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JP4553740B2 - 回路体の製造方法および回路体の製造装置 - Google Patents
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JP4553740B2 - 回路体の製造方法および回路体の製造装置 - Google Patents

回路体の製造方法および回路体の製造装置 Download PDF

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本発明は、自動車ドアの内部に配設するのに適した回路体の製造方法、およ回路体の製造方法に使用する製造装置に関するものである。
従来の自動車ドア用の回路体として、組み付け性を改善するために、ワイヤーハーネスをパネル上に成形した上で、ドア内に組み付けるようにしたもの(例えば、特許文献1参照)や、フィルム状のシートに回路を印刷により形成したもの(例えば、特許文献2参照)が知られている。
特開平9−309390号公報 特開平11−195327号公報
しかし、特許文献1に記載のものは、パネルの片面にワイヤーハーネスを配設するため、ワイヤーハーネスの形状を保持する上で硬質のパネル材を使用する必要があり、重量が大きくなったり、ドアトリムの内壁に合わせた立体成形が必要となってコスト高になる等の問題があった。また、パネルにワイヤーハーネスを固定するための多数のクランプを設ける必要があるため、製造手間やコストがかかるという問題もあった。
また、特許文献2に記載のものは、印刷回路を使用するものであるため、許容電流が小さく制限されたり、複数の回路が交差する場合には、高価な積層回路にする必要あってコスト高になるという問題があった。
本発明は、上記事情を考慮し、柔軟性がありながら形状が崩れるおそれがなく、材料の軽量化が可能であり、しかも、簡単且つ安価に製造することのできる回路体の製造方法および回路体の製造装置を提供することを目的とする。
請求項の発明は、2枚の可撓性を有するシートの間にワイヤーハーネスを挟み込み、その状態で両シートを張り合わせてなる回路体の製造方法であって、配索台上の所定位置に形成した開口に配索用のフォークを配置すると共に、該フォークを、前記配索台の上面より上方に突出した配索用の位置から下方に没入した位置に向けて相対的に上下方向スライド自在に設けた配索治具を用意する準備工程と、前記配索台の上面に第1シートを載置すると共に、該第1シートに形成した開口から前記フォークを上方に突出させる第1工程と、その状態で、前記第1シート上において、前記フォークに電線を挿入しながら配索することで、所定形状のワイヤーハーネスを作成する第2工程と、該ワイヤーハーネスの作成後に、前記第1シートおよびフォークの上から第2シートを被せる第3工程と、次いで、前記フォークの上端に前記第2シートが密着した状態を保ちながら、前記第2シートおよびフォークを前記配索台に対し相対的に下降させることで、第1シートと第2シートを、該両シート間にワイヤーハーネスを挟みながら互いに張り合わせる第4工程と、最終的にさらにフォークを下降させることで、第1シートの開口からフォークを抜きつつ、該開口の周縁に前記第2シートを張り合わせる第5工程と、を備えることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の回路体の製造方法であって、前記第4工程において、前記第2シートの上側に押圧部材を被せ、該押圧部材で第2シートを前記フォークの上端に下向きに押し付けることで、該フォークの上端に前記第2シートを密着させた状態を保つことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の回路体の製造方法であって、前記押圧部材が、前記フォークおよびその周囲を覆う大きさの硬質材料製の押圧フードと、該押圧フードの下側に配された風船状のエアクッションとからなり、前記第4工程において、前記エアクッションにエアを導入して膨張させることにより、前記第2シートを前記フォークの上端に押し付けて、該フォークの上端に前記第2シートを密着させた状態を保つことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の回路体の製造方法であって、前記フォークの上端にエア吸引口を開口させておき、前記第4工程において、前記エア吸引口に吸引力を作用させることで前記第2シートを吸着して、前記フォークの上端に前記第2シートを密着させた状態を保つことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の回路体の製造方法であって、前記フォークの上端に磁力発生部を設けると共に、前記第2シートの少なくとも前記フォークの上端に対応する箇所に磁気により吸着される部分を設けておき、前記第4工程において、前記磁力発生部の発する磁力により前記第2シートを吸着して、前記フォークの上端に前記第2シートを密着させた状態を保つことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の回路体の製造方法に用いる回路体の製造装置であって、配索台上の所定位置に形成した開口に配索用のフォークを配置すると共に、該フォークを、前記配索台の上面より上方に突出した配索用の位置から下方に没入した位置に向けて相対的に上下方向スライド自在に設けた配索治具と、前記配索台の上方に前記フォークおよびその周囲を覆うように配置され、前記配索台上に第1シート、ワイヤーハーネス、第2シートがその順番で載せられた後で、前記第2シートの上から被せられる押圧フードと、該押圧フードの下側に配置され、エアの導入により膨張して、前記第2シートを前記フォークの上端に押し付ける風船状のエアクッションと、を具備したことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の回路体の製造方法に用いる回路体の製造装置であって、前記フォークを前記配索台の上面より上方に突出する方向にバネで付勢したことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の回路体の製造方法に用いる回路体の製造装置であって、前記フォークの上端にエア吸引口を開口させると共に、フォークの内部に、先端が前記エア吸引口に連通し且つ基端側がフォーク外の吸引装置に接続された吸引通路を形成したことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載の回路体の製造方法に用いる回路体の製造装置において、前記フォークを前記配索台の上面より上方に突出する方向にバネで付勢すると共に、前記吸引装置の発生する吸引力によって、前記フォークが前記バネの付勢力に抗して前記配索台に対し相対的に引き下げられるように構成したことを特徴とする。
請求項1の発明は、請求項に記載の回路体の製造方法に用いる回路体の製造装置であって、前記フォークの上端に永久磁石を設けたことを特徴とする。
請求項1の発明は、請求項に記載の回路体の製造方法に用いる回路体の製造装置であって、前記フォークに、該フォークの上端に磁力発生部を形成する電磁石を設けたことを特徴とする。
請求項の発明によれば、第1工程で配索台の上面に第1シートを載置し、第2工程で第1シート上にてワイヤーハーネスを配索し、第3工程で第1シートおよびフォークの上から第2シートを被せ、第4工程で、フォークの上端に第2シートを密着させた状態を保ちながら、第2シートおよびフォークを下降させることで、第1シートと第2シートをワイヤーハーネスを挟みながら互いに張り合わせるので、作業途中で電線がフォークから外れるおそれがなく、正確な配索が可能である。
請求項の発明によれば、前記第4工程において、第2シートの上側に押圧部材を被せ、押圧部材で第2シートをフォークの上端に押し付けることで前記密着状態を保つようにしたので、シートの張り合わせ作業を円滑に行うことができる。
請求項の発明によれば、エアクッションの膨張により第2シートをフォークの上端に押し付けるので、均等な力で無理なく第2シートを第1シートに張り合わせることができる。
請求項の発明によれば、フォークの上端にエア吸引口を開口させておき、前記第4工程において、エア吸引口に吸引力を作用させることで第2シートを吸着して、フォークの上端に第2シートを密着させるようにしたので、シートの張り合わせ作業を円滑に行うことができる。
