JP4478629B2 - 用紙後処理装置、及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
従来の用紙後処理装置では、ステイプラや放出爪にユーザが手で触れて移動させた後に、制御回路により自動的に移動させようとすると、互いの部材の位置が認識できず、接触して破損する恐れがあった。
かかる不具合に対する対策として、特許文献1では、用紙排出ベルトの把持手段によって用紙束を押し上げて排出を行なう場合においても、用紙束の後端残りを生じることなく良好な用紙排出動作を実行できるようにした画像形成跡処理装置を開示している。
図3は特許文献1に開示された構成を示す概略図である。図4は図3のステイプラの取り付け構造を示す側面図である。ステイプラSはステイプラ台46に固定されている。ステイプラ台46はステイプラスライダ47のガイド穴47aに移動自在に挿入されたガイドピン48を介して図4のl方向へ移動可能に係合されている。
ステイプラ台46の背面側には軸49が固定されており、この軸49に対してガイドコロ50が回転可能に取り付けられている。ステイプラスライダ47の上方部分は、両側板51、52の間に掛け渡されているガイドロッド53をガイドとして図4の紙面直交方向に摺動可能に取り付けられている。
ステイプラスライダ47の下方部に取り付けられているガイドコロ54が本体側のステー55の面上に転動するように当接されている。これによってステイプラスライダ47が回転方向に係止されている。また、ステー55にはガイドカム56が固定されている。
このガイドカム56の上端辺部に形成されているカム面にはガイドコロ50が転動するように当接されており、これによってステイプラスライダ47が図3のk方向に往復動されるようになっている。このとき、ガイドカム56の中央部分は下方向に窪むように形成されており、これに沿ってステイプラスライダ47が移動されるようになっている。なお、図3において、符号57は放出ベルトを示している。
そこで、本発明の目的は、互いの部材が干渉する位置にあるかどうかを検出する検出手段を設け、各部材がそのまま動作を行うと接触するか判断できるようにして、これにより部材は複雑な形状にせず、部品コストを下げる用紙後処理装置を提供することにある。
請求項2の発明は、請求項1において、前記検出手段が、前記ステイプラが前記放出機構の移動経路上に到達したこと、或いは近づいたことを検出したときに、前記ステイプラを前記移動経路上から待避させて干渉しない状態にして動作を続けるよう制御する制御手段を備えたことを特徴する。
請求項3の発明は、請求項1、又は2において、前記制御手段は、前記検出手段が前記ステイプラが前記放出機構の移動経路上に到達したこと、或いは近づいたことを検出したときに、両者が干渉しない状態であると判定したときは前記移動経路上からの待避は行わず、動作を継続するよう制御することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1において、請求項2記載の動作は、イニシャル動作を行うときのみに行うことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1において、前記検出手段は、前記放出機構が正常に移動したかどうかを検出する機能を兼ねることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項記載の用紙後処理装置を備えたことを特徴とする。
下搬送経路3には、下搬送ローラ30、排紙センサ31、ブラシローラ32が配置され、下搬送経路3の終端位置にはステイプルユニット5が配置されている。
ステイプルユニット5は、用紙搬送方向と直交する方向へ進退するステイプラ35と、搬送されてきた用紙を積載するステイプルトレイ34と、用紙搬送方向と直交する方向に進退してステイプルトレイ34上の用紙の整合を行うジョガーフェンス36と、戻しローラ37と、放出ベルト38と、放出爪38aなどを有している。
下搬送経路3を経て搬送されてきた用紙は、ブラシローラ32などの作用によりステイプルトレイ34上に排出され、ジョガーフェンス36によって幅方向位置を揃えられる。また、戻しローラ37は、振り子運動を行って用紙上面を叩くことにより用紙搬送方向の位置を揃える。
