JP4529175B2 - 運指候補表示装置および運指候補表示処理プログラム - Google Patents
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Description
そこで本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、曲中の指定範囲で複数の異なる運指を提示することができる運指候補表示装置および運指候補表示処理プログラムを提供することを目的としている。
A.第1実施形態
(1)構成
図1は、第1実施形態による運指候補表示装置の全体構成を示すブロック図である。運指候補表示装置は、データ入力部1、表示部2、データ指定部3、CPU4、ROM5およびRAM6を備える。データ入力部1は、図示されていない運指情報発生装置において生成された楽曲データを取り込み、RAM6に格納する。楽曲データとは、図2に図示するように、MIDIデータ形式で構成され、曲を構成する各音を表す曲データと各音毎の運指データとを備える。曲データは、曲を構成する各音に対応したイベントMidiEvent毎の発音開始時間、発音時間およびピッチを表す。
次に、図3〜図6を参照して第1実施形態の動作について説明する。以下では、図2に図示した楽曲データがデータ入力部1を介してRAM6のデータエリアに格納されていることを前提として、メインルーチンの動作を説明した後、評価処理の動作について述べる。
装置電源の投入に応じて、図3に図示するメインルーチンが実行されると、CPU4は、ステップSA1に進み、ROM5に格納される画像データを読み出して図4に図示する運指表示画面UGを表示部2に画面表示した後、この運指表示画面UGに表示される楽譜中でユーザ設定される開始音および終了音をそれぞれ指定するポインタを、ポインタmef(開始音),met(終了音)にストアする。
次いで、ステップSA2では、運指表示画面UGに配設される「複数候補生成ボタン」がクリック操作されるまで待機し、当該ボタンがクリック操作されると、判断結果が「YES」になり、ステップSA3に進む。ステップSA3では、運指系列を指定するポインタiおよび運指系列の評価値costsを保持するバッファBuf[k]を指定するポインタkをそれぞれゼロリセットする。
運指系列表示とは、バッファBuf[k]の内容を、評価値costsが小さい順、つまり弾き易い順に運指系列を並び替え、並び替えた順序を、例えば運指候補の表示切替えを指示する「候補1」〜「候補3」の各ボタンに割当てる。そして、例えばユーザが運指表示画面UGに配設される「候補1」ボタンをクリック操作した場合には、「候補1」の運指系列をバッファBuf[k]から読み出し、図5に図示するように、運指表示画面UGの運指表示部UGAにおいて、開始音から終了音までの運指を表示する。
次に、図6を参照して評価処理の動作を説明する。上述したメインルーチンのステップSA5(図3参照)を介して本処理が実行されると、CPU4は図6に図示するステップSB1に処理を進め、レジスタcostsをゼロリセットすると共に、ポインタmefの開始音を評価対象音に設定すべくポインタmeにストアする。続いて、ステップSC2では、評価対象音の運指候補me[cfigAlt[i]]をレジスタiFtに、評価対象音の鍵盤座標me[iPosx]をレジスタiFpに、評価対象音が黒鍵/白鍵のいずれであるかを識別する値me[iPosx]%2(評価対象音の鍵盤座標2の2の剰余値)をレジスタiBWにそれぞれストアする。なお、me[iPosx]%2は、「0」の場合に白鍵を、「1」の場合に黒鍵を表す。
続いて、ステップSB5では、レジスタiFpに格納された評価対象音の鍵盤座標と、レジスタiTpに格納された次の音の鍵盤座標とを大小比較し、iFp<iTpなら「0」を、iFp≧iTpなら「1」をレジスタiPMにストアする。つまり次の音が評価対象音より高音側なら「0」、それ以外なら「1」となる値をレジスタiPMにストアする。また、ステップSB5では、評価対象音の鍵盤座標と次の音の鍵盤座標から両鍵の離間距離(iTp−iFp又はiFp−iTp)をレジスタiIntにストアする。
なお、レジスタcostsに禁止値NOT_PERMITがストアされた場合、前述したメインルーチンのステップSA6(図3参照)の判断結果が「NO」となり、対応する運指系列iが比較対象から除外されるようになっている。
次に、図7〜図8を参照して第2実施形態の動作を説明する。第2実施形態が上述の第1実施形態と相違する点は、ユーザが曲中の任意の1音を指定するだけで、その指定した音を含む前後の所定音数分を範囲指定することにある。以下、こうした第1実施形態による「メインルーチン」および「範囲評価処理」の各動作を説明する。なお、第2実施形態の「評価処理」は、上述の第1実施形態と同一なので、その説明については省略する。
装置電源の投入に応じて、図7に図示するメインルーチンが実行されると、CPU4は、ステップSC1を介して範囲指定処理を実行する。範囲指定処理では、後述するように、ROM5に格納される各種画像データを読み出して図4に図示する運指表示画面UGを表示部2に画面表示した後、その運指表示画面UGにおいて楽譜表示される各音の内からユーザが任意の1音を指定すると、その指定した音を含む前後の所定音数分を範囲指定し、その範囲の開始音をポインタmefに、終了音をポインタmetにストアするようになっている。
次に、図8を参照して範囲指定処理の動作を説明する。上記メインルーチンのステップSC1(図7参照)を介して本処理が実行されると、CPU4は図8に図示するステップSD1に処理を進める。ステップSD1では、運指表示画面UG(図4参照)に楽譜表示される各音の内、ユーザが所望の音meAを指定(クリック操作)するまで待機する。そして、音meAが指定されると、判断結果が「YES」になり、ステップSD2に進む。ステップSD2では、ユーザ指定された音meAの一つ前の音meA[prev]を指定するポインタをレジスタmetmpにストアすると共に、音符数をカウントするカウンタiCntをゼロリセットする。
次に、図9を参照して第3実施形態の動作を説明する。第3実施形態が上述の第2実施形態と相違する点は、運指データ中に音列(曲データ)の高低傾向を表すデータcTendencyを設け、このデータcTendencyを参照して、ユーザが指定した音の前後において音の高低が入れ替われる区間を範囲指定することにある。以下では、こうした第3実施形態による範囲指定処理の動作を説明する。なお、第3実施形態のメインルーチンは、上述の第2実施形態と同一なので、その説明については省略する。
