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JP4493566B2 - スロットマシン - Google Patents
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JP4493566B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

本発明は、ゲーム毎に内部で抽選が行われ、抽選により成立したフラグが予め定められたものの一つ、例えば、ボーナスゲームに当選した際に成立するフラグである場合に、当該フラグに応じた告知が行われるスロットマシンに関する。
従来から、人々に娯楽を提供する遊技機としてスロットマシンが利用されている。スロットマシンは、複数種類の図柄が記されるとともに回転駆動可能に設けられた複数の回転リールを備えたものであり、遊技者は、複数の回転リールに設けられた複数種類の図柄を所定の組合せに揃えるゲームを遊技者に行わせるものとなっている。
すなわち、遊技者がメダルをスロットマシンに投入した後、スタートレバーを操作すると、複数の回転リールが一斉に回転駆動され、この後、ストップボタンを適宜押圧操作すると、ストップボタンに対応した回転リールが適宜停止するようになっている。そして、回転リールが停止した際に、リール窓内に表示された複数の図柄が特定の組合せに揃ったときに入賞となり、入賞すると、入賞した役に応じた数のメダルがスロットマシンから遊技者に払い出されることとなる。
このようなスロットマシンでは、ゲーム毎に内部抽選が行われ、この内部抽選により、フラグを成立させるか否か、換言すると、所定の組合せの図柄が揃っても良い状態にするか否かを決めるようになっている。
また、ゲーム毎に行われる内部抽選で、所定のフラグ、例えば、ボーナスゲーム等の特定役への当選に相当するフラグが成立すると、ボーナスゲーム等への入賞が可能となるので、その旨をゲーム中の遊技者に知らせるために、スロットマシンに備えられた告知ランプを点灯させる等、成立したフラグに応じた告知が行われるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−627号(第4頁、図2)
前述のようなスロットマシンでは、ゲームに集中すると、遊技者は、回転する回転リールを注視することとなるので、ゲーム中の遊技者に対して告知ランプの点灯で告知を行っても、遊技者が視線を告知ランプに向けて注意を払うことが殆どなく、このため、当該告知が遊技者に強い印象を与えることがない、という問題がある。
また、告知ランプを点灯させて告知するのと同時に、フラグ成立を告知する音声をスピーカから発し、音声による告知を付加することが考えられるが、遊技場の喧噪の中では、音声による告知が充分な効果を奏するとは考えにくい。
また、液晶ディスプレイ装置等の表示装置で告知することも考えられるが、視覚を通じて告知する表示装置では、回転リールに意識が集中する遊技者に対しては効果的でなく、表示装置の告知でも、前述の問題を解決することができない。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、遊技者に強い印象を与える告知が行えるスロットマシンを提供することである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、前述の目的を達成するためになされたものである。以下に、各発明の特徴点を、図面に示した発明の実施の形態を用いて説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載された発明は、ゲーム毎に内部で抽選が行われ、抽選により成立したフラグが予め定められたものの一つである場合に、当該フラグに応じた告知が行われるスロットマシン(1)であって、電源が切断されると、電源切断以前の必要なデータを記憶する電断データ記憶手段(64)を備えたスロットマシン(1)に係る。そしてこのスロットマシン(1)には、前記抽選により所定のフラグが成立すると、当該フラグに応じた告知を行うために当該スロットマシン(1)の電源を切断する電源切断手段(82)と、この電源切断手段(82)が電源を切断すると、計時動作を開始し、電源が切断されてから所定時間が経過すると電源を再投入させる電源再投入手段(83)とが少なくとも設けられている。そして、このスロットマシン(1)は、前記電源切断手段(82)によらず電源が切断される場合には、前記電断データ記憶手段(64)が電源切断以前の必要なデータを記憶し、前記電源切断手段(82)により電源が切断される場合には、前記電断データ記憶手段(64)が電源切断以前の必要なデータを記憶すると共に、演出のための電源の切断である旨を記憶し、前記電源切断手段(82)による電源の切断から所定時間経過後に前記電源再投入手段(83)により電源が再投入されると、電源の切断前の状態に復帰すると共に、前記電断データ記憶手段(64)が演出のための電源の切断である旨を記憶しているか否かを判定し、前記電断データ記憶手段(64)が演出のための電源の切断である旨を記憶していると判定した場合には、前記電源の切断が前記所定のフラグに応じた告知であることを知らせる電断演出を行うことを特徴とする。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、前述した請求項1に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記電源再投入手段(83)により電源が再投入されると、当該スロットマシン(1)に備えられている照明装置(33)を一斉に点灯させて前記電断演出を行わせる照明点灯演出手段(75)が設けられていることを特徴とする。
(請求項3)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、前述した請求項1又は2記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記電源切断手段(82)の電源切断タイミングが、少なくとも、当該抽選のなされたゲーム中に設定されていることを特徴とする。
(請求項4)
(特徴点)
請求項4記載の発明は、前述した請求項1から請求項3までのいずれかに記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
