Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP4479005B2 - 道路拡張構造と道路拡張工法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP4479005B2 - 道路拡張構造と道路拡張工法 - Google Patents

道路拡張構造と道路拡張工法 Download PDF

Info

Publication number
JP4479005B2
JP4479005B2 JP2004368361A JP2004368361A JP4479005B2 JP 4479005 B2 JP4479005 B2 JP 4479005B2 JP 2004368361 A JP2004368361 A JP 2004368361A JP 2004368361 A JP2004368361 A JP 2004368361A JP 4479005 B2 JP4479005 B2 JP 4479005B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiving beam
road
foundation
pile
concrete
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004368361A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006176961A (ja
Inventor
隆繁 人見
Original Assignee
日本サミコン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本サミコン株式会社 filed Critical 日本サミコン株式会社
Priority to JP2004368361A priority Critical patent/JP4479005B2/ja
Publication of JP2006176961A publication Critical patent/JP2006176961A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4479005B2 publication Critical patent/JP4479005B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/60Planning or developing urban green infrastructure

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Description

本発明は、谷側が傾斜面をなす道路を谷側に拡張する道路拡張構造と道路拡張工法に関する。
従来、道路拡張構造として、基礎コンクリートを打設して形成した基盤と、パイルを打込みその頭部に固着した接合部コンクリートの上面とを水平に形成し、この上に枠材及び床版を敷設して歩道を構築した組立歩道(例えば特許文献1)がある。
この組立歩道では、崖の斜面にパイルを打ち込み、このパイルの頭部に接台部コンクリートを固着し、この接台部コンクリートに枠材の他側端を載置して支持し、枠材の側端を車道側の基礎コンクリートに固定している。
また、鋼材を用いた道路用人工地盤として、地面に打設した鋼管杭と、前記鋼管杭とほぼ同一の外径を有する管の上部に前記鋼管杭より外径が大きいプレートを一体に結合してなる杭頭ブロックと、複数の鋼管を連結部材により連結してなり、かつその脚部が前記杭頭ブロックの上に載置・結合される格点桁と、前記格点桁を相互に連結する連結桁とを有するもの(例えば特許文献2)がある。
実開昭57−128603号公報 特開2000−282403号公報
上記特許文献1のような道路拡張構造では、脆弱な現道(車道)の谷側路肩付近に基礎コンクリートを設けるものであるから、該基礎コンクリートが構造的に不安定になり易く、安定した基礎を構築するために大型化を図ったり杭などを用いたりすると、施工コストの上昇を招く。また、斜面に設けた基礎杭(パイル)に枠材を載置して支持する構造であり、このように基礎杭は垂直荷重に対して高い支持力を得ることができるが、基礎杭の上端が自由端となっているから、地震などの水平力に対して弱く、特に、斜面から突出する寸法が大きくなると、基礎杭を大型化しないと、十分な耐震性能が得られない。
