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JP4579608B2 - スレッド及びその製造方法、シート - Google Patents
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本発明は、有価証券や紙幣等に貼付されたり漉き込まれたりし、これらの真贋判定に用いられるスレッド及びその製造方法、シートに関する。
従来より、プリペイドカードや各種入場券、商品券や株券等の有価証券においては、広く流通しており比較的容易に換金可能である等の理由から、偽造犯罪が頻発している。特に、近年ではカラーコピー機等の複写機の性能向上と普及に伴い、簡単には真正品と見分けられない偽造品が比較的容易に製造可能になってきており、偽造に対する対策が求められている。また、上述したような有価証券に限らず、紙幣においても偽造に対する対策が求められている。
このような偽造に対する対策の1つとして、スレッドと呼ばれる部材を有価証券や紙幣に貼付したり漉き込んだりし、それにより、有価証券や紙幣の偽造防止を図る技術が考えられている。この技術においては、プラスチックフィルムや薄葉紙等が数mm程度の細幅に断裁されてなるスレッドを、有価証券や紙幣の表面から露出しないように、あるいは一部が表面から露出するように有価証券や紙幣の紙層に漉き込んでおき、このスレッドの有無によって、有価証券や紙幣の真贋判定が行われることになる。
さらに、近年においては、ICチップが搭載されたスレッドを用いて有価証券や紙幣の真贋判定を行う技術が考えられている。この技術においては、数mm程度の細幅に断裁されたフィルムの片面にICチップが接着されてなるスレッドを有価証券や紙幣の紙層に漉き込んでおき、有価証券や紙幣の使用時に、ICチップに書き込まれた情報を読み出すことによって、有価証券や紙幣の真贋判定を行うことになる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−319006号公報
しかしながら、上述したようなスレッドにおいては、数mm程度の細幅に断裁されたフィルムの片面にICチップが接着されている構成であるため、ICチップが搭載された領域が他の領域に対して突出することになり、それにより、スレッド表面の平坦性が損なわれるとともに、ICチップが破損しやすいという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、ICチップが破損する可能性を低減することができ、また、表面の平坦性が優れたスレッド及びその製造方法、シートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
帯状の第1のシート基材上に、非接触状態で少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが搭載されているとともに、前記第1のシート基材のうち前記ICチップが搭載される領域に、前記ICチップが入り込むような凹部が形成され、前記第1のシート基材の前記ICチップが搭載された面の全面に、前記ICチップの厚さから前記凹部の深さを減じた値以上の厚さを有し、かつ、前記ICチップが露出するような穴が形成された第2のシート基材が積層され、前記第1のシート基材と前記第2のシート基材とが前記第1のシート基材上に塗布された接着剤によって接着されているスレッドであって、
前記ICチップ、前記凹部に入り込んだ状態で少なくとも一部が前記接着剤によって覆われるように当該接着剤に埋め込まれて前記第1のシート基材に接着されている
また、前記スレッドの製造方法であって、
前記第1のシート基材上の前記ICチップが搭載される領域に前記凹部を形成する工程と、
前記凹部が形成された第1のシート基材上に前記接着剤を塗布する工程と、
前記接着剤が塗布された前記第1のシート基材上に、前記凹部が形成された領域に前記穴が配置されるように前記第2のシート基材を積層し、前記第1のシート基材と前記第2のシート基材とを、前記接着剤を溶融させることによって接着する工程と、
前記第2のシート基材が積層された前記第1のシート基材に対して、前記ICチップを前記穴を介して前記凹部に入り込ませて搭載し、前記接着剤を再溶融させることによって前記ICチップを当該接着剤に埋め込んで前記第1のシート基材上に接着する工程とを有する。
