次に、本発明の実施形態につき図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態を示すシステム構成図である。第1実施形態のシステムは、単駅(ここではA駅)のみに適用される。1は乗車券などを発行する券売機、2は精算券を発行する精算機、3は乗車券や精算券などを受け入れて通行制御を行う自動改札機、4はこれらの各機器に対して監視制御を行うシステム監視盤である。券売機1は自動改札機3からみて構外に設置されており、精算機2は自動改札機3からみて構内に設置されている。システム監視盤4は駅の係員室に設けられる。券売機1、精算機2および自動改札機3は、システム監視盤4にケーブルで接続されており、券売機1と自動改札機3、および精算機2と自動改札機3は、それぞれシステム監視盤4を中継して、破線で示すようにデータのやりとりができるようになっている。その詳細については後述する。なお、ここでは簡略化のために、券売機1および精算機2は1台しか図示されていないが、実際には複数台の券売機1と複数台の精算機2とが設置されており、それぞれがシステム監視盤4と接続されている。自動改札機3についても、同様である。以下、各機器の詳細について説明する。
図2は、券売機1の外観図を示している。1aは券売機1の筐体、1bは案内表示部、1cは購入ボタンや金額等が表示されるタッチパネル、1dは券の種類を選択するための選択ボタンである。1eは硬貨が投入される硬貨投入口、1fは紙幣が投入される紙幣投入口、1gはカードが投入されるカード投入口、1hは乗車券や回数券などが放出される券放出口、1iは釣銭紙幣が放出される紙幣放出口、1jは係員を呼び出すための呼出ボタンである。なお、図2では隠れて見えないが、紙幣放出口1iの側方には釣銭硬貨が放出される硬貨放出口も設けられている。
図3は、券売機1の内部の発券機構を示す概略構成図である。100は発券ユニット、101はこのユニット100内に収納されたロール状の券用紙、102は券用紙101を切断するためのカッタ、103は切断された券片101aに所定の印字を行う印字部、104は印字された券を搬送する搬送路である。105は券に所定のデータを磁気的に記録する記録ヘッド、106は記録ヘッド105で券に記録されたデータを磁気的に読み取る読取ヘッドである。107は印字および記録が終了した券を一時的に保留する一時保留部、108はこの一時保留部107に設けられたストッパ、1hは図2にも示した券放出口である。109は試刷券や取忘券が回収される回収箱、110は券用紙101の始端および終端を切断して生じる端券や、エンコード異常などで廃券処理された廃券が回収される回収箱である。
図4は、券売機1の電気ブロック図を示している。10は券売機1の動作を制御する制御部であって、CPUなどから構成される。11は操作部であって、図2に示したタッチパネル1c、選択ボタン1d、呼出ボタン1jや、図示しない係員操作部などからなる。12は表示部であって、図2に示した案内表示部1b、タッチパネル1cなどからなる。13は紙幣処理部であって、紙幣投入口1fから投入された紙幣や、紙幣放出口1iから放出される紙幣に対して、真偽判別や搬送等の処理を行う。14は硬貨処理部であって、硬貨投入口1eから投入された硬貨や、図示しない硬貨放出口から放出される硬貨に対して、真偽判別や搬送等の処理を行う。15はカード処理部であって、カード投入口1gから挿入されたカードに対して、読取/書込や搬送等の処理を行う。また、券売機1がプリペイドカードの発行機能を備えている場合は、カード処理部15は発行するカードに対して、データ記録や搬送等の処理も行う。16は発券部であって、図3に示した印字部103、記録ヘッド105、読取ヘッド106、および図示しない搬送モータなどからなる。17はRAMやROMなどから構成される記憶部、18は各部へ電源を供給する電源部、19はシステム監視盤4と通信を行うための通信部である。
以上において、券売機1は本発明における発券機の一実施形態を構成し、券売機1と自動改札機3との組は本発明における券発行装置および券発行システムの一実施形態を構成し、発券部16の記録ヘッド105は本発明における記録手段の一実施形態を構成し、制御部10は本発明における券発行制御手段の一実施形態を構成し、通信部19は本発明における第1の送信手段、および第1の受信手段の一実施形態を構成する。
図5は、精算機2の外観図を示している。2aは精算機2の筐体、2bは案内表示部、2cは乗越料金や投入金額等が表示される表示パネル、2dは硬貨が投入される硬貨投入口、2eは紙幣が投入される紙幣投入口、2fは乗車券や回数券、カードなどの媒体が投入される媒体投入口、2gは精算券が放出される券放出口、2hは係員を呼び出すための呼出ボタンである。なお、図5では隠れて見えないが、紙幣投入口2eの側方には釣銭硬貨が放出される硬貨放出口も設けられている。精算機2の内部の発券機構については図示を省略するが、基本的には図3に示した発券機構と同様の機構からなる。
