JP4681107B2 - Compaction vehicle - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、路面の転圧施工等に使用される転圧車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10において、マカダム型ローラ50は3輪のロールを有する型式の転圧車両であり、車体51を挟んで左右一対に前輪として前ロール52が配設され、後輪の後ロール53は、車体51に接続部54を介して接続した機枠(フレーム)55に軸装されている。
【0003】
撒いたばかりのアスファルト合材をそのままロールで転圧すると、アスファルト合材がロールの表面に付着し、この付着物が舗装面の平坦性を損ねることになる。そのためマカダム型ローラ50には、アスファルト合材の付着を防止する目的で、転圧作業中、連続的或いは間欠的にロールの表面に水を霧状に散布する散水ノズル56が設けられており、後ロール53側においては、後ロール53の上方に位置する散水配管57に複数取り付けられている。そして、散水配管57と図示しないホースで連通する散水タンク58は、フレーム55内において後ロール53の前寄りに取り付けられている。
【0004】
一般に、アスファルト路面の舗装施工は、アスファルトフィニッシャでアスファルト合材を撒いた後、先ずマカダム型ローラ50で路面の平坦性を出し、次いで後続のタイヤローラ70で路面を高密度に締固めるという方法が採られている。この場合、タイヤローラ70も前記と同様の目的でタイヤの表面に水を霧状に散布しながら走行するが、これとは別に路盤、路床等の含水比の調整や路面を冷却する目的で車体71の後端から路面に直接水を大量に撒くケースが多い。したがって、一般にタイヤローラ70は車体71の内部がそのまま大容量の散水タンクとして形成されていて、マカダム型ローラ50側の前記散水タンク58のタンク容量が650リットル程度であるのに対し、5000リットル前後と大きなものとなっている。またタイヤローラ70には給水用のホース72や図示しない給水用のポンプが装備されていることから、マカダム型ローラ50側の散水タンク58が途中で空となった場合には、転圧作業を中断して、しばしばこの後続のタイヤローラ70から水の補給を受けることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような場合、従来では、マカダム型ローラ50を運転していた作業者は、一旦、車体51から地上に降りてホース62を受け取り、フレーム55に足をかけて散水タンク58に登ってタンク上面の給水口からホース62にて給水するという手順をとっていた。また、例えば転圧作業中、前記散水ノズル56が目詰まりを起こした場合などにおいても同様であり、作業者は車両を停止させて一旦地上に降り、フレーム55を利用して足場のない不安定な形状の散水タンク58に登って散水ノズル56のメンテナンスや交換等を行っていた。
【0006】
勿論このようなとき、作業者にとっては作業効率の観点から、地上に降りることなく運転席59側から直接散水タンク58側に移動できることが望ましい。しかし、従来のマカダム型ローラ50にあっては、図11に示すように運転席のフロアF(図10)から立ち上がる運転席59の台座60が車両幅方向に沿って延設されており、また、この台座60の中央部上面にはキャノピー61を支持するステイ62が支持ブラケット63を介して取り付けられているため、これらの部材が障害物となって散水タンク58側への移動が極めて困難であった。
【0007】
また、図12に示すように、マカダム型ローラ50を例えば施工現場まで搬送するべくトラックTの荷台Cに積載した場合などにおいては、車体51が荷台Cの幅いっぱいに積載されることが多いため、作業者は運転席59から横に降りる際には荷台Cの床に降りることができず、足場の不安定な荷台のあおり板81の上縁に足をかけて降りることになり、安全上で問題があった。
【0008】
本発明は、以上のような問題を解決するために創作されたものであり、給水時や散水ノズルのメンテナンス時等における作業効率が向上し、また、トラックの荷台に積載した場合には運転席から降りる際の安全性が向上する転圧車両を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するため、前部車体において上部に左右一対に配設される運転席と、後部車体において散水タンクを挟んで前記運転席の後方に配設される後輪とを備え、散水タンク及び後輪を支持する機枠の上方の空間を空けたアーティキュレート式の転圧車両において、両運転席の間に、運転席のフロア側と散水タンク側との行き来を可能とするように散水タンクに臨む通路を形成し、当該通路と散水タンクとにわたって渡り部材を設けた。
【0010】
また、キャノピーを備え、キャノピーの支柱が両運転席の間に配設された転圧車両であって、キャノピーの支柱を運転席間の中心位置より左右いずれかの方向に偏らせて配設することにより前記通路を形成した。