請求項の発明によれば、フォークの上端に磁力発生部を設けると共に、第2シートの少なくともフォークの上端に対応する箇所に磁気により吸着される部分を設けておき、前記第4工程において、磁力発生部の発する磁力により第2シートを吸着することで、フォークの上端に第2シートを密着させるようにしたので、シートの張り合わせ作業を円滑に行うことができる。
請求項の発明によれば、フォークからのワイヤーハーネスの外れを心配することなく、請求項の発明の製造方法を実現することができる。
請求項の発明によれば、より簡単な作業で、請求項の発明の製造方法を実現することができる。
請求項の発明によれば、フォークからのワイヤーハーネスの外れを心配することなく、請求項の発明の製造方法を実現することができる。
請求項の発明によれば、より簡単な作業で、請求項の発明の製造方法を実現することができる。
請求項1の発明によれば、フォークの上端に永久磁石を設けるだけの簡単な構成で、フォークからのワイヤーハーネスの外れを心配することなく、請求項の発明の製造方法を実現することができる。
請求項1の発明によれば、フォークに、該フォークの上端に磁力発生部を形成する電磁石を設けたので、コイルに対する通電制御を行うだけで、フォークからのワイヤーハーネスの外れを心配することなく、請求項の発明の製造方法を実現することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は実施形態の回路体およびその製造方法の説明図である。
実施形態の回路体は、例えば、車両用ドアに組み込まれるもので、第1、第2の2枚の可撓性を有するシート11、12の間にワイヤーハーネスWを挟み込んで、その状態で両シート11、12を張り合わせてなる。シート11、12は、例えば、自動車ドア用の防水シートで構成されている。
図1は製造途中の状態を概略的に示しており、上面がフラットな配索台21の上に第1シート11を載せ、第1シート11上でワイヤーハーネスWを配索している。ワイヤーハーネスWは、所定位置に配したフォーク30に電線を挿入して引き回すことにより配索されており、配索後に、上から第2シート12を被せて、第1シート11と張り合わせることにより回路体が形成される。この場合、フォーク30は上下スライド自在に設けられており、配索台21の下側の昇降台22に立設されている。
このように構成した回路体においては、ワイヤーハーネスWを保持するために2枚のシート11、12を使用しているが、2枚のシート11、12間に挟まれたワイヤーハーネスWは形状が崩れる心配がないので、軽量で柔軟なシート11、12を使用することができる。従って、特に立体成形などを行わないでも、良好な組付性を確保することができる。
また、2枚のシート11、12間に確実にワイヤーハーネスWを保持できるので、余計なクランプを全く使用する必要がなく、製造手間やコストの低減を図ることができる。また、印刷回路などではなく通常の電線を使用してワイヤーハーネスWを配索するので、許容電流を大きくできる上、印刷回路のような複雑な回路構成を採る必要がなく、簡単且つ安価に製造することができる。なお、シート11、12として自動車ドア用の防水シートを用いていることにより、防水性能を高めることもできる。
次に回路体の製造方法および製造装置についての各実施形態を説明する。
図2は第1実施形態の製造方法の工程説明図である。
ここで使用する製造装置は、配索台21上の所定位置に形成した開口21aに配索用のフォーク30を配置すると共に、該フォーク30を、配索台21の上面より上方に突出した配索用の位置から下方に没入した位置に向けて相対的に上下方向スライド自在に設けた配索治具20と、配索台21の上方にフォーク30およびその周囲を覆うように配置され、配索台21上に第1シート11、ワイヤーハーネスW、第2シート12がその順番で載せられた後で、第2シート12の上から被せられる押圧フード40と、押圧フード40の下側の開放空間41に配置され、エアの導入により膨張して第2シート12をフォーク30の上端に押し付ける風船状のエアクッション50と、を備えている。なお、図2(d)において、51はエアクッション50へのエア導入口、42は押圧フード40に設けたエア導入口の引出口である。