図6は、精算機2の電気ブロック図を示している。20は精算機2の動作を制御する制御部であって、CPUなどから構成されある。21は操作部であって、図5に示した呼出ボタン2hや、図示しない係員操作部などからなる。22は表示部であって、図5に示した案内表示部2b、表示パネル2cなどからなる。23は紙幣処理部であって、紙幣投入口2eから投入された紙幣に対して、真偽判別や搬送等の処理を行う。24は硬貨処理部であって、硬貨投入口2dから投入された硬貨や、図示しない硬貨放出口から放出される硬貨に対して、真偽判別や搬送等の処理を行う。25は媒体処理部であって、媒体投入口2fから投入された券やカードに対して、読取/書込や搬送等の処理を行う。26は発券部であって、図示しない印字部、記録ヘッド、読取ヘッド、搬送モータなどからなる。27はRAMやROMなどから構成される記憶部、28は各部へ電源を供給する電源部、29はシステム監視盤4と通信を行うための通信部である。
以上において、精算機2は本発明における発券機の一実施形態を構成し、精算機2と自動改札機3との組は本発明における券発行装置および券発行システムの一実施形態を構成し、発券部26の記録ヘッド(図3の記録ヘッド105に相当するもの)は本発明における記録手段の一実施形態を構成し、制御部20は本発明における券発行制御手段の一実施形態を構成し、通信部29は本発明における第1の送信手段、および第1の受信手段の一実施形態を構成する。
図7は、自動改札機3の外観図を示している。3aは自動改札機3の本体、3bはこの本体3a内に装備された券処理機構(図示省略)を覆うカバー、3cは開閉によって乗客の通行を許可または禁止する一対の扉、3dは本体3aに設けられた光センサからなる複数個の通行検知器である。3eは本体3aに取り付けられたバーフレーム、3fは通路への進入の許可/禁止を表示する通路表示器、3gは乗車券や定期券などの通行券を受け入れる券投入口、3hは処理された通行券を放出する券放出口、3iおよび3jは乗客に対して案内を行うための案内表示器、3kはバーフレーム3eに設けられた光センサからなる複数個の通行検知器である。この自動改札機3が複数台並設されることによって、駅の改集札通路が形成される。
図8は、自動改札機3の電気ブロック図を示している。30は自動改札機3の動作を制御する制御部であって、CPUなどから構成されある。31は通行検知部であって、図7に示した通行検知器3dおよび3kからなる。32は媒体処理部であって、券投入口3gから投入された乗車券や定期券などに対して、読取/書込や印字、搬送等の処理を行う。33は表示部であって、図7に示した通路表示器3f、案内表示器3iおよび3jなどからなる。34は本発明の特徴をなす発券データ判定部であって、後で詳細に説明するように、券情報が記録された券を券売機1や精算機2で発行する前に、当該券が自動改札機3で使用可能か否か、すなわち当該券が自動改札機3に投入されたと仮定して通行を許可するか禁止するかを、券情報に基づいて判定する。35は扉開閉部であって、扉3cの開閉を制御するモータやその駆動回路(ともに図示省略)などからなる。36はRAMやROMなどから構成される記憶部、37は各部へ電源を供給する電源部、38はシステム監視盤4と通信を行うための通信部である。
以上において、発券データ判定部34は本発明における判定手段の一実施形態を構成し、通信部38は本発明における第2の送信手段、および第2の受信手段の一実施形態を構成する。
図9は、システム監視盤4の構成と、他の機器との接続関係を表した電気ブロック図である。システム監視盤4は、監視盤制御部41と、係員によって操作される操作部42と、機器の異常状態などが表示される表示部43とを備えている。監視盤制御部41には、複数台の券売機1と、複数台の精算機2と、複数台の自動改札機3とが接続されている。また、監視盤制御部41は、ホストコンピュータのような上位機器7に接続されている(図1では、上位機器7の図示は省略してある)。
次に、以上の構成からなるシステムの動作について説明する。図10は、図1に示したA駅の券売機1で発行する乗車券に対し、A駅の自動改札機3での通行の可否を判定する場合の手順を示したフローチャートである。券売機1での手順は制御部10(図4)により実行され、自動改札機3での手順は制御部30(図8)により実行される。
券売機1において、乗客が図2のタッチパネル1cや選択ボタン1dを操作して、乗車券の購入操作を行うと、制御部10から発券部16に対して発券指令が出され(ステップS1)、発券部16ではこの指令を受けて、搬送モータを駆動して図3の券用紙101を繰り出し、カッタ102により券用紙101を切断する(ステップS2)。続いて、切断した券片101aに対して、印字部103で所定の券面印刷を行う(ステップS3)。券面印刷が終了した乗車券は、搬送路104を搬送され、記録ヘッド105で所定のデータを磁気エンコードすることにより、乗車券に券情報が記録される(ステップS4)。この券情報は、例えば券種、乗車駅、有効区間、有効期間などのデータを含んでいる。その後、券情報が記録された乗車券は搬送路104を搬送され、読取ヘッド106により券情報が読み取られ、ベリファイによる判定が行われる(ステップS5)。
