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JP4657824B2 - 基板載置台、基板処理装置および基板載置台の製造方法 - Google Patents
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JP4657824B2 - 基板載置台、基板処理装置および基板載置台の製造方法 - Google Patents

基板載置台、基板処理装置および基板載置台の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、フラットパネルディスプレイ(FPD)製造用のガラス基板などの基板を載置する基板載置台およびその製造方法、さらには、この基板載置台を使用して基板に対してドライエッチング等の処理を施す基板処理装置に関する。
例えば、FPD製造プロセスにおいては、被処理基板であるガラス基板に対して、ドライエッチングやスパッタリング、CVD(化学気相成長)等のプラズマ処理が多用されている。
このようなプラズマ処理においては、例えば、チャンバー内に一対の平行平板電極(上部および下部電極)を配置し、下部電極として機能するサセプタ(載置台)に被処理基板を載置し、処理ガスをチャンバー内に導入するとともに、電極の少なくとも一方に高周波電力を印加して電極間に高周波電界を形成し、この高周波電界により処理ガスのプラズマを形成して被処理基板に対してプラズマ処理を施す。
サセプタの表面は、実際には緩曲面となっているため、基板とサセプタとの間には部分的に微少な隙間ができており、プラズマ処理を繰り返し行うことにより、サセプタ上に付着物が蓄積する。このため、被処理基板の裏面にサセプタが接触する部分と付着物が接触する部分とができて、これらの部分間で熱伝導性や導電性が異なってしまい、被処理基板にエッチングむら(被処理基板においてエッチングレートの高い部分と低い部分とが混在することをいう)が生じることがある。
また、被処理基板をサセプタに面接触させて載置すると、プラズマ処理の帯電によって被処理基板がサセプタに吸着されてしまうこともある。
このようなエッチングむらや被処理基板の吸着を防止するため、静電電極を覆う焼成セラミック絶縁層の表面に凸状パターンを形成する提案がなされている(例えば、特許文献1)。また、サセプタ表面にフォトエッチングにより凹凸パターンを形成して、静電力(固着力)を低減し、プラズマ処理後にサセプタからウエハを容易に分離できるようにする提案もされている(特許文献2)。
さらに、アルミニウム又はアルミニウム合金製のサセプタの表面をショットブラスト処理して凹凸部を形成し、さらに不純物汚染を防止するため、化学研磨、電解研磨、又はバフ研磨によって凸部の急峻な凸部を除去する提案もされている(特許文献3)。
これら従来技術では、いずれも凸部の頂上は平らであるため、プラズマ処理によって発生した埃が堆積しやすいという欠点がある。また、凸部の頂面が平坦で被処理基板の裏面に面接触していると、エッチング条件によっては接触面の輪郭が被処理基板にエッチングむらとして転写されてしまう。つまり、凸部自体によってもエッチングむらが生じ、製品の歩留まりを低下させてしまうという問題が発生する。なお、凸部の形状を考慮した従来技術として、開口板を介してセラミックス溶射することにより凸部の上部を曲面形状に形成する提案もなされている(特許文献4)。
また、表面に凸部を形成したサセプタの場合、凸部と凸部以外の面との高低差が存在することから、プラズマ処理を繰り返すことにより、この部分に付着物が堆積し、やはりエッチングむらや基板のパーティクル汚染の原因となることが懸念されている。
特開昭60−261377号公報 特開平8−70034号公報 特開平10−340896号公報 特開2002−313898号公報
上記のように、従来技術では、基板載置台の載置面に凸部を形成することが提案されているが、凸部自体が原因となるエッチングむらの発生や、凸部と凸部以外の面の高低差に起因する堆積物の生成の問題に対しては、改良の余地が残されている。すなわち、従来技術では、凸部の形状についてエッチングむらを考慮した検討や、凸部と凸部以外の表面の形状についての検討はほとんどなされていない。
また、サセプタに静電吸着電極としての機能を持たせる場合、被処理基板とサセプタとの間に伝熱媒体ガスを導入することが行なわれる。この際に、伝熱効率を高めるためには、サセプタと被処理基板との間に密閉空間を形成することが好ましい。そのため、上記特許文献4では、サセプタの周縁部に台部を設けることも提案されているが、台部の形状や台部を含むサセプタ表面の加工方法の詳細については示されていない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、第1に、基板載置台に形成された凸部自体に起因するエッチングむらなどの処理むらを防止できる基板載置台およびその製造方法を提供することを課題としている。第2に、基板載置台の表面に付着物が蓄積することによって生じる処理むらや基板汚染を防止することを課題としている。第3に、伝熱媒体ガスによる伝熱効率を改善することが可能な基板載置台およびその製造方法を提供することも課題としている。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点は、基板処理装置において基板を載置する基板載置台であって、
