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JP4526541B2 - 地絡方向継電器用実負荷方向試験装置 - Google Patents
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JP4526541B2 - 地絡方向継電器用実負荷方向試験装置 - Google Patents

地絡方向継電器用実負荷方向試験装置 Download PDF

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Description

この発明は、地絡方向継電器の機能を確認する際に用いられる地絡方向継電器用実負荷方向試験装置に関する。
地絡方向継電器は例えば変電所に設置され、送電線などの地絡事故の検出に用いられる。送電線に地絡事故が発生すると零相電流および零相電圧が生じる。地絡方向継電器は、零相電流と零相電圧とにより送電線の地絡事故を検出し、遮断器に遮断信号を送り、事故範囲の拡大などを防ぐ。こうした地絡方向継電器の機能を確認する際には、送電線の実潮流による確認作業、つまり実際に送電した状態で確認作業が行われる。地絡方向継電器は変流器と共に用いられ、零相電流と零相電圧との検出には、変流器の3次巻線を利用した3次回路を用いる場合と、3つの変流器を用いた残留回路を用いる場合とがある。
地絡方向継電器の機能として、需要家側つまり送電側に発生した故障と発電所側つまり受電側に発生した事故とを判定する機能があるが、この機能を調べるための方向試験をする際には、3次回路を用いる場合や残留回路を用いる場合のいずれでも、作業者が変流器に対する結線を変更する必要がある。つまり、変流器の3次回路を利用して零相電流と零相電圧とを検出する場合には、変流器の2次回路について3相交流の1相または2相を欠相し、残留回路を利用する場合には、残留回路について3相交流の1相または2相を欠相するための結線変更が必要である。こうした結線変更をする場合に、誤結線を防いで地絡方向継電器の試験する試験器がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−35806号公報
ところで、先に述べた地絡方向継電器の試験器には、次のような課題がある。この試験器を用いる場合、3相交流の1相または2相を欠相するための欠相用の3つのプラグの抜き差しにより、変流器に対する結線変更を行う。このように、従来の試験器には3つの欠相プラグが必要であるので、装置が大型になり、かつ、装置が重くなるという課題がある。また、欠相プラグが3つあるので、プラグを間違って抜き差しする可能性がある。さらに、零相電流と零相電圧との検出の際に、変流器の3次回路を用いる場合には、2次回路と3次回路の2つがあるので、結線変更のために変流器の接続状態を示す図面が不可欠である。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、測定を簡単に行うことを可能にし、また、装置の軽量化を可能にする地絡方向継電器用実負荷方向試験装置を提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、変流器の3次巻線を結線した3次回路を用いて地絡による故障発生と故障発生方向とを判定する地絡方向継電器の試験を、前記変流器の2次巻線を用いて行う地絡方向継電器用実負荷方向試験装置であって、送電側故障と受電側故障との判別をするための方向試験を、ハンドルの位置により切り換える操作部と、前記ハンドルにより第1の位置を中心に正逆回転して第2の位置および第3の位置に切り換えられ、前記第1の位置にあるときに、前記変流器のすべての2次巻線を短絡状態にし、前記第2の位置または前記第3の位置に切り換えられたときに、切り換えられた位置に応じて、前記変流器の2次巻線を選択して抵抗器に接続し、前記方向試験を可能にする切換え部とを備え、前記切換え部は、前記ハンドルが第1の位置から第2の位置に操作されると前記変流器の2次巻線を1つ選択し、かつ、選択した2次巻線を前記第1の位置にある重なり接点で短絡状態に保つと共にこの2次巻線を前記第2の位置にある重なり接点で前記抵抗器に接続し、この後で前記ハンドルが第2の位置になると、選択した2次巻線の短絡状態を前記第1の位置にある重なり接点が解除して送電側故障の試験を可能にし、また、前記ハンドルが第1の位置から第3の位置に操作されると前記変流器の残りの2つの2次巻線を選択し、かつ、選択した各2次巻線を前記第1の位置にある重なり接点で短絡状態に保つと共に各2次巻線を前記第3の位置にある重なり接点で前記抵抗器に接続し、この後で前記操作部のハンドルが第3の位置になると、選択した各2次巻線の短絡状態を前記第1の位置にある重なり接点が解除して受電側故障の試験を可能にすることを特徴とする地絡方向継電器用実負荷方向試験装置である。
請求項1の発明では、地絡方向継電器は、変流器の3次巻線を結線した3次回路を用いて地絡による故障発生と故障発生方向とを判定する。こうした状態のときに、地絡方向継電器の方向試験を行うために、作業者が操作部のハンドルを操作して、送電側の試験と受電側の試験と切り換える。一方、切換え部は、変流器の各2次巻線を短絡状態にしているが、操作部のハンドルが操作されると、ハンドルの位置に応じて変流器の各2次巻線を選択して抵抗器に接続する。つまり、2次巻線による2次回路の1相または2相を欠相にする。このとき、切換え部は、変流器の各2次巻線を選択して抵抗器に接続した後で、選択した2次巻線の短絡状態を解除する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の地絡方向継電器用実負荷方向試験装置において、前記操作部のハンドルの位置に応じて前記3次回路に発生する零相電流を測る測定装置を前記地絡方向継電器に接続したことを特徴とする。
