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JP4656973B2 - 光源装置及び投写型表示装置 - Google Patents
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JP4656973B2 - 光源装置及び投写型表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ランプを備えた光源装置、及びそれを用いた投写型表示装置に関する。
投写型表示装置等で用いられる光源装置は、ランプ(メタルハライドランプ、キセノンランプ等)と反射鏡とからなるランプユニットを、ランプカートリッジ内に収容したものである。従来の光源装置では、ランプの点灯中に発光管の内圧が高まって破裂する場合があり、その際に飛散した破片により投写型表示装置の各構成部品の損傷を防止する必要があった。そこで、ランプユニットの反射鏡の出射側の開口部をガラス板等の透光板で封鎖して密閉構造にしたものが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような密閉構造を採用した場合、ランプの点灯中に電極間に形成されるアークにより反射鏡の内側の領域(すなわち、反射鏡と透光板とで囲まれた領域)の温度が上昇しやすくなる。また、近年、投写型表示装置の高輝度化に伴ってランプが高出力化される傾向にあるため、反射鏡の内側の領域は高温になりやすく、その結果、ランプの寿命が短くなり、輝度が低下し、また、ランプの変形に伴う破裂が生じやすくなるという問題がある。
そこで、反射鏡に、冷却のための空気を通過させる通気口を設けることが考えられている。このような光源装置では、ランプの破片が通気口から外部(投写型表示装置内)に飛散しないようにする必要があるため、反射鏡の通気口を金属製の網部材で覆うことが提案されている(例えば、特許文献2及び3参照)。また、光源装置を投写型表示装置に装着したときに通気口を開放し、光源装置を投写型表示装置から取り外したときに通気口を閉鎖することも提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開平8−7841号(第2頁、図1) 特許第3275755号公報(第1−2頁、図1) 特開平10−254061号公報(第4−5頁、図1) 特開2002−107823号公報(第2頁、図8)
しかしながら、特許文献2及び3に記載されたように反射鏡の通気口を網部材で塞ぐようにした場合には、反射鏡の通気口に合った形状の網部材を作成しなければならない。また、反射鏡に複数の通気口を設けた場合、それぞれの通気口に網部材を設けなければならない場合もある。
また、反射鏡や透光板は石英ガラスで形成されることが多いが、この石英ガラスは難切削材料であるため、製造方法及び製造コストとの関係で、反射鏡の通気口の形状が制限され、寸法公差も大きくなる。ランプの微小な破片の飛散を防止するためには、通気口と網部材との隙間を無くさなければならないが、そのためには隙間を埋めるための対策が必要となり、製造コストの増加を招く。また、反射鏡の通気口に網部材を取り付ける際、取り付けに不具合が生じた場合は、ランプユニットそのものが不良品となり、歩留まりが低下する可能性がある。
また、反射鏡の通気口の位置や形状に合わせてランプカートリッジの通気口を形成しているため、反射鏡の通気口の形状等が異なるランプユニットを使用する場合には、共通のランプカートリッジを使用することができない。
加えて、特許文献4に記載されたように反射鏡の通気口を開閉する構成では、ランプの破裂時には通気口が網部材で塞がれていないため、投写型表示装置内に破片が飛散することを防止できない。さらに、ランプの破片が冷却用の空気により吹き流され、投写型表示装置の外部に飛散する可能性もある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、その目的は、ランプの破裂が生じた際に、その破片を光源装置の外部に飛散させないようにするものである。