ステップS5のベリファイでは、記録ヘッド105がエンコードしたデータと、読取ヘッド106が読み取ったデータとが一致するか否かをチェックする。この結果、両者が一致しなければ、エンコードが失敗したと判断して(ステップS5:NO)、ステップS19へ移行し、異常処理を行う。この処理では、例えば券売機1の案内表示部1bに「発売中止」の表示を行うとともに、券売機1からシステム監視盤4へ異常が通報されて、システム監視盤4の表示部43(図9)に異常が発生した券売機1の号機番号と異常内容(エンコードミス)とが表示される。係員は、この表示を見て、異常が発生した券売機1のところへ出向き、乗客に対して異常の原因を説明するとともに乗客が投入した料金を返却し、他の券売機で券を購入するよう誘導する。
一方、ステップS5での判定の結果、記録ヘッド105でエンコードしたデータと読取ヘッド106で読み取ったデータとが一致すれば、エンコードが成功したと判断して(ステップS5:YES)、券情報が記録された乗車券を図3の一時保留部107に保留する(ステップS6)。このとき、ストッパ108は実線位置にあり、乗車券はその先端部がストッパ108に当接することで、一時保留部107に保留される。その後、記録ヘッド105がエンコードしたデータ(券情報)を、通信部19からシステム監視盤4を介して、自動改札機3へ送信する(ステップS7)。このとき、券情報とともに確認条件情報も一緒に送信される。
確認条件情報は、自動改札機3において券情報に対する判定処理(後述)を行う際の条件を指定するもので、例えば発行駅、使用開始日、改札/集札の区別などの情報からなる。本例の乗車券の場合は、発行駅としてA駅、使用開始日として発行日、改札/集札の区別として改札が指定される。すなわち、このような確認条件情報を送信することにより、自動改札機3に対して、券情報の記録された乗車券が発行日にA駅で改札(入場)可能か否かの判定を要求したことになる。
自動改札機3では、通信部38が券売機1から券情報と確認条件情報とを受信する(ステップS8)。このとき、自動改札機3が改札処理中でなければ(待機中であれば)、発券データ判定部34の判定プログラムが起動される。改札処理中は判定プログラムは起動されない。発券データ判定部34は、券売機1から受信した券情報と確認条件情報とに基づき、乗車券に記録されている券種、期間、区間が当該自動改札機3において有効か否かを判定する(ステップS9〜S11)。また、乗車券に時差券(昼間割引券など)であることの情報が記録されている場合は、当該自動改札機3において時差券として有効か否かを判定する(ステップS12)。さらに、乗車券のデータに不正使用の事実を示すものがないか否かを判定する(ステップS13)。すなわち、発券データ判定部34は、券情報が記録された乗車券が当該自動改札機3で使用されたと仮定して、上述した各判定項目につき、当該乗車券に対し通行を許可するか禁止するかを判定する。そして、これらの各判定の結果に基づいて総合判定を行う(ステップS14)。ここでは、上記の各判定において、全て通行可と判定された場合に総合判定の結果はOKとなり、上記各判定において、1つでも通行不可と判定された場合は、総合判定の結果はNGとなる。なお、ステップS9〜S14の判定処理は、自動改札機3が通常の改札処理で行う判定処理と同じであって、自動改札機3に実際に券が投入されるのではなく、券売機1から受信したデータに基づいて擬似的に通行可否を判定する点が異なるのみである。総合判定の結果は、通信部38からシステム監視盤4を介して券売機1へ送信される(ステップS15)。
なお、A駅に設置された複数台の自動改札機3に対して券売機1から券情報を送信する場合、号機番号が一番若い自動改札機3(図9では、号機番号#1の自動改札機)に券情報が送られる。そして送信後にタイマを作動させ、自動改札機3から判定結果が帰ってくるのを待つ。号機番号#1の自動改札機3が改札処理中で判定処理ができずタイムアウトした場合は、次の号機番号#2の自動改札機3に券情報を送信する。号機番号#2の自動改札機3も改札処理中でタイムアウトした場合は、さらに次の号機番号#3の自動改札機3に券情報を送信する。こうして、判定結果を受信するまで、自動改札機3を順次切り替えて券情報の送信を続ける。この手順は、後で説明する第2実施形態と第4実施形態においても同様である。
券売機1では、通信部19が自動改札機3から判定結果を受信すると(ステップS16)、制御部10で判定結果を解読する(ステップS17)。そして、判定結果がOKであれば(ステップS17:YES)、一時保留部107のストッパ108を図3の破線位置に退避させて、ステップS6で保留した乗車券を券放出口1hから放出する(ステップS18)。一方、判定結果がNGであれば(ステップS17:NO)、乗車券を券放出口1hから放出することなく、ステップS19へ移行して異常処理を行う。この処理では、例えば券売機1の案内表示部1bに「発売中止」の表示を行うとともに、券売機1からシステム監視盤4へ異常が通報されて、システム監視盤4の表示部43(図9)に異常が発生した券売機1の号機番号と異常内容(エンコードデータ誤り)とが表示される。係員は、この表示を見て、異常が発生した券売機1のところへ出向き、乗客に対して異常の原因を説明するとともに乗客が投入した料金を返却し、他の券売機で券を購入するよう誘導する。
