JP4545999B2 - 車載機器遠隔制御装置における交信制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両ユーザが携帯した携帯送・受信機が、車両側送信機が送信する正規コードの要求信号の受信に応じて車両側受信機に返信データを送信したときに、車載機器のロック状態およびアンロック状態を切換えるようにした車載機器遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる車載機器遠隔制御装置は、たとえば特開平11−336394号公報等で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車両側送信機および車両側受信機との間での交信可能な範囲に、当該車両に対応した複数の携帯送・受信機が存在する場合には、それらの携帯送・受信機を特定せずに車両側送信機から要求信号を送信すると、複数の携帯送・受信機から車両側受信機に同時に返信データが送信されることになり、車両側の制御ユニットはデータが読み取れない。
【0004】
そこで、従来の車載機器遠隔制御装置では、複数の携帯送・受信機の1つを特定した要求信号を車両側送信機から送信するようにしたアンチコリジョンモードを選択することで、混信が生じることを防止し、車両側で携帯送・受信機からのデータを確実に読み取れるようにしているが、そのようなアンチコリジョンモードを選択する毎に複数の携帯送・受信機の1つを特定する処理を実行しているので、携帯送・受信機の1つを特定するまでに時間がかかり、応答性に問題がある。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、車両側送信機および車両側受信機との間で交信可能な範囲に、同一車両を対象とした複数の携帯送・受信機が存在するときに、複数の携帯送・受信機の1つを速やかに特定して応答性を高めるようにした車載機器遠隔制御装置における交信制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、車両に配設される車両側送信機と、車両に配設される車両側受信機と、車両側送信機が送信した正規コードの要求信号を受信するのに応じて返信データを送信する携帯送・受信機と、車載機器のロック状態およびアンロック状態を切換える車載機器ロック手段と、車両側受信機が前記携帯送・受信機からの返信データを受信するのに応じて前記車載機器ロック手段を切換え作動せしめる車載機器遠隔制御装置において、同一の車両を対象とした複数の携帯送・受信機を相互に識別可能とするとともに、車両側送信機および車両側受信機と携帯送・受信機との間での交信が成立する毎にその通信対象となった携帯送・受信機を記憶しておき、同一の車両を対象とした複数の携帯送・受信機の全てを対象とした要求信号を前記車両側送信機から送信する共通通信モードと、同一の車両を対象とした複数の携帯送・受信機が前記車両側送信機および前記車両側受信機と交信し得る範囲内に存在する状態でそれらの携帯送・受信機の1つを通信対象として特定した要求信号を前記車両側送信機から送信するアンチコリジョンモードとを切換え可能とし、アンチコリジョンモードでは、前回の交信成立時に通信対象となった携帯送・受信機を優先して特定することを特徴とする。
【0007】
このような本発明の方法によれば、車両側送信機および車両側受信機と交信し得る範囲に同一車両を対象とした複数の携帯送・受信機が存在する際に、車両側送信機および車両側受信機との間で前回交信が成立した携帯送・受信機が前記複数の携帯送・受信機の1つである可能性が大きいので、通信対象として1つの携帯送・受信機を特定するにあたって前回の交信成立時に通信対象となった携帯送・受信機を優先して特定するようにしたことにより、車両側送信機および車両側受信機と、携帯送・受信機との間での交信を速やかに成立させ、アンチコリジョンモードでの応答性を高めることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0009】
図1〜図3は本発明の一実施例を示すものであり、図1は車載機器遠隔制御装置の概略構成を示す図、図2は電子制御ユニットによる送信制御手順の一部を示すフローチャート、図3は電子制御ユニットによる送信制御手順の残部を示すフローチャートである。
【0010】
