ガスにより置換して酸素分圧が1×10-5〜2×10-1Paとなるようにした900〜1250℃の雰囲気に10〜3600秒保持する熱処理を施した鋼材を、500〜800℃の高温水蒸気に接触する環境に曝して使用する、耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材の使用方法。
JP2004321205A 2004-11-04 2004-11-04 耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材およびその使用方法 Expired - Lifetime JP4463663B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004321205A JP4463663B2 (ja) 2004-11-04 2004-11-04 耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材およびその使用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004321205A JP4463663B2 (ja) 2004-11-04 2004-11-04 耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材およびその使用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006131945A JP2006131945A (ja) 2006-05-25
JP4463663B2 true JP4463663B2 (ja) 2010-05-19

Family

ID=36725755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004321205A Expired - Lifetime JP4463663B2 (ja) 2004-11-04 2004-11-04 耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材およびその使用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4463663B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5105822B2 (ja) * 2006-10-18 2012-12-26 日新製鋼株式会社 集熱用伝熱材およびその製造法
JP2008156692A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Nisshin Steel Co Ltd 燃料電池高温器用フェライト系ステンレス鋼
JP2009007601A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Nisshin Steel Co Ltd 集熱機器用フェライト系ステンレス鋼材
JP2010116622A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Nisshin Steel Co Ltd ヒートパイプ用フェライト系ステンレス鋼および鋼板並びにヒートパイプおよび高温排熱回収装置
WO2011013193A1 (ja) * 2009-07-27 2011-02-03 日新製鋼株式会社 Egrクーラー用フェライト系ステンレス鋼およびegrクーラー
RU2566122C1 (ru) * 2011-11-22 2015-10-20 Ниппон Стил Энд Сумитомо Метал Корпорейшн Жаростойкая ферритная сталь и способ ее получения
JP6051844B2 (ja) * 2011-12-26 2016-12-27 株式会社ノーリツ 潜熱回収型温水生成用機器およびその製造方法
UA111115C2 (uk) 2012-04-02 2016-03-25 Ейкей Стіл Пропертіс, Інк. Рентабельна феритна нержавіюча сталь
US20140065005A1 (en) * 2012-08-31 2014-03-06 Eizo Yoshitake Ferritic Stainless Steel with Excellent Oxidation Resistance, Good High Temperature Strength, and Good Formability
JP6799387B2 (ja) * 2016-05-17 2020-12-16 日鉄ステンレス株式会社 耐水蒸気酸化性に優れる複相系ステンレス鋼の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006131945A (ja) 2006-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102027146B (zh) 铁素体系不锈钢
CA2762899C (en) Ferritic stainless steel material for brazing and heat exchanger member
JP5264199B2 (ja) フェライト系ステンレス鋼を用いたegrクーラー
JP3995978B2 (ja) 熱交換器用フェライト系ステンレス鋼材
JP2010116622A (ja) ヒートパイプ用フェライト系ステンレス鋼および鋼板並びにヒートパイプおよび高温排熱回収装置
WO2009084526A1 (ja) ろう付け性に優れたフェライト系ステンレス鋼
EP3064606B1 (en) Ferritic stainless steel for use in fuel reformer and method of manufacturing ferritic stainless steel
JP2009235573A (ja) 耐熱性と靭性に優れるフェライト系ステンレス鋼
JPWO2016152854A1 (ja) ろう付け性に優れたステンレス鋼
WO2017073093A1 (ja) 耐クリープ強さに優れた燃料電池用フェライト系ステンレス鋼およびその製造方法
JP2009197306A (ja) 高温強度と靭性に優れるフェライト系ステンレス鋼
KR20160119255A (ko) Egr 쿨러용 페라이트계 스테인리스강 및 egr 쿨러
JP2017150016A (ja) フェライト系ステンレス鋼およびその製造方法
JP2000297355A (ja) 自動車排気系部品用フェライト系ステンレス鋼
JP4463663B2 (ja) 耐高温水蒸気酸化性に優れたフェライト系鋼材およびその使用方法
JP2006134662A (ja) 自動車の燃料電池システム用熱交換器
JP2010202936A (ja) 耐熱部材用オーステナイト系ステンレス鋼
JP7224141B2 (ja) フェライト系ステンレス鋼板及びその製造方法、並びに燃料電池用部材
JP2009007601A (ja) 集熱機器用フェライト系ステンレス鋼材
JP2011236465A (ja) オーステナイト系ステンレス鋼、ステンレス鋼製品およびそれらの製造方法
JP3915717B2 (ja) 薄肉ステンレス鋼板
JP2018150606A (ja) オーステナイト系ステンレス鋼板およびガスケット
JP7270444B2 (ja) フェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法
JP4299507B2 (ja) 耐赤スケール性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼材
JP3827988B2 (ja) 耐水蒸気酸化性,耐浸炭性及び耐σ脆化性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071024

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100217

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4463663

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140226

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term