請求項3の発明は、地絡による故障発生と故障発生方向とを判定する地絡方向継電器の試験を、3つの変流器の2次巻線を用いて行う地絡方向継電器用実負荷方向試験装置であって、送電側故障と受電側故障との判別をするための方向試験を、ハンドルの位置により切り換える操作部と、前記ハンドルにより第1の位置を中心に正逆回転して第2の位置および第3の位置に切り換えられ、前記第1の位置にあるときに、前記変流器のすべての2次巻線を短絡状態にし、前記第2の位置または前記第3の位置に切り換えられたときに、切り換えられた位置に応じて、前記変流器の2次巻線を選択して前記地絡方向継電器に試験電流を供給することにより、前記方向試験を可能にする切換え部とを備え、前記切換え部は、前記ハンドルが第1の位置から第2の位置に操作されると前記変流器の2次巻線を1つ選択し、かつ、選択した2次巻線を前記第1の位置にある重なり接点で短絡状態に保つと共にこの2次巻線を前記第2の位置にある重なり接点で前記抵抗器と前記地絡方向継電器に接続し、この後で前記ハンドルが第2の位置になると、選択した2次巻線の短絡状態を前記第1の位置にある重なり接点が解除して前記地絡方向継電器に試験電流を供給することにより、また、前記ハンドルが第1の位置から第3の位置に操作されると前記変流器の残りの2つの2次巻線を選択し、かつ、選択した各2次巻線を前記第1の位置にある重なり接点で短絡状態に保つと共に各2次巻線を前記第3の位置にある重なり接点で前記抵抗器と前記地絡方向継電器に接続し、この後で前記操作部のハンドルが第3の位置になると、選択した各2次巻線の短絡状態を前記第1の位置にある重なり接点が解除して前記地絡方向継電器に試験電流を供給することにより可能にすることを特徴とする地絡方向継電器用実負荷方向試験装置である。
請求項3の発明では、地絡方向継電器は、地絡による故障発生と故障発生方向とを判定する地絡方向継電器の試験を、3つの変流器の2次巻線を用いて行う。つまり、地絡方向継電器の試験を行うために、作業者が操作部のハンドルを操作して、送電側の試験と受電側の試験と切り換える。一方、切換え部は、変流器の各2次巻線を短絡状態にしているが、操作部のハンドルが操作されると、操作部のハンドルの位置に応じて、各変流器の2次巻線を選択して地絡方向継電器に接続する。つまり、3つの変流器の2次巻線と切換え部とにより形成される残留回路の1相または2相を欠相にする。このとき、切換え部は、各変流器の2次巻線を選択して地絡方向継電器に接続した後で選択した2次巻線の短絡状態を解除する。
請求項4の発明は、請求項3に記載の地絡方向継電器用実負荷方向試験装置において、前記切換え部は、前記操作部のハンドルの位置に応じて前記3次回路に発生する零相電流を測る測定装置を、選択した2次巻線に接続することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、送電側と受電側の方向試験を切り換えて行う場合、操作部のハンドルの位置に応じて変流器の2次巻線を選択して抵抗器を接続するので、変流器の3次回路には零相電流が発生し、地絡方向継電器を試験することができる。このとき、切換え部により変流器の各2次巻線を選択して抵抗器に接続した後で、選択した2次巻線の短絡状態を解除するので、欠相状態を変更する際に、つまり零相電流の位相を変える際に各2次巻線が開放されることを防ぐことができる。また、操作部のハンドル操作により、位相を変えることができるので、地絡方向継電器の試験を容易に、かつ、短時間で行うことを可能にする。さらに、請求項1の発明によれば、切換え部に重なり接点を用いるので、切換え部の構成を簡単にすることができる。これにより、3つの欠相プラグを用いる従来に比べて、装置の軽量化を可能にする。
請求項2および請求項4の発明によれば、地絡方向継電器に与えられる零相電流の状態を測定することができる。
請求項3の発明によれば、送電側と受電側の方向試験を切り換えて行う場合、操作部のハンドルの位置に応じて各変流器の2次巻線を選択して地絡方向継電器に接続するので、変流器の残留回路により地絡方向継電器を試験することができる。このとき、切換え部により変流器の各2次巻線を選択して地絡方向継電器に接続した後で選択した2次巻線の短絡状態を解除するので、零相電流の位相を変える際に各2次巻線が開放されることを防ぐことができる。また、操作部のハンドル操作により、位相を変えることができるので、地絡方向継電器の試験を容易に、かつ、短時間で行うことを可能にする。さらに、請求項3の発明によれば、切換え部に重なり接点を用いるので、切換え部の構成を簡単にすることができる。これにより、3つの欠相プラグを用いる従来に比べて、装置の軽量化を可能にする。
