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JP4600372B2 - 一括加熱用サーマルヘッド、印画装置、及び一括加熱用サーマルヘッドへの電力供給方法 - Google Patents
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JP4600372B2 - 一括加熱用サーマルヘッド、印画装置、及び一括加熱用サーマルヘッドへの電力供給方法 - Google Patents

一括加熱用サーマルヘッド、印画装置、及び一括加熱用サーマルヘッドへの電力供給方法 Download PDF

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本発明は、サーマルヘッドに係り、特に業務用や民生用の各種プリンタ機器に搭載される一括加熱用サーマルヘッド、その一括加熱用サーマルヘッドを搭載した印画装置、及び一括加熱用サーマルヘッドへの電力供給方法に関する。
書換え可能な記録メディア(「リライトメディア」ともいう)におけるデータの一括消去や、メディアへの転写用オーバーコーティングなどにおいて、一括加熱用サーマルヘッドが用いられる。この一括加熱用サーマルヘッドは、印字を目的としたものではなく、ある温度まで加熱することで、メディアに印字された情報を消去したり、転写用のオーバーコーティングしたりする。
一般に、一括加熱用サーマルヘッドに要求される特性の一つとして、温度分布が極力少ないことがあげられる。
上記の特性を実現するために様々な技術が提案されているが、そのような技術の一つとして、発熱体に電力を供給する電極を、発熱体の長手方向に亘って設け、温度分布のばらつきを抑えている技術が開示されている(特許文献1参照)。なお、この長手方向は、印字用のサーマルヘッドの場合は、一般には主走査方向と呼ばれる。
特許文献1に開示の技術では、特に、メディアの走行方向である発熱体の長辺側に電極を対向配置して、温度分布の均一化を図っている。これにより、一括加熱用サーマルヘッド全体に、すぐれた温度分布を示し、データを良好に消去できる。
特開2005−288918号公報
近年、環境問題への配慮からのペーパレス化や低コスト化に対応する目的で、A4サイズ程度の大型リライトメディアを使用した現品票等の商品管理システムが注目されつつある。このため、大型のリライトメディアに対応した一括加熱用サーマルヘッドへの要求の一つとして、メディアと摺動する全面の温度分布ができるだけ均一であることが一層重要になっている。
上述のような技術を用いることで温度分布のばらつきの低減が実現されるようになった。しかし、上述のように利用されるメディアが大型化するにともない、温度分布のばらつきを一層低減する技術が求められようになっている。
ところで、一般に、サーマルヘッドでは、厚膜や薄膜構造の発熱体を設けて、この発熱体に電力を供給するための接続端子を発熱体の両端に配置する構造となって、この接続端子部分は、金属パターンと接合されているため、放熱効果が高く、接続端子以外の部位と比較して冷却されることになる。
このような状況において、次の様な課題が顕在化している。つまり、サーマルヘッドを大型化する為には発熱体の面積を増加させ、投入電力を増加させることになる。小型のサーマルヘッドと比較して、多く発生する熱量は、発熱体に取り付けた接続端子の引き出し部分に集中する。
その結果、この電極付近の発熱体の表面温度と、それ以外の発熱体の表面温度との差が大きくなる傾向があり、発熱体全体の均一な温度分布を得ることが難しくなっている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、その目的は、サーマルヘッドの温度分布のばらつきを抑制する技術を提供することにある。
本発明のある態様は、一括加熱用サーマルヘッドに関する。この一括加熱用サーマルヘッドは、加熱対象のメディアの所定方向を一括して加熱可能に形成された単ドットの帯状の発熱体と、前記発熱体の長手方向において略全域に亘り接続して設けられた一対の電極と、を備え、略均一温度の加熱を行なうことを目的とした一括加熱用サーマルヘッドであって、前記電極それぞれにおいて、外部の電力源に接続されるために設けられた2つの接続端子を備え、前記接続端子は、前記発熱体の長手方向の左右からそれぞれ1/4の位置に配置されており、前記接続端子に起因する前記発熱体からの放熱による前記発熱体の温度分布のばらつきを低減させる。
