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JP4538778B2 - ブラインド - Google Patents
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JP4538778B2 - ブラインド - Google Patents

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JP4538778B2 JP2002164995A JP2002164995A JP4538778B2 JP 4538778 B2 JP4538778 B2 JP 4538778B2 JP 2002164995 A JP2002164995 A JP 2002164995A JP 2002164995 A JP2002164995 A JP 2002164995A JP 4538778 B2 JP4538778 B2 JP 4538778B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、窓などに面して上部に設けた固定竿の下部に上下に移動調節の出来る複数の移動竿を備え、一面の装置内に複数の遮蔽調節面を備えるブラインドの新規な竿の移動と保持の装置並びに遮蔽調節面に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ブラインド面が上下に分離され、それぞれ独立した遮蔽調節面からなるブラインドとしては、上部固定竿(ヘッドボックス)を窓側に固定された上部ブラインドの下にその上部竿を上部固定竿(ヘッドボックス)内の昇降装置の昇降紐で吊られた下部ブラインドを設けたもの(実願昭63−113161号参照)、あるいは、上部ブラインドの下部竿の下に更に下部ブラインドを設け、上下それぞれ独立に遮蔽調節するもの(特願平6−211693号参照)などが提案されている。ブラインド面の上部や中間部を開けられるもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のような構成のこの種のブラインドでは、ブラインド面を上下に過ぎる竿保持紐の数が増えてすっきりしないばかりでなく、紐の取合いが複雑になり、製造の面でも、取り扱いの面でも難しくなる欠点がある。また、水平遮蔽羽に穿けた紐孔に複数本の竿保持紐を通す構成では、紐の巻取り部での他の側への噛み込みや、絡み合いなどあって、円滑な竿の移動操作が出来なくなる等の問題点がある。
また、窓際で外を見る際に、目の高さはそれぞれの人により、またその時の姿勢によって変わってくる。部屋内部の目隠しをするにしても、その望む位置とか範囲は時と場合により変わってくるものであり、これらの要求により一層細かく対応出来ることが望まれる。
従来のこの種のブラインドとして前述の実願昭63−113161号は、上部ブラインド面の下部竿と下部ブラインド面の上部竿の間に外を眺望する適当な空間を形成することが可能であるが、ブラインドを下ろす際や眺望位置あるいは眺望隙間の調整の際に、下部ブラインド面の上部竿を希望する位置に移動させるべく、下部ブラインド面全体を移動させねばならない。そのための移動の操作が重くなるほか、その度毎に下部竿の調整も必要となり、操作が面倒であるなどの欠点がある。
【0004】
本発明の目的は、複数の移動竿を単独に円滑に移動と保持の操作が出来、しかも、ブラインド面を過ぎる竿保持紐の線数が少なく、すっきりしたブラインド面を持つ上下に複数の遮蔽調節面を備える水平遮蔽羽のブラインドを提供することにある。
本発明の他の目的は、上部遮蔽調節面と下部遮蔽調節面の間に、その位置と間隔の調節が独立して素早く出来る眺望遮蔽調節面を備える複数の遮蔽調節面を備える水平遮蔽羽のブラインドを提供することにある
本発明のさらに他の目的は、竿の移動の際に、上位の竿や下位の竿あるいは外部の物に当るなどした時に、自動的に竿の下降が止まり、あるいは上位の竿が下位の竿の上昇移動に追従するなどして、竿移動に伴う問題を引き起すことのない複数の遮蔽調節面を備える水平遮蔽羽のブラインドを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、竿を下ろす際に、その一本一本を単独で動かすことなく、簡単な切換え操作で、下位の竿の降下に上位の竿を追従させて所望の位置まで降下させることが出来る操作の速い複数の遮蔽調節面を備える水平遮蔽羽のブラインドを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、複数のリール軸の駆動と伝動系を一ウォーム軸線上でコンパクトに結合し、上部固定竿より離れた位置から簡単な操作で移動しようとする竿の選択と移動操作が行えるようにした複数の遮蔽調節面を備える水平遮蔽羽のブラインドを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、上部固定竿の下に上下に多数の水平遮蔽羽からなる複数の遮蔽調節面を備え、前記複数の遮蔽調節面間にそれぞれの遮蔽調節面に対応する複数の移動竿を備え、前記上部固定竿内に前記複数の移動竿にそれぞれ対応する各々一組のリールを備える複数のリール軸を前記上部固定竿側に設けた軸受を介して平行且つ回転自在に備え、前記各リール軸のリールに巻き掛けられて垂下される各々一組の竿保持テープにより対応する移動竿を上下移動可能に保持し、リール軸の回転により前記複数の移動竿を各々単独に上下移動するようにしてなる水平遮蔽羽のブラインドにおいて、
前記各リール軸に該リール軸と交差する一組の垂直な面上に並ぶように各々一組のテープリールを固定し、前記各々一組のテープリールにそれぞれその一端をリールの胴部に固定して巻き掛け、その他端側を下方の水平遮蔽羽の対応する位置に空けた一組のテープ通孔と移動竿の対応する位置に空けた一組のテープ導孔内を互いにそのテープ面が前後に重なり合うようにして垂下し、その他端をそれぞれの対応する移動竿に結合した各々一組の竿保持テープを設け、前記複数の移動竿を各々一組の竿保持テープにより上下移動可能に保持したことを特徴とする水平遮蔽羽のブラインドである。
ここで、以下の説明で言う回転連結とは、方形や多角形あるいはキー溝付きの丸軸等の軸側と、該軸上にあってこれらに適合する孔を有する孔側の物体とが直に、あるいはスリーブやブッシュを介してその軸上に回転自在に保持されながらカップリングやクラッチ、歯車などの伝動手段を介して間接的に軸側と該軸上の物体側との回転が伝動されるように連結されていて、両者間の軸方向の相対的移動に関係なく回転力が伝達される状態にあることを包含して呼ぶものである。
