JP4658596B2 - 線形予測に基づく音声コーデックにおける効率的なフレーム消失の隠蔽のための方法、及び装置 - Google Patents
線形予測に基づく音声コーデックにおける効率的なフレーム消失の隠蔽のための方法、及び装置 Download PDFInfo
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Description
標本化された音声信号は、201から211まで番号をつけられた11個のモジュールに分解される図2の符号化装置200によりブロック毎に符号化される。
図3の音声復号器300は、デジタル入力信号322(デマルチプレクサ(DEMUX)317への入力ビットストリーム)と、標本化音声出力信号323(加算器321の出力信号)との間で実行される様々なステップを説明する。
・短期予測(short-term prediction:STP)パラメータと呼ばれ、フレーム毎に1回生成される量子化された補間LPフィルタ係数“A^(z)”;
・長期予測(long-term prediction:LTP)パラメータ“T”,“b”,及び“j”(各サブフレームに対する);
・新規コードブックの指数“k”及び利得“g”(各サブフレームに対する);
である。
“rv”の値が“−1”と”1”との間にある点に留意すること(“1”が単に有声の信号に対応すると共に、“−1”が単に無声(unvoiced)の信号に対応する)。
デジタル音声通信システムにおいて、特に、無線環境、及びパケット交換ネットワークにおいて動作しているとき、フレームの消失が合成された音声品質に対して重大な影響を与える。無線のセルラーシステムにおいて、受信信号のエネルギーは、高いビット誤り率となる、頻繁に発生する深刻な減衰(fade)を示すと共に、これはセル境界で更に顕著となる。この場合、チャネル復号器は、受信されたフレームにおいてエラーを訂正することができないと共に、その結果、チャネル復号器の後で通常使用されるエラー検出器は、フレームが消去されたことを示すことになる。インターネットプロトコル上の音声(Voice over Internet Protocol:VoIP)のような、パケットネットワークアプリケーション上の音声において、音声信号は、通常各パケットに20[ms]のフレームが配置されてパケット化される。パケット交換通信において、もしパケットの数が非常に多くなる、またはそのパケットが長時間の遅延の後受信機に到着する場合、パケットの欠落はルータで発生し得ると共に、もしその遅延が受信機側のジッタ用バッファの長さを超える場合、それは失われたものとして示されるべきである。これらのシステムにおいて、コーデックは、一般的に3〜5[%]のフレーム消失率となる傾向がある。
消去されたフレームが存在する場合に、信号復元のために音声の分類を使用するという基礎的なアイデアは、準定常音声セグメントに対してと急激に特性を変える音声セグメントに対してとでは理想的な隠蔽方法が異なるという事実から構成される。同じ状態を保たない音声セグメントにおける消去されたフレームの最も良い処理が、音声符号化パラメータの環境雑音特性への急速な収束として簡単にまとめられ得る一方、準定常信号の場合は、音声符号化パラメータは、弱められる前のいくらかの隣接する消去されたフレーム期間では、劇的には変動しないと共にほとんど変わらない状態に保たれ得る。同様に、フレームの消去されたブロックの後に続いて起こる信号回復のための最適な方法は、音声信号の分類により異なる。
ビットストリームに分類情報を含むための利用可能な帯域幅があるとき、その分類は、符号器において実行され得る。これにはいくらかの利点がある。最も重要なことは、多くの場合、音声符号器に先読み部分があることである。先読み部分は、次のフレームにおける信号の発生を推定することを可能にすると共に、従って、その分類は将来の信号の動きを考慮に入れることにより実行され得る。一般的に、先読み部分が長い程、その分類はより良好なものとなり得る。フレーム消失の隠蔽に必要な信号処理の大部分が、いずれにせよ音声符号化のために必要とされるので、更なる利点は複雑さの減少である。最後に、同様に合成された信号の代りに元の信号を使って作業をすることの利点もある。
“PK≦61サンプル”に対しては“LK=62サンプル”である。
“PK>61サンプル”に対しては“LK=115サンプル”である。
Criteria," IEEE Jour. on Selected Areas in Communications, vol. 6, no. 2,
pp. 314-323]。
もし、アプリケーションがクラス情報の伝送を許可しない(特別なビットが伝送されることができない)場合、分類はやはりデコーダで実行され得る。既に述べたように、ここでの主要な問題点は、一般的に音声復号器には利用可能な先読み機能がないということである。同様に、多くの場合、復号器の複雑さを制限された状態に保持する必要がある。
FERが発生するときに、面倒な副作用を回避するために注意深く制御されなければならない重大なパラメータがいくつかある。もし少しの特別なビットが伝送され得る場合、その場合には、これらのパラメータは符号器で推定され、量子化され、そして伝送され得る。そうでない場合には、それらのうちいくつかは復号器において推定され得る。これらのパラメータは、信号分類、エネルギー情報、位相情報、及び有声化情報を具備している。最も重要なことは、音声エネルギーの正確な制御である。更にFER隠蔽及び回復を改善するために、位相及び音声の周期性が、同様に制御され得る。
エネルギー情報は、推定され得ると共に、LPフィルタ未処理領域または音声信号領域で送信され得る。情報をLPフィルタ未処理領域で送信することには、LP合成フィルタの影響を考慮しないという欠点がある。これは、いくつかの失われた有声のフレームの後における有声の回復の場合(FERが有声の音声セグメントの間に発生するとき)に、特に慎重を要する傾向がある。FERが有声のフレームの後で到着するとき、最後の良好なフレームの励振は、一般的にある減衰方法による隠蔽の間に使用される。新しいLP合成フィルタ係数が消失の後の最初の良好なフレームにより到着するとき、励振エネルギーとLP合成フィルタの利得との間に食い違いがある傾向がある。新しい合成フィルタは、消去されたフレームの最後に合成されたエネルギー、更には元信号エネルギーと非常に異なるエネルギーを有する合成信号を生成する傾向がある。この理由のために、そのエネルギーは、信号領域において計算されると共に、量子化される。
前のセクションにおいて示された同様の理由のために、有声の音声の失われたセグメントの後で回復している間、位相制御は特に重要である。消去されたフレームのブロックの後で、復号器メモリは、符号器メモリと非同期化された状態になる。復号器を再同期化するために、いくらかの位相情報が利用可能な帯域幅に応じて送られ得る。記載された実施例において、フレームにおける最初の声門音パルスの概略の位置が送信される。後で示されるように、この情報は、その場合には失われた有声の頭子音の回復のために使用される。
十分な帯域幅がある場合、周期性の情報、または有声化情報は、計算されると共に伝送され、そしてフレーム消失の隠蔽を改善するために復号器において使用され得る。有声化情報は、正規化された相関値に基づいて推定される。それは、4ビットにより完全に正確に符号化され得るが、しかしながら、必要ならば3ビット、または2ビットでさえ十分である。有声化情報は、一般的にはいくらかの周期的な成分を伴うフレームに対してのみ必要であるが、高度に有声化されたフレームのために更に良い有声化分解能が必要とされる。正規化された相関値は、(2)式において与えられると共に、それは有声化情報への指示子として使用される。それは、最初の声門音パルス検索及び量子化モジュール507において量子化される。この実施例においては、区分線形量子化器(piece-wise linear quantizer)が、次式のように有声化情報を符号化するために使用された。
