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JP4700271B2 - 脱臭方法及び臭気発生物受入設備 - Google Patents
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JP4700271B2 - 脱臭方法及び臭気発生物受入設備 - Google Patents

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Description

本発明は、一般廃棄物、産業廃棄物等の臭気発生物を運搬する運搬車両が、臭気発生物受入設備に設置した受入室内において臭気発生物を排出する際に発生する臭気を集中換気することにより希釈させ、受入室の外部に漏洩するのを効果的に防止する脱臭方法及び臭気発生物受入設備に関するものである。
従来、一般廃棄物、産業廃棄物(下水汚泥を含む)等の臭気発生物は、各地から運搬車両によって臭気発生物受入設備に運び込まれ、この臭気発生物受入設備において集中的に処理することが行われている。
そしてこの種の臭気発生物受入設備は、設備内部に臭気発生物を投入する受入ホッパを具備し、臭気発生物を積載した運搬車両を受入ホッパの前に移動し、受入ホッパの投入扉を開くと共に運搬車両から臭気発生物を受入ホッパ内に投入し、その後投入扉を閉じ、運搬車両を退出させるように構成されている。
一方前記臭気発生物受入設備は周辺環境との調和を図るため、その臭気を設備の外部に漏れないようにする脱臭装置を設置している。この脱臭装置は、運搬車両を搬入した部屋を強制換気することで、部屋内部の臭気を希釈させるようにするものである。
しかしながら上記従来の脱臭装置においては、臭気発生物受入設備の複数台の運搬車両が進入する部屋の空間全体を換気していたので、その換気効率はあまり良いとは言えなかった。また運搬車の出入口にはエアカーテンを取り付けて臭気の漏洩防止を図っていたが、必ずしも空気の遮断が確実ではなかった。そしてこれらのことから、運搬車の出入口からの臭気の漏洩が発生し易かった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、換気効率が良く、外部への臭気の漏洩を効果的に防止できる脱臭方法及び臭気発生物受入設備を提供することにある。
本願の請求項1に記載の発明は、臭気発生物を搬入手段を用いて臭気発生物受入設備に搬入する際の脱臭方法であって、臭気発生物を投入する複数の受入ホッパを設けるとともに、受入ホッパ上に受入ホッパ毎に区切られて個別に換気される部屋からなる受入室を設け、何れの受入室にも搬入手段が入っていない場合は、各受入室の換気を均等に行い、一又は複数の受入室に搬入手段が入っている場合は、全換気量が一定な状態において搬入手段が入っていない受入室の換気量を減少もしくは停止させることで制限して制限した分の換気量を搬入手段が入っている受入室の換気に充てることで優先して換気することにより、搬入手段が入っている受入室内の臭気濃度を短時間に低減することを特徴とする脱臭方法にある。
本願の請求項2に記載の発明は、前記搬入手段が受入ホッパに臭気発生物を投入した後に受入室を退出するまでの総換気空気量が定められていることを特徴とする請求項1に記載の脱臭方法にある。
本願の請求項3に記載の発明は、臭気発生物を搬入手段を用いて臭気発生物受入設備に搬入する際の脱臭方法であって、臭気発生物を投入する複数の受入ホッパを設けるとともに、受入ホッパ上に受入ホッパ毎に区切られて個別に換気される部屋からなる受入室を設け、前記受入室より容量が小さく、区切られて個別に換気される部屋からなる前室を各受入室に隣接して設けて、搬入手段が該前室を介して該受入室に入るようにし、何れの前室にも搬入の終わった搬入手段が留められていない場合は、各前室の換気を均等に行い、一又は複数の前室に搬入の終わった搬入手段が留められている場合は、全換気量が一定な状態において搬入手段が留められていない前室の換気量を減少もしくは停止させることで制限して制限した分の換気量を搬入手段が留められている前室の換気に充てることで優先して換気することにより、搬入手段が留められている前室内の臭気濃度を短時間に低減することを特徴とする脱臭方法にある。