載置台本体と、
前記載置台本体の基板載置側の基準面から突出して形成された複数の凸部と、
前記基準面を囲み、基板が載置された際に基板の周縁部に接触するように前記基準面よりも突出して形成された周縁台部と、
を有しており、
前記凸部の頂面が粗面であり、前記周縁台部の頂面が平滑面であることを特徴とする、基板載置台を提供する。
上記第1の観点では、載置台本体の基板載置側の基準面から突出して形成された複数の凸部と、基準面を囲み、基板が載置された際に基板の周縁部に接触するように基準面よりも突出して形成された周縁台部とを有する基板載置台において、凸部の頂面を粗面とし、周縁台部の頂面を平滑面としたので、凸部に起因するエッチングむらなどの処理の不均一を改善することができるとともに、周縁台部と基板を密着させて基板の裏面側に密閉空間を形成することが可能であり、例えばこの空間に伝熱媒体を導入して温度調節を行なう場合には伝熱効率を高めることができる。
本発明の第2の観点は、基板処理装置において基板を載置する基板載置台であって、
載置台本体と、
前記載置台本体の基板載置側の基準面から突出して形成された複数の凸部と、
を有しており、
前記基準面が平滑面であり、前記凸部の頂面が粗面であることを特徴とする、基板載置台を提供する。
上記第2の観点では、載置台本体の基板載置側の基準面から突出して形成された複数の凸部を有する基板載置台において、基準面を平滑面とし、凸部の頂面を粗面としたので、凸部に起因するエッチングむらなどの処理の不均一を改善することができるとともに、基準面に反応生成物やパーティクルなどが付着して堆積物を形成した場合でも、簡易洗浄等により容易に除去できる。従って、堆積物によるエッチングむらなどの処理の不均一や基板汚染も低減できる。
本発明の第3の観点は、基板処理装置において基板を載置する基板載置台であって、
載置台本体と、
前記載置台本体の基板載置側の基準面から突出して形成された複数の凸部と、
前記基準面を囲み、基板が載置された際に基板の周縁部に接触するように前記基準面よりも突出して形成された周縁台部と、
を有しており、
前記基準面および前記周縁台部の頂面が平滑面であり、前記凸部の頂面が粗面であることを特徴とする、基板載置台を提供する。
上記第3の観点では、載置台本体の基板載置側の基準面から突出して形成された複数の凸部と、基準面を囲み、基板が載置された際に基板の周縁部に接触するように基準面よりも突出して形成された周縁台部とを有する基板載置台において、凸部の頂面を粗面としたので、凸部に起因するエッチングむらなどの処理の不均一を改善することができる。また、基準面および周縁台部の頂面を平滑面としたので、基準面に反応生成物やパーティクルなどが付着して堆積、固着することを防止し、堆積物によるエッチングむらなどの処理の不均一や基板汚染を簡易洗浄により低減できるとともに、周縁台部と基板を密着させて基板の裏面側に密閉空間を形成することが可能になり、例えばこの空間に伝熱媒体を導入して温度調節を行なう場合には伝熱効率を高めることができる。
上記第1、第2または第3の観点の基板載置台において、前記凸部の頂面の表面粗さRy(最大高さ)が8μm以上であることが好ましい。
また、上記第2または第3のいずれかの観点の基板載置台において、前記基準面の表面粗さRa(算術平均粗さ)が1.5μm以下であることが好ましい。
上記第1または第3のいずれかの観点の基板載置台において、前記周縁台部の頂面の表面粗さRa(算術平均粗さ)が1.5μm以下であることが好ましい。この場合、基板載置台は静電吸着電極として機能することが好ましく、前記載置台本体は、基材と、該基材上に形成された第1の誘電性材料膜と、該第1の誘電性材料膜の上に積層された導電層と、該導電層の上に積層された第2の誘電性材料膜と、を有するものとしてもよい。さらに、前記基板載置台を貫通して設けられ、基板の裏面へ向けて伝熱媒体を供給する伝熱媒体流路を有していてもよい。
本発明の第4の観点は、上記第1から第3のいずれかの観点の基板載置台を備えた基板処理装置を提供する。この基板処理装置は、フラットパネルディスプレイの製造に用いられるものであってもよく、特に基板に対し、プラズマエッチング処理を行なうプラズマエッチング装置であってもよい。
本発明の第5の観点は、基板に処理を施す際に基板を載置する基板載置台の製造方法であって、
基材表面に誘電性材料膜を形成する誘電性材料膜形成工程と、
前記誘電性材料膜の表面を研磨する研磨工程と、
研磨後の前記誘電性材料膜の表面を、周縁部を残して切削加工し、凹部を形成する切削工程と、
前記凹部に、複数の開口を有する開口板を介してセラミックスを溶射してセラミックスからなる複数の凸部を形成する凸部形成工程と、
を含むことを特徴とする、基板載置台の製造方法を提供する。