【0012】
さらに、渡り部材を、倒したときに通路と散水タンクとにわたって懸け渡された状態となり、起立させたときに通路、又は通路後方の、作業者が足を通過させるべき空間を遮断するように可動式に構成した。
【0013】
また、渡り部材が通路と散水タンクとにわたって懸け渡された状態を検知する検知手段を設け、該検知手段の検知信号に基づき、渡り部材が通路と散水タンクとにわたって懸け渡された状態にあるときに車輪にブレーキをかける構成とした。
【0014】
また、散水タンクの上面に、滑り止め手段を備えた足場用部材を付設した。
【0015】
また、以上の解決手段において転圧車両を、前記機枠の幅寸法が前部車体の幅寸法よりも小さい、前部車体に左右一対の前輪を備えたローラとした。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面に基づき説明する。本形態は転圧車両をマカダム型ローラとした場合であり、図1は本発明を実施したマカダム型ローラの平面図(キャノピー11は省略)、図2は同側面図、図3は要部を示す側面説明図、図4は要部を示す背面説明図、図5は渡り部材15(倒した場合)及び検知手段21を示す平面説明図(ブラケット16は破断)、図6は渡り部材15及び検知手段21を示す側面説明図であり、(a)は渡り部材15を起立させた場合、(b)は倒した場合を示す。また、図7は足場用部材20における滑り止め手段20aを示す斜視図、図8はネガティブブレーキ22の油圧回路図(2本線の結線部位は油圧配管路、1本線の結線部位は電気配線を示す)、図9はトラックの荷台にマカダム型ローラを積載した場合を示す平面図である。
【0017】
図1,図2において、マカダム型ローラRは、前部車体(以降、これを単に車体という)1の上部後方に左右一対として運転席2a,2bを備え、前輪として、車体1を挟んで左右一対に前ロール3,3を備える。構造物の壁際ぎりぎりまで転圧可能なように、前ロール3,3の各外側面は、車体1の外側部位(本例では運転席2a,2bに登るためのステップ5の外側部位を指す)よりも車両幅方向に関し外側に位置している。図示したタイプは一般にアーティキュレート式と呼ばれ、車体1と後部車体側は接続部6により接続される。後輪である後ロール4は、後部車体を構成する上面視コの字形のヨーク状の機枠(以降、フレームという)7に両側から支持され軸装された構造となっている。後ロール4は図1からも判るように、踏み残しのないように前ロール3,3と若干の重なり幅を有するように中央の1輪のロールとして配設される。なお、この後ロール4に関しては、1輪タイプのものに限られることはなく、カーブでの転圧走行時の路面材料の引きずりを押さえるために、左右に分割させて作動機構を備えた構造のロール等であっても良い。フレーム7の幅寸法L1は車体1の幅寸法(本例の場合、前記した左右のステップ5の外側部位間の寸法)L2よりも小さい寸法である。車両の操向はステアリングハンドルSを操作することで、油圧シリンダ(図示せず)にて接続部6を支軸として車体1とフレーム7を互いに旋回させることにより行う。
【0018】
散水タンク8は、フレーム7内において、後ロール4の前寄りに取り付け支持されている。図1,図2からも判るように、散水タンク8の上部や後ロール4の上部が露呈するように、フレーム7の上方の空間は閉塞されることなく空いた(開放された)構造となっている。散水タンク8は合成樹脂で成形され、タンク容量は本例では650リットル程度である。タンクの上面には給水ホース等を挿入可能な蓋付きの給水口8a,8aが左右一対に設けられている。後ロール4の上端近傍前寄りには、ホース(図示せず)を介して散水タンク8に連通する散水配管9がブラケット9bに取り付けられて後ロール4の表面に沿うように車両幅方向に延設されている。散水配管9には適宜間隔で複数の散水ノズル9aが取り付けられており、転圧作業時には図示しない散水用ポンプを作動させることで、散水ノズル9aから水を後ロール4の表面に向け霧状に散布し、ロール表面へのアスファルト合材等の付着を防止する。なお、散水タンク8には単なる水の他に、作業条件、環境条件に合わせて、鉱油や、乳化剤を用いて鉱油と水を混合させたアスファルト付着防止剤などを入れる場合もあり得る。
【0019】
本発明は、運転席2a,2bの間に、運転席2a,2bのフロアF側と前記散水タンク8側との行き来を可能とするように散水タンク8に臨む通路10を形成したことを主な特徴とするものである。マカダム型ローラRは、前後一対の支柱(以降、ステイという)12の上端部に取り付けられた格納式のキャノピー11を備えており、例えばマカダム型ローラRがトラックの荷台に積載されて搬送される場合などには、図2,図3に仮想線で示すように、ステイ12を図示しないレバーの操作で前側に傾倒することによりキャノピー11を前側に下降させ格納するようになっている。
【0020】