フォーク30は、配索台21の下側に配設された昇降台22に支持されており、昇降台22に立設された支柱31と、その支柱31の上端に二股状に設けられ、両者間の空間34に電線W(ワイヤーハーネスと同符号で示す)が挿入される一対の支持ロッド32、33とを備えている。
回路体を製造する場合には、まず、準備工程として、上記の製造装置を用意する。そして、以降の作業を始める。
まず、第1工程では、図2(a)に示すように、配索台21の上面に第1シート11を載置すると共に、第1シート11に形成した開口11aからフォーク30を上方に突出させる。
次に、第2工程では、図2(b)に示すように、第1シート11上において、フォーク30に電線Wを挿入しながら配索することで、所定形状のワイヤーハーネスWを作成する。
そして、第3工程では、図2(c)に示すように、ワイヤーハーネスWの作成後に、第1シート11およびフォーク30の上から第2シート12を被せる。
次いで、第4工程では、図2(d)、(e)に示すように、フォーク30の上端に第2シート12が密着した状態を保ちながら、第2シート12およびフォーク30を配索台21に対し相対的に矢印Aのように下降させることで、第1シート11と第2シート12を、該両シート11、12間にワイヤーハーネスWを挟みながら互いに張り合わせる。
この場合、第4工程においては、第2シート12の上から、押圧部材である押圧フード40およびエアクッション50を被せ、エアクッション50にエアを導入して膨張させることにより、第2シート12を下向きに加圧して、フォーク30の上端に押し付け、フォーク30の上端に第2シート12を密着させた状態を保つ。これにより、フォーク30の外へ電線Wがはみ出すことを確実に防止しながら、第1シート11と第2シート12を張り合わせることができる。特にエアクッション50の膨張により第2シート12をフォーク30の上端に押し付けるので、均等な力で無理なく第2シート12を第1シート11に張り合わせることができる。
次に、第5工程では、図2(e)に示すように、最終段階としてさらにフォーク30を下降させることにより、第1シート11の開口11aからフォーク30を抜きつつ、開口11aの周縁に第2シート12を張り合わせる。以上により回路体を完成させることができる。従って、品質の良好な回路体を手間やコストをかけずに簡単に製作することができる。
なお、図3(a)、(b)に示すように、フォーク30を、配索台21の上面より上方(矢印B方向)に突出する方向にバネ23で付勢しておくことにより、前記第4工程において、エアクッション50の膨張により第2シート12をフォーク30の上端に押し付ける押付力によって、フォーク30を、バネ23の付勢力に抗して配索台21に対し相対的に矢印Aのように押し下げることができる。従って、この場合は、フォーク30だけを独立して下降させるという面倒な操作が不要となり、作業が簡単にできるようになると共に、フォーク30の昇降駆動を行う機構の省略が可能になる。
図4は第2実施形態の製造方法の工程説明図である。
この場合の製造装置は、エア吸引式のフォーク30Bを備えている。即ち、フォーク30Bの各支持ロッド31、32の上端にエア吸引口35aを開口させると共に、フォーク30Bの内部に、先端が前記エア吸引口35aに連通し且つ基端側がフォーク30B外の吸引装置36に接続された吸引通路35を形成してある。
この製造装置で回路体を製造する場合は、図4(a)〜(c)の工程までは、先の第1実施形態の方法と同様に進める。そして、図4(d)に示す第4工程において、フォーク30Bの上端のエア吸引口35aに吸引力を作用させることで、第2シート12を下から吸着して、フォーク30Bの上端に第2シート12を密着させた状態を保つ。
次に、この状態を保ちながら、図4(e)に示すように、フォーク30を配索台21に対し相対的に矢印Aのように下降させることで、第1シート11と第2シート12を、該両シート11、12間にワイヤーハーネスWを挟みながら互いに張り合わせ、最後まで張り合わせが終了したら、吸引を解除する。以上により、途中で電線Wがフォーク30Bからはみ出すことなく、品質の良好な回路体を手間やコストをかけずに簡単に製作することができる。