本発明の別の態様は、印画装置に関し、この印画装置は、上記の一括加熱用サーマルヘッドを備える。
本発明の更に別の態様は、一括加熱用サーマルヘッドへの電力供給方法に関する。この方法は、加熱対象のメディアの所定方向を一括して加熱可能に形成された単ドットの帯状の発熱体と、前記発熱体の長手方向の両端において略全域に亘り接続して設けられた一対の電極とを含んでなり、略均一温度の加熱を行なうことを目的とした一括加熱用サーマルヘッドに対して、前記発熱体を発熱させるための電力を2つの経路より供給するとともに、前記電力の供給の経路の位置を前記発熱体の長手方向の左右からそれぞれ1/4の位置とすることにより、前記電力供給の経路に起因する前記発熱体からの放熱による前記発熱体の温度分布のばらつきを低減させる。
本発明によれば、一括加熱用サーマルヘッドの温度分布のばらつきを低減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下、本実施の形態において説明する一括加熱用サーマルヘッドは、特に断りがない限り一括消去用サーマルヘッドに関する。本実施の形態では、電力を供給する接続端子を複数、具体的には、二つ設け、接続端子からの放熱を一か所ではなく二カ所から分散させる。これにより、サーマルヘッドの温度分布のばらつきを低減させる。
図1は、本実施の形態に係るリライトプリンター10の概略図である。図1(a)は、リライトプリンター10の上面図であり、図1(b)は、A−A断面を模式的に示した図である。また、図2は、リライトプリンター10の主要部分に関する機能ブロック図である。リライトプリンター10は、本図に示すように、六面体状のケーシング13を有しており、ケーシング13内には、リライトメディアMが正逆方向(図1右左方向)に搬送されるメディア搬送路12が水平に形成されている。
メディア搬送路12の一端(図1左端)は開口してメディア挿入口11となっている。また、メディア搬送路12の他端(図1右端)は閉じられて最深部12aとなっている。さらに、ケーシング13内には、印字用サーマルヘッド15がその発熱体16をメディア搬送路12に臨ませて下向きに取り付けられているとともに、印字用サーマルヘッド15の後方(図1右側)に消去用のサーマルヘッド30(以下、「消去ヘッド30」という)が、その発熱体40をメディア搬送路12に臨ませて下向きに取り付けられている。
さらに、これらの印字用サーマルヘッド15の前方(図1左側)には、一対のプラテンローラ17、17が、互いに所定の間隔を置いて上下2段で水平に配設されており、各プラテンローラ17はメディア搬送路12に臨む形で回動自在に支持されている。
また、消去ヘッド30の後方(図1右側)には、一対のプラテンローラ18、18が、互いに所定の間隔を置いて上下2段で水平に配設されており、各プラテンローラ18はメディア搬送路12に臨む形で回動自在に支持されている。
リライトプリンター10を用いてリライトメディアMのデータの書換え(リライト)を行う際には、一旦、リライトメディアMのデータが全面消去され、つづいて新たなデータが書き込まれる。この処理について簡単に説明する。
まず、リライトメディアMがメディア挿入口11に挿入されると、主制御部20はリライトメディアMのデータの書換えを指令する。
すると、第1センサ21は、リライトメディアMがメディア挿入口11に挿入されたことを検知し、その旨の検知信号を主制御部20に出力する。これを受けて主制御部20は、ローラ駆動部23に対して、プラテンローラ17の正回転を指令する。すると、ローラ駆動部23は、プラテンローラ17を駆動して正方向に回転させる。
その結果、リライトメディアMは、メディア搬送路12を正方向(図1右向き)に搬送され、印字用サーマルヘッド15および消去ヘッド30の下側を順に通過する。そして、リライトメディアMは、消去ヘッド30の下側を通過するときに保護膜46に対して正方向に摺動することになる。その後、リライトメディアMは、プラテンローラ18に案内されてメディア搬送路12の最深部12aに達する。
すると、第2センサ22は、リライトメディアMがメディア搬送路12の最深部12aに達したことを検知し、その旨の検知信号を主制御部20に出力する。これを受けて主制御部20は、ローラ駆動部23に対して、プラテンローラ17の逆回転を指令する。すると、ローラ駆動部23は、プラテンローラ17を駆動して逆方向に回転させる。その結果、リライトメディアMは、メディア搬送路12を逆方向(図1左向き)に搬送され、消去ヘッド30および印字用サーマルヘッド15の下側を順に通過する。そして、リライトメディアMは、消去ヘッド30の下側を通過するときに保護膜46に対して逆方向に摺動することになる。