第5の観点によれば、開口板をマスクとして用いる溶射法によって、凸部の頂面が粗面で、凸部以外の面が平滑面である基板載置台を短い加工時間および少ない加工コストで製造することができる。
上記第5の観点において、前記凸部形成工程は、
前記誘電性材料膜の上に、複数の開口を有する開口板を載置する工程と、
前記開口板の開口内に露出した前記誘電性材料膜をブラスト処理する工程と、
前記開口板を介して前記誘電性材料膜の上にセラミックスを溶射する工程と、
前記開口板を取り除く工程と、
を含むことができる。
このように、開口板を介して誘電性材料膜をブラスト処理した後、さらに開口板を介して誘電性材料膜の上にセラミックスを溶射することによって、凸部を形成する部分の誘電性材料膜を粗面化してアンカー効果により凸部と誘電性材料膜との接着を図ることができるとともに、凸部を形成する部分以外の基板表面は機械研磨加工または機械切削加工による平滑面のまま残すことができる。
また、上記第5の観点において、前記誘電性材料膜形成工程は、
基材上に第1の誘電性材料膜を形成する工程と、
前記第1の誘電性材料膜上に導電層を形成する工程と、
前記導電層上に第2の誘電性材料膜を形成する工程と、
を含むことができる。
また、上記第5の観点において、前記研磨工程では、表面粗さRa(算術平均粗さ)が1.5μm以下になるまで研磨を行なうことが好ましい。また、前記切削工程では、前記凹部の底面の表面粗さRa(算術平均粗さ)が1.5μm以下となるように切削もしくは研磨を行なうことが好ましい。さらに、前記凸部形成工程では、前記溶射による凸部の射ち放し表面の表面粗さRy(最大高さ)が8μm以上となるように溶射を行なうことが好ましい。
本発明によれば、基板載置台に起因するエッチングむら等の処理の不均一や、堆積物による基板汚染などの不都合を防止できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る基板載置台としてのサセプタが設けられた処理装置の一例であるプラズマエッチング装置を示す断面図である。このプラズマエッチング装置1は、FPD用ガラス基板Gの所定の処理を行う装置の断面図であり、容量結合型平行平板プラズマエッチング装置として構成されている。ここで、FPDとしては、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、エレクトロルミネセンス(Electro Luminescence;EL)ディスプレイ、蛍光表示管(Vacuum Fluorescent Display;VFD)、プラズマディスプレイパネル(PDP)等が例示される。なお、本発明の処理装置は、プラズマエッチング装置にのみ限定されるものではない。
このプラズマエッチング装置1は、例えば表面がアルマイト処理(陽極酸化処理)されたアルミニウムからなる角筒形状に成形されたチャンバー2を有している。このチャンバー2内の底部には絶縁材からなる角柱状の絶縁板3が設けられており、さらにこの絶縁板3の上には、被処理基板であるLCDガラス基板Gを載置するためのサセプタ4が設けられている。また、サセプタ4の基材4aの外周および上面の誘電性材料膜5が設けられていない周縁には、絶縁部材8が設けられている。
サセプタ4には、高周波電力を供給するための給電線23が接続されており、この給電線23には整合器24および高周波電源25が接続されている。高周波電源25からは例えば13.56MHzの高周波電力がサセプタ4に供給される。
前記サセプタ4の上方には、このサセプタ4と平行に対向して上部電極として機能するシャワーヘッド11が設けられている。シャワーヘッド11はチャンバー2の上部に支持されており、内部に内部空間12を有するとともに、サセプタ4との対向面に処理ガスを吐出する複数の吐出孔13が形成されている。このシャワーヘッド11は接地されており、サセプタ4とともに一対の平行平板電極を構成している。
シャワーヘッド11の上面にはガス導入口14が設けられ、このガス導入口14には、処理ガス供給管15が接続されており、この処理ガス供給管15には、バルブ16およびマスフローコントローラ17を介して、処理ガス供給源18が接続されている。処理ガス供給源18からは、エッチングのための処理ガスが供給される。処理ガスとしては、ハロゲン系のガス、Oガス、Arガス等、通常この分野で用いられるガスを用いることができる。
前記チャンバー2の側壁底部には排気管19が接続されており、この排気管19には排気装置20が接続されている。排気装置20はターボ分子ポンプなどの真空ポンプを備えており、これによりチャンバー2内を所定の減圧雰囲気まで真空引き可能なように構成されている。また、チャンバー2の側壁には基板搬入出口21と、この基板搬入出口21を開閉するゲートバルブ22とが設けられており、このゲートバルブ22を開にした状態で基板Gが隣接するロードロック室(図示せず)との間で搬送されるようになっている。