本発明に係る光源装置は、ランプと、ランプから発せられた光を反射して出射する反射鏡であって、光の出射側の端部に少なくとも一つの通気口を有する反射鏡と、反射鏡の光の出射側に設けられた透光板とを有するランプユニットと、ランプユニットを収容し、少なくとも一つの通気口を有するランプカートリッジとを備えて構成される。ランプカートリッジは、ランプユニットからの光を透過する開口部を有し、当該開口部の周囲に透光板の周縁部が当接する。ランプカートリッジ及び透光板の互いに当接する面の間に、紫外線遮光部材が設けられている。ランプカートリッジの通気口には、空気は通過させるが、ランプの破片は通過させない破片通過防止部材が設けられている。
本発明によれば、ランプカートリッジの通気口に破片通過防止部材を設けたため、ランプの破裂が生じた場合でも、その破片がランプカートリッジの外部(すなわち、光源装置の外部)に飛散することを防止できる。また、ランプカートリッジの通気口に破片通過防止部材を設けたため、反射鏡の通気口に破片通過防止部材を設ける必要がなく、反射鏡を難切削材料で構成した場合でも、製造コストの増加を招くことがない。
また、反射鏡の通気口に破片通過防止部材を設けた場合に比べ、反射鏡の構成に対する制限が少ないため、ランプ性能を最大限に引き出すことができるように反射鏡を構成することができる。さらに、反射鏡の通気口とランプカートリッジの通気口とを合わせる必要がないため、反射鏡の通気口の形状を多様化した場合でも、共通のランプカートリッジを使用することができ、これにより生産性を向上し、製造コストを低減することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る光源装置10の縦断面図である。図2は、図1に示した光源装置10を後方から見た分解斜視図である。図3は、図1に示した光源装置10のランプユニット1を示す斜視図である。図4は、図1に示した光源装置10の符号Aで示した部分を拡大して示す断面図である。
図1及び図2に示すように、光源装置10は、ランプユニット1と、このランプユニット1を収容したランプカートリッジ2とを有している。図1に示すように、ランプユニット1は、一方向(図1における左右方向)に長い放電ランプ11を有している。この放電ランプ11は、例えばメタルハライドランプ、キセノンランプ等である。
ランプユニット1は、放電ランプ11から出射された発散状態の光を反射して図中左方向に出射する反射鏡12を有している。この反射鏡12は、放電ランプ11の中心軸線を中心とした回転体形状を有しており、その出射側が開口部となっている。反射鏡12の図中右側(出射側と反対の側)の端部には、放電ランプ11の一端部が固定されている。放電ランプ11の両端は、それぞれリード線123を介して、反射鏡12の外周面に取り付けられた2つの電極端子部122(図2)と接続されている。
以下の説明では、図1における左側(すなわち、放電ランプ11及び反射鏡2からの光の出射側)を「前方」とし、図1における右側を「後方」とする。また、図1における上方及び下方を、それぞれ「上方」及び「下方」とする。さらに、図1の紙面に直交する方向に、「左側」及び「右側」を定義する。
ランプユニット1は、さらに、反射鏡12の開口部に、光を透過する部材(例えば透明ガラス)からなる透光板13を備えている。透光板13は、放電ランプ11から発せられて反射鏡12で反射された光が照射される有効面積(一般に、反射鏡12の開口部の面積)よりも大きく形成されている。反射鏡12及び透光板13とで囲まれた領域は、ほぼ閉じた空間をなしており、その内部に放電ランプ11の発光管部11aが位置している。
図3に示すように、反射鏡12の前端部には、透光板13の外周を位置決めするための4つのガイド部12aが更に前方に突出するように形成されている。これら4つのガイド部12aは、反射鏡12の開口部に対して四隅(例えば、右上、左上、右下及び左下)に位置している。透光板13は、これら4つのガイド部12aの内側に装着される。なお、ガイド部12aを設けずに、透光板13を反射鏡12の前端面に固定するようにしてもよい。
