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JP4627738B2 - 電子部品の実装装置及び実装方法 - Google Patents
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JP4627738B2 - 電子部品の実装装置及び実装方法 - Google Patents

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Description

この発明は基板の側辺に複数の電子部品を一列に接続するための電子部品の実装装置及び実装方法に関する。
たとえば、液晶表示装置の組立工程では、図7(a)に示すように基板としての液晶表示パネル100の一側部に電子部品としての複数の回路基板102を複数のタブ(TAB:Tape Automated Bonding)103を介して接続するということが行われる。
すなわち、図7(b)に示すように、上記液晶表示パネル100の一側部には複数のタブ103の一辺がテープ状の異方性導電部材104によって接続され、これらタブ103の他辺には、2つの上記回路基板102が同じくテープ状の異方性導電部材104によって接続される。
複数のタブ103は一辺が上記回路基板102に仮圧着されてから、一括して本圧着される。タブ103の他辺に2つの回路基板102を接続する場合、1つ目の回路基板102を本圧着してから、2つ目の回路基板102を本圧着するようにしている。
液晶表示パネル100に2つの回路基板102a,102bを本圧着する場合、まず、図8(a)に示すように1つ目の回路基板102aの一端部をバックアップツール111の上面に異方性導電部材104が設けられた面を上にして位置決め載置する。
ついで、液晶表示パネル100の一側部に設けられた複数のタブ103を上記回路基板102の上方に位置決めした後、上記バックアップツール111の上方に上下駆動可能に配置された加圧ツール112を下降させて上記タブ103と回路基板102aとを加圧加熱して本圧着する。
このとき、1つ目の回路基板102aはその幅方向の中心が上記加圧ツール112に加えられる加圧力の中心、つまり加圧ツール112に連連された加圧用シリンダ113のロッド114の軸芯Oに一致するよう、位置決めされる。それによって、上記回路基板102aはタブ103を介して幅方向の全長が上記加圧ツール112によって均一に加圧加熱されることになる。
このようにして、1つ目の回路基板102aを液晶表示パネル100に接続したならば、液晶表示パネル100をバックアップツール111上から退避させた後、図8(b)に示すように2つ目の回路基板102bをその幅方向の中心が上記ロッド114の軸芯Oに一致するよう、上記バックアップツール111上に位置決めする。ついで、液晶表示パネル100を2つ目の回路基板102に対して位置決めしてから、上記加圧ツール112を下降させて上記液晶表示パネル100に2つ目の回路基板102bを本圧着するようにしている。
バックアップツールと加圧ツールを用いて基板に電子部品を実装する先行技術は特許文献1に示されている。
特開2002−319601号公報
ところで、上記回路基板102a,102bの幅寸法はその品種によって異なる。そのため、通常、上記バックアップツール111と加圧ツール112の幅寸法は実装される回路基板102a,102bの最大の幅寸法よりも大きな幅寸法に設定されている。
その場合、1つ目の回路基板102aを実装してから2つ目の回路基板102bをその幅方向の中心を加圧用シリンダのロッド114の軸芯に一致させてから実装すると、2つ目の回路基板102bを実装するときに、最初に実装された1つ目の回路基板102aの図8(b)に一端部のWで示す部分が上記加圧ツール112によって再度加圧されるということがある。つまり、1つ目の回路基板102aは一端部が加圧ツール112によって2度にわたって加圧加熱されることになる。
そのため、1つ目の回路基板102aの一端部は、過度な加圧や加熱を受けることになるから、その回路基板102aの損傷や接続不良を招くということがある。