す なわち、請求項4記載の発明は、前記電源切断手段(82)の電源切断タイミングが、少なくとも、当該抽選のなされたゲームの後に行われる別のゲームの実行中に設定されていることを特徴とする。
(請求項5)
(特徴点)
請求項5記載の発明は、前述した請求項1から請求項4までのいずれかに記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項5記載の発明は、所定の抽選を行い、この抽選に基づいて、前記電源切断手段(82)が当該スロットマシン(1)の電源を切断するタイミングを設定する電源切断時機設定手段(72)が設けられていることを特徴とする。
(請求項1の効果)
以上のように構成されている本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、所定のフラグが成立すると、電源を切断する電源切断手段と、電源が切断されてから所定時間が経過すると電源を再投入させる電源再投入手段とを設けたので、所定フラグの成立により、所定時間だけ一時的にスロットマシンの電源を切断することができ、この一時的な電源の切断により、所定のフラグが成立したことを遊技者に告知することができる。
このような告知が行われると、電源の切断により、回転リールの回転等、スロットマシンの全動作が一瞬のうちに停止し、且つ、一切の操作が行えなくなるので、ゲームに集中していた遊技者は、不意を衝かれて驚くこととなり、これにより、遊技者に強い印象を与えることができる。
(請求項2の効果)
請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2記載の発明によれば、電源再投入により、照明装置を点灯させる照明点灯演出手段を設けたので、この照明点灯演出手段により、電源の再投入の際に、照明装置のすべての光源を点灯することができ、このように電源再投入時に全光源を点灯すれば、スロットマシンの再起動時に、照明装置の点灯状態に基づいて、電源切断による告知であるか、あるいは、単なる停電であるかが明確に把握でき、これにより、所定のフラグが成立したことを遊技者に確実に知らせることができる。
(請求項3の効果)
請求項3記載の発明によれば、上記した請求項1又は2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3記載の発明によれば、当該抽選がなされたゲームの実行中に、電断告知を行う告知タイミングを設定したので、ボーナスゲーム等の特定の役への当選に相当するフラグが成立すると、当該ゲームの実行中に速やかに、電源切断手段が電源を切断して当該フラグの成立を遊技者に告知することが可能となり、当該フラグ成立についての不知により、遊技者が特定役入賞を逸することを未然に防止できる。
(請求項4の効果)
請求項4記載の発明によれば、上記した請求項1から請求項3までのいずれかに記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4記載の発明によれば、当該抽選がなされたゲームの後に行われる別のゲームの実行中に、電源切断手段の告知タイミングが設定されているので、ボーナスゲーム等の特定の役への当選に相当するフラグが成立し、成立したフラグの持ち越しが可能な場合において、成立したフラグに対応した図柄を揃えることができなかったときでも、当該抽選がなされたゲームではなく、その後に行われる別のゲームの実行中に、電源を切断して所定フラグが成立したことの告知を行うことが可能となり、これにより、告知を行うタイミングが互いに異なる様々なゲーム展開を実現することができる。
(請求項5の効果)
請求項5記載の発明によれば、上記した請求項1から請求項4までのいずれかに記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5記載の発明によれば、電源の切断タイミングを抽選で定める電源切断時機設定手段を設け、所定のフラグが成立する毎に電源切断時機設定手段が抽選を行って、告知を行うタイミングを定めるようにしたので、例えば、前回の告知タイミングがスタートレバーの操作直後であったのが、今回の告知タイミングが右側のストップボタンを操作した直後になった等、告知が同じタイミングで何回も続けて行われることがなくなり、これにより、告知を行うタイミングが互いに異なる様々なゲーム展開を確実に実現することができ、ゲームの興趣性をさらに一層向上することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態である一の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(図面の説明)
図1〜図4は、本実施形態を示すものであり、図1は、本実施形態に係るスロットマシンの全体を示す正面図、図2は、本実施形態に係るスロットマシンの筐体内部を示す斜視図、図3は、本実施形態に係るスロットマシンの電気的構成を示すブロック図、図4は、本実施形態に係る遊技制御手段の要部を示すブロック図である。
本実施形態に係るスロットマシン1は、図1及び図2に示すように、スロットマシン1の筐体として筺状に形成されるとともに、前面に開口部11が形成されている本体キャビネット10と、この本体キャビネット10の内部に着脱自在に設けられる後述する交換ユニット2と、本体キャビネット10の開口部11を開閉するために、本体キャビネット10に回動可能に設けられた前扉3とを備えたものとなっている。
このうち、前扉3は、開口部11の上半分を開閉可能に塞ぐ上部前扉30と、開口部11の下半分を開閉可能に塞ぐ下部前扉40とに分割され、上部前扉30を閉じた状態にしたまま、下部前扉40のみを開閉操作することができるようになっている。
(本体キャビネット10)
本体キャビネット10は、図2の如く、底部に配置された底板12、両側に配置された一対の側板13、頂部に配置された天板14及び背側に配置された背板15を有する筺体である。本体キャビネット10の高さ方向における略中央部分には、一対の側板13の間に水平に架け渡された中板16が設けられている。そして、この中板16の下方には、スロットマシン1の全体に電力を供給する電源装置4、及び、遊技者にメダルを払い出すためのホッパーユニット5が配置されている。
