JP4515751B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Description
したがって、外部発振子の発振状態が安定すると直ちに出力される発振安定待ち時間終了信号により、マイクロコンピュータにおけるリセット状態を解除、すなわち発振安定待ち時間を強制的に終了して、CPU等の動作を開始させることができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による半導体装置を適用したマイクロコンピュータ(マイコン)における発振制御回路10の構成例を示すブロック図である。
発振制御回路10は、外部発振回路11、自励発振回路12、発振クロック監視回路13及びクロック制御回路14を有する。この発振制御回路10は、マイコン内部、すなわちマイコンと同一チップ内に形成される。
また、自励発振回路12は、出力の一部を入力に帰還して発振する発振回路であり、クロック信号S12を生成する。自励発振回路12は、例えばCR発振回路や、リングオシレータで構成される。
発振クロック監視回路13は、入力されたクロック信号S12を使用して外部発振回路11の発振状態(入力されたクロック信号S11の状態)を監視し、外部発振回路11の発振状態が安定したか否かを判断する。
その後、外部発振回路11の発振状態が安定したと判断すると、外部発振回路11により生成されるクロック信号S11をクロック信号S14として出力するとともに、制御信号(発振安定待ち時間終了信号)S13を出力して、マイコンにおける発振安定待ち時間を直ちに終了させ(リセット状態を解除し)、CPUの処理動作を可能にする。
図2に示すように、発振クロック監視回路13は、3つのエッジ検出回路21、28、30、3つのカウンタ22、25、29、2つのインバータ23、26、否定論理和回路(NOR回路)24、及び否定論理積回路(NAND回路)27を有する。
上述したように外部発振検出期間中においては、外部発振検出期間信号S26は“L”であり、この期間中はインバータ23の出力を反転した信号がNOR回路24から出力される。一方、外部発振検出期間以外は、外部発振検出期間信号S26はハイレベル(“H”)であり、インバータ23の出力に関わらず、NOR回路24の出力は“L”となる。
なお、第1、第2及び第3のカウンタ22、25、29におけるカウント値の初期値は“0”であり、各カウンタ22、25、29から出力される信号S22、S24、S25、S27は出力されていない(不活性状態である)ものとする。このとき、信号S22、S24、S25は“L”であり、信号S27は“H”である。
外部発振回路11により生成されたクロック信号S11は、第1のエッジ検出回路21及び第3のカウンタ29に入力される。
この発振動作開始直後における外部発振回路11の発振状態は不安定であるために、第1のエッジ検出回路21においてクロック信号S11のエッジは検出されず、第1のカウンタ22のカウント値は変化しない。これにより、第1のカウンタ22から出力されるオーバーフロー信号S22は“L”に保持され、NOR回路24の出力である第3のクリア信号CLR3は、外部発振検出期間信号S26に関わらず“L”である。したがって、第3のカウンタ29は、外部発振回路11により生成されたクロック信号S11の周期数をカウントし、1周期毎にカウント値を1ずつインクリメントする。
また、第2のカウンタ25においても、自励発振回路12により生成されたクロック信号S12の周期数をカウントし続けており、そのカウント値がクロック信号S12の1周期毎に1ずつインクリメントされている。
このとき、第2のカウンタ25から出力される制御信号S25は“L”であるので、NOR回路27の出力である外部発振検出期間信号S26は“H”から“L”に変化する。つまり、外部発振検出期間DTが開始する。
その後、第1、第2及び第3のカウンタ22、25、29は、それぞれ検出信号S21(クロック信号S11)、クロック信号S12、クロック信号S11をカウントする。
具体的には、発振クロック監視回路13内にて、第1のカウンタ22は、第1のエッジ検出回路21を介して、外部発振回路11により生成されたクロック信号S11をカウントし、第2のカウンタ25は、自励発振回路12により生成されたクロック信号S12をカウントする。そして、第2のカウンタ25のカウント値に基づいて規定される外部発振検出期間DT中に、第1のカウンタ22からオーバーフロー信号S22が出力されたか、すなわちオーバーフローが発生したか否かを判断する。この判断の結果、第1のカウンタ22にてオーバーフローが発生したときには、外部発振回路11の発振状態が安定したと判断し、第3のカウンタ29をリセットすることにより、制御信号(発振安定待ち時間終了信号)S13を出力する。
これにより、外部発振回路11の発振状態が安定すると直ちに制御信号(発振安定待ち時間終了信号)S13を出力し、制御信号S13によりマイクロコンピュータにおけるリセット状態を解除、すなわち発振安定待ち時間を強制的に終了させることができる。したがって、外部発振回路11(外部発振子15)に応じて、マイクロコンピュータの発振安定待ち時間を短縮することができ、従来のように予め設定される発振安定待ち時間が経過するのを待つことなくCPU等の動作を開始させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本発明の第2の実施形態における発振制御回路の全体構成は、図1に示した発振制御回路10と同様であるので説明を省略する。
図5は、本発明の第2の実施形態における発振クロック監視回路13’の構成例を示すブロック図である。この図5において、図2に示したブロック等と同一の機能を有するブロック等には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