前記ステイ12は図4に示すように運転席2a,2bの間に配設されており、その下端部において、運転席2a,2bのフロアFに固設した支持ブラケット13に回動可能に軸支されている。本形態では、ステイ12(及び支持ブラケット13)を運転席2a,2b間の中心位置よりも左右いずれかの方向に偏らせて配設することにより通路10を形成している。図4ではステイ12(及び支持ブラケット13)を左方向(左側の運転席2b寄り)に偏らせることにより右の運転席2a側寄りに通路10を形成した場合を示しており、本態様はステイ12を逆側にずらした場合に比べて次に示す点で有利である。
(1)我が国では車両は左側通行ということもあり、例えば車両左側の縁石ぎりぎりの転圧施工といった場合を除き、運転者は左側の運転席2bよりも右側の運転席2aをメイン運転席として多用する。そのため、通路10が使用頻度の高い運転席2a側に形成された方が運転者にとって散水タンク8への行き来の便宜性に優れる。特に、トラックの荷台に車両を積載した際など、キャノピー11を格納した後に通路10を使用する場合、傾倒したステイ12が障害とならずに作業者は楽に運転席2aから通路10に移動できることとなり、有効である。
(2)ステイ12は運転席から離れて設置された方が運転者にとって視界性が優れることから、使用頻度の高い運転席2aからの左方向の視界性が良好となる。
【0021】
以上により、通路10は、下部においては、支持ブラケット13の右側面と運転席2aを載せる台座14の左側面とによって、上部においては、ステイ12の右側面と運転席2aの左側部とによって挟まれた空間として形成され、通路後端はそのまま散水タンク8の上面部へと臨む。通路10の床部としては、安全性、便宜性の観点から運転席2a,2bのフロアFに対し段差を設けることなく面一として延設させる態様が望ましい。しかし、例えば、作業者が足を大きく跨ぐことなく容易に通過できる程度に通路10の床部をフロアFよりも若干上方に位置させたり、また下方に位置させることも勿論可能であり、これらの場合であっても本発明でいう「通路」に含まれるものである。
【0022】
なお、転圧車両の機種によっては、キャノピーのステイが運転席間ではなく、例えば両運転席のそれぞれ外側に一組として配設されるタイプもあり、この場合には通路間に障害物がなくなるため通路の幅を大きくとれるという利点がある。
しかし、このタイプは、
(1)ステイが両運転席の左右方向の外側にそれぞれ間近に配設されるため、運転席に着座した作業者にとってこの左右方向外側の視界性が若干劣る。
(2)部材点数が多くなり、キャノピーの格納機構が複雑になる。
などの問題があり、これらの点においてステイが運転席間に配設された転圧車両の方が有利となっている。
【0023】
以上のように、運転席2a,2bの間に、運転席2a,2bのフロアF側と散水タンク8側との行き来を可能とする通路10を形成すれば、また、キャノピー11のステイ12が運転席2a,2bの間に配設された車両においては、ステイ12を運転席2a,2b間の中心位置より左右いずれかの方向に偏らせて通路10を形成することにより、次のような効果が奏される。すなわち、タイヤローラ等他車からの給水の際や散水配管9における散水ノズル9aのメンテナンスの際、運転席にいる作業者は従来のように車体1からステップ5を使用して地上に一旦降り、再びフレーム7に足を掛けて散水タンク8側に登るという面倒な手順を採ることなく、運転席2a,2b側と散水タンク8側とをダイレクトに行き来できるようになるため、給水の際(通常、施工現場には地上に複数の作業員がおり、給水ホースはこの地上の作業員から受け取ればよい)の作業効率や散水ノズル等のメンテナンスの作業効率が向上することとなる。
【0024】
また、本形態のマカダム型ローラRのように、フレーム7の幅寸法L1が車体1の幅寸法L2よりも小さい場合には、例えば図9に示すように、トラックTの荷台Cに車両を積載し終えて運転席2a(又は2b)から降りる際には、通路10を通って(渡り部材15については後に詳述する)散水タンク8を経由し、フレーム7の左右の空間(仮想線にて示す)において荷台Cの床に安全に降りれることとなり、作業者の安全性が向上する。
【0025】
図1に示す符号20は散水タンク8の上面において作業者の足場を確保する目的で設けられた足場用部材を示し、滑り止め手段20aを備えている。この足場用部材20は作業者が乗ったときの散水タンク8の補強部材としての機能も兼ねる。散水タンク8は防錆性の観点から金属製よりも前記したように合成樹脂製が好ましく、この場合、タンク成形時に例えばタンク上面に凹凸などの滑り止めを一体的に形成させることも考えられる。しかし、樹脂材からなる滑り止めでは摩耗度が激しいことから、長期使用の場合には滑り止めとしての機能を維持できないおそれがある。そのため、足場用部材20は鋼板など金属製とすることが望ましい。取り付け態様は、例えば散水タンク8に一体的に成型したインサートナット(図示せず)にボルト(図示せず)によりタンク上面に締結固定する。滑り止め手段20aとしては、板面に複数の貫通孔を穿設し、図7に示すように、貫通孔の縁部に複数の切れ込みを入れ、縁部を上方側に屈曲加工させて突起部を形成させる構成などである。このように、散水タンク8の上面に足場用部材20を付設することで、タンク上での作業者の安全性がさらに向上することになる。
