JP4496802B2 - 透過型el表示器及び透過型el表示器の製造方法 - Google Patents
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Description
または、請求項7に記載のように、前記第1のガラス基板の端面に斜度を持たせ、前記第3のガラス基板の端面には対面する前記第1のガラス基板の端面の斜度に整合する斜度を持たせて、斜面同士で接合する方法もある。
また、請求項17に記載のように、請求項14から請求項16の特徴を全て組み合わせてもよい。
[透過型EL表示器の構造]
図1に示すとおり、透過型EL表示器1は、第1のガラス基板11と第2のガラス基板12からなる。第1のガラス基板11には図2に詳細を示すEL素子がマトリクス状に形成されて表示器となっており、第2のガラス基板12には第1のガラス基板11に信号を送るための配線電極121が透明電極で形成されている。ガラス基板11、12には屈折率が1.5のガラスを使用している。
EL素子は、第1のガラス基板11上に順次薄膜として積層された、第1電極111、第1絶縁膜112、発光層113、第2絶縁膜114、および第2電極115より形成されている。ここで、上記第1電極111〜第2電極115の膜は総膜厚でおよそ2μmぐらいの非常に薄い膜で透明である。第1電極111と第2電極115はストライプ状で互いに直交しており、例えば透明導電膜であるITO膜にて構成されている。この第1電極111と第2電極115とが直交した部分が、電極111、115の膜間に挟まれている第1絶縁膜112、第2絶縁膜114および発光層113とともに画素を構成しており、第1電極111、第2電極115間に電圧を印加することで、この画素が発光可能となっている。
さらに、第1電極111と配線電極121とを接続する導電粒子131は不透明な材料であるが、その大きさは数十μm以下であり人間の目で識別不能である。このようにして、透過型EL表示器1が作成される。
[第1の実施の形態]
図3に示すように、第1のガラス基板11を第2のガラス基板12より薄くすれば、第1のガラス基板11の端面を認識しづらくできる。なお、図3(a)は透過型EL表示器1の透視図であり、図3(b)はAA’の断面図である。
この実施形態では、図4に示すように、第3のガラス基板13が用いられる。
第3のガラス基板13は、第1のガラス基板11と同じ材質で厚さも同じであるが、図4(a)に示すとおり、その中央部には第1のガラス基板11の外形に整合する形状の穴132が設けられている。そして、図4(b)に示すように、その穴132に第1のガラス基板11をはめ合わせるようにして、第3のガラス基板13を第2のガラス基板12に貼り合わせて、第1のガラス基板11の端面と穴132の内周面とを接触させてある。
さらに、第1のガラス基板11と第3のガラス基板の継目を溶着してその後に平滑処理をすれば、第1のガラス基板11の端面が認識しづらくなりより好ましい。また、第3のガラス13を分割した場合には、各部分同士の継目も同様の処理をすればよい。
図5に示すように、屈折率がガラスの屈折率(ここでは1.5)と近似している(例えば1.5±0.3の範囲)透明な中間膜21を第1のガラス基板11を覆うように装着し、第3のガラス基板22を中間膜21の上に貼付けることで、第1のガラス基板11の端面を認識しづらくできる。ここで、図5(a)は透視図であり、図5(b)はAA’の断面図である。
図6に示すように、第2のガラス基板12の第1のガラス基板11側の面で、ガラス基板11が貼り合せられていないところに、屈折率がガラスの屈折率(ここでは1.5)と近似している(例えば1.5±0.3の範囲)透明なシリコーンゴム31(シリコーンゴム系接着剤に該当)を貼付けることで第1のガラス基板11の端面を認識しづらくできる。ここで、図6(a)は透視図であり、図6(b)はAA’の断面図である。