この実施例におけるFER隠蔽技術は、ACELPタイプの符号器上で例示される。それらは、しかしながら、LP合成フィルタを通して励振信号をフィルタ処理することにより合成信号が生成される、あらゆる音声コーデックに容易に適用され得る。隠蔽方法は、バックグラウンドノイズの推定されたパラメータへの、信号エネルギー及びスペクトル包絡線の収束として集約され得る。信号の周期性はゼロに収束している。収束のスピードは、最後の良好な受信フレームクラスのパラメータ、及び連続して消去されたフレームの数に依存していると共に、減衰係数αにより制御される。係数αは、無声クラスのフレームに対するLPフィルタの安定性に更に依存している。一般的に、もし最後の良好な受信フレームが安定したセグメントにある場合、その収束は遅く、もしそのフレームが遷移セグメントにある場合、その収束は早い。“α”の値は表5に集約される。
正しく受信された無声クラスのフレームの後に続く消去されたフレームの隠蔽に対して、励振信号の周期的な部分は生成されない。正しく受信された無声クラス以外のフレームの後に続く消去されたフレームの隠蔽に対して、励振信号の周期的な部分は、前のフレームの最後のピッチ期間を繰り返すことにより組み立てられる。もし、それが良好なフレームの後で最初に消去されたフレームの場合、このピッチパルス(pitch pulse)は最初にローパスフィルタ処理される。使用されるフィルタは、フィルタ係数が“0.18”,“0.64”,及び“0.18”に等しい、単純な3タップ線形位相FIRフィルタである。もし、有声化情報が利用可能である場合、そのフィルタは、有声化情報に依存して動的にカットオフ周波数が選択され得る。
励振信号の新規(非周期的な)部分は、ランダムに生成される。それは、ランダムノイズとして、またはランダムに生成されたベクトルインデックスを有するCELPの新規コードブックを使用することにより、生成され得る。本実施例においては、およそ一定の配分を有する単純なランダム信号発生器が使用された。新規利得(innovation gain)を調整する前に、ランダムに生成された新規部分は、ここではサンプル当たりの単位的なエネルギーに固定されたいくらかの基準値に増減される。
復号化された音声を合成するためには、LPフィルタパラメータが取得されなければならない。スペクトル包絡線は、環境雑音の推定された包絡線へ徐々に動かされる。ここでは、次式のようなLPパラメータのISF表示が用いられる。
フレームの消去されたブロック後の回復の問題は、基本的に全ての現代の音声符号器に事実上使用される強力な予測が原因である。特に、CELPタイプの音声符号器は、現在のフレームの励振を符号化するために過去の励振信号を使用しているという事実(長期またはピッチの予測)により、有声の音声に対するそれらの高い信号対雑音比を達成する。同様に、大部分の量子化器(LPの量子化器、利得の量子化器)も予測を利用する。
CELP符号器における長期予測の使用に関連した最も複雑な状況は、有声の頭子音が失われる時である。失われた頭子音は、有声の音声の頭子音が、消去されたブロックの間のどこかで発生したことを意味する。この場合、最後の良好な受信フレームは無声であり、従って周期的励振は励振バッファの中には見つけられない。消去されたブロック後の最初の良好なフレームは、しかしながら有声であり、符号器における励振バッファは、非常に周期的であると共に、適応性のある励振は、この周期的な過去の励振を使用して符号化された。励振のこの周期的な部分が復号器において完全に欠けているので、この損失から回復するのにはいくらかのフレームを要し得る。
フレームの消去されたブロック後の回復における最も重要な処理は、合成された音声信号のエネルギーを適切に制御することである。合成エネルギーの制御は、現代の音声符号器において通常使用される強力な予測のために必要とされる。エネルギー制御は、消去されたフレームのブロックが有声のセグメントの間に発生するときが最も重要である。フレームの消失が有声のフレームの後で到着するとき、最後の良好なフレームの励振は、一般的にある減衰方法による隠蔽の間に使用される。新しいLPフィルタが消失の後の最初の良好なフレームにより到着するとき、励振エネルギーと新しいLP合成フィルタの利得との間に食い違いがある傾向がある。新しい合成フィルタは、最後に合成された消去されたフレームのエネルギー、更には元の信号エネルギーとも非常に異なるエネルギーを有する合成信号を生成する傾向がある。
101 通信チャネル
102 マイクロホン
103 アナログ音声信号
104 アナログ−デジタル(A/D)変換器
105 デジタル音声信号
106 音声符号器
107 信号符号化パラメータ
108 チャネル符号器
109 チャネル復号器
110 音声復号器
111 受信されたビットストリーム
112 チャネル復号器109から受信したビットストリーム
113 ディジタル合成された音声信号
114 アナログ形式信号
115 デジタル−アナログ(D/A)変換器
116 ラウドスピーカーユニット
200 符号化装置
201 ダウンサンプラ
202 ハイパスフィルタ
203 プリエンファシスフィルタ
204 LP分析、量子化及び補間モジュール
205 知覚重み付けフィルタ
206 開ループピッチ検索モジュール
207 閉ループピッチ検索モジュール
208 ゼロ入力応答計算器
209 インパルス応答生成器
210 新規励振検索モジュール
211 メモリ更新モジュール
212 入力音声信号
213 マルチプレクサ(MUX)
300 音声復号器
301 ピッチコードブック
302 ローパスフィルタ
303 メモリ
304 有声化係数生成器
305 ピッチ拡張器(新規フィルタ)
306 LP合成フィルタ
307 ディエンファシスフィルタ
308 ハイパスフィルタ
309 オーバサンプラ
310 高域周波数生成モジュール
317 デマルチプレクサ(DEMUX)
318 新規コードブック
321 加算器
322 デジタル入力信号
323 標本化音声出力信号
324 増幅器
325 量子化された補間LPフィルタ係数
400 AMR−WB符号器
401 前処理モジュール
402 閉ループピッチ及び新規コードブック検索モジュール
500 スペクトル解析及びスペクトルエネルギー推定モジュール
501 ノイズ推定及び正規化相関値修正モジュール
503 スペクトル傾斜値推定モジュール
504 SNR計算モジュール
505 信号分類モジュール
506 エネルギー推定及び量子化モジュール
507 最初の声門音パルス検索及び量子化モジュール
508 ゼロ交差計算モジュール
Claims (116)
- 符号器から復号器までの伝送中に消去された、符号化された音響信号のフレームにより引き起こされるフレーム消失を隠蔽する方法であって、
符号器において隠蔽/回復パラメータを決定する過程と、
符号器において決定された隠蔽/回復パラメータを復号器に伝送する過程と、
復号器において、受信された隠蔽/回復パラメータに応答して、フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理する過程とを有し、
音響信号が音声信号であると共に、
符号器における隠蔽/回復パラメータの決定が、符号化された音響信号の連続するフレームを、無声、無声遷移、有声遷移、有声、または頭子音のいずれかのクラスに分類する過程を有し、
フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理する過程が、フレーム消失の後に続く有声のフレーム及びフレーム消失の前の無声のフレームの存在により示される頭子音のフレームが失われたときに、励振信号の周期的な部分をピッチ期間により分割されたパルスのローパスフィルタ処理された周期的な列として組み立てることにより、失われた頭子音を人工的に復元する過程を有する
ことを特徴とする方法。 - 符号器において、前記隠蔽/回復パラメータを復号器に伝送する前に、隠蔽/回復パラメータを量子化する過程を更に有する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記隠蔽/回復パラメータが、信号分類パラメータ、エネルギー情報パラメータ、及び位相情報パラメータから構成されるグループの中から選択される
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 位相情報パラメータの決定が、符号化された音響信号の全てのフレームにおいて最初の声門音パルスの位置を検索する過程を有する
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理する過程が、
少なくとも1つの失われた音声の頭子音における最初の声門音パルスの決定された位置に応答して、復号器の回復を処理する過程を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記最初の声門音パルスの位置の復号器への伝送の前に、最初の声門音パルスの位置を量子化する過程と、
周期的な励振部分を組み立てる過程とを有し、
前記周期的な励振部分を組み立てる過程が、
−ローパスフィルタの最初のインパルス応答を、フレームの始まりに関して最初の声門音パルスの量子化された位置の中心に置くこと、及び
−前のインパルス応答からそれぞれ平均ピッチ値に対応する距離を有するローパスフィルタの残りのインパルス応答を、人工的な組立により影響を受けた最後のサブフレームの終りまで配置すること
により、パルスのローパスフィルタ処理された周期的な列を実現する過程を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 位相情報パラメータの決定が、
符号器において、最初の声門音パルスの形状、正負の符号、及び振幅を符号化する過程と、
符号化された形状、正負の符号、及び振幅を符号器から復号器へ伝送する過程と
を更に有する
ことを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 最初の声門音パルスの位置を検索する過程が、
最初の声門音パルスをピッチ期間内部の最大振幅のサンプルとして測定する過程と、
ピッチ期間内部の最大振幅のサンプルの位置を量子化する過程と
を有することを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 連続するフレームを分類する過程が、無声のフレームである全てのフレーム、有効な音声がない全てのフレーム、及び無声となる傾向がある終わりを有する全ての有声のオフセットフレームを無声クラスと分類する過程を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 連続するフレームを分類する過程が、有声のフレームとして処理するには短すぎるかまたは確立されていない有声の頭子音の可能性がある終わりを有する全ての無声のフレームを無声遷移クラスとして分類する過程を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 連続するフレームを分類する過程が、急激に特性が変化する有声のフレーム及びフレーム全体に続いている有声のオフセットを含む、他と比較して弱い有声の特性を備える全ての有声のフレームを有声遷移クラスとして分類する過程を有し、
有声遷移クラスとして分類されたフレームは、有声遷移クラス、有声クラス、または頭子音クラスとして分類されたフレームのみの後に続く
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 連続するフレームを分類する過程が、安定した特性を備える全ての有声のフレームを有声クラスとして分類する過程を有し、
有声クラスとして分類されたフレームは、有声遷移クラス、有声クラス、または頭子音クラスとして分類されたフレームのみの後に続く
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 連続するフレームを分類する過程が、無声クラス、または無声遷移クラスとして分類されたフレームの後に続く、安定した特性を備える全ての有声のフレームを頭子音クラスとして分類する過程を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 少なくとも次の、正規化された相関値パラメータ、スペクトルの傾斜値パラメータ、信号対雑音比パラメータ、ピッチ安定性パラメータ、相対的なフレームエネルギーパラメータ、及びゼロ交差パラメータの一部に基づいて、符号化された音響信号の連続するフレームの分類を決定する過程を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 連続するフレームの分類を決定する過程が、
正規化された相関値パラメータ、スペクトルの傾斜値パラメータ、信号対雑音比パラメータ、ピッチ安定性パラメータ、相対的なフレームエネルギーパラメータ、及びゼロ交差パラメータに基づいてメリットの数値を計算する過程と、
分類を決定するためにメリットの数値をしきい値と比較する過程と
を有することを特徴とする請求項14に記載の方法。 - 音声信号の現在の重み付けされたバージョンと前記音声信号の過去の重み付けされたバージョンとに基づいて、正規化された相関値パラメータを計算する過程を有する
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。 - スペクトルの傾斜値パラメータを、低域周波数に集中したエネルギーと高域周波数に集中したエネルギーとの間の比率として推定する過程を有する
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。 - 信号対雑音比パラメータを、現在のフレームの音声信号の重み付けされたバージョンのエネルギーと、現在のフレームの音声信号の重み付けされたバージョンと前記現在のフレームの合成された音声信号の重み付けされたバージョンとの間のエラーのエネルギーとの間における比率として推定する過程を有する
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。 - 現在のフレームの前半、現在のフレームの後半、及び先読み部分に対する開ループピッチ推定値に応答して、ピッチ安定性パラメータを計算する過程を有する
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。 - 相対的なフレームエネルギーパラメータを、現在のフレームのエネルギーと、有効な音声のフレームにおけるエネルギーの長期間の平均値との間の差異として計算する過程を有する
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。 - ゼロ交差パラメータを、音声信号の正負の符号が第1の極性から第2の極性に変わる回数として決定する過程を有する
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。 - 次のフレームにおける音声信号の動きを考慮にいれるために、利用可能な先読み部分を使用して、少なくとも正規化された相関値パラメータ、スペクトルの傾斜値パラメータ、信号対雑音比パラメータ、ピッチ安定性パラメータ、相対的なフレームエネルギーパラメータ、及びゼロ交差パラメータの内の1つを計算する過程を有する