先ず図1において、車室1の左、右両外側で車両Vには車両側外部送信機2L,2Rが設けられ、車室1内で車両Vには車両側内部送信機3および車両側受信機4が設けられる。
【0011】
車両Vには、車載機器ロック手段であるドアロック手段6、ステアリングロック手段10およびエンジン始動制御手段12が設けられており、ドアロック手段6は、車両Vが備える左、右両側のドア5L,5Rのロック状態およびアンロック状態を自動的に切換え可能であり、またステアリングロック手段10は、ステアリングホィール11の操作を不能としたステアリングのロック状態およびアンロック状態を切換え可能であり、さらにエンジン始動制御手段12は、スタートボタン13の操作に伴なうエンジンの始動許可・禁止を切換えるように構成される。
【0012】
ドア5L,5Rの外面側には、それらのドア5L,5Rのロック状態およびアンロック状態を切換える車両ユーザの切換意思を検出するための切換意思検出手段7L,7Rがそれぞれ取付けられる。而して切換意思検出手段7L,7Rは、乗車時に車両ユーザが触れることでロック状態からアンロック状態への切換意思を検出するアンロックスイッチ8L,8Rと、降車時に車両ユーザが操作することでアンロック状態からロック状態への切換意思を検出するロックスイッチ9L,9Rとで構成される。
【0013】
車両ユーザが携帯し得る携帯送・受信機14は、車両Vに配設されている前記各送信機2L,2R,3の1つから正規コードの要求信号を受信するのに応じて返信データを車両側受信機4に送信する。
【0014】
前記ドアロック手段6、ステアリングロック手段10およびエンジン始動制御手段12の作動は、車両Vに搭載された電子制御ユニット15により制御されるものであり、前記各送信機2L,2R,3からの送信も該電子制御ユニット15により制御され、電子制御ユニット15には、前記切換意思検出手段7L,7Rの検出結果および車両側受信機4の受信結果が入力される。
【0015】
而して電子制御ユニット15は、左、右両側の前記切換意思検出手段7L,7Rの一方で車両ユーザの切換意思を検出したときには車両側外部送信機2L,2Rのうち切換意思を検出した切換意思検出手段が配置されている側の車両側外部送信機から正規コードの要求信号を送信するとともに、残余の車両側外部送信機および車両側内部送信機3からは車両ユーザが携帯している携帯送・受信機14以外の携帯送・受信機が要求信号を受信するのを妨害するか返信するのを禁止する信号を出力するようにして、車両側外部送信機2L,2Rおよび車両側内部送信機3からの送信を制御する。これにより、車両側外部送信機2L,2Rおよび車両側内部送信機3のいずれか1つならびに車両側受信機4と、携帯送・受信機14との間で交信がなされることになる。
【0016】
ところで、携帯送・受信機14は、同一車両に対して複数個準備されるものであり、車両側外部送信機2L,2Rおよび車両側内部送信機3のいずれか1つならびに車両側受信機4との間での交信が可能な範囲に同一車両に対応した複数の携帯送・受信機14…が存在する場合には、それらの携帯送・受信機…を特定せずに車両側外部送信機2L,2Rおよび車両側内部送信機3のいずれか1つから要求信号を送信すると、複数の携帯送・受信機14…から車両側受信機4に同時に返信データが送信されることになり、車両側の電子制御ユニット15はデータが読み取れない。
【0017】
そこで、複数の携帯送・受信機14…の1つを特定した要求信号を車両側外部送信機2L,2Rおよび車両側内部送信機3のいずれか1つから送信するようにしたアンチコリジョンモードを選択することで、混信が生じることを防止し、携帯送・受信機14からのデータを確実に読み取れるようにするのであるが、そのアンチコリジョンモードで各携帯送・受信機14…を識別するために、各携帯送・受信機14…に個別に管理番号を付しておき、その管理番号で各携帯送・受信機14…を識別するようにしている。
【0018】
電子制御ユニット15は、ドア5L,5Rをアンロック状態とするようにドアロック手段6の作動を制御するにあたっては、図2および図3で示す手順に従って車両側外部送信機2L,2Rの一方からの要求信号の送信を制御するものであり、ステップS1で切換意思検出手段7L,7Rのアンロックスイッチ8L,8RがONするのに応じて、ステップS2では車両側外部送信機2L,2Rの一方から正規コードの要求信号を送信する。この際、車両側外部送信機2L,2Rの一方および車両側受信機4との間での交信が可能な範囲に同一車両に対応した携帯送・受信機14…が何個存在するか判らないので、ステップS2では複数の携帯送・受信機14…の全てを対象とした要求信号を送信することになる。