ここで、主制御部20は、ヘッド制御部25に対して、リライトメディアMのデータの消去動作を指令する。すると、ヘッド制御部25は、消去ヘッド30を駆動してリライトメディアMのデータを全面消去する。このとき、リライトメディアMは両端が二組のプラテンローラ17、18で把持されて緊張しているため、リライトメディアMのデータの消去動作は、消去ヘッド30の発熱体40がリライトメディアMの近傍で発熱する形で適正になされる。
次いで、ヘッド制御部25は、印字用サーマルヘッド15を駆動してリライトメディアMのデータを新たに書き込む。このとき、リライトメディアMは両端がプラテンローラ17、18で把持されて緊張しているため、リライトメディアMの書き込み動作は、印字用サーマルヘッド15の発熱体16がリライトメディアMの近傍で発熱する形で確実に行われる。その後、リライトメディアMは、引き続きメディア搬送路12を逆方向に搬送され、メディア挿入口11から排出される。
これにより、リライトプリンター10によるリライトメディアMの書換えが終了する。なお、リライトメディアMのデータの消去のみが指示された場合、印字用サーマルヘッド15は駆動されず、データが消去されたデータリライトメディアMは、メディア搬送路12を逆方向に搬送され、メディア挿入口11から排出される。
図3は、本実施の形態に係る消去ヘッド30の外観図である。図3(a)は、上面図を、図3(b)は、側面図を、図3(c)は底面図を、図3(d)はB−B断面図を示す。図4は、消去ヘッド30の左位置PA1における断面構造を模式的に示した図である。
消去ヘッド30は、筐体48と、基板44と、グレーズ層42と、発熱体40と、第1及び第2の電極52,62を備える。第1及び第2の電極52,62は、対向するように設けられた一対で構成されている。さらに、消去ヘッド30は、第1及び第2の接続端子32,36を筐体48の下側に備えている。消去ヘッド30の底面、つまり筐体48の底面には、複数個(本図では6個)の取付用ネジ穴2aが一列に並んで穿設されている。
また、基板44は、アルミナなどのセラミックで構成され、絶縁性を有する。この基板44上には、グレーズ層42が生成され、さらにその上に、発熱体40が薄膜生成され、積層構造が形成されている。この積層構造が形成されるとき、本図に示すように、上面が狭く底面が狭い凸状の断面構造となる。
さらに、発熱体40は、例えば、ホウ素(B)がドーピングされた所望の厚さのポリシリコン(Poly-Si)薄膜からなり、消去ヘッド30の長手方向に亘り単ドットの略直方体の帯状となっている。
さらにまた、グレーズ層42は、蓄熱層とも呼ばれ、ガラスを軟化及び焼成させ所望の厚さにて形成されている。そして、基板44の本図下側、つまり、グレーズ層42及び発熱体40が積層された面と反対側の面には、筐体48が取り付けられている。この筐体48は、放熱機能を有しており、例えば、アルミニウムで形成されている。
ここで、第1の接続端子32は、消去ヘッド30の長手方向に対して本図左から1/4の位置に設けられている。また、第2の接続端子36は、消去ヘッド30の長手方向に対して本図右から1/4(左から3/4)の位置に設けられている。
第1及び第2の接続端子32,36には、それぞれ外部から電力を供給するための第1及び第2の電力供給ケーブル34,38が取り付けられている。以下、本図において、消去ヘッド30の左から1/4の位置を「左位置PA1」、1/2の位置を「中心位置PA2」、3/4の位置(右から1/4の位置)を「右位置PA3」と、便宜的に呼ぶ。なお、右位置PA3における断面構造は、図4で示した断面構造と略同一であり、異なる箇所は、第1の接続端子32が第2の接続端子36となる構成および第1の電力供給ケーブル34が第2の電力供給ケーブル38となる構成である。
図4に示すように、第1の電極52は、消去ヘッド30の左側側面に発熱体40から筐体48の底面に亘って密着して設けられている。ここで、第1の電極52は、上側部分の上部電極層54と下側部分の下部電極部56とから構成されている。上部電極層54は、その上端部が、発熱体40の長手方向に亘る端部に、略全域に電気的に接続されるように薄膜形成されている。一方、下部電極部56の下側端部は、筐体48の底面にて、第1及び第2の接続端子32,36に接続されている。