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。 - 音声アクティビティ検出フラグに基づいて、同様に符号化された音響信号の連続するフレームの分類を決定する過程を更に有する
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。 - 隠蔽/回復パラメータを決定する過程が、
有声クラスまたは頭子音クラスとして分類されたフレームに対する信号エネルギーの最大値に関してエネルギー情報パラメータを計算する過程と、
他のフレームに対するサンプル毎の信号エネルギーの平均値に関してエネルギー情報パラメータを計算する過程とを有する
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 符号器において隠蔽/回復パラメータを決定する過程が、有声化情報パラメータを計算する過程を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記方法が、
正規化された相関値パラメータに基づいて符号化された音響信号の連続するフレームを分類する過程と、
有声化情報パラメータを計算する過程とを有し、
前記有声化情報パラメータを計算する過程が、正規化された相関値パラメータに基づいて有声化情報パラメータを推定する過程を有する
ことを特徴とする請求項25に記載の方法。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理する過程が、
フレーム消失の後で消去されなかった無声のフレームの受信の後に続いて、LPフィルタの励振信号の非周期的な部分を生成する過程と、
フレーム消失の後で消去されなかった無声以外のフレームの受信の後に続いて、前のフレームの最後のピッチ期間を繰り返すことによりLPフィルタの励振信号の周期的な部分を生成する過程と
を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。 - LPフィルタの励振信号の周期的な部分を組み立てる過程が、前のフレームの繰り返された最後のピッチ期間をローパスフィルタを通してフィルタ処理する過程を有する
ことを特徴とする請求項27に記載の方法。 - 隠蔽/回復パラメータを決定する過程が有声化情報パラメータを計算する過程を有し、
ローパスフィルタがカットオフ周波数を有し、
励振信号の周期的な部分を組み立てる過程が有声化情報パラメータに関してカットオフ周波数を動的に調整する過程を有する
ことを特徴とする請求項28に記載の方法。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理する過程が、LPフィルタの励振信号の非周期的な新規部分をランダムに生成する過程を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - LPフィルタの励振信号の非周期的な新規部分をランダムに生成する過程が、ランダム雑音を生成する過程を有する
ことを特徴とする請求項30に記載の方法。 - LPフィルタの励振信号の非周期的な新規部分をランダムに生成する過程が、新規コードブックのベクトルインデックスをランダムに生成する過程を有する
ことを特徴とする請求項30に記載の方法。 - LPフィルタの励振信号の非周期的な新規部分をランダムに生成する過程が、
・もし最後に正しく受信されたフレームが無声クラスと異なる場合、励振信号の新規部分をハイパスフィルタを通してフィルタ処理する過程と、
・もし最後に正しく受信されたフレームが無声クラスである場合、励振信号の新規部分のみを使用する過程と
を更に有することを特徴とする請求項30に記載の方法。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理する過程が、通常の復号化処理により励振信号の新規部分を組み立てる過程を更に有する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 励振信号の新規部分を組み立てる過程が、新規コードブックの入力をランダムに選択する過程を有する
ことを特徴とする請求項34に記載の方法。 - 失われた頭子音を人工的に復元する過程が、少なくとも1つの完全なピッチ期間が頭子音の人工的復元により構成され、前記復元が現在のサブフレームの終りまで続けられるように、人工的に復元された頭子音の長さを制限する過程を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理する過程が、失われた頭子音の人工的復元の後で、ピッチ期間が人工的頭子音復元が使用された全てのサブフレームにおいて復号化されたピッチ期間の丸められた平均値である正規のCELP処理を再開する過程を更に有する
ことを特徴とする請求項36に記載の方法。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理する過程が、復号器により生成された、合成された音響信号のエネルギーを制御する過程を有し、
合成された音響信号のエネルギーを制御する過程が、
フレーム消失の後に続いて受信された最初の消去されなかったフレームの始まりにおける前記合成された音響信号のエネルギーを、前記フレーム消失の間に消去された最後のフレームの終わりにおける前記合成信号のエネルギーと類似させるために、合成された音響信号を増減する過程と、
最初の消去されなかったフレームにおける合成された音響信号のエネルギーを、エネルギーの増加を制限しながら、前記受信された最初の消去されなかったフレームの終わりに向けて、受信されたエネルギー情報パラメータに対応するエネルギーに収束させる過程と
を有する
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。 - エネルギー情報パラメータが、符号器から復号器に伝送されないと共に、
フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理する過程が、フレーム消失の後に続いて受信された最初の消去されなかったフレームのLPフィルタの利得が、前記フレーム消失の間に消去された最後のフレームのLPフィルタの利得より高いとき、受信された最初の消去されなかったフレーム期間中に復号器において生成されたLPフィルタの励振信号のエネルギーを、前記受信された最初の消去されなかったフレームのLPフィルタの利得に調整する過程を有する
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 受信された最初の消去されなかったフレーム期間中に復号器において生成されたLPフィルタの励振信号のエネルギーを、前記受信された最初の消去されなかったフレームのLPフィルタの利得に調整する過程が、次の“数1”の関係を使用する過程を有し、
ここで、“E1”は現在のフレームの終わりにおけるエネルギーであり、“ELPO”はフレーム消失の前に受信された最後の消去されなかったフレームに対するLPフィルタのインパルス応答のエネルギーであり、“ELP1”はフレーム消失の後に続いて受信された最初の消去されなかったフレームに対するLPフィルタのインパルス応答のエネルギーである
ことを特徴とする請求項39に記載の方法。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理する過程が、フレーム消失の後で受信された最初の消去されなかったフレームが頭子音クラスに分類されるとき、合成された音響信号を増減するために使用される利得を所定値に制限する過程を有する