【0019】
次のステップS3では、携帯送・受信機14からの返信データを読み取れたか否かを判断し、ノイズがない環境にあって車両側外部送信機2L,2Rの一方および車両側受信機4との間での交信が可能な範囲に単一の携帯送・受信機14が存在する場合には、携帯送・受信機14からの返信データを読み取れるので交信が成立し、ステップS3からステップS4に進んで受信した携帯送・受信機14の管理番号を記憶し、さらにステップS5でドアロック手段6をアンロック作動せしめる。
【0020】
このようなステップS2〜S5は、同一車両を対象とした複数の携帯送・受信機14…の全てを対象とした要求信号を車両側外部送信機2L,2Rの一方から送信する共通通信モードの処理であり、複数の携帯送・受信機14…のいずれか1つだけが、車両側外部送信機2L,2Rの一方および車両側受信機4との間での交信が可能な範囲に存在することで、ドア5L,5Rがアンロック状態となる。
【0021】
またステップ3において、携帯送・受信機14からの返信データを読み取れないと判断したときには、ステップS6に進み、複数の携帯送・受信機14…からの返信データが共通に含むヘッダーコードを認識できたか否かを判断し、ヘッダ−コードを認識できたときには、ステップS7において車両側受信機4での受信電界レベルが設定レベル以上であるか否かを判断する。
【0022】
而してステップS6においてヘッダーコードを認識できないと判断したときは、携帯送・受信機14からの返信データをノイズの影響で読み取れなかったと判断し、ステップS8でノイズ処理を実行する。またヘッダーコードを認識できるものの、電界強度が一定レベル未満となったときもステップS8に進んでノイズ処理を実行する。
【0023】
ステップ7において、ヘッダーコードを認識することができ、しかも電界強度も一定レベル以上であると判断したときには、車両側外部送信機2L,2Rの一方および車両側受信機4との間での交信が可能な範囲に同一車両に対応した複数の携帯送・受信機14…が存在すると判断し、図3のステップS9に進むことにより、複数の携帯送・受信機14…の1つを特定した要求信号を車両側外部送信機2L,2Rの一方から送信するアンチコリジョンモードを実行することになる。
【0024】
すなわち同一車両を対象とした複数の携帯送・受信機14…の全てを対象とした要求信号を車両側外部送信機2L,2Rの一方から送信する共通通信モードと、複数の携帯送・受信機14…の1つを特定した要求信号を車両側外部送信機2L,2Rの一方から送信するアンチコリジョンモードとを切換え可能であり、車両側受信機4で受信するデータの読取りが不能となったこと、ヘッダーコードを認識できたこと、電界レベルが一定レベル以上であることの全てを満足したときに、共通通信モードからアンチコリジョンモードに移行することになる。
【0025】
図3のステップS9では、車両側外部送信機2L,2Rの一方との交信が前回成立したときの携帯送・受信機14の管理番号を指定し、ステップS10では、その管理番号の携帯送・受信機14を特定した要求信号を車両側外部送信機2L,2Rの一方から送信する。
【0026】
次のステップS11では、携帯送・受信機14からの返信データを読み取れたか否かを判断し、特定した管理番号の携帯送・受信機14が車両側外部送信機2L,2Rの一方および車両側受信機4との間での交信が可能な範囲に存在したときには、携帯送・受信機14からの返信データを読み取れるので交信が成立し、ステップS11からステップS12に進んでドアロック手段6をアンロック作動せしめ、さらにステップS13では交信した携帯送・受信機14の管理番号を記憶する。
【0027】
またステップS11において、携帯送・受信機14からの返信データを読み取れなかったときには、同一車両を対象とした複数の携帯送・受信機14…の管理番号を指定したか否かを判断し、指定が完了していないときには、ステップS15で携帯送・受信機14の管理番号を変更して指定し、ステップS10に戻る。すなわち同一車両を対象とした複数の携帯送・受信機14…の管理番号は予め判っているので、交信が成立するまで管理番号を変更して車両側外部送信機2L,2Rの一方から要求信号を送信することになる。
【0028】
