JP4464426B2 - パネル、パネル取付構造及び冷却塔 - Google Patents
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Description
また、その他の外装壁構造として、図10(a)(b)に示すように、断面波形状のパネル150を複数枚張り合わせるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
パネル取付フレーム101には、パネル取付面102と平行を成す舌状の係止部103を有する所要の係止折曲部材104が設けられている。
各パネル100は、パネル取付フレーム101のパネル取付面102と向き合うパネル本体105を備え、パネル本体105の図において右側部には取付基部106が形成される一方、パネル本体105の図において左側部には別体のパネル100′に設けられた係止凹部と係合する係止突条部107が形成されている。
取付基部106には、パネル取付フレーム101に設けられた係止折曲部材104の係止部103によって掛け止められる掛止部108が形成されるとともに、別体のパネル100″における係止突条部と係合する係止凹部109が形成されている。
そして、この冷却塔外装壁構造においては、パネル取付面102と係止部103との間への掛止部108の差込みとともに、隣接するパネル間の係止凹部109と係止突条部107との嵌合によって、各パネル100がパネル取付フレーム101に取り付けられるようになっている。
各パネル150において、一方の端部には突条151が形成されており、他方の端部には別体のパネル150′の突条と嵌合可能な凹部を有する略U字状部152が形成されている。
そして、この冷却塔外装壁構造においては、各パネル150の端部同士を順次嵌合させて張り合わせることにより、冷却塔外装壁が構築されるようになっている。
また、取付基部の掛止部にパネル固定具の係止爪を掛け止めるといった極めて簡易な操作によって、取付基部がパネル取付面に固定されるので、パネル取付作業を容易かつ短時間で行うことができる。
図1に示す冷却塔1は、工場設備やビル等の空調設備から送出される温水を冷却する直交流方式の冷却塔であり、この冷却塔1においては、塔内の中央部に通風空間2が設けられ、塔上に送風機3が設置され、送風機3の作動にて側方のルーバ4から通風空間2を経て送風機3の直上に至る空気の流れが生じ、この気流によってルーバ4の内側に設置された充填材5を流下する温水が冷却されるようになっている。
また、パネル取付フレーム12の他方の辺部において、その表面はパネル取付面15とされて冷却塔1の外側に向けられ、その裏面はパネル固定具装着面16とされて冷却塔1の内側に向けられている。
パネル本体20は、その断面形状が冷却塔1の外側に膨出する湾曲形状とされており、このパネル本体20の両側部には、パネル取付面15に押し当てられる取付基部21が形成されている。
各掛止部22における張出し方向先端部には、パネル取付面15から離れる方向に突出される突条部23がパネル全長方向の全域に亘って形成されている。
この突条部23はパネル11を補強するリブとして機能し、この突条部23によってパネル変形を抑えることができ、パネル11のパネル取付フレーム12への適正な取付状態の保持に貢献する。
各パネル11の図3において左側の取付基部21には、該取付基部21に突き合わされる別体のパネル11の取付基部21に設けられた係止凹部24と係合する係止凸部26が形成されるとともに、該取付基部21に突き合わされる別体のパネル11の取付基部21に設けられた嵌合凸部25と嵌合する嵌合凹部27が形成されている。
また、パネル固定具本体32には、人の手指で摘むことのできる摘み部35が形成されている。
各係止爪36において、パネル固定具押込時に最初に掛止部22に接触される部位には、アーム先端側に進むにつれて外向きに広がるような傾斜が付された傾斜面37が設けられている。