ここで、電源装置4の前面には、スロットマシン1への電力供給を入り切りする操作を行うための電源スイッチ4Aが設けられている。
また、電源装置4及びホッパーユニット5は、異なる交換ユニット2に対しても共通に利用できるものである。換言すれば、交換ユニット2を他の種類の交換ユニット2に交換するにあたり、電源装置4及びホッパーユニット5は、別のものへの交換が不要となっている。
(交換ユニット2)
交換ユニット2は、種々の部品を設置あるいは固定するための支持体としての枠体21と、この本体キャビネット10の内部に固定されたリールユニット22と、ゲームにおける当選確率の設定を変更するための設定変更ユニット23と、スロットマシン1の遊技動作を制御するための遊技制御装置60(図2において図示略)とを備えたものである。
リールユニット22は、周囲に複数の図柄を表示した複数の回転リール24と、これらの回転リール24を回転駆動する図示しない駆動モータとを有している。
設定変更ユニット23は、電源装置4等の装置から独立して設けられたユニットとなっている。この設定変更ユニット23には、当選確率の設定を変更するために操作される設定変更スイッチ23Aと、この設定変更スイッチ23Aによる設定変更操作を有効なものにする設定変更キーが差し込まれる鍵穴23Bとが設けられている。
また、本体キャビネット10に設けられた各側板13の内側の面には、交換ユニット2の枠体21を係止可能な固定金具6が設けられている。交換ユニット2は、本体キャビネット10の中板16の上に載置され、この状態で固定金具6に係止されることにより、本体キャビネット10の内部に収納・固定されている。
そして、固定金具6は、所定の操作が行われることにより、交換ユニット2に対する係止を解除するようになっている。交換ユニット2は、固定金具6による係止が解除されると、本体キャビネット10から取り外して分離することが可能となっている。
また、交換ユニット2の枠体21には、上部前扉30を回動自在に支持する回動支持部25が設けられている。これにより、交換ユニット2は、上部前扉30が装着された状態で、本体キャビネット10に対して着脱することが可能となっている。
(下部前扉40)
下部前扉40は、図2に示すように、本体キャビネット10の図2中左方に配置された側板13に設けられた回動支持部17により、一端縁側が回動自在に支持され、且つ、他端縁側が図示しない施錠機構によりロック可能となった扉体である。
また、下部前扉40は、その奥行き寸法、換言すると、厚さが上部前扉30よりも大きくされ、これにより、前面が上部前扉30の前面よりも前方に迫り出している。このため、下部前扉40の上面は、上部前扉30の前面から水平に突出した略水平面となっている。この下部前扉40の上面近傍の部分が、スロットマシン1の遊技操作を行うための操作部50となっている。
図1に戻って、操作部50には、図1中右側から、下部前扉40の施錠を行う鍵が差し込まれる鍵穴51と、遊技用メダルが投入されるメダル投入口52と、回転リール24の回転を停止させるストップボタン53と、メダル投入口52に投入されたメダルのうち該ゲームに賭けるメダルの枚数を設定するためのベットスイッチ54と、回転リール24の回転を開始させるスタートレバー55とが設けられている。
操作部50の下方には、文字及び図の少なくとも一方からなる標章、例えば、スロットマシン1の機種名を鮮明に表示するための下パネル56が設けられている。この下パネル56の裏側には、下パネル56を後方から照らす図示しないバックライト装置が設けられている。さらに、下パネル56の下方には、払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け42が設けられている。
また、下部前扉40の裏面には、図2の如く、メダル投入口52に投入されたメダルをホッパーユニット5へ誘導しながら、メダルの真贋を判定するためのメダルセレクタ43が設けられている。
(上部前扉30)
上部前扉30は、図2に示すように、前述した枠体21に設けられた回動支持部25により、一端縁側が回動自在に支持され、且つ、他端縁側が図示しない施錠機構によりロック可能となった扉体である。
また、上部前扉30の略中央部には、図1及び図2に示すように、回転リール24の図柄を遊技者に見せるための図柄表示窓32が設けられている。
この図柄表示窓32の上方には、図1の如く、逆U字形に延びる装飾照明部33が設けられている。一方、図柄表示窓32の下方には、種々の表示を行うための表示装置34が設けられている。
このうち、装飾照明部33は、白熱ランプや発光ダイオード等の各種の光源を含んで構成され、入賞の告知や演出等のために光源を点灯あるいは点滅されるものとなっている。
なお、本実施形態では、表示装置34として、7セグメントの発光ダイオードを備え、数字の表示が可能となった表示装置が採用されているが、表示面積が充分確保できる場合には、数字や文字だけでなく、画像の表示までもが可能となった液晶パネルやCRTを利用した表示装置も採用できる。
上部前扉30の上方左右の角隅近傍には、種々の音声を出力するためのスピーカ35が設けられている。
(スロットマシン1の電気的構成)
このようなスロットマシン1は、図3に示すように、外部からの供給電力を電源装置4で受け、そして、この電源装置4により、スロットマシン1を構成する各装置、例えば、ホッパーユニット5やリールユニット22等に電力を供給するようになっている。
また、スロットマシン1は、ゲーム毎に内部で内部抽選が行われ、この内部抽選により成立したフラグが予め定められたものの一つである場合に、当該フラグに応じた告知が行われるものとなっている。
すなわち、前述の遊技制御装置60は、マイクロコンピュータを利用したCPU並びにROM及びRAM等の記憶手段を含んで構成されたハードウェアに、演出動作制御や遊技動作制御を行うためのソフトウェアがインストールされたものである。
また、遊技制御装置60は、遊技者により操作されるストップボタン53及びスタートレバー55からの信号を受信し、これらの信号に基づいてホッパーユニット5やリールユニット22等の各装置の動作を制御するようになっている。
このような遊技制御装置60には、ストップボタン53及びスタートレバー55からの信号を入力する信号入力部61と、ホッパーユニット5やリールユニット22等の動作を制御するための制御信号を出力する制御信号出力部62と、信号入力部61に入力された信号に基づいて制御信号出力部62から出力する制御信号を生成する処理を行う遊技制御手段63と、電源が切断される前に、電源切断以前の必要なデータを記憶する電断データ記憶手段64とが設けられている。