また、第2の電極62も第1の電極52と同様の構造となっており、本図において消去ヘッド30の右側側面に発熱体40から筐体48の底面に亘って密着して設けられている。第2の電極62は、上側部分の上部電極層64と下側部分の下部電極部66とから構成されている。上部電極層64は、その上端部が、発熱体40の長手方向に亘る端部に、略全域に電気的に接続されように、例えばアルミニウムで形成されている。一方、下部電極部66の下側端部は、筐体48の底面にて、第1及び第2の接続端子32,36に接続されている。
さらにまた、保護層46が、発熱体40と、上部電極層54及び上部電極層64とを被うように、例えばSiOで薄膜形成されている。
以上の構成による、消去ヘッド30における温度分布のばらつきを計測した際の結果について説明する。図3に示した消去ヘッド30(以下、「本発明の消去ヘッド30」ともいう)の構成との比較する為に、従来より用いられている、接続端子72及び電力供給ケーブル74がそれぞれ一つである消去ヘッド70についても実験を行った。図5は、その比較実験に用いた従来型の消去ヘッド70の概略外観図であり、図5(a)は、上面図を、図5(b)は、側面図を、図5(c)は底面図を、図5(d)はB−B断面図を示す。なお、従来型の消去ヘッド70の断面構造は、本発明の消去ヘッド30の断面構造と同一であるので、説明は省略する。
また、図3と同様に、本図において、従来型の消去ヘッド70の左から1/4の位置を「左位置PB1」、1/2の位置を「中心位置PB2」、3/4の位置(右から1/4の位置)を「右位置PB3」と、便宜的に呼ぶ。
図6は、本発明の消去ヘッド30を用いて温度分布を計測した際の実験結果を表したグラフである。図7は、従来型の消去ヘッド70を用いて温度分布を計測した際の実験結果を表したグラフである。以下、便宜的に、本発明の消去ヘッド30を用いた実験を「実験1」、従来型の消去ヘッド70を用いた実験を「実験2」と呼ぶ。
なお、主な計測条件は、両実験とも以下の通りである。
発熱体幅(長手方向の長さ): 216mm
発熱体長(短手方向の長さ): 2.3mm
印加電圧: 24.0V
印加電流: 7.8A。
実験1においては、図3に示した3か所の位置、つまり、左位置PA1、中心位置PA2、右位置PA3における発熱体40の表面温度を計測した。同様に、実験2においても、左位置PB1、中心位置PB2、右位置PB3の3か所の位置における発熱体40の表面温度を計測した。
なお、一般的にメディアのデータ消去の温度として、150℃が実用温度とされる。そこで、これらの実験では、接続端子が設けられていない位置に対応する発熱体40の位置(PA2,PB1,PB3)の温度が150℃に到達した際に、接続端子が設けられている位置に対応する発熱体40の位置(PA1,PA3,PB2)の温度がどのようになっているかを計測している。
図6は、実験1の結果を示す。なお、右位置PA3の温度は左位置PA1の温度と同様の結果を示したので、ここでは省略する。本図に示すように、本発明の消去ヘッド30において、中央位置PA2の発熱体40の表面温度が150℃に到達した際に、左位置PA1の発熱体40の表面温度は、144℃であった。つまり、温度差は6℃である。ここでは、中央位置PA2の発熱体40の表面温度が150℃に到達するまでに、8.0秒要した。
図7は、実験2の結果を示す。なお、右位置PB3の温度は左位置PB1の温度と同様の結果を示したので、図6同様に省略する。実験2では、本図に示すように、従来型の消去ヘッド70において、左位置PB1の発熱体40の表面温度が150℃に到達した際に、中央位置PB2の発熱体40の表面温度は138℃であった。つまり、温度差は12℃である。ここでは、中央位置PB2の発熱体40の表面温度が150℃に到達するまでに、7.4秒要した。
ところで、メディアによっては、消去温度と発色温度(書込温度)の差が20℃と狭い場合がある。温度分布に15℃以上のばらつきがあると、メディア全面のデータを一括して消去する場合に、十分な品質を得られない場合がある。また消去の処理速度を速める場合、温度分布のばらつきは一層抑える必要がある。実際には、温度分布のばらつきによって、その温度差が12℃生じると、データの消去に十分な品質を得られないことがある。
つまり、実験2に示したように、接続端子が一つの場合、温度分布に12℃の温度差が生じてしまい、これは好ましくない。一方、実験1に示したように、接続端子を二つにすることで、温度分布に生じる温度差を半分の6℃に抑えることができた。一般に、接続端子をn個もうけることで、温度分布に生じる温度差を1/nにすることができる。