これら挿通孔40,40の間のパネル取付フレーム部分には、パネル固定具本体32における溝34と係合可能な第1係合部41と、パネル固定具本体32における溝34の両側のパネル固定具本体部分と係合可能な第2係合部42とが形成されている。
第1係合部41と第2係合部42は、パネル11の全長方向、つまり図2(b)において上下方向に連設されており、第1係合部41が上段に、第2係合部42が下段にそれぞれ配されている。
なお、以下に述べるパネル取付作業の説明において、説明の都合上、パネル取付フレーム12に先に取り付けられているパネルを「先のパネル11′」と称し、パネル取付フレーム12にこれから取り付けようとするパネルを「後のパネル11」と称することとする。
これにより、図5(b)に示すように、先のパネル11′の右側の取付基部21と後のパネル11の左側の取付基部21とが、パネル取付フレーム12における一対の挿通孔40,40に対応する位置で互いに突き合わされ、この突き合わせ部30において、係止凹部24と係止凸部26との係合による連結手段45が構成されるとともに、嵌合凸部25と嵌合凹部27との嵌合によるシール手段46が構成される。
位置決め完了後、一対の挿通孔40,40に一対のアーム33,33を挿入するようにしてパネル固定具31を押し込んでいく。
すると、図6(b)に示すように、最初に、各係止爪36の傾斜面37が各掛止部22に接触する。
引き続きパネル固定具31を押し込んで溝34と第1係合部41とを係合させる第1係合状態としたときには、図7(b)に示すように、一対のアーム33,33が弾性復元力によって拡開前の元の形状となっており、また、各掛止部22の突条部23からパネル固定具押込方向にパネル取付フレーム12の板厚寸法に相当する距離だけ離れた位置に各係止爪36が配されることになる。
これにより、先のパネル11′の右側の取付基部21と後のパネル11の左側の取付基部21とが突き合わされた突き合わせ部30がパネル取付面15に押し当てられた状態で固定される。
(1)パネル11の取付基部21に形成された掛止部22がパネル固定具31のアーム33に形成された係止爪36によって掛け止められると、該取付基部21がパネル取付フレーム12のパネル取付面15に押し当てられた状態で固定されるので、機器等の振動や風の影響等によるパネル11の振動を抑えることができ、ビビリ音の発生を防止することができる。
(2)取付基部21の掛止部22にパネル固定具31の係止爪36を掛け止めるといった極めて簡易な操作によって、取付基部21がパネル取付面15に固定されるので、パネル取付作業を容易かつ短時間で行うことができる。
(3)各取付基部21には、該取付基部21に突き合わされる別体のパネル11の取付基部21に設けられた係止凸部26又は係止凹部24と係合する係止凹部24又は係止凸部26が形成されているので、取付基部21同士が突き合わされる突き合わせ部30にそれら取付基部21を連結する連結手段45を構成することができ、この連結手段45により、互いに隣接するパネル11間をより強固に連結することができる。
(4)各取付基部21には、該取付基部21に突き合わされる別体のパネル11の取付基部21に設けられた嵌合凹部27又は嵌合凸部25と嵌合する嵌合凸部25又は嵌合凹部27が形成されているので、取付基部21同士が突き合わされる突き合わせ部30にそれら取付基部21間をシールするシール手段46を構成することができ、このシール手段46により、冷却塔1内の水がパネル11間から冷却塔1外へ漏洩するのを確実に防ぐことができる。
(5)パネル固定具本体32における溝34と第1係合部41とを係合させる第1係合状態とすることで、各掛止部22の突条部23からパネル固定具押込方向にパネル取付フレーム12の板厚寸法に相当する距離だけ離れた位置に各係止爪36を配することができ、その後、パネル固定具本体32における溝34の両側のパネル固定具本体部分と第2係合部42とを係合させる第2係合状態とすることで、各係止爪36を各掛止部22に確実に掛け止めることができる。
(6)パネル固定具本体32には、人の手指で摘むことのできる摘み部35が形成されているので、パネル固定具31の装着操作や、第1係合状態と第2係合状態との切換操作などをより容易に行うことができる。