ところで、山に沿う道路を谷側に拡張する構造では、既設の道路の縦断勾配(道路長さ方向の勾配)と横断勾配(道路幅方向の曲率)に対応して、受梁に縦断及び横断勾配を設ける必要があり、基礎杭上で隣り合う受梁にそれぞれ異なる縦断及び横断勾配を設定し、それら受梁の端部を基礎杭に接合する必要がある。
上記特許文献2のように、杭と連結桁が鋼材からなるものでは、溶接やボルトナットなどを用いて、杭頭に連結桁を勾配に合わせて取り付けることができるが、連結桁(受梁)にプレキャストコンクリート製品を用いた場合は、杭の構築に伴う施工誤差や縦断勾配などに対応するため、杭への受梁の接合作業が煩雑なものとなり、しかも、構造上、基礎杭からの受梁の落下を確実に防止する接合構造が必要となる。
そこで、本発明は、基礎杭上に受梁を確実に接合でき、道路の勾配に合わせて基礎杭上に受梁を接合する作業も容易に行うことができる道路拡張構造を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、谷側が傾斜面をなす道路を拡張する道路拡張構造において、前記傾斜面に対して道路長さ方向に複数の基礎杭を立設し、前記基礎杭間にプレキャストコンクリート製の受梁を設け、この受梁上に床版を設け、前記受梁を前記基礎杭に剛結構造により剛結し、この剛結構造は、前記基礎杭に突設された杭側連結部材と、前記受梁の外面に突設した受梁側連結部材と、これら杭側及び受梁側連結部材を埋設した現場打ちコンクリート部とを備え、前記受梁の側面に凹部を形成し、前記側面に形成した凹部に前記受梁側連結部材を突設し、前記凹部に前記現場打ちコンクリート部を埋設したものである。
また、請求項の発明は、前記道路の谷側の傾斜面に前記基礎杭を立設し、前記道路の谷側にコンクリート基礎を設け、前記コンクリート基礎と前記受梁上に床版を道路長さ方向に並設し、前記受梁と前記コンクリート基礎とを連結したものである。
また、請求項の発明は、前記基礎杭を道路横断方向に並んで立設したものである。
また、請求項の発明は、谷側が傾斜面をなす道路を拡張する道路拡張工法において、前記傾斜面に対して道路長さ方向に複数の基礎杭を立設し、前記基礎杭間にプレキャストコンクリート製の受梁を設け、この受梁上に床版を設け、前記基礎杭に杭側連結部材を突設し、前記受梁は側面に凹部を有し、前記受梁の前記側面の前記凹部に受梁側連結部材を突設し、それら杭側及び受梁側連結部材と前記凹部を現場打ちのコンクリートにより埋設して前記受梁を前記基礎杭に剛結する施工方法である。
請求項1の構成によれば、受梁を基礎杭上に配置し、基礎杭上で杭側及び受梁側連結部材を囲んで型枠を設け、該型枠内にコンクリートを打設し、このコンクリートが硬化した現場打ちコンクリート部により、基礎杭に受梁が剛結され、剛結作業を簡便に行うことができる。このように現場打ちコンクリートを用いるから、基礎杭の位置に施工誤差があっっても、これを容易に吸収することができ、また、縦断勾配などにより基礎杭の高さが異なる場合でも、水平な基礎杭上面間に受梁を接合することができる。
また、請求項の構成によれば、現場打ちコンクリート部が凹部に食い込む構造により、凹部の幅方向への受梁の移動を効果的に防止できる。
また、請求項の構成によれば、断面略角形の受梁において、その側面の凹部と受梁側連結部材とが現場打ちコンクリート部により基礎杭に接合され、安定した接合強度が得られる。
また、請求項の構成によれば、受梁とコンクリート基礎とを連結することにより、道路谷側のコンクリート基礎が基礎杭によって安定すると共に、地震などにより基礎杭に水平力が加わると、これに対して道路のコンクリート基礎が対抗することにより、基礎杭の耐震性能が向上する。
また、請求項の構成によれば、基礎杭により道路横断方向両側を支持した道路拡張構造が得られる。
請求項の構成によれば、基礎杭と受梁との剛結作業を簡便に行うことができ、現場打ちコンクリートを用いるから、基礎杭の位置に施工誤差があっっても、これを容易に吸収することができ、また、縦断勾配により基礎杭の高さが異なる場合でも、水平な基礎杭上面間に受梁を接合することができる。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる新規な道路拡張構造と道路拡張工法を採用することにより、従来にない道路拡張構造と道路拡張工法が得られ、その道路拡張構造と道路拡張工法について記述する。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。図1〜図8は本発明の実施例1を示し、同図に示すように、道路拡張構造において、既設の道路1は、山側Yの上向きの傾斜面2と谷側Tの下向きの傾斜面3と山側Yの上向きの傾斜面3との間に挟まれている。11は床版、12はコンクリート基礎、13は受梁、14は基礎杭である。