図1に示すように、本発明の一実施形態の基板載置台であるサセプタ4は、基材4aと、基材4aの上に設けられた誘電性材料膜5とを有する。誘電性材料膜5の上面の周縁には段差が設けられ、台部6を形成している。また、誘電性材料膜5の上面には、複数の凸部7が突起状に形成されており、これらの凸部7は、台部6により周囲を囲まれている。なお、基材4aと誘電性材料膜5との熱膨張率の差による熱応力を緩和する目的で、基材4aと誘電性材料膜5との間に、これらの中間の熱膨張率を持つ材質からなる1層以上の中間層を設けることもできる。
図2は、サセプタ4の平面図であり、図3は、図2のIII-III'線矢視における断面図である。また、図4は、サセプタ4の表面付近の構造を拡大して示す要部断面図である。凸部7は、誘電性材料膜5の上の基板G載置領域に一様に分布して形成されており、基板Gはこの凸部7上に載置されるようになっている。これにより凸部7は、サセプタ4と基板Gとの間を離隔するスペーサーとして機能し、サセプタ4上に付着した付着物が基板Gに悪影響を及ぼすことが防止される。
図4に模式的に示すように、本実施形態のサセプタ4において凸部7は、例えば断面視台形状に形成されており、その頂面7aは粗面化されているので、基板Gと点接触させることができる。
より具体的には、凸部7の頂面7aの表面粗さRyは8μm以上であり、9μm以上15μm以下であることが好ましい。ここで、Ryは、JIS B0601−1994に規定されている最大高さであり、粗さ曲線からその平均線の方向に基準長さを決め、この基準長さ内の最も高い山頂高さと最も低い谷底深さとの合計値をマイクロメートル(μm)で表したものをいう。凸部7の頂面7aの表面粗さRyを8μm以上とすることにより、凸部7の頂面7aが基板Gの裏面と点接触することになり、エッチングの際にエッチングむらの発生を防止することができる。
凸部7の高さhは、30〜80μmであることが好ましい。サセプタ4上に付着する付着物の量を考慮すると、凸部7の高さを30μm以上とすることで付着物が基板Gに悪影響を及ぼすことを十分に防止することができるからである。一方、凸部7の高さhが80μmを超えると、静電吸着力が低下するほか、凸部7の強度が低下したり、基板Gのエッチングレートが低下するといった問題や、後述するように凸部7を溶射で形成する場合に溶射時間が長くなるという不都合もある。
また、凸部7の頂面7aの径Dは0.5〜1mmであることが好ましく、その間隔(隣接する二つの凸部7の中心点を結ぶ距離)は5〜20mmとすることが好ましい。このような凸部7は、誘電体材料膜5の表面に例えば6000個以上形成することが好ましい。ただし、凸部7は、基板Gが基準面5aに接触しない間隔で形成すればよいので、上記数字はあくまでも目安である。また、凸部7の配列パターンには特に制限はなく、例えば千鳥格子配列であってもよい。
凸部7は一般的に耐久性および耐食性が高い材料として知られているセラミックスで構成されている。凸部7を構成するセラミックスは特に限定されるものではなく、典型的にはAl、Zr、Si等の絶縁材料を挙げることができるが、SiCのようにある程度導電性を有するものであってもよい。凸部7は、後述するように、溶射により形成することが好ましい。
また、サセプタ4の上面における凸部以外の部分である台部6の頂面6aと誘電性材料膜5の基準面5aは、ともに平滑面である。具体的には、台部6の頂面6aと誘電性材料膜5の基準面5aの表面粗さRaはそれぞれ1.5μm以下であり、0以上1.5μm以下が好ましい。ここで、Raは、JIS B0601−1994に規定されている算術平均粗さであり、粗さ曲線からその平均線の方向に基準長さを決め、この基準長さ内で平均線から測定された粗さ曲線までの偏差の絶対値を合計し、平均した値をマイクロメートル(μm)で表したものをいう。
台部6の頂面6aの表面粗さRaを1.5μm以下とすることにより、基板Gをサセプタ4に載置した場合に基板Gの周縁部を台部6の頂面6aに密着させることができる。よって、基板Gとサセプタ4の基準面5aとの間に密閉空間を形成することができる。これにより、特に伝熱媒体ガスを基板Gの裏面に供給して温度制御を行う場合に、伝熱媒体ガスを基板Gの裏面側の空間に閉じ込めることができるので、伝熱効率を向上させることができる。
また、誘電性材料膜5の基準面5aの表面粗さRaを1.5μm以下とすることにより、付着物が凸部7より低い基準面5aに堆積することを防ぐことができる。
すなわち、サセプタ4において基準面5aが粗面であると、エッチングプロセスを繰り返すことにより、誘電性材料膜5の基準面5aに基板Gからエッチングされた物質等が付着、蓄積して堆積することがあるが、本実施形態においては、基準面5aが平滑面であるため、エッチングによる反応生成物やパーティクルなどが付着しにくく、堆積物を形成しにくい。また、万一、堆積物が形成されても、凸部7がスペーサーの役割を果たすので、堆積物が基板Gに接触し難く、基板Gにエッチングむらが生じたり、基板Gがサセプタ4に吸着されたりする、といった不都合が防止される。
台部6の高さhは、凸部7を囲みつつ、基板Gと基準面5aとの間に密閉空間を形成する観点から、凸部7の高さと略同じ高さもしくは若干高くすることが好ましく、例えば機械加工や研磨加工で形成することができる。