図8は、消去ヘッド30,70の有効発熱幅と発熱体40の表面温度の差との関係を示したグラフである。ここで接続端子の幅は、18mmであり、実験1および実験2と同様の計測条件で実験した。
本図に示すように、発熱体40の有効幅が100mmの場合、温度差が6℃であり、有効幅が216mmの場合、温度差が12℃となっている。つまり、本実験においては、有効幅が216mmを超えるような場合、接続端子を複数にすることが望まれる。また、設けるべき接続端子の数は、二つに限る必要はなく、3個以上であってもよい。
以上、本実施の形態によると、発熱体40の長手方向に亘る一対の電極に対し、電力供給のためのケーブルを引き出す接続端子を複数箇所に設置することで、この接続端子部分における放熱を分散することができる。その結果、この部分における発熱体の温度低下を低減でき、発熱体全面での温度分布のばらつきを低減できる。また、電力供給のためのケーブルの太さを細くできるため、ケーブルの選択の自由度が増し、ケーブルの剛性の調整幅が広がる。
なお、本実施の形態では、一括加熱用ヘッドを消去ヘッドに適用したが、これに限らず、転写用のオーバーコーティングに用いるサーマルヘッドにも適用できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。しかし、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明は、業務用や民生用の各種プリンタ機器に搭載されるサーマルヘッド及び、そのサーマルヘッドを搭載した印画装置に広く利用できる。特に、データを一括して消去したり、また転写用のオーバーコーティングしたりする一括加熱用サーマルヘッドおよびそのサーマルヘッドを搭載した印画装置に広く利用できる。
本発明の実施の形態に係る印画装置の概略図である。 本発明の実施の形態に係るリライトプリンターの主要構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る消去ヘッドの概略外観図である。 本発明の実施の形態に係る消去ヘッドの断面構造を模式的に示した図である。 従来型の消去ヘッドの概略外観図であり、特に側面から見た図である。 新型の消去ヘッドを用いて温度分布を計測した際の実験結果を表したグラフである。 従来型の消去ヘッドを用いて温度分布を計測した際の実験結果を表したグラフである。 消去ヘッドの有効発熱幅と発熱体の表面の温度差との関係を示したグラフである。
符号の説明
30……消去ヘッド(一括加熱用サーマルヘッド)
32……第1の接続端子
36……第2の接続端子
40……発熱体
42……グレーズ層
44……基板
46……保護膜
48……筐体
52……第1の電極
54……上部電極層
56……下部電極部
62……第2の電極
64……上部電極層
66……下部電極部

Claims (3)

  1. 加熱対象のメディアの所定方向を一括して加熱可能に形成された単ドットの帯状の発熱体と、前記発熱体の長手方向において略全域に亘り接続して設けられた一対の電極とを備え、略均一温度の加熱を行なうことを目的とした一括加熱用サーマルヘッドであって、
    前記電極それぞれにおいて、外部の電力源に接続されるために設けられた2つの接続端子を備え、
    前記接続端子は、前記発熱体の長手方向の左右からそれぞれ1/4の位置に配置されており、
    前記接続端子に起因する前記発熱体からの放熱による前記発熱体の温度分布のばらつきを低減させたことを特徴とする一括加熱用サーマルヘッド。
  2. 請求項1に記載の一括加熱用サーマルヘッドを備えることを特徴とする印画装置。
  3. 加熱対象のメディアの所定方向を一括して加熱可能に形成された単ドットの帯状の発熱体と、前記発熱体の長手方向の両端において略全域に亘り接続して設けられた一対の電極とを含んでなり略均一温度の加熱を行なうことを目的とした一括加熱用サーマルヘッドに対して、前記発熱体を発熱させるための電力を2つの経路より供給するとともに、前記電力の供給の経路の位置を前記発熱体の長手方向の左右からそれぞれ1/4の位置とすることにより、前記電力供給の経路に起因する前記発熱体からの放熱による前記発熱体の温度分布のばらつきを低減させたことを特徴とする一括加熱用サーマルヘッドへの電力供給方法。
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