拡張工事において、前記道路1には、谷側Tの傾斜面3側にコンクリート基礎12を形成し、このコンクリート基礎12は現場打ちコンクリートやプレキャストコンクリート製品より形成され、道路1路肩側において長さ方向に連続して設けられており、平坦な上面を有する。前記谷側Tの傾斜面3には、道路長さ方向に所定間隔毎に基礎杭14が打ち込んで設けられており、この基礎杭14としては鋼管杭やコンクリート杭などが用いられる。前記基礎杭14の上には、道路長さ方向の受梁13が設けられ、この受梁13は、道路1の長さ方向に連続し、プレキャストコンクリート製品より形成され、断面四角形で平坦な上面を有する。そして、前記コンクリート基礎12と受梁13の上に、床版11が敷設され、図3に示すように、この床版11は、道路1の長さ方向に並設されている。この床版11はプレキャストコンクリート製のものや、鋼製のものなどが用いられる。
この例では、前記コンクリート基礎12と受梁13とを前記床版11により連結している。図2に示すように、前記コンクリート基礎12と床版11の山側とが、ヒンジ結合され、前記コンクリート基礎12と床版11との間に、ゴム板などの板状の弾性体15を配置し、コンクリート基礎12の孔16と、弾性体の貫通孔17と、床版11の貫通孔18に鉄筋などのアンカー19を挿入してヒンジ結合部H1が形成されている。また、受梁13と床版11の谷側中央とが、ヒンジ結合され、前記受梁13と床版11との間に、ゴム板などの板状の弾性体15Aを配置し、受梁13の孔16Aと、弾性体の貫通孔17Aと、床版11の貫通孔18Aに鉄筋などのアンカー19Aを挿入してヒンジ結合部H2が形成されている。
また、基礎杭14と受梁13とは剛結構造21により剛結され、この剛結構造21の構成について説明する。図2〜図4などに示すように、鋼管杭からなる前記基礎杭14の上部にはほぼ水平方向の載置板14Aが設けられ、この載置板14Aの上に、ジベルや鉄筋などの杭側連結部材22を突設し、図2においては、拡大頭部を有するジベルを図示しており、前記載置板14Aに溶着固定されている。前記受梁13には、その下面と左右側面に下凹部23と左右の凹部24,24を形成し、前記下凹部23は、上面部23Aと、この上面部23Aの両側から外側に向って間隔が広がる両側段差面23B,23Bとを備え、前記左右の凹部24は、底面部24Aと、この底面部24Aの両側から外側に向って間隔が広がる両側段差面24B,24Bとを備える。前記左右の凹部24,24には、その底面部24A,24Aから鉄筋等の受梁側連結部材25を突設し、この受梁側連結部材25にはループ筋が用いられ、両側の縦線部25Aがそれぞれ前記凹部24,24に突出している。そして、杭側連結部材22,凹部23,24,24及び受梁側連結部材25の突出部分を埋設するように、コンクリートを打設し、現場打ちコンクリート部26を形成し、それら連結部材22,25及び現場打ちコンクリート部26により、前記剛結構造21を構成している。そして、図4及び図5に示すように、1本の受梁13の長さ方向に凹部23,24,24を複数箇所設けることができる。
次に、前記道路拡張構造の施工方法につき説明する。前記谷側Tの傾斜面3には、基礎杭14を、道路長さ方向に所定間隔毎に打ち込んで設ける。その基礎杭14の載置板14A上に、受梁13の凹部23,24,24を位置させ、載置板14Aと受梁13と間にスペーサ(図示せず)を配置して間隔をおいて載置し、あるいは載置板14A上に受梁13を直接載置する。そして、凹部23,24,24及び杭側連結部材22を囲むようにして載置板14Aの上に型枠(図示せず)を組み、この型枠の内部にコンクリートを打設し、このコンクリートが固まって現場打ちコンクリート部26が形成され、この現場打ちコンクリート部26内には、杭側及び受梁側連結部材22,25が埋設され、基礎杭14上に受梁13が剛結される。この場合、現場打ちコンクリート部26により基礎杭14と受梁13とを剛結するから、図7に示すように、縦断勾配により、隣り合う基礎杭14,14間に高低差のある場合でも、凹部23,24,24を囲むようにして型枠を組んで、この型枠にコンクリートを充填することにより、基礎杭14の載置板14Aなどを加工することなく、両者を剛結することができ、あるいは施工誤差などにより、基礎杭14の中心と受梁13の幅中心とがずれていても、前記誤差を現場打ちコンクリート部26により吸収して、その剛結を確実且つ容易に行うことができる。このようにして形成した剛結構造21においては、杭側及び受梁側連結部材22,25と現場打ちコンクリート部26とにより、基礎杭14と受梁13とが一体化されると共に、現場打ちコンクリート部26が凹部23,24に食い込んだ構造により受梁13の長さ方向への移動を規制した状態で基礎杭14に剛結される。