2つ目の回路基板102bを加圧加熱する際、1つ目の回路基板102aの一端部が加圧ツール112によって再び加圧や加熱されないようにするためには、この加圧ツール112の幅寸法を回路基板102a,102bの幅寸法と同じに設定すれば可能となる。
しかしながら、上述したように、回路基板102a,102bの幅寸法は、液晶表示パネル100の品種、とくにサイズに応じて大きく異なる。そのため、加圧ツール112の幅寸法を回路基板102a,102bの幅寸法に応じた幅寸法にすると、品種の変更に応じて加圧ツール112を交換しなければならないから、その交換に多くの手間が掛かり、生産性の低下を招くということになる。
また、他の手段としては2つ目の回路基板102bを加圧加熱する際、バックアップツール上で、1つ目の回路基板102aが加圧ツール112によって加圧加熱されない位置までずらして2つ目の回路基板102を加圧ツール112によって加圧加熱するということも考えられる。しかしながら、その場合、2つ目の回路基板102bの幅方向の中心が、加圧ツール112に連結されたロッド114の軸芯Oから大きくずれることになるから、この加圧ツール112によって2つ目の回路基板102bの幅方向全体を均一に加圧加熱できず、接続不良を招くことになる。
この発明は、基板の一側部に複数の回路基板を1つずつ順次圧着する場合、2つ目の回路基板を圧着するときに、加圧ツールを回路基板の幅寸法に応じて交換することなく、その加圧ツールが1つ目の回路基板を再び加圧加熱するということがないばかりか、2つ目の回路基板の幅方向を全長にわたって均一に加圧加熱できるようにした電子部品の実装装置及び実装方法を提供することにある。
この発明は、基板の一側部に複数の電子部品を1つずつ順次圧着する実装装置であって、
上端に上記電子部品が供給載置されるバックアップツールと、
上記基板を保持して水平方向に移動可能であって、この基板を上記バックアップツールに対して位置決めするテーブルと、
上記バックアップツールの上方にこのバックアップツールと対向して上下方向に移動可能に設けられた加圧ツールと、
この加圧ツールに加圧ツールの幅方向に沿う水平方向に移動可能に設けられ上記加圧ツールを下降方向に駆動して上記基板に上記電子部品を圧着させる加圧駆動手段と、
上記基板に1つ目の電子部品を圧着してから2つ目の電子部品を圧着するとき、上記加圧ツールによって1つ目の電子部品が加圧されない位置に上記基板と2つ目の電子部品を上記バックアップツール上で位置決めした後で、上記加圧駆動手段の加圧中心が2つ目の電子部品の幅方向の中心に一致するよう上記加圧駆動手段を水平方向に駆動して位置決めする水平駆動手段を具備し、
上記加圧ツールは、ベース部材の垂直面に上下方向に移動可能に支持されていて、
上記加圧ツールの上面には下部水平ガイド部材が水平に設けられ、上記垂直面の上記加圧ツールの上方には上部水平ガイド部材が上記下部水平ガイド部材と平行に設けられていて、
上記加圧駆動手段は上記下部水平ガイド部材と上記上部水平ガイド部材とにガイドされて水平方向に移動可能に設けられていることを特徴とする電子部品の実装装置にある。
上記上部水平ガイド部材は、上記垂直面に沿って上下方向に移動可能に設けられた上下可動部材に設けられていて、この上下可動部材は上下駆動手段によって上記加圧駆動手段及び上記加圧ツールとともに上下方向に駆動可能であることが好ましい。
この発明は、基板の一側部に複数の電子部品を1つずつ順次圧着する実装方法であって、
1つ目の電子部品をバックアップツール上に位置決めする工程と、
上記1つ目の電子部品に対して上記基板を位置決めする工程と、
上記基板と上記1つ目の電子部品を水平方向に駆動可能に設けられた加圧駆動手段によって下降方向に駆動される加圧ツールで加圧して接続する工程と、
上記基板に2つ目の電子部品を接続する前に、基板に接続された1つ目の電子部品が上記加圧ツールによって加圧されない位置に上記基板と2つ目の電子部品を上記バックアップツール上で位置決めする工程と、
