JP4640079B2 - セグメントの形状保持装置及びこの形状保持装置を用いたセグメントの形状保持方法 - Google Patents
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Description
シールド機本体の後方に連結され、上下方向に伸縮可能な上下伸縮手段と、
シールド機本体の後方に連結され、左右方向に伸縮可能な左右伸縮手段と、
該上下伸縮手段の上下端部及び該左右伸縮手段の左右端部にそれぞれ連結され、セグメントの内面に当接するとともに、該セグメントの内面に沿って滑動可能な滑動体を有する滑動部とを備えることを特徴とする。
そして、最新のセグメントを組み立てると、直ちに保持するために、浮き上がり、スキンプレート内における自重によるずり落ちを防止することが可能となる。
また、形状保持装置を移動させるための機構は、滑動体を有する滑動部のみからなるために、簡易で小さな構成にすることが可能となる。したがって、形状保持装置全体が簡易な機構にて構成されて、形状保持装置がセグメント内の空間を占有しないために、セグメントピースの運搬や組み立て用の足場等の作業空間が確保され、作業の効率化を図ることが可能となる。
本発明のセグメントの形状保持装置によれば、曲線施工等によりシールド機の傾きとセグメントの設置勾配とが異なる場合でも、左右伸縮手段を伸長して滑動部をセグメントの内面に当接する際に、滑動部がセグメントの勾配に対して平行となるようにブラケットが揺動し、滑動体がセグメントの内面に片当たりすることを防止することが可能となる。
本発明のセグメントの形状保持装置によれば、セグメントの設計内空に基づいて設定された上下伸縮手段、左右伸縮手段のそれぞれの伸長量を伸長するために、セグメントの形状を正確に保持することが可能となる。
前記上下伸縮手段を伸長し、前記滑動部の前記滑動体を直前に組み立てたセグメントの内面に当接して該直前に組み立てたセグメントの形状を保持し、
前記上下伸縮手段を伸長して前記直前に組み立てたセグメントの形状を保持する工程の直前又は直後に、前記左右伸縮手段を伸長し、前記滑動部の前記滑動体を前記直前に組み立てたセグメントの内面に当接して前記直前に組み立てたセグメントの形状を保持し、
前記シールド機の内方にて最新のセグメントを組み立てて、
前記上下伸縮手段及び前記左右伸縮手段を伸縮することなく前記直前に組み立てたセグメントの形状を保持した状態のまま前記滑動体が前記直前に組み立てたセグメント内面に沿って進行方向に滑動することにより前記形状保持装置も前進し、
前記滑動体が前記最新のセグメントに移動すると同時に前記最新のセグメントの形状を保持することを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態に係る矩形のシールド機の正面図、図2は、本発明の実施形態に係る矩形のシールド機の側断面図である。なお、図2では、後述する左右伸縮手段67の記載を省略している。
ガーダー部7には掘削した土砂を排出するための排出装置57が接続されている。
上下伸縮手段37は、側面が延長梁47の一端に接続された外筒49と、外筒49内に摺動可能に挿通された内筒51と、内筒51を外筒49に対して上下方向に摺動させるための上下ジャッキ53とを備える。
図5は、本実施形態に係るシールド機1のテール部5の側断面図である。なお、本図では、上下伸縮手段37の記載を省略している。
図5に示すように、左右伸縮手段67は、側面が上下伸縮手段37に接続される外筒69と、外筒69内に摺動可能に挿通される内筒71(図3に示す)と、内筒71を外筒69に対して左右方向に摺動させるための左右ジャッキ73(図3に示す)とを備える。
左右ジャッキ73は、ジャッキの伸縮量を検出する検出手段を備え、所定の伸長量になると伸長が停止する。本実施形態においては、図3の紙面に対して左側の滑動体41の左端部から右側の滑動体41の右端部までの長さが、セグメント13の設計内空と同一になるように左右ジャッキ73を同等に伸長させたときのそれぞれの伸長量を上記した所定の伸長量とする。
ブラケット39の端部にそれぞれ2台の滑動部43が連結され、各滑動部43は1リング分のセグメント13の内側に当接するようにそれぞれ配置される。
左右伸縮手段67の前方及び後方の滑動部43は、それぞれ上下伸縮手段37の前方及び後方の滑動部43と同じセグメント13の内面に当接する。
上述した構成の左右伸縮手段67によるセグメント13の形状の保持は、左右ジャッキ73をそれぞれの所定の伸長量だけ伸長してそれぞれの内筒71を外筒69に対して摺動させ、各滑動部43をセグメント13の内面に当接して行う。ここで、左右ジャッキ73をそれぞれの所定の伸長量だけ伸長させると、左側の滑動体41の左端部から右側の滑動体41の右端部までの長さがセグメント13の設計内空となり、この状態でセグメント13の形状を保持できる。