次に、この発明の実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態では、変流器の3次巻線を接続して形成される3次回路に地絡方向継電器が接続されている。そして、変流器の2次巻線を選択して抵抗器に接続することにより、送電側または受電側の故障時に生じる零相電流を3次回路に発生させて、地絡方向継電器の方向試験を行う。この実施の形態による地絡方向継電器用実負荷方向試験装置(以下、「実負荷方向試験装置」という)を図1に示す。図1の実負荷方向試験装置1は、箱状の収納ケース11を備え、収納ケース11の操作パネル11Aに「R」と示された端子12A(以下、「R端子12A」という)、「S」と示された端子12B(以下、「S端子12B」という)、「T」と示された端子12C(以下、「T端子12C」という)、「N」と示された端子12D(以下、「N端子12D」という)と、「RE」と示された2つの端子12E、12F(以下、「RE端子12E」、「RE端子12F」という)とを備え、さらに、操作パネル11Aに切換えハンドル13を備えている。
操作パネル11AのR端子12A〜N端子12Dには接続具2が接続される。接続具2は、R端子12A、S端子12B、T端子12CおよびN端子12Dに一端が接続されるケーブル21と、ケーブル21の他端に接続されているCTTプラグ(電流試験用端子)22とを備えている。CTTプラグ22は、図2に示すように、例えば変電所の母線のR相、S相、T相に設置された変流器の2次回路101に接続される。変流器の2次回路101は、3相交流のR相側に設けられた変流器の2次巻線101Aと、S相側に設けられた変流器の2次巻線101Bと、T相側に設けられた変流器の2次巻線101Cとの接続により、R相用のR端子、S相用のS端子、T相用のT端子および中性相用のN端子を備えている。そして、接続具2は、実負荷方向試験装置1の赤相用のR端子12A、白相用のS端子12B、青相用のT端子12Cおよび中性相用のN端子12Dを、2次回路101のR端子、S端子、T端子、およびN端子に接続する。
なお、変流器の3次回路102は、3次巻線102A〜102Cの接続により形成され、零相電流と零相電圧とを検出するために用いられる。そして、3次回路102には、零相電圧と零相電流とを用いて地絡発生および地絡発生方向を検出する地絡方向継電器110と、零相電流およびその位相を検出する計測装置120とが接続されている。
操作パネル11AのRE端子12E、RE端子12Fには、地絡方向継電器110の動作確認に際して電流を調整する抵抗器130が接続される(図2)。
切換えハンドル13は、地絡方向継電器110の機能を確認する作業を行う作業者によって操作されるものであり、軸13Aを中心に回り、かつ、「送電」と示された位置、「切」と示された位置、「受電」と示された位置で止まる。また、切換えハンドル13は「切」の位置で、操作パネル11Aに設けられた取付孔からの抜き差しが可能である。つまり、切換えハンドル13は、地絡方向継電器110の機能確認作業を行わないときに、操作パネル11Aから抜き取ることができる。こうした切換えハンドル13は切換え部14(図2)に連結される。
切換え部14は収納ケース11に収納され、切換えスイッチ14Aを備えている。切換えスイッチ14Aは切換えハンドル13の操作により回転する。また、切換えスイッチ14Aは、「送電」、「切」および「受電」の位置でオーバーラップ接点P1〜P9を備え、切換えスイッチ14Aの端子S11と端子S12との間、…、端子S53と端子S54との間の開閉を制御する制御用のカムスイッチである。オーバーラップ接点P1〜P9は重なり接触を可能とする接点(重なり接触接点)であり、例えば図3(a)に示すように、切換えハンドル13が「切」の位置であると、オーバーラップ接点P1はオンになって端子S11と端子S12との間を電気的に接続する。同じように、切換えハンドル13が「切」の位置であると、オーバーラップ接点P4がオンになって端子S21と端子S22との間を電気的に接続し、オーバーラップ接点P6がオンになって端子S31と端子S32との間を電気的に接続する。このとき、オーバーラップ接点P2はオンであり、オーバーラップ接点P3、P5もオフである。また、オーバーラップ接点P7はオフであり、端子S41と端子S42との間を電気的に接続しない。同様に、オーバーラップ接点P8、P9もオフである。
この状態で、切換えハンドル13を「切」の位置から「送電」の位置にすると、図3(b)に示すように、オーバーラップ接点P7がオンになった後でオーバーラップ接点P1がオフになる。つまり、オーバーラップ接点P7は切換えハンドル13が「送電」の位置のみでオンであるが、オーバーラップ接点P1とオーバーラップ接点P7との接触が重なり合った状態で、端子S11と端子S12との間および端子S41と端子S42との間の接続を制御する。また、オーバーラップ接点P3、P4およびオーバーラップ接点P5、P6は切換えハンドル13が「切」の位置と「送電」の位置でオンである。
切換えスイッチ14Aを「切」の位置から「受電」の位置にすると、オーバーラップ接点P8、P9がオンになった後でオーバーラップ接点P4、P6がオフになる。つまり、オーバーラップ接点P8、P9は切換えハンドル13が「受電」の位置でそれぞれオンとなるが、オーバーラップ接点P4、P6とオーバーラップ接点P8、P9の接触が重なり合った状態で、端子S21と端子S22との間の接続、端子S31と端子S32との間の接続、端子S51と端子S52との間の接続および端子S53と端子S54との間の接続を制御する。また、オーバーラップ接点P1、P2は切換えハンドル13が「切」の位置と「受電」の位置でオンである。
こうした切換えスイッチ14Aと端子12A〜12Fとは図2に示すように接続されている。R端子12Aは、切換えスイッチ14Aの端子S11と端子S41とに接続されている。S端子12Bは、切換えスイッチ14Aの端子S21と端子S51とに接続されている。T端子12Cは、切換えスイッチ14Aの端子S31と端子S53とに接続されている。N端子12Dは、抵抗器130の接続用端子であるRE端子12Fと端子S12と端子S22と端子S32とに接続されている。抵抗器130の接続用端子であるRE端子12Eは切換えスイッチ14Aの端子S42と端子S52と端子S54とに接続されている。