移動竿を保持する竿保持体は、真直で強固な、且つ柔軟性に富んだテープ状のもの、あるいはコード状のものが選択出来よう。
テープの材質としては、ステンレス帯鋼のような金属製、あるいはグラスファイバー等の織帯にPVC等の各種の被覆を施したもの、各種コードの芯にゴムその他の被覆を施した薄いベルトのようなもの、ナイロンその他のプラスチックテープなど広範囲の材質の利用が考えられる。
【0006】
上部固定竿の下に各々独立して昇降する第一の移動竿と第二の移動竿と第三の移動竿を設け、上部固定竿と第一の移動竿間に上部羽保持紐に保持された上部水平遮蔽羽の上部遮蔽調節面を第二の移動竿と第三の移動竿間に下部羽保持紐に保持された下部水平遮蔽羽の下部遮蔽調節面を設けると共に、第一の移動竿と第二の移動竿間にその位置並びに間隔を独立して調節する眺望遮蔽調節面を設けることも出来る。
【0007】
また、少なくとも最下位の移動竿より上位の移動竿に対応するリール軸の各々一部分に、その一端を上部固定竿側に固着し他端をリール軸側に固着し移動竿引上げ方向と反対の回転方向に捩じられた弾性体からなるテープ張り手段を設けると共に、前記リール軸移動動力手段の駆動回転体の回転が伝達される伝動部に前記駆動回転体の移動竿引き上げ方向の回転のみを伝達し反対方向の回転を伝達しない一方向伝動クラッチを設け、前記上位の移動竿がその竿保持テープの引張り状態を維持しながら下位の移動竿の押上げに追従して上昇するようにすることが望ましい。
【0008】
さらに、複数の移動竿の中で上位側に位置する移動竿のそれぞれに対応するリール軸に、そのリール軸が移動動力手段の駆動回転体側と繋がる回転連結部に回転の連結と切離しをする切換えクラッチを設けることが望ましい。
ここで、上位側の移動竿とは、最下位の移動竿以外の竿を言い、移動竿が二本の装置では上位第一目のリール軸に相当し、同様の効果が得られる。また、移動竿が三本の装置であっても、上位側の移動竿の何れか一本のリール軸側に該切換えクラッチを設けることで類似の効果が得られ、これらの全てを包含しているものである。
一方向クラッチ及び切換えクラッチ等は色々な形式のものが一般に広く普及しており、この例に示されるものに限定されることなく、それらを広く利用し得ることは当然である。
【0009】
また、上部固定竿内に前記複数のリール軸を上下方向の一直線上に一定の間隔で設け、前記各リール軸の一部の該各リール軸と交差する一垂直面上にそれぞれ同一直径のウォーム歯車を固定に設け、各ウォーム歯車の手前側の前記垂直面上にそれぞれ各ウォーム歯車と噛合いその軸心部に軸方向に貫通し回転を伝動可能な孔からなる従動伝動孔を備える一定長さのウォームを縦並びに軸受を介して回転自在に設け、上部固定竿内を含むこれより延長された操作棒手段内に軸受けを介して回転自在に支持されその軸心部に軸方向に伸びる回転を伝動可能な孔からなる駆動伝動孔を備え移動動力手段に回転を伝動可能に連結された伝動回転体と、その一方側に前記各従動伝動孔に回転を伝動可能且つ軸方向にスライド自在に嵌め合う従動伝動頭部を備え他方側が前記駆動伝動孔側に伸びて該駆動伝動孔に回転を伝動可能且つ軸方向にスライド自在に嵌め合う駆動伝動頭部と移動選択手段の保持部を備える回転ロッドと、前記操作棒手段の一部に設けたスライド溝に選択スライド移動自在に保持され前記回転ロッドの保持部を回転自在に保持し前記回転ロッドの従動伝動頭部を所望のウォームの従動伝動孔にスライドする移動選択手段からなる移動竿の伝動手段を設けるとよい。
ここで、駆動及び従動の伝動孔は、それぞれ相手側の回転ロッドの対応する伝動頭部に適合した方形や多角形あるいはキー溝付きの孔で、回転力の伝達をする孔である。
また、選択スライド移動とは、ノッチ等で予め定められた位置にスライドしてその位置に保持され得る移動形態のことを言う。
回転ロッドは、回転計等の広い分野で使用されている可撓性に富んだ柔軟なワイヤー構造のものなども適当である。
【0010】
そして、上部固定竿の縦の一ウォーム軸線周りの手前側の位置に軸受を介して回転自在に支承され操作コードのシーブと一体に結合され伝動回転体と回転連結された駆動回転体の手動の移動動力手段を設けることが出来る。
【0011】
さらに、上部固定竿の縦の一ウォーム軸線周りの位置にその回転軸に伝動回転体と回転連結された駆動回転体を結合に備える駆動モータを固定した移動動力手段を設けることも出来る。
ここで、駆動回転体側と伝動回転体側の回転連結の仕方には、傘歯車やウォーム・ウォーム歯車伝動機構のように回転軸が交差するものに限らず、伝動機構の選択は自由であって、平行なものや適当な角度で連結するなど任意に選択することが可能である。
【0012】
さらに、前記移動動力手段を駆動モータとし、前記駆動モータは駆動回転体を介して伝動回転体に連結し、前記伝動回転体は上部固定竿に一体的にはまるケースの一部に軸受を介して回転自在に保持され、回転ロッドの駆動伝動頭部に回転を伝動可能且つ軸方向にスライド可能に嵌め合う駆動伝動孔を備えるものとすることも出来る。
【0013】
また、上部固定竿に繋がって伸びる操作棒と、その一方側がウォームの従動伝動孔に嵌まり他方側が操作棒内に導かれ保持部を備える回転ロッドと、操作棒側の一部に設けたスライド溝と、これに選択スライド移動自在に嵌まり保持部を回転自在に保持する保持溝を備える選択釦からなる移動選択手段を設けるとよい。
【0014】
上部固定竿内に各リール軸毎に独立した減速モータを固定に設け、それぞれの駆動回転体をそれぞれの対応するリール軸と回転連結すると共に、上部固定竿に繋がって伸びる操作棒の一部に選択スイッチの移動選択手段を設けることも出来る。
減速モータはここに示す以外に、各々のリール軸に直角に設け、それぞれ単独にウォーム・ウォーム歯車伝動機構によりリール軸と回転連結するように実施することも出来よう。
また、本明細書の実施例で示される各モータは微細な寸動操作のきくブレーキ付きモータ等が適当である。
【0015】
各テープリールのテープ繰出し部の下位に、上部固定竿側にリール軸と平行に支承されテープ導孔の真上にそのテープの垂下位置がくる接触調整ローラを設けることが望ましい。
各テープリールに巻かれるテープの巻き径は移動竿の位置によって変化しているので、繰出されるテープの位置も常に変化してくる。接触調整ローラの位置は、各リールから繰出されるテープの垂下位置がテープ導孔の真上にくるように置くとよい。さらに、必ずしも限定的ではないが、隣接するテープどうしが接触しないで僅かに隙間が出来るように、重合する前後側の接触調整ローラの位置を前後に僅かにずらして設けるとなおよい。