ことを特徴とする請求項38に記載の方法。 - 前記方法が、
・有声のフレームから無声のフレームへの遷移の間に、フレーム消失の前に受信された最後の消去されなかったフレームが有声遷移クラス、有声クラス、または頭子音クラスとして分類されると共に、フレーム消失の後で受信された最初の消去されなかったフレームが無声クラスとして分類された場合、及び
・無効な音声期間から有効な音声期間への遷移の間に、フレーム消失の前に受信された最後の消去されなかったフレームが疑似背景雑音として符号化されると共に、フレーム消失の後で受信された最初の消去されなかったフレームが有効な音声として符号化されるとき、
フレーム消失の後で受信された最初の消去されなかったフレームの始まりにおいて合成された音響信号を増減するために使用される利得を、前記受信された最初の消去されなかったフレームの終わりで使用される利得に等しくさせる過程を有する
ことを特徴とする請求項38に記載の方法。 - 信号符号化パラメータの形式に基づいて符号化された音響信号の符号器から復号器までの伝送中に消去されたフレームにより引き起こされるフレーム消失の隠蔽を改善するための方法であって、
復号器において信号符号化パラメータから隠蔽/回復パラメータを決定する過程と、
復号器において、復号器で決定された隠蔽/回復パラメータに応答して、消去されたフレームの隠蔽及び復号器の回復を処理する過程とを有し、
音響信号が音声信号であると共に、
復号器における隠蔽/回復パラメータの決定が、符号化された音響信号の連続するフレームを、無声、無声遷移、有声遷移、有声、または頭子音のいずれかのクラスに分類する過程を有し、
フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理する過程が、フレーム消失の後に続く有声のフレーム及びフレーム消失の前の無声のフレームの存在により示される頭子音のフレームが失われたときに、励振信号の周期的な部分をピッチ期間により分割されたパルスのローパスフィルタ処理された周期的な列として組み立てることにより、失われた頭子音を人工的に復元する過程を有する
ことを特徴とする方法。 - 次の、信号分類パラメータ、エネルギー情報パラメータ、及び位相情報パラメータから構成されるグループから選択された隠蔽/回復パラメータを、復号器において決定する過程を有する
ことを特徴とする請求項43に記載の方法。 - 復号器において隠蔽/回復パラメータを決定する過程が、有声化情報パラメータを計算する過程を有する
ことを特徴とする請求項43に記載の方法。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理する過程が、
フレーム消失の後で消去されなかった無声のフレームの受信の後に続いて、LPフィルタの励振信号の非周期的な部分を生成する過程と、
フレーム消失の後で消去されなかった無声以外のフレームの受信の後に続いて、前のフレームの最後のピッチ期間を繰り返すことによりLPフィルタの励振信号の周期的な部分を生成する過程と
を有することを特徴とする請求項43に記載の方法。 - 励振信号の周期的な部分を組み立てる過程が、前のフレームの繰り返された最後のピッチ期間をローパスフィルタを通してフィルタ処理する過程を有する
ことを特徴とする請求項46に記載の方法。 - 復号器において隠蔽/回復パラメータを決定する過程が有声化情報パラメータを計算する過程を有し、
ローパスフィルタがカットオフ周波数を有し、
LPフィルタの励振信号の周期的な部分を組み立てる過程が有声化情報パラメータに関してカットオフ周波数を動的に調整する過程を有する
ことを特徴とする請求項47に記載の方法。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理する過程が、LPフィルタの励振信号の非周期的な新規部分をランダムに生成する過程を有する
ことを特徴とする請求項43に記載の方法。 - LPフィルタの励振信号の非周期的な新規部分をランダムに生成する過程が、ランダム雑音を生成する過程を有する
ことを特徴とする請求項49に記載の方法。 - LPフィルタの励振信号の非周期的な新規部分をランダムに生成する過程が、新規コードブックのベクトルインデックスをランダムに生成する過程を有する
ことを特徴とする請求項49に記載の方法。 - LPフィルタの励振信号の非周期的な新規部分をランダムに生成する過程が、
・もし最後に受信された消去されなかったフレームが無声クラスと異なる場合、LPフィルタの励振信号の新規部分をハイパスフィルタを通してフィルタ処理する過程と、
・もし最後に受信された消去されなかったフレームが無声クラスである場合、LPフィルタの励振信号の新規部分のみを使用する過程と
を更に有することを特徴とする請求項49に記載の方法。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理する過程が、通常の復号化処理によりLPフィルタの励振信号の新規部分を組み立てる過程を更に有する
ことを特徴とする請求項43に記載の方法。 - LPフィルタの励振信号の新規部分を組み立てる過程が、新規コードブックの入力をランダムに選択する過程を有する
ことを特徴とする請求項53に記載の方法。 - 失われた頭子音を人工的に復元する過程が、少なくとも1つの完全なピッチ期間が頭子音の人工的復元により構成され、前記復元が現在のサブフレームの終りまで続けられるように、人工的に復元された頭子音の長さを制限する過程を有する
ことを特徴とする請求項43に記載の方法。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理する過程が、失われた頭子音の人工的復元の後で、ピッチ期間が人工的頭子音復元が使用された全てのサブフレームにおいて復号化されたピッチ期間の丸められた平均値である正規のCELP処理を再開する過程を更に有する
ことを特徴とする請求項55に記載の方法。 - エネルギー情報パラメータが、符号器から復号器に伝送されないと共に、
フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理する過程が、フレーム消失の後に続いて受信された最初の消去されなかったフレームのLPフィルタの利得が、前記フレーム消失の間に消去された最後のフレームのLPフィルタの利得より高いとき、次の“数2”の関係を使用して、受信された最初の消去されなかったフレーム期間中に復号器において生成されたLPフィルタの励振信号のエネルギーを、前記受信された最初の消去されなかったフレームのLPフィルタの利得に調整する過程を有し、
ここで、“E1”は現在のフレームの終わりにおけるエネルギーであり、“ELPO”はフレーム消失の前に受信された最後の消去されなかったフレームに対するLPフィルタのインパルス応答のエネルギーであり、“ELP1”はフレーム消失の後に続いて受信された最初の消去されなかったフレームに対するLPフィルタのインパルス応答のエネルギーである
ことを特徴とする請求項44に記載の方法。 - 符号器から復号器までの伝送中に消去された、符号化された音響信号のフレームにより引き起こされるフレーム消失の隠蔽を処理するための装置であって、
符号器において隠蔽/回復パラメータを決定するための手段と、
符号器において決定された隠蔽/回復パラメータを復号器に伝送するための手段と、
復号器において、決定するための手段により決定され受信された隠蔽/回復パラメータに応答して、フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段とを有し、