上記加圧駆動手段水平方向に駆動して上記加圧ツールに加える加圧力の中心位置を、位置決めされた2つ目の電子部品の幅方向の中央に一致させて上記基板と2つ目の電子部品を加圧して接続する工程と
を具備したことを特徴とする電子部品の実装方法にある。
この発明によれば、2つ目の電子部品を基板に実装するとき、1つ目の電子部品が加圧ツールによって加圧されない位置になるよう、上記基板をバックアップツール上で位置決めするとともに、加圧ツールに加える加圧力の中心位置を2つ目の電子部品の幅方向の中央に一致させるようにした。
そのため、2つ目の電子部品を実装するとき、1つ目の電子部品が加圧ツールによって再び加圧加熱されることがないばかりか、幅方向全長を均一な加圧力で加圧することが可能となる。
以下、この発明の一実施の形態を図1乃至図6面を参照しながら説明する。
図1はこの発明の実装装置の概略的構成図であって、この装置はベース1を備えている。このベース1にはテーブルユニット2が設けられている。このテーブルユニット2は上記ベース1上にX方向に沿って移動可能に設けられたXテーブル3を有する。このXテーブル3は上記ベース1の一端に設けられたX駆動源4によって図中矢印で示すX方向に駆動されるようになっている。
上記Xテーブル3上にはYテーブル5がX方向と交差するY方向に沿って移動可能に設けられている。このYテーブル5は上記Xテーブル3の一側面に設けられたY駆動源6によってY方向に駆動されるようになっている。
上記Yテーブル5にはθテーブル7が水平面と直交する軸線を中心にして回転可能に設けられている。このθテーブル7は上記Yテーブル5の一側面に設けられたθ駆動源8によって回転方向に駆動されるようになっている。したがって、上記θテーブル7はX、Y及びθ方向に駆動可能となっている。
上記θテーブル7には図7(a)、(b)に示すように一側部に接続用電子部品としての複数のタブ103が異方性導電部材104によって接続固定された、基板としての液晶表示パネル100が供給載置される。この液晶表示パネル100はたとえば真空吸着などの手段によって上記θテーブル7に移動不能に保持固定される。なお、液晶表示パネル100は図1に示すようにタブ103が接続された一側部を含む周辺部全体をθテーブル7の外周面から外方へ突出させている。
上記タブ103には電子部品としての回路基板102が後述するように圧着部11で接続固定、つまり実装される。この圧着部11はY方向に沿って細長い板状のバックアップツール12を有する。このバックアップツール12は第1のZ駆動源13によって矢印で示す上下方向である、Z方向に駆動可能となっている。このバックアップツール12の上部には第1のヒータ14が内蔵されている。
なお、テーブルユニット1にZ駆動源を設けてθテーブルをX、Y、Z及びθ方向に駆動可能とし、バックアップツール12はZ方向に駆動しない構成であってもよく、要は液晶表示パネル100を保持したθテーブル7とバックアップツール12とが相対的にZ方向に駆動できる構成であればよい。
バックアップツール12の上方には、下端面を上記バックアップツール12の上端面に対向させた加圧ツール15が配設されている。この加圧ツール15は下端部に第2のヒータ16が設けられていて、後述するようにZ方向に駆動されるようになっている。
したがって、後述するように上記バックアップツール12の上端面に異方性導電部材104を介して回路基板102とタブ103を重ね合わせ、その重合部分を上記加圧ツール15で加圧しながら第1、第2のヒータ14,16の熱で加熱すれば、上記異方性導電部材104を溶融硬化させて回路基板102とタブ103を接続固定することができる。すなわち、液晶表示パネル100に対してタブ103を介して上記回路基板102を本圧着することができる。
上記回路基板102は搬送手段を構成する搬送テーブル21によって上記バックアップツール12上に搬送されるようになっている。上記搬送テーブル21は図1に示すように、可動体22の上端面にX方向に沿う一端部を固定して設けられている。
上記可動体22の下端面のX方向と交差するY方向の両端部には一対のスライダ23(1つのみ図示)が設けられ、このスライダ23はガイドレール25に移動可能に係合している。このガイドレール25は上記ベース1上に架台24を介してX方向に沿って設けられている。