図7にあるように、第2のガラス基板12と第3のガラス基板43の間に、屈折率がガラスの屈折率(ここでは1.5)と近似している(例えば1.5±0.3の範囲)透明なシリコーンオイル42を充填することで第1のガラス基板11の端面を認識しづらくできる。ここで、図7(a)は透視図であり、図7(b)はAA’の断面図である。
図8に示すように、第2のガラス基板12の第1のガラス基板11側で、ガラス基板11が貼り合せられていないところに、屈折率がガラスの屈折率(ここでは1.5)と近似している(例えば1.5±0.3の範囲)透明な樹脂51(スロープ状樹脂に該当)を第1のガラス基板11の端面から徐々に膜厚を薄くするように形成することで第1のガラス基板11の端面を認識しづらくできる。ここで、図8(a)は透視図であり、図8(b)はAA’の断面図である。
図9に示すように、第1のガラス基板11をすべて覆うような穴62が設けられた第3のガラス基板61を第2のガラス基板12に貼りあわせることで、第1のガラス基板11の端面を認識しづらくできる。ここで、図9(a)は透視図であり、図9(b)はAA’の断面図である。第3のガラス基板61として第1のガラス基板11及び第2のガラス基板12と同材質(すなわち同じ屈折率)のガラスを使用すれば、上記効果がより良好となる。
図10に示すように、第2の実施の形態で説明した透過型EL表示器1を作成し(第3のガラス基板13は4枚の長方形のガラス基板13a、13b、13c、13dにて構成してある。)、さらに第4のガラス基板71を第3のガラス基板13a〜13dに貼りあわせると、第1のガラス基板11の端面を一層認識しづらくなる。
図11に示すように、本実施形態においてはLED82が形成された第3のガラス基板81を透過型EL表示器1の背後に配置して、第1のガラス基板11の端面にLED82からの光を照射することにより、その端面を認識しづらくする。第1のガラス基板11は自発光型のEL素子が積層形成されている発光体であるため、周囲に光が照射されても透過型EL表示器1の観察者に違和感を与えない。また、照射する光の色は、該EL素子の発光色と同じにすることが好ましい。
11・・・第1のガラス基板、
11a・・・端面、
12・・・第2のガラス基板、
13・・・ガラス基板(請求項5〜7の第3のガラス基板)、
13a・・・ガラス基板(請求項5、6の第3のガラス基板、請求項15〜17の第3のガラス基板)、
21・・・PVB膜(中間膜)、
22・・・ガラス基板(請求項8〜10の第3のガラス基板)、
31・・・シリコーンゴム、
32・・・枠ガラス、
41・・・樹脂堤(シール用樹脂)、
42・・・シリコーンオイル、
43・・・ガラス基板(請求項12の第3のガラス基板)、
51・・・樹脂(スロープ状樹脂)、
61・・・ガラス基板(請求項14の第3のガラス基板)、
62・・・穴、
71・・・ガラス基板(請求項15〜17の第4のガラス基板)、
81・・・ガラス基板、
82・・・LED(光源)。
Claims (19)
- 透明な膜で構成されたEL(Electro Luminescence)素子が形成された第1のガラス基板と、該EL素子への表示用の電気信号を伝送する透明な配線電極が形成された該EL素子より面積の大きい第2のガラス基板とを、前記配線電極と前記EL素子の対応する配線とが導通するように接着してなる透過型EL表示器において、
前記EL素子が形成された第1のガラス基板の端部を目立たせないための非顕化処理が施してあり、前記非顕化処理として、前記第1のガラス基板の厚さを前記第2のガラス基板の厚さよりも薄くしてあることを特徴とする透過型EL表示器。 - 請求項1記載の透過型EL表示器において、
前記第1のガラス基板の厚さを、前記第2のガラス基板の厚さの1/10以下にしたことを特徴とする透過型EL表示器。 - 請求項1又は2記載の透過型EL表示器を製造する際に、