本願の請求項4に記載の発明は、前記搬入が終わって前室に移動した搬入手段が前室を退出するまでの総換気空気量が定められていることを特徴とする請求項3に記載の脱臭方法にある。
本願の請求項5に記載の発明は、前記搬入手段が積載している臭気発生物の種類が、この搬入手段が入室しようとしている受入室に適合しているか否かを識別することを特徴とする請求項1又は3に記載の脱臭方法にある。
本願の請求項6に記載の発明は、搬入手段を用いて臭気発生物を搬入する臭気発生物受入設備であって、臭気発生物を投入する複数の受入ホッパ、受入ホッパ上に設置され受入ホッパ毎に区切られて個別に換気される部屋からなる受入室、受入室に空気を供給する給気用ダクトと、給気用ダクトに接続される給気用ファンと、給気用ダクトに接続され給気用ダクトから受入室に給気する給気管と、給気管に取り付けられて給気管を開閉する給気ダンパーとを具備する給気機構、受入室を排気する排気用ダクトと、排気用ダクトに接続される脱臭ファンと、排気用ダクトに接続され受入室から排気用ダクトに排気する排気管と、排気管に取り付けられて排気管を開閉する排気ダンパーと、受入ホッパと排気用ダクト間を接続して受入ホッパから排気用ダクトに排気する受入ホッパ用管路と、受入ホッパ用管路に取り付けられて受入ホッパ用管路を開閉する受入ホッパ用ダンパーとを具備する排気機構、前記複数の受入室の何れにも搬入手段が入っていない場合はこれら複数の受入室の換気を均等に行い、一又は複数の受入室に搬入手段が入っている場合は全換気量が一定な状態において搬入手段が入っていない受入室の換気量を減少もしくは停止させることで制限して制限した分の換気量を搬入手段が入っている受入室の換気に充てることで優先して換気するように前記給気機構と排気機構とを制御する制御手段、から構成されることを特徴とする臭気発生物受入設備にある。
本願の請求項7に記載の発明は、搬入手段を用いて臭気発生物を搬入する臭気発生物受入設備であって、臭気発生物を投入する複数の受入ホッパ、受入ホッパ上に設置され受入ホッパ毎に区切られて個別に換気される部屋からなる受入室、受入室に隣接し受入室より容量が小さく、区切られて個別に換気される部屋からなる前室、前室に空気を供給する給気用ダクトと、給気用ダクトに接続される給気用ファンと、給気用ダクトに接続され給気用ダクトから前室に給気する給気管と、給気管に取り付けられて給気管を開閉する給気ダンパーとを具備する給気機構、受入室を排気する排気用ダクトと、排気用ダクトに接続される脱臭ファンと、受入室と前室との間に設けられる室間ダンパーと、排気用ダクトに接続され受入室から排気用ダクトに排気する排気管と、排気管に取り付けられて排気管を開閉する排気ダンパーと、受入ホッパと排気用ダクト間を接続して受入ホッパから排気用ダクトに排気する受入ホッパ用管路と、受入ホッパ用管路に取り付けられて受入ホッパ用管路を開閉する受入ホッパ用ダンパーとを具備する排気機構、前記複数の前室の何れにも搬入の終わった搬入手段が留められていない場合はこれら複数の前室の換気を均等に行い、一又は複数の前室に搬入の終わった搬入手段が留められている場合は全換気量が一定な状態において搬入手段が留められていない前室の換気量を減少もしくは停止させることで制限して制限した分の換気量を搬入手段が留められている前室の換気に充てることで優先して換気するように前記給気機構と排気機構とを制御する制御手段、から構成されることを特徴とする臭気発生物受入設備にある。