上記可動体22は図示しない駆動手段によって上記ガイドレール25に沿うX方向に往復駆動されるようになっている。可動体22をX方向に沿って往復駆動する駆動手段としては、駆動源によって回転駆動されるねじ軸やシリンダを用いてもよいが、この実施の形態ではガイドレール25に所定間隔で配置された多数の磁石と、上記スライダ23に設けられた電磁コイルとからなるリニアモータによって構成されている。
上記搬送テーブル21には上記回路基板102が供給載置される。回路基板102は一端部を搬送テーブル21の端面から突出させて供給され、その状態で幅方向の複数個所が複数の保持部材27(1つのみ図示)によって弾性的に押圧保持される。
なお、回路基板102の一端部の上面には幅方向全長にわたってテープ状の異方性導電部材104が予め貼着されている。
上記保持部材27は弾性を備えた帯板によって屈曲形成されていて、先端部が上記回路基板203の上面を弾性的に押圧するとともに、後端は上記可動体22の側面に設けられた第1のZシリンダ29のロッド29aに連結固定されている。
したがって、上記第1のZシリンダ29のロッド29aが突出方向に駆動されれば、上記保持部材27は図1に鎖線で示すように上昇して先端部が搬送テーブル21上の回路基板102から離反し、この回路基板102の保持状態が解除される。それによって、回路基板102を上記搬送テーブル21に対して着脱することができるようになっている。
上記バックアップツール12の上記可動体22側の側面には、軸線を垂直にして複数の第2のZシリンダ31(1つのみ図示)が搬送テーブル21の他端、つまりバックアップツール12側の先端面に開放して形成された複数の凹部26と対応する間隔で設けられている。この第2のZシリンダ31のロッド31aには受け部材30が上面を水平にして取り付けられている。この受け部材30は矩形状で、上記搬送テーブル21に形成された凹部26内に入り込む大きさに形成されている。
上記加圧ツール15は、図2と図3に示すようにベース部材35の垂直面36に上下動可能に設けられている。すなわち、上記垂直面36には上下方向に沿う一対の下部垂直ガイド37が水平方向に所定間隔で設けられている。
上記下部垂直ガイド37には下部可動体38が背面に設けられた受け部材39を移動可能に係合させて設けられている。上記下部可動体38の下端面に上記加圧ツール15が取付けられている。
上記垂直面36には、上記下部垂直ガイド37の上方に一対の上部垂直ガイド41が水平方向に所定間隔で上下方向に沿って設けられている。上記上部垂直ガイド41には側面形状がL字状の上部可動体42が背面に設けられた受け部材39を移動可能に係合させて設けられている。
上記下部可動体38と上部可動体42との間には、上記加圧ツール15に加圧力を付与する加圧駆動手段としての加圧シリンダ44が水平方向に移動可能に設けられている。すなわち、上記下部可動体38の上面には断面形状が逆テーパ状の下部水平ガイド45が幅方向全長にわたって設けられ、上記上部可動体42の下面には断面形状が逆テーパ状の上部水平ガイド46が幅方向全長にわたって設けられている。
上記加圧シリンダ44のロッド44aの先端には上記下部水平ガイド45に移動可能に係合するして上記下部可動体38を保持する下部受け部材47が設けられている。上記加圧シリンダ44の上面である、この加圧シリンダ44の上端面には上記上部水平ガイド46に移動可能に係合して上記加圧シリンダ44を保持する一対の上部受け部材48が設けられている。
上記上部受け部材48には水平駆動手段を構成するねじ軸51が螺合している。このねじ軸51は図2に示すように、上記上部可動体42の幅方向の両端面に設けられた一対の支持部材49に回転可能に支持され、一端には一方の支持部材49に設けられたY駆動源52に連結されている。
そして、上記ねじ軸51が上記Y駆動源52によって回転駆動されると、上記加圧シリンダ44は上記下部水平ガイド45と上部水平ガイド46に沿ってY方向に水平に駆動されるようになっている。