遊技制御手段63は、前述のCPUにインストールされたソフトウェアにより構成されるソフトウェアモジュールであり、遊技者による操作や、その内部で行われる抽選に基づいてスロットマシン1の遊技動作を制御するようになっている。
すなわち、信号入力部61には、前述のストップボタン53及びスタートレバー55等が接続されている。この信号入力部61を介して、ストップボタン53及びスタートレバー55等が出力した信号が遊技制御手段63に入力されるようになっている。
一方、制御信号出力部62には、リールユニット22に設けられた図示しない電動機を制御信号に応じて駆動するリール駆動部22A 、ホッパーユニット5に設けられた図示しない電動機を制御信号に応じて駆動するホッパー駆動部5A、制御信号に対応した所定の駆動信号で表示装置34を駆動する表示駆動部34A 、制御信号に対応した音声となるアナログ音声信号を出力する音源35A 、装飾照明部33に設けられた光源を制御信号に応じて駆動する光源駆動部33A 等が接続されている。この制御信号出力部62を介して、遊技制御手段63によって出力された制御信号が、遊技制御手段63の制御対象となる装置、例えば、リール駆動部22A 及びホッパー駆動部5A等に入力されるようになっている。
なお、音源35A によって出力されたアナログ音声信号は、音源35A の出力側に接続された増幅器35B により増幅されるようになっている。そして、スピーカ35は、増幅器35B で増幅されたアナログ音声信号によって駆動されるようになっている。
ここで、遊技制御手段63は、例えば、遊技者がスタートレバー55を操作したことを契機に、ゲームを開始させる、換言すると、リールユニット22のすべての回転リール24について回転を開始させるとともに、今回のゲームにおいて入賞が可能であるか否かを決める内部抽選、換言すると、予め複数設定されたもののうち、いずれかの当選役に当選したか否か、あるいは、落選したか否かを決める内部抽選を行うようになっている。この内部抽選で当選すると、その当選役に対応するフラグが成立するようになっている。
そして、遊技制御手段63は、スタートレバー55の操作後、遊技者がストップボタン53を操作すると、前述した内部抽選の結果に応じて、回転リール24を停止させる停止制御を行うようになっている。
具体的には、遊技制御手段63は、内部抽選の結果が当選の場合には、停止させた回転リール24の図柄が、抽選された当選役の組合せになることを許容しつつ、回転リール24の停止制御を行うようになっている。一方、内部抽選の結果が当選でない場合には、回転リール24の図柄が入賞の組合せとなって停止しないように、回転リール24の停止制御を行うようになっている。
さらに、遊技制御手段63は、不意に停電等の事故でスロットマシン1の電源が切断されても、電源復帰の際に、電源切断前の遊技状態でスロットマシン1のゲームが再開できるように、停電前の遊技状態に戻すのに必要なデータを電断データ記憶手段64に随時記憶させるものとなっている。
このような遊技制御手段63としては、遊技者が行った最新の操作についてのデータである操作データ、及び、当該遊技制御手段63が処理した最新の制御処理についてのデータである制御データを電断データ記憶手段64に記憶させるものが採用できる。
ここで、操作データとしては、遊技者によって操作がなされるスタートレバー55等の操作対象に関する操作データのうち、電断データ記憶手段64にデータを記憶させる必要があると予め設定された操作対象及び操作内容を含む操作データであって、遊技者が操作を行ったために更新されることとなった最新のものを電断データ記憶手段64に記憶させるのが好ましい。
また、制御データとしては、遊技制御手段63によって制御処理がなされたリールユニット22等の制御対象に関する制御データのうち、電断データ記憶手段64にデータを記憶させる必要があると予め設定された制御対象、制御処理内容、及び、この制御処理により至った制御対象の状態を含む制御データであって、制御処理が行われたために更新されることとなった最新のものを電断データ記憶手段64に記憶させるのが好ましい。
操作データについて、さらに具体的に説明すると、例えば、遊技者によって左端のストップボタン53が押圧操作されたとすると、遊技制御手段63は、遊技者が左端のストップボタン53を押圧操作したことを操作データとして電断データ記憶手段64に記憶させるとともに、回転リール24がどの回転角度位置まで達したときに、ストップボタン53が押圧操作されたかという押圧操作のタイミング、換言すると、ストップボタン53が押圧操作された時点における回転リール24の回転角度位置を操作データとして電断データ記憶手段64に記憶させるようになっている。
また、制御データについて、さらに具体的に説明すると、例えば、メダルの投入後、スタートレバー55が未操作のままであると、電断データ記憶手段64には、回転リール24に関する制御データとして、未操作であることを示す「0」等の初期値が記憶されている。そして、遊技者がスタートレバー55を操作すると、遊技制御手段63は、回転リール24の回転駆動を開始させるという制御処理を行うとともに、前述の初期値を消去し、回転リール24に対して回転駆動を開始させる処理を行ったこと、及び、この処理により回転リール24が回転状態であることを含む制御データを電断データ記憶手段64に記憶させ、制御履歴データを更新するようになっている。
なお、遊技制御手段63としては、操作データ及び制御データとして最新のもののみを記憶するものに限らず、遊技者がスタートレバー55等の操作対象を操作する毎に、その操作対象及び操作内容を含む操作履歴データを電断データ記憶手段64に記憶させていき、電断データ記憶手段64の内部に操作履歴を形成するとともに、制御対象となる装置に対して制御処理を行う毎に、その制御対象、並びに、制御対象に対する処理内容、及び、この処理により至った制御対象の状態を含む制御履歴データを電断データ記憶手段64に記憶していき、電断データ記憶手段64の内部に制御履歴を形成するものも採用できる。
以上において、本実施形態に係る遊技制御手段63は、電源装置4の電源を切断することで、内部抽選に当選して所定のフラグが成立したこと、例えば、ボーナスゲームに当選したことを告知する機能を有するものとなっている。