反射鏡12の前端部には、ランプ冷却用の空気を通過させるための複数の通気口(切り欠き)121が形成されている。図3に示した構成例では、透光板13に対して上側、下側、左側及び右側にそれぞれ位置するように、合計4つの通気口121が形成されている。この通気口121は、ランプユニット1内に空気を流通させるものであり、透光板13を反射鏡12に取り付けた状態でも塞がれることはない。
図2に示すように、ランプカートリッジ2は、ランプユニット1の前方(出射側)に位置するフロント部21と、このフロント部21の後方に位置するリア部22とを有している。フロント部21には、ランプユニット1の反射鏡2の前端部が固定される。リア部22は、フロント部21に取り付けられて筐体を構成し、その内側にランプユニット1が収容される。また、リア部22の上端には、光源装置10を持ち運ぶ際に使用される取っ手23が取り付けられている。
ランプカートリッジ2のフロント部21には、ランプユニット1の透光板13を透過した光を通過させるための開口部2aが形成されている。図3に示すように、透光板13の外周端縁から数mmの範囲の前面(合わせ面124とする。)は、ランプカートリッジ2の開口部2aの周囲の合わせ面213(図4)に当接する。透光板13の合わせ面124は、ランプユニット1の投写光を僅かに遮る位置にあるが、透光板13の最外周部分であるため、投写型表示装置の輝度などには影響を与えない。
また、透光板13の合わせ面124を透過した光は、ランプカートリッジ2の合わせ面213を照射するが、その温度上昇は一般的な成形材料であるPPS(ポリフェニレンスルファイド)の使用可能な温度範囲である。従って、ランプカートリッジ2の成形材料として、上記のPPSを使用することができる。
ランプカートリッジ2のフロント部21には、反射鏡12のガイド部12aが嵌合する凹部212(図2)が形成されている。
取っ手23は、リア部22の上部にアーム状に延在している。また、取っ手23は、リア部22の後端側の上部の一部をなす基部23aと一体に形成されている。ランプユニット1の上述した電極端子部122(図2)には、放電ランプ11の発光に必要な電流を流すためのケーブル24が取り付けられている。このケーブル24は、取っ手23の基部23aとリア部22との間の切り欠き232を通って、ランプカートリッジ2の外側に引き出されている。ランプカートリッジ2のリア部22と取っ手23との間の切り欠き232の形状をケーブル24の外形形状に合わせ、切り欠き232とケーブル24との隙間をなくすことで、この部分から(放電ランプ11の破裂が生じた際の)放電ランプ11の破片が外部に飛散することを防止できる。
ランプカートリッジ2のフロント部21には、後述する送風ファン等により送られた空気を通過させる通気口214,215が設けられている。通気口214,215は、排気口として機能するもので、フロント部21の開口部2aの上側と下側にそれぞれ形成されている。また、ランプカートリッジ2の取っ手23の基部23aには、排気口として機能する通気口231が形成されている。
ランプカートリッジ2のそれぞれの通気口214,215,231は、破片通過防止部材30,31,32によって塞がれている。破片通過防止部材30,31,32は、空気を通過させるが、放電ランプ11の破片を通過させないよう構成されている。破片通過防止部材30,31,32は、例えば、放電ランプ11の破片を通過させない程度の網目間隔を有する網部材であり、材質としては、金属、あるいは150℃程度の耐熱性を有するPPSを用いることができる。
破片通過防止部材30,31,32は、それぞれの網部分(金属又は耐熱PPS)の外周を保持する枠部30a,31a,32aを有している。枠部30a,31a,32aは、例えば150℃程度の耐熱性を有する両面テープを用いて、通気口214,215,231の周縁部にそれぞれ接着されている。なお、ランプカートリッジ2が成形材料であれば、金属製の破片通過防止部材30,31,32の枠部30a,31a,32aを焼き止めにより固定しても良い。
光源装置10の外部(投写型表示装置の内部)には、図示しない送風ファンが設けられている。この送風ファンは、ランプカートリッジ2の通気口231から、図1に矢印4で示す方向に空気を送り込むようになっている。