このように、第3実施形態による範囲指定処理では、ユーザ指定の音meAの前後において音の高低が入れ替われる音列区間を範囲指定する為、音楽的に自然な運指系列を複数提示し得るようになっている。
2 表示部
3 データ指定部
4 CPU
5 ROM
6 RAM
Claims (4)
- 曲を構成する複数のイベント及び当該各イベントを演奏するための指の種類を表す運指情報からなる運指系列を複数記憶する曲記憶手段と、
予め設定された値が記憶されたレジスタと、
運指系列を記憶するバッファと、
この曲記憶手段に記憶された運指系列を順次選択する運指系列選択手段と、
この運指系列選択手段により運指系列が順次選択される毎に、前記曲記憶手段に記憶されたイベントを順次読み出すとともに、当該読み出されたイベントに対応しかつ前記選択された運指系列に含まれる運指情報と、前記読み出されたイベントに続くイベントに対応しかつ前記選択された運指系列に含まれる運指情報とに基づき、演奏のし易さを評価する評価値を前記イベント毎に算出し、この算出された評価値を累算することにより選択された運指系列の評価値を生成する運指系列評価手段と、
この運指系列評価手段により生成された運指系列の評価値が演奏不可を表す値でなく、かつ当該評価値が前記レジスタに記憶された値以下であるという条件を満たすか否か判別する判別手段と、
この判別手段により条件を満たすと判別された場合に、対応する運指系列を前記バッファに記憶する記憶制御手段と、
前記バッファに運指系列が記憶される毎に、前記レジスタに記憶された値を当該記憶された運指系列の評価値に更新する更新手段と、
前記運指系列選択手段により前記曲記憶手段に記憶された運指系列が全て選択された後、前記バッファに記憶された運指系列を所定の表示手段に表示させる表示制御手段と、
を具備する運指候補表示装置。 - 前記運指候補表示装置はさらに、前記曲記憶手段に記憶された複数のイベントの内から任意のイベントを指定する指定手段と、前記指定手段により指定されたイベントの前後で所定数分の範囲を設定する曲範囲設定手段と、を有し、
前記運指系列選択手段は、前記曲範囲設定手段により設定された曲範囲の先頭および後端に各々対応する開始イベントから終了イベントまでの各イベントに夫々対応して記憶された複数の運指系列を順番に選択する、請求項1に記載の運指候補表示装置。 - 前記運指候補表示装置はさらに、前記各イベントに対応して当該各イベントに含まれる音高の高低傾向を表す傾向データを有するとともに、前記曲記憶手段に記憶された複数のイベントの内から任意のイベントを指定する指定手段と、前記指定手段により指定されたイベントの前後夫々に存在するイベントのうち、対応する傾向データが極値を表すイベント間の区間を検索する曲区間検索手段と、を有し、
前記運指系列選択手段は、前記曲区間検索手段により検索された曲区間の先頭および後端に各々対応する開始イベントから終了イベントまでの各イベントに夫々対応して記憶された複数の運指系列を順番に選択する、請求項1に記載の運指候補表示装置。 - 曲を構成する複数の音高及び当該各音高を演奏するための指の種類を表す運指情報からなる運指系列を複数記憶する曲記憶手段と、予め設定された値が記憶されたレジスタと、運指系列を記憶するバッファと、を有する運指候補表示装置として用いられるコンピュータに、
前記曲記憶手段に記憶された運指系列を順次選択する運指系列選択ステップと、
前記運指系列が順次選択される毎に、前記曲記憶手段に記憶されたイベントを順次読み出すとともに、当該読み出されたイベントに対応しかつ前記選択された運指系列に含まれる運指情報と、前記読み出されたイベントに続くイベントに対応しかつ前記選択された運指系列に含まれる運指情報とに基づき、演奏のし易さを評価する評価値を前記イベント毎に算出し、この算出された評価値を累算することにより選択された運指系列の評価値を生成する運指系列評価ステップと、
この生成された運指系列の評価値が演奏不可を表す値でなく、かつ当該評価値が前記レジスタに記憶された値以下であるという条件を満たすか否か判別する判別ステップと、
この条件を満たすと判別された場合に、対応する運指系列を前記バッファに記憶する記憶制御ステップと、
前記バッファに運指系列が記憶される毎に、前記レジスタに記憶された値を当該記憶された運指系列の評価値に更新する更新ステップと、
前記曲記憶手段に記憶された運指系列が全て選択された後、前記バッファに記憶された運指系列を所定の表示手段に表示させる表示制御ステップと、
を実行させる運指候補表示プログラム。
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| JP2004251416A JP4529175B2 (ja) | 2004-08-31 | 2004-08-31 | 運指候補表示装置および運指候補表示処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004251416A JP4529175B2 (ja) | 2004-08-31 | 2004-08-31 | 運指候補表示装置および運指候補表示処理プログラム |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2006071674A JP2006071674A (ja) | 2006-03-16 |
| JP2006071674A5 JP2006071674A5 (ja) | 2010-04-22 |
| JP4529175B2 true JP4529175B2 (ja) | 2010-08-25 |
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-
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- 2004-08-31 JP JP2004251416A patent/JP4529175B2/ja not_active Expired - Fee Related
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