【0016】
下部遮蔽調節面の上部の移動竿内に羽操作軸を軸受を介して竿と平行に設け、該羽操作軸上に下部水平遮蔽羽の一組の下部羽保持紐を支持する下部羽保持手段を回転連結に設け、下位の竿保持テープの通過位置に対面する羽操作軸上にその外周を竿保持テープの面に接面する羽操作車を回転連結に設けると共に、竿保持テープの背面側に押圧ローラを設け竿保持テープの動きにより下部遮蔽調節面の水平遮蔽羽の調節操作を行うようにすることが出来る。
ここで、羽操作車と押圧ローラは摩擦力の大きなゴム車なども適当である。
【0017】
上記のように構成されたブラインドによれば、移動竿の中の対応するリール軸を操作することによって希望する移動竿のみを単独にスムーズに移動、保持の操作をすることが出来る。
【0018】
また、各リール軸にテープないしコード張り手段と一方向クラッチを組合わせて設けることにより、下位の竿を引き上げる際に上位の竿に当たっても上位の竿も同時に引き上げられる。この際、上位の竿側のリール軸はテープないしコード張り手段による回転力で一方向クラッチ部分から連結が逃がされて回転し、その竿保持テープないしコードはテープないしコードリールに巻き取られながら常に引張り状態に保たれる。
また、竿を下げる際に下位の竿に触れたり、羽保持紐が伸びきってそれ以上竿が下がらない状態になった際に、その抵抗力と竿の重量とが均衡した位置で移動が止り、移動動力手段側の竿を下げる方向の回転は一方向クラッチで逃がされてリール軸には伝達されず、竿はその位置に保持される。そして竿保持テープは引張り状態に保たれる。
【0019】
さらに、複数の移動竿の中で上位側に位置する移動竿のそれぞれに対応するリール軸に回転の連結と切離しをする切換えクラッチを設けることにより、ブラインドを降ろす際に、上位の移動竿のリール軸と駆動回転体側との連結を切離しておけば、上位の移動竿はその竿重量で下位の移動竿に乗っかった状態で共に降下する。所望の位置まで下がったところで連結に切換えることで、下位の移動竿の降下と共に上位の移動竿を所望の位置まで降下させることが出来る
【0020】
各リール軸を縦のウォーム軸線上のウォームとウォーム歯車伝動機構により移動動力手段側と回転連結したことにより、移動動力手段の回転が伝動回転体より操作棒の選択釦よって操作される回転ロッドを介して希望のリール軸側に伝達される。
【0021】
縦のウォーム軸線を持つ複数のウォーム歯車機伝動構部分へ手動のシーブの移動動力手段を結合したことにより、手動による大傘歯車の回転が小傘歯車の伝動回転体に高増速比で伝達される。
【0022】
複数のウォーム歯車伝動機構を回転連結した縦のウォーム軸線上にある伝動回転体にモータをウォーム歯車機構により回転連結することにより、高回転の密実なモータの出力が高減速比で伝動回転体に伝達される。
【0023】
操作棒の端部にミニ減速モータを固定に設けることにより回転ロッドの端部より直に移動動力手段の動力が各ウォームに伝達される。
【0024】
上部固定竿の一部より伸びる操作棒に選択釦の移動選択手段を設けることにより、選択釦の選択スライド移動により回転ロッドが決められた位置に保持されて移動動力手段の回転を希望のウォームに伝達し維持する。
【0025】
上部固定竿に各リール軸毎に独立した減速モータと選択スイッチを設けることにより、それぞれの移動竿を個々にあるいは同時に希望する方向に移動・保持の操作をすることが出来る。
【0026】
各テープないしコードリールの繰出し部の下位に接触調整ローラを設けることにより、テープないしコードどうしの強い接触が回避され、擦れ合いによるこれらの移動抵抗の増大や損耗が防止される。
【0027】
下部遮蔽調節面の上部の移動竿内に羽操作車と下部羽保持手段を備える羽操作軸を設けることにより、下位の竿保持テープの動きが接面する羽操作車を介して羽操作軸に伝達され下部遮蔽調節面の水平遮蔽羽の調節操作が行われる。
【0028】
眺望遮蔽調節面の上下の竿の対面部に凸凹の嵌まり合い部を設けることによって、両竿が閉じたときにしっかりと一体化されるので、隙間の発生が防止され、風などに対してもブラインド面全体が安定である。
【0029】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図1〜5において、窓枠の上部の壁に金具等を介して固定に取り付けられる上部固定竿11の下部に、第一移動竿12、第二移動竿13及び第三移動竿14が所望の間隔で保持されている。上部固定竿11内には各移動竿にそれぞれ対応して各々一組のテープリール15備える第一リール軸18、テープリール16を備える第二リール軸19及びテープリール17を備える第三リール軸20が設けてある。各リール軸は四角の軸断面を持つロッドで、四角形の孔と円筒形の外周部を持つ軸受21を介して支持板11aに平行且つ回転自在に保持されている。
各テープリールはリール軸に四角形の孔で嵌まり、各々他の軸のものと同一位置に縦に並ぶように配置され両側を止め輪で固定されている。
テープリール15には第一竿保持テープ22が、テープリール16には第二竿保持テープ23が、テープリール17には第三竿保持テープ24がそれぞれその一端をリールの胴部に固定されて巻かれ、その巻き出し端はそれぞれ第一位置決めローラ65、第二位置決めローラ66、第三位置決めローラ67に案内されて上部固定竿11の下部のテープ導孔26よりテープ面が重なり合うようにして垂下している。
上部水平遮蔽羽30及び下部水平遮蔽羽31にはテープの垂下位置にテープ幅に合致したテープ孔25が空けられており、各移動竿12,13,14にも同じ位置にテープ導孔26が空けてある。そこで、各竿保持テープ22,23,24はこれらのテープ孔25およびテープ導孔26を貫通して垂下される。
ここで、第二位置決めローラ66がテープ導孔26の中央に位置しており、第一位置決めローラ65はテープの厚さに加えて、例えば0.5ミリ程の隙間を与えるべく、第二位置決めローラ66に対して先方側へずらしてある。また、第三位置決めローラ67も同様に第二位置決めローラ66に対して手前側へずらされている。そこで、隣接するテープどうしは殆ど接触なく上部固定竿11のテープ導孔26を通過する。
そして第一竿保持テープ22の下端は第一移動竿12の下部壁面の先方側に曲げ込まれて押え具72で固定されている。同様にして第二竿保持テープ23の下端は第二移動竿13の上部壁面の先方側に押え具73により、第三竿保持テープ24の下端は第三移動竿13の手前側の下部壁面に押え具74によりそれぞれ固定されている。そこで、第一移動竿12は第一リール軸18に第二移動竿13は第二リール軸19に第三移動竿14は第三リール軸20に各々その薄い竿保持テープ22,23,24を介して保持されている。