以上のように構成された光源装置10では、送風ファンから送られた空気が、図1に矢印4で示すように、通気口231からランプカートリッジ2の内部に送られる。この空気は、放電ランプ11の後端部及び反射鏡12の背面を通って前方に流れる。さらに、空気は、反射鏡12の前端部に形成された通気口121を通って、反射鏡12の内側(反射鏡12と透光板13とで囲まれた領域内)に送られ、反射鏡12の反射面及び放電ランプ11を冷却する。放電ランプ11の熱を奪った空気は、通気口121を通って反射鏡12の外側に排気され、さらに通気口214,215からランプカートリッジ2の外部に排気される。これにより、放電ランプ11の熱がランプカートリッジ2の外部に排気され、ランプユニット1の加熱を防止することができる。
放電ランプ11の破裂が生じた場合、その破片が通気口121を介してランプユニット1の外部(ランプカートリッジ2の内部)に飛散したとしても、ランプカートリッジ2の通気口214,215,231に破片通過防止部材30,31,32が取り付けられているため、破片がランプカートリッジ2の外部に飛散することは防止される。
以上説明したように、本実施の形態に係る光源装置10によれば、ランプカートリッジ2の通気口214,215,231に、放電ランプ11の破片を通過させない破片通過防止部材30,31,32を設けているため、放電ランプ11の破裂が生じた際に、その破片がランプカートリッジ2の外部に飛散することを防止できる。
また、ランプカートリッジ2の通気口214,215,231に破片通過防止部材30,31,32を設けているため、反射鏡11の通気口121には破片通過防止部材を設ける必要がなく、従ってランプユニット1の構成に多くの制限を加える必要がない。そのため、反射鏡11を、ランプ性能を最大限に引き出せるような形状にすることができる。
さらに、ランプユニット1の反射鏡11(石英ガラス等)の通気口121に破片通過防止部材を設けた場合、通気口121と破片通過防止部材との隙間を埋める対策を施す必要があるが、本実施の形態ではそのような対策が必要ないため、ランプユニット1の歩留まりを向上し、製造コストを低減することができる。
加えて、破片通過防止部材30,31,32として網部材を用いることにより、破片通過防止部材の構成を簡単にすることができる。さらに、破片通過防止部材30,31,32は、両面テープや焼き止めにより簡単にランプカートリッジ2に固定でき、また、平板状に形成できるため、材料の選択や取付け方法における自由度が増し、製造コストの低減が可能になる。
また、ランプカートリッジ2が、ランプユニット1の前方に少なくとも一つの通気口214,215を有し、ランプユニット1の後方に少なくとも一つの通気口231を有しているため、ランプユニット1の後方から前方に向けて空気を送り、反射鏡2の背面や放電ランプ11の後端部を十分に冷却することができる。
なお、上記の説明では、ランプユニット2の反射鏡12の前端部(出射側の端部)に通気口121が形成されていたが、通気口121は必ずしも反射鏡12の前端部に形成する必要はなく、例えば反射鏡12の中央域であってもよい。
また、上記の説明では、ランプカートリッジ2に排気口として2つの通気口214,215を設けたが、放電ランプ11を十分に冷却できるのであれば、通気口214,215の一方をなくしてもよい。
図5は、実施の形態1の変形例に係る光源装置の断面図である。図6は、図5に示した光源装置の符号Bで示した部分を拡大して示す断面図である。図7は、図5に示した光源装置を後方から見た分解斜視図である。図5〜7において、図1〜4に示した構成要素と共通の構成要素には、同一の符号を付す。
上述した実施の形態1では、ランプカートリッジ2の開口部2aの周囲の合わせ面213(図4)に、放電ランプ11及び反射鏡12からの光が直接照射される。この光には紫外線が含まれるため、ランプカートリッジ2の成形材料の種類によっては、ガスの発生を抑制しなければならない場合がある。
そこで、この変形例では、透光板13の合わせ面124とランプカートリッジ2の合わせ面213との間に、例えば金属からなるスペーサ14を設けることで、ランプカートリッジ2の合わせ面213への紫外線等の直接照射を防止している。スペーサ14は、例えば、図7に示すように開口部2aを囲むリング状に形成することができる。
実施の形態2.
図8及び図9は、遮光板を有さない2つのタイプのランプユニット5,6をそれぞれ示す斜視図である。本実施の形態では、反射鏡の形状の異なるランプユニットを、共通のランプカートリッジに搭載できるようにしている。また、本実施の形態に係るランプユニット5,6は、いずれも透光板を有さない(すなわち、反射鏡の前面が開口している)ものである。
図8に示すランプユニット5は、放電ランプ11と、この放電ランプ11から発せられた光を反射して出射する反射鏡51とを有しており、反射鏡51の前端(出射側の端部)は開口部となっている。反射鏡51の前端部には、通気口51aが形成されている。ここでは、反射鏡51の開口部の上方、下方、左方及び右方にそれぞれ位置するように、合計4つの通気口51aが形成されている。
また、反射鏡51の前端部には、外周側に突出するつば部52が形成されている。ここでは、4つのつば部52が、反射鏡51の前端部の四隅(例えば、右上、左上、右下及び左下)に位置するように形成されている。実施の形態1で説明したガイド部12aは、各つば部52から前方に突出するように形成されている。
図9に示すランプユニット6は、放電ランプ11と、この放電ランプ11から発せられた光を反射して出射する反射鏡61とを有しており、反射鏡61の前端(出射側の端部)は開口部となっている。反射鏡61の中央域には、通気口61aが形成されている。ここでは、放電ランプ11を中心として略対称な2箇所に、2つの通気口61aが形成されている。各通気口61aは、反射鏡61の周方向(放電ランプ11を中心とした周方向)に延在している。
また、反射鏡61の前端部には、外周側に突出するつば部62が形成されている。ここでは、つば部52は、反射鏡61の前端部に沿ってリング状に形成されている。
図10及び図11は、図8に示したランプユニット5を組み付けたランプカートリッジ7の断面図及び後方から見た分解斜視図である。
ランプカートリッジ7の構造は、透光板72及びランプユニット5,6の組み付け構造を除き、実施の形態1で説明したランプカートリッジ2と同様である。ランプカートリッジ7は、ランプユニット5の前方(出射側)に位置するフロント部71と、このフロント部71の後方に位置するリア部22とを有し、リア部22の上端には取っ手23が形成されている。フロント部71には通気口214,215が形成され、取っ手23の基部23aには通気口231が形成されている。また、通気口214,215,231は、破片通過防止部材30,31,32で塞がれている。
ランプカートリッジ7のフロント部71には、ランプユニット5の前端部が固定される。具体的には、図11に示すように、ランプユニット5の反射鏡51の前端部のつば部52が、4組の取り付け板711とねじ712とにより、ランプカートリッジ7のフロント部71に固定される。なお、反射鏡51のつば部52の厚みにばらつきがある場合には、取付板711としてバネ部材を使用しても良い。
ランプカートリッジ7のフロント部71には、ランプユニット5から出射された光を通過させるための開口部が形成されており、この開口部には、透光板72が外側から取り付けられている。透光板72は、フロント部71の開口部の周囲の合わせ面71a(図10)に当て付けられた状態で、このフロント部71に固定されている。固定方法としては、透光板71の外周縁を板状の固定部材で押えてもよいし、また接着してもよい。また、透光板72の外径は、反射鏡51の前端部の外径より数mm大きければよい。
図12及び図13は、図9に示したランプユニット6を組み付けたランプカートリッジ7の断面図及び後方から見た分解斜視図である。
図12及び図13に示すランプカートリッジ7は、図10及び図11に示すランプカートリッジ7と共通である。ランプユニット6は、ランプカートリッジ7のフロント部71に取り付けられる。具体的には、図13に示すように、ランプユニット6の反射鏡61のつば部62が、取り付け板711とねじ712によりフロント部71に固定される。なお、反射鏡61のつば部62の厚みにばらつきが有る場合には、取付板711としてバネ材を使用しても良い。ランプカートリッジ7のフロント部71に透光板72が取り付けられる点については、図10及び図11を参照して説明したとおりである。
図10及び図11に示された光源装置では、送風ファンから送られた空気が、通気口231からランプカートリッジ7の内部に送られ、放電ランプ11の後端部及び反射鏡51の背面を通って前方に流れる。さらに、空気は、反射鏡51の前端部に形成された通気口51aを通って、反射鏡51の内側に送られる。放電ランプ11の熱を奪った空気は、通気口51aを通って反射鏡51の外側に排気され、さらに通気口214,215からランプカートリッジ7の外部に排気される。