このように本実施例では、請求項1に対応して、谷側Tが傾斜面3をなす道路1を拡張する道路拡張構造において、傾斜面3に対して道路長さ方向に複数の基礎杭14,14…を立設し、基礎杭14,14…間にプレキャストコンクリート製の受梁13を設け、この受梁13上に床版11を設け、受梁13を基礎杭14に剛結構造21により剛結し、この剛結構造21は、基礎杭14に突設された杭側連結部材22と、受梁13の外面に突設した受梁側連結部材25と、これら杭側及び受梁側連結部材22,25を埋設した現場打ちコンクリート部26とを備え、受梁13の側面に凹部24を形成し、側面に形成した凹部24に受梁側連結部材25を突設し、凹部24を現場打ちコンクリート部26に埋設したから、受梁13を基礎杭14上に配置し、基礎杭14上で杭側及び受梁側連結部材22,25を囲んで型枠を設け、該型枠内にコンクリートを打設し、このコンクリートが硬化した現場打ちコンクリート部26により、基礎杭14に受梁13が剛結され、剛結作業を簡便に行うことができる。このように現場打ちコンクリートを用いるから、基礎杭14の位置に施工誤差があっっても、これを容易に吸収することができ、また、縦断勾配などにより隣り合う基礎杭14,14の高さが異なる場合でも、水平な基礎杭14,14の上面間に受梁を接合することができる。
このようにして、プレキャスト製の基礎杭14とプレキャスト製の受梁13とを現場で簡便に剛結合することができ、剛結構造21を採用することにより、基礎杭14からの受梁13の落下を防止するための構造や基礎杭14に対する受梁13の変位を制限する構造が不要となる。
また、このように本実施例では、請求項に対応して、受梁13の外面に凹部24を形成し、この凹部24を現場打ちコンクリート部26に埋設したから、現場打ちコンクリート部26が凹部23,24に食い込む構造により、凹部23,24の幅方向への受梁13の移動を効果的に防止できる。
また、このように本実施例では、請求項に対応して、前記側面に形成した凹部24に受梁側連結部材25を突設したから、断面略角形の受梁13において、その側面の凹部24と受梁側連結部材25とが現場打ちコンクリート部26により基礎杭14に接合され、安定した接合強度が得られる。
また、このように本実施例では、請求項に対応して、道路1の谷側Tの傾斜面3に基礎杭14を立設し、道路1の谷側Tにコンクリート基礎12を設け、コンクリート基礎12と受梁13上に床版11を道路長さ方向に並設し、受梁13とコンクリート基礎12とを連結したから、道路1の谷側Tのコンクリート基礎12が基礎杭14によって安定すると共に、地震などにより基礎杭14に水平力が加わると、これに対して道路1のコンクリート基礎12が対抗することにより、基礎杭14の耐震性能が向上する。
このように本実施例では、請求項に対応して、谷側Tが傾斜面3をなす道路1を拡張する道路拡張工法において、傾斜面3に対して道路長さ方向に複数の基礎杭14,14…を立設し、基礎杭14,14…間にプレキャストコンクリート製の受梁13を設け、この受梁13上に床版11を設け、基礎杭14に杭側連結部材22を突設し、受梁13の外面に受梁側連結部材25を突設し、受梁13は側面に凹部24を有し、受梁13の側面の凹部24に受梁側連結部材25を突設し、それら杭側及び受梁側連結部材22,25及び凹部24を現場打ちのコンクリートにより埋設して受梁13を基礎杭14に剛結するから、基礎杭14と受梁13との剛結作業を簡便に行うことができ、現場打ちコンクリートを用いるから、基礎杭14の位置に施工誤差があっっても、これを容易に吸収することができ、また、縦断勾配などにより隣り合う基礎杭14,14の高さが異なる場合でも、水平な基礎杭14,14の上面間に受梁を接合することができる。
また、実施例上の効果として、基礎杭14と受梁13の結合箇所を剛結し、受梁13と床版11の結合箇所のヒンジ結合しており、受梁13とコンクリート基礎12とを床版11により連結し、床版11とコンクリート基礎12の結合箇所とをヒンジ結合し、基礎杭14と受梁13の結合箇所及び受梁13と床版11の結合箇所の一方をヒンジ結合すると共に、他方を剛結したから、コンクリート基礎12と床版11とをヒンジ結合とすることにより、現場での施工性に優れたものとなり、また、基礎杭14と受梁13と床版11とコンクリート基礎12とは一次不静定構造となるから、水平垂直荷重が加わった際、局部的な応力の集中が発生し難く、基礎杭14とコンクリート基礎12とが床版11を介して支え合う構造となり、安定した構造が得られる。また、床版11はプレキャストコンクリート製であり、プレキャストコンクリート床版11を、コンクリート基礎12や受梁13に現場で剛結する場合に比べて、結合がヒンジ結合で済むから、施工性に優れたものとなる。この場合、基礎12や受梁13がプレキャストコンクリート製の場合、一層、結合に係る施工が容易となる。さらに、受梁側連結部材25は、受梁13に埋設したループ筋であり、その縦線部25Aを凹部24に突出したから、現場打ちコンクリート部26と受梁13と効果的に一体化することができる。