【0026】
さて、通路10の後端と散水タンク8との間においては、車両を旋回させた際に車体1と散水タンク8が干渉しないように隙間が形成されているため、通路10と散水タンク8との行き来の際には作業者がこの隙間に誤って足を落とすおそれがある。そのため、通路10と散水タンク8との間には、作業者が安全に通路10と散水タンク8との行き来ができるように渡り部材15を設けることが望ましい。渡り部材15としては、例えば、通路10側に固定的に設けることもできる。しかし、後ロール4を軸支するフレーム7は、左右方向にうねりのある路面に対応させるべく接続部6の部位にて車体1に対し、前後方向の軸回りに所定角度の範囲内で揺動自在に接続した構造であり、したがって固定的に設ける場合には、この揺動分を考慮して渡り部材15を散水タンク8に対し動的接触をしないように所定距離だけ離して設ける必要が生じ、若干行き来の便宜性に欠けるという問題がある。また、車両の走行時等において通路10が開放されたままであると、作業者がその端に来たときに足を滑らせて転落したり、通路10に物を置いたまま車両を発進させた際、その物が滑り落ちる等の恐れがある。
【0027】
この問題に対し本発明では、渡り部材15を、倒したときに通路10と散水タンク8(好ましくはその上面部)とにわたって懸け渡された状態となり、起立させたときに通路10,又は通路10の後方の作業者が足を通過させるべき空間を遮断するように可動式として構成しており、車体1側に取り付けている。渡り部材15としては、例えば図5に示すように、鋼管等を通路10の幅よりも若干小さい幅となるように略U字形状に折り曲げ加工した枠材15aと、その対向する鋼管部位間にステップとして懸け渡される複数の板材15bを備える構成とする。各板材15bの上縁部には滑り止めとして凹凸部15cを形成すればより安全である。そして、枠材15aの両端部には、左右方向を軸とする鋼管片15dを固着する。一方、通路10の床部には、作業者の通過の邪魔にならない程度の高さを有する有蓋無底の箱形状のブラケット16(図3も参照)をボルト17により締結固定する。前記渡り部材15は、このブラケット16に、鋼管片15dの部位にて車両幅方向の軸回りに回動自在に取り付けられる。
【0028】
渡り部材15の位置決めは、倒したときには図3に仮想線で示すように、枠材15aの先端部が散水タンク8の上面前縁部に当接することによりなされる。また、起立させたときには図5に示すように、前記鋼管片15dの周面に穿設した孔15eに、ブラケット16に取り付けたプランジャ18の係合部18aが係合することにより位置決めされ、この状態において渡り部材15は図3に示すように、若干後方寄りに傾斜状に起立し、通路10及び通路10の後方の足を通過させるべき空間を遮断した状態となる。前記プランジャ18において、係合部18aは常時、鋼管片15dの周面側に移動するように付勢されている部材であり、その付勢力に抗して作業者がプランジャ18のレバー18bを引くことにより、係合部18aが孔15eから引き抜かれ、渡り部材15が倒れる側に回動可能な状態になる。
【0029】
このように、渡り部材15として、倒したときには通路10と散水タンク8とにわたって懸け渡され、起立させたときには通路、又は通路後方の、作業者が足を通過させるべき空間を遮断するように可動式として構成すれば、例えば車両の停車中において作業者が渡り部材15を倒すと、渡り部材15は隙間なく通路10と散水タンク8の上面側に懸け渡されることになり、安全に通路10と散水タンク8との行き来ができるようになる。また車両の転圧走行時等においては渡り部材15を起立させておくことで、散水タンク8との動的接触が防止され、さらに作業者が不用意に散水タンク8側に近づくといった事態も確実に回避され、作業者や物の転落のおそれもなくなり、安全性が向上する。
【0030】
なお、渡り部材15に、鋼管を折り曲げ加工した部材等からなる手摺り19を付設すれば、作業者はこの手摺り19に手をかけながらより安全に渡り部材15上を渡れるようになる。この手摺り19は、渡り部材15を起立させた際には運転席2a,2b間の空間に位置するので、作業者にとってはフロアF上での移動の際にも手かけとして利用でき、有効である。
【0031】
本発明ではさらに作業者の安全性を向上させる目的で、渡り部材15が通路10と散水タンク8とにわたって懸け渡された状態を検知する検知手段21を設け、この検知手段21の検知信号に基づき、渡り部材15が通路10と散水タンク8とにわたって懸け渡された状態にあるときに車輪(前ロール3,後ロール4)にブレーキをかける構成としてある。