同様に、図12及び図13に示された光源装置では、送風ファンから送られた空気が、通気口231からランプカートリッジ7の内部に送られ、放電ランプ11の後端部及び反射鏡61の背面を通って前方に流れる。さらに、空気は、反射鏡61の中央域に形成された通気口61aを通って、反射鏡61の内側に送られる。放電ランプ11の熱を奪った空気は、通気口61aを通って反射鏡61の外側に排気され、さらに通気口214,215からランプカートリッジ7の外部に排気される。
実施の形態1と同様、ランプカートリッジ2の通気口214,215,231は、放電ランプ11の破片を通過させない破片通過防止部材30,31,32で塞がれているため、放電ランプ11の破裂が生じた場合も、破片がランプカートリッジ7の外部に飛散することが防止される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、実施の形態1で説明した各効果に加え、反射鏡の形状の異なるランプユニット5,6を共通のランプカートリッジ7に取り付けることができるため、ランプカートリッジ7の生産性を向上し、コストを削減できるという効果がある。
なお、上記の説明では、ランプカートリッジ2に排気口として2つの通気口214,215を設けたが、放電ランプ11を十分に冷却できるのであれば、通気口214,215の一方をなくしてもよい。
図14は、実施の形態2の変形例に係るランプユニットの斜視図である。図15は、図14に示したランプユニットを取り付けた光源装置の縦断面図である。図16は、図15に示した光源装置を後方から見た分解斜視図である。図14〜16において、図8〜13に示した構成要素と共通の構成要素には、同一の符号を付す。
実施の形態2で説明したランプユニット5,6(図10〜図13)は、反射鏡51,61の前端部につば部52,62が設けられていたが、図14及び図15に示すように、反射鏡81につば部が設けられていないランプユニット8を、ランプカートリッジ7に取り付けることもできる。
この場合には、図16に示すように、反射鏡81の周囲に線材(例えばバネ線材)713を巻き付け、その両端をフロント部71に固定することで、ランプユニット8をランプカートリッジ7のフロント部71に取り付けることができる。
最後に、上述した実施の形態1,2に係る光源装置を組み込んだ投写型表示装置について説明する。図17に、上記の光源装置10を組み込んだ投写型表示装置の一例を示す。なお、図17に示す投写型表示装置はあくまで一例であり、本実施の形態に係る光源装置は、他の装置にも組み込むことができるのは言うまでもない。
図17に示す投写型表示装置は、上述した光源装置10と、光源装置10から出射された白色光を赤(R)、緑(G)及び青(B)の光に分離するダイクロイックミラー91,92と、各色の光を変調する3枚の液晶ライトバルブ95R,95G,95Bと、変調された各色の光を合成するプリズムユニット96と、合成された光をスクリーンSに拡大投写する投写光学系98とを備えている。また、ダイクロイックミラー91で反射された赤色光を液晶ライトバルブ95Rに導くミラー93と、ダイクロイックミラー91,92を透過した青色光を液将来とバルブ95Bに導くためのミラー94a,94bが設けられている。各液晶ライトバルブ95R,95G,95Bの入射側には、各ライトバルブに入射する光を平行光にするための集光レンズ97a,97b,97cが配置されている。
光源装置10から出射された光は、まずダイクロイックミラー91に入射する。ダイクロイックミラー91では赤色光のみが反射され、この赤色光は反射ミラー93及び集光レンズ97aを経て液晶ライトバルブ95Rに入射する。一方、ダイクロイックミラー91を透過した青色光と緑色光は、ダイクロイックミラー92に入射する。ダイクロイックミラー92では緑色光のみが反射され、この緑色光は集光レンズ97bを経て液晶ライトバルブ95Gに入射する。一方、ダイクロイックミラー92を透過した青色光は、反射ミラー94a,94b及び集光レンズ97cを経て液晶ライトバルブ95Bに入射する。液晶ライトバルブ95R,95G,95Bに入射した光は、それぞれの色の画像情報に応じて変調され、変調された各色光はプリズムユニット96にて合成される。合成された光は、投写光学系98を経て、スクリーンSに投写される。
上述したように、光源装置10内の放電ランプ11が破裂した場合でも、破片通過防止部材30〜32(図1等)によりランプカートリッジ2の外部への破片の飛散が防止されるため、投写型表示装置の内部にガラスの破片が飛散することはない。
本発明の実施の形態1に係る光源装置の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る光源装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る光源装置のランプユニットを示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る光源装置の一部を拡大して示す断面図である。 本発明の実施の形態1の変形例に係る光源装置の縦断面図である。 本発明の実施の形態1の変形例に係る光源装置の一部を拡大して示す断面図である。 本発明の実施の形態1の変形例に係る光源装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るランプユニットの斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るランプユニットの他の例を示す斜視図である。 図8に示したランプユニットをランプカートリッジに組み付けた光源装置の縦断面図である。 図10に示した光源装置の分解斜視図である。 図9に示したランプユニットをランプカートリッジに組み付けた光源装置の縦断面図である。 図12に示した光源装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態2の変形例に係るランプユニットの一例を示す斜視図である。 図14に示したランプユニットをランプカートリッジに組み付けた光源装置の縦断面図である。 図15に示した光源装置の分解斜視図である。 この発明の実施の形態1,2に係る光源装置が用いられる投写型表示装置の基本構成の一例を示す図である。
符号の説明
1 ランプユニット、 2,7 ランプカートリッジ、 5,6,8 ランプユニット、 11 放電ランプ、 12,51,61 反射鏡、 13,72 透光板、 14 スペーサ、 21,71 フロント部、 22 リア部、 23 取っ手、 24 ケーブル、 30,31,32 破片通過防止部材、 52,62 つば部、 61,81 反射鏡、 51a,61a,121 通気口、 122 電極端子部、 124,213 合わせ面、 214,215,231 通気口、 711 取付板、 712 ネジ、 713 線材。

Claims (6)

  1. ランプと、
    前記ランプから発せられた光を反射して出射する反射鏡であって、光の出射側の端部に少なくとも一つの通気口を有する反射鏡と、
    前記反射鏡の光の出射側に設けられた透光板
    するランプユニットと、
    前記ランプユニットを収容し、少なくとも一つの通気口を有するランプカートリッジと
    を備え、
    前記ランプカートリッジは、前記ランプユニットからの光を透過する開口部を有し、当該開口部の周囲に前記透光板の周縁部が当接し、
    前記ランプカートリッジ及び前記透光板の互いに当接する面の間に、紫外線遮光部材を設け、
    前記ランプカートリッジの前記通気口に、空気は通過させるが、前記ランプの破片は通過させない破片通過防止部材を設けたことを特徴とする光源装置。
  2. 前記紫外線遮光部材が、前記ランプカートリッジの前記通気口と前記開口部との間に配置されていること特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記紫外線遮光部材が、前記開口部を囲むリング状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光源装置
  4. 前記破片通過防止部材は、前記破片を通過させない網目間隔を有する網部材であることを特徴とする請求項1からまでの何れか1項に記載の光源装置。
  5. 前記ランプカートリッジは、前記ランプユニットの光の出射側及びその反対側に、それぞれ少なくとも一つの前記通気口を有することを特徴とする請求項1からまでの何れか1項に記載の光源装置。
  6. 請求項1から5までの何れか1項に記載された光源装置と、
    前記光源装置から出射された光を変調してスクリーン上に投写する手段と
    を備えたことを特徴とする投写型表示装置。
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