上部水平遮蔽羽30は第一リール軸18のテープリール15の内側に設けられた一組の上部羽保持手段8の紐支持具75にその上端部を吊られ、その下端部を第一移動竿12の上部壁面に結合された一組の上部羽保持紐28に保持されている。 上部羽保持紐28はラダーコードとも呼ばれ、多数の上部水平遮蔽羽30を一定の間隔で保持する。上部羽保持手段8はそれぞれ第一リール軸18に嵌まる四角形の孔部とその外側の円筒形の外筒部と片側に鍔部を持った保持スリーブ76と、押圧スリーブ77と両側に鍔部を有し保持スリーブ76の円筒部に回転自在に嵌まる紐支持具75と、該紐支持具75の両側の摩擦板78と、押圧スリーブ77の円筒部に嵌まる押しバネ79とバネ受け80からなり、両側を止め輪で所定の位置に位置決めされて第一リール軸18に固定されている。そこで、紐支持具75には、押しバネ79の押圧力によって両側の鍔部にもたらされる摩擦力で第一リール軸18側からの回転力が伝達され、上部水平遮蔽羽30の傾きの調節が行われる。
このようにして上部固定竿11と第一移動竿12間に下部遮蔽調節面5が形成される。
下部水平遮蔽羽31は第二移動竿13内に設けた下部羽保持手段9の紐支持具81にその上端部を吊られ、その下端部を第三移動竿14の上部壁面に結合された一組の下部羽保持紐29に保持されている。
下部羽保持手段9は従来から広く使用されているものと同様の機構からなっている。周知のように、下部羽操作棒82を回すことでウォーム・ウォーム歯車機構を経て紐支持具81の軸83を回し、下部羽保持紐29を動かして下部水平遮蔽羽31を所望の傾き(仰角度や府角度)に調節して保持する。
このようにして、第二移動竿13と第三移動竿14間に下部遮蔽調節面6が形成されている。
第一移動竿12と第二移動竿13の間には遮蔽羽のようなものはなく、間隔と位置の調節が自在に出来る眺望遮蔽調節面7になっている。第一移動竿12と、第二移動竿13の位置を移動させることによって、希望する位置に希望する間隔の眺望隙間を設けることが出来る。
第一移動竿12はその軸直角方向の断面形状において、下部壁面84の中央部が全長にわたって上方に向かって凹形に窪んだ形になっている。これに合わせて第二移動竿13の上部壁面85の中央部は竿の全長にわたって上方に向かって凸形に突出した形になっている。この第一移動竿12と第二移動竿13を閉じた際に、この凹部と凸部はピッタリ嵌まり合って一体的に結合し、両竿間の僅かな隙間の発生を遮る働きをする。このようにして、三つの遮蔽調節面が形成されている。
上部固定竿11の右側に移動動力手段1と伝動手段2が設けてある。
移動動力手段1は上部固定竿11に一体的にはめ込まれたケース88に組込まれており、該ケース88の手前側に前後方向に固定される車軸89に軸受56を介して回転自在に保持される大傘歯車の駆動回転体27と、これと噛合いケース88に軸受59を介してそのボス部を回転自在に支承される小傘歯車の伝動回転体52と、駆動回転体27の背後に一体に結合されたシーブ58を有している。伝動回転体52はケース88の下部にあって垂直に上方向に向いており、その軸心部に四角形孔の垂直に抜ける駆動伝動孔51を備えている。シーブ58は上部固定竿11の手前側に現れたブラインド面と平行に立った円板で、その外周に設けられたコード溝90に操作コード57が掛けられている。そこで、操作コード57でシーブ58を回すことにより駆動回転体27は回転させられる。
手動式の一つの好ましい移動動力手段1が構成される。
伝動回転体52の軸心線はウォーム軸線45と合致しており、各リール軸12、13、14の手前側でこれらの軸心線と直角をなしている。伝動回転体52の上部にはウォーム軸線45上に縦並びに三つのウォーム47、48、49がケース88の軸受部50に回転自在に保持されて設けられている。
一方、各リール軸18、19、20上にはウォーム47、48、49とそれぞれ噛合うウォーム歯車42、43、44が設けてあり、それぞれ長いスリーブ91、92、93の外周部に回転自在に保持されている。各スリーブは軸側に同じ四角孔で嵌まって固定されており、軸と一緒にその位置で回転する。
ウォーム47、48、49はそれぞれその軸心部に四角形孔の垂直に抜ける従動伝動孔46を備えており、下方から伝動回転体52の駆動伝動孔51を貫通して一本の回転ロッド56が挿入されている。
ケース88の伝動回転体52の真下に操作棒61が結合されている。該操作棒61はその操作端部に向かって下方へ伸びており、丸い柔軟な回転ロッド56の下方側は操作棒61の中を通り操作端部の中に回転自在且つスライド可能に保持されている。回転ロッド56にはその端部側に輪状の保持部54が一体に設けてある。操作端部の前面にスライド溝62が設けてあり、該スライド溝62には選択釦64が上下にスライド自在に嵌まっている。選択釦64は回転ロッド56を越えて奥へ伸びるその脚部に保持溝63を備えており、保持部54を回転自在に保持している。スライド溝62にはその溝の内壁面に回転ロッド56の所要の移動量によって決められた間隔のノッチ溝150が設けてある。選択釦64側には対応する位置に板バネのノッチ151が装着されている。そこで、選択釦64はスライド溝62内を各ノッチ溝150の位置に選択スライド移動させことが出来、回転ロッド56をその選択された位置に保持することが出来る。
回転ロッド56は、その上部に伝動回転体52の駆動伝動孔51の部位に該孔と回転連結且つ軸方向に摺動自在に嵌め合う駆動伝動頭部55を固着に備えている。該駆動伝動頭部55の上方はさらにウォームの従動伝動孔46内に伸びており、従動伝動孔46に回転連結且つ軸方向に摺動自在に嵌め合う従動伝動頭部53a及び53bを固着に備えている。
【0030】
図5〜9において、選択釦64は一番下のノッチの位置にあり、従動伝動頭部53bがウォーム49の上部に形成された従動伝動孔46cに嵌まっている。従動伝動頭部53aはウォーム48側にあるが上部の従動伝動孔46bには嵌まらずその下部の導入部の円筒孔部内にある。そこで、伝動回転体52の回転は回転ロッド56を介してウォーム49のみに伝達され、リール軸20上のウォーム歯車44のみを回転させる。選択釦64を二番目のノッチ位置に移動させると、従動伝動頭部53bはウォーム49の従動伝動孔46cを上へ抜けてウォーム48側の円筒孔部内に移動し、従動伝動頭部53aがウォーム48の従動伝動孔46bに嵌まる。そこで、伝動回転体52の回転はウォーム48のみに伝達されリール軸19上のウォーム歯車43のみを回転させる。選択釦64を一番上のノッチ位置に移動させると、従動伝動頭部53bは上方に移動するがウォーム48側の円筒孔部内に止まり、従動伝動頭部53aが上方に移動しウォーム47の従動伝動孔46aに嵌まる。そこで、伝動回転体52の回転はウォーム47のみに伝達されリール軸18上のウォーム歯車42のみを回転させる。この例は、移動竿の数が三本の場合における選択釦64の移動量を短縮した好ましい実施例であるが、従動伝動頭部の数は本来一つでもよく、特にかかる構造のみには限定されない。
