JP4600731B2 - 交流交流直接変換装置の制御装置 - Google Patents
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Description
図8において、交流交流直接変換装置としてのマトリクスコンバータ20は、単方向に電流を制御可能な半導体スイッチング素子を例えば逆並列に接続して双方向の電流を制御可能とした交流スイッチS1〜S9を、交流入力端子R,S,Tと交流出力端子U,V,Wとの間に接続して構成されている。なお、30は交流電動機等の負荷である。
マトリクスコンバータの入力電流及び出力電圧の制御方式としては、マトリクスコンバータ内に仮想のPWM整流器(以下、必要に応じて仮想整流器という)と仮想のPWMインバータ(同じく仮想インバータという)とを想定し、これらをPWM制御する仮想AC/DC/AC変換方式が知られている(後述する非特許文献1参照)。
すなわち、入力電流指令から台形波指令発生手段11により、一相だけをスイッチングする台形波の入力電流指令を生成する。そして、この入力電流指令とキャリア発生手段12からのキャリアとを比較手段13により比較し、仮想整流器側のPWMパルスパターンを得る。
この対称変形キャリアを比較手段15に入力して出力電圧指令と比較し、仮想インバータ側のPWMパルスパターンを得る。
この図9は、図8におけるR,S,T相の電圧の大きさに応じた最大電圧相、中間電圧相、最小電圧相(以下、単に最大相、中間相、最小相ともいう)と出力側のU相との間にそれぞれ接続される交流スイッチ21,22,23を表したものである。例えば、R相が最大相、S相が中間相、T相が最小相である場合、図9の交流スイッチ21,22,23は、図8における交流スイッチS1,S4,S7にそれぞれ相当する。
ここで、IGBTモードとは、コレクタ−エミッタ間に順電圧が印加されている(コレクタ電圧がエミッタ電圧より高い)状態の動作モードをいい、ゲートオンと同時に電流が流れる動作モードである。また、還流ダイオードモードとは、コレクタ−エミッタ間に逆電圧が印加されている(コレクタ電圧がエミッタ電圧より低い)状態の動作モードをいい、この場合には、順電圧が印加されてゲートオンしないと電流が流れず、インバータにおける還流ダイオードとほぼ同様の作用になることから還流ダイオードモードと称している。
例えば、図9における最大相及び中間相の間のスイッチ21,22でスイッチングする場合には、スイッチ22a/bがIGBTモード、22b/aが還流ダイオードモードとなり、中間相及び最小相の間のスイッチ22,23でスイッチングする場合には、スイッチ22a/bが還流ダイオードモード、22b/aがIGBTモードとなる。
「上アーム切替」とは、仮想インバータの上アームPWMパルスを最大相と中間相の交流スイッチのPWMパルスにより分配してスイッチングするモードであり、「下アーム切替」とは、仮想インバータの下アームPWMパルスを中間相と最小相の交流スイッチのPWMパルスにより分配してスイッチングするモードである。
ここで、「分配する」とは、例えば「上アーム切替」の時に、仮想インバータの上アームPWMパルスが、最大相と中間相の交流スイッチのPWMパルスの論理和になることを意味する。
例えば、中間電圧が正(上アーム切替)のときは、仮想インバータのU相上アームのPWMパルスを図9における交流スイッチ21,22(最大相及び中間相のスイッチ)のPWMパルスにより分配し、中間電圧が負(下アーム切替)のときは、仮想インバータのU相下アームのPWMパルスを図9における交流スイッチ22,23(中間相及び最小相のスイッチ)のPWMパルスにより分配する。
ここで、図10は、仮想インバータキャリアとして、中間電圧の極性を考慮することなく、仮想整流器キャリア(キャリア発生手段12の出力)のUp/Downに応じてUp/Downパターンを切り替えた対称変形三角波を用いた場合の、仮想整流器PWMパルス、仮想インバータの上アーム及び下アームのPWMパルス、マトリクスコンバータ20のPWMパルス等を示している。なお、仮想整流器キャリアの最大値、最小値(山、谷)の時点で仮想インバータキャリアのピーク値をセット(プリセット)している。
これに対し、下アーム切替では、仮想整流器のPWMパルス変化がマトリクスコンバータの最小相(仮想インバータの下アーム)に接続されている交流スイッチのPWMパルスがオフの時に現れており、仮想整流器のPWMパルス変化に伴うパルス変化はマトリクスコンバータのPWMパルスに現れず、スイッチング回数は4回である。