このようなアンチコリジョンモードでは、車両側外部送信機2L,2Rの一方との交信が前回成立したときの携帯送・受信機14の管理番号を優先して特定し、交信の成立に応じてドア5L,5Rをアンロッック状態とするとともに交信が成立した携帯送・受信機14の管理番号を記憶することになる。
【0029】
次にこの実施例の作用について説明すると、同一車両を対象とした複数の携帯送・受信機14…を相互に識別して各携帯送・受信機14…毎の個別の要求信号を車両側外部送信機2L,2Rの一方から送信可能とするとともに、車両側外部送信機2L,2Rの一方および車両側受信機4と携帯送・受信機14との間での交信が成立する毎にその通信対象となった携帯送・受信機14を記憶するようにし、同一車両を対象とした複数の携帯送・受信機14…が車両側外部送信機2L,2Rの一方および車両側受信機4と交信し得る範囲に存在する状態でそれらの携帯送・受信機14…の1つを通信対象として特定した要求信号を車両側外部送信機2L,2Rの一方から送信するアンチコリジョンモードでは、前回の交信成立時に通信対象となった携帯送・受信機14を優先して特定するようにしている。
【0030】
ところで、車両側外部送信機2L,2Rの一方および車両側受信機4と交信し得る範囲に同一車両を対象とした複数の携帯送・受信機14…が存在する際には、前回のドア5L,5Rのアンロック時に車両側外部送信機2L,2Rの一方および車両側受信機4との間で交信が成立した携帯送・受信機14が前記複数の携帯送・受信機14…の1つである可能性が大きい。したがって通信対象として1つの携帯送・受信機14を特定するにあたって前回の交信成立時に通信対象となった携帯送・受信機14を優先して特定するようにしたことにより、車両側外部送信機2L,2Rの一方および車両側受信機4と、携帯送・受信機14との間での交信を速やかに成立させ、応答性を高めることが可能となる。
【0031】
しかも各携帯送・受信機14…に個別に管理番号を付しておき、その管理番号で各携帯送・受信機14…を識別するようにしているので、複数の携帯送・受信機14…の1つを特定するのに要する通信時間を短縮し、応答性をより高めることができる。
【0032】
すなわち複数の携帯送・受信機14…を識別するのにあたり、各携帯送・受信機14…に固有のIDを付すようにすることが単純には考えられるが、同一車両近傍で同一IDの携帯送・受信機14…が存在する可能性を極力小さくするためには携帯送・受信機14固有のIDを車両生産台数程度に多く設定する必要があり、そのような多くの種類のIDを指定して通信を行うと通信時間が長くなる。これに対し、同一車両を対象とした精々3〜4個程度の携帯送・受信機14…を識別するのに必要な管理番号の通信に要する時間はごく短くてすみ、通信時間を短縮して応答性をより高めることができるのである。
【0033】
また同一車両を対象とした複数の携帯送・受信機14…の全てを対象とした要求信号を車両側外部送信機2L,2Rの一方から送信する共通通信モードと、複数の携帯送・受信機14…の1つを特定した要求信号を車両側外部送信機2L,2Rの一方から送信するアンチコリジョンモードとを切換え可能とし、車両側受信機4で受信するデータの読取りが不能となったことを、共通通信モードからアンチコリジョンモードへの移行の条件の1つとしている。すなわち同一車両を対象とした複数の携帯送・受信機14…が交信可能な範囲に存在するときに、全ての携帯送・受信機14…を対象とした要求信号を車両側外部送信機2L,2Rの一方から送信すると、返信データの混信により車両側受信機4で受信するデータの読取りが不能となるはずである。したがってデータの読取りが不能となったことを少なくとも1つの条件として共通通信モードからアンチコリジョンモードに移行するようにし、車両の近傍に複数の携帯送・受信機14…が存在する可能性がある状態でアンチコリジョンモードとし、それ以外の通常の状態では、携帯送・受信機の全てを対象とした要求信号を車両側外部送信機2L,2Rの一方から送信する共通通信モードとすることで、特定した1つの携帯送・受信機14との間での交信を直ちに成立せしめ、ドア5L,5Rを応答性よくアンロック状態とすることができる。
【0034】
また複数の携帯送・受信機14…からの返信データが共通に含むヘッダーコードを認識することを、共通通信モードからアンチコリジョンモードに移行する際の他の判断条件としており、ノイズの影響により車両側受信機4で受信するデータを読取り不能となる場合を除いて、共通通信モードからアンチコリジョンモードに移行することが可能となる。
