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JP4597016B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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JP4597016B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品、特に女性の陰唇間に挟んで使用される吸収性物品に関する。
従来、女性の陰唇間の空間に挟んで使用される陰唇間パッド等の小型の吸収性物品が知られている。この種の吸収性物品は、その肌当接面が直接陰唇間と密着して着用されるものであり、その防漏性が高められているものであるが、経血の吸収量が比較的多くないため、その使用後の肌当接面側が略全面に亘って経血の色に染まる場合がある。このように、経血の色が露出した状態で、吸収性物品を廃棄することは、使用者に不快感を与える場合があり、またモラル上問題ともなる。
更に、この種の吸収性物品を身体から取り外して廃棄する際に、吸収性物品の肌当接面側の経血が、手に付着して肌を汚す場合がある。このように手に付着した経血は、更にまた、次に使用する新しい吸収性物品に付着するか又は下着等に付着して汚すおそれもある。
また、使用後に肌当接面側を内側にまるめて、その状態に保持しうる廃棄テープを有する吸収性物品がある。
例えば、特許文献1において、所定値以上の荷重により弾性伸長する伸縮部を有する廃棄テープであって、その一端側が紙おむつの一端側に固着されており、その他端側に紙おむつの他端側に固着される固定手段を備えている廃棄テープを有する紙おむつが開示されている。
特開2002−320637号公報
しかしながら、女性の陰唇間の空間に挟んで使用される陰唇間パッド等の小型の吸収性物品において、手を汚すことなく吸収性物品を折り畳んで固定しうるものは知られていない。
従って、本発明の目的は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る陰唇間に挟んで使用される吸収性物品を提供することにある。
本発明は、表面シート、裏面シート及び両シート間に介在された吸収体を備え、縦中心線に沿って、前記表面シートの肌当接面側が山となり且つ前記裏面シートの非肌当接面側が谷となるように、2つ折りされており、保形シートが長手方向の両側部に、該両側部間に架け渡されて、接合されており、陰唇間に挟んで使用される吸収性物品であって、
前記保形シートは、その一部が前記長手方向の両側部に剥離可能に接合されているか又は前記長手方向に亘って切断可能になされており、該保形シートの一部を剥離又は該保形シートを切断した状態において、前記吸収性物品を、前記肌当接面側が対向するように折り曲げ可能であり、該折り曲げ状態を維持する固定手段を有している吸収性物品を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の陰唇間に挟んで使用される吸収性物品によれば、その肌当接面側が露出することなく廃棄でき、使用者の手や下着等を汚すおそれがない。
以下、本発明の吸収性物品の好ましい第1実施形態について、図1〜図6を参照しながら説明する。
本実施形態の吸収性物品1は経血の吸収パッドであって、図1〜図3に示すように、液保持性の表面シート2、液不透過性の裏面シート3及び両シート間に介在された吸収体4を備え、実質的に縦長であり、女性の陰唇間の空間に挟んで使用されるものである。本物品1は、その縦中心線Cに沿って、表面シート2の肌当接面側が山となり且つ裏面シート3の非肌当接面側が谷となるように、2つ折りされており、保形シート7が長手方向の両側部に、該両側部間に架け渡されて、接合されている。
また本物品1において、保形シート7は、その一部が本物品1の長手方向の両側部に剥離可能に接合されており、保形シートの一部を剥離した状態において、本物品1を、表面シート2の肌当接面側が対向するように折り曲げ可能であり、該折り曲げ状態を維持する固定手段を有している。
本実施形態の吸収性物品1について詳述すると、表面シート2及び吸収体4は、それぞれ、平面視において略楕円形状である。表面シート2及び裏面シート3の2枚のシート同士は、図2及び図3に示すように、周縁部において互いに接合されている。
また、吸収体4は、その平面形状が表面シート2及び裏面シート3と略相似形の略楕円形状であり、両シート間に狭持固定されている。本物品1において、図2及び図3に示すように、その縦中心線Cに沿って、表面シート2及び吸収体4には長手方向に亘り線状のエンボス13が形成されている。
本実施形態の吸収性物品1の保形シート7について、更に説明すると、その平面形状が縦長矩形形状であり、その長手方向は本物品1の長手方向と一致している。保形シート7の幅方向の両端部71a、71bは、裏面シート3の長手方向中央部の両側部における非肌当接面側の面と接合されていて、図3に示すように、本物品1の扇形に開いた2つ折りの形態が維持されている。
保形シート7の幅方向の一方の端部71aと、裏面シート3の非肌当接面側の面とは、図2に示すように、水溶性の接着剤及び物理的接合手段であるヒートシールによるエンボス部6を併用して接合されており、本物品1の湿潤状態において、保形シート7の端部71aは、裏面シート3と剥離可能に接合されている。湿潤状態は、本物品1が体液をおよそ2cc程度またはそれ以上吸収している状態である。