そこで、図11に示すように、例えば中間電圧が正である上アーム切替時には、仮想整流器キャリアの山、谷のタイミングで割り込み処理により仮想インバータキャリアの値として後述のUp/Downカウンタにゼロをセットすると共に、図10に対して仮想インバータキャリアのUp/Downのタイミングを反転させる(仮想インバータキャリアを180°反転させる)。なお、このUp/Downのタイミングの反転は、Up/DownカウンタのUpカウント、Downカウントの切り替えによって行う。
従って、上アーム切替時のマトリクスコンバータ20のスイッチング回数をスイッチング1周期当たり4回にすることができる。
また、図示されていないが、中間電圧が負である下アーム切替時には、仮想整流器キャリアの山、谷のタイミングの割り込み処理により、仮想インバータキャリアの値として、仮想整流器PWMパルスのパルス幅に応じたピーク値をUp/Downカウンタにセットすると共に、図11に対して仮想インバータキャリアを180°反転させることとする。
図12において、181は中間電圧が入力される中間電圧正負判別回路、182は仮想整流器キャリアのUp/Down信号と仮想整流器PWMパルスが入力されるXOR(排他的論理和)回路、183はXOR回路182の出力が加えられるNOT回路、184は中間電圧の極性に応じてXOR回路182の出力とNOT回路183の出力とを切り替え、これらの何れかを仮想インバータキャリアUp/Down信号として出力するセレクタ、185はセレクタ184からの仮想インバータキャリアUp/Down信号に応じてUp/Downカウントし、かつ、仮想整流器キャリアのピーク値とゼロとが入力されるUp/Downカウンタであり、このカウンタ185の出力が仮想インバータキャリアとして前記比較手段15に入力されている。
また、186,187は仮想インバータの出力電圧指令が保持されている電圧指令レジスタ、188は仮想整流器PWMパルスに応じてレジスタ186,187を選択し、所定の電圧指令を比較手段15に出力するセレクタである。
ただし、仮想インバータキャリアを反転するときにキャリアの跳躍が出ないように、キャリアのピーク時点でUp/Downを必ず切り替えることとする。
図示されていないが、図11の例では下アーム切替時にも1スイッチング周期中のスイッチング回数は4回となり、全ての運転周期にわたり、1スイッチング周期中のスイッチング回数を4回にすることができる。
しかしながら、この先願発明では任意の順序で交流スイッチに対する駆動パルス(PWMパルス)を出力できないため、スイッチングによって交流スイッチを介し負荷に供給される電圧が最小相の電圧から最大相の電圧(図11におけるスイッチング回数が第2回目のタイミング)、または、最大相の電圧から最小相の電圧(同じくスイッチング回数が第3回目のタイミング)に移行する状態が発生する。このように最大相、最小相の間でスイッチング状態が直接移行すると中間相を経由しないことになるため、交流スイッチに印加される電圧が急変してスイッチング損失の増加を招き、冷却用の放熱フィン等の容量、体積の増加を招く。
更に、転流時には、出力電圧に大きなサージ電圧が発生してスイッチングノイズが増加すると共に、電動機を制御する際にトルクリプルが増加する等の問題がある。
前記変換装置の入力電流指令及び出力電圧指令とキャリアとをそれぞれ比較して前記交流スイッチを構成する半導体スイッチング素子の駆動パルスを生成するパルス生成手段と、
各相電源電圧の大小関係に応じて前記駆動パルスの順序を制御し、負荷に供給される各相電源電圧の順序を変更する順序制御手段と、を備え、
前記交流交流直接変換装置を、仮想整流器と仮想インバータとの組み合わせにより想定すると共に、
前記パルス生成手段は、
前記仮想整流器の入力電流指令と第1のキャリアとを比較して前記仮想整流器のPWMパルスを生成する手段と、
前記仮想整流器のPWMパルスのオンオフ比に応じたUp期間、Down期間を有し、かつ、前記第1のキャリアの山、谷のピークを中心として対称な第2のキャリアと前記仮想インバータの出力電圧指令とを比較して前記仮想インバータのPWMパルスを生成する手段と、を備え、
前記順序制御手段は、
前記仮想整流器及び前記仮想インバータの各PWMパルス及び前記第1のキャリアを用いて、負荷に供給される各相電源電圧の順序を変更するように各相電源電圧の大小関係に応じて順序を制御したPWMパルスを生成し、出力するものである。
前記変換装置の入力電流指令及び出力電圧指令とキャリアとをそれぞれ比較して前記交流スイッチを構成する半導体スイッチング素子の駆動パルスを生成するパルス生成手段と、