【0035】
さらに車両側受信機4での受信電界レベルが設定レベル以上であることを、共通通信モードからアンチコリジョンモードに移行する際の他の判断条件とすることにより、ノイズの影響により車両側受信機4で受信するデータを読取り不能となる場合を除いて、共通通信モードからアンチコリジョンモードに移行することが可能となる。すなわち同一車両を対象とした複数の携帯送・受信機14…が交信可能な範囲に存在するときには電界強度が高くなるはずであり、共通通信モードからアンチコリジョンモードに移行することが可能となる。
【0036】
しかも同一車両を対象とした複数の携帯送・受信機14…が交信可能範囲に存在しなくても強電界のエリアでは電界強度が高くなるが、上記ヘッダーコードの認識による判断条件に加えて電界強度が設定レベル以上であることを判断条件に加えることで、誤ってアンチコリジョンモードに移行してしまうことが強電界のエリアにあることに起因して生じることを確実に防止することができる。
【0037】
上記実施例では、ドア5L,5Rをアンロック状態とするために、車室1外にある携帯送・受信機14と、車両側外部送信機2L,2Rの一方および車両側受信機4との間で行なわれる通信に関連して説明したが、車室1内の携帯送・受信機14と、車両側内部送信機3および車両側受信機4との間で行なわれる通信に関しても、共通通信モードおよびアンチコリジョンモードの切換えを上述と同様に行なうようにしてもよい。
【0038】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、アンチコリジョンモードにおいて通信対象として1つの携帯送・受信機を特定するにあたって前回の交信成立時に通信対象となった携帯送・受信機を優先して特定するので、車両側送信機および車両側受信機と、携帯送・受信機との間での交信を速やかに成立させ、応答性を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車載機器遠隔制御装置の概略構成を示す図である。
【図2】 電子制御ユニットによる送信制御手順の一部を示すフローチャートである。
【図3】 電子制御ユニットによる送信制御手順の残部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2L,2R,3・・・車両側送信機
4・・・車両側受信機
6・・・車載機器ロック手段としてのドアロック手段
10・・・車載機器ロック手段としてのステアリングロック手段
12・・・車載機器ロック手段としてのエンジン始動制御手段
14・・・携帯送・受信機
V・・・車両
Claims (1)
- 車両(V)に配設される車両側送信機(2L,2R,3)と、車両(V)に配設される車両側受信機(4)と、車両側送信機(2L,2R,3)が送信した正規コードの要求信号を受信するのに応じて返信データを送信する携帯送・受信機(14)と、車載機器のロック状態およびアンロック状態を切換える車載機器ロック手段(6,10,12)と、車両側受信機(4)が前記携帯送・受信機(14)からの返信データを受信するのに応じて前記車載機器ロック手段(6,10,12)を切換え作動せしめる車載機器遠隔制御装置において、同一の車両(V)を対象とした複数の携帯送・受信機(14)を相互に識別可能とするとともに、車両側送信機(2L,2R,3)および車両側受信機(4)と携帯送・受信機(14)との間での交信が成立する毎にその通信対象となった携帯送・受信機(14)を記憶しておき、同一の車両(V)を対象とした複数の携帯送・受信機(14)の全てを対象とした要求信号を前記車両側送信機(2L,2R,3)から送信する共通通信モードと、同一の車両(V)を対象とした複数の携帯送・受信機(14)が前記車両側送信機(2L,2R,3)および前記車両側受信機(4)と交信し得る範囲内に存在する状態でそれらの携帯送・受信機(14)の1つを通信対象として特定した要求信号を前記車両側送信機(2L,2R,3)から送信するアンチコリジョンモードとを切換え可能とし、アンチコリジョンモードでは、前回の交信成立時に通信対象となった携帯送・受信機(14)を優先して特定することを特徴とする車載機器遠隔制御装置における交信制御方法。
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