【0032】
検知手段21として本形態ではリミットスイッチ31を利用している。リミットスイッチ31は、先端にローラ31cを取り付けたロッド31aが軸31d回りに所定角度傾倒することで作動する2回路型のリミットスイッチであり、その本体部31bは前記ブラケット16内において、通路10の床部にボルト32にて締結固定したブラケット33に取り付けられている。一方、前記渡り部材15の前寄りの板材15bにはリミットスイッチ31のローラ31cに対応するように板状の被検知部34(図5,図6)が形成されている。図6(a)は渡り部材15が起立した状態を示し、被検知部34とローラ31cは非接触の状態にある。そして図6(b)に示すように、渡り部材15が倒れて通路10と散水タンク8とにわたって懸け渡された状態になると、被検知部34がローラ31cに当接してロッド31aを傾倒させ、リミットスイッチ31が作動して検知信号が発せられる。
【0033】
次いで、この検知信号に基づき前ロール3,後ロール4にブレーキをかける具体的構成について以下に説明する。
図8を参照して、本例のマカダム型ローラRは原動機Eによって駆動される走行用油圧ポンプPを有しており、前ロール3,3、後ロール4にはそれぞれこの走行用油圧ポンプPに接続する走行用油圧モータMが内蔵されている。各走行用油圧モータMは走行用油圧ポンプPからの圧油の供給を受けて作動する可変容量型の油圧モータであり、運転席回りの前後進レバー(図示せず)によりコントロールケーブル等を介して走行用油圧ポンプPからの圧油の吐出量及び流れ方向を制御することで、回転数及び回転方向が変わり、車両の走行速度の調整や前後進の切り替えが行われるようになっている。走行用油圧ポンプPと各走行用油圧モータMは油圧ホース等により接続され、図示しない閉回路(HST「ハイドロスタティックトランスミッション」回路)をなす。
【0034】
各走行用油圧モータMにはネガティブブレーキ22が内蔵されている。ネガティブブレーキ22は、油圧がストップしたときに制動体が作動して走行用油圧モータMの出力部に常に制動力をかける構成のブレーキである。その構造としては特に限定されるものではないが、本例では機構が簡単で経済的な湿式多板型としてある。このネガティブブレーキは、油圧が加えられているときには、油圧がネガティブブレーキ22内のばね(図示せず)の付勢力に抗して制動体たる各ディスク23同士を密着させないように作用することで制動力が解除された状態となっているが、油圧がストップしたときには、前記ばねの付勢力により各ディスク23同士が密着して走行用油圧モータMの出力部、すなわち前ロール3,後ロール4に制動力がかかる構造となっている。
【0035】
符号Pcは、走行用油圧ポンプPと串刺し状に原動機Eの出力軸に配列され、走行用油圧ポンプPの回転とともに回転して前記した閉回路(HST回路)にリーク分の圧油を補給するチャージポンプを示す。このチャージポンプPcが前記ネガティブブレーキ22に油圧を加える機能を兼ね備え、チャージポンプPcの吐出ポートが管路T1,T2を介し各ネガティブブレーキ22の圧油ポートに接続している。チャージポンプPcは原動機Eに連動して作動するため、原動機Eの停止時にはチャージポンプPcからの油圧が停止し、自動的にネガティブブレーキ22に制動力がかかる。
【0036】
本例のネガティブブレーキ22の油圧回路においては、管路T1に電磁式の切換え弁24が介設される。切換え弁24には、制御装置25を介して、フットブレーキペダルのスイッチ26や駐車ブレーキのスイッチ27からの電気信号線が接続されている。切換え弁24は通常、車両走行時など原動機Eが駆動している通常の状態のときには管路T1から各管路T2へ圧油を導く位置にあり、したがってこのときには前記チャージポンプPcから油圧を受けて各ネガティブブレーキ22は制動力が解除の状態にある。そして前記各スイッチからの車両停止の信号が発生したときには、切換え弁24が、管路T1から管路T2への圧油を遮断して、ネガティブブレーキ22内の圧油が管路T2から管路T3を通って作動油タンク28に流れ出すように切り換わるので、ネガティブブレーキ22が常用ブレーキや駐車ブレーキとして作動するようになっている。
【0037】
本形態では、前記リミットスイッチ31と制御装置25を接続し、リミットスイッチ31から発せられた検知信号を制御装置25に送信することで、常用ブレーキや駐車ブレーキとしての作動時と同様に、切換え弁24を、管路T1を遮断して、ネガティブブレーキ22内の圧油を管路T2から管路T3を介し作動油タンク28に逃がすように切り換えて、前ロール3,後ロール4に制動力がかかるようにしている。
【0038】
以上のように、検知手段21の検知信号に基づき、渡り部材15が通路10と散水タンク8とにわたって懸け渡された状態にあるときに車輪(前ロール3,後ロール4)にブレーキをかける構成とすれば、次のような効果が奏される。