各相電源電圧の大小関係に応じて前記駆動パルスの順序を制御し、負荷に供給される各相電源電圧の順序を変更する順序制御手段と、を備え、
前記交流交流直接変換装置を、仮想整流器と仮想インバータとの組み合わせにより想定すると共に、
前記パルス生成手段は、
三相の電源電圧のうちの中間電圧の極性に応じて前記仮想整流器の入力電流指令と前記仮想インバータの出力電圧指令とを合成して複数の合成指令値を生成する合成指令発生手段を備え、
前記順序制御手段は、
前記合成指令値とキャリアとを比較して得たパルスに基づき、負荷に供給される各相電源電圧の順序を変更するように各相電源電圧の大小関係に応じて順序を制御したPWMパルスを生成し、出力するものである。
前記順序制御手段は、前記合成指令発生手段から出力された二つの合成指令値に基づいて、負荷に供給される各相電源電圧の急変が生じないように順序を制御したPWMパルスを生成するものである。
また、請求項3〜5の発明によれば、サンプリング遅れなしに、最大電圧相、中間電圧相または最小電圧相の合成指令値のうち例えば二つの情報のみで、全運転領域に渡り負荷に供給される電源電圧相の順序を変えることができる。これにより、前記同様に最大電圧相と最小電圧相との間でのスイッチングを回避してスイッチング損失やノイズの発生を防止するものである。
まず、図1は請求項1,2,5に相当する本発明の第1実施形態を示すブロック図であり、図8と同一の構成要素には同一の符号を付してある。
この実施形態では、比較手段13,15とPWMパルス合成手段17との間に最大/中間/最小順序制御手段40が設けられており、この順序制御手段40は、1スイッチング周期遅れで、各相交流電源電圧を負荷に供給する交流スイッチの駆動パルス(PWMパルス)を並び替えて出力し、PWMパルス合成手段17では、これらのPWMパルスを交流スイッチS1〜S9の各半導体スイッチング素子に対する駆動パルスとしてデコードする。
なお、図1の構成において、台形波指令発生手段11、キャリア発生手段12、比較手段13,15、オンオフ比抽出手段16、スイッチング回数低減対称変形キャリア発生手段18は請求項におけるパルス生成手段を構成し、最大/中間/最小順序制御手段40は請求項における順序制御手段を構成している。
図2において、41は、図1の比較手段13から出力される仮想整流器PWMパルスと比較手段15から出力される仮想インバータPWMパルスとが入力される最大/中間/最小検出手段である。この検出手段41は、仮想インバータPWMパルス及び仮想整流器PWMパルスに基づいて、仮想インバータPWMパルスが最大相、中間相、最小相のどのPWMパルスを生じさせるかを検出する。
すなわち、図11から明らかなように、仮想整流器PWMパルス及び仮想インバータPWMパルスの状態により、例えば上アーム切替時には最大相及び中間相の交流スイッチによりPWMパルスを分配し、また、仮想整流器PWMパルスのオンオフ状態によって最大相または中間相のどちらが分配するのかを検出することができる。
よって、最大/中間/最小検出手段41では、仮想インバータPWMパルス及び仮想整流器PWMパルスに基づいて、仮想インバータPWMパルスが最大相、中間相、最小相のどのPWMパルスを生じさせるかを検出可能である。
カウンタ43の出力は最大/中間/最小パルス出力時間記憶手段44に加えられており、この記憶手段44では、カウンタ43の出力に基づき、仮想インバータPWMパルスから想定した最大相、中間相、最小相のPWMパルスの出力時間を記憶する。
そして、記憶手段44の出力は前記検出手段41の出力情報と共に最大/中間/最小パルス出力手段45に加えられ、検出手段41の出力情報によって決まる最大相、中間相、最小相のそれぞれについて、記憶手段44により記憶された出力時間を持つPWMパルスを並び替えて出力する。
最大/中間/最小パルス出力手段45では、最大/中間/最小検出手段41から出力される情報により、出力時間ΔT1(k)のパルスが最大相のパルスであり、出力時間ΔT2(k)のパルスが中間相のパルスであり、出力時間ΔT3(k)のパルスが最小相のパルスであることを認識することができ、1スイッチング周期遅らせた次のサンプリング時刻(k+1)で、最大相→中間相→最小相→最小相→中間相→最大相の順にPWMパルスを並び替えて出力する。
こうして並び替えた後のPWMパルスが図1のPWMパルス合成手段17に出力され、交流スイッチS1〜S9の各半導体スイッチング素子に対する駆動パルスとしてデコードされてマトリクスコンバータ20に与えられることになる。