音響信号が音声信号であると共に、
符号器において隠蔽/回復パラメータを決定するための手段が、符号化された音響信号の連続するフレームを、無声、無声遷移、有声遷移、有声、または頭子音のいずれかのクラスに分類するための手段を有し、
フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段が、フレーム消失の後に続く有声のフレーム及びフレーム消失の前の無声のフレームの存在により示される頭子音のフレームが失われたときに、励振信号の周期的な部分をピッチ期間により分割されたパルスのローパスフィルタ処理された周期的な列として組み立てることにより、失われた頭子音を人工的に復元するための手段を有する
ことを特徴とする装置。 - 符号器において、前記隠蔽/回復パラメータを復号器に伝送する前に、隠蔽/回復パラメータを量子化するための手段を更に有する
ことを特徴とする請求項58に記載の装置。 - 前記隠蔽/回復パラメータが、信号分類パラメータ、エネルギー情報パラメータ、及び位相情報パラメータから構成されるグループの中から選択される
ことを特徴とする請求項58に記載の装置。 - 位相情報パラメータを決定するための手段が、符号化された音響信号の全てのフレームにおいて最初の声門音パルスの位置を検索するための手段を有する
ことを特徴とする請求項60に記載の装置。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段が、
少なくとも1つの失われた音声の頭子音の後の最初の声門音パルスの決定された位置に応答して復号器の回復を処理するための手段を有する
ことを特徴とする請求項58に記載の装置。 - 前記最初の声門音パルスの位置の復号器への伝送の前に、最初の声門音パルスの位置を量子化するための手段と、
周期的な励振部分を組み立てるための手段とを有し、
前記周期的な励振部分を組み立てるための手段が、
−ローパスフィルタの最初のインパルス応答を、フレームの始まりに関して最初の声門音パルスの量子化された位置の中心に置くこと、及び
−前のインパルス応答からそれぞれ平均ピッチ値に対応する距離を有するローパスフィルタの残りのインパルス応答を、人工的な組立により影響を受けた最後のサブフレームの終りまで配置すること
により、パルスのローパスフィルタ処理された周期的な列を実現するための手段を有することを特徴とする請求項58に記載の装置。 - 位相情報パラメータを決定するための手段が、
符号器において、最初の声門音パルスの形状、正負の符号、及び振幅を符号化するための手段と、
符号化された形状、正負の符号、及び振幅を符号器から復号器へ伝送するための手段とを更に有する
ことを特徴とする請求項61に記載の装置。 - 最初の声門音パルスの位置を検索するための手段が、
最初の声門音パルスをピッチ期間内部の最大振幅のサンプルとして測定するための手段と、
ピッチ期間内部の最大振幅のサンプルの位置を量子化するための手段と
を有することを特徴とする請求項61に記載の装置。 - 連続するフレームを分類するための手段が、無声のフレームである全てのフレーム、有効な音声がない全てのフレーム、及び無声となる傾向がある終わりを有する全ての有声のオフセットフレームを無声クラスと分類するための手段を有する
ことを特徴とする請求項58に記載の装置。 - 連続するフレームを分類するための手段が、有声のフレームとして処理するには短すぎるかまたは確立されていない有声の頭子音の可能性がある終わりを有する全ての無声のフレームを無声遷移クラスとして分類するための手段を有する
ことを特徴とする請求項58に記載の装置。 - 連続するフレームを分類するための手段が、急激に特性が変化する有声のフレーム及びフレーム全体に続いている有声のオフセットを含む、他と比較して弱い有声の特性を備える全ての有声のフレームを有声遷移クラスとして分類するための手段を有し、
有声遷移クラスとして分類されたフレームは、有声遷移クラス、有声クラス、または頭子音クラスとして分類されたフレームのみの後に続く
ことを特徴とする請求項58に記載の装置。 - 連続するフレームを分類するための手段が、安定した特性を備える全ての有声のフレームを有声クラスとして分類するための手段を有し、
有声クラスとして分類されたフレームは、有声遷移クラス、有声クラス、または頭子音クラスとして分類されたフレームのみの後に続く
ことを特徴とする請求項58に記載の装置。 - 連続するフレームを分類するための手段が、無声クラス、または無声遷移クラスとして分類されたフレームの後に続く、安定した特性を備える全ての有声のフレームを頭子音クラスとして分類するための手段を有する
ことを特徴とする請求項58に記載の装置。 - 少なくとも次の、正規化された相関値パラメータ、スペクトルの傾斜値パラメータ、信号対雑音比パラメータ、ピッチ安定性パラメータ、相対的なフレームエネルギーパラメータ、及びゼロ交差パラメータの一部に基づいて、符号化された音響信号の連続するフレームの分類を決定するための手段を有する
ことを特徴とする請求項58に記載の装置。 - 連続するフレームの分類を決定するための手段が、
正規化された相関値パラメータ、スペクトルの傾斜値パラメータ、信号対雑音比パラメータ、ピッチ安定性パラメータ、相対的なフレームエネルギーパラメータ、及びゼロ交差パラメータに基づいてメリットの数値を計算するための手段と、
分類を決定するためにメリットの数値をしきい値と比較するための手段と
を有することを特徴とする請求項71に記載の装置。 - 音声信号の現在の重み付けされたバージョンと前記音声信号の過去の重み付けされたバージョンとに基づいて、正規化された相関値パラメータを計算するための手段を有する
ことを特徴とする請求項71に記載の装置。 - スペクトルの傾斜値パラメータを、低域周波数に集中したエネルギーと高域周波数に集中したエネルギーとの間の比率として推定するための手段を有する
ことを特徴とする請求項71に記載の装置。 - 信号対雑音比パラメータを、現在のフレームの音声信号の重み付けされたバージョンのエネルギーと、現在のフレームの音声信号の重み付けされたバージョンと前記現在のフレームの合成された音声信号の重み付けされたバージョンとの間のエラーのエネルギーとの間における比率として推定するための手段を有する
ことを特徴とする請求項71に記載の装置。 - 現在のフレームの前半、現在のフレームの後半、及び先読み部分に対する開ループピッチ推定値に応答して、ピッチ安定性パラメータを計算するための手段を有する
ことを特徴とする請求項71に記載の装置。 - 相対的なフレームエネルギーパラメータを、現在のフレームのエネルギーと、有効な音声のフレームにおけるエネルギーの長期間の平均値との間の差異として計算するための手段を有する
ことを特徴とする請求項71に記載の装置。 - ゼロ交差パラメータを、音声信号の正負の符号が第1の極性から第2の極性に変わる回数として決定するための手段を有する
ことを特徴とする請求項71に記載の装置。 - 次のフレームにおける音声信号の動きを考慮にいれるために、利用可能な先読み部分を使用して、正規化された相関値パラメータ、スペクトルの傾斜値パラメータ、信号対雑音比パラメータ、ピッチ安定性パラメータ、相対的なフレームエネルギーパラメータ、及びゼロ交差パラメータの内の1つを計算するための手段を有する
ことを特徴とする請求項71に記載の装置。 - 音声アクティビティ検出フラグに基づいて、同様に符号化された音響信号の連続するフレームの分類を決定するための手段を更に有する
ことを特徴とする請求項71に記載の装置。 - 隠蔽/回復パラメータを決定するための手段が、
有声クラスまたは頭子音クラスとして分類されたフレームに対する信号エネルギーの最大値に関してエネルギー情報パラメータを計算するための手段と、