具体的には、第1のセレクタ56は、選択信号S56として供給されるレジスタ値が“00”の場合には制御信号S51を出力し、“01”の場合には制御信号S52を出力し、“10”の場合には制御信号S53を出力し、“11”の場合には制御信号S54を出力する。
まず、電源の供給が開始され、外部発振回路11及び自励発振回路12が発振動作を開始してから所定の期間においては、上述した第1の実施形態と同様に、第1のカウンタ22から出力されるオーバーフロー信号S22は“L”に保持され、NOR回路24の出力である第3のクリア信号CLR3は、外部発振検出期間信号S26に関わらず“L”である。
したがって、第2のセレクタ53は、第2のレジスタ55の値“00”を選択信号S56として出力し、それを受けた第1のセレクタ56は、対応するカウント値が最小、つまり出力されるまでの時間が最短の制御信号S51を、第3のエッジ検出回路30に出力するように切り替える。
第1、第2及び第3のカウンタ22、25、29(51)のビット数は任意であり、少なくとも下記に示す(a)及び(b)の条件さえ満足すれば良い。
(a)外部発振回路11の発振状態が安定しているとき、外部発振検出期間DT中に第1のカウンタ22からの出力信号に基づいて第3のクリア信号CLR3を出力する(“L”から“H”に変化させる)ことが可能、
(b)外部発振回路11が発振動作を開始してから1回目の外部発振検出期間DTが終了するまでの時間に第3のカウンタ29(51)の信号に基づいて制御信号(発振安定待ち時間終了信号)S13が出力されない
例えば、第1のカウンタ22を2ビットカウンタで構成し、オーバーフロー信号をインバータ23に出力するようにするとともに、第2のカウンタ25を3ビットカウンタで構成し、クロック信号S12の1周期毎にカウンタ値をインクリメントして3ビット目が“1”(カウント値8〜15)のときに外部発振検出期間信号S26を“L”にするように構成しても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の諸態様を付記として以下に示す。
第2のクロック信号を生成する自励発振回路と、
上記第2のクロック信号を用いて上記外部発振子の発振状態を監視し、上記外部発振子の発振状態が安定したと判断した場合には発振安定待ち時間終了信号を出力する監視回路とを備えることを特徴とする半導体装置。
(付記2)上記外部発振子が発振動作を開始してから上記発振安定待ち時間終了信号を出力させるまでの時間を設定可能なレジスタをさらに備え、
上記監視回路は、上記外部発振子の発振状態が安定したと判断した場合には上記レジスタを最小時間に対応する値に設定することを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記3)上記監視回路は、上記外部発振子の発振状態を所定の時間間隔で監視することを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記4)上記発振安定待ち時間終了信号に応じて、上記自励発振回路の動作を停止させることを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記5)上記発振安定待ち時間終了信号に応じて、上記監視回路における上記外部発振子の発振状態の監視動作を停止させることを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記6)上記発振安定待ち時間終了信号に応じて、上記外部発振回路により生成される第1のクロック信号又は上記自励発振回路により生成される第2のクロック信号の何れか一方を出力するクロック制御回路とをさらに備えることを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記7)上記監視回路は、上記外部発振回路により生成される第1のクロック信号を計数する第1のカウンタと、
上記自励発振回路により生成される第2のクロック信号を計数する第2のカウンタと、
上記第1及び第2のカウンタの各計数値に基づいて、上記外部発振子の発振状態が安定したか否かを判定する判定回路とを備えることを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記8)上記第1のカウンタは、上記第2のカウンタの計数値に基づく外部発振検出期間の開始時に初期化され、
上記判定回路は、上記外部発振検出期間中に上記第1のカウンタの計数値が所定の値に達した場合には、上記外部発振子の発振状態が安定したと判定することを特徴とする付記7記載の半導体装置。
(付記9)上記監視回路は、上記第2のカウンタの計数値に基づいて、上記外部発振検出期間を規定する検出期間規定回路をさらに備えることを特徴とする付記8記載の半導体装置。
(付記10)上記判定回路は、上記第2のカウンタの計数値に基づく外部発振検出期間中に、上記第1のカウンタにて計数値のオーバーフローが発生した場合には、上記外部発振子の発振状態が安定したと判定することを特徴とする付記7記載の半導体装置。
(付記11)上記判定回路は、上記外部発振回路により生成される第1のクロック信号を計数する第3のカウンタをさらに備え、
上記第3のカウンタが上記第1及び第2のカウンタの各計数値に基づいて初期化された場合、あるいは上記第3のカウンタにて計数値のオーバーフローが発生した場合には、上記外部発振子の発振状態が安定したと判定することを特徴とする付記7記載の半導体装置。
(付記12)上記監視回路は、上記外部発振回路により生成される第1のクロック信号のエッジを検出し、検出結果に応じた検出信号を出力するエッジ検出回路をさらに備え、