すなわち、遊技制御手段63は、スロットマシン1の遊技動作を制御するために設けられた制御手段の一つとして、例えば、図4の如く、内部抽選を行う当否抽選手段65を備え、この当否抽選手段65により、いずれかの当選役に当選したか否か、あるいは、落選したか否かを決めるものとなっている。
また、遊技制御手段63には、当否抽選手段65等の制御手段に加えて、内部抽選で当選したことを、スロットマシン1の電源を切断することで告知する電断告知を行うための電断告知処理手段70が設けられている。なお、当否抽選手段65は、遊技者がスタートレバー55を操作したことを契機に内部抽選を行い、その結果がいずれかの当選役に当選した場合には、当選した当選役に対応した当選役コード信号を電断告知処理手段70へ送出するようになっている。
電断告知処理手段70は、当否抽選手段65が内部抽選を行った結果、その当選役がボーナスゲーム等の所定の当選役である場合に、電源装置4へ電源を切断する旨を指令する電断信号を送出し、電源装置4にスロットマシン1の電源を切断させる電断処理を行うものである。
電断告知処理手段70には、図4に示すように、内部抽選の抽選結果が所定の当選役であるか否かに基づき、電断告知を実行するか否かの判定を行う電断実行判定部71と、電断告知を実行する契機となる遊技者の操作を抽選で決定する電断トリガー抽選部72と、この電断トリガー抽選部72が抽選で決定した契機となる遊技者の操作がなされると、電断告知を実行するための処理を行う電断実行処理部73と、電断告知のために電源を切断したことを認識するための電断フラグを成立させる電断フラグ設定部74と、電源が復帰してスロットマシン1のゲームが再開される際に、装飾照明部33等を駆動して電断告知であることを演出する電断演出処理を行うための電断演出処理部75が設けられている。
電断実行判定部71は、内部抽選の結果が当選の場合に、当否抽選手段65が送出する当選役コード信号を受信し、この当選役コード信号に基づいて電断告知を実行するか否かの判定を行うものである。
例えば、当否抽選手段65が内部抽選を行った結果、ボーナスゲームに当選したとすると、当否抽選手段65は、ボーナスゲームを示す当選役コード信号を電断実行判定部71に送信するようになっている。そして、電断実行判定部71は、ボーナスゲームを示す当選役コード信号を受信すると、当選役であるボーナスゲームが電断告知を実行すべき所定の当選役であることから、この当選役コード信号に基づいて当選電断告知を実行する旨の判定を行うようになっている。
電断トリガー抽選部72は、所定の抽選を行い、この抽選に基づいて、告知のためにスロットマシン1の電源を切断するタイミングを設定する電源切断時機設定手段である。
より詳しく説明すると、電断トリガー抽選部72は、当該内部抽選がなされたゲームの実行中、及び、このゲームの後に行われる次のゲームの実行中に、電断告知を行うために電源を切断する電源切断タイミングが設定され、且つ、遊技者によるストップボタン53及びスタートレバー55のそれぞれに対する操作が、電断告知を実行する契機として設定されたものとなっている。
すなわち、電断トリガー抽選部72には、今回のゲームにおいて電断告知を実行する契機として第1〜第4トリガーが設定され、今回のゲームの後に行われる次のゲームにおいて電断告知を実行する契機として第5〜第8トリガーが設定されている。
具体的に説明すると、今回のゲームにおけるスタートレバー55の操作、左側のストップボタン53の操作、中央のストップボタン53の操作及び右側のストップボタン53が、それぞれ第1〜第4トリガーとなっている。また、次のゲームにおけるスタートレバー55の操作、左側のストップボタン53の操作、中央のストップボタン53の操作及び右側のストップボタン53の操作が、それぞれ第5〜第8トリガーとなっている。
そして、電断トリガー抽選部72は、電断実行判定部71により電断告知を実行する旨の判定がなされると、第1〜第8トリガーのうちの一つを抽選で選ぶものとなっている。
このような電断トリガー抽選部72は、前述のように所定の抽選を行い、この抽選に基づいて、後述する電源切断手段としての電源切断部82が当該スロットマシン1の電源を切断するタイミングを設定する電源切断時機設定手段となっている。
電断実行処理部73は、第1〜第8トリガーのうち、電断トリガー抽選部72が抽選で選んだトリガーが実行されたか否かを監視し、抽選で選ばれたトリガーが実行されたことを把握すると、電源装置4にスロットマシン1の電源を切断させる処理を行うものである。
さらに詳しく説明すると、電断実行処理部73は、電断トリガー抽選部72が第1〜第4トリガーを抽選で選ぶと、今回のゲームにおいて、電断トリガー抽選部72が選んだ操作対象を監視し、当該操作対象の操作が行われると、電断処理を行うようになっている。
ここで、電断実行処理部73は、電源装置4に電源を切断させる電断処理、具体的には、電源装置4へ電断信号を送出する送出処理の前に、電断フラグのON設定を電断フラグ設定部74に行わせ、この設定によりON状態となった電断フラグを、必要なデータの一つとして電断データ記憶手段64に記憶させるようになっている。
ここにおいて、電断データ記憶手段64は、後述する電源切断部82が電源を切断する前に、電源切断以前の必要なデータを記憶するものとなっている。
また、スタートレバー55の操作により実質的にゲームが開始されることから、電断トリガー抽選部72が抽選を行う前に、既に、第1トリガーであるスタートレバー55の操作は完了している。このため、電断実行処理部73は、電断トリガー抽選部72が第1トリガーを抽選で選んだ場合には、スタートレバー55の監視を行うことなく、速やかに、電断処理を行うようになっている。これにより、スロットマシン1は、遊技者側から見ると、スタートレバー55を操作した直後に、電断告知がなされるものとなっている。
さらに、電断実行処理部73は、電断トリガー抽選部72が第5〜第8トリガーのいずれかを抽選で選んだ場合、今回のゲームが完了した後、操作対象の監視を開始し、操作対象の操作を把握すると、電断処理を行うようになっている。
電断フラグ設定部74は、電断処理が行われる前に、電断フラグを成立させる、換言すると、電断フラグをON状態に設定することにより、電断告知後に電源が復帰してスロットマシン1がゲームを再開するにあたり、電源の切断が停電によるものか、電断告知の実行のためのものかの判別を可能し、これにより、電断告知であることを演出する電断演出処理が的確に行えるようにするものである。