次に、この実施の形態の動作について説明する。作業者が地絡方向継電器110の機能確認として方向試験をするために、接続具2を用いて実負荷方向試験装置1を変流器の2次回路101に接続し、実負荷方向試験装置1に抵抗器130を接続する。この後、作業者は切換えハンドル13を収納ケース11に差し込む。このとき、切換えハンドル13は「切」の位置にあり、図4に示すように、2次回路101の2次巻線101AはルートR1により短絡された状態になる。ルートR1は、R端子12A、端子S11、オーバーラップ接点P1、P2、端子S12、端子S22、端子S32、N端子12Dを経ることにより形成される。また、図5に示すように、2次回路101の2次巻線101BはルートR2により短絡された状態になる。ルートR2は、S端子12B、端子S21、オーバーラップ接点P3、P4、端子S22、端子S32、N端子12Dを経ることにより形成される。同じように、図6に示すように、2次回路101の2次巻線101CはルートR3により短絡された状態になる。ルートR3は、T端子12C、端子S31、オーバーラップ接点P5、P6、端子S32、N端子12Dにより形成される。
このように、切換えハンドル13が切の位置にあると、2次回路101の2次巻線101A〜101Cがすべて短絡された状態になり、3次回路102には零相電流が発生しない。
作業者が例えば送電側つまり需要家側に故障が発生した際の地絡方向継電器110の方向試験を行うために、切換えハンドル13を「切」の位置から「送電」の位置に回す。これにより、図7に示すように、オーバーラップ接点P7がオンになった後でオーバーラップ接点P1がオフになる。オーバーラップ接点P7がオンになると、2次回路101の2次巻線101AはルートR11により抵抗器130が接続された状態になる。ルートR11は、R端子12A、端子S11、端子S41、オーバーラップ接点P7、端子S42、一方のRE端子12E、抵抗器130、他方のRE端子12F、N端子12Dを経ることにより形成される。また、切換えハンドル13が「切」の位置から「送電」の位置になると、図8に示すように、オーバーラップ接点P3、P4がオンになる。オーバーラップ接点P3、P4がオンになると、2次回路101の2次巻線101BはルートR12により短絡された状態になる。ルートR12は、S端子12B、端子S21、オーバーラップ接点P3、P4、端子S22、端子S32、N端子12Dを経ることにより形成される。さらに、切換えハンドル13が「切」の位置から「送電」の位置になると、図9に示すように、オーバーラップ接点P5、P6がオンになる。オーバーラップ接点P5、P6がオンになると、2次回路101の2次巻線101CはルートR13により短絡された状態になる。ルートR13は、T端子12C、端子S31、オーバーラップ接点P5、P6、端子S32、N端子12Dを経ることにより形成される。
この結果、作業者が切換えハンドル13を「切」の位置から「送電」の位置に回しても、2次回路101の2次巻線101A〜101Cが開放されることなく、2次回路101のR相用の2次巻線101Aには抵抗器130が接続され、2次回路101のS相用の2次巻線101BおよびT相用の2次巻線101Cは短絡状態を保つ。つまり、2次回路101の1相が欠相の状態になるので、3次回路102には2次回路101のR相を基にした零相電流が発生する。そして、零相電流が地絡方向継電器110に加えられるので、送電側に故障が発生した際の地絡方向継電器110の方向試験を可能にする。この後、作業者が切換えハンドル13を「送電」の位置から「切」の位置に戻しても、オーバーラップ接点P1、P3〜P7によって、2次回路101の2次巻線101A〜101Cは開放されることなく短絡状態になる。
作業者が受電側つまり発電所側に故障が発生した際の地絡方向継電器110の方向試験を行うために、切換えハンドル13を「切」の位置から「受電」の位置に回すと、図10に示すように、オーバーラップ接点P2、P1がオンになる。オーバーラップ接点P2、P1がオンになると、2次回路101の2次巻線101AはルートR21により短絡された状態になる。ルートR21は、R端子12A、端子S11、オーバーラップ接点P2、P1、端子S12、端子S22、端子S32、N端子12Dを経ることにより形成される。また、切換えハンドル13が「切」の位置から「受電」の位置になると、図11に示すように、オーバーラップ接点P8がオンになった後でオーバーラップ接点P4がオフになる。オーバーラップ接点P8がオンになると、2次回路101の2次巻線101BはルートR22により抵抗器130が接続された状態になる。ルートR22は、S端子12B、端子S21、端子S51、オーバーラップ接点P8、端子S52、端子S42、一方のRE端子12E、抵抗器130、他方のRE端子12F、N端子12Dを経ることにより形成される。同じように、切換えハンドル13が「切」の位置から「受電」の位置になると、図12に示すように、オーバーラップ接点P9がオンになった後でオーバーラップ接点P6がオフになる。オーバーラップ接点P9がオンになると、2次回路101の2次巻線101CはルートR23により抵抗器130が接続された状態になる。ルートR23は、T端子12C、端子S31、端子S53、オーバーラップ接点P9、端子S54、端子S52、端子S42、一方のRE端子12E、抵抗器130、他方のRE端子12F、N端子12Dを経ることにより形成される。