上記上部可動体42には軸線を垂直にして設けられた上下駆動手段としての上下駆動シリンダ53のロッド53aが連結されている。この上下駆動シリンダ53の上端面は固定部54に固定されている。
したがって、上記ロッド53aが駆動されれば、上部可動体42、加圧シリンダ44及び下端面に加圧ツール15が設けられた下部可動体38が一体的に上下方向に駆動される。つまり上下駆動シリンダ53によって加圧ツール15を上昇位置と、下降位置とに位置決めできるようになっている。
なお、上下駆動手段としては上下駆動シリンダ53に代わり、上記上部可動体42に螺合するねじ軸と、このねじ軸を回転駆動するサーボモータとによって構成し、上記ねじ軸を回転駆動して上記上部可動体42を上下動させる構成であってもよい。
つぎに、上記構成の実装装置によって液晶表示パネル100の一側部に2つの回路基板102a,102bを順次1つずつ実装する場合について図4乃至図6を参照しながら説明する。
まず、図4(a)に示すように、液晶表示パネル100に最初に実装される1番目の回路基板102aを、搬送テーブル21に図示しないロボットなどによって供給して保持部材27によって保持したならば、上記回路基板102をバックアップツール12上に載置する。このとき、回路基板102aは搬送テーブル21の幅方向の一端部上に位置決めされて載置される。
ついで、可動体22をガイドレール25に沿ってバックアップツール12に接近する方向へ駆動して搬送テーブル21に保持された回路基板102aを受け部材30の上面に位置決めする。
回路基板102aを位置決めしたならば、この回路基板102aを搬送テーブル21に保持した保持部材27を第1のZシリンダ29によって上昇させ、この回路基板102aの保持状態を解除する。ついで、図4(b)に示すように上記搬送テーブル21を後退させる。
受け部材30が回路基板102aを受けると、図4(c)に示すように受け部材30が第2のZシリンダ31によって下降させられ、上記回路基板102aの異方性導電部材1
04が貼着された一端部がバックアップツール12の上面に載置される。
つぎに、図5(a)に示すように、テーブルユニット2がバックアップツール12に接近するX方向に駆動され、液晶表示パネル100の一側に一端部が接続されたタブ103の他端部が上記回路基板102の上記バックアップツール12上に位置決めされた一端部の上面に重合される。
このように、回路基板102に対して液晶表示パネル100のタブ103が位置決めされると、加圧シリンダ44が作動して上下駆動シリンダ53によって下降位置に位置決めされた加圧ツール15が図5(b)に示すように下降方向に駆動される。
このとき、加圧シリンダ44はY駆動源52によってそのロッド44aの軸線がバックアップツール12の幅方向の一端部に位置決めされた回路基板102の幅方向の中心に一致するよう位置決めされている。つまり、上記ロッド44aの軸線である、加圧ツール15による加圧中心が回路基板102の幅方向の中心に一致させられる。
それによって、1つ目の回路基板102aは複数のタブ103に対して幅方向の全長がほぼ均一に加圧されながら加熱されるから、これらの間に介在する異方性導電部材104が溶融固化して回路基板102aとタブ103が圧着される。
このようにして、1つ目の回路基板102aを液晶表示パネル100に実装したならば、加圧ツール15を上昇させて液晶表示パネル100をバックアップツール12上から退避させた後、2つ目の回路基板102bを搬送テーブル21によってバックアップツール12上に供給する。このときの回路基板102bの供給位置は、図6(a)に示すように1つ目の回路基板102aと同様、バックアップツール12の幅方向の一端部に位置決めする。
つぎに、テーブルユニット2のθテーブル7に保持された液晶表示パネル100をY方向に駆動してこの液晶表示パネル100のY方向の位置決めを行う。すなわち、図6(b)に示す中心線Oに対して、2つ目の回路基板102bの幅方向中心と、液晶表示パネル100の2つ目の回路基板102bが装着される位置の中心が一致するよう、上記液晶表示パネル100をY方向に対して位置決めする。