また、電断フラグ設定部74は、電断演出処理が完了すると、電断フラグの成立を解除する、換言すると、電断フラグをOFF状態に設定するようになっている。
電断演出処理部75は、内部抽選により所定のフラグが成立した、換言すると、所定の当選役、例えば、ボーナスゲームに当選したことを告知する電切処理であることを遊技者に報知するために、装飾照明部33に設けられている光源すべてを一斉に点灯する照明点灯演出手段である。
この電断演出処理部75は、装飾照明部33の光源を一斉に点灯して電断演出処理を行うものである。さらに、電断演出処理部75は、電断演出処理を行うにあたり、装飾照明部33の光源の一斉点灯に加えて、表示装置34に画像及び文字を表示させながら、スピーカ35から関連する音声を出力させることもできるようになっている。
図3に戻って、電源装置4は、外部からの電力を整えてスロットマシン1本体に供給するものである。この電源装置4には、電力を安定供給するための電子回路からなる電源回路部81と、外部電力から電源回路部81を遮断してスロットマシン1の電源を切断する電源切断部82と、この電源切断部82の電源切断状態を解除し、スロットマシン1の電源を再投入させる電源再投入部83と、電源切断部82を過電流から保護する保護装置84と、電源再投入部83を過電流から保護する保護装置85とが設けられている。
ここで、外部電力と接続するための一次側電力線86は、保護装置84及び保護装置85の手前で二つに分岐し、分岐した先がそれぞれ保護装置84及び保護装置85に接続されている。これにより、電源切断部82及び電源回路部81と、電源再投入部83とには、別々に外部電力が供給され、電源切断部82で電源を切断しても、電源再投入部83には継続して電力が供給されるようになっている。
電源回路部81は、外部から受けた電力を調整する電子回路を含んで構成されたものであり、外部電力の電圧変動や、スロットマシン1本体側の負荷変動等が生じても、スロットマシン1本体に一定の電圧で安定して電力を供給することが可能となっている。
電源切断部82は、電源再投入部83側の電力で駆動されるマグネットスイッチやパワートランジスタの電力操作デバイスであり、電源再投入部83から出力される駆動信号に応じて動作するようになっている。さらに詳しく説明すると、電源切断部82は、電源再投入部83から導通信号が出力されると、その一次側及び二次側の間が導通状態となり、電源再投入部83からの導通信号が解除されると、その一次側及び二次側の間が遮断状態となるように設定されている。
電源再投入部83は、リレーやタイマー等の複数の制御デバイスが組み合わされたシーケンス回路、あるいは、マイクロコンピュータを含んで構成されたデジタルシーケンサー等からなる制御装置である。
電源再投入部83は、遊技制御装置60に設けられた当否抽選手段65の内部抽選により所定のフラグが成立したことにより、電断告知処理手段70の電断実行処理部73から出力されることとなった電断信号を受信すると、電源切断部82への導通信号の出力を解除し、電源切断部82に電源を切断させるようになっている。そして、電源再投入部83は、電源切断部82が電源を切断すると、その内部に設けられているタイマーを起動して計時動作を開始し、電源が切断されてから所定時間が経過すると、電源切断部82へ導通信号を出力し、電源切断部82に電源切断を解除させるようになっている。
以上において、電源再投入部83は、電源切断部82が電源を切断すると、計時動作を開始し、電源が切断されてから所定時間が経過すると電源を再投入させる電源再投入手段となっている。そして、電源切断部82は、所定のフラグが成立すると、当該フラグに応じた告知を行うために、スロットマシン1の電源を切断する電源切断手段となっている。
なお、保護装置84及び保護装置85としては、所定以上の電流が内部に流れようとすると、電流の導通を遮断するフューズやブレーカ等の過電流遮断デバイスが採用できる。
次に、本実施形態に係る遊技制御装置60による電断告知処理について図5を参照しながら説明する。なお、本実施形態に係る遊技制御装置60において、遊技制御処理及び電断告知処理が時分割多重方式により並列処理され、このうち、遊技制御処理は、従来と同様に処理されるので、遊技制御処理については、説明を省略する。
まず、スロットマシン1の電源が投入されると、遊技制御処理及び電断告知処理が開始され、電源が切断される前の状態に戻って、スロットマシン1のゲームが開始され、電断告知処理は、ステップS1000から処理が開始される。
すなわち、図5に示すように、ステップS1000において、電断フラグがONであるか否か、換言すると、電断フラグ設定部74が電源切断の際に電断フラグをONにしたか否かが判定される。
このステップS1000で、電断フラグがONでないと判定されると、次のステップS1100をスキップしてステップS1200へ進む。
一方、ステップS1000で、電断フラグがONであると判断されると、今回の電源切断がボーナスゲームに当選したことを告知するための処理であると判断できるので、電断処理の演出を行うために、次のステップS1100へ進む。
ステップS1100では、電断演出処理部75により、装飾照明部33の一斉点灯、表示装置34による画像及び文字の表示、並びに、スピーカ35による音声出力を行う電断演出処理がなされる。この電断演出処理と前後して、電断フラグ設定部74により、電源切断の際にONにした電断フラグをOFFにする電断フラグ・リセット処理がなされ、これらの処理がすべて終了したら次のステップS1200へ進む。
ステップS1200では、スロットマシン1のゲームにおける内部抽選において、当否抽選手段65による抽選で所定のフラグが成立した、換言すると、所定の当選役、例えば、ボーナスゲームに当選したか否かが判定される。
このステップS1200で、所定のフラグが成立したと判断されると、その旨を告知する電断告知を行う電断処理を開始するため、次のステップS1300へ進む。
一方、ステップS1200で、所定のフラグが成立してないと判定された場合には、次のステップS1300を含む以降のステップにおける処理をすべて省略してリターンする、すなわち、最初のステップS1000に戻る。