このように、第1実施形態においては、券売機1で乗車券を発行するに先だって、当該乗車券が自動改札機3で使用された場合を想定して、通行を許可するか否かを自動改札機側で判定し、通行を許可すると判定した場合にのみ券売機1で乗車券を発行し、通行を禁止すると判定した場合には、乗車券を発行しないようにしている。このため、券売機1では自動改札機3で使用可能な乗車券だけが発行され、自動改札機3で使用できない誤ったデータが記録された乗車券は発行されないので、問題のある券が自動改札機3へ投入されてトラブルが発生するのを未然に防止することができる。また、自動改札機3では、発行済の券に対応するためのソフトウェア変更などの改造が不要となり、二次的被害が及ぶのを回避することができる。
また、本実施形態では、券売機1において、乗車券に券情報が正常に記録されたか否かを判別し、券情報の記録が正常に行われておれば、券情報を自動改札機3へ送信して、自動改札機3で通行の許可または禁止の判定を行い、券情報の記録が正常に行われてなければ、乗車券の発行を中止するようにしている。このため、搬送時のスキューなどが原因で券情報が正しく記録されなかった券のように、もともと自動改札機3で使用できない券に対しては、判定のための無駄な時間を費やすことなく、異常処理を迅速に行うことができる。そして、券情報が正しく記録されている場合に限り通行可否の判定を行うことで、自動改札機3の発券データ判定部34における処理負担を軽減することができる。
また、本実施形態では、自動改札機3で判定を行う前に、券情報が記録された乗車券を券放出口1h付近に設けられた一時保留部107に保留し、自動改札機3の発券データ判定部34が通行を許可すると判定した場合に、一時保留部107に保留されている乗車券を券放出口1hへ放出するようにしている。このため、発券データ判定部34で通行許可の判定が出ると、一時保留部107に保留されている乗車券を速やかに券放出口1hへ放出することができ、券放出までの時間を短縮して迅速な券発行が可能となる。
なお、本実施形態の場合は、発券データ判定部34を自動改札機3側に設けているので、発券データ判定部34が判定処理を行っている間は、自動改札機3は通常の改札処理を行うことができない。したがって、判定処理の間は、自動改札機3の券投入口3g(図7)のシャッタを閉じて、改札処理を一時中断する必要がある。その一方で、本実施形態においては、券売機1に発券データ判定部34を設けなくてよいので、判定用のソフトウェアを各券売機1に搭載する必要がなく、券売機側で大幅な改造が発生しないという利点がある。
なお、以上の第1実施形態では、券売機1で乗車券を発行する場合を例に挙げたが、乗車券に代えて回数券やプリペイドカードなどを発行する場合も、同様の原理に基づいて判定処理を行うことができる。また、以上の説明では、発券機として券売機1を例に挙げたが、精算機2で精算券を発行する場合も、券売機1の場合と同様の手順に従って判定処理を行うことができる。ただし、図10のステップS12の処理は省略される。また、精算券の場合は、A駅の自動改札機3での出場の可否が判定されることになる。したがって、精算機2から自動改札機3へ送信される確認条件情報における改札/集札の区別については、集札が指定される。
図11は、本発明の第2実施形態を示すシステム構成図である。第2実施形態のシステムは、複数駅(ここではA駅、B駅、C駅)にまたがって適用される。3は各駅に設けられている自動改札機であって、図1、図7および図8で示したものと同じである。4は各駅に設けられているシステム監視盤であって図1および図9で示したものと同じである。5は定期券発行機であって、ここでは、駅の窓口に設置され係員の操作によって定期券を発行する定期券発行機を例示している。A駅において、定期券発行機5および自動改札機3はシステム監視盤4にケーブルで接続されている。またB駅とC駅において、自動改札機3はシステム監視盤4にケーブルで接続されている。そして、A駅、B駅、C駅の各システム監視盤4はケーブルで相互に接続されている。これにより、定期券発行機5とA駅の自動改札機3、定期券発行機5とB駅の自動改札機3、定期券発行機5とC駅の自動改札機3とは、それぞれシステム監視盤4を中継して、破線で示すようにデータのやりとりができるようになっている。なお、ここでも簡略化のために、定期券発行機5は1台しか図示されていないが、1つの駅に複数台の定期券発行機5が設けられる場合もある。