このようにして、伝動回転体と複数のウォームとの回転連結の選択をする移動選択手段3が構成されている
ウォーム歯車42、43、44はその両側のボス部の外周部をケース88の軸受部94に回転自在に保持されて位置決めされている。
リール軸18上において、ウォーム歯車42の左側のボス部には外周に歯を持ったアーマチュアハブ95が一体的に形成されている。該アーマチュアハブ95の左側にはクラッチ回転体96が同じスリーブ91上に回転自在に、そして軸方向移動をスリーブ91の鍔部で止められて保持されている。
クラッチ回転体96の右側端面の外周沿いに鋸刃状の歯形のクラッチ歯97が形成してある。一方、アーマチュアハブ95上には左右にスライドするアーマチュア98が回転連結に設けてあり、その左側端面にクラッチ歯97に適合して噛合うクラッチ歯99が形成されている。該アーマチュア98の右側端面とアーマチュアハブ95の右肩部との間には押圧バネ100が設けてあり、アーマチュア98は常時一定の力でクラッチ回転体96側に押し付けられている。クラッチ歯の形状は矢印118で示す方向の回転、即ち、ウォーム歯車42側が移動竿を引き上げる方向の回転を伝達し、反対方向の回転はアーマチュア98の右方へのスライドによって逃がされる一方向クラッチ37になっている。
クラッチ回転体96の左側端面の外周沿いには細かい山形の歯形のクラッチ歯102が形成してある。一方、クラッチ回転体96の左側のリール軸18上にはスぺーサー120と軸受21側との間に四角形の孔で直に軸に嵌まる固定アーマチュアハブ104が軸に回転連結に固定されている。該固定アーマチュアハブ104には、アーマチュア105が回転連結に且つ左右にスライドするように装着されている。アーマチュア105はその右側端面の外周沿いにクラッチ歯102に適合した歯面のクラッチ歯103を持っている。固定アーマチュアハブ104の右側端面とアーマチュア105の右側壁の内側面との間に、案内ピンに保持され周囲均等に配置された複数の押圧バネ106が設けてある。
図において、アーマチュア105は常時一定の力でクラッチ回転体96側へ押し付けられて噛合った回転連結状態にある。アーマチュア105の左側の外周部にはシフター溝107が設けてあり、該シフター溝107に外部から連結と切離しの操作をするシフター108が嵌まっており、切換えクラッチ40を構成している。
リール軸19側において、ウォーム歯車43から切換えクラッチ41までの間は、リール軸18側と全く同一構成の一方向クラッチ38と切換えクラッチ41になっている。
アーマチュア109の外周部にはアーマチュア105同様のシフター溝が設けてあり、シフター108のもう一方側が嵌まっており、切換えクラッチ40と切換えクラッチ41は常に同時に切換えされる。
シフター108にはその手前側中間部にシフターピン110が設けてある。該シフターピン110は上部固定竿11の前壁より外部へ突出してその端部にローラ111を備えている。上部固定竿11の前壁にはセンターピン112で取付けられたカムレバー113が設けてあり、ローラ111はそのカム溝114に嵌まっている。カムレバー113にはその中ほどの位置に操作ロッド115が継手116を介して結合されており、該操作ロッド115を上下に操作することによりカムレバー113はセンターピン112を中心に首振り運動をする。
図において、カムレバー113は上へ上がっており、ローラ111は右側に移動している状態にある。ここで、操作ロッド115を矢印117で示すように下方へ引き下げることにより、カムレバー113が下方へ首を振りそのカム溝114はローラ111を左方へ移動させる。これによってシフター108はアーマチュア105とアーマチュア109を矢印119で示すように左方にスライドさせ、切換えクラッチ40と切換えクラッチ41の連結を切離す。
このようにして、リール軸18及びリール軸19側と駆動回転体27側との連結と切離しの操作が手動により行われる。
リール軸20側には、連結と切離しの切換えクラッチはなく、ウォーム歯車44左側に一方向クラッチ37と同一構造の一方向クラッチ39を備えている。
該一方向クラッチ39のクラッチ回転体101は、スリーブ93の左側でリール軸20上に四角形の孔で直に回転連結されており、リール軸20は一方向クラッチ39のみを介して駆動回転体27側のウォーム歯車44と回転連結されている。
【0031】
図10において、上部固定竿11内の各リール軸18、19、20の左側にテープ張り手段4が設けてある。
第一リール軸18において、支持板11a上の軸受21より左側へ突出する軸端部にリング86が固着されており、該リング86と支持板11aの間にコイルバネの弾性体34が装着されている。弾性体34の右側の曲折端32は支持板11aに穿けた孔に嵌まり上部固定竿11側に固定されており、左側の曲折端33はリング86穿けた孔に嵌まり第一リール軸18側固着されている。弾性体34は、取付け時に第一移動竿12を引上げる方向のリール軸回転方向と反対の方向に捩じられており、その反発力で第一リール軸18には常に第一移動竿12を引上げる方向(図3に矢印87で示す方向)の回転力を生じている。第二リール軸19及び第三リール軸20にも同様にして弾性体35及び弾性体36により第二移動竿13及び第三移動竿14を引上げる方向の回転力が与えられている。
各リール軸18、19、20には、駆動回転体27側との間に各リール軸18、19、20側の移動竿を引上げる方向(図3に矢印87で示す方向)の回転に対し、これを逃がす方向の一方向クラッチ37、38、39が設けてあるので、これら弾性体によるリール軸の回転力が各々の移動竿との間で竿保持テープ22、竿保持テープ23及び竿保持テープ24を常に一定の力で引張る状態に保つ。
【0032】
図11〜14に他の実施例が示されている。以下の説明では、前例と同じ部分については同一の符号に ′を付して示し、その説明を省略して主に異なる部分について述べることとする。