保形シート7の端部71aは、その端縁を裏面シート3の側縁と揃えて、その長手方向の略全長に亘り水溶性の接着剤により裏面シート3に接着されている。一方、保形シート7における幅方向の他方の端部71bは、裏面シート3の非肌当接面側の面と、非水溶性の接着剤により接着されている。
また、保形シート7は、不織布から形成されており、その両面の何れもが、後述する面ファスナのオス材8と脱着自在に接合可能となっている
本実施形態の吸収性物品1において、前記固定手段は、裏面シート3に設けられた面ファスナのオス材8であり、不織布からなる保形シート3に脱着自在に接合可能になされている。オス材8は、図2に示すように、縦長矩形形状であって、縦の長さが保形シート7の長手方向と略同一であり、横の長さは、2〜10mmであることが、保形シート7と確実な接合を維持する上で好ましい。オス材8は、保形シート7の端部71aが接合される裏面シート3における長手方向側部の幅方向内側に接合されている。面ファスナのオス材8は、湿潤状態においても、保形シート7と脱着自在に接合可能である。
オス材8と、保形シート7の幅方向の一方の端部71aとは、図3に示すように、脱着自在に接合されている
前述した構成を有する本実施形態の吸収性物品1は、その湿潤状態において、保形シート7の幅方向の両端部71a、71bのうち一方の端部71aが、裏面シート3と剥離可能に接合されている。
本実施形態の前記固定手段について詳述すると、該固定手段は、本物品1の湿潤状態において、保形シート7の端部71aを裏面シート3から剥離し、本物品1を表面シート2の肌当接面側に2つ折りに折曲し、該肌当接面側が対向するように折り曲げた状態の本物品1の幅方向における両端部間に架け渡すように、端部71aを剥離した状態の保形シート7を、裏面シート3のオス材8に接合するものである。
このように2つ折りにして、保形シート7により固定された吸収性物品1は、図4に示すように、その非肌当接面側が外部に露出した状態となっている。
また、本実施形態の吸収性物品1における前記物理的接合手段について、更に説明すると、該物理的接合手段は、ヒートシールによるエンボス部6であり、保形シート7及び裏面シート3と共に、表面シート2が接合されている。エンボス部6は線状であり、その向きは、保形シート7の端縁に対して斜めである。線状のエンボス部6は、保形シート7における端部71aの水溶性の接着剤が塗布されている領域に、長手方向に不連続的に隙間を空けて複数設けられている。このように、物理的接合手段であるエンボス部6と水溶性の接着剤塗工部分とはオーバーラップしている。
エンボス部6同士の不連続的に連なる間隔は、使用後の廃棄時には端部71aが剥離し易く且つ本物品1の使用時における湿潤状態では接合が維持される観点から、線間を本物品1の長手方向に実測した距離が少なくとも2mm以下であることが好ましく、0.3〜1mmであることがより好ましい。また、線状であるエンボス部6は、その長さが1〜5mm、その幅が0.5〜2mmであることが、湿潤時においても確実に接合が維持される上で好ましい。
前述した構成の本物品1は、その使用後の湿潤状態において、保形シート7を、その長手方向の両端部72a、72bの何れか一方を摘んで、本物品1の非肌当接面側に向け引っ張ると、保形シート7の端部71aと裏面シート3の非肌当接面側の面とは剥離するようになされている。一方、本物品1の装着中には、保形シート7は裏面シート3から剥離しないようになされている。本物品1は、その装着時には肌当接面側に向けて押し込まれ、その装着中には山折りされている表面シート2の両側から陰唇間に挟まれており、その使用後に身体から取り外す際には、摘み部12を非肌当接面側に向け引っ張って取り外されるので、通常、その使用前後に渡り保形シート7に本物品1の非肌当接面側に向けた力がかかることはない。
また、本実施形態の吸収性物品1は、その使用中に体液を吸収して湿潤状態となっており、更に吸収された体液が体温で蒸発して本物品1近傍の湿度が上昇している。水溶性の接着剤は、後述する様に高湿度下で接着性が低下するが、保形シート7の端部71aと裏面シート3の非肌当接面側の面とは、物理的接合手段を併用して接合されることにより、湿潤状態においても、保形シート7を本物品1の非肌当接面側に向けて少なくとも20cN/25mm以上の力で引っ張った時に剥離するように接合されている。
詳述すると、保形シート7の剥離可能に接合されている端部71aと裏面シート3の非肌当接面側の面との間における水溶性の接着剤による接着状態は、ヒートシール加工によるエンボスの熱と圧力によって、水溶性の接着剤が表面シート2及び/または裏面シート3の材料(例えば繊維)に食い込んで固化し、接着剤が材料を係合している。
本実施形態の吸収性物品1における非肌当接面側は、容易に体液で濡れる場所ではないが、吸液による湿度上昇や発汗(いわゆる「不感蒸泄」、蒸れた感じ)だけでも、水溶性の接着剤のみであれば、その接着力は大きな影響を受け、接着性を失いやすい。一方、剥離可能に接合されている端部71aは、エンボス部6の接着剤が物理的に形成材料に食い込んでいるため、湿潤状態においても容易に剥離しないようになされている。従って、本物品1の使用後の湿潤状態において、端部71aは、前記外力以上の力で引っ張ることにより剥離する状態にある。尚、非湿潤状態においても、保形シート7の端部71aと裏面シート3の非肌当接面側の面との接合は、前記外力によって外れない。