この結果、作業者が切換えハンドル13を「切」の位置から「受電」の位置に回しても、2次回路101の2次巻線101A〜101Cが開放されることなく、2次回路101のR相用の2次巻線101Aは短絡状態を保ち、S相用の2次巻線101BおよびT相用の2次巻線101Cには抵抗器130が接続された状態になる。つまり、2次回路101の2相が欠相の状態になるので、3次回路102には2次回路101のS相とT相とを基にした零相電流が発生する。そして、零相電流が地絡方向継電器110に加えられる。一般的に地絡方向継電器110は、切換えハンドル13の「受電」および「送電」のどちらか一方の位置でのみ動作となる。したがって、動作側の試験を行なった後は、地絡方向継電器110の不動作を確認するための試験となる。つまり、切換えハンドル13の「送電」側で動作を確認すると(正動作という)、切換えハンドル13の「受電」側では不動作確認となる(動作すれば誤動作という)。このように、地絡方向継電器110の方向試験を可能にする。この後、作業者が切換えハンドル13を「受電」の位置から「切」の位置に戻しても、オーバーラップ接点P1、P2、P4、P6、P8、P9によって、2次回路101の2次巻線101A〜101Cは開放されることなく短絡状態になる。
こうして、切換えハンドル13の操作により、2次回路101に対する抵抗器130の接続を切り換えて2次回路101の1相または2相を欠相にするので、3次回路102に発生する零相電流の位相を切り換えることができる。また、切換え部14の切換えスイッチ14Aに重なり接触接点を用いているので、切換えハンドル13を操作して位相を切り換える際に、2次回路101の2次巻線101A〜101Cを開放することを防ぐことができる。また、従来のように3つの欠相プラグを不要にして、切換えスイッチ14Aで抵抗器130と2次回路101との間の接続を切り換えるので、装置の軽量化を可能にし、しかも、切換えハンドル13の簡単な操作で方向試験を可能にし、地絡方向継電器110の試験作業の効率化を可能にする。
(実施の形態2)
この実施の形態では、3つの変流器の2次巻線を選択して地絡方向継電器に接続することにより、送電側または受電側の故障時に生じる零相電流を地絡方向継電器に与え、残留回路を用いた地絡方向継電器の試験を行う。この実施の形態による実負荷方向試験装置を図13に示す。なお、この実施の形態では、先に説明した実施の形態1と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。図13の実負荷方向試験装置5は、箱状の収納ケース51を備え、収納ケース51の操作パネル51Aに、「±」と示されたR相用の端子52A(以下、「±端子52A」という)および「R」と示された端子52B(以下、「R端子52B」という)と、「±」と示されたS相用の端子52C(以下、「±端子52C」という)および「S」と示された端子52D(以下、「S端子52D」という)と、「±」と示されたT相用の端子52E(以下、「±端子52E」という)および「T」と示された端子52F(以下、「T端子52F」という)と、「±」と示されたN相用の端子52G(以下、「±端子52G」という)および「N」と示された端子52H(以下、「N端子52H」という)とを備え、計測装置120を接続するための「M」と示された端子52J(以下、「M端子52J」という)および「±」と示された端子52K(以下、「±端子52K」という)を備えている。さらに、操作パネル51Aに切換えハンドル53を備えている。
操作パネル51Aの端子52A〜52Hには接続具6が接続される。接続具6は、R相用の±端子52AおよびR端子52Bと、S相用の±端子52CおよびS端子52Dと、T相用の±端子52EおよびT端子52Fと、N相用の±端子52GおよびN端子52Hとに一端が接続されるケーブル61と、ケーブル61の他端に接続されるCTTプラグ62とを備えている。CTTプラグ62は、図14に示すように、例えば変電所の母線のR相、S相、T相に設置された3つの変流器の2次回路105に接続される。2次回路105は、変流器の2次巻線106〜108を接続して形成されたものであり、R相用のR端子、S相用のS端子、T相用のT端子、および中性相用のN端子を備えている。そして、接続具6は、実負荷方向試験装置5の±端子52A、±端子52C、±端子52E、±端子52Gを、2次回路105のR端子、S端子、T端子およびN端子に接続する。かつ、接続具6は、実負荷方向試験装置5の赤相用のR端子52B、白相用のS端子52Dおよび青相用のT端子52Fを、地絡方向継電器110の一方の検出用端子に接続し、実負荷方向試験装置5の黒相用のN端子52Hを地絡方向継電器110の他方の検出用端子に接続する。
切換えハンドル53は、地絡方向継電器110の機能を確認する作業を行う作業者によって操作されるものであり、軸53Aを中心に回り、「送電」、「切」、「受電」の位置で止まる。切換えハンドル53は、実施の形態1の切換えハンドル13と同じであるので、その説明を省略する。
切換え部54は収納ケース51に収納され、切換えスイッチ54Aを備えている。切換えスイッチ54Aは切換えハンドル53の操作により回転する。また、切換えスイッチ54Aは、切換えハンドル53の「送電」、「切」および「受電」の位置でオーバーラップ接点P21〜P32を備え、端子S11と端子S12との間、…、端子S71と端子S72との間の開閉を制御する制御用のカムスイッチである。オーバーラップ接点P21〜P32は重なり接触を可能とする重なり接触接点あり、図3と同じであるので、それらの説明を省略する。