このようにして揃えられた用紙束は、ステイプラ35が用紙搬送方向と直交する方向に移動することによって、用紙束の下縁部の適所でステイプルされる。ステイプルを受けた用紙束は、放出爪38aにより下縁部を支持された状態で放出ベルト38を反時計回り方向へ走行させることにより、上方に移動し、排紙トレイ4上に排紙される。
装置内部を開放するために用紙後処理装置に設けた図示しないドアが開閉された後は、用紙の揃え、ステイプルを行う部材(ステイプラ35、ジョガーフェンス36、爪38a等)はホームポジションに戻る動作を行う(すでにホームポジションにあるときは一度ホームポジションから離れて再度ホームポジションに戻る)。
なお、上記各構成要素は、図示しない制御手段(CPU)による制御を受ける。
そこで、ステイプラ35を動かしている最中に、センサ39がステイプラ35を検知したらステイプラ35を停止して、先に放出爪38aを放出爪ホームポジションセンサ45まで動かし、その後ステイプラ35を再び動かしてステイプラホームポジションセンサ44まで運ぶ。なお、ステイプラ35を移動する移動手段は図示してないが、例えば、従来技術で説明したステイプラスライダのごとき移動手段を用いることもできる。
ステイプラ35が放出爪38aの移動経路上にあるか、或いは近づいたことをセンサ39が検出することにより、ステイプラ35はその移動経路上から待避し、互いの部材が干渉しない状態にして動作を続ける。したがって、これらの破損を防ぐことができる。しかしながら、このような動作は、イニシャル動作を行うときのみに行うので、通常の用紙揃えでは従来の動作ができる。
ただし、センサ39がステイプラ35を検出したときに放出爪38aがホームポジションにあるときは接触しないことは明らかであるためステイプラ35は停止させずそのままステイプラホームポジションセンサ44まで運ぶ。
すなわち、ステイプラ35が移動したときに、放出爪38aの移動経路上に到達したかあるいは近づいたかを検出しても、干渉しない状態であることが分っているときは移動経路上からの待避は行わないので、早く一連の動作を終了させることができる。
また、用紙の2個所綴じ動作で動いているステイプラ35をセンサ39が検出しても、爪38aは接触しない位置で待機しているため、ステイプラを停止させずそのまま動作を続ける。さらに、ステイプラ35がセンサ39上にある状態から一定時間動かしてもセンサ39を抜けない場合は異常と判断する。
ステイプラ35が放出爪38aの移動経路上にある、または近づいたことを検出するセンサ39は、通過したかを検出する機能も備えているので、異常検知を早くできる。すなわち、部材がホームポジションに到達する時間が経過する前に異常を検出できる。
B 用紙後処理装置
35 ステイプラ
38a 放出機構(放出爪)
39 検出手段(センサ)
Claims (6)
- ステイプラを移動させる移動機構と、用紙束を放出させる放出機構と、を備え、前記ステイプラの移動経路と放出機構の移動経路とが干渉する構成を備えた用紙後処理装置において、前記ステイプラが前記放出機構の移動経路上に到達したこと、或いは近づいたことを検出する検出手段を備えたことを特徴とする用紙後処理装置。
- 前記検出手段が、前記ステイプラが前記放出機構の移動経路上に到達したこと、或いは近づいたことを検出したときに、前記ステイプラを前記移動経路上から待避させて干渉しない状態にして動作を続けるよう制御する制御手段を備えたことを特徴する請求項1記載の用紙後処理装置。
- 前記制御手段は、前記検出手段が前記ステイプラが前記放出機構の移動経路上に到達したこと、或いは近づいたことを検出したときに、両者が干渉しない状態であると判定したときは前記移動経路上からの待避は行わず、動作を継続するよう制御することを特徴とする請求項1、又は2に記載の用紙後処理装置。
- 請求項2記載の動作は、イニシャル動作を行うときのみに行うことを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
- 前記検出手段は、前記放出機構が正常に移動したかどうかを検出する機能を兼ねることを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
- 請求項1乃至5のいずれか1項記載の用紙後処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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