前述した保形シート7を、裏面シート3から剥離するのに必要な力(剥離強度)の測定は以下のように行われる。
まず、本物品1の表面シート2側に、生理食塩水(濃度0.9%、イオン交換水に同濃度の塩化ナトリウムを溶かした水溶液で代用可能)を駒込ピペットで2ccをゆっくり注入し吸収させて、本物品1を40℃80%RHに調整した恒温槽で60分間放置する。次いで、本物品1を、その表面シート2を上側にして、オリエンテック(株)製テンシロン引張測定機RTM−25の上側のチャック部に挟む。このとき吸収性物品1全体がほぼ水平になるように保ち、挟む位置は本物品1の略中央とする。保形シート7の長手方向の両端部72a、72bの何れか一方を装置の下側のチャック部に固定し、速度300mm/minで20mm引っ張ったときの応力を測定し、その最大値を剥離強度とする。尚、上記の挟み方では保形シート7が下側のチャック部にうまく挟めない場合、適当な方法で保形シート7の長手方向の端部を延長して挟んでも良い。例えば、各種テープ類、紐、専用の治具などを用いても良い。ここではセロハンテープ2枚の粘着面で保形シート7の長手方向の端部を上下からはさむ様にして接着し、その延長部分を下側のチャック部で挟んで測定を行った。この場合、保形シート7の長手方向の端部延長部はチャック中央ではなく、チャック端にオフセットして挟まれるが、特に不都合なく測定可能であった。
上記の如く剥離強度を測定した場合に、本願の如く特定の領域に剥離領域を形成している物品においては、その領域を剥離している間は剥離部分のみで吸収性物品の分解が進行する。しかし、一旦保形シート7の端部71aが全長に亘って裏面シート3から剥離すると、保形シート7の幅方向の他方の端部71bは裏面シート3と強固に接着しているので、剥離強度は、直ちに増大し、少なくとも70cN以上、好ましくは100cN以上、より好ましくは150cN以上となる。このとき、保形シート7の幅方向の他の端部71bが裏面シート3から引き離されたり、該端部71bが裏面シート3と共に引き裂かれたりする場合もある。また、応力測定の波形自体もベースラインが一気に上昇する為、容易にそれとわかる。
また、本実施形態の吸収性物品1において、保形シート7の剥離可能に接合されている端部71aと裏面シート3とは、物理的接合手段のエンボス部6で接合されている部分において、更に非水溶性の接着剤により部分的に接合されている。具体的には、図5に示すように、保形シート7の端部71aにおける長手方向の前後端部には、該保形シート7と裏面シート3との間に、非水溶性の接着剤が塗布されている。
保形シート7の端部71aが接合される裏面シート3の非肌当接面側に非水溶性の接着剤が部分的に塗布され、保形シート7が載置された後に、ヒートシールによるエンボス部6が形成されるので、非水溶性該接着剤は、熱と圧力を受けるエンボス部6において保形シート7の非肌当接面側に浸み出して、保形シート7の端部71aにおける長手方向の前後端部における非肌当接面側には補助粘着部73a、73bが形成されている。
このような構成の補助粘着部73a、73bにおいて、保形シート7と裏面シート3とは、部分的もしくは全体的に水溶性粘着剤によって解離されたように接着されているので、本物品1の湿潤時には、剥離可能となっている。補助粘着部73a、73bは、前記固定手段である面ファスナのオス材8を補助する働きを有している。
本実施形態の吸収性物品1について、更にまた説明すると、図1及び図2に示すように、長手方向の前端部に、陰唇間への装着及び陰唇間からの取り外しを容易とする摘み部12を有している。摘み部12は、表面シート2及び裏面シート3それぞれが吸収体4の前端縁から延出し接合して形成されている。本物品1は、その装着時には、摘み部12を有している前端部側を腹側に向けて身体に装着されることが好ましい。
本物品1は、その包装状態においては、裏面シート3の非肌当接面側の面同士が重なって2つ折りされている。また、使用する際に包装から取り出されると、裏面シート3の非肌当接面側の面同士は、自然状態において、図3に示すように、扇形に開いて離れている。本明細書において、2つ折りは、前述したように、裏面シート3の非肌当接面側の面同士が重なって2つ折りされている状態と、図3に示すように、扇形に開いている状態とを含んでいる。
本実施形態の吸収性物品1の寸法は、女性の陰唇間に挟まれ陰唇部の壁部と密着して体液の漏れを防ぐ観点から、長さが12cm、幅が6cm、厚さが1cmそれぞれを超えない大きさとなることが好ましい。長さ及び幅は、本物品1を平面状に展開した場合の各部材の長手方向又は幅方向それぞれの最大の値である。尚、この厚みは、本物品1を平面状に展開し、例えばピーコック製卓上厚みゲージによって、適当な大きさの測定用プレートを載せて2.5g/cm2荷重下の厚みを測定される。
また、保形シート7の大きさは、長さが50〜100mmであって、幅が20〜60mmであることが、本物品1の2つ折りの形態を良好に維持する上で好ましい。
本実施形態の吸収性物品1を構成する各部材について説明すると、面ファスナのオス材の形成材料としては、メス材である不織布からなる保形シート7が脱着自在に接合される観点から、ループが途中で切断された繊維状のもの、きのこ状に側部に突出部を持つ形状、先端が球面処理された円錐/円錐台等が好ましい。