要するに、上下伸縮手段37及び左右伸縮手段67によるセグメント13の形状の保持は、上下ジャッキ53、左右ジャッキ73をそれぞれの所定の伸長量だけ伸長してそれぞれの内筒51、71を外筒49、69に対して摺動させ、各滑動部43をセグメント13の内面に当接して行う。ここで、上下ジャッキ53及び左右ジャッキ73をそれぞれ所定の伸長量だけ伸長させると、図3の紙面に対して、上側の滑動体41の上端部から上下伸縮手段37を介して下側の滑動体41の下端部までの長さ、及び左側の滑動体41の左端部から右側の滑動体41の右端部までの長さがセグメント13の設計内空となり、この状態でセグメント13の形状を保持できる。
図6〜図9は、本実施形態に係る形状保持装置31の作動方法を示す図である。なお、これらの図では、左右伸縮手段37の記載を省略している。
そして、形状保持装置31が保持するセグメント13の前方に最新のセグメント13eを組み立てる。
また、本実施形態において、矩形の形状を有するセグメント13を保持する方法について説明したが、この形状に限定されるものではなく、例えば、略U字形等のセグメントの形状も保持することが可能となる。
また、本実施形態において、左右伸縮手段67をトンネルの下部付近に設置し、セグメント13を保持する方法について示したが、この位置に限定されるものではなく、セグメント13の上部又は中心軸付近を保持してもよく、セグメント13の形状、地山強度等の現場条件に応じて適宜変更する。さらに、例えば、セグメント13の上部及び下部等の複数箇所を保持する方法を用いてもよい。
図10に示すように、形状保持装置60は、支持フレーム35と、支持フレーム35の両端部に取り付けられ、左、右方向にそれぞれ伸縮可能な一対の左右伸縮手段67と、各左右伸縮手段67の外方側にトンネル方向に揺動自在に連結されるブラケット39と、各ブラケット39の外方に連結される2台の滑動部43とを備える。
3 フード部
5 テール部
7 ガーダー部
9 スキンプレート
11 シールドジャッキ
13 セグメント
15 主シールド
17 シールド本体
19 スライドジャッキ
23 カッターヘッド
25 駆動源
27 動力伝達機構
31 形状保持装置
33 縦梁
35 支持フレーム
37 上下伸縮手段
39 ブラケット
41 滑動体
43 滑動部
45 支持梁
47 延長梁
47a 延長部
48 延長梁
49 外筒
51 内筒
53 上下ジャッキ
57 排出装置
59 セグメント組立装置
60 形状保持装置
67、68 左右伸縮手段
69 外筒
71 内筒
73 左右ジャッキ
75 上方伸縮手段
77 下方伸縮手段
Claims (7)
- シールド機を推進する際に組み立てられたセグメントの形状を保持するための形状保持装置であって、
シールド機本体の後方に連結され、上下方向に伸縮可能な上下伸縮手段と、
シールド機本体の後方に連結され、左右方向に伸縮可能な左右伸縮手段と、
該上下伸縮手段の上下端部及び該左右伸縮手段の左右端部にそれぞれ連結され、セグメントの内面に当接するとともに、該セグメントの内面に沿って滑動可能な滑動体を有する滑動部とを備えることを特徴とするセグメントの形状保持装置。 - 前記左右伸縮手段の左端部及び右端部の少なくともいずれかと前記滑動部との間に、進行方向前後に揺動自在に連結されるブラケットを備えることを特徴とする請求項1に記載のセグメントの形状保持装置。
- 前記滑動体は、ローラー等の回転体からなることを特徴とする請求項1に記載のセグメントの形状保持装置。
- 前記滑動体は、摩擦抵抗の小さい板状の滑動材からなり、交換可能であることを特徴とする請求項1に記載のセグメントの形状保持装置。
- 前記上下伸縮手段及び前記左右伸縮手段は、各伸縮手段の伸縮量を検出する検出手段を備え、所定の伸長量を伸長することによりセグメントの形状を保持することを特徴とする請求項1又は2に記載のセグメントの形状保持装置。
- シールド機本体の後方に連結されて上下方向に伸縮可能な上下伸縮手段と、シールド機本体の後方に連結されて左右方向に伸縮可能な左右伸縮手段と、前記上下伸縮手段及び前記左右伸縮手段の端部にそれぞれ連結され、セグメントの内面に当接するとともに、該セグメントの内面に沿って滑動可能な滑動体を有する滑動部と、を備えた形状保持装置を用いてセグメントの形状を保持する形状保持方法において、
前記上下伸縮手段を伸長し、前記滑動部の前記滑動体を直前に組み立てたセグメントの内面に当接して該直前に組み立てたセグメントの形状を保持し、
前記上下伸縮手段を伸長して前記直前に組み立てたセグメントの形状を保持する工程の直前又は直後に、前記左右伸縮手段を伸長し、前記滑動部の前記滑動体を前記直前に組み立てたセグメントの内面に当接して前記直前に組み立てたセグメントの形状を保持し、
前記シールド機の内方にて最新のセグメントを組み立てて、
前記上下伸縮手段及び前記左右伸縮手段を伸縮することなく前記直前に組み立てたセグメントの形状を保持した状態のまま前記滑動体が前記直前に組み立てたセグメント内面に沿って進行方向に滑動することにより前記形状保持装置も前進し、
前記滑動体が前記最新のセグメントに移動すると同時に前記最新のセグメントの形状を保持することを特徴とするセグメントの形状保持方法。 - 前記上下伸縮手段又は前記左右伸縮手段は所定の伸長量を伸長することによりセグメントの形状を保持することを特徴とする請求項6に記載のセグメントの形状保持方法。
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