なお、この場合も、図3(a)に示すように、フォーク30(30B)を、配索台21の上面より上方(矢印B方向)に突出する方向にバネ23で付勢しておくことにより、前記第4工程において、第2シート12を吸引装置36で下向きに吸引するときに、同時にその吸引力を利用して、フォーク30(30B)を、バネ23の付勢力に抗して配索台21に対し相対的に矢印Aのように引き下げることも可能である。
図5は第3実施形態の製造方法の工程説明図である。
この場合の製造装置では、フォーク30Cの上端に永久磁石37を設けている。それ以外の構成は、第1実施形態と同様である。
この製造装置を用いて回路体を製造する場合は、図5(a)〜(c)の工程までは、先の第1実施形態の方法と同様に進める。この場合、第2シート12として磁性体を混入させたシートを用いる。そうすることにより、フォーク30Cの上端の永久磁石37に第2シート12が吸着される。あお、第2シート12の少なくともフォーク30Cの上端に対応する箇所に、磁気により吸着される部分を設けておけばよい。
次に図5(d)、(e)に示すように、第4工程において、永久磁石37で第2シート12を吸着したまま、つまり、第2シート12がフォーク30Cの上端に密着したまま、フォーク30を配索台21に対し相対的に下降させることにより、第2シート12を第1シート11に張り合わせる。
以上により、フォーク30Cの上端に永久磁石を設けるだけの簡単な構成で、フォーク30CからのワイヤーハーネスWの外れを心配することなく、品質の良好な回路体を手間やコストをかけずに簡単に製作することができる。
なお、上記第3実施形態では、フォーク30Cの上端に永久磁石37を設けていたが、電磁石に代えることもできる。その場合は、図6(a)、(b)に示すように、フォーク30Dの上端に磁力発生部(磁極)が形成されるように電磁石38を設けるのがよい。例えば、磁性体でできたフォーク30Dの支柱31や支持ロッド32などにコイルを巻くことにより、電磁石38を構成することができる。
このように電磁石38を用いた場合は、コイルに対する通電制御を行うだけで、フォーク30Dと第2シート12との吸着を制御することができる。従って、図6(a)のように第2シート12を被せたときに吸着し、フォーク30Dをある程度下降する間は吸着を維持し、第2シート12の張り合わせが無事終了した図6(b)の段階で、通電を停止して吸着を解除する。こうすることにより、フォーク30Cの上端に永久磁石を設けるだけの簡単な構成で、フォーク30CからのワイヤーハーネスWの外れを心配することなく、品質の良好な回路体を手間やコストをかけずに簡単に製作することができる。
本発明の実施形態の回路体およびその製造方法の説明図である。 (a)〜(e)は本発明の第1実施形態の製造方法の工程説明図である。 (a)、(b)は、第1実施形態の製造方法の変形例の説明図である。 (a)〜(e)は本発明の第2実施形態の製造方法の工程説明図である。 (a)〜(e)は本発明の第3実施形態の製造方法の工程説明図である。 (a)、(b)は、第3実施形態の製造方法の変形例の説明図である。
符号の説明
11 第1シート
12 第2シート
20 配索治具
21 配索台
23 バネ
30 フォーク
35 吸引通路
35a エア吸引口
36 吸引装置
37 永久磁石
38 電磁石
40 押圧フード
50 エアクッション
W ワイヤーハーネス,電線

Claims (11)

  1. 2枚の可撓性を有するシートの間にワイヤーハーネスを挟み込み、その状態で両シートを張り合わせてなる回路体の製造方法であって、
    配索台上の所定位置に形成した開口に配索用のフォークを配置すると共に、該フォークを、前記配索台の上面より上方に突出した配索用の位置から下方に没入した位置に向けて相対的に上下方向スライド自在に設けた配索治具を用意する準備工程と、
    前記配索台の上面に第1シートを載置すると共に、該第1シートに形成した開口から前記フォークを上方に突出させる第1工程と、
    その状態で、前記第1シート上において、前記フォークに電線を挿入しながら配索することで、所定形状のワイヤーハーネスを作成する第2工程と、
    該ワイヤーハーネスの作成後に、前記第1シートおよびフォークの上から第2シートを被せる第3工程と、