本願請求項1,に記載の発明によれば、臭気発生物を搬入した受入室(又は前室)を他の受入室(又は前室)に優先して換気するので、全部の受入室(又は前室)を均等に換気する場合に比べて、より効率的に臭気を脱臭することができる。即ち複数の受入室(又は前室)ごとに区切り、臭気をできるだけ狭い範囲にとどめて換気するようにしているので、より効率的で確実に臭気を脱臭することができる。これによって環境への悪影響をなくすことができる。
本願請求項に記載の発明によれば、搬入手段が受入室から出る際に前室で換気を行うので、受入室から漏れる恐れのある臭気を前室で確実に換気でき、臭気の外部への漏洩をさらに確実に防止することができる。また前室は受入室よりも容量が小さいので、その部屋の換気に要する時間は短くて済み、換気時間の短縮が図られる。
本願請求項に記載の発明によれば、臭気発生物の種類によって搬入する受入室が異なっていても、搬入手段が入室すべき受入室を誤認することはない。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態にかかる脱臭装置を設置してなる臭気発生物受入設備1の要部平面配置図である。同図に示すように臭気発生物受入設備1は、二つの沈砂・し渣用の受入室10−1と、二つの汚泥(脱水ケーキ)用の受入室10−2とを併設し、且つ二つの受入室10−2の前にそれぞれ前室60を設置し、さらに前記二つの受入室10−2の後側に汚泥貯留槽703を設置して構成されている。ここで各受入室10−1,10−2は、それぞれの部屋を区切ることで、各部屋を個別に換気できるようにしている。二つの前室60も各部屋を区切ることで個別に換気できるようにしている。なお汚泥貯留槽703は受入室10−2において投入される汚泥を貯留するものである。汚泥や沈砂・し渣は、例えば下水処理場から搬送されてくる。
図2は受入室10−1の概略縦断面図である。図1,図2に示すように受入室10−1は、搬入車両(搬入手段)500が進入できる空間を有する部屋であり、その一側壁には搬入車両500の進入・退出を行う受入口11を自動開閉する自動扉13が設置され、また自動扉13の外側上部にはエアカーテン装置15が設置されている。自動扉13とエアカーテン装置15の間には、通過する搬入車両500を検知する光電管センサからなる車両検知センサ14が設置されている。また受入室10−1内部の自動扉13の側部上方には表示パネルからなる換気時間表示部16が設置されている。また受入室10−1の床面の受入口11から離れた位置には、臭気発生物投入部17が設置され、その開閉蓋19を投入部駆動装置21によって開閉するように構成している。臭気発生物投入部17の下側には受入ホッパ25が設置されている。受入室10−1の床面の受入口11と臭気発生物投入部17の間には、二つ一組のループコイルからなる位置検知センサ27,27が設置され、これら位置検知センサ27,27の上にまたがるように搬入車両500が位置することで、この位置に搬入車両500があることを検出する。また位置検知センサ27,27と同じ二つ一組のループコイルからなる位置検知センサ29,29が受入口11の外側直前の地面上にも設置されている。さらに位置検知センサ29,29近傍には、下記する搬入車両500に予め設定しておいた識別内容(少なくとも、この搬入車両500に積み込まれた臭気発生物が沈砂・し渣であるか、又は汚泥であるかの内容を含む)を読み取って搬入車両500が入室しようとしている受入室10−1が正しいか否かを確認する受入室識別装置31が設置されている。また受入室10−1には、受入室10−1内に新鮮な外気を供給する給気機構32と受入室10−1内の空気を排出する排気機構33とが設置されている。搬入車両500としては、例えば密閉式運搬車を用いる。