上記のように構成された本発明においては、凹部が形成された第1のシート基材上にICチップが搭載されると、ICチップは、凹部に入り込んだ状態で接着剤によって第1のシート基材に接着される。この際、ICチップは、第1のシート基材上に積層された第2のシート基材に形成された穴から露出しているが、第2のシート基材の厚さが、ICチップの厚さから凹部の深さを減じた値以上であるため、ICチップが搭載された領域が他の領域に対して突出することがなくなり、それにより、ICチップが破損する可能性が低減するとともに、第2のシート基材の厚さを、ICチップの厚さから凹部の深さを減じた値と略等しくなるようにすれば、第2のシート基材が積層された面の平坦性が向上する。
以上説明したように本発明においては、帯状の第1のシート基材上に、非接触状態で少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが搭載されてなるスレッドにおいて、第1のシート基材のうちICチップが搭載される領域に、ICチップが入り込むような凹部が形成され、ICチップが、凹部に入り込んだ状態で接着剤によって第1のシート基材に接着されて搭載され、第1のシート基材のICチップが搭載された面の全面に、ICチップの厚さから凹部の深さを減じた値以上の厚さを有し、かつ、ICチップが露出するような穴が形成された第2のシート基材が積層されているため、ICチップが搭載された領域が他の領域に対して突出することがなくなり、それにより、ICチップが破損する可能性を低減させることができるとともに、第2のシート基材の厚さを、ICチップの厚さから凹部の深さを減じた値と略等しくなるようにすれば、第2のシート基材が積層された面の平坦性を向上させることができる。
また、ICチップの少なくとも一部が接着剤によって覆われているものにおいては、ICチップをさらに保護することができるとともに、ICチップの脱落を防止することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のスレッドの実施の一形態を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本形態は図1に示すように、第1のシート基材である樹脂層20上のうち凹部22が形成された領域に、接着剤であるホットメルトからなるホットメルト層30によってICチップ10が覆われた状態で搭載、接着され、さらに、樹脂層20上に、ICチップ10が露出するような穴部51が形成された第2のシート基材である紙層50が積層されて構成されている。樹脂層20は、帯状のPETからなり、ホットメルト層30によって紙層50と接着されている。また、樹脂層20に形成された凹部22の深さは、ICチップ10の厚さよりも深く、また、紙層50においては、その厚さが、ICチップ10の厚さから凹部22の深さを減じた値以上となるものである。また、穴部51及び凹部22の大きさが、紙層50が樹脂層20上に積層された際の穴部51と凹部22とからなる容積からICチップ10の体積を減じた値が、穴部51に対向する領域におけるホットメルト層30の体積、すなわち、樹脂層20上の穴部51に対向する領域に塗布されたホットメルトの量以上となっている。また、ICチップ10においては、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なものであって、外部に設けられた情報書込/読出装置に近接させることにより、ICチップ10に書き込まれた情報が読み出されたり、ICチップ10に情報が書き込まれたりする。
上記のように構成されたスレッドにおいては、例えば、一方の面に接着剤(不図示)が塗布され、有価証券や紙幣等に貼付されて利用される。そのため、スレッドの一方の面を紙層50や不織布からなる層とし、この面を有価証券や紙幣等に貼付する面とすれば、スレッドと有価証券や紙幣等との接着性を向上させることができる。一方、紙層50が積層される第1のシート基材を、上述したようにPET等の材料からなる樹脂層20とすることにより、スレッドの機械的強度を向上させることができる。なお、積層される第1及び第2のシート基材としては、樹脂層20や紙層50に限定することにより上述したような効果を奏するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