こうした切換えスイッチ54Aと端子52A〜52H、52J、52Kとは次のように接続されている。±端子52Aは、切換えスイッチ54Aの端子S11と端子S51とに接続され、R端子52Bは、切換えスイッチ54Aの端子S52に接続されている。±端子52Cは、切換えスイッチ54Aの端子S21と端子S61とに接続され、S端子52Dは、切換えスイッチ54Aの端子S62に接続されている。±端子52Eは、切換えスイッチ54Aの端子S31と端子S63とに接続され、T端子52Fは、切換えスイッチ54Aの端子S64に接続されている。±端子52Gは、切換えスイッチ54Aの端子S41と端子S53と端子S71とに接続されている。また、N端子52Hは、切換え部54の±端子52Kに接続されている。切換え部54のM端子52Jは、切換えスイッチ54Aの端子S12、端子S22、端子S32、端子S42、端子S54、端子S72に接続されている。
次に、この実施の形態の動作について説明する。作業者が地絡方向継電器110の機能確認として方向試験をするために、接続具6を用いて実負荷方向試験装置5を変流器の2次回路105に接続し、実負荷方向試験装置5のM端子52Jと±端子52Kとに計測装置120を接続する。この後、作業者は切換えハンドル53を収納ケース51に差し込む。このとき、切換えハンドル53は「切」の位置にあり、図15に示すように、2次回路105の2次巻線106はルートR51により短絡された状態になる。ルートR51は、±端子52A、端子S11、オーバーラップ接点P21、P22、端子S12、端子S22、端子S32、端子S42、オーバーラップ接点P27、端子S41、±端子52Gを経ることにより形成される。また、切換えハンドル53が「切」の位置にあると、2次回路105の2次巻線107は、図16に示すように、ルートR52により短絡された状態になる。ルートR52は、±端子52C、端子S21、オーバーラップ接点P23、P24、端子S22、端子S32、端子S42、オーバーラップ接点P27、端子S41、±端子52Gを経ることにより形成される。さらに、切換えハンドル53が「切」の位置にあると、2次回路105の2次巻線108は、図17に示すように、ルートR53により短絡された状態になる。ルートR53は、±端子52E、端子S31、オーバーラップ接点P25、P26、端子S32、端子S42、オーバーラップ接点P27、端子S41、±端子52Gを経ることにより形成される。
この結果、切換えハンドル53が「切」の位置にあると、2次回路105の2次巻線106〜108がすべて短絡された状態になり、2次巻線106〜108と切換え部54とにより形成される残留回路には零相電流は発生しない。
作業者が例えば送電側つまり需要家側に故障が発生した際の地絡方向継電器110の方向試験を行うために、切換えハンドル53を「切」の位置から「送電」の位置に回す。これにより、図18に示すように、オーバーラップ接点P28、P29がオンになった後でオーバーラップ接点P21、P27がオフになる。オーバーラップ接点P28、P29がオンになると、2次回路105の2次巻線106には、ルートR61により地絡方向継電器110と計測装置120とが接続された状態になる。ルートR61は、±端子52A、端子S11、端子S51、オーバーラップ接点P28、端子S52、R端子52B、地絡方向継電器110、N端子52H、±端子52K、計測装置120、M端子52J、端子S72、端子S54、オーバーラップ接点P29、端子S53、端子S41、±端子52Gを経ることにより形成される。また、切換えハンドル53が「切」の位置から「送電」の位置になると、図19に示すように、オーバーラップ接点P29がオンになった後でオーバーラップ接点P27がオフになる。オーバーラップ接点P23、P24、P29がオンになると、2次回路105の2次巻線107はルートR62により短絡された状態になる。ルートR62は、±端子52C、端子S21、オーバーラップ接点P23、P24、端子S22、端子S32、端子S42、端子S54、オーバーラップ接点P29、端子S53、端子S41、±端子52Gを経ることにより形成される。さらに、切換えハンドル53が「切」の位置から「送電」の位置になると、図20に示すように、オーバーラップ接点P29がオンになった後でオーバーラップ接点P27がオフになる。オーバーラップ接点P25、P26、P29がオンになると、2次回路105の2次巻線108はルートR63により短絡された状態になる。ルートR63は、±端子52E、端子S31、オーバーラップ接点P25、P26、端子S32、端子S42、端子S54、オーバーラップ接点P29、端子S53、端子S41、±端子52Gを経ることにより形成される。
この結果、切換えハンドル53が「切」の位置から「送電」の位置になると、2次回路105の2次巻線106〜108が開放されることなく、2次回路105の2次巻線106が地絡方向継電器110と計測装置120とに接続され、かつ、2次回路105の2次巻線107、108が短絡された状態になる。つまり、2次回路105と切換え部54とにより2次回路105の1相(赤相電流)を地絡方向継電器110に印加することで、地絡方向継電器110には2次巻線106を基にした零相電流が与えられる。これにより、送電側に故障が発生した際の地絡方向継電器110の方向試験を可能にする。この後、作業者が切換えハンドル53を「送電」の位置から「切」の位置に戻しても、オーバーラップ接点P21、P23〜P29によって、2次回路105の2次巻線106〜108は開放されることなく短絡状態になる。