図12は、定期券発行機5の電気ブロック図を示している。50は定期券発行機5の動作を制御する制御部であって、CPUなどから構成される。51は発行する定期券情報を入力するための操作部、52は定期券情報を表示するための表示部である。53は定期券を発券する発券部であって、定期券情報を定期券に印刷する印字部や、定期券情報を定期券に磁気エンコードする記録ヘッド、定期券を搬送するための搬送モータなどを備えている(いすれも図示は省略)。54はRAMやROMなどから構成される記憶部、55は各部へ電源を供給する電源部、56はシステム監視盤4と通信を行うための通信部である。
以上において、定期券発行機5は本発明における発券機の一実施形態を構成し、定期券発行機5と自動改札機3との組は本発明における券発行装置および券発行システムの一実施形態を構成し、発券部53の記録ヘッドは本発明における記録手段の一実施形態を構成し、制御部50は本発明における券発行制御手段の一実施形態を構成し、通信部56は本発明における第1の送信手段、および第1の受信手段の一実施形態を構成する。
次に、図11のシステムの動作について説明する。このシステムの動作は、基本的には図10のフローチャートと同様であるので、以下では図10に基づいて説明するが、図10で券売機が定期券発行機に置き換わること、ステップS7でのデータ送信がA駅、B駅、C駅の各駅の自動改札機3に対して行われること、およびステップS16で各駅の自動改札機3から判定結果を受信することなどが第1実施形態(図1)の場合と異なっている。
図11のシステムにおいて、A駅は定期券発行機5で発行された定期券の発駅、C駅は同定期券の着駅、B駅はA駅とC駅の間にある経由駅とする。定期券発行機5で係員が定期券の発券操作を行うと、発券部53により、定期券に所定事項が券面印刷されるとともに、券種、発駅、着駅、経由駅、使用開始日、有効期間などの券情報が磁気エンコードされる(ステップS1〜S4)。エンコードが終了すると、前述したベリファイによる判定を行い、判定結果が正常であれば券情報が記録された定期券を一時保留した後、エンコードした券情報を確認条件情報とともに、通信部56からA駅、B駅、C駅の各自動改札機3に送信する(ステップS5〜S7)。
各駅の自動改札機3では、定期券発行機5からデータを受信すると、発券データ判定部34が券種、期間、区間などについて判定を行い、各駅の自動改札機3から総合判定結果が定期券発行機5へ送信される(ステップS8〜S15)。なお、定期券の場合は、ステップS12の判定は省略される。定期券発行機5は、各駅の自動改札機3から受信した判定結果がすべてOK(通行可)の場合に定期券を発行し(ステップS16〜S18)、各駅の自動改札機3から受信した判定結果の中に1つでもNG(通行不可)がある場合は、定期券の発行を中止して異常処理に移る(ステップS16〜S17、S19)。また、エンコードを正常に行えなかった場合も、定期券を発行することなく、異常処理に移る(ステップS5、S19)。
このように、第2実施形態においては、発行する定期券の有効区間内にある発駅(A駅)、着駅(C駅)および経由駅(B駅)に設置されている各自動改札機3に対して、定期券発行機5から券情報を送信し、各駅の自動改札機3において定期券に対する通行可否を判定し、定期券発行機5は各駅の自動改札機3から受信した判定結果がすべて通行可の場合に定期券を発行するようにしている。定期券の場合は、有効区間内の任意の駅から乗車する可能性があるので、上記のようにすることで、判定を行った複数の駅(A駅、B駅、C駅)の自動改札機3において、定期券による入場を確実に保証することができる。
なお、上記の例では、定期券発行機5から経由駅であるB駅の自動改札機3に対しても券情報を送信するようにしたが、発駅であるA駅と着駅であるC駅の自動改札機3に対してのみ券情報を送信するようにしてもよい。また、上記の例では、定期券の有効区間内にある駅のうちで券情報を送信する駅を選択しているが、有効区間内にある全駅の自動改札機3に対して券情報を送信するようにしてもよい。
また、上記の例では、発券機として駅の係員が操作する定期券発行機5を例に挙げたが、本発明は、図11の定期券発行機5を、乗客が操作する定期券発行機に置き換えた場合にも適用が可能である。図13は、この場合のシステム構成図を示している。図13において、図11と同一の部分には同一の符号を付してある。6は乗客の操作により継続定期券を発行する継続定期券発行機であって、投入された旧定期券から定期券情報を読み取り、読み取った定期券情報と入力された購入情報(使用開始日や有効期間など)に基づいて、継続定期券を発行するものである。
図14は、継続定期券発行機6の電気ブロック図を示している。60は継続定期券発行機6の動作を制御する制御部、61は使用開始日や有効期間などの選択ボタンを含む操作部、62は駅名や運賃などが表示される表示部、63は紙幣を処理する紙幣処理部、64は硬貨を処理する硬貨処理部、65は旧定期券のデータを読み取る券読取部、66は継続定期券に定期券情報を磁気エンコードする記録ヘッドを含む発券部、67はRAMやROMなどから構成される記憶部、68は各部へ電源を供給する電源部、69はシステム監視盤4と通信を行うための通信部である。