誘電性材料膜5は、誘電性材料からなっていればその材料は問わず、また高絶縁性材料のみならず電荷の移動を許容する程度の導電性を有するものを含む。このような誘電性材料膜5は、耐久性および耐食性の観点からセラミックスで構成することが好ましい。この際のセラミックスは特に限定されるものではなく、凸部7の場合と同様、典型的にはAl、Zr、Si等の絶縁材料を挙げることができるが、SiCのようにある程度導電性を有するものであってもよい。このような誘電性材料膜5は、例えば溶射により形成することができる。
基材4aは、誘電性材料膜5を支持するものであり、例えばアルミニウム等の金属やカーボンのような導電体で構成されている。
次に、再び図1を参照して、プラズマエッチング装置1における処理動作について説明する。
まず、被処理体である基板Gは、ゲートバルブ22が開放された後、図示しないロードロック室から基板搬入出口21を介してチャンバー2内へと搬入され、サセプタ4上、つまり、サセプタ4の表面に形成された誘電性材料膜5の凸部7および台部6の上に載置される。この場合に、基板Gの受け渡しはサセプタ4の内部を挿通しサセプタ4から突出可能に設けられたリフターピン(図示せず)を介して行われる。その後、ゲートバルブ22が閉じられ、排気装置20によって、チャンバー2内が所定の真空度まで真空引きされる。
その後、バルブ16が開放されて、処理ガス供給源18から処理ガスがマスフローコントローラ17によってその流量が調整されつつ、処理ガス供給管15、ガス導入口14を通ってシャワーヘッド11の内部空間12へ導入され、さらに吐出孔13を通って基板Gに対して均一に吐出され、チャンバー2内の圧力が所定の値に維持される。
この状態で高周波電源25から整合器24を介して高周波電力がサセプタ4に印加され、下部電極としてのサセプタ4と上部電極としてのシャワーヘッド11との間に高周波電界が生じ、処理ガスが解離してプラズマ化し、これにより基板Gにエッチング処理が施される。
このようにしてエッチング処理を施した後、高周波電源25からの高周波電力の印加を停止し、ガス導入を停止した後、チャンバー2内の圧力を所定の圧力まで減圧する。そして、ゲートバルブ22が開放され、基板Gが基板搬入出口21を介してチャンバー2内から図示しないロードロック室へ搬出されることにより基板Gのエッチング処理は終了する。
次に、誘電性材料膜5上に台部6や凸部7を形成する方法について、図5および図6を参照しながら説明する。本実施形態では、凸部7の頂面7aは粗面とし、凸部7以外の部分である誘電性材料膜5の基準面5aや台部6の頂面6aを平滑面とするため、以下のような製造方法を採用した。
まず、基材4aの上面に誘電性材料膜5を積層形成したものを準備する。この誘電性材料膜5は、前記セラミックス材料を溶射することにより形成されており、溶射の射ち放し表面5bが露出している。なお、誘電性材料膜5を溶射により形成する際に、気孔が形成される場合があるが、その場合には耐電圧性能を確保するために、封孔処理を施しておくことが好ましい。
上記射ち放し表面5bを、図6(a)に示すように、例えば門型研磨機などの研磨手段100を用いて機械研磨して均一に平滑化する(ステップS11)。この研磨工程では、射ち放し表面5bの表面粗さRaが1.5μm以下になるまで研磨を実施する。
次に、図6(b)に示すように、平滑化された誘電性材料膜5の周縁部を残し、内側を例えば門型切削機などの切削手段101を用いて切削加工する(ステップS12)。この切削加工により、誘電性材料膜5の中央部が切削されて凹形状になり、凹部の底に基準面5aが露出するとともに周縁に台部6が形成される。基準面5aは、切削加工による平滑面であり、表面粗さRaが1.5μm以下である。一方、台部6の頂面は、図6(a)の研磨後の表面がそのまま残っているため、表面粗さRaが1.5μm以下である。
次に、図6(c)に示すように、複数の円形開口を有する開口板102を誘電性材料膜5上にセットする(ステップS13)。マスク部材である開口板102には、複数の凸部7のサイズと配置に対応するように貫通孔が穿設されている。このような開口板102としては、例えば板厚0.3〜0.5mm程度の金属板、具体的にはステンレス板を使用することができる。この開口板102をセットした状態で、ブラスト処理を行い、開口板102の開口内に露出した誘電性材料膜5の平滑表面を粗面化する(ステップS14)。この粗面化は次工程の溶射の際にアンカー効果を持たせ、溶射形成される凸部7を誘電性材料膜5と堅固に接合させるために行う。
図6(d)では、開口板102の上から溶射ガン103により前記セラミックス材料を溶射する。これにより、開口板102の開口内に凸部7を形成する(ステップS15)。凸部7の溶射形成に際し、例えば溶射粒径、溶射パス数などの溶射条件を選定することにより、頂面7aの表面粗さRyが8μm以上になるように粗面化できる。また、誘電性材料膜5の材質と凸部7の材質が同一であれば、両者は強固に結合するので好適である。しかし、処理中の温度範囲で両者の結合が十分であれば、両者の材質は異なっていてもよい。