(7)外装壁10を容易かつ短時間で構築することができるとともに、機器等の振動や風の影響等による外装壁10の振動を抑えてビビリ音の発生を防止することができる。
10 外装壁
11 パネル
12 パネル取付フレーム
15 パネル取付面
16 パネル固定具装着面
20 パネル本体
21 取付基部
22 掛止部
24 係止凹部
25 嵌合凸部
26 係止凸部
27 嵌合凹部
30 突き合わせ部
31 パネル固定具
32 パネル固定具本体
33 アーム
34 溝
35 摘み部
36 係止爪
40 挿通孔
41 第1係合部
42 第2係合部
45 連結手段
46 シール手段
Claims (6)
- パネルを取り付けるパネル取付フレームのパネル取付面と向き合うパネル本体と、このパネル本体の両側部に形成され、パネル取付面に押し当てられる取付基部とを備え、各取付基部に掛止部を形成し、該掛止部をパネル取付面の背面側に形成したパネル固定具装着面に押し当てられるパネル固定具の本体部分からパネル取付フレームを貫通して延びるアームに設けられた係止爪によって掛け止めるようにしたパネルにおいて、各取付基部には、該取付基部に突き合わされる別体のパネルの取付基部に設けられた先端側が上向きの係止凸部又は奥側が上向きの係止凹部と係合する奥側が上向きの係止凹部又は先端側が上向きの係止凸部が形成されるとともに、該取付基部に突き合わされる別体のパネルの取付基部に設けられた嵌合凹部又は嵌合凸部と嵌合する嵌合凸部又は嵌合凹部が形成されてなることを特徴とするパネル。
- パネルを取り付けるパネル取付フレームのパネル取付面と向き合うパネル本体の両側部に設けられた取付基部のそれぞれに掛止部が形成されてなる複数のパネルの取付基部同士を突き合わせ、この突き合わせ部をパネル取付面に固定するパネル固定具を用いてそれらパネルをパネル取付フレームに取り付けるパネル取付構造であって、パネル固定具は、パネル取付面の背面側に形成したパネル固定具装着面に押し当てられるパネル固定具本体と、このパネル固定具本体からパネル取付フレームを貫通して延び、互いに突き合わされた取付基部を挟持する一対のアームと、これらアームのそれぞれに形成され、各取付基部に設けられた掛止部に係合する係止爪とを備え、パネル固定具本体には、一対のアームの中間位置においてアーム先端側に開放された溝が形成され、パネル取付フレームに一対のアームを貫通させるために一対のアームに対応させてパネル取付フレームに形成された一対の挿通孔の間のパネル取付フレーム部分には、パネル固定具本体における溝と係合可能な第1係合部と、パネル固定具本体における溝の両側のパネル固定具本体部分と係合可能な第2係合部とが形成され、パネル固定具本体における溝と第1係合部とを係合させる第1係合状態と、パネル固定具本体における溝の両側のパネル固定具本体部分と第2係合部とを係合させる第2係合状態とを切換可能とされてなることを特徴とするパネル取付構造。
- 取付基部同士が突き合わされる突き合わせ部にはそれら取付基部を連結する連結手段が設けられ、この連結手段は、一方の取付基部に形成される一側の係止凹部又は係止凸部と、他方の取付基部に形成され、一側の係止凹部又は係止凸部に係合する他側の係止凸部又は係止凹部とよりなることを特徴とする請求項2記載のパネル取付構造。
- 取付基部同士が突き合わされる突き合わせ部にはそれら取付基部間をシールするシール手段が設けられ、このシール手段は、一方の取付基部に形成される一側の嵌合凸部又は嵌合凹部と、他方の取付基部に形成され、一側の嵌合凸部又は嵌合凹部に嵌合する他側の嵌合凹部又は嵌合凸部とよりなることを特徴とする請求項2又は3記載のパネル取付構造。
- パネル固定具本体には、人の手指で摘むことのできる摘み部が形成されてなることを特徴とする請求項2、3又は4記載のパネル取付構造。
- 請求項2、3、4又は5記載のパネル取付構造を備えたことを特徴とする冷却塔。
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