作業者が受電側つまり発変電所側に故障が発生した際の地絡方向継電器110の方向試験を行うために、切換えハンドル53を「切」の位置から「受電」の位置に回す。これにより、図21に示すように、オーバーラップ接点P32がオンになった後でオーバーラップ接点P27がオフになる。オーバーラップ接点P22、P32がオンになると、2次回路105の2次巻線106はルートR71により短絡された状態になる。ルートR71は、±端子52A、端子S11、オーバーラップ接点P21、P22、端子S12、端子S22、端子S32、端子S42、端子S54、端子S72、オーバーラップ接点P32、端子S71、端子S53、端子S41、±端子52Gを経ることにより形成される。また、切換えハンドル53が「切」の位置から「受電」の位置になると、図22に示すように、オーバーラップ接点P30、P32がオンになった後でオーバーラップ接点P24、P27がオフになる。オーバーラップ接点P30、P32がオンになると、2次回路105の2次巻線107には、ルートR72により地絡方向継電器110と計測装置120とが接続された状態になる。ルートR72は、±端子52C、端子S21、端子S61、オーバーラップ接点P30、端子S62、S端子52D、地絡方向継電器110、N端子52H、±端子52K、計測装置120、M端子52J、端子S72、オーバーラップ接点P32、端子S71、端子S53、端子S41、±端子52Gを経ることにより形成される。さらに、切換えハンドル53が「切」の位置から「受電」の位置になると、図23に示すように、オーバーラップ接点P31、P32がオンになった後でオーバーラップ接点P26、P27がオフになる。オーバーラップ接点P31、P32がオンになると、2次回路105の2次巻線108には、ルートR73により地絡方向継電器110と計測装置120とが接続された状態になる。ルートR73は、±端子52E、端子S31、端子S63、オーバーラップ接点P31、端子S64、T端子52F、地絡方向継電器110、N端子52H、±端子52K、計測装置120、M端子52J、端子S72、オーバーラップ接点P32、端子S71、端子S53、端子S41、±端子52Gを経ることにより形成される。
この結果、作業者が切換えハンドル53を「切」の位置から「受電」の位置に回しても、2次回路105の2次巻線106〜108が開放されることなく、2次回路105の2次巻線107と2次巻線108とが地絡方向継電器110と計測装置120とに接続され、かつ、2次回路105の2次巻線106が短絡された状態になる。つまり、2次回路105の2相(白相電流および青相電流)を地絡方向継電器110に印加することで、地絡方向継電器110には2次巻線107と2次巻線108とを基にした零相電流が与えられる。これにより、地絡方向継電器110の方向試験を可能にする。この後、作業者が切換えハンドル53を「受電」の位置から「切」の位置に戻しても、オーバーラップ接点P21、P22、P24、P26、P27、P30〜P32によって、2次回路105の2次巻線106〜108は開放されることなく短絡状態になる。
こうして、切換えハンドル53の操作により、2次回路105の2次巻線106〜108の地絡方向継電器110に対する接続を切り換えて、地絡方向継電器回路110に1相または2相の2次電流を流し、地絡方向継電器110の動作方向を切り換えることができる。また、切換え部54の切換えスイッチ54Aに重なり接触接点を用いているので、切換えハンドル53を操作して位相を切り換える際に、2次回路105の2次巻線106〜108を開放することを防ぐことができる。また、従来のように3つの欠相プラグを不要にして切換えスイッチ54Aで地絡方向継電器110と2次回路105との間の接続を切り換えるので、装置の軽量化を可能にし、しかも、切換えハンドル53の簡単な操作で方向試験を可能にし、地絡方向継電器110の試験作業の効率化を可能にする。
(実施の形態3)
この実施の形態による実負荷方向試験装置を図24に示す。図24の実負荷方向試験装置8は、実施の形態1の実負荷方向試験装置1と実施の形態2の実負荷方向試験装置5とを1つにして収納ケース81に収めたものである。収納ケース81の操作パネル81Aには、実負荷方向試験装置1の操作パネル11Aと実負荷方向試験装置5の操作パネル51Aとが並べて配置されている。そして、収納ケース81には、R端子12A〜RE端子12Fと接続され、かつ、切換えスイッチ14Aを備えている切換え部14と、±端子52A〜N端子52H、M端子52J、±端子52Kと接続され、かつ切換えスイッチ54Aを備えている切換え部54とが収納されている。
操作パネル11Aの切換えハンドル13は操作パネル51Aの切換えハンドルとしても使用される。つまり、切換えハンドル13は、切換えスイッチ14Aの操作のために、操作パネル11Aの取付孔13Bに取り付けられ、また、切換えスイッチ54Aの操作のために、操作パネル51Aの取付孔53Bに取り付けられる。
こうして、この実施の形態により、1つの装置で2種類の試験を可能にする。また、実負荷方向試験装置8に対して1つの切換えハンドル13を作業者が使用するので、切換え部14と切換え部54とは1つの切換えハンドル13で操作され、誤操作を防ぐことができる。