図8は本発明の実施例2を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、同図は、杭側連結部材22Aの他の例を示し、前記基礎杭14の載置板14Aに孔27を穿設し、この孔27に異型鉄筋などの棒材28を挿通し、この棒材28下部の螺子部28Aにナット29,29を螺合し、これらナット29,29により載置板14Aを挟み付けることにより棒材28を固定し、この棒材28により杭側連結部材22Aを構成している。この場合、棒材28を載置板14Aに溶着してもよい。
このように杭側連結部材22,22Aは、現場打ちコンクリート部26に埋設されて基礎杭14と該現場打ちコンクリート部26を一体化するものであれば各種のものを用いることができる。
図9は本発明の実施例3を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、同図は、ヒンジ結合部H2の他の例を示し、前記受梁13と床版11との間に、ゴム板などの板状の埋め殺し型枠31を配置し、受梁13の孔16Aと、弾性体の貫通孔17Aと、床版11の貫通孔18Aに、これらより小径の鉄筋などのアンカー19Aを遊入し、前記埋め殺し型枠31内と貫通孔18A内に、モルタルやグラウトなどの充填材32を充填してヒンジ結合部H2を形成している。
図10〜図11は本発明の実施例4を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、拡張工事において、前記道路1には、谷側Tの傾斜面3に、道路長さ方向に所定間隔毎にかつ道路1の横断方向(幅方向)に並んで前記基礎杭14,14が打ち込んで設けられており、基礎杭14としては鋼管杭やコンクリート杭などが用いられ、少なくとも頭部の前記載置板14Aは鋼製のプレートなどにより構成されている。
道路1の長さ方向に並ぶ前記基礎杭14,14間には、プレキャストコンクリート製の受梁13が設けられ、前記剛結構造21により受梁13が基礎杭14に剛結されている。また、道路幅方向に並ぶ受梁13,13の上に、床版11が敷設されている。この床版11の両側が前記ヒンジ結合部H2,H2により受梁13にヒンジ結合されている。前記床版11は、道路1の長さ方向に並設され、プレキャストコンクリート製のものや、鋼製のものなどが用いられる。
そして、床版11を設置した後、図11に示すように、道路1と床版11との間を連続する連続部35を形成し、道路1の谷側Tを床版11により拡幅する。
このように本実施例では、谷側Tが傾斜面3をなす道路1を拡張する道路拡張構造において、傾斜面3に対して道路長さ方向に複数の基礎杭14,14…を立設し、基礎杭14,14…間にプレキャストコンクリート製の受梁13を設け、この受梁13上に床版11を設け、受梁13を基礎杭14に剛結構造21により剛結し、この剛結構造21は、基礎杭14に突設された杭側連結部材22と、受梁13の外面に突設した受梁側連結部材25と、これら杭側及び受梁側連結部材22,25を埋設した現場打ちコンクリート部26とを備え、また、受梁13の外面に凹部24を形成し、この凹部24を現場打ちコンクリート部26に埋設し、さらに、受梁13の側面と下面に凹部23,24を形成し、前記側面に形成した凹部24に受梁側連結部材25を突設したから、請求項1〜3に対応して、上記各実施例と同様な作用・効果を奏する。
また、このように本実施例では、請求項に対応して、基礎杭14,14を横断方向に並んで立設したから、基礎杭14,14により横断方向(幅方向)両側を支持した道路拡張構造が得られる。
図12は本発明の実施例5を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、前記載置面14Aと受梁13の下面との間には、感圧硬化ゴム37が配置される。この感圧硬化ゴム37は、「硬化前の可塑性」と「硬化後の弾性」という極めて便利な2つの特性を有する材料である。その構造は、2種類の未加硫ゴムの数層を積層したもので、硬化前の塑性変形量は厚さの80%である。硬化前の塑性変形という特性を生かして、各基礎杭14における不均等な支持反力を均等化する機能を発揮するゴム材である。また、この感圧硬化ゴム37の塑性変形量は、加圧面積当たりの載荷重(面圧)により異なり、面圧の大きいものほど変形量は大きい。感圧硬化ゴム37は、塑性変形を生じた状態で約一週間放置後にその変形量を保持したままで硬化する。