ステップS1300では、電断トリガー抽選部72により、第1〜第8トリガーのなかから、電源を切断する契機である電断トリガーを抽選で一つ選ぶ電断トリガー抽選処理が行われ、この電断トリガー抽選処理が終了したら、次のステップS1400へ進む。
ステップS1400では、今回のゲームで電断告知を行うか否かが判定される。より詳しく説明すると、ステップS1300において、第1〜第4トリガーのなかから電断トリガーが選ばれたのか、もしくは、第5〜第8トリガーのなかから電断トリガーが選ばれたのかが判定される。
このステップS1400で、第1〜第4トリガーのなかから電断トリガーが選ばれたと判定されたら、換言すると、今回のゲームで電断告知を行うと判定されたら、ステップS1500へ進む。
一方、ステップS1400で、第5〜第8トリガーのなかから電断トリガーが選ばれたと判定されたら、換言すると、今回のゲームで電断告知を行わず、次のゲームで電断告知を行うと判定されたら、次のステップS1500を含む以降のステップにおける処理をすべて省略してリターンする、すなわち、最初のステップS1000に戻る。
ステップS1500では、ボタン操作が電断トリガーであるか否かが判定される。具体的には、電断トリガー抽選部72により選ばれた電断トリガーが、第2〜第4トリガー及び第6〜第8トリガーのいずれかであるか否かが判定される。
ステップS1500で、ステップS1300において選ばれた電断トリガーが第2〜第4トリガー及び第6〜第8トリガーのいずれかである場合には、ステップS1510へ進む。
なお、ステップS1500で、ステップS1300において選ばれた電断トリガーが、第2〜第4トリガー及び第6〜第8トリガーのいずれかでもない場合についての説明は、図5におけるステップS1540まで説明した後に行う。
ステップS1510では、三つ設けられているストップボタン53のいずれの操作が電断トリガーであるか否かが判定される。具体的には、ステップS1510では、電断トリガー抽選部72により選ばれた電断トリガーが第2〜第4トリガー及び第6〜第8トリガーのいずれかであるか否かが判定される。
このステップS1510で、左側のストップボタン53が電断トリガーであると判定された場合には、ステップS1520へ進み、中央のストップボタン53が電断トリガーであると判定された場合には、ステップS1530へ進み、右側のストップボタン53が電断トリガーであると判定された場合には、ステップS1540へ進む。
ステップS1520、ステップS1530及びステップS1540の各々においては、該当するストップボタン53が操作されたか否かが判定される。
ステップS1520、ステップS1530及びステップS1540の各々において、該当するストップボタン53が操作されたと判定されると、ステップS1600へ進む。
一方、ステップS1520、ステップS1530及びステップS1540の各々において、該当するストップボタン53が操作されていないと判定された場合には、当該するストップボタン53が操作されるまで、ステップS1520、ステップS1530及びステップS1540のうちの該当するステップが繰り返される。
一方、ステップS1500で、電断トリガーが第2〜第4トリガー及び第6〜第8トリガーのいずれかでもない場合、すなわち、ストップボタン53の操作が電断トリガーでない場合には、既に操作が完了しているスタートレバー55の操作が電断トリガーであるので、ストップボタン53の操作に関するステップS1510〜S1540をジャンプして、速やかにステップS1600へ進む。
ステップS1600では、所定のフラグが成立したこと、例えば、ボーナスゲームに当選したことを、スロットマシン1の電源を切断して告知する電断処理を行う。より具体的に説明すると、ステップS1600においては、まず、電断処理を行うための準備処理として、電断フラグ設定部74に電断フラグをON状態させ、この後、電源復帰後に、電断前の状態でゲームを再開するのに必要なデータを電断データ記憶手段64に記憶させる。この際、電断フラグがON状態であることも、電断前の状態でゲームを再開するのに必要なデータの一つとして記憶させる。
このような準備処理が完了したら、電断実行処理部73により、電源を切断させる指令信号である電断信号が電源装置4に送出される。この電断信号の送出により、電源装置4の電源切断部82がスロットマシン1の電源を切断するので、遊技制御装置60の処理は、一旦中断する。そして、電源が切断されてから所定時間が経過すると、電源再投入部83が電源装置4を再投入するので、遊技制御装置60による電断告知処理は、最初に説明したステップS1000から再開される。そして、上述のような複数のステップS1000〜S1600を含んで構成される電断告知処理は、電源装置4の電源スイッチ4Aが遮断状態に操作されるまで何度も繰り返し行われる。
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、遊技制御手段63に設けられた当否抽選手段65が内部抽選を行い、この内部抽選により所定のフラグが成立すると、電源を切断させる指令信号である電断信号を送出する電断実行処理部73を遊技制御手段63に設け、この電断実行処理部73からの電断信号を受信すると、電源を切断する電源切断部82と、電源が切断されてから所定時間が経過すると電源を再投入させる電源再投入部83とを電源装置4に設けたので、所定フラグの成立により、所定時間だけ一時的にスロットマシン1の電源を切断することができ、この一時的な電源の切断により、所定のフラグが成立したことを遊技者に告知することができる。
このように、電源の切断により、回転リール24の回転動作等を含むスロットマシン1の全動作が一瞬のうちに停止し、且つ、一切の操作が行えなくすることで、所定フラグの成立を告知するようにしたので、ゲームに集中していた遊具者の不意を衝いて遊具者を驚かせることができ、これにより、遊技者に強い印象を与えることができる。
また、電源切断により所定フラグが成立したことを告知した後、電源再投入により、装飾照明部33に設けられている光源すべてを一斉に点灯する電断演出処理部75を設け、電源が再投入されると、装飾照明部33のすべての光源が点灯されるようにしたので、スロットマシン1の再起動時における装飾照明部33の点灯状態に基づいて、電源切断による告知であるか、あるいは、単なる停電あるかが明確に把握でき、これにより、所定のフラグが成立したことを遊技者に確実に知らせることができる。