他のフレームに対するサンプル毎の信号エネルギーの平均値に関してエネルギー情報パラメータを計算するための手段とを有する
ことを特徴とする請求項60に記載の装置。 - 符号器において隠蔽/回復パラメータを決定する過程が、有声化情報パラメータを計算するための手段を有する
ことを特徴とする請求項58に記載の装置。 - 前記装置が、
正規化された相関値パラメータに基づいて符号化された音響信号の連続するフレームを分類するための手段と、
有声化情報パラメータを計算するための手段とを有し、
前記有声化情報パラメータを計算するための手段が、正規化された相関値パラメータに基づいて有声化情報パラメータを推定するための手段を有する
ことを特徴とする請求項82に記載の装置。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段が、
フレーム消失の後で消去されなかった無声のフレームの受信の後に続いて、LPフィルタの励振信号の非周期的な部分を生成するための手段と、
フレーム消失の後で消去されなかった無声以外のフレームの受信の後に続いて、前のフレームの最後のピッチ期間を繰り返すことによりLPフィルタの励振信号の周期的な部分を生成するための手段と
を有することを特徴とする請求項58に記載の装置。 - LPフィルタの励振信号の周期的な部分を組み立てるための手段が、前のフレームの繰り返された最後のピッチ期間をフィルタ処理するためのローパスフィルタを有する
ことを特徴とする請求項84に記載の装置。 - 隠蔽/回復パラメータを決定するための手段が有声化情報パラメータを計算するための手段を有し、
ローパスフィルタがカットオフ周波数を有し、
励振信号の周期的な部分を組み立てるための手段が有声化情報パラメータに関してカットオフ周波数を動的に調整するための手段を有する
ことを特徴とする請求項85に記載の装置。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段が、LPフィルタの励振信号の非周期的な新規部分をランダムに生成するための手段を有する
ことを特徴とする請求項58に記載の装置。 - LPフィルタの励振信号の非周期的な新規部分をランダムに生成するための手段が、ランダム雑音を生成するための手段を有する
ことを特徴とする請求項87に記載の装置。 - LPフィルタの励振信号の非周期的な新規部分をランダムに生成するための手段が、新規コードブックのベクトルインデックスをランダムに生成するための手段を有する
ことを特徴とする請求項87に記載の装置。 - LPフィルタの励振信号の非周期的な新規部分をランダムに生成するための手段が、
・もし最後に正しく受信されたフレームが無声クラスと異なる場合、励振信号の新規部分をフィルタ処理するためのハイパスフィルタと、
・もし最後に正しく受信されたフレームが無声クラスである場合、励振信号の新規部分のみを使用するための手段と
を更に有することを特徴とする請求項87に記載の装置。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段が、通常の復号化処理により励振信号の新規部分を組み立てるための手段を更に有する
ことを特徴とする請求項58に記載の装置。 - 励振信号の新規部分を組み立てるための手段が、新規コードブックの入力をランダムに選択するための手段を有する
ことを特徴とする請求項91に記載の装置。 - 失われた頭子音を人工的に復元するための手段が、少なくとも1つの完全なピッチ期間が頭子音の人工的復元により構成され、前記復元が現在のサブフレームの終りまで続けられるように、人工的に復元された頭子音の長さを制限するための手段を有する
ことを特徴とする請求項58に記載の装置。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段が、失われた頭子音の人工的復元の後で、ピッチ期間が人工的頭子音復元が使用された全てのサブフレームにおいて復号化されたピッチ期間の丸められた平均値である正規のCELP処理を再開するための手段を更に有する
ことを特徴とする請求項93に記載の装置。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段が、復号器により生成された、合成された音響信号のエネルギーを制御するための手段を有し、
合成された音響信号のエネルギーを制御するための手段が、
フレーム消失の後に続いて受信された最初の消去されなかったフレームの始まりにおける前記合成された音響信号のエネルギーを、前記フレーム消失の間に消去された最後のフレームの終わりにおける前記合成信号のエネルギーと類似させるために、合成された音響信号を増減するための手段と、
最初の消去されなかったフレームにおける合成された音響信号のエネルギーを、エネルギーの増加を制限しながら、前記受信された最初の消去されなかったフレームの終わりに向けて、受信されたエネルギー情報パラメータに対応するエネルギーに収束させるための手段とを有する
ことを特徴とする請求項60に記載の装置。 - エネルギー情報パラメータが、符号器から復号器に伝送されないと共に、
フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段が、フレーム消失の後に続いて受信された最初の消去されなかったフレームのLPフィルタの利得が、前記フレーム消失の間に消去された最後のフレームのLPフィルタの利得より高いとき、受信された最初の消去されなかったフレーム期間中に復号器において生成されたLPフィルタの励振信号のエネルギーを、前記受信された最初の消去されなかったフレームのLPフィルタの利得に調整するための手段を有する
ことを特徴とする請求項60に記載の装置。 - 受信された最初の消去されなかったフレーム期間中に復号器において生成されたLPフィルタの励振信号のエネルギーを、前記受信された最初の消去されなかったフレームのLPフィルタの利得に調整するための手段が、次の“数3”の関係を使用するための手段を有し、
ここで、“E1”は現在のフレームの終わりにおけるエネルギーであり、“ELPO”はフレーム消失の前に受信された最後の消去されなかったフレームに対するLPフィルタのインパルス応答のエネルギーであり、“ELP1”はフレーム消失の後に続いて受信された最初の消去されなかったフレームに対するLPフィルタのインパルス応答のエネルギーである
ことを特徴とする請求項96に記載の装置。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段が、フレーム消失の後で受信された最初の消去されなかったフレームが頭子音クラスに分類されるとき、合成された音響信号を増減するために使用される利得を所定値に制限するための手段を有する
ことを特徴とする請求項95に記載の装置。 - 前記装置が、
・有声のフレームから無声のフレームへの遷移の間に、フレーム消失の前に受信された最後の消去されなかったフレームが有声遷移クラス、有声クラス、または頭子音クラスとして分類されると共に、フレーム消失の後で受信された最初の消去されなかったフレームが無声クラスとして分類された場合、及び
・無効な音声期間から有効な音声期間への遷移の間に、フレーム消失の前に受信された最後の消去されなかったフレームが疑似背景雑音として符号化されると共に、フレーム消失の後で受信された最初の消去されなかったフレームが有効な音声として符号化されるとき、
フレーム消失の後で受信された最初の消去されなかったフレームの始まりにおいて合成された音響信号を増減するために使用される利得を、前記受信された最初の消去されなかったフレームの終わりで使用される利得に等しくさせるための手段を有する