この発明の実施の形態1による実負荷方向試験装置の外観を示す図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は平面図である。 図1の構造を示す図である。 切換えスイッチを説明する図であり、図3(a)は切換えハンドルが「切」の位置にある場合を示す図であり、図3(b)は切換えハンドルが「送電」の位置にある場合を示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 この発明の実施の形態2による実負荷方向試験装置の外観を示す図であり、図13(a)は正面図、図13(b)は平面図である。 図13の構造を示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 切換えスイッチにより形成されるルートを示す図である。 この発明の実施の形態3による実負荷方向試験装置を示す平面図である。
符号の説明
1、5 実負荷方向試験装置
11、51 収納ケース
11A、51A 操作パネル(操作部)
13、53 切換えハンドル(操作部)
13A、53A 軸(操作部)
13B、53B 取付孔
14、54 切換え部
14A、54A 切換えスイッチ
P1〜P9、P21〜P32 オーバーラップ接点
2 接続具
21 ケーブル
22 CTTプラグ
6 接続具
61 ケーブル
62 CTTプラグ
8 実負荷方向試験装置
81 収納ケース
81A 操作パネル
101 2次回路
101A〜101C 2次巻線
102 3次回路
102A〜102C 3次巻線
105 2次回路
106〜108 2次巻線
110 地絡方向継電器
120 計測装置
130 抵抗器

Claims (4)

  1. 変流器の3次巻線を結線した3次回路を用いて地絡による故障発生と故障発生方向とを判定する地絡方向継電器の試験を、前記変流器の2次巻線を用いて行う地絡方向継電器用実負荷方向試験装置であって、
    送電側故障と受電側故障との判別をするための方向試験を、ハンドルの位置により切り換える操作部と、
    前記ハンドルにより第1の位置を中心に正逆回転して第2の位置および第3の位置に切り換えられ、前記第1の位置にあるときに、前記変流器のすべての2次巻線を短絡状態にし、前記第2の位置または前記第3の位置に切り換えられたときに、切り換えられた位置に応じて、前記変流器の2次巻線を選択して抵抗器に接続し、前記方向試験を可能にする切換え部とを備え、
    前記切換え部は、前記ハンドルが第1の位置から第2の位置に操作されると前記変流器の2次巻線を1つ選択し、かつ、選択した2次巻線を前記第1の位置にある重なり接点で短絡状態に保つと共にこの2次巻線を前記第2の位置にある重なり接点で前記抵抗器に接続し、この後で前記ハンドルが第2の位置になると、選択した2次巻線の短絡状態を前記第1の位置にある重なり接点が解除して送電側故障の試験を可能にし、また、前記ハンドルが第1の位置から第3の位置に操作されると前記変流器の残りの2つの2次巻線を選択し、かつ、選択した各2次巻線を前記第1の位置にある重なり接点で短絡状態に保つと共に各2次巻線を前記第3の位置にある重なり接点で前記抵抗器に接続し、この後で前記操作部のハンドルが第3の位置になると、選択した各2次巻線の短絡状態を前記第1の位置にある重なり接点が解除して受電側故障の試験を可能にすることを特徴とする地絡方向継電器用実負荷方向試験装置。
  2. 前記操作部のハンドルの位置に応じて前記3次回路に発生する零相電流を測る測定装置を前記地絡方向継電器に接続したことを特徴とする請求項1に記載の地絡方向継電器用実負荷方向試験装置。
  3. 地絡による故障発生と故障発生方向とを判定する地絡方向継電器の試験を、3つの変流器の2次巻線を用いて行う地絡方向継電器用実負荷方向試験装置であって、
    送電側故障と受電側故障との判別をするための方向試験を、ハンドルの位置により切り換える操作部と、
    前記ハンドルにより第1の位置を中心に正逆回転して第2の位置および第3の位置に切り換えられ、前記第1の位置にあるときに、前記変流器のすべての2次巻線を短絡状態にし、前記第2の位置または前記第3の位置に切り換えられたときに、切り換えられた位置に応じて、前記変流器の2次巻線を選択して前記地絡方向継電器に試験電流を供給することにより、前記方向試験を可能にする切換え部とを備え、
    前記切換え部は、前記ハンドルが第1の位置から第2の位置に操作されると前記変流器の2次巻線を1つ選択し、かつ、選択した2次巻線を前記第1の位置にある重なり接点で短絡状態に保つと共にこの2次巻線を前記第2の位置にある重なり接点で前記抵抗器と前記地絡方向継電器に接続し、この後で前記ハンドルが第2の位置になると、選択した2次巻線の短絡状態を前記第1の位置にある重なり接点が解除して前記地絡方向継電器に試験電流を供給することにより、また、前記ハンドルが第1の位置から第3の位置に操作されると前記変流器の残りの2つの2次巻線を選択し、かつ、選択した各2次巻線を前記第1の位置にある重なり接点で短絡状態に保つと共に各2次巻線を前記第3の位置にある重なり接点で前記抵抗器と前記地絡方向継電器に接続し、この後で前記操作部のハンドルが第3の位置になると、選択した各2次巻線の短絡状態を前記第1の位置にある重なり接点が解除して前記地絡方向継電器に試験電流を供給することにより可能にすることを特徴とする地絡方向継電器用実負荷方向試験装置。
  4. 前記切換え部は、前記操作部のハンドルの位置に応じて前記3次回路に発生する零相電流を測る測定装置を、選択した2次巻線に接続することを特徴とする請求項3に記載の地絡方向継電器用実負荷方向試験装置。
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