上記第1のカウンタは、上記エッジ検出回路から出力される検出信号を計数することを特徴とする付記7記載の半導体装置。
(付記13)上記発振安定待ち時間終了信号が上記各カウンタに供給され、
上記各カウンタは、上記発振安定待ち時間終了信号に応じて計数動作を停止させることを特徴とする付記7記載の半導体装置。
(付記14)上記監視回路は、上記外部発振回路により生成される第1のクロック信号を計数する第1のカウンタと、
上記自励発振回路により生成される第2のクロック信号を計数する第2のカウンタと、
上記外部発振回路により生成される第1のクロック信号を計数し、互いに異なる計数値に応じた複数の信号を出力する第3のカウンタと、
上記レジスタの値に応じて、上記第3のカウンタから出力される複数の信号の中から1つの信号を選択し出力する第1のセレクタとを備えることを特徴とする付記2記載の半導体装置。
(付記15)上記レジスタは、任意の値を設定可能な第1のレジスタと、上記最小時間に対応する値が設定された第2のレジスタとからなり、
上記監視回路は、上記第1及び第2のカウンタの各計数値に基づいて、上記外部発振子の発振状態が安定したか否かを判定する判定回路と、
上記判定回路の判定結果に基づいて、上記第1のレジスタ又は上記第2のレジスタの何れか一方を選択し、レジスタの値を上記第1のセレクタに出力する第2のセレクタとをさらに備えることを特徴とする付記14記載の半導体装置。
11 外部発振回路
12 自励発振回路
13 発振クロック監視回路
14 クロック制御回路
15 外部発振子
S13 制御信号(発振安定待ち時間終了信号)
Claims (9)
- 外部発振子が接続され、第1のクロック信号を生成する外部発振回路と、
第2のクロック信号を生成する自励発振回路と、
上記第2のクロック信号を用いて上記外部発振子の発振状態を監視し、予め設定される発振安定待ち時間が経過する前に上記外部発振子の発振状態が安定したと判断した場合には、設定された発振安定待ち時間が経過する前に当該発振安定待ち時間を終了させる発振安定待ち時間終了信号を出力する監視回路とを備えることを特徴とする半導体装置。 - 上記外部発振子が発振動作を開始してから上記発振安定待ち時間終了信号を出力させるまでの時間を設定可能なレジスタをさらに備え、
上記監視回路は、上記外部発振子の発振状態が安定したと判断した場合には上記レジスタを最小時間に対応する値に設定することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 上記監視回路は、上記外部発振子の発振状態を所定の時間間隔で監視することを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
- 上記発振安定待ち時間終了信号に応じて、上記自励発振回路の動作を停止させることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の半導体装置。
- 上記発振安定待ち時間終了信号に応じて、上記監視回路における上記外部発振子の発振状態の監視動作を停止させることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の半導体装置。
- 上記発振安定待ち時間終了信号に応じて、上記外部発振回路により生成される第1のクロック信号又は上記自励発振回路により生成される第2のクロック信号の何れか一方を出力するクロック制御回路とをさらに備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の半導体装置。
- 上記監視回路は、上記外部発振回路により生成される第1のクロック信号を計数する第1のカウンタと、
上記自励発振回路により生成される第2のクロック信号を計数する第2のカウンタと、
上記第1及び第2のカウンタの各計数値に基づいて、上記外部発振子の発振状態が安定したか否かを判定する判定回路とを備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の半導体装置。 - 上記第1のカウンタは、上記第2のカウンタの計数値に基づく外部発振検出期間の開始時に初期化され、
上記判定回路は、上記外部発振検出期間中に上記第1のカウンタの計数値が所定の値に達した場合には、上記外部発振子の発振状態が安定したと判定することを特徴とする請求項7記載の半導体装置。 - 上記レジスタは、任意の値を設定可能な第1のレジスタと、上記最小時間に対応する値が設定された第2のレジスタとからなり、
上記監視回路は、上記外部発振回路により生成される第1のクロック信号を計数する第1のカウンタと、
上記自励発振回路により生成される第2のクロック信号を計数する第2のカウンタと、
上記外部発振回路により生成される第1のクロック信号を計数し、互いに異なる計数値に応じた複数の信号を出力する第3のカウンタと、
上記第1及び第2のカウンタの各計数値に基づいて、上記外部発振子の発振状態が安定したか否かを判定する判定回路と、
上記判定回路の判定結果に基づいて、上記第1のレジスタ又は上記第2のレジスタの何れか一方を選択し、レジスタの値を出力する第2のセレクタと、
上記第2のセレクタから出力された上記レジスタの値に応じて、上記第3のカウンタから出力される複数の信号の中から1つの信号を選択し出力する第1のセレクタとを備え、
上記第2のセレクタは、上記判定回路により上記外部発振子の発振状態が安定したと判定されるまでは上記第1のレジスタを選択し、上記外部発振子の発振状態が安定したと判定された場合には上記第2のレジスタを選択することを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
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