以上において、継続定期券発行機6は本発明における発券機の一実施形態を構成し、継続定期券発行機6と自動改札機3との組は本発明における券発行装置および券発行システムの一実施形態を構成し、発券部66の記録ヘッドは本発明における記録手段の一実施形態を構成し、制御部60は本発明における券発行制御手段の一実施形態を構成し、通信部69は本発明における第1の送信手段、および第1の受信手段の一実施形態を構成する。
図13のシステムの動作は、上述した図11のシステムの動作と基本的に同じであるため、説明は割愛する。なお、図11および図13のシステムにおいては、定期券発行機5、6で定期券を発行する場合を例に挙げたが、定期券と同様に有効区間内の任意の駅から乗車が可能な回数券を券売機1で発行する場合にも、図11および図13のようなシステムを採用することができる。この場合、券売機1は、乗車券を発行する際にはA駅の自動改札機3にのみ判定用の券情報を送信し、回数券を発行する際にはA駅、B駅、C駅の各自動改札機3に判定用の券情報を送信する。すなわち、券の種類に応じて券情報の送信先を切り替える。
図15は、本発明の第3実施形態を示すシステム構成図である。第3実施形態のシステムは、図1の場合と同様に単駅(A駅)に適用されるシステムであるが、券情報に対する判定処理を自動改札機3ではなく券売機1や精算機2で行う点が図1の場合と異なる。図15において、図1と同一部分には同一符号を付してある。券売機1、精算機2および自動改札機3は、システム監視盤4にケーブルで接続されており、システム監視盤4から券売機1と精算機2に対して、破線で示すようにデータが送られるようになっている。システム監視盤4から券売機1と精算機2へ送られるデータとしては、判定切/入スイッチ等のパラメータ類、運賃データアドレス、祝日データなどがある。
図16は、図15のシステムで用いられる券売機1の電気ブロック図を示している。券売機1の外観や内部の発券機構については、図2および図3と同じである。図16においては、図8の自動改札機3における発券データ判定部34と同じ機能を有する発券データ判定部34aが、券売機1に設けられている。発券データ判定部34aは、本発明における判定手段の一実施形態を構成する。その他の構成については、図4と同じであるので、図4と同一部分には同一符号を付してある。
図17は、図15のシステムで用いられる精算機2の電気ブロック図を示している。図17においても、図8の自動改札機3における発券データ判定部34と同じ機能を有する発券データ判定部34bが、精算機2に設けられている。発券データ判定部34bは、本発明における判定手段の一実施形態を構成する。その他の構成については、図6と同じであるので、図6と同一部分には同一符号を付してある。
次に、図15のシステムの動作について説明する。図18は、A駅の券売機1で発行する乗車券に対し、A駅の自動改札機3での通行の可否を券売機1が判定する場合の手順を示したフローチャートである。この手順は券売機1の制御部10により実行される。
券売機1において、乗客が図2のタッチパネル1cや選択ボタン1dを操作して、乗車券の購入操作を行うと、制御部10から発券部16に対して発券指令が出され(ステップS21)、発券部16ではこの指令を受けて、搬送モータを駆動して図3の券用紙101を繰り出し、カッタ102により券用紙101を切断する(ステップS22)。続いて、切断した券片101aに対して、印字部103で所定の券面印刷を行う(ステップS23)。券面印刷が終了した乗車券は、搬送路104を搬送され、記録ヘッド105で所定のデータを磁気エンコードすることにより、乗車券に券情報が記録される(ステップS24)。この券情報は、例えば券種、乗車駅、有効区間、有効期間などのデータを含んでいる。その後、券情報が記録された乗車券は搬送路104を搬送され、読取ヘッド106により券情報が読み取られ、ベリファイによる判定が行われる(ステップS25)。
ステップS25のベリファイでは、記録ヘッド105がエンコードしたデータと、読取ヘッド106が読み取ったデータとが一致するか否かをチェックする。この結果、両者が一致しなければ、エンコードが失敗したと判断して(ステップS25:NO)、ステップS35へ移行し、異常処理を行う。この処理では、例えば券売機1の案内表示部1bに「発売中止」の表示を行うとともに、券売機1からシステム監視盤4へ異常が通報されて、システム監視盤4の表示部43(図9)に異常が発生した券売機1の号機番号と異常内容(エンコードミス)とが表示される。係員は、この表示を見て、異常が発生した券売機1のところへ出向き、乗客に対して異常の原因を説明するとともに乗客が投入した料金を返却し、他の券売機で券を購入するよう誘導する。
一方、ステップS25での判定の結果、記録ヘッド105でエンコードしたデータと読取ヘッド106で読み取ったデータとが一致すれば、エンコードが成功したと判断して(ステップS25:YES)、券情報が記録された乗車券を図3の一時保留部107に保留する(ステップS26)。このとき、ストッパ108は実線位置にあり、乗車券はその先端部がストッパ108に当接することで、一時保留部107に保留される。