    次いで、前記フォークの上端に前記第2シートが密着した状態を保ちながら、前記第2シートおよびフォークを前記配索台に対し相対的に下降させることで、第1シートと第2シートを、該両シート間にワイヤーハーネスを挟みながら互いに張り合わせる第4工程と、
    最終的にさらにフォークを下降させることで、第1シートの開口からフォークを抜きつつ、該開口の周縁に前記第2シートを張り合わせる第5工程と、
    を備えることを特徴とする回路体の製造方法
  2. 請求項1に記載の回路体の製造方法であって、
    前記第4工程において、前記第2シートの上側に押圧部材を被せ、該押圧部材で第2シートを前記フォークの上端に下向きに押し付けることで、該フォークの上端に前記第2シートを密着させた状態を保つことを特徴とする回路体の製造方法
  3. 請求項に記載の回路体の製造方法であって、
    前記押圧部材が、前記フォークおよびその周囲を覆う大きさの硬質材料製の押圧フードと、該押圧フードの下側に配された風船状のエアクッションとからなり、前記第4工程において、前記エアクッションにエアを導入して膨張させることにより、前記第2シートを前記フォークの上端に押し付けて、該フォークの上端に前記第2シートを密着させた状態を保つことを特徴とする回路体の製造方法。
  4. 請求項に記載の回路体の製造方法であって、
    前記フォークの上端にエア吸引口を開口させておき、
    前記第4工程において、前記エア吸引口に吸引力を作用させることで前記第2シートを吸着して、前記フォークの上端に前記第2シートを密着させた状態を保つことを特徴とする回路体の製造方法。
  5. 請求項に記載の回路体の製造方法であって、
    前記フォークの上端に磁力発生部を設けると共に、前記第2シートの少なくとも前記フォークの上端に対応する箇所に磁気により吸着される部分を設けておき、
    前記第4工程において、前記磁力発生部の発する磁力により前記第2シートを吸着して、前記フォークの上端に前記第2シートを密着させた状態を保つことを特徴とする回路体の製造方法。
  6. 請求項3に記載の回路体の製造方法に用いる回路体の製造装置であって、
    配索台上の所定位置に形成した開口に配索用のフォークを配置すると共に、該フォークを、前記配索台の上面より上方に突出した配索用の位置から下方に没入した位置に向けて相対的に上下方向スライド自在に設けた配索治具と、
    前記配索台の上方に前記フォークおよびその周囲を覆うように配置され、前記配索台上に第1シート、ワイヤーハーネス、第2シートがその順番で載せられた後で、前記第2シートの上から被せられる押圧フードと、
    該押圧フードの下側に配置され、エアの導入により膨張して、前記第2シートを前記フォークの上端に押し付ける風船状のエアクッションと、
    を具備したことを特徴とする回路体の製造装置
  7. 請求項に記載の回路体の製造方法に用いる回路体の製造装置であって、
    前記フォークを前記配索台の上面より上方に突出する方向にバネで付勢したことを特徴とする回路体の製造装置
  8. 請求項に記載の回路体の製造方法に用いる回路体の製造装置であって、
    前記フォークの上端にエア吸引口を開口させると共に、フォークの内部に、先端が前記エア吸引口に連通し且つ基端側がフォーク外の吸引装置に接続された吸引通路を形成したことを特徴とする回路体の製造装置。
  9. 請求項に記載の回路体の製造方法に用いる回路体の製造装置において、
    前記フォークを前記配索台の上面より上方に突出する方向にバネで付勢すると共に、前記吸引装置の発生する吸引力によって、前記フォークが前記バネの付勢力に抗して前記配索台に対し相対的に引き下げられるように構成したことを特徴とする回路体の製造装置。
  10. 請求項に記載の回路体の製造方法に用いる回路体の製造装置であって、
    前記フォークの上端に永久磁石を設けたことを特徴とする回路体の製造装置。
  11. 請求項に記載の回路体の製造方法に用いる回路体の製造装置であって、
    前記フォークに、該フォークの上端に磁力発生部を形成する電磁石を設けたことを特徴とする回路体の製造装置。
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