スレッドが貼付された有価証券や紙幣等を、上述した情報書込/読出装置に近接させると、例えば、ICチップ10に書き込まれた情報が読み出され、読み出された情報に基づいて、有価証券や紙幣等の真贋判定が行われることになる。なお、ICチップ10においては、上述したようにICチップ10に書き込まれた情報のみによって真贋判定が行われる場合、ICチップ10に書き込まれた情報が非接触状態にて読み出される構成であればよく、非接触状態にて情報が書き込まれる構成を有する必要はない。
また、図1に示したようなスレッドを有価証券や紙幣等に貼付するのではなく、有価証券や紙幣の紙層内にスレッドを漉き込んで使用することも考えられる。その場合、例えば、多槽式円網抄紙機を用いて少なくとも2層の紙層から製造される抄紙を有価証券や紙幣等として使用し、有価証券や紙幣等の製造時に紙層間にスレッドを漉き込んでおく。このようにスレッドが漉き込まれた有価証券や紙幣等においても、上述したものと同様にして利用される。また、複数の紙が積層されてなる有価証券や紙幣等においても、積層される紙の間にスレッドを挟み込んで使用することも考えられる。
また、有価証券や紙幣等に凹部を形成しておき、図1に示したようなスレッドをこの凹部に嵌め込むことも考えられる。このようにスレッドが嵌め込まれた有価証券や紙幣等においても、上述したものと同様にして利用される。
なお、図1に示したようなスレッドは、上述したように有価証券や紙幣等に限らず、シート状のものに対して、上述したように貼付されたり、漉き込まれたり、挟み込まれたり、あるいは嵌め込まれたりすることにより、シートに組み込まれて使用される。
以下に、上述したスレッドの製造方法について説明する。
図2は、図1に示したスレッドの製造方法を説明するための図である。
まず、断裁されることにより樹脂層20となる樹脂シート21のICチップ10が搭載される領域にレーザ光を照射し、ICチップ10が入り込むような凹部22を形成する(図2(a))。また、凹部22の表出面の形状は、凹部22内でのICチップ10の位置ずれを防止するためにICチップ10と略同等であることが好ましい。また、凹部22の形成については、レーザー光の照射によるものに限定されるものではなく、既存の技術により所定の凹部22を形成できればよい。
次に、樹脂シート21の凹部22が形成された面の全面にホットメルトを塗布することにより、樹脂シート21上にホットメルト層30を積層する(図2(b))。
次に、ホットメルト層30が積層された樹脂シート21上に、第2のシート基材となる紙層50を積層し、加熱、加圧することによりホットメルト層30によって紙層50と樹脂シート21とを接着する。ここで、紙層50においては、樹脂シート21上に積層され、後に、この樹脂シート21上にICチップ10が搭載された場合に、ICチップ10と対向する領域に穴部51が形成されている(図2(c))。また、紙層50の厚さは、ICチップ10の厚さから凹部22の深さを減じた値以上となるものである。また、穴部51の表出面の形状は、穴部51内でのICチップ10の位置ずれを防止するためにICチップ10と略同等であることが好ましいが、ホットメルトの表面への流出を防止するために、本形態においては、凹部20よりも広く形成している。
次に、紙層50が積層された樹脂シート21上に、紙層50に形成された穴部51内にICチップ10が入り込むようにICチップ10を搭載する(図2(d))。これにより、ICチップ10は、紙層50に形成された穴部51から露出することになる。
樹脂シート21上にICチップ10を搭載した際にICチップ10を加熱、加圧すると、ホットメルト層30のICチップ10と接触する部分及びその周囲が溶融し、それにより、ICチップ10がホットメルト層30内に埋め込まれて凹部22内に入り込んでいき、その後、ホットメルト層30が硬化することにより、ICチップ10が樹脂シート21上にて凹部22に入り込んだ状態で接着される(図2(e))。ICチップ10を加熱する方法としては、例えば、熱を有するチップ搭載機を用いることが考えられ、また、必要に応じて、ICチップ10が入り込む穴部51の周辺部を加熱することも考えられる。この際、穴部51内に塗布されたホットメルト層30が溶融し、穴部51内にてICチップ10の周囲に回り込みICチップ10の表面を覆うようになる。