また、保形シート7の形成材料としては、面ファスナのメス材となる不織布が好ましく、特に、繊維の自由度が大きくされた長繊維や繊維の密度が異なる2層繊維シート等が好ましい。
また、本実施形態の吸収性物品1において、水溶性の接着剤としては、各種公知のものが用いられるが、例えばカルボキシル基を有するアニオン性バインダ、ポリビニルアルコール、デンプンまたはその誘導体、アルギン酸ナトリウム、トラントガム、グアーガム、キサンタンガム、アラビアゴム、カラギーナン、ガラクトマンナン、ゼラチン、カゼイン、アルブミン、プルプラン、ポリエチレンオキシド、ビスコース、ポリビニルエチルエーテル、ポリアクリル酸ソーダ、ポリメタアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸のヒドロキシル化誘導体、ポリビニルピロリドン/ビニルピロリドン酢酸ビニル共重合体等が好ましい。アニオン性バインダとしては、多糖誘導体、合成高分子、天然物が挙げられる。多糖誘導体としてはカルボキシメチルセルロース(CMC)又はその塩、カルボキシエチルセルロース又はその塩、カルボキシメチル化デンプン又はその塩などが挙げられ、特にカルボキシメチルセルロースのアルカリ金属塩が好ましい。合成高分子としては、不飽和カルボン酸の重合体又は共重合体の塩、不飽和カルボン酸と該不飽和カルボン酸と共重合可能な単量体との共重合体の塩などが挙げられる。不飽和カルボン酸としては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、無水マレイン酸、マレイン酸、フマール酸などが挙げられる。これらと共重合可能な単量体としては、これら不飽和カルボン酸のエステル、酢酸ビニル、エチレン、アクリルアミド、ビニルエーテル等が挙げられる。天然物としては、ザンサンガム、ジェランガム、タラガントガム、ペクチンなどが挙げられる。この内、熱可塑性で各種の非接触塗工(スパイラルスプレー、スロットスプレー、薄膜塗工など)に適し、乾燥時の表面タックの調整が容易で、かつ湿潤時・高湿度下でタックが低下しやすいといった観点から、ポリビニルアルコール系接着剤が好ましい。
水溶性の接着剤の塗工坪量は、2〜40g/m2であることが好ましく、5〜20g/m2であることがより好ましい。
また、必要に応じて、水溶性の接着剤に架橋剤を添加することも好ましい。架橋剤によって該接着剤が架橋して不溶化する結果、少量の水では該接着剤が溶解しなくなる。しかし大量の水中に廃棄すれば不溶化していた該接着剤が再び水に溶解するようになる。架橋剤の種類は、接着剤の種類に応じて適切なものが用いられる。例えば、接着剤が前述したCMCなどのカルボキシル基を有する水溶性の接着剤である場合には、架橋剤として多価金属イオンを用いることが好ましい。特にアルカリ土類金属、マンガン、亜鉛、コバルト及びニッケルからなる群から選択される1種又は2種以上の金属イオンを用いることが、水溶性の観点及び湿潤時の接着力等の観点から好ましい。
また、本実施形態の吸収性物品1において、非水溶性の接着剤の形成材料としては、従来の吸収性物品において用いられているものを各種使用できるが、特にSIS系、SBS系、SEBS系等のホットメルト型粘着剤が好ましい。
本実施形態の吸収性物品1を着用する際には、谷折りされている裏面シート3の非肌当接面側の面同士の間の空間に指を挿入し、本物品1を指で支持する。この場合、谷折りされている裏面シート3の非肌当接面側の面と保形シート7とによって、指先が挟まれ、本物品1の指による支持が確実となるようになされている。本物品1は、このように指で支持された状態で、女性の陰唇間の空間に挟みこんで着用されることが好ましい。
本実施形態の吸収性物品1は、その着用時には、女性の陰唇間の空間に挟まれ、本物品1の肌当接面が該陰唇間の表面と好ましく密着して着用される。本物品1は、薄くて柔らかく、陰唇間における表面の形状に従って柔軟に変形し当接する。本物品1は、山折りの尾根部が女性の陰唇間の奥へ配されて使用されるので、排泄された体液が、該尾根部に沿って長手方向に移動するようになされており、本物品1全体で体液の吸収がなされる。また、図3に示すように、丸みを帯びた形状を有しているので、押しこんだとき違和感や痛みが生じにくい。
前述したように装着し使用された本実施形態の吸収性物品1は、その使用後に、摘み部12を摘んで身体から取り外される。身体から取り外された本物品1は、通常、湿潤状態にあり、保形シート7における幅方向の一方の端部71aは、図6(a)に示すように、裏面シート3と剥離可能に接合されている。
次に、保形シート7を、その長手方向の両端部72a、72bの何れか一方を摘んで、本物品1の非肌当接面側に向けて引っ張り、図6(b)に示すように、保形シート7の端部71aを裏面シート3の非肌当接面側の面から剥離する。
次に、本物品1を、その縦中心線Cに沿って、表面シート2の肌当接面側が谷となり且つ裏面シート3の非肌当接面側が山となるように、図6(c)に示すように、2つ折りに折曲し、表面シート2の肌当接面側の幅方向の両端部同士を対向させる。吸収体4及び表面シート2の幅方向中央部には、線状のエンボス13が形成されており、本物品1はその肌当接面側に2つ折りし易くなされている。