従って、図11に示したように最小相から最大相または最大相から最小相に移行するスイッチング状態が発生することはなく、最大相と最小相との間では常に中間相を経由するので、交流スイッチに印加される電圧の変化分が小さくなり、スイッチング損失及びノイズを低減することができる。
図4において、51は台形波指令から仮想整流器の交流スイッチのオンオフ比を抽出するオンオフ比抽出手段、52は出力電圧指令から仮想インバータの交流スイッチのオンオフ比を抽出するオンオフ比抽出手段である。これらの抽出手段51,52により規格化された仮想整流器の入力電流指令及び仮想インバータの出力電圧指令は、整流器/インバータ合成指令発生手段53に入力されて合成されるようになっている。
なお、図4の構成において、台形波指令発生手段11、オンオフ比抽出手段51,52、キャリア発生手段54、整流器/インバータ合成指令発生手段53、比較手段55は、請求項におけるパルス生成手段を構成し、かつ、整流器/インバータ合成指令発生手段53は請求項における合成指令発生手段を構成すると共に、最大/中間/最小順序制御手段56は請求項における順序制御手段を構成している。
一方、仮想整流器側のオンオフ比抽出手段51では入力電流指令を0〜1.0に規格化すると共に、仮想インバータ側側のオンオフ比抽出手段52では出力電圧指令を0〜1.0に規格化し、これらの規格化した入力電流指令及び出力電圧指令を整流器/インバータ合成指令発生手段53に入力する。
前述したように、上下アームの切り替えは中間電圧の極性に依存し、中間電圧が正のときは「上アーム切替」、中間電圧が負のときは「下アーム切替」となる。
中間電圧正負判別手段531により、中間電圧の極性から上アーム切替または下アーム切替を選択する。上アーム切替が選択された場合、セレクタ532の動作により、仮想インバータの上アームのオンオフ比が最大相と中間相とに分配される。最大相と中間相のそれぞれのオンオフ比は、入力電流のアンバランスを避けるために、仮想インバータ側のゼロ電圧ベクトルを入力電流指令のオンオフ比に応じて分配する。
[数1]
最大相合成指令値 DUTYmax=DUTY Vinv *・DUTY Irec *
[数2]
中間相合成指令値 DUTYmid=DUTY Vinv *・(1−DUTY Irec *)
[数3]
最小相合成指令値 DUTYmin=1.0−(DUTYmax+DUTYmid)
また、キャリア発生手段54からのキャリアは極大値=1.0、極小値=0.0とする。
上記二つの合成指令値534a,534bは、比較手段55においてキャリア発生手段54からのキャリアと比較され、パルス化される。
この出力パルスは最大/中間/最小順序制御手段56に入力され、この順序制御手段56において、交流電源の各相(最大相、中間相及び最小相)電圧を負荷30に供給する順序を後述のように決定し、PWMパルスとして出力する。PWMパルス合成手段17では、最大/中間/最小順序制御手段56から得られたPWMパルスを交流スイッチの各半導体スイッチング素子に対する駆動パルスとしてデコードする。
[数4]
PWMパルス56a=PWMパルス551a
[数5]
PWMパルス56b=PWMパルス551aとPWMパルス552aとの排他的論理和
[数6]
PWMパルス56c=PWMパルス552aの否定論理
比較器551から出力されたPWMパルス551aは、最小電圧相パルスとしてそのままPWMパルス56aになる。また、PWMパルス56bは、前記PWMパルス551aと比較器552から出力されたPWMパルス552aとの排他的論理和となり、最小電圧相パルス(PWMパルス56a)を中心とする中間電圧相パルスとして均等に出力される。
更に、PWMパルス56cは、前記PWMパルス552aを反転したパルスとなり、最小電圧相パルス(PWMパルス56a)を中心として中間電圧相パルス(PWMパルス56b)の外側に位置する最大電圧相パルスとなる。
これにより、サンプリング遅れやスイッチング損失、ノイズを発生することなく、交流交流直接変換器を構成する仮想整流器及び仮想インバータの制御を実現することができる。
12:キャリア発生手段
13,15:比較手段
16:オンオフ比抽出手段
17:PWMパルス合成手段
18:スイッチング回数低減対称変形キャリア発生手段
20:マトリクスコンバータ
30:負荷
40:最大/中間/最小順序制御手段
41:最大/中間/最小検出手段
42:パルスエッジ検出手段
43:カウンタ
44:最大/中間/最小パルス出力時間記憶手段
45:最大/中間/最小パルス出力手段