さらに、電断告知を実行する契機である電断トリガーとして、当否抽選手段65が内部抽選を行ったゲームの実行中に電断告知を行う電断トリガーが複数用意され、且つ、これら複数の電断トリガーの中から、一の電断トリガーを電断トリガー抽選部72が抽選で選ぶようにしたので、ボーナスゲーム等の特定の役への当選に相当するフラグが成立すると、当該ゲームの実行中に速やかに、電源切断部82が電源を切断して当該フラグの成立を遊技者に告知するようになり、当該フラグ成立についての不知により、遊技者が特定役入賞を逸することを未然に防止することができる。
また、電断告知を実行する契機である電断トリガーとして、当否抽選手段65が内部抽選を行ったゲームの後に行われる次のゲームの実行中に電断告知を行う電断トリガーが複数用意され、且つ、これら複数の電断トリガーの中から、一の電断トリガーを電断トリガー抽選部72が抽選で選ぶようにしたので、ボーナスゲームに相当するフラグの持ち越しが可能な場合に、今回のゲームで入賞が果たせず、成立したフラグが次のゲームに持ち越されたとしても、次のゲームの実行中に、電源を切断して所定フラグの成立を告知することができ、これにより、告知タイミングが互いに異なる様々なゲーム展開を実現することができ、ゲームの興趣性をさらに一層向上することができる。
さらに、ストップボタン53やスタートレバー55等の操作として第1〜第8トリガーを設定し、これら第1〜第8トリガーのうちの一つをランダムに選ぶ抽選を行い、この抽選により、電断タイミングを定める電断トリガー抽選部72を設け、所定のフラグが成立する毎に電断トリガー抽選部72が抽選を行って、告知を行うタイミングを定めるようにしたので、例えば、前回の告知タイミングがスタートレバー55の操作直後であったのが、今回の告知タイミングが右側のストップボタン53を操作した直後になった等、告知が同じタイミングで何回も続けて行われることがなくなり、この点からも、告知を行うタイミングが互いに異なる様々なゲーム展開を確実に実現することができ、ゲームの興趣性をさらに一層向上することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
例えば、電源装置4としては、電源回路部81の一次側に電源切断部82が設けられているもの(図3参照)に限らず、図6に示すように、電源回路部81の二次側に電源切断部82が設けられているものでもよい。この場合、電源回路部81の二次側を分岐、例えば、図6の如く、二次側電力線87を二つに分岐し、分岐した一方に保護装置84を介して電源切断部82を接続し、他方に保護装置85を介して電源再投入部83を接続し、且つ、電源回路部81の一次側に、ブレーカやフューズ等の保護装置88を接続するのが好ましい。
本発明の一実施形態に係るスロットマシンの全体を示す正面図である。 前記実施形態に係るスロットマシンの筐体内部を示す斜視図である。 前記実施形態に係るスロットマシンの電気的構成を示すブロック図である。 前記実施形態に係る遊技制御手段の要部を示すブロック図である。 前記実施形態の電断告知処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンの全体を示す正面図である。
1 スロットマシン
33 照明装置としての装飾照明部
64 電断データ記憶手段
72 電源切断時機設定手段としての電断トリガー抽選部
75 照明点灯演出手段としての電断演出処理部
82 電源切断手段としての電源切断部
83 電源再投入手段

Claims (5)

  1. ゲーム毎に内部で抽選が行われ、抽選により成立したフラグが予め定められたものの一つである場合に、当該フラグに応じた告知が行われるスロットマシンであって、電源が切断されると、電源切断以前の必要なデータを記憶する電断データ記憶手段を備えたスロットマシンにおいて、
    前記抽選により所定のフラグが成立すると、当該フラグに応じた告知を行うために当該スロットマシンの電源を切断する電源切断手段と、
    この電源切断手段が電源を切断すると、計時動作を開始し、電源が切断されてから所定時間が経過すると電源を再投入させる電源再投入手段とが少なくとも設けられ、
    前記電源切断手段によらず電源が切断される場合には、前記電断データ記憶手段は電源切断以前の必要なデータを記憶し、
    前記電源切断手段により電源が切断される場合には、前記電断データ記憶手段は電源切断以前の必要なデータを記憶すると共に、演出のための電源の切断である旨を記憶し、
    前記電源切断手段による電源の切断から所定時間経過後に前記電源再投入手段により電源が再投入されると、電源の切断前の状態に復帰すると共に、前記電断データ記憶手段が演出のための電源の切断である旨を記憶しているか否かを判定し、前記電断データ記憶手段が演出のための電源の切断である旨を記憶していると判定した場合には、前記電源の切断が前記所定のフラグに応じた告知であることを知らせる電断演出を行うことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記電源再投入手段により電源が再投入されると、当該スロットマシンに備えられている照明装置を一斉に点灯させて前記電断演出を行わせる照明点灯演出手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 前記電源切断手段の電源切断タイミングが、少なくとも、当該抽選のなされたゲーム中に設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載のスロットマシン。
  4. 前記電源切断手段の電源切断タイミングが、少なくとも、当該抽選のなされたゲームの後に行われる別のゲームの実行中に設定されていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載のスロットマシン。
  5. 所定の抽選を行い、この抽選に基づいて、前記電源切断手段が当該スロットマシンの電源を切断するタイミングを設定する電源切断時機設定手段が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載のスロットマシン。
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