次に、前記受梁13の施工方法について説明する。載置面14Aの上に感圧硬化ゴム37,37を配置し、受梁13を上方から載置面14A上の感圧硬化ゴム37,37上に下ろし、受梁13の位置と高さを調整し、必要に応じて、感圧硬化ゴム37が硬化するまで、ジャッキやスペーサなどにより端部13Tの高さを設定しておく。この後、図示しない型枠を組んで、該型枠にコンクリートを充填し、前記現場打ちコンクリート部26を形成し、基礎杭14上に受梁13を剛結する。
このように本実施例では、基礎杭14上における受梁13の支持に感圧硬化ゴム37を用いることにより、基礎杭14への受梁13の高さ調整作業が容易となり、その剛結作業を簡便に行うことができる。
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、実施例で示したヒンジ結合部に限らず、各種のヒンジ結合構造を採用することができる。また、連結部材は各種のものを用いることができ、例えば受梁側連結部材を、先端が突出した鉄筋にしてもよいし、さらに、杭側及び受梁側連結部材を、連結鉄筋,接合材,結着材などにより、溶着,接合,結着して連結してもよい。さらに、鉄筋などの棒材以外に、連結部材を形鋼や板材などにより構成してもよい。また、凹部の長さを短く形成して、複数設けるようにしてもよい。
本発明の実施例1を示す道路拡張構造の道路幅方向の断面図である。 同上、要部の断面図である。 同上、基礎杭上の受梁の正面図である。 同上、基礎杭上の受梁の一部を断面にした平面図である。 同上、道路拡張構造の道路長さ方向の断面図である。 同上、道路拡張構造の骨組概略図である。 同上、勾配を有する道路拡張構造の道路長さ方向の正面図である。 本発明の実施例2を示す杭側連結部材を備えた基礎杭の正面図である。 本発明の実施例3を示すヒンジ結合部の断面図である。 本発明の実施例4を示す道路拡張構造の施工工程における道路幅方向の断面図である。 同上、道路拡張構造の断面図である。 本発明の実施例5を示す基礎杭上の受梁の正面図である。
1 道路
T 谷側
2 傾斜面
T 山側
3 傾斜面
11 床版
12 コンクリート基礎
13 受梁
14 基礎杭
H1,H2 ヒンジ結合部
21 剛結構造
22,22A 杭側連結部材
23 下凹部
24 左右の凹部
25 受梁側連結部材
26 現場打ちコンクリート部
28 棒材(受梁側連結部材)

Claims (4)

  1. 谷側が傾斜面をなす道路を拡張する道路拡張構造において、前記傾斜面に対して道路長さ方向に複数の基礎杭を立設し、前記基礎杭間にプレキャストコンクリート製の受梁を設け、この受梁上に床版を設け、前記受梁を前記基礎杭に剛結構造により剛結し、この剛結構造は、前記基礎杭に突設された杭側連結部材と、前記受梁の外面に突設した受梁側連結部材と、これら杭側及び受梁側連結部材を埋設した現場打ちコンクリート部とを備え、前記受梁の側面に凹部を形成し、前記側面に形成した凹部に前記受梁側連結部材を突設し、前記凹部を前記現場打ちコンクリート部に埋設したことを特徴とする道路拡張構造。
  2. 前記道路の谷側の傾斜面に前記基礎杭を立設し、前記道路の谷側にコンクリート基礎を設け、前記コンクリート基礎と前記受梁上に床版を道路長さ方向に並設し、前記受梁と前記コンクリート基礎とを連結したことを特徴とする請求項1項記載の道路拡張構造。
  3. 前記基礎杭を道路横断方向に並んで立設したことを特徴とする請求項1又は2項記載の道路拡張構造。
  4. 谷側が傾斜面をなす道路を拡張する道路拡張工法において、前記傾斜面に対して道路長さ方向に複数の基礎杭を立設し、前記基礎杭間にプレキャストコンクリート製の受梁を設け、この受梁上に床版を設け、前記基礎杭に杭側連結部材を突設し、前記受梁は側面に凹部を有し、前記受梁の前記側面の前記凹部に受梁側連結部材を突設し、それら杭側及び受梁側連結部材と前記凹部を現場打ちのコンクリートにより埋設して前記受梁を前記基礎杭に剛結することを特徴とする道路拡張工法。