2つ目の回路基板102bはバックアップツール12の幅方向の一端部に位置決めされているから、その位置に対応するよう液晶表示パネル100をY方向に位置決めすれば、この液晶表示パネル100に最初に実装された1つ目の回路基板102aは図6(b)に示すようにバックアップツール12上から外れた位置になる。つまり、加圧ツール15が下降しても、この加圧ツール15によって加圧加熱されない位置になる。
このようにして、液晶表示パネル100をY方向に対して位置決めしたならば、つぎにX方向に駆動して2つ目の回路基板102bの上方にタブ103が対向位置するよう、液晶表示パネル100をX方向に対して位置決めする。
液晶表示パネル100をX、Y方向に位置決めしたならば、Y駆動源52を作動させて加圧シリンダ44をY方向に駆動し、図6(b)に示すようにそのロッド44aの軸芯Oをバックアップツール12上に位置決めされた2つ目の回路基板102bの幅方向の中心に一致させる。つまり、加圧シリンダ44による加圧中心を2つ目の回路基板102bの幅方向に中心に一致させる。
なお、2つ目の回路基板102bの幅方向の中心が1つ目の回路基板102aの幅方向の中心と一致していれば、2つ目の回路基板102bを加圧するときに加圧シリンダ44をY方向に駆動して位置決めする必要はない。
つぎに、加圧シリンダ44を作動させて加圧ツール15を下降させる。それによって、タブ103が2つ目の回路基板102bに加圧加熱されるから、上記タブ103に2つ目の回路基板102bが実装されることになる。
2つ目の回路基板102bを実装するとき、1つ目の回路基板102aはバックアップツール12上から外れた位置にあるから、1つ目の回路基板102aが加圧ツール15によって再び加圧加熱されるということがない。
しかも、加圧シリンダ44をY駆動源52によってY方向に駆動してこの加圧シリンダ44のロッド44aの軸芯Oを2つ目の回路基板102bの幅方向の中心に一致させているため、この2つ目の回路基板102bがバックアップツール12の幅方向の一端部にあっても、2つ目の回路基板102bの幅方向の全長を均一に加圧加熱することができる。そのため、1つ目の回路基板102aが加圧加熱され過ぎて損傷したり、不均一に加熱されることで、接続不良を招くなどのことが防止される。
さらに、加圧ツール15に加圧力を付与する加圧シリンダ44をY方向に駆動して、1つめ及び2つ目の回路基板102a,102bを加圧する加圧ツール15の加圧中心をバックアップツール12上の回路基板102bの位置に応じて変更するようにした。
そのため、液晶表示パネル100の品種変更に応じて回路基板102a,102bの幅寸法が異なる様なことがあっても、加圧ツール15を回路基板102a,102bの幅寸法の変更に応じて交換するということをせずに、その回路基板102a,102bを加圧ツール15によって均一に加圧加熱することが可能となる。つまり、液晶表示パネル100の品種が変更になっても、加圧ツール15を交換せずにすむため、生産性の向上を図ることができる。
上記一実施の形態では基板の一側部に2つの回路基板を一列に接続する例を挙げて説明したが、基板の一側部に接続される回路基板の数は3つ以上であってもよく、要は液晶表示パネルに回路基板を実装する際、その液晶表示パネルにすでに実装された回路基板が加圧ツールによって実装されることのないよう位置決めされ、かつその回路基板の幅方向の中心に加圧シリンダの加圧力の中心である、軸芯が一致するよう、加圧シリンダを位置決めすることができればよい。
また、1つ目の回路基板をバックアップツールの幅方向の一端部に位置決めしたが、1つ目の回路基板はバックアップツール上のどこに位置決めしても差し支えなく、要は加圧ツールによって幅方向の全長が均一に加圧加熱され、しかもそのときに回路基板の幅方向の中心に加圧ツールによる加圧中心である、軸芯が一致するよう、上記加圧シリンダを位置決めすることができる位置であればよい。