このように表面シート2の肌当接面側が対向するように折り曲げた状態の本物品1の幅方向における両端部間に架け渡すように、端部71aを剥離した状態の保形シート7を、裏面シート3における面ファスナのオス材8に接合する。また、保形シート7の端部71aにおける補助粘着部73a、73bにおいても、保形シート7を裏面シート3と接着する。
こうして2つ折りにし、保形シート7により固定された本物品1は、図4に示すように、その非肌当接面側が外部に露出した状態となっている。この状態で、本物品1は汚物入れ等に廃棄される。
前述した本実施形態の吸収性物品1によれば、幅方向の両端部を対向するように、その肌当接面側に2つ折りすることにより、その非肌当接面側を外部に露出させた状態で廃棄でき、使用者の手や下着等を汚すおそれがない。また、使用者に不快感を与えることもなく、モラル上の問題も起こさない。
また、保形シート7における幅方向の一方の端部71aと裏面シート3とは、面ファスナ、水溶性の接着剤及び物理的接合手段を併用して接合されているので、本物品1の湿潤状態において剥離可能に接合されている。
また、保形シート7が、面ファスナのオス材8及び粘着部73a、73bにより、裏面シート3の非肌当接面側に確実の固定されることにより、本物品1の折り曲げ状態が維持される。
次に第2〜5実施形態の吸収性物品1を、図7〜図15を参照しながら説明する。第2〜5実施形態について、特に説明しない点については、第1実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図7〜図15において、図1〜図6と同じ部材に同じ符号を付してある。
本発明の好ましい第2実施形態の吸収性物品1は、図7及び図8に示すように、その横中心線C´に沿って、表面シート2及び吸収体4には線状のエンボス13が形成されている。
また、本物品1の保形シート7は、図8及び図9に示すように、縦長であって、その長手方向の後端部72bの平面形状は裏面シート3の後端部と略同形であり、その前端縁の形状は本物品1の幅方向を向いた直線状である。保形シート7の周囲は、図9に示すように、前端部72aにおける幅方向の中央部を除いて、裏面シート3における非肌当接面側の面の周囲と接合されており、本物品1の開いた2つ折りの形態が維持されている。
保形シート7における長手方向の前端部72aの幅方向中央部は、裏面シート3と接合されていない。保形シート7の長手方向の前端縁と摘み部12との間には開口部が形成されている。
保形シート7の周囲(長手方向前端部72aの幅方向中央部を除く)は、その長手方向の後端部72bを除いて、裏面シート3の非肌当接面側の面と、図9に示すように、水溶性の接着剤及び物理的接合手段であるエンボス部6を併用して接合されている。そのため、本物品1の湿潤時において、保形シート7の周囲は、その長手方向の後端部72bを除いて、裏面シート3から剥離可能となっている。
保形シート7における長手方向の後端部72bは、裏面シート3の後端部と、非水溶性の接着剤により接着されていて、特に、保形シート7の長手方向の後端縁は、裏面シート3の長手方向の後端縁と揃えて接合されている。
保形シート7の後端部72bを、本物品1の長手方向に沿って測った距離は5〜15mmであり、本物品1の幅方向に沿って測った距離は10〜50mmである(何れも最縁部間で計測)ことが、保形シート7をその長手方向の後端まで剥離でき後述する固定部に接合し易くなる上で好ましい。
本実施形態の吸収性物品1において、固定手段は、図9に示すように、裏面シート3に設けられた面ファスナのオス材8であり、不織布からなる保形シート3に脱着自在に接合可能になされている。オス材8は、横長の湾曲した形状であって、その平面形状は、本物品1の前方に向けて凸である。オス材8は、裏面シート3の前端部のやや内側に接合されている。
本物品1の湿潤状態において、保形シート7は、その長手方向の両端部72a、72bのうち前端部72aの幅方向両側部が、裏面シート3と剥離可能に接合されている。前述したように、保形シート7における前端部72aの幅方向中央部は、裏面シート3と接合されていない、以下、特に記載のない限り同様である。
本実施形態の前記固定手段について説明すると、保形シート7の前端部72aを裏面シート3から剥離し、本物品1を表面シート2の肌当接面側に2つ折りに折曲し、該肌当接面側が対向するように折り曲げた状態の本物品1の長手方向における両端部間に架け渡すように、前端部72aを剥離した状態の保形シート7を、裏面シート3における面ファスナのオス材8に接合するものである。
また、本実施形態の吸収性物品1において、保形シート7と裏面シート3とは、物理的接合手段のエンボス部6で接合されている部分において、更に非水溶性の接着剤により部分的に接合されている。具体的には、図9に示すように、保形シート7における長手方向の前端部72aには、該保形シート7と裏面シート3との間に、非水溶性の接着剤が塗布されている。
保形シート7の周囲(長手方向前端部72aの幅方向中央部を除く)が接合される裏面シート3の非肌当接面側に非水溶性の接着剤が塗布され、保形シート7が載置接着された後に、ヒートシールによるエンボス部6が形成されるので、非水溶性の接着剤は、熱と圧力を受けるエンボス部6において保形シート7の非肌当接面側に浸み出して、保形シート7の長手方向の前端部72aにおける幅方向両側部の非肌当接面側には、補助粘着部73a、73bが形成されている。