次に、発券データ判定部34aにおいて、エンコードした券情報と前述の確認条件情報とに基づき、乗車券に記録されている券種、期間、区間がA駅の自動改札機3において有効か否かを判定する(ステップS27〜S29)。また、乗車券に時差券(昼間割引券など)であることの情報が記録されている場合は、A駅の自動改札機3において時差券として有効か否かを判定する(ステップS30)。さらに、乗車券のデータに不正使用の事実を示すものがないか否かを判定する(ステップS31)。すなわち、発券データ判定部34aは、券情報が記録された乗車券がA駅の自動改札機3で使用されたと仮定して、上述した各判定項目につき、当該乗車券に対し通行を許可するか禁止するかを判定する。そして、これらの各判定の結果に基づいて総合判定を行う(ステップS32)。ここでは、上記の各判定において、全て通行可と判定された場合に総合判定の結果はOKとなり、上記各判定において、1つでも通行不可と判定された場合は、総合判定の結果はNGとなる。なお、ステップS27〜S32の判定処理は、自動改札機3が通常の改札処理で行う判定処理と同じであって、自動改札機3に実際に券が投入されるのではなく、エンコードされた券情報に基づいて券売機1で擬似的に通行可否を判定する点が異なるのみである。
制御部10は、発券データ判定部34aでの判定結果がOKであれば(ステップS33:YES)、一時保留部107のストッパ108を図3の破線位置に退避させて、ステップS26で保留した乗車券を券放出口1hから放出する(ステップS34)。一方、判定結果がNGであれば(ステップS33:NO)、乗車券を券放出口1hから放出することなく、ステップS35へ移行して異常処理を行う。この処理では、例えば券売機1の案内表示部1bに「発売中止」の表示を行うとともに、券売機1からシステム監視盤4へ異常が通報されて、システム監視盤4の表示部43(図9)に異常が発生した券売機1の号機番号と異常内容(エンコードデータ誤り)とが表示される。係員は、この表示を見て、異常が発生した券売機1のところへ出向き、乗客に対して異常の原因を説明するとともに乗客が投入した料金を返却し、他の券売機で券を購入するよう誘導する。
この第3実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。ただ、第3実施形態の場合は、発券データ判定部34aが券売機1に設けられるので、各券売機1ごとに判定用のソフトウェアを搭載する必要がある。また、自動改札機3側のソフトウェアにバージョンアップなどの変更があった場合は、それに対応して各券売機1のソフトウェアも変更が必要となる。その一方で、本実施形態においては、判定処理が券売機1で行われるため、自動改札機3で改札処理が行われている間でも判定処理が可能であり、判定結果が出るまでの時間を短縮できるとともに、判定処理を行っている間も自動改札機3では通常の改札処理が可能であり、改札処理が中断されないという利点がある。
なお、以上の第3実施形態では、券売機1で乗車券を発行する場合を例に挙げたが、乗車券に代えて回数券やプリペイドカードなどを発行する場合も、同様の原理に基づいて判定処理を行うことができる。また、以上の説明では、発券機として券売機1を例に挙げたが、精算機2で精算券を発行する場合も、券売機1の場合と同様の手順に従って、精算機2の発券データ判定部34b(図17)で判定処理を行うことができる。ただし、図18のステップS30の処理は省略される。また、精算券の場合は、A駅の自動改札機3での出場の可否が判定されることになる。したがって、確認条件情報における改札/集札の区別については、集札が指定される。
また、第3実施形態において、券売機1や精算機2に代えて、前述の定期券発行機5、6を用いることもできる。この場合、第2実施形態のように複数駅の自動改札機での通行可否を判定するにあたっては、定期券発行機5、6の発券データ判定部(図示省略)に備わっている判定プログラムにおいて駅を順番に切り替えて判定処理を行う。
図19は、本発明の第4実施形態における券売機1の電気ブロック図を示している。システム構成については、図1、図11、図13、図15をそのまま適用できるので、これらを第4実施形態として引用する。以下では、図1のシステム構成を採用した場合を想定して説明する。図19においては、記憶部17に判定履歴テーブル17aが設けられている。この判定履歴テーブル17aは、本発明における判定履歴記憶手段の一実施形態を構成する。その他の構成については図4と同じであるので、図4と同一部分には同一符号を付してある。