また、図4(a)に示すように回路基板をバックアップツールに対して位置決めした後、図4(b)に示すように搬送テーブルを退避させたが、図5(b)に示すように回路基板を液晶表示パネルに圧着しているときに搬送テーブルを退避させるようにしてもよい。そのようにすれば、回路基板の圧着と、搬送テーブルの退避とを同時に行えるから、タクトタイムを短縮することができる。
この発明の一実施の形態を示す実装装置の概略的構成を示す図。 加圧ツールを上下駆動する機構を示す正面図。 図2に示す機構の側面図。 (a)〜(c)は回路基板をバックアップツールに対して位置決めする順序を示す説明図。 (a),(b)は位置決めされた回路基板とタブとを接続する説明図。 (a)は2つ目の回路基板をバックアップツールに対して位置決めした状態を示す平面図、(b)は同じく側面図。 (a)は一側部に2つの回路基板がタブを介して接続された液晶表示パネルの平面図、(b)は同じく拡大側面図。 従来の実装方法を示し、(a)は液晶表示パネルに1つ目の回路基板を実装するときの説明図、(b)は液晶表示パネルに2つ目の回路基板を実装するときの説明図。
符号の説明
2…テーブルユニット、7…θテーブル、11…圧着部、12…バックアップツール、15…加圧ツール、44…加圧シリンダ(加圧駆動手段)、45…下部水平ガイド、46…上部水平ガイド、52…Y駆動源、53…上下駆動シリンダ。

Claims (3)

  1. 基板の一側部に複数の電子部品を1つずつ順次圧着する実装装置であって、
    上端に上記電子部品が供給載置されるバックアップツールと、
    上記基板を保持して水平方向に移動可能であって、この基板を上記バックアップツールに対して位置決めするテーブルと、
    上記バックアップツールの上方にこのバックアップツールと対向して上下方向に移動可能に設けられた加圧ツールと、
    この加圧ツールに加圧ツールの幅方向に沿う水平方向に移動可能に設けられ上記加圧ツールを下降方向に駆動して上記基板に上記電子部品を圧着させる加圧駆動手段と、
    上記基板に1つ目の電子部品を圧着してから2つ目の電子部品を圧着するとき、上記加圧ツールによって1つ目の電子部品が加圧されない位置に上記基板と2つ目の電子部品を上記バックアップツール上で位置決めした後で、上記加圧駆動手段の加圧中心が2つ目の電子部品の幅方向の中心に一致するよう上記加圧駆動手段を水平方向に駆動して位置決めする水平駆動手段を具備し、
    上記加圧ツールは、ベース部材の垂直面に上下方向に移動可能に支持されていて、
    上記加圧ツールの上面には下部水平ガイド部材が水平に設けられ、上記垂直面の上記加圧ツールの上方には上部水平ガイド部材が上記下部水平ガイド部材と平行に設けられていて、
    上記加圧駆動手段は上記下部水平ガイド部材と上記上部水平ガイド部材とにガイドされて水平方向に移動可能に設けられていることを特徴とする電子部品の実装装置。
  2. 上記上部水平ガイド部材は、上記垂直面に沿って上下方向に移動可能に設けられた上下可動部材に設けられていて、この上下可動部材は上下駆動手段によって上記加圧駆動手段及び上記加圧ツールとともに上下方向に駆動可能であることを特徴とする請求項1記載の電子部品の実装装置。
  3. 基板の一側部に複数の電子部品を1つずつ順次圧着する実装方法であって、
    1つ目の電子部品をバックアップツール上に位置決めする工程と、
    上記1つ目の電子部品に対して上記基板を位置決めする工程と、
    上記基板と上記1つ目の電子部品を水平方向に駆動可能に設けられた加圧駆動手段によって下降方向に駆動される加圧ツールで加圧して接続する工程と、
    上記基板に2つ目の電子部品を接続する前に、基板に接続された1つ目の電子部品が上記加圧ツールによって加圧されない位置に上記基板と2つ目の電子部品を上記バックアップツール上で位置決めする工程と、
    上記加圧駆動手段を水平方向に駆動して上記加圧ツールに加える加圧力の中心位置を、位置決めされた2つ目の電子部品の幅方向の中央に一致させて上記基板と2つ目の電子部品を加圧して接続する工程と
    を具備したことを特徴とする電子部品の実装方法。
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