(1)坂道等の傾斜路面の施工現場において、作業者が不注意に駐車ブレーキをかけずに車両をアイドリング状態で停止させて散水タンク8側に移動しようとした場合であっても、渡り部材15の使用と連動して自動的に車輪にブレーキがかかるので、不意に車両が動き出すという事故が確実に防止され、散水タンク8上での作業者の安全性が向上する。
(2)作業者が不注意で渡り部材15を倒したまま車両を発進させようとしても、車輪にはブレーキがかかった状態であるため車両は発進せず、したがって、散水タンク8との動的接触による渡り部材15の損傷或いは散水タンク8側の破損等が確実に回避される。
【0039】
また、ブレーキとしてネガティブブレーキ22を備え、その油圧回路にネガティブブレーキ22への圧油の供給、供給停止を切り換える切換え弁24を有したマカダム型ローラRにおいて、検知手段21の検知信号でこの切換え弁24を切り換えてネガティブブレーキ22を作動させる構成とすれば、簡易なブレーキ構成を構築でき、経済的な車両となる。
【0040】
以上、本発明について好適な実施形態を説明したが、本発明はこれらの形態に限られることなく、各構成要素の形状やレイアウト等についてその趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば次のような効果が奏される。
(1)両運転席の間に、運転席のフロア側と散水タンク側との行き来を可能とするように散水タンクに臨む通路を形成すれば、タイヤローラ等他車からの給水の際や散水ノズルのメンテナンスの際、作業者は運転席側と散水タンク側とをダイレクトに行き来できるようになり、給水の作業効率や散水ノズルのメンテナンスの作業効率等が向上する。
そして、通路と散水タンクとにわたって渡り部材を設ければ安全に行き来できるようになる。
(2)キャノピーの支柱が両運転席の間に配設された転圧車両においては、支柱を運転席間の中心位置より左右いずれかの方向に偏らせて通路を形成させることで、(1)の効果と同様に給水の作業効率や散水ノズルのメンテナンスの作業効率等を向上させることができる。
(3)渡り部材を、倒したときに通路と散水タンクとにわたって懸け渡された状態となり、起立させたときに通路、又は通路後方の、作業者が足を通過させるべき空間を遮断するように可動式に構成すれば、車両の走行時等において渡り部材を起立させておくことで、散水タンクとの動的接触が防止され、さらに作業者が足を滑らせて転落するといった事態も確実に回避され、安全性が向上する。
(4)渡り部材が通路と散水タンクとにわたって懸け渡された状態を検知する検知手段を設け、この検知手段の検知信号に基づいて車輪にブレーキをかける構成とすれば、渡り部材や散水タンクの損傷が確実に回避され、作業者の安全性がより向上する。
(5)散水タンクの上面に、滑り止め手段を備えた足場用部材を付設すれば、作業者の安全性が向上する。
(6)転圧車両が、その機枠の幅寸法が前部車体の幅寸法よりも小さい、前部車体に左右一対の前輪を備えたローラである場合には、トラックの荷台に車両を積載し終えて運転席から降りる際には、通路を通って散水タンクを経由し、機枠の左右の空間において荷台の床に安全に降りれることとなり作業者の安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したマカダム型ローラの平面図(キャノピーは省略)である。
【図2】本発明を実施したマカダム型ローラの側面図である。
【図3】本発明の要部を示す側面説明図である。
【図4】本発明の要部を示す背面説明図である。
【図5】渡り部材(倒した場合)及び検知手段を示す平面説明図である。
【図6】渡り部材及び検知手段を示す側面説明図であり、(a)は渡り部材を起立させた場合、(b)は倒した場合を示す。
【図7】足場用部材における滑り止め手段を示す斜視図である。
【図8】ネガティブブレーキの油圧回路図(2本線の結線部位は油圧配管路、1本線の結線部位は電気配線を示す)である。
【図9】トラックの荷台に本発明を実施したマカダム型ローラを積載した場合を示す平面図である。
【図10】マカダム型ローラの給水作業形態を示す側面図である。
【図11】マカダム型ローラの運転席回りを示す背面説明図である。
【図12】トラックの荷台に従来のマカダム型ローラを積載した場合を示す平面図である。
【符号の説明】
R マカダム型ローラ
1 車体
2a,2b 運転席
3 前ロール(前輪)
4 後ロール(後輪)
7 フレーム(機枠)
8 散水タンク
9 散水配管
10 通路
11 キャノピー
12 ステイ
15 渡り部材
20 足場用部材
21 検知手段
22 ネガティブブレーキ
24 切換え弁
31 リミットスイッチ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rolling compact vehicle used for rolling compaction on a road surface.