この実施例では、電気モータの移動動力手段1′を備えている。ケース88′にはウォーム47′、48′、49′の下部のウォーム軸線45′上に駆動伝動孔51′を備える伝動回転体52′が軸受59′により回転自在に保持されている。該伝動回転体52′はウォーム歯車からなっており、ケース88′の前壁面に直角に取付けられた駆動モータ60の回転軸に結合されているウォームの駆動回転体27′と噛合っている。ここでは、各移動竿12′、13′、14′の移動操作と上部水平遮蔽羽30′の傾き調節の操作が該駆動モータ60によって行われる。
この実施例ではリール軸18′、19′上の切換えクラッチ40′、41′が電磁歯形クラッチになっている。
クラッチ回転体96′の左側端面の外周沿いには、前例と同様の細かい山形の歯形のクラッチ歯102′が形成してある。一方、クラッチ回転体96′の左側のリール軸18′上には、スぺーサー120′と軸受21′側との間に四角形の孔で直に軸に嵌まる固定アーマチュアハブ104′が軸に固定されている。該固定アーマチュアハブ104′の右側の歯部には、その右側端面の外周沿いにクラッチ歯103′を有するアーマチュア105′が左右にスライド自在に嵌まっている。固定アーマチュアハブ104′の左側の外周部には、軸受121を介して励滋コイル122を有するフィールドコア123が保持されている。固定アーマチュアハブ104′の右側端面には、アーマチュア105′の右側壁の内側面との間に、案内ピンに保持され周囲均等に配置された複数の押圧バネ106′が設けられており、アーマチュア105′は常時一定の力でクラッチ回転体96′側へ押し付けられて噛合った回転連結状態にある。
そこで、励滋コイル122に通電されると、滋束によりアーマチュア105′は左側へ吸引されてクラッチ回転体96′側との連結が切り離される。
このようにしてリール軸18′側と駆動回転体27′側との連結と切離しが切換えクラッチ40′の電気的操作により行われる。
リール軸19′側の切換えクラッチ41′もリール軸18′側と同じ構成になっている。
上部固定竿11′の左側上部の壁にあるコンセントに充電用のアダプター152が差し込まれており、そのコードが上部固定竿11′内の電池153に接続されており充電が行われる。竿の中ほどにモータ及び電磁歯形クラッチのリレー類、その他操作に要する構成部品をまとめた制御基板154が取付けられている。
ケース88′の伝動回転体52′部分の真下から操作棒61′が下方に伸びており、その操作端部には移動選択手段3′の選択釦64′の他に、駆動モータ60の電源の入り、切りと回転方向、即ち移動竿の移動方向を選択するスイッチ釦155と、切換えクラッチ40′及び41′の連結と切離しを選択する切換釦156が設けてある。
以上のように、この実施例においては、操作棒61′上の釦を操作することによって、下部水平遮蔽羽31′の傾きの操作をのぞく全てのブラインド操作を行うことが出来る。
【0033】
図15〜19にさらに他の実施例が示されている。以下の説明では、前例と同じ部分については同一の符号に ″を付して示し、その説明を省略して主に異なる部分について述べることとする。
この実施例において、移動竿は第一移動竿12″と第二移動竿13″の二本からなっており、上部固定竿11″と第一移動竿12″間に上部遮蔽調節面5″が、第一移動竿12″と第二移動竿13″間に下部遮蔽調節面6″が形成されている。リール軸18″のテープリール15″から垂下される竿保持テープ22″は第一移動竿12″に、リール軸19″のテープリール16″から垂下される竿保持テープ23″は第二移動竿13″にそれぞれ前例同様に押え具で固定されている。
上部水平遮蔽羽30″は、前例同様第一リール軸18″に設けられた一組の上部羽保持手段の紐支持具にその上端部を吊られ、その下端部を第一移動竿12″の上部壁面に結合された一組の上部羽保持紐28″に保持されている。
上部固定竿11″内のリール軸18″及び19″の右側にそれぞれ独立した減速モータ60a及び60bが軸と平行に上部固定竿11″側の壁に固定されている。これらのモータの回転軸に結合される駆動回転体27a及び27bは直にそれぞれの対応するリール軸と回転連結されており、該ブラインドの移動動力手段1″と伝動手段2″を構成している。
上部固定竿11″の左側前面に操作棒61″が垂下されており、その操作端部に移動竿毎に移動の方向ないし保持の選択をするスイッチ群159、並びに水平遮蔽羽の傾け方向ないし保持の選択をするスイッチ群160からなる選択スイッチ64″が設けてある。図において、いずれもHは保持(停止)を示し矢印は移動方向ないし傾け方向を示す。ここで、スイッチ群160は減速モータ60a及び60bを羽の操作に適した低速度で回転させる。このように電気の選択スイッチによる移動選択手段3″が設けられる。
下部遮蔽調節面6″の上部の移動竿12″内に軸受69を介して羽操作軸68が水平且つ竿と平行に設けてある。該羽操作軸68には下部水平遮蔽羽31″の一組の下部羽保持紐29″を支持する下部羽保持手段9″が上部羽保持手段と同じ間隔位置で回転連結に設けられている。該下部羽保持手段9″部は前例の上部羽保持手段8と同じ構成になっている。竿保持テープ23″の通過する位置の羽操作軸68上に、その外周を竿保持テープ23″の面に接面する羽操作車70が回転連結に設けられている。該羽操作車70に接面する竿保持テープ23″の背面位置に押圧ローラ71が平行に設けてある。該押圧ローラ71は、移動竿12内の支持板124に羽操作軸68と平行に固定されるピン125上に回転自在に保持されており、竿保持テープ23″を羽操作車70に押し付けている。そこで、竿保持テープ23″の上下移動に追従して羽操作軸68が回転する。この羽操作軸68の回転によって、上部水平遮蔽羽30″と同じように下部水平遮蔽羽31″の傾きの調節操作が行われる。
【0034】
図20にさらに他の実施例が示されている。以下の説明では、前記第一例と同じ部分については同一の符号に °を付して示し、その説明を省略して主に異なる部分について述べることとする。
この実施例において、リール手段は各リール軸18°、19°、20°に四角孔で保持されたコードリール15°、16°、17°からなっている。
コードリール15°には第一竿保持コード22°巻かれており、その巻き出し部の下位の位置決めローラ65°の溝に案内されて導孔26°及び通孔25°の右側を垂下している。同様にしてコードリール16°の第二竿保持コード23°は位置決めローラ66°の溝に案内されて孔の中央を、コードリール17°の第三竿保持コード24°は位置決めローラ67°の溝に案内されて孔の左側をそれぞれ横並びに整列されて竿及び水平遮蔽羽の孔内を貫通垂下している。