図3は受入室10−2の概略縦断面図である。なお受入室10−2において前記受入室10−1と同一又は相当部分には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。図1,図3に示すように受入室10−2も、前記受入室10−1と同様に、搬入車両(搬入手段)500が進入できる空間を有する部屋であり、その一側壁には搬入車両500の進入・退出を行う受入口11を自動開閉する自動扉13が設置されている。また受入室10−2においては、受入室10−2の自動扉13の直前に隣接して受入室10−2よりも容量の小さい前室60を設置し、この前室60の一側壁に搬入車両500の進入・退出を行う入口61を自動開閉する自動扉63を設置し、自動扉63の外側上部にエアカーテン装置15を設置し、さらに前記受入室10−2と前室60の間の側壁に両空間間を開閉する室間ダンパー67を設置している。また換気時間表示部16は前室60内部の自動扉63の側部上方に設置されている。また図1に示すように、前室60の床面には二つ一組のループコイルからなる位置検知センサ69,69が設置され、これら位置検知センサ69,69の上にまたがるように搬入車両500が位置することで、この位置に搬入車両500があることを検出する。また入口61の外側の地面上に、前記受入室10−1で設置した位置検知センサ29,29が設置され、前室60の内部に受入室識別装置31が設置されている。なおこの受入室10−2及び前室60にも、受入室10−2及び前室60内に新鮮な外気を供給する給気機構32と排気機構33とが設置されている。
ここで前記給気機構32は、四つの受入室10−1,10−2を貫通するように設置される一本の給気用ダクト(共通ダクト)35と、この給気用ダクト35に接続される給気用ファン37と、給気用ダクト35から引き出されてその先端が下方を向く給気管39と、給気管39の途中にこの給気管39を開閉するように取り付けられる給気ダンパー41と、給気管39の給気ダンパー41の下流側に接続される逃がし管43と、逃がし管43を開閉する逃がしダンパー45とを具備して構成されている。給気管39と給気ダンパー41は二つの受入室10−1及び二つの受入室10−2にそれぞれ設置されるが、逃がし管43と逃がしダンパー45は一つの受入室10−1のみに設置される。なお逃がし管43と逃がしダンパー45は受入室10−1,10−2の外部に設置しても良い。つまり給気用ダクト35と給気用ファン37と逃がし管43と逃がしダンパー45とは四つの受入室10−1,10−2に共通のものである。
一方排気機構33は、四つの受入室10−1,10−2を貫通するように設置される一本の排気用ダクト(共通ダクト)51と、この排気用ダクト51に接続される脱臭ファン53と、排気用ダクト51から引き出されてその先端が下方を向く排気管54と、排気管54の途中にこの排気管54を開閉するように取り付けられる排気ダンパー55と、受入ホッパ25と排気用ダクト51間を接続する受入ホッパ用管路57と、受入ホッパ用管路57の途中にこの受入ホッパ用管路57を開閉するように取り付けられる受入ホッパ用ダンパー59と、受入ホッパ25と排気用ダクト51間を接続し且つ前記受入ホッパ用管路57よりも細い径を有する補助管路58と、補助管路58の途中にこの補助管路58を開閉するように取り付けられる補助ダンパー56と、を具備して構成されている。なお排気管54、排気ダンパー55、受入ホッパ用管路57、受入ホッパ用ダンパー59、補助管路58、補助ダンパー56は二つの受入室10−1及び二つの受入室10−2にそれぞれ設置され、一方排気用ダクト51と脱臭ファン53は四つの受入室10−1,10−2に共通のものである。
一方図1に示すように、臭気発生物受入設備1の外部の側部には、受け入れる搬入車両500を待機させる待機領域510が設けられ、待機領域510の最前列前方には現在どの受入室10−1,10−2が空いているかを表示する空室表示手段520が設置されている。
図4は上記脱臭装置用制御装置の概略ブロック図である。同図に示すように脱臭装置用制御装置は、この脱臭装置を制御する制御手段600に、前記各位置検知センサ27,29,69からの信号と、受入室識別装置31からの信号と、車両検知センサ14からの信号とを入力し、一方前記各自動扉13,63、エアカーテン装置15,換気時間表示部16、投入部駆動装置21、室間ダンパー67、空室表示手段520、給気機構32、排気機構33に各種制御信号を出力し、これによって脱臭装置を制御するように構成されている。なお図示はしないが、各自動扉13,63、投入部駆動装置21等を手動で動作させるスイッチの信号も制御手段600に入力され、それぞれの機器を手動で動作できるようにしている。なお手動の場合、制御手段600を介さずに各機器を直接動作させるように構成しても良い。