また、ホットメルト層30の塗布量によっては、ICチップ10の表面をホットメルト層30が覆わない場合もある。また、この際、紙層50の厚さが、ICチップ10の厚さから凹部22の深さを減じた値以上であるため、凹部22に入り込んで樹脂シート21と接着されたICチップ10が紙層50の表面よりも突出してしまうことがなくなる。また、ホットメルト層30のうち、ICチップ10の加熱、加圧によって溶融した部分が、紙層50に形成された穴部51内にてICチップ10の周囲に流動することになるが、穴部51及び凹部22の大きさが、穴部51と凹部22とからなる容積からICチップ10の体積を減じた値が、穴部51に対向する領域に塗布されたホットメルトの量以上となるものであるため、流動したホットメルトが穴部51の外部に漏れ出してしまうことはなくなる。
また、その後、必要に応じて熱ローラによって樹脂シート21と紙層50とを加圧しながら加熱することもあり、その場合、ホットメルト層30が再度溶融することになる。すると、ICチップ10がホットメルト層30で覆われている場合はホットメルト層30の表面が平坦化され、また、ICチップ10がホットメルト層30で覆われていない場合は、樹脂シート21と紙層50との間のホットメルト層30が穴部51内に流れ込んでICチップ10の周囲に回り込み、ICチップ10の表面を覆うようになる。
図3は、図1に示したスレッドの製造工程において、紙層50が積層された樹脂シート21上にICチップ10が搭載、接着された状態を示す図であり、ホットメルト層30の図示は省略してある。
図3に示すように、紙層50が積層された樹脂シート21上にICチップ10が搭載された場合、樹脂シート1上に搭載、接着されたICチップ10は、紙層50に形成された穴部51から露出するようになる。
その後、紙層50が積層され、ICチップ10が搭載、接着された樹脂シート21を帯状に断裁し、スレッドロールを完成させる。
図4は、図1に示したスレッドの製造工程において、紙層50が積層された樹脂シート21が帯状に断裁された状態を示す図である。
図4に示すように、紙層50が積層された樹脂シート21が帯状に断裁されると、樹脂シート21上にICチップ10が直線状に羅列されてなるスレッドロールが形成され、このスレッドロールは巻き取り処理され、その後、有価証券や紙幣等に貼付される際に、貼付される単位毎に(例えば、ICチップ10が1つずつ含まれるように)断裁され、図1に示したようなスレッドが形成されることになる。
上述した製造工程によって製造されたスレッドにおいては、ICチップ10の表出面を保護することができるとともに、ICチップ10の脱落を防止することができる。
なお、本形態においては、ICチップ10の表出面の全面がホットメルト層30によって覆われた場合を例に挙げて説明したが、塗布されたホットメルト層30の量や加熱、加圧の程度により、ICチップ10の表出面の一部分のみをホットメルト層30で覆うようにすることも可能であり、この場合においても、ICチップ10の脱落を防止することができる。
また、本形態においては、樹脂層20としてPETからなるものを用いたが、本発明はこれに限らず、例えば、PET−GやPVCからなるもの等が考えられる。また、紙層50の代わりにPETやPET−GあるいはPVCからなる樹脂層を用いることも考えられる。樹脂層20としてPET−GやPVCからなるものを用い、かつ、紙層50の代わりにPET−GやPVCからなる樹脂層を用いた場合、これらは加熱することにより互いに接着されることになるため、樹脂シート21のうちICチップ10が搭載される領域のみにホットメルト層30を積層しておけばよい。
また、図1に示したスレッドの製造方法においては、上述したように、断裁されることにより樹脂層20となる樹脂シート21を、樹脂シート21上に紙層50を積層し、さらにICチップ10をマトリックス状に搭載した後、断裁することによりスレッドを製造することに限らず、実質的に、帯状の樹脂層20上にホットメルト層30を積層しておき、樹脂層20上に紙層50を積層し、その後、ホットメルト層30によって樹脂層20上にICチップ10を搭載、接着するものであればよい。
また、樹脂層20上にICチップ10を接着するためのものとしては、ホットメルト層30に限らず、例えば、紫外線硬化型の接着剤からなる層を用いることも考えられる。その場合、ICチップ10が樹脂シート21上に搭載された際、樹脂シート21のICチップ10が搭載される面とは反対側の面から紫外線を照射し、それにより、紫外線硬化型の接着剤を溶融させ、その後、接着剤が硬化することにより樹脂シート21上にICチップ10を接着することになる。また、樹脂層20と紙層50とを互いに接着するものとしてホットメルト層30の代わりに紫外線硬化型の接着剤からなる層を用いた場合は、樹脂シート21と紙層50とを接着する際に、樹脂シート21の表面から紫外線を照射し、それにより、紫外線硬化型の接着剤を溶融させ、その後、接着剤が硬化することにより樹脂シート21と紙層50とを接着することになる。なお、これらの場合においては、樹脂シート21を、紫外線を透過するような材質のものとする必要がある。
また、本形態においては、第1のシート基材として樹脂層20を用いることにより、他の紙層に漉き込む場合や、接着させる場合に、搬送中のシートのねじれや破断を防止でき、また、第2のシート基材として紙層50を用いることにより、他の紙層に漉き込んだ場合や、接着させた場合に、フィルム等と比較して接着性が向上し剥がれにくくなる。従って、積層される2つのシート基材のうち、一方を樹脂、他方を紙からなるものを用いることにより、シートのねじれや破断を防止できると共に、接着性が向上し剥がれにくくなるという効果を奏する。このように、積層構造は、本形態に限定されることなく、第1のシート基材である樹脂層20と第2のシート基材である紙層50とを逆に配置しても同様の効果を生ずることはいうまでもない。さらには、接着性の向上のみが必要な場合には、積層される2つのシート基材を紙からなるものとすることも考えられ、また、機械的強度を向上するために、積層される2つのシート基材を樹脂からなるものとすることが考えられる。
本発明のスレッドの実施の一形態を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図1に示したスレッドの製造方法を説明するための図である。 図1に示したスレッドの製造工程において、紙層が積層された樹脂シート上にICチップが搭載、接着された状態を示す図である。 図1に示したスレッドの製造工程において、紙層が積層された樹脂シートが帯状に断裁された状態を示す図である。
符号の説明
10 ICチップ
20 樹脂層
21 樹脂シート
22 凹部
30 ホットメルト層
50 紙層
51 穴部

Claims (3)

  1. 帯状の第1のシート基材上に、非接触状態で少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが搭載されているとともに、前記第1のシート基材のうち前記ICチップが搭載される領域に、前記ICチップが入り込むような凹部が形成され、前記第1のシート基材の前記ICチップが搭載された面の全面に、前記ICチップの厚さから前記凹部の深さを減じた値以上の厚さを有し、かつ、前記ICチップが露出するような穴が形成された第2のシート基材が積層され、前記第1のシート基材と前記第2のシート基材とが前記第1のシート基材上に塗布された接着剤によって接着されているスレッドであって、
    前記ICチップ、前記凹部に入り込んだ状態で少なくとも一部が前記接着剤によって覆われるように当該接着剤に埋め込まれて前記第1のシート基材に接着されているスレッド。
  2. 請求項に記載のスレッドの製造方法であって、
    前記第1のシート基材上の前記ICチップが搭載される領域に前記凹部を形成する工程と、
    前記凹部が形成された第1のシート基材上に前記接着剤を塗布する工程と、
    前記接着剤が塗布された前記第1のシート基材上に、前記凹部が形成された領域に前記穴が配置されるように前記第2のシート基材を積層し、前記第1のシート基材と前記第2のシート基材とを、前記接着剤を溶融させることによって接着する工程と、
    前記第2のシート基材が積層された前記第1のシート基材に対して、前記ICチップを前記穴を介して前記凹部に入り込ませて搭載し、前記接着剤を再溶融させることによって前記ICチップを当該接着剤に埋め込んで前記第1のシート基材上に接着する工程とを有するスレッドの製造方法。
  3. 請求項に記載のスレッドが組み込まれたシート。
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