そして、図6(e)に示すように開口板102を取り外すことによって、誘電性材料膜5の表面に台部6および凸部7が形成される(ステップS16)。このようにして形成された凸部7の頂面7aは、溶射の射ち放し表面であり、表面粗さRyが8μm以上に粗面化されている。一方、台部6の頂面6aは機械研磨により形成された平滑面であり、また、基準面5aは切削加工により形成された平滑面であり、共に表面粗さRaが1.5μm以下である。以上の製造方法によれば、凸部7の頂面7aが粗面化され、台部6の頂面6aと基準面5aが平滑面であるサセプタ4を、短い加工時間および少ない加工コストで製造することができる。
図7は、サセプタ4の表面に形成された凸部の表面粗さを示す断面曲線を示している。
図7のサンプルA〜Cは、従来の製造方法により凸部7(および台部6)を形成した場合の断面曲線である。まず、サンプルAは、基材4aの表面に積層溶射された誘電性材料膜5の表面に開口板102を置き、溶射により凸部7を形成したサンプルである。このサンプルAは、凸部7の頂面7aと基準面5aが両方ともに溶射形成された射ち放し面であるため、断面曲線に示されるようにどちらも粗面化されている。従って、凸部7によるエッチングむらは発生しにくいが、プラズマエッチングを繰り返し行うことによって粗い基準面5aに反応生成物やパーティクルなどが付着しやすく、堆積物が形成されやすいという問題がある。
サンプルBは、基材4aの表面に積層溶射された誘電性材料膜5の表面に、直接切削加工によって凸部7を形成したサンプルである。この場合、基準面5aは機械加工による平滑面であるため、堆積物が形成されにくいが、断面曲線からわかるように、凸部7の表面7aはほぼ完全な台形状であり、その頂面7aが平滑であるため、エッチングむらが発生し易い。
また、サンプルCは、サンプルBの改良例であり、誘電性材料膜5に切削加工によって凸部7を形成した後、それらの表面に溶射装置で例えば1パス分だけ溶射し、表面に薄い溶射膜を形成したサンプルである。このサンプルCも、凸部7の頂面7aと基準面5aが両方ともに溶射形成された射ち放し面であるため、断面曲線に示されるように粗面化されている。従って、凸部7によるエッチングむらは発生しないが、プラズマエッチングを繰り返し行うことによって粗い基準面5aに反応生成物やパーティクルなどが付着しやすく、堆積物が形成されやすいという問題がある。
図7のサンプルDは、図5および図6に示す製造方法で台部6と凸部7とを形成した場合の断面曲線であり、凸部7の頂面7aは粗面化されているのに対し、台部6の頂面6aと誘電性材料膜5の基準面5aは平滑面であることが見て取れる。従って、凸部7によるエッチングむらの発生は抑制され、基準面5aにおける堆積物の生成も回避できる。さらに、台部6の平滑な頂面6aは、基板Gの裏面と密着できるので、基板Gの裏面空間に伝熱媒体ガスを導入した場合の温度制御効率を高めることができる。
以上のように、本実施形態の製造方法によるサンプルDでは、凸部7の頂面7a、台部6の頂面6aおよび基準面5aの形状が考慮されているので、エッチングむらや堆積物の問題が生じにくく、プラズマエッチング装置1におけるエッチング処理の信頼性を確保することができる。これに対し、従来の製造方法による比較例のサンプルA〜Cでは、いずれにおいても、凸部7の頂面7a、台部6の頂面6aおよび基準面5aの形状(粗面であるか、平滑面であるか)の組み合わせが不適切であるため、エッチングむらや堆積物の発生などの問題が生じやすいことが理解される。
次に、凸部7の頂面7aの表面粗さとエッチングむら発生との関係について示す。表面粗さは、Ra(算術平均粗さ)、Rz(十点平均粗さ)、Ry(最大高さ)の3通りの方法で評価した。ここで、Rzは、JIS B0601−1994に規定されている十点平均粗さであり、粗さ曲線からその平均線の方向に基準長さを決め、この基準長さ内で、最も高い山頂から5番目までの山頂の標高の絶対値の平均値と、最も低い谷底から5番目までの谷底の標高の絶対値の平均値との和をマイクロメートル(μm)で表したものをいう。
図8は、凸部7の頂面7aの表面粗さが異なる5種類のサセプタ(サンプル1〜5)について、表面粗さとプラズマエッチング処理におけるエッチングむら発生の有無を調べた結果である。各サンプル番号の下の○×は、エッチングむらの発生の有無を示しており、○は「エッチングむら発生せず」を、×は「エッチングむら発生」を意味している。
図8から、エッチングむらが発生したサンプル(サンプル2とサンプル3)と、エッチングむらが発生しなかったサンプル(サンプル1、サンプル4、サンプル5)のグループにおいて、明確に差が見られる表面粗さ量は、Ryであることが判る。また、Ryが8μm以上のサンプルでは、エッチングむらは発生しなかった。従って、凸部7の頂面7aの表面粗さの評価指標には、Ryが適しているとともに、エッチングむらを防止するためには、Ryが8μm以上であればよいことが示された。
次に、図9、図10を参照しながら、他の実施形態について説明する。本実施形態のサセプタ40は、静電チャック機能を有しており、図10に拡大して示すように、基材4a上に、第1の誘電性材料膜51と、金属などの導電性材料からなり、静電電極層として機能する導電層52と、第2の誘電性材料膜53と、をこの順に積層してサセプタ40を構成したものである。第2の誘電性材料膜53の表面には、複数の凸部7と台部6が基準面53aに対して突出形成されている。そして、図示しない直流電源から導電層52に直流電圧を印加することにより、例えばクーロン力によって基板Gを静電吸着できるように構成されている。なお、第1の誘電性材料膜51、導電層52、第2の誘電性材料膜53を形成する方法は問わないが、すべて溶射によって形成してもよい。
また、基材4a、第1の誘電性材料膜51、導電層52、第2の誘電性材料膜53を貫通して、第2の誘電性材料膜53の基準面53aに吹出口を有する複数の伝熱媒体流路41が形成されている。これによって、基板Gの裏側の凸部7どうしの間の空間に伝熱媒体たとえばヘリウムガスを充満させて基板Gを一様に冷却することができ、基板Gの温度を一様にすることができるので、エッチング等のプラズマ処理も基板全面にわたって一様に行なわれる。また、周縁部に形成された台部6によって、伝熱ガスがサセプタ以外の領域に拡散することを抑制し、伝熱効率を高めることができる。
第1実施形態におけるサセプタ4と同様に、本実施形態のサセプタ40においても、凸部7の頂面7aは粗面であり、表面粗さRyは8μm以上であり、9μm以上15μm以下であることが好ましい。
また、サセプタ40の上面における凸部以外の部分である台部6の頂面6aと第2の誘電性材料膜53の基準面53aは、ともに平滑面である。具体的には、台部6の頂面6aと第2の誘電性材料膜53の基準面53aの表面粗さRaはそれぞれ1.5μm以下であり、0以上1.5μm以下が好ましい。
第1の誘電性材料膜51と第2の誘電性材料膜53は、上記誘電性材料膜5と同様、誘電性材料からなっていればその材料は問わず、また高絶縁材料のみならず電荷の移動を許容する程度の導電性を有するものを含み、耐久性および耐食性の観点からセラミックス材料で構成することが好ましい。セラミックス材料は特に限定されるものではなく、典型的にはAl、Zr、Si等の絶縁材料を挙げることができるが、SiCのようにある程度導電性を有するものであってもよい。なお、第1の誘電性材料膜51と第2の誘電性材料膜53は同じ材質であっても異なっていてもよい。また、基材4aと第1の誘電性材料膜51との熱膨張率の差による熱応力を緩和する目的で、基材4aと第1の誘電性材料膜51との間にこれらの中間の熱膨張率を持つ材質からなる1層以上の中間層を設けることもできる。
凸部7および台部6の機能と製造方法は、第1実施形態と同様である。本実施形態では、静電チャックにより基板Gを静電吸着するとともに、伝熱媒体によって温度調節しながら、基板Gの処理、例えばエッチング処理を高精度に実施できる。なお、このような構造をとらなくても、図1に示すサセプタ4の基材4aを静電チャックの静電電極とすることにより静電チャックとして機能させることができる。
以上の図9に示すサセプタ40は、図1に示すプラズマエッチング装置1と同様の構成のプラズマエッチング装置に配備することができる。
なお、本発明は上記実施形態に制約されることはなく、種々の変形が可能である。
例えば、図1では、下部電極に高周波電力を印加するRIEタイプの容量結合型平行平板プラズマエッチング装置を例示して説明したが、エッチング装置に限らず、アッシング、CVD成膜等の他のプラズマ処理装置に適用することができるし、上部電極に高周波電力を供給するタイプであっても、また容量結合型に限らず誘導結合型であってもよい。
また、被処理基板はFPD用ガラス基板Gに限られず半導体ウエハであってもよい。
さらに、凸部7の大きさ、数、配置なども限定されず、処理内容に応じて適宜選択できる。
本発明の一実施形態に係る基板載置台としてのサセプタが設けられた処理装置の一例であるプラズマエッチング装置を示す断面図。 サセプタの平面図。 図2におけるIII−III’線矢視の断面図。 サセプタ断面の要部拡大図。 サセプタ表面形状の製造工程の一例を示すフロー図。 サセプタ表面形状の製造工程を説明するための断面図。 サセプタ表面の断面曲線を製造方法別に示す図面。 凸部の頂面の表面粗さとエッチングむらとの関係を試験した結果を示し、(a)はRa、(b)はRz、(c)はRyで評価を行ったグラフ。 静電チャックを設けた他の実施形態に係るサセプタを示しており、(a)は断面図、(b)は要部平面図。 図9の実施形態に係るサセプタの要部の拡大断面図。
符号の説明
1 処理装置(プラズマエッチング装置)
2 チャンバー(処理室)
3 絶縁板
4 サセプタ
5 誘電性材料膜
5a 基準面
6 台部
6a 頂面
7 凸部
7a 頂面
11 シャワーヘッド(ガス供給手段)
20 排気装置
25 高周波電源(プラズマ生成手段)
40 サセプタ
41 伝熱媒体流路
51 第1の誘電性材料膜
52 導電層
53 第2の誘電性材料膜

Claims (19)

  1. 基板処理装置において基板を載置する基板載置台であって、
    載置台本体と、
    前記載置台本体の基板載置側の基準面から突出して形成された複数の凸部と、