以上のように構成された脱臭装置の動作を、臭気発生物受入設備1における作業手順と共に説明する。図5は搬入車両500の臭気発生物受入設備1における作業手順を示す概略フロー図である。また図6,図7は受入室10−1における脱臭方法説明図、図8,図9,図10は受入室10−2における脱臭方法説明図である。なお図6乃至図10において、給気用ファン37と脱臭ファン53とは常に駆動しており、全体の換気総量は一定となっている。
まず図1において、外部からこの臭気発生物受入設備1に進入してきた臭気発生物を積載した搬入車両500は、待機領域510に到り、待機領域510において空室表示手段520を見る。空室表示手段520には現在空いている(他の搬入車両500が使用していない)受入室10−1,10−2が表示されているので、自己の積載している臭気発生物が沈砂・し渣の場合は受入室10−1に空室があればその受入室10−1に移動し、自己の積載している臭気発生物が汚泥(脱水ケーキ)の場合は受入室10−2に空室があればその受入室10−2(その前室60)に移動する(図5のステップ1−1,2−1)。
このとき何れの受入室10−1,10−2(前室60を含む)にも搬入車両500が入室していない場合は、図6(a),図8(a)に示すように、全ての給気ダンパー41を開、一つしかない逃がしダンパー45を閉とすることで、給気用ダクト35から各受入室10−1,前室60に均等に外気(大気)の給気が行われ、同時に排気ダンパー55を開、受入ホッパ用ダンパー59を閉とし、さらに受入室10−2の場合は室間ダンパー67を開とすることで、給気ダクト35から供給される外気を各受入室10−1及び各前室60と受入室10−2に通して排気し、換気される。なお補助ダンパー56は以下の動作中常に開となっており、細い補助管路58を介して受入ホッパ25内の強い臭気を常に少しずつ排気している。
一方もし他の何れかの受入室10−1,10−2(前室60を含む)に別の搬入車両500が入室していた場合は、搬入車両500が入室していない受入室10−1,10−2の給気ダンパー41は閉じられ、また同時に排気ダンパー55を閉とすることでその部屋の換気を制限する。またこのときも補助ダンパー56は開いているので、受入ホッパ25内の換気は行われている。
つまり本発明においては全体の換気総量は一定なので、何れの受入室10−1,10−2も空室の場合は、均等に換気を行い、何れかの受入室10−1,10−2に搬入車両500が入室した場合は空室の換気を止めてその分入室した部屋の換気を優先して行うようにしている。
次にまず搬入車両500が受入室10−1に進入する場合について説明する。即ち図6(a)に示すように搬入車両500はまず後進の状態で空いている受入室10−1の前の位置検知センサ29,29の真上に移動し停止する(ステップ1−1)。このときこの位置検知センサ29,29及び車両検知センサ14によって制御手段600はこの位置に搬入車両500が位置したことを検知する。
次に受入室識別装置31は、進入してきた搬入車両500の積載物が沈砂・し渣であるか又は汚泥であるかを識別する(ステップ1−2)。具体的識別方法としては例えば、予め各搬入車両500が搬送する臭気発生物を沈砂・し渣又は汚泥の何れであるか搬送前に設定しておき、これによって前記受入室識別装置31によって識別されたこの搬入車両500に積載されている臭気発生物の種類を識別するようにする。なお搬入車両500に積載されている臭気発生物の種類を識別できる手段であれば、どのような手段であっても良い。