前述したような構成を有する本実施形態の吸収性物品1は、その使用後に、摘み部12を摘んで身体から取り外される。身体から取り外された本物品1は、通常、湿潤状態にあり、保形シート7における長手方向の前端部72aは、図10(a)に示すように、裏面シート3と剥離可能に接合されている。
次に、保形シート7を、その長手方向の前端部72aを摘んで、本物品1の非肌当接面側に向けて引っ張り、図10(b)に示すように、保形シート7を、その長手方向における前端部72aから後端部72bの手前までに亘って、裏面シート3の非肌当接面側の面から剥離する。
次に、本物品1を、その横中心線C´に沿って、表面シート2の肌当接面側が谷となり且つ裏面シート3の非肌当接面側が山となるように、図10(c)に示すように、2つ折りに折曲し、表面シート2の肌当接面側の長手方向の両端部を対向させる。吸収体4及び表面シート2の長手方向中央部には、線状のエンボス13が形成されており、本物品1はその肌当接面側に2つ折りし易くなされている。
このように表面シート2の肌当接面側が対向するように折り曲げた状態の本物品1の長手方向における両端部間に架け渡すように、前端部72aを剥離した状態の保形シート7を、裏面シート3における面ファスナのオス材8に接合する。また、保形シート7の前端部72aにおける補助粘着部73a、73bにおいても、裏面シート3と接着する。
こうして2つ折りにし、保形シート7により固定された本物品1は、図11に示すように、その非肌当接面側が外部に露出した状態となっている。この状態で、本物品1は汚物入れ等に廃棄される。
前述した本実施形態の吸収性物品1によれば、前述した第1実施形態の吸収性物品と同様の効果が得られる。
本発明の好ましい第3実施形態の吸収性物品1において、保形シート7は、吸収性物品1の長手方向に亘って切断可能になされており、保形シート7を切断した状態において、吸収性物品1を、表面シート2の肌当接面側が対向するように折り曲げ可能であり、該折り曲げ状態を維持する固定手段を有している。
詳述すると、保形シート7は、図12に示すように、その幅方向の中央部に長手方向に亘って切断用のミシン目74が形成されている。ミシン目74を形成している各切れ目の長さは0.5〜2mmであり、各該切れ目の間隔は1〜5mmであることが、保形シート7がミシン目74で切断され易く且つ本物品1の湿潤時においても、保形シート7の剛性が確保される上で好ましい。
本物品1における保形シート7の幅方向の両端部71a、71bそれぞれは、裏面シート3と非水溶性の接着剤により接着されている。
また、本実施形態の固定手段は、図12に示すように、第1実施形態と同様に裏面シート3に設けられた面ファスナのオス材8であり、不織布からなる保形シート3に脱着自在に接合可能になされている。
尚、本実施形態において、補助粘着部は設けられていない。
前述したような構成を有する本実施形態の吸収性物品1は、その使用後に、摘み部12を摘んで身体から取り外される。身体から取り外された本物品1は、通常、湿潤状態にあり、保形シート7における幅方向の両端部71a、72bは、図13(a)に示すように、裏面シート3に接合されている。
次に、保形シート7を、そのミシン目74の両側それぞれを摘み、幅方向外側に向けて引っ張り、図13(b)に示すように、保形シート7を、そのミシン目74に沿って切断し、一方の側75aと他方の側75bとに分離する。該一方の側75aは、その幅方向の端部が、面ファスナのオス材8の近傍に接合されている。
次に、本物品1を、その縦中心線Cに沿って、表面シート2の肌当接面側が谷となり且つ裏面シート3の非肌当接面側が山となるように、図13(c)に示すように、2つ折りに折曲し、表面シート2の肌当接面側の幅方向の両端部同士を対向させる。
このように折曲した状態で、保形シート7の一方の側75aを、図13(c)に示すように、丸める。
次に、このように表面シート2の肌当接面側が対向するように折り曲げた状態の本物品1の幅方向における両端部間に架け渡すように、且つ丸められた保形シート7の一方の側75aを覆うように、保形シート7における他方の側75bを、裏面シート3における面ファスナのオス材8に接合する。
こうして2つ折りにし、保形シート7により固定された本物品1は、図13(c)に示すように、その非肌当接面側が外部に露出した状態となっている。この状態で、本物品1は汚物入れ等に廃棄される。
前述した本実施形態の吸収性物品1によれば、前述した第1実施形態の吸収性物品と同様の効果が得られる。
本発明の好ましい第4実施形態の吸収性物品1において、固定手段は、図14(a)に示すように、保形シート7における端部71aの肌当接面側の面に長手方向に塗布して形成された粘着部9であり、不織布からなる保形シート3に脱着自在に接合可能になされている。
本物品1において、保形シート7は、その幅方向の一方の端部71aが、裏面シート3の非肌当接面側の面と粘着部9により脱着自在に接着されている。
粘着部9は、保形シート7と裏面シート3とが脱着自在に接着され且つ本物品1の湿潤時にもその接着力を低下しない観点から、アクリル系やシリコン系、及びその混合等の接着剤を塗布して形成されることが好ましい。
尚、本実施形態において、物理的接合手段及び補助粘着部は設けられていない。
前述したような構成の本実施形態の吸収性物品1は、その使用後に、摘み部12を摘んで身体から取り外された後、固定手段が前述したように異なる他は、図14(a)〜(c)に示すように、第1実施形態と同様に廃棄される。