51,52:オンオフ比抽出手段
53:整流器/インバータ合成指令発生手段
531:中間電圧正負判別手段
532:セレクタ
533:最大/中間/最小合成指令値発生手段
534:合成指令値選択手段
54:キャリア発生手段
55:比較手段
551,552:比較器
56:最大/中間/最小順序制御手段
561:XOR回路
562:NOT回路
181:中間電圧正負判別回路
182:XOR回路
183:NOT回路
184,188:セレクタ
185:Up/Downカウンタ
186,187:電圧指令レジスタ
S1〜S9:交流スイッチ
Claims (5)
- 双方向に電流を制御可能な複数の交流スイッチをオンオフさせることにより、多相の交流電源電圧を任意の大きさ及び周波数の交流電圧に直接変換して負荷に供給する交流交流直接変換装置において、
前記変換装置の入力電流指令及び出力電圧指令とキャリアとをそれぞれ比較して前記交流スイッチを構成する半導体スイッチング素子の駆動パルスを生成するパルス生成手段と、
各相電源電圧の大小関係に応じて前記駆動パルスの順序を制御し、負荷に供給される各相電源電圧の順序を変更する順序制御手段と、
を備え、
前記交流交流直接変換装置を、仮想整流器と仮想インバータとの組み合わせにより想定すると共に、
前記パルス生成手段は、
前記仮想整流器の入力電流指令と第1のキャリアとを比較して前記仮想整流器のPWMパルスを生成する手段と、
前記仮想整流器のPWMパルスのオンオフ比に応じたUp期間、Down期間を有し、かつ、前記第1のキャリアの山、谷のピークを中心として対称な第2のキャリアと前記仮想インバータの出力電圧指令とを比較して前記仮想インバータのPWMパルスを生成する手段と、を備え、
前記順序制御手段は、
前記仮想整流器及び前記仮想インバータの各PWMパルス及び前記第1のキャリアを用いて、負荷に供給される各相電源電圧の順序を変更するように各相電源電圧の大小関係に応じて順序を制御したPWMパルスを生成し、出力することを特徴とする交流交流直接変換装置の制御装置。 - 請求項1に記載した交流交流直接変換装置の制御装置において、
前記順序制御手段は、
あるサンプリング時刻において、前記仮想インバータのPWMパルスを各相電源電圧の大小関係に応じて分配した複数のPWMパルスの出力時間を計測し、次のサンプリング時刻において、前記出力時間を保有する複数のパルスの出力順序を、負荷に供給される各相電源電圧の急変が生じないように変更することを特徴とする交流交流直接変換装置の制御装置。 - 双方向に電流を制御可能な複数の交流スイッチをオンオフさせることにより、多相の交流電源電圧を任意の大きさ及び周波数の交流電圧に直接変換して負荷に供給する交流交流直接変換装置において、
前記変換装置の入力電流指令及び出力電圧指令とキャリアとをそれぞれ比較して前記交流スイッチを構成する半導体スイッチング素子の駆動パルスを生成するパルス生成手段と、
各相電源電圧の大小関係に応じて前記駆動パルスの順序を制御し、負荷に供給される各相電源電圧の順序を変更する順序制御手段と、
を備え、
前記交流交流直接変換装置を、仮想整流器と仮想インバータとの組み合わせにより想定すると共に、
前記パルス生成手段は、
三相の電源電圧のうちの中間電圧の極性に応じて前記仮想整流器の入力電流指令と前記仮想インバータの出力電圧指令とを合成して複数の合成指令値を生成する合成指令発生手段を備え、
前記順序制御手段は、
前記合成指令値とキャリアとを比較して得たパルスに基づき、負荷に供給される各相電源電圧の順序を変更するように各相電源電圧の大小関係に応じて順序を制御したPWMパルスを生成し、出力することを特徴とする交流交流直接変換装置の制御装置。 - 請求項3に記載した交流交流直接変換装置の制御装置において、
前記順序制御手段は、
前記合成指令発生手段から出力された二つの合成指令値に基づいて、負荷に供給される各相電源電圧の急変が生じないように順序を制御したPWMパルスを生成することを特徴とする交流交流直接変換装置の制御装置。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載した交流交流直接変換装置の制御装置において、
交流交流直接変換装置が三相−三相変換を行うマトリクスコンバータであり、かつ、
前記順序制御手段は、三相の電源電圧のうち最大相電圧、中間相電圧、最小相電圧の大小関係に応じてパルスの順序を制御することを特徴とする交流交流直接変換装置の制御装置。
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