前記第1のガラス基板を前記第2のガラス基板に貼り合せた後に、前記第1のガラス基板を機械的に削ってその厚さを薄くすることを特徴とする透過型EL表示器の製造方法。 - 透明な膜で構成されたEL(Electro Luminescence)素子が形成された第1のガラス基板と、該EL素子への表示用の電気信号を伝送する透明な配線電極が形成された該EL素子より面積の大きい第2のガラス基板とを、前記配線電極と前記EL素子の対応する配線とが導通するように接着してなる透過型EL表示器において、
前記EL素子が形成された第1のガラス基板の端部を目立たせないための非顕化処理が施してあり、
前記非顕化処理として、前記第1のガラス基板の周囲に該第1のガラス基板と同じ材質且つ同じ厚さの第3のガラス基板を配置して、該第3のガラス基板を前記第2のガラス基板に貼り合せたことを特徴とする透過型EL表示器。 - 請求項4記載の透過型EL表示器において、
前記第1のガラス基板の厚さを、前記第2のガラス基板の厚さの1/10以下にしたことを特徴とする透過型EL表示器。 - 請求項4記載の透過型EL表示器において、
前記第1のガラス基板と第3のガラス基板の継目が溶着されていることを特徴とする透過型EL表示器。 - 請求項4記載の透過型EL表示器において、
前記第1のガラス基板の端面に斜度を持たせ、前記第3のガラス基板の端面には対面する前記第1のガラス基板の端面の斜度に整合する斜度を持たせたことを特徴とする透過型EL表示器。 - 透明な膜で構成されたEL(Electro Luminescence)素子が形成された第1のガラス基板と、該EL素子への表示用の電気信号を伝送する透明な配線電極が形成された該EL素子より面積の大きい第2のガラス基板とを、前記配線電極と前記EL素子の対応する配線とが導通するように接着してなる透過型EL表示器において、
前記EL素子が形成された第1のガラス基板の端部を目立たせないための非顕化処理が施してあり、
前記非顕化処理として、前記第1のガラス基板を覆う透明な中間膜を介して透過型EL表示器に貼り合せられた第3のガラス基板を備えており、
前記中間膜は前記第1のガラス基板の厚みより厚い膜であることを特徴とする透過型EL表示器。 - 請求項8記載の透過型EL表示器において、
該中間膜は、PVB(Poly Vinyl Butyral)膜であることを特徴とする透過型EL表示器。 - 透明な膜で構成されたEL(Electro Luminescence)素子が形成された第1のガラス基板と、該EL素子への表示用の電気信号を伝送する透明な配線電極が形成された該EL素子より面積の大きい第2のガラス基板とを、前記配線電極と前記EL素子の対応する配線とが導通するように接着してなる透過型EL表示器において、
前記EL素子が形成された第1のガラス基板の端部を目立たせないための非顕化処理が施してあり、
前記非顕化処理として、前記第1のガラス基板の周囲にシリコーンゴム系接着剤を配置したことを特徴とする透過型EL表示器。 - 透明な膜で構成されたEL(Electro Luminescence)素子が形成された第1のガラス基板と、該EL素子への表示用の電気信号を伝送する透明な配線電極が形成された該EL素子より面積の大きい第2のガラス基板とを、前記配線電極と前記EL素子の対応する配線とが導通するように接着してなる透過型EL表示器において、
前記EL素子が形成された第1のガラス基板の端部を目立たせないための非顕化処理が施してあり、
前記非顕化処理として、前記第1のガラス基板の端面から離れた位置で該第1のガラス基板を取り囲んで前記第2のガラス基板に塗布されたシール用樹脂と、該シール用樹脂を介して前記第2のガラス基板に対面配置された第3のガラス基板と、該シール用樹脂、前記第2のガラス基板及び前記第3のガラス基板で形成された空間に充填されたシリコーンオイルとを備えたことを特徴とする透過型EL表示器。 - 透明な膜で構成されたEL(Electro Luminescence)素子が形成された第1のガラス基板と、該EL素子への表示用の電気信号を伝送する透明な配線電極が形成された該EL素子より面積の大きい第2のガラス基板とを、前記配線電極と前記EL素子の対応する配線とが導通するように接着してなる透過型EL表示器において、