本実施形態において、粘着部9は、保形シート7の端部71aに形成されているが、粘着部9は、裏面シート3に形成されていても良い。また、本実施形態において、粘着部9は、保形シート7を裏面シート3から剥離した後に、保形シート7側に残っているが、裏面シート3側に残っていても良い。
前述した本実施形態の吸収性物品1によれば、前述した第1実施形態の吸収性物品と同様の効果が得られる。
本発明の好ましい第5実施形態の吸収性物品1において、固定手段は、裏面シート3に設けられた面ファスナのオス材8であり、不織布からなる保形シート3及び補助シート76に脱着自在に接合可能になされている。
本物品1について詳述すると、保形シート7は、その幅方向の一方の端部71aが、図15(a)に示すように、裏面シート3に接合部された面ファスナのオス材8に脱着自在に接合されている。保形シート7の幅方向の他方の端部71bは、非水溶性の接着剤により裏面シート3と接着されている。
本実施形態の面ファスナのオス材8は、図15(a)に示すように、その幅が第1実施形態よりも広くなっていて、その側縁が裏面シート3の側縁と揃って接合されている。
尚、本実施形態において、保形シート7は、前記物理的接合手段によって裏面シート3と接合されてはなく、また、補助粘着部は設けられていない
また、本実施形態の吸収性物品1は、保形シート7の非肌当接面側に、補助シート76を有している。補助シート76は、保形シート7と同形の縦長矩形形状であり、その長手方向は本物品1の長手方向と一致している。補助シート76の幅方向の両端部77a、77bそれぞれは、裏面シート3の長手方向中央部の側部における非肌当接面側の面と接合されている。
詳述すると、補助シート76は、保形シート7と同様の不織布から形成されていて、その幅方向の一方の端部77aは、保形シート7の端部71aの幅方向外側の位置で、面ファスナのオス材8に脱着自在に接合されている。補助シート76の幅方向の他方の端部77bは、保形シート7の端部71bの幅方向外側の位置で、非水溶性の接着剤により裏面シート3に接着されている。
前述したような構成を有する本実施形態の吸収性物品1は、その使用後に、摘み部12を摘んで身体から取り外される。身体から取り外された本物品1は、通常、湿潤状態にあり、保形シート7及び補助シート76それぞれにおける幅方向の一方の端部71a、77aは、図15(a)に示すように、裏面シート3と剥離可能に接合されている。
次に、保形シート7及び補助シート76を、それぞれ長手方向の両端部の何れか一方を一緒に摘んで、本物品1の非肌当接面側に向けて引っ張り、例えば、図15(b)に示すように、保形シート7及び補助シート76それぞれにおける幅方向の一方の端部71a、77aを裏面シート3の非肌当接面側の面から剥離する。
次に、本物品1を、その縦中心線Cに沿って、表面シート2の肌当接面側が谷となり且つ裏面シート3の非肌当接面側が山となるように、図15(c)に示すように、2つ折りに折曲し、表面シート2の肌当接面側の幅方向の両端部同士を対向させる。
このように表面シート2の肌当接面側が対向するように折り曲げた状態の本物品1の幅方向における両端部間に架け渡すように、端部77aを剥離した状態の補助シート76を、裏面シート3における面ファスナのオス材8に接合する。
保形シート7は、その幅方向の他方の端部71bが、2つ折りにされた本物品1の非肌当接面側の片側に接合されぶら下がった状態にある。
こうして2つ折りにし、補助シート76により固定された本物品1は、図15(c)に示すように、その非肌当接面側が外部に露出した状態となっている。この状態で、本物品1は汚物入れ等に廃棄される。
前述した本実施形態の吸収性物品1によれば、前述した第1実施形態の吸収性物品と同様の効果が得られる。
また、補助シート76を有しているため、本物品1の扇型に開いた2つ折りの形態の保形性が高められている。
本発明の吸収性物品は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、本発明の吸収性物品の各実施形態において、保形シートは、伸縮性を有していても良い。また、保形シートは、折り畳まれていて、剥離した端部を引っ張ると、長さが延びるようになされていても良い。
また、第1実施形態において、前記固定手段は、裏面シートに設けられた面ファスナのオス材であり、保形シートに脱着自在に接合可能になされているが、前記固定手段は、保形シートに設けられた面ファスナのオス材であり、裏面シートに脱着自在に接合可能になされていても良い。
また、第1実施形態において、物理的接合手段であるエンボス部は、線状であるが、ドット状であっても良い。この場合、エンボス部の形状は、直径1〜4mmの円形、又は正方形であることが好ましい。
また、第1実施形態における吸収体は、吸収性物品の縦中心線に沿って線状のエンボスを有しているが、図16に示すように、縦中心線に沿って、吸収体が2つに分割されていても良い。
また、第2実施形態における吸収体は、本物品の横中心線に沿って線状のエンボスを有しているが、図17に示すように、横中心線に沿って、吸収体が2つに分割されていても良い。
本発明の吸収性物品は、経血の吸収パッドであっても良いが、失禁パッド等であっても良い。
また、本発明の吸収性物品は、下着の内側に装着固定された生理用ナプキンと併用しても良い。
前述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する部分は、すべて適宜相互に利用できる。
図1は、本発明の吸収性物品の第1実施形態を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態の吸収性物品を表側からみた平面図である。 図3は、図2のX−X線断面図である。 図4は、第1実施形態の吸収性物品を2つ折りにして保形シートで固定した状態の斜視図である。 図5は、第1実施形態の吸収性物品を裏側からみた平面図である。 図6(a)〜(c)は、第1実施形態の吸収性物品を肌当接面側に2つ折りに折曲し、このように折曲した状態を固定する様子を示す図2のX―X線に沿った断面図であり、(a)は保形シートを剥離する前であり、(b)は保形シートを剥離した状態であり、(c)は折曲し固定した状態である。 図7は、本発明の吸収性物品の第2実施形態を示す斜視図である。 図8は、第2実施形態の吸収性物品を表側からみた平面図である。 図9は、第2実施形態の吸収性物品を裏側からみた平面図である。 図10(a)〜(c)は、第2実施形態の吸収性物品を肌当接面側に2つ折りに折曲し、このように折曲した状態を固定する様子を示す図8のY―Y線に沿った断面図であり、(a)は保形シートを剥離する前であり、(b)は保形シートを剥離した状態であり、(c)は折曲し固定した状態である。 図11は、図10(c)の斜視図である。 図12は、本発明の吸収性物品の第3実施形態を示す裏側からみた平面図である。 図13(a)〜(c)は、第3実施形態の吸収性物品を肌当接面側に2つ折りに折曲し、このように折曲した状態を固定する様子を示す図12のZ―Z線に沿った断面図であり、(a)は保形シートを剥離する前であり、(b)は保形シートを剥離した状態であり、(c)は折曲し固定した状態である。 図14(a)〜(c)は、本発明の第4実施形態の吸収性物品を肌当接面側に2つ折りに折曲し、このように折曲した状態を固定する様子を示す図6に相当する断面図であり、(a)は保形シートを剥離する前であり、(b)は保形シートを剥離した状態であり、(c)は折曲し固定した状態である。 図15は、本発明の吸収性物品の第5実施形態を肌当接面側に2つ折りに折曲し、このように折曲した状態を固定する様子を示す図6に相当する断面図であり、(a)は保形シートを剥離する前であり、(b)は保形シートを剥離した状態であり、(c)は折曲し固定した状態である。 図16は、本発明の吸収性物品の他の実施形態を示す表側からみた平面図である。 図17は、本発明の吸収性物品の更に他の実施形態を示す表側からみた平面図である。
符号の説明
1 吸収性物品
12 摘み部
13 線状のエンボス
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
6 エンボス部
7 保形シート
71a、71b 保形シートの幅方向の端部
72a、72b 保形シートの長手方向の端部
73a、73b 補助粘着部
74 ミシン目
75a、75b 切断された保形シートの一方の側
76 補助シート
8 面ファスナのオス材
9 粘着部

Claims (8)

  1. 表面シート、裏面シート及び両シート間に介在された吸収体を備え、縦中心線に沿って、前記表面シートの肌当接面側が山となり且つ前記裏面シートの非肌当接面側が谷となるように、2つ折りされており、保形シートが長手方向の両側部に、該両側部間に架け渡されて、接合されており、陰唇間に挟んで使用される吸収性物品であって、
    前記保形シートは、その一部が前記長手方向の両側部に剥離可能に接合されているか又は前記長手方向に亘って切断可能になされており、
    前記保形シートの一部を剥離又は該保形シートを切断した状態において、前記吸収性物品を、前記肌当接面側が対向するように折り曲げ可能であり、
    該折り曲げ状態を維持する固定手段を有している吸収性物品。
  2. 前記固定手段は、前記肌当接面側が対向するように折り曲げた状態の前記吸収性物品の幅方向又は長手方向における両端部間に架け渡すように、前記保形シートを前記裏面シートに接合する接合手段である請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記保形シートの幅方向の中央部に長手方向に亘って切断用のミシン目が形成されている請求項1又は2記載の吸収性物品。
  4. 前記保形シートと前記長手方向の両側部とは、水溶性の接着剤及び物理的接合手段を併用して部分的に接合されている請求項1〜の何れかに記載の吸収性物品。
  5. 前記保形シートと前記長手方向の両側部とは、前記物理的接合手段で接合されている部分において、更に非水溶性の接着剤により部分的に接合されている請求項記載の吸収性物品。
  6. 前記固定手段は、前記保形シート又は前記裏面シートに設けられた面ファスナのオス材であり、該裏面シート又は該保形シートに脱着自在に接合可能になされている請求項1〜の何れかに記載の吸収性物品。
  7. 前記縦中心線又は横中心線に沿って、前記表面シート及び前記吸収体には線状のエンボスが形成されている請求項1〜の何れかに記載の吸収性物品。
  8. 前記縦中心線又は前記横中心線に沿って、前記吸収体が2つに分割されている請求項1〜の何れかに記載の吸収性物品。
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