前例同様に、各リール軸にはコード張り手段により移動竿引き上げ方向の回転力が与えられており、各コードは引張り状態に維持され、弛んで絡み合うようなことが防止される。
【0035】
図21〜22に示される実施例では、移動動力手段1pが上部固定竿11pのケース88pの下部に結合された操作棒61pの操作端部に設けられている。
以下の説明では、前例と同じ部分については同一の符号に pを付して示し、その説明を省略して主に異なる部分について述べることとする。
回転ロッド56pは,ウォーム47p、48p、49pの従動伝動孔46ap、46bp、46cp内に嵌まる従動伝動頭部53ap及び53bp側より操作端部に導かれており、保持部54pを越えた先端部に駆動伝動頭部55pを備えている。操作端部内に固定されるミニ減速モータ60pにはその回転軸に直に伝動回転体52pが結合されており、その駆動伝動孔51pが駆動伝動頭部55pを回転連結且つ軸方向に摺動自在に保持している。ミニ減速モータの下部の室にキャップ157に保護されるモータ用の交換電池158が装填される。
これにより、選択釦64pにより移動する竿の選択がなされ、スイッチ釦155pによりその移動方向の選択とNO,OFF操作、即ち移動と保持の選択が行われる。
【0036】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果が得られる。
【0037】
竿保持テープ間の擦れ合いが滑らかで、紐のように絡むことなく、それぞれのリール軸を操作することで希望する移動竿のみを単独にスムーズに移動、保持の操作をすることが出来る。
また、各移動竿の竿保持テープが同一線上に重ね合せに垂下されるので、ブラインド面内を過ぎる移動竿保持紐の線数を最少に押さえることが出来、ブラインド面のすっきり感を損ねない。
さらに、竿保持コードが狭い間隔で横並びに案内されて垂下され張った状態が維持されるので、るので、接触することなく、絡むことなく希望する移動竿のみを単独にスムーズに移動、保持の操作をすることが出来る。
【0038】
希望する移動竿のみを単独にスムーズに移動、保持の操作をすることが出来るので、眺望遮蔽調節面の位置と間隔の調節を迅速、且つ細かく行うことが出来る。
【0039】
各リール軸におけるテープないしコード張り手段と一方向クラッチの組合わせ構成により、不用意な竿の下げ過ぎや下位の竿の上位の竿との衝突や持上げによる不具合、あるいは竿保持体の弛みや折れが回避され、複数の移動竿における竿の移動操作が円滑且つ迅速に行われる。
【0040】
上位側に位置する移動竿のリール軸に切換えクラッチを設けることによって、移動竿の一本一本を下す操作をすることなく、竿の移動操作を簡素にし素早いブラインドの下し操作が出来る。
【0041】
各リール軸を縦のウォーム軸線上でウォーム歯車伝動機構により移動動力手段側と回転連結したので、移動操作部の周りが上部固定竿内にコンパクトにまとめられた。
上部固定竿より伸びる操作棒に選択釦が設けられるので、上部固定竿より離れた位置から簡単な操作で希望の移動竿の移動操作を行うことが出来る。
【0042】
複数のウォーム・ウォーム歯車機伝動構を回転連結した縦のウォーム軸線部分へ手動の移動動力手段を密実に結合したことにより、ブラインド面に平行な操作コードによる素早い手動操作が出来る。
【0043】
複数のウォーム・ウォーム歯車機伝動構を回転連結した縦のウォーム軸線部分へ駆動モータの移動動力手段を結合したことにより、移動選択手段の選択釦とモータ及び電磁クラッチのスイッチ釦との組み合わせで一本の操作棒上で全てのブラインド操作を行うことを可能にした。
【0044】
操作棒の一部にミニ減速モータを固定に設けたことにより、高性能の電池とミニモータの組み合わせにより、取付けや取扱いの面でも一層消費者向きのものになった。
【0045】
上部固定竿に各リール軸毎に独立した減速モータと選択スイッチを設けたことにより、それぞれの移動竿を個々に、あるいは同時に希望する方向に移動・保持の操作をすることが出来るので、素早いブラインド面設定操作が行える。
【0046】
各テープリールないしコードリールの繰出し部の下位に位置決めローラを設けることにより、テープないしコードどうしの強い接触が回避され、竿移動操作の抵抗の増大や竿保持体の損耗を防止することが出来る。
【0047】
下部遮蔽調節面の上部の移動竿内に竿保持テープないしコードに接面する羽操作車と下部羽保持手段を備える羽操作軸を設けることにより、上部遮蔽調節面と同じように移動竿を動かす移動動力手段により下部遮蔽調節面の遮蔽調節操作を行うことが出来る。
【0048】
眺望遮蔽調節面の上と下の竿の対面部に凸凹の嵌まり合い部を設けることによって、隙間の発生が防止され、風などに対してもブラインド面全体が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すブラインドの正面図である。
【図2】図1のブラインドの右側面図である。
【図3】図1における3−3断面図で、各遮蔽調節面の一部分を省略して示した図である。
【図4】図1における4−4断面図で、各遮蔽調節面の一部分を省略して示した図である。
【図5】図1における右側の操作部周りを拡大して示す図である。
【図6】図5における6−6断面図である。
【図7】図5における7−7断面図である。
【図8】図6における8−0−0−8断面矢視図である。
【図9】図8におけるリール軸18周りを拡大して示す図である。
【図10】図1における上部固定竿の左側内部のテープ張り手段4周りを拡大して示す図である。
【図11】他の実施例を示すブラインドの正面図である。
【図12】図11における右側の操作部周りを拡大して示す図である。
【図13】図12における13−13断面図である。
【図14】図13における14−0−0−14断面矢視図である。
【図15】他の実施例を示すブラインドの正面図である。
【図16】図15における上部固定竿11″の右側内部を拡大して示す図である。
【図17】図15における左側の移動選択手段3″周りを拡大して示す図である。
【図18】図15におけるA部を拡大して示す図である。
【図19】図18における19−19断面図である。
【図20】他の実施例を示す上部固定竿11°の右側の竿保持コードのリール部周りを拡大して示す図である。
【図21】他の実施例を示す一ウォーム軸線45p上における上部固定竿直角方向の断面図である。
【図22】図20における操作棒61pの下部の断面図である。
【符号の説明】
1、1″、1″、1p 移動動力手段
2、2′、2″、2p