[0002]
[Prior art]
In FIG. 10, a Macadam
[0003]
If the asphalt mixture just crushed is rolled with a roll as it is, the asphalt mixture will adhere to the surface of the roll, and this deposit will impair the flatness of the pavement surface. For this reason, the
[0004]
In general, asphalt pavement construction is a method in which after asphalt finish material is spread with asphalt finisher, first the road surface is flattened with a Macadam
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In such a case, conventionally, an operator who has operated the Macadam
[0006]
Of course, in such a case, from the viewpoint of work efficiency, it is desirable for the operator to be able to move directly from the driver's
[0007]
In addition, as shown in FIG. 12, when the Macadam
[0008]
The present invention has been created to solve the above-described problems, and improves the work efficiency during water supply and maintenance of the watering nozzle, and when loaded on a truck bed, the driver's seat An object of the present invention is to provide a compaction vehicle that improves safety when getting off a car.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention includes a pair of left and right driver's seats in the front body, and a rear wheel disposed behind the driver's seat across the water tank in the rear body. In an articulated rolling compaction vehicle with a space above the machine frame that supports the water tank and rear wheel, it is possible to move between the driver's seat floor side and the water spray tank side between the driver's seats. To form a passage facing the watering tankA crossover member was provided across the passage and the watering tank..
[0010]
In addition, the rolling vehicle is provided with a canopy and the canopy struts are disposed between the two driver seats, and the canopy struts are disposed so as to be biased in either the left or right direction from the center position between the driver seats. Thus, the passage was formed.
[0012]
Furthermore, when the crossing member is tilted, it is in a state of being suspended over the passage and the watering tank, and when standing, it is movable so as to block the passage or the space behind the passage where the operator should pass the foot. Configured to formula.
[0013]
In addition, when a detecting means for detecting the state where the crossing member is suspended between the passage and the watering tank is provided, and based on the detection signal of the detecting means, the crossing member is in a state of being suspended across the passage and the watering tank. The brake is applied to the wheel.
[0014]
Moreover, the member for scaffolding provided with the slip prevention means was attached to the upper surface of the watering tank.
[0015]
In the above solution, the compaction vehicle is a roller having a pair of left and right front wheels on the front vehicle body in which the width of the machine frame is smaller than the width of the front vehicle body.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In this embodiment, the compaction vehicle is a Macadam type roller. FIG. 1 is a plan view of the Macadam type roller embodying the present invention (
[0017]
1 and 2, a Macadam type roller R includes a pair of left and right driver's
[0018]
The
[0019]
In the present invention, a
[0020]
As shown in FIG. 4, the
(1) In Japan, vehicles are sometimes left-handed. For example, the driver uses the right driver's
(2) Since the
[0021]
As described above, the
[0022]
Depending on the model of the rolling compaction vehicle, there is a type in which the canopy stays are not arranged between the driver seats, for example, as a set on the outer sides of both driver seats, and in this case, there are no obstacles between the passages. Therefore, there is an advantage that the width of the passage can be increased.
But this type is
(1) Since the stays are arranged close to the outside in the left and right direction of both driver seats, the visibility on the outside in the left and right direction is slightly inferior for the operator seated on the driver seat.
(2) The number of members increases, and the canopy storage mechanism becomes complicated.
In these respects, a rolling vehicle in which stays are arranged between driver seats is advantageous.
[0023]
As described above, if the
[0024]
Further, when the width dimension L1 of the
[0025]
[0026]
A gap is formed between the rear end of the
[0027]
With respect to this problem, in the present invention, when the
[0028]
The positioning of the
[0029]
As described above, the
[0030]
In addition, if the
[0031]
In the present invention, for the purpose of further improving the safety of the operator, a detecting
[0032]
In this embodiment, a
[0033]
Next, a specific configuration for braking the
Referring to FIG. 8, the Macadam type roller R of this example has a traveling hydraulic pump P driven by a prime mover E, and the traveling rolls
[0034]
Each traveling hydraulic motor M has a built-in
[0035]
Reference numeral Pc is arranged on the output shaft of the prime mover E in a skewered manner with the traveling hydraulic pump P, and rotates with the rotation of the traveling hydraulic pump P to replenish the above-mentioned closed circuit (HST circuit) with pressure oil corresponding to the leak. Indicates a charge pump. The charge pump Pc also has a function of applying hydraulic pressure to the
[0036]
In the hydraulic circuit of the
[0037]
In the present embodiment, the
[0038]
As described above, based on the detection signal of the detection means 21, the brake is applied to the wheels (the
(1) Even when a worker tries to move to the
(2) Even if the operator inadvertently tries to start the vehicle with the crossing
[0039]
Further, in the Macadam type roller R provided with a
[0040]
The preferred embodiments of the present invention have been described above. However, the present invention is not limited to these embodiments, and the design, shape, layout, and the like of each component can be changed as appropriate without departing from the spirit of the present invention.
[0041]
【The invention's effect】
According to the present invention, the following effects are produced.
(1) If a passage facing the watering tank is formed between the two driver's seats so that the floor of the driver's seat and the watering tank side can be moved, water supply and watering from other vehicles such as tire rollers During the maintenance of the nozzle, the operator can go back and forth between the driver's seat side and the watering tank side, so that the work efficiency of water supply and the maintenance efficiency of the watering nozzle are improved.
And if a crossover member is provided over a passage and a watering tank, it will come safely.
(2) In a rolling compact vehicle in which a canopy column is disposed between both driver's seats, the column is formed by biasing the column in either the left or right direction from the center position between the driver's seats, thereby The work efficiency of water supply and the maintenance efficiency of the watering nozzle can be improved as well as the effect of).
(3) When the crossover member is tilted, it is in a state of being suspended over the passage and the watering tank, and when standing, it is movable so as to block the passage or the space behind the passage where the operator should pass the foot. With this configuration, by standing the crossover member when the vehicle is running, etc., it is possible to prevent dynamic contact with the watering tank, and it is also possible to reliably avoid situations where the operator slips and falls. , Improve safety.
(4) If a detecting means for detecting the state where the crossover member is suspended across the passage and the water spray tank is provided, and the wheel is braked based on the detection signal of this detection means, the crossover member or the water spray tank may be damaged. It is surely avoided and the safety of the worker is further improved.
(5) If a scaffolding member provided with anti-slip means is attached to the upper surface of the water spray tank, the safety of the operator is improved.
(6) If the rolling vehicle is a roller with a pair of left and right front wheels on the front body, the width of the machine frame is smaller than the width of the front body, and the vehicle has been loaded on the truck bed When getting out of the driver's seat, it is possible to safely get off the floor of the cargo bed in the space on the left and right of the machine frame through the water tank through the passage, improving the safety of the operator.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view (canopy omitted) of a Macadam type roller embodying the present invention.
FIG. 2 is a side view of a Macadam type roller embodying the present invention.
FIG. 3 is an explanatory side view showing a main part of the present invention.
FIG. 4 is a rear explanatory view showing a main part of the present invention.
FIG. 5 is an explanatory plan view showing a crossover member (when tilted) and detection means.
FIGS. 6A and 6B are side explanatory views showing a crossover member and detection means, where FIG. 6A shows a case where the crossover member is raised and FIG.
FIG. 7 is a perspective view showing anti-slip means in the scaffold member.
FIG. 8 is a hydraulic circuit diagram of a negative brake (a two-line connection portion indicates a hydraulic piping line, and a single line connection portion indicates an electrical wiring);
FIG. 9 is a plan view showing a case where a Macadam type roller embodying the present invention is loaded on a truck bed.
FIG. 10 is a side view showing a water supply operation mode of a Macadam type roller.
FIG. 11 is a rear explanatory view showing the periphery of the driver seat of the Macadam type roller.
FIG. 12 is a plan view showing a case where conventional Macadam type rollers are loaded on a truck bed.
[Explanation of symbols]
R Macadam type roller
1 body
2a, 2b Driver's seat
3 Front roll (front wheel)
4 Rear roll (rear wheel)
7 Frame (machine frame)
8 Watering tank
9 Sprinkling piping
10 passage
11 Canopy
12 Stay
15 Transition member
20 Scaffolding materials
21 Detection means
22 Negative brake
24 selector valve
31 Limit switch
Claims (6)
当該通路と散水タンクとにわたって渡り部材を設けたことを特徴とする転圧車両。A machine for supporting the watering tank and the rear wheel, comprising a driver's seat disposed on the upper part of the front body and a rear wheel disposed at the rear of the driver's seat with the watering tank interposed therebetween. In an articulated rolling compaction vehicle with a space above the frame, a passage that faces the watering tank is formed between both driver's seats so that the driver can move between the floor side of the driver's seat and the watering tank side. ,
A rolling compact vehicle characterized in that a crossover member is provided across the passage and the water spray tank .
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