判定履歴テーブル17aには、自動改札機3での判定結果の履歴が記録されている。図20は、判定履歴テーブル17aに記録されている判定履歴の例を示しおり、判定済の乗車券ごとに券情報(エンコードデータ)と判定結果が記録されている。券売機1では、乗車券への券情報のエンコードが終わると、まず判定履歴テーブル17aの判定履歴を参照し、当該乗車券の券情報と同じ券情報が記録された乗車券があるか否かをチェックする。そして、同じ券情報が記録された乗車券がある場合、その判定結果がOK(通行許可)であれば、今回エンコードした券情報に誤りはないとみなして、自動改札機3へ券情報を送信することなく直ちに乗車券を発行する。一方、同じ券情報が記録された乗車券がない場合は、エンコードした券情報を自動改札機3へ送信して、自動改札機3での判定を求める。また、同じ券情報が記録された乗車券があっても、その判定結果がNG(通行禁止)であれば、今回エンコードした券情報に誤りがある可能性があるので、エンコードした券情報を自動改札機3へ送信して、自動改札機3での再判定を求める。
図21は、第4実施形態において、図1に示したA駅の券売機1で発行する乗車券に対し、A駅の自動改札機3での通行の可否を判定する場合の手順を示したフローチャートである。券売機1での手順は制御部10(図19)により実行され、自動改札機3での手順は制御部30(図8)により実行される。図21において、図10と同じ処理を行うステップには同じ符号を付してある。
図21のフローチャートは、図10のフローチャートと重複する部分が多いので、重複部分については簡単に説明するにとどめる。券売機1において、制御部10から発券部16に対して発券指令が出されると(ステップS1)、発券部16では券用紙101を繰り出して切断し(ステップS2)、印字部103で券面印刷を行う(ステップS3)。次に、記録ヘッド105により乗車券に券情報を磁気エンコードし(ステップS4)、これに続いて、読取ヘッド106により券情報を読み取り、ベリファイによるエンコード成否の判定を行う(ステップS5)。エンコードが失敗した場合は(ステップS5:NO)、ステップS19へ移行し、前述した異常処理を行う。一方、エンコードが成功した場合は(ステップS5:YES)、券情報が記録された乗車券を図3の一時保留部107に保留する(ステップS6)。
次に、記憶部17の判定履歴テーブル17aの判定履歴を参照し、同じ券情報が記録された乗車券があるか否かを調べる(ステップS6a)。そして、同じ券情報が記録された乗車券があり、その判定結果がOKであれば(ステップS6b:YES)、ステップS7〜S17を実行することなく、ステップS18へ移行して、一時保留部107に保留されている乗車券を券放出口1hから放出する。一方、同じ券情報が記録された乗車券がない場合、または同じ券情報が記録された乗車券があってもその判定結果がNGの場合は(ステップS6b:NO)、エンコードした券情報を確認条件情報とともに自動改札機3へ送信する(ステップS7)。なお、後者の場合は、今回エンコードした券情報が誤っているとみなして、判定を行うことなく、ステップS19へ移って異常処理を行うようにしてもよい。
自動改札機3では、券売機1から券情報と確認条件情報とを受信すると(ステップS8)、発券データ判定部34において、乗車券に記録されている券種、期間、区間などが当該自動改札機3において有効か否かを判定する(ステップS9〜S13)。そして、これらの各判定の結果に基づいて総合判定を行い(ステップS14)、その結果を券売機1へ送信する(ステップS15)。
券売機1では、自動改札機3から判定結果を受信すると、その判定結果を記憶部17の判定履歴テーブル17aに記録する(ステップS16a)。そして、判定結果がOKであれば(ステップS17:YES)、一時保留部107に保留されている乗車券を券放出口1hから放出する(ステップS18)。一方、判定結果がNGであれば(ステップS17:NO)、乗車券を放出することなく、ステップS19へ移行して前述した異常処理を行う。
このように、第4実施形態においては、判定履歴テーブル17aの判定履歴を最初に参照し、発行しようとする乗車券にエンコードした券情報と同じ券情報が記録された乗車券が履歴中にあって、その判定結果がOKであれば、直ちに乗車券を発行するようにしている。このため、エンコードした券情報に誤りがないとみなせる乗車券については、判定処理を省略することで迅速な発券処理を行うことができる。
以上の第4実施形態においても、第1実施形態と同様に、乗車券に代えて回数券やプリペイドカードなどを発行する場合も、同様の原理に基づいて判定処理を行うことができる。また、精算機2で精算券を発行する場合も、同様に判定処理を行うことができる。ただし、図21のステップS12の処理は省略される。また、精算券の場合は、A駅の自動改札機3での出場の可否が判定されることになる。したがって、精算機2から自動改札機3へ送信される確認条件情報における改札/集札の区別については、集札が指定される。さらに、第4実施形態は、図11、図13、図15のシステムを採用した場合にも適用することができる。
本発明は、以上述べた実施形態以外にも、種々の形態を採用することができる。例えば、駅に券売機、精算機、自動改札機、定期券発行機のすべてが設置されている場合は、図1のシステムと図11または図13のシステムとを併用することもできる。また、上記各実施形態では、鉄道の駅における券発行装置、券発行システムを例示したが、本発明は鉄道以外の航空機などの交通機関における券発行装置、券発行システムにも適用することができる。