    前記基準面を囲み、基板が載置された際に基板の周縁部に接触するように前記基準面よりも突出して形成された周縁台部と、
    を有しており、
    前記凸部の頂面が粗面であり、前記周縁台部の頂面が平滑面であることを特徴とする、基板載置台。
  2. 基板処理装置において基板を載置する基板載置台であって、
    載置台本体と、
    前記載置台本体の基板載置側の基準面から突出して形成された複数の凸部と、
    を有しており、
    前記基準面が平滑面であり、前記凸部の頂面が粗面であることを特徴とする、基板載置台。
  3. 基板処理装置において基板を載置する基板載置台であって、
    載置台本体と、
    前記載置台本体の基板載置側の基準面から突出して形成された複数の凸部と、
    前記基準面を囲み、基板が載置された際に基板の周縁部に接触するように前記基準面よりも突出して形成された周縁台部と、
    を有しており、
    前記基準面および前記周縁台部の頂面が平滑面であり、前記凸部の頂面が粗面であることを特徴とする、基板載置台。
  4. 前記凸部の頂面の表面粗さRy(最大高さ)が8μm以上であることを特徴とする、請求項1、請求項2または請求項3に記載の基板載置台。
  5. 前記基準面の表面粗さRa(算術平均粗さ)が1.5μm以下であることを特徴とする、請求項2または請求項3に記載の基板載置台。
  6. 前記周縁台部の頂面の表面粗さRa(算術平均粗さ)が1.5μm以下であることを特徴とする、請求項1または請求項3に記載の基板載置台。
  7. 静電吸着電極として機能することを特徴とする、請求項6に記載の基板載置台。
  8. 前記載置台本体は、基材と、該基材上に形成された第1の誘電性材料膜と、該第1の誘電性材料膜の上に積層された導電層と、該導電層の上に積層された第2の誘電性材料膜と、を有することを特徴とする、請求項7に記載の基板載置台。
  9. 前記基板載置台を貫通して設けられ、基板の裏面へ向けて伝熱媒体を供給する伝熱媒体流路を有することを特徴とする、請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の基板載置台。
  10. 前記基準面のうち、前記複数の凸部に接合される部分が粗面化されていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の基板載置台。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載された基板載置台を備えた基板処理装置。
  12. フラットパネルディスプレイの製造に用いられるものである、請求項11に記載の基板処理装置。
  13. 基板に対し、プラズマエッチング処理を行なうプラズマエッチング装置であることを特徴とする、請求項11または請求項12に記載の基板処理装置。
  14. 基板に処理を施す際に基板を載置する基板載置台の製造方法であって、
    基材表面に誘電性材料膜を形成する誘電性材料膜形成工程と、
    前記誘電性材料膜の表面を研磨する研磨工程と、
    研磨後の前記誘電性材料膜の表面を、周縁部を残して切削加工し、凹部を形成する切削工程と、
    前記凹部に、複数の開口を有する開口板を介してセラミックスを溶射してセラミックスからなり、頂面が粗面である複数の凸部を形成する凸部形成工程と、
    を含むことを特徴とする、基板載置台の製造方法。
  15. 前記凸部形成工程は、
    前記誘電性材料膜の上に、複数の開口を有する開口板を載置する工程と、
    前記開口板の開口内に露出した前記誘電性材料膜をブラスト処理する工程と、
    前記開口板を介して前記誘電性材料膜の上にセラミックスを溶射する工程と、
    前記開口板を取り除く工程と、
    を含むことを特徴とする、請求項14に記載の基板載置台の製造方法。
  16. 前記誘電性材料膜形成工程は、
    基材上に第1の誘電性材料膜を形成する工程と、
    前記第1の誘電性材料膜上に導電層を形成する工程と、
    前記導電層上に第2の誘電性材料膜を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする、請求項14または請求項15に記載の基板載置台の製造方法。
  17. 前記研磨工程では、表面粗さRa(算術平均粗さ)が1.5μm以下になるまで研磨を行なうことを特徴とする、請求項14から請求項16のいずれか1項に記載の基板載置台の製造方法。
  18. 前記切削工程では、前記凹部の底面の表面粗さRa(算術平均粗さ)が1.5μm以下となるように切削もしくは研磨を行なうことを特徴とする、請求項14から請求項17のいずれか1項に記載の基板載置台の製造方法。
  19. 前記凸部形成工程では、前記溶射による凸部の射ち放し表面の表面粗さRy(最大高さ)が8μm以上となるように溶射を行なうことを特徴とする、請求項14から請求項18のいずれか1項に記載の基板載置台の製造方法。
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