JP2004368361A 2004-12-20 2004-12-20 道路拡張構造と道路拡張工法 Expired - Fee Related JP4479005B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004368361A JP4479005B2 (ja) 2004-12-20 2004-12-20 道路拡張構造と道路拡張工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004368361A JP4479005B2 (ja) 2004-12-20 2004-12-20 道路拡張構造と道路拡張工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006176961A JP2006176961A (ja) 2006-07-06
JP4479005B2 true JP4479005B2 (ja) 2010-06-09

Family

ID=36731316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004368361A Expired - Fee Related JP4479005B2 (ja) 2004-12-20 2004-12-20 道路拡張構造と道路拡張工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4479005B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7824619B2 (ja) * 2020-08-28 2026-03-05 ワールドエンジニアリング株式会社 既存堤防の補強構造
CN115450146A (zh) * 2022-09-30 2022-12-09 中铁二十局集团第一工程有限公司 一种桥梁拓宽方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006176961A (ja) 2006-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104120647A (zh) 适合快速施工的节段拼装混凝土框架桥墩系统及施工方法
CN101939492B (zh) 预浇制临时设施结构及其建造方法
KR101711202B1 (ko) 조립식 프리캐스트 콘크리트교량 바닥판
KR20110103000A (ko) 콘크리트 충전유닛을 이용한 강합성 중공 프리캐스트 교각 접합구조물 및 그 시공방법
WO2006038620A1 (ja) 脚柱の接合部構造および接合方法
KR101892073B1 (ko) 강관거더를 이용한 합성형 라멘교 및 그 시공방법
KR101011252B1 (ko) 부모멘트부 보강 라멘 구조물의 골조 및 이를 갖는 라멘 구조물
JP5386379B2 (ja) 橋梁に於けるプレキャスト床版の継手
KR101998822B1 (ko) 합성형 라멘교, 합성형 라멘교용 강거더 및 합성형 라멘교의 시공 방법
JP3752999B2 (ja) 上下部一体構造の橋梁及びその施工方法
KR101472027B1 (ko) 교대 벽체와 콘크리트 빔 단부의 결속용 어태치먼트를 이용한 콘크리트 구조물 시공 방법
KR102330481B1 (ko) 분절된 pc 격자보를 이용한 반도체 공장 구조물
KR101426155B1 (ko) 수평재의 강재거더와 수직재의 연결부 접합면 간극차이를 이용하여 수평재의 강재거더에 프리스트레스를 도입할 수 있는 하이브리드 라멘구조물
JP4479005B2 (ja) 道路拡張構造と道路拡張工法
KR101788581B1 (ko) 우각부가 보강된 교량 시공방법 및 이러한 시공방법으로 제작되는 교량
JP4038822B2 (ja) 道路拡張構造
KR101639592B1 (ko) 교량용 조립형 경량거더 및 이를 이용한 교량의 시공방법
JP4038821B2 (ja) 道路拡張構造
JP7266808B1 (ja) 主桁連続化剛結合工法
JPH05340031A (ja) プレストレストコンクリート桁及びその製造方法
JP4398876B2 (ja) 構造物の橋脚構造
JP3763061B2 (ja) 橋脚構築方法
JP2006265933A (ja) プレキャスト鉄筋コンクリート造建築物の構築方法
JPH0579017A (ja) 複合橋脚
KR101426509B1 (ko) 프리캐스트 콘크리트 거더와 강재 빔의 접합부 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140326

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees