JP4582533B2 - 遊技機の基板ケース構造 - Google Patents
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Description
これら遊技機は、ROMに記録されたプログラムに基づき、入賞確率、あるいは賞球や払出しメダルの枚数などの遊技動作が制御される。上記したROMは、記録内容の破損などによる交換が必要となることがあり、この場合、基板そのものを交換せず、ROMのみ交換可能なように、ソケットなどを介して着脱が容易になるように基板に実装されている。
上記した不正行為を防止するため、従来、みだりにケースカバーが開放されないように、ケースカバーをケース本体にネジ止め固定し、さらには、正規のROMと外観上見分けがつかない不正なROMに交換されないように、封止部材を設け、ケースカバーが開放された痕跡が残るような工夫がなされている(例えば、特許文献1参照)。
また、電気基板への不正なアクセスを許容する頻度を少なくし、かつ、開封の履歴を自動的に残す仕組みを構築することで管理者にかかる負担を軽減した、遊技機の基板ケース構造を提供することも目的とする。
前記ケース本体を覆い、前記ケース本体に着脱自在に固定されるケースカバーと、
前記ケースカバーの側面に設けられ、前記ケースカバーが前記ケース本体に一旦固定され、開封されたときにその痕跡が残るように形成された複数の固定部材と、
前記ケース本体に固定され、前記固定部材と対向する位置に、前記ケースカバーを固定するときに使用される固定手段が貫通する穴を有する突出部材を備えた前記制御基板と、
電源電圧からグランドまで、それぞれ容量の異なる抵抗が互いに直列に接続され、それぞれの抵抗両端を短絡する電気配線がそれぞれの前記抵抗に並列に接続され、それぞれの電気配線が前記突出部材のそれぞれに跨るように施され、前記固定部とは別に前記各電気配線が遮断されたときに前記ケースカバーが開封されたことの痕跡を示す各制御基板切断部位とを備え、
前記制御基板は、前記各制御基板切断部位の電気配線と並列接続される容量の異なる抵抗によって示される電圧降下の変化を検出して前記制御基板切断部位の切断箇所を特定し、切断回数と共に保持する開封履歴保持回路を具備することを特徴とする。
なお、ROMが実装された制御基板はケース本体に固定されているため、ケースカバーの破断部が切断されても基板ケースにアクセスすることができず、また、破断部が切断されて制御基板がアクセスされた場合、その痕跡は一目瞭然であり、従って、管理者が見落とすことはなくなる。
液晶表示パネル(透明液晶)106は、薄膜トランジスタ層が形成されたガラス板等の透明基板と、これに対向する透明な基板間に液晶が封入されて形成される。液晶表示パネル106は、表示面側に光が透過し、透過した光が外部から視認される構造を持つ。この構造を採用することで、液晶を駆動していなくてもリール表示窓を介して回胴リールR1,R2,R3を視認することができるようになっている。
更に、下部パネル部105には、本スロットマシン100のゲーム内容に関連した画像等(図示略)が描かれており、遊技者の獲得したメダルを払い出すための排出口105a及び受皿105bと、スピーカが設けられた放音部105cが設けられている。
同図において、フロントドア101の裏面上部に、放音部103b,103cを構成するスピーカSR,SLが設けられている。
更に、回胴リール装置200下部には、メダル投入部MDより投入される投入物を正規の遊技用メダルか異物か判別して振り分ける振り分け機構G0と、振り分け機構G0で振り分けられた遊技用メダルを筐体102側に設けられているホッパ装置HPへ案内するガイド部材G1と、振り分け機構G0で振り分けられた異物を排出口105aへ案内して排出するガイド部材G2と、ホッパ装置HPから出力される払い出し用のメダルを排出口105aへ案内して出力するガイド部材G3が設けられ、更に排出口105aの近傍に、スピーカSWが放音部105cに対応させて取り付けられている。
主制御ユニット400には、ROMを実装した制御基板が実装され、メダル衝突防止、ならびに不正なROM交換防止のためにケースカバーによって保護されている。図4に筐体102内に実装されるパーツの拡大図が示されている。詳細は後述する。
また、主制御基板400aが搭載されている電気回路基板とは夫々別個の電気回路基板で形成され、主制御基板400aからの指令に従って分散制御を行うサブ制御基板400b、そして、画像再生基板400k、中央制御基板400i、外部集中端子基板600を備えて構成されている。また、回胴リール制御部400c、入力ポート400d、入出力ポート400g、400hも備えて構成されている。
また、回胴リール制御部400cは、回胴リール装置200に設けられている電動モータ(図示略)を制御し、回胴リールR1,R2,R3の回転と制動及び停止の制御を行う。
ケースカバー411は、その側部に、ケースカバー411を基板ケース412に固定するための一対の固定部414、415が、それぞれケースカバー411の側部に沿って所定の間隔を介して4組ずつ設けられている。また、基板ケース412の固定部414、415は、基板ケース412の固定部416、417に各々対応して配置され、各々基板ケース412の側面から外側に張り出して設けられており、いずれも同一の構成を備えている。
各2本の爪を有する破断部418は、例えばニッパなどの簡単な工具を用いて切断可能な幅に形成されている。また、ニッパなどの切断具の先端が挿入しやすいように、所定の対向間隔を介して配置されている。破断の方法は、いずれの方法であってもよいが、簡単に切断するためには、好ましくは、2本の破断部418の間に形成された対向間隔に、切断具の先端を挿入する方法がよい。また、破断部418を切断可能に形成すると、切断のため以外の外部からの圧力を受けて破損してしまうため、破断部418を切断可能とするとともに工具を用いて破断する以外は容易に破断しないような構成として、2本の破断部418で頭部カバー419を支持するようにしている。
従って、一旦、取付穴421、422、424にねじ込まれた止めネジ420は、この止めネジ420を緩めることができないことから、基板ケース412からケースカバー411を開封するには、封止機構として付加される2本の破断部418を切断する必要がある。
図6(b)に示されるように、ケースカバー411側に取り付けられた破断部418が切断された場合ケースカバー411の固定部416、417は基板ケース412側の固定部416、417に対してネジ止めにより固定されていても、ケースカバー411側の固定部414、415は基板ケース412に対して破断部418のみで連続していることから、2本の破断部418の切断によって、ケースカバー411側の固定部416、417は基板ケース412から離脱可能となり、この状態でケースカバー411を基板ケース412から離れる方向へ引き上げれば、開封が可能になる。
一方、図6(c)に示されるように、基板ケース412側の2本の破断部418が破断されても、制御基板413は、一端は基板ケース412に止めネジ430で、他端は、突出部材423の固定穴424を介して固定部414、415に対してネジ止め固定されているため、基板ケース412の開封はできない。
なお、ケースカバー411を基板ケース412から取り外してから、再び基板ケース412にケースカバー411を固定するには、2本の破断部418が未だ破断されていない、他の左右一対の基板ケース412側の固定部416、417とケースカバー411側の固定部414、415とを用いればよい。また、基板ケース412側の固定部416、417の頭部カバー419の深さは、止めネジ420を固定穴421にのみねじ込んで仮止めしている状態でも、止めネジ420の頭部が頭部カバー419の上端から突出しない程度の深さとし、止めネジ420の長さにほぼ等しい高さの頭部カバー419としている。
すなわち、図8(a)に示されるように、ケースカバー411の固定部材414のそれぞれに対応して4個設けられる突出部材423を跨って導線による電気配線426が施されており、また、図8(b)に示されるように、各制御基板切断部位425a〜425cには、それぞれ容量(抵抗値)の異なる抵抗R(R1〜R4)が並列に接続されている。このように突出部材423には、制御基板切断部位425が実装され、図8(c)に示す基板ケース412の固定部416にネジ止めされる。
このことにより、破断部418、制御基板切断部位425(425a〜425d)共に切断しない限り制御基板413にアクセスできない構造とすることで、従来方式に比較して不正に制御基板413を開封する機会を減らすことができる。また、開封の履歴が残ることから開封の履歴をわざわざ記録する手間が省ける。
すなわち、制御基板413に実装されたCPUは、電源電圧Vccにプルアップされ、制御基板切断部位425毎、並列に接続された各抵抗の電圧効果の変動によって制御基板切断部位425の切断、ならびにその位置を特定することができる。具体的に、CPUは、接続点xの電位をA/D変換器426、ならびに図示せぬ入出力ポートを介して取り込み、その電圧値によって制御基板切断部位425のどの部位が切断されたかを知ることができる(切断箇所によって電圧降下の値が異なる)。
上記したように、破断部418、制御基板切断部位425共に切断されたときにはじめて制御基板413へのアクセスを許可する構成とすることで、ケースカバー411が開封された痕跡を残し、更に、切断箇所の特定を可能とするものである。なお、制御基板413が内蔵するメモリに上記した開封履歴をログとして残し、ケースカバー開封(切断)報知のためのランプやブザーを設け、都度、管理者もしくはホールコンピュータに通知しても良い。
なお、ROMが実装された制御基板413は基板ケース412に固定されているため、ケースカバー411の破断部418が切断されても基板ケースにアクセスすることができず、また、破断部が切断されて制御基板がアクセスされた場合、その痕跡は一目瞭然であり、従って、管理者が見落とすことはなくなる。
412 基板ケース
413 制御基板
414(415) 固定部(ケースカバー)
416(417) 固定部(基板ケース)
418 破断部
419 頭部カバー
420 止めネジ
423 突出部材
425 制御基板切断部位
Claims (2)
- ROMが実装された制御基板を収納し、遊技機に固定されるケース本体と、
前記ケース本体を覆い、前記ケース本体に着脱自在に固定されるケースカバーと、
前記ケースカバーの側面に設けられ、前記ケースカバーが前記ケース本体に一旦固定され、開封されたときにその痕跡が残るように形成された複数の固定部材と、
前記ケース本体に固定され、前記固定部材と対向する位置に、前記ケースカバーを固定するときに使用される固定手段が貫通する穴を有する突出部材を備えた前記制御基板と、
電源電圧からグランドまで、それぞれ容量の異なる抵抗が互いに直列に接続され、それぞれの抵抗両端を短絡する電気配線がそれぞれの前記抵抗に並列に接続され、それぞれの電気配線が前記突出部材のそれぞれに跨るように施され、前記固定部とは別に前記各電気配線が遮断されたときに前記ケースカバーが開封されたことの痕跡を示す各制御基板切断部位とを備え、
前記制御基板は、前記各制御基板切断部位の電気配線と並列接続される容量の異なる抵抗によって示される電圧降下の変化を検出して前記制御基板切断部位の切断箇所を特定し、切断回数と共に保持する開封履歴保持回路を具備する
ことを特徴とする遊技機の基板ケース構造。 - 前記制御基板は、前記開封履歴保持回路に保持された、特定された切断箇所と切断回数から成る開封履歴を外部へ報知する報知手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の遊技機の基板ケース構造。
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