ことを特徴とする請求項95に記載の装置。 - 信号符号化パラメータの形式に基づいて符号化された音響信号の符号器から復号器までの伝送中に消去されたフレームにより引き起こされるフレーム消失を隠蔽するための装置であって、
復号器において信号符号化パラメータから隠蔽/回復パラメータを決定するための手段と、
復号器において、決定するための手段により決定された隠蔽/回復パラメータに応答して、消去されたフレームの隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段とを有し、
音響信号が音声信号であると共に、
復号器において隠蔽/回復パラメータを決定するための手段が、符号化された音響信号の連続するフレームを、無声、無声遷移、有声遷移、有声、または頭子音のいずれかのクラスに分類するための手段を有し、
フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段が、フレーム消失の後に続く有声のフレーム及びフレーム消失の前の無声のフレームの存在により示される頭子音のフレームが失われたときに、励振信号の周期的な部分をピッチ期間により分割されたパルスのローパスフィルタ処理された周期的な列として組み立てることにより、失われた頭子音を人工的に復元するための手段を有する
ことを特徴とする装置。 - 次の、信号分類パラメータ、エネルギー情報パラメータ、及び位相情報パラメータから構成されるグループから選択された隠蔽/回復パラメータを、復号器において決定するための手段を有する
ことを特徴とする請求項100に記載の装置。 - 復号器において隠蔽/回復パラメータを決定するための手段が、有声化情報パラメータを計算するための手段を有する
ことを特徴とする請求項100に記載の装置。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段が、
フレーム消失の後で消去されなかった無声のフレームの受信の後に続いて、LPフィルタの励振信号の非周期的な部分を生成するための手段と、
フレーム消失の後で消去されなかった無声以外のフレームの受信の後に続いて、前のフレームの最後のピッチ期間を繰り返すことによりLPフィルタの励振信号の周期的な部分を生成するための手段と
を有することを特徴とする請求項100に記載の装置。 - 励振信号の周期的な部分を組み立てるための手段が、前のフレームの繰り返された最後のピッチ期間をフィルタ処理するためのローパスフィルタを有する
ことを特徴とする請求項103に記載の装置。 - 復号器において隠蔽/回復パラメータを決定するための手段が有声化情報パラメータを計算するための手段を有し、
ローパスフィルタがカットオフ周波数を有し、
LPフィルタの励振信号の周期的な部分を組み立てるための手段が有声化情報パラメータに関してカットオフ周波数を動的に調整するための手段を有する
ことを特徴とする請求項104に記載の装置。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段が、LPフィルタの励振信号の非周期的な新規部分をランダムに生成するための手段を有する
ことを特徴とする請求項100に記載の装置。 - LPフィルタの励振信号の非周期的な新規部分をランダムに生成するための手段が、ランダム雑音を生成するための手段を有する
ことを特徴とする請求項106に記載の装置。 - LPフィルタの励振信号の非周期的な新規部分をランダムに生成するための手段が、新規コードブックのベクトルインデックスをランダムに生成するための手段を有する
ことを特徴とする請求項106に記載の装置。 - LPフィルタの励振信号の非周期的な新規部分をランダムに生成するための手段が、
・もし最後に受信された消去されなかったフレームが無声クラスと異なる場合、LPフィルタの励振信号の新規部分をフィルタ処理するためのハイパスフィルタと、
・もし最後に受信された消去されなかったフレームが無声クラスである場合、LPフィルタの励振信号の新規部分のみを使用するための手段と
を更に有することを特徴とする請求項106に記載の装置。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段が、通常の復号化処理によりLPフィルタの励振信号の新規部分を組み立てるための手段を更に有する
ことを特徴とする請求項100に記載の装置。 - LPフィルタの励振信号の新規部分を組み立てるための手段が、新規コードブックの入力をランダムに選択するための手段を有する
ことを特徴とする請求項110に記載の装置。 - 失われた頭子音を人工的に復元するための手段が、少なくとも1つの完全なピッチ期間が頭子音の人工的復元により構成され、前記復元が現在のサブフレームの終りまで続けられるように、人工的に復元された頭子音の長さを制限するための手段を有する
ことを特徴とする請求項100に記載の装置。 - フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段が、失われた頭子音の人工的復元の後で、ピッチ期間が人工的頭子音復元が使用された全てのサブフレームにおいて復号化されたピッチ期間の丸められた平均値である正規のCELP処理を再開するための手段を更に有する
ことを特徴とする請求項112に記載の装置。 - エネルギー情報パラメータが、符号器から復号器に伝送されないと共に、
フレーム消失の隠蔽及び復号器の回復を処理するための手段が、フレーム消失の後に続いて受信された最初の消去されなかったフレームのLPフィルタの利得が、前記フレーム消失の間に消去された最後のフレームのLPフィルタの利得より高いとき、次の“数4”の関係を使用して、受信された最初の消去されなかったフレーム期間中に復号器において生成されたLPフィルタの励振信号のエネルギーを、前記受信された最初の消去されなかったフレームのLPフィルタの利得に調整するための手段を有し、
ここで、“E1”は現在のフレームの終わりにおけるエネルギーであり、“ELPO”はフレーム消失の前に受信された最後の消去されなかったフレームに対するLPフィルタのインパルス応答のエネルギーであり、“ELP1”はフレーム消失の後に続いて受信された最初の消去されなかったフレームに対するLPフィルタのインパルス応答のエネルギーである
ことを特徴とする請求項101に記載の装置。 - 音響信号を符号化及び復号化するためのシステムであって、
符号器から復号器までの伝送中に消去された、符号化された音響信号のフレームにより引き起こされるフレーム消失の隠蔽を改善すると共に、符号化された音響信号の消去されなかったフレームが受信された後の復号器の回復を加速するために、
信号符号化パラメータのセットを生成するために音響信号に応答する音響信号符号器と、
復号器に信号符号化パラメータを伝送するための手段と、
信号符号化パラメータに応答して音響信号を合成するための前記復号器と、
請求項58から請求項99のいずれかに記載された装置と
を有することを特徴とするシステム。 - 符号化された音響信号を復号化するための復号器であって、
符号器から復号器までの伝送中に消去された、符号化された音響信号のフレームにより引き起こされるフレーム消失の隠蔽を改善すると共に、符号化された音響信号の消去されなかったフレームが受信された後の復号器の回復を加速するために、
前記符号化された音響信号から信号符号化パラメータのセットを回復するために符号化された音響信号に応答する手段と、
信号符号化パラメータに応答して音響信号を合成するための手段と、
請求項100から請求項114のいずれかに記載された装置と
を有することを特徴とする復号器。
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