前記EL素子が形成された第1のガラス基板の端部を目立たせないための非顕化処理が施してあり、
前記非顕化処理として、前記第1のガラス基板の端面を覆い、該端面から遠ざかるに従って前記第2のガラス基板を基準とした膜厚が薄くなるスロープ状の樹脂を設けたことを特徴とする透過型EL表示器。 - 透明な膜で構成されたEL(Electro Luminescence)素子が形成された第1のガラス基板と、該EL素子への表示用の電気信号を伝送する透明な配線電極が形成された該EL素子より面積の大きい第2のガラス基板とを、前記配線電極と前記EL素子の対応する配線とが導通するように接着してなる透過型EL表示器において、
前記EL素子が形成された第1のガラス基板の端部を目立たせないための非顕化処理が施してあり、
前記非顕化処理として、前記第1のガラス基板の露出面を覆う第3のガラス基板を、前記第2のガラス基板に貼合わせたことを特徴とする透過型EL表示器。 - 透明な膜で構成されたEL(Electro Luminescence)素子が形成された第1のガラス基板と、該EL素子への表示用の電気信号を伝送する透明な配線電極が形成された該EL素子より面積の大きい第2のガラス基板とを、前記配線電極と前記EL素子の対応する配線とが導通するように接着してなる透過型EL表示器において、
前記EL素子が形成された第1のガラス基板の端部を目立たせないための非顕化処理が施してあり、
前記非顕化処理として、前記第1のガラス基板厚よりも前記第2のガラス基板厚を厚くし、該第2のガラス基板上で前記第1のガラス基板が存在しないところに配置した第3のガラス基板を前記第2のガラス基板に接着し、さらに、前記第1のガラス基板及び前記第3のガラス基板を覆って第4のガラス基板を貼合わせたことを特徴とする透過型EL表示器。 - 請求項14記載の透過型EL表示器において、前記第4のガラス基板は前記第2のガラス基板と同じ厚さであることを特徴とする透過型EL表示器。
- 請求項14又は請求項15記載の透過型EL表示器において、
前記第3のガラス基板は複数枚を互いに重ならせずに配置されていることを特徴とする透過型EL表示器。 - 透明な膜で構成されたEL(Electro Luminescence)素子が形成された第1のガラス基板と、該EL素子への表示用の電気信号を伝送する透明な配線電極が形成された該EL素子より面積の大きい第2のガラス基板とを、前記配線電極と前記EL素子の対応する配線とが導通するように接着してなる透過型EL表示器において、
前記EL素子が形成された第1のガラス基板の端部を目立たせないための非顕化処理が施してあり、
前記非顕化処理として、前記第1のガラス基板厚よりも前記第2のガラス基板厚を厚くし、該第2のガラス基板上で前記第1のガラス基板が存在しないところに配置した第3のガラス基板を前記第2のガラス基板に接着し、さらに、前記第1のガラス基板及び前記第3のガラス基板を覆って第4のガラス基板を貼合わせており、
前記第4のガラス基板は前記第2のガラス基板と同じ厚さであり、
前記第3のガラス基板は複数枚を互いに重ならせずに配置されていることを特徴とする透過型EL表示器。 - 透明な膜で構成されたEL(Electro Luminescence)素子が形成された第1のガラス基板と、該EL素子への表示用の電気信号を伝送する透明な配線電極が形成された該EL素子より面積の大きい第2のガラス基板とを、前記配線電極と前記EL素子の対応する配線とが導通するように接着してなる透過型EL表示器において、
前記第1のガラスに沿って配置される第3のガラス基板を備え、
前記第3のガラス基板における前記第1のガラス基板の端面に対応する位置に、前記第1のガラス基板の端面に光を照射する光源を設けたことを特徴とする透過型EL表示器。 - 請求項18記載の透過型EL表示器において、
前記光源の色は、前記第1のガラス基板上にあるEL素子の発光色と同じ色であることを特徴とする透過型EL表示器。
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