次に受入室識別装置31が搬入車両500が搬送してきた臭気発生物が沈砂・し渣であることを確認すると、自動扉13を自動的に開き、搬入車両500は受入室10−1内に進入を開始する(ステップ1−3,1−4)。なお搬入車両500が搬送してきた臭気発生物が汚泥であると認識された場合は、搬入車両500は受入室10−2の方に移動する。
自動扉13の開と同時に図6(b)に示すようにエアカーテン装置15を駆動する。また同時にこの部屋の給気ダンパー41を閉、逃がしダンパー45を開(その他のダンパーは従前通り)とすることで、この受入室10−1に対する給気を停止すると同時に排気管54からの排気を継続する。これによって開いている受入口11から外気が室内に流入するので、受入室10−1内の臭気が受入口11から外部に漏れることは殆どない。
次に受入室10−1内に搬入車両500が進入して位置検知センサ27,27の真上に停止すると、自動扉13は自動的に閉まって(ステップ1−5)受入口11は遮断され、またエアカーテン装置15は停止する。同時に図6(c)に示すように給気ダンパー41を開、逃がしダンパー45を閉、排気ダンパー55を閉、受入ホッパ用ダンパー59を開とすることで、この受入室10−1に対して外気を給気すると同時に受入ホッパ25内の空気の排気を行う。
そして受入室10−1内に設置した図示しない手動スイッチをオンすることで、投入部駆動装置21を駆動し、開閉蓋19を開き、搬入車両500から投入口23に沈砂・し渣を投入する(ステップ1−6)。このとき受入室10−1内の空気は投入口23から受入ホッパ25内に吸い込まれ、受入ホッパ用管路57を介して外部に排気される。投入口23から受入室10−1内の空気が吸い込まれるので、最も臭気の高い受入ホッパ25内の臭気が受入室10−1側に洩れにくくなる。投入口23への沈砂・し渣の投入後、手動スイッチによって前記開閉蓋19を閉じる。
開閉蓋19が閉じられると、図7(a)に示すように、排気ダンパー55を開、受入ホッパ用ダンパー59を閉とすることで、受入室10−1内の空気を排気する。同時に受入室10−1内に設置してある換気時間表示部16には、あと何分換気を行うかを表示する。この換気時間は、予め受入室10−1で換気しようとする総換気空気量を設定しておき、この総換気空気量になる時間を制御手段600がその都度演算によって求める。例えば、給気用ファン37と脱臭ファン53による全体の換気総流量をQ1(m/h)とし、また上記受入室10−1を含むn個の受入室10−1及び/又は10−2の集中換気が行われているとし、さらに受入室10−1の総換気空気量をQ2(m)とした場合、
〔換気時間〕(h)=Q2/{Q1/n}
となる。
つまり換気している受入室10−1及び/又は10−2の数によって、換気時間は異なる。また前記受入室10−1を換気している間に、別の受入室10−1及び/又は10−2の数が変化する場合があり、そのような場合は残りの換気時間を再計算し、換気に必要な残りの時間を変更して前記換気時間表示部16に表示する。例えば一室のみ使用しているときに必要な換気時間がT分だとすれば、二室使用していれば2×T分の換気時間が必要になる。従って例えば必要な換気時間を10分とし、最初一台の搬入車両500のみが受入室10−1又は10−2に入った場合は、換気時間表示部16には最初、「残り10分」と表示される。そして5分経過して「残り5分」と表示されたときに別の受入室10−1又は10−2に別の搬入車両500が入った場合は、最初のものの表示は「残り10分」に変更され、後のものには「残り20分」と表示される。さらに10分経過すると最初の搬入車両500は退出し、後のものの表示は「残り5分」に変更される。この場合、何れの搬入車両500も換気に15分要することになる。
そして前記換気時間表示部16が表示する残りの換気時間が0になると(ステップ1−7)、図7(b)に示すように、自動扉13が自動で開き(ステップ1−8)、同時に給気ダンパー41を閉、逃がしダンパー45を開とし、エアカーテン装置15を駆動し、搬入車両500を退出する