伝動手段
3、3′、3″、3p
移動選択手段
4、4′
テープ張り手段
5、5′、5″ 上部遮蔽調節面
6、6′、6″ 下部遮蔽調節面
7、7′
眺望遮蔽調節面
8、8′
上部羽保持手段
9、9′、9″ 下部羽保持手段
11、11′、11″
上部固定竿
12、12′、12″ 第一移動竿
13、13′、13″ 第二移動竿
14、14′、14″ 第三移動竿
15、16、17、15″、16″ テープリール
15°、16°、17°
コードリール
18、18′、18″、18° 第一リール軸
19、19′、19″、19° 第二リール軸
20、20′、20°
第三リール軸
21、21′
軸受
22、22′、22″ 第一竿保持テープ
23、23′、23″ 第二竿保持テープ
24、24′、24″ 第三竿保持テープ
22°
第一竿保持コード
23°
第二竿保持コード
24°
第三竿保持コード
27、27′、27″ 駆動回転体
28、28′、28″
上部羽保持紐
29、29′、29″
下部羽保持紐
30、30′、30″ 上部水平遮蔽羽
31、31′、31″ 下部水平遮蔽羽
34、35、36 弾性体
37、38、39
、37′、38′、39′ 一方向クラッチ
40、41、40′、41′
切換えクラッチ
42、43、44
、42′、43′、44′ ウォーム歯車

45、45′、45p
一ウォーム軸線
47、48、49、47′、48′、49′ ウォーム
52、52′、52p 伝動回転体
56、56′、56p 回転ロッド
60
駆動モータ
60a、60b
減速モータ
60p
ミニ減速モータ
61、61′、61p 操作棒
68
羽操作軸
70
羽操作車
71
押えローラ
82、82′
下部羽操作棒
88、88′、88p ケース

Claims (4)

  1. 上部固定竿の下に上下に多数の水平遮蔽羽からなる複数の遮蔽調節面を備え、前記複数の遮蔽調節面間にそれぞれの遮蔽調節面に対応する複数の移動竿を備え、前記上部固定竿内に前記複数の移動竿にそれぞれ対応する各々一組のリールを備える複数のリール軸を前記上部固定竿側に設けた軸受を介して平行且つ回転自在に備え、前記各リール軸のリールに巻き掛けられて垂下される各々一組の竿保持テープにより対応する移動竿を上下移動可能に保持し、リール軸の回転により前記複数の移動竿を各々単独に上下移動するようにしてなる水平遮蔽羽のブラインドにおいて、
    前記各リール軸に該リール軸と交差する一組の垂直な面上に並ぶように各々一組のテープリールを固定し、前記各々一組のテープリールにそれぞれその一端をリールの胴部に固定して巻き掛け、その他端側を下方の水平遮蔽羽の対応する位置に空けた一組のテープ通孔と移動竿の対応する位置に空けた一組のテープ導孔内を互いにそのテープ面が前後に重なり合うようにして垂下し、その他端をそれぞれの対応する移動竿に結合した各々一組の竿保持テープを設け、前記複数の移動竿を各々一組の竿保持テープにより上下移動可能に保持したことを特徴とする水平遮蔽羽のブラインド。
  2. 上部固定竿の下に上下に多数の水平遮蔽羽からなる複数の遮蔽調節面を備え、前記複数の遮蔽調節面間にそれぞれの遮蔽調節面に対応する複数の移動竿を備え、前記上部固定竿内に前記複数の移動竿にそれぞれ対応する各々一組のリールを備える複数のリール軸を前記上部固定竿側に設けた軸受を介して平行且つ回転自在に備え、前記各リール軸のリールに巻き掛けられて垂下される各々一組の竿保持テープにより対応する移動竿を上下移動可能に保持し、リール軸の回転により前記複数の移動竿を各々単独に上下移動するようにしてなる水平遮蔽羽のブラインドにおいて、
    少なくとも最下位の移動竿より上位の移動竿に対応するリール軸の各々一部分に、その一端を上部固定竿側に固着し他端をリール軸側に固着し移動竿引上げ方向と反対の回転方向に捩じられた弾性体からなるテープ張り手段を設けると共に、前記リール軸移動動力手段の駆動回転体の回転が伝達される伝動部に前記駆動回転体の移動竿引き上げ方向の回転のみを伝達し反対方向の回転を伝達しない一方向伝動クラッチを設け、前記上位の移動竿がその竿保持テープの引張り状態を維持しながら下位の移動竿の押上げに追従して上昇するようにしたことを特徴とする水平遮蔽羽のブラインド。
  3. 上部固定竿の下に上下に多数の水平遮蔽羽からなる複数の遮蔽調節面を備え、前記複数の遮蔽調節面間にそれぞれの遮蔽調節面に対応する複数の移動竿を備え、前記上部固定竿内に前記複数の移動竿にそれぞれ対応する各々一組のリールを備える複数のリール軸を前記上部固定竿側に設けた軸受を介して平行且つ回転自在に備え、前記各リール軸のリールに巻き掛けられて垂下される各々一組の竿保持体により対応する移動竿を上下移動可能に保持し、リール軸の回転により前記複数の移動竿を各々単独に上下移動するようにしてなる水平遮蔽羽のブラインドにおいて、
    上部固定竿内に前記複数のリール軸を上下方向の一直線上に一定の間隔で設け、前記各リール軸の一部の該各リール軸と交差する一垂直面上にそれぞれ同一直径のウォーム歯車を固定に設け、各ウォーム歯車の手前側の前記垂直面上にそれぞれ各ウォーム歯車と噛合いその軸心部に軸方向に貫通し回転を伝動可能な孔からなる従動伝動孔を備える一定長さのウォームを縦並びに軸受を介して回転自在に設け、上部固定竿内を含むこれより延長された操作棒手段内に軸受けを介して回転自在に支持されその軸心部に軸方向に伸びる回転を伝動可能な孔からなる駆動伝動孔を備え移動動力手段に回転を伝動可能に連結された伝動回転体と、その一方側に前記各従動伝動孔に回転を伝動可能且つ軸方向にスライド自在に嵌め合う従動伝動頭部を備え他方側が前記駆動伝動孔側に伸びて該駆動伝動孔に回転を伝動可能且つ軸方向にスライド自在に嵌め合う駆動伝動頭部と移動選択手段の保持部を備える回転ロッドと、前記操作棒手段の一部に設けたスライド溝に選択スライド移動自在に保持され前記回転ロッドの保持部を回転自在に保持し前記回転ロッドの従動伝動頭部を所望のウォームの従動伝動孔にスライドする移動選択手段からなる移動竿の伝動手段を備えることを特徴とする水平遮蔽羽のブラインド。
  4. 前記移動動力手段は駆動モータであり、前記駆動モータは駆動回転体を介して伝動回転体に連結されており、前記伝動回転体は上部固定竿に一体的にはまるケースの一部に軸受を介して回転自在に保持され、回転ロッドの駆動伝動頭部に回転を伝動可能且つ軸方向にスライド可能に嵌め合う駆動伝動孔を備えることを特徴とする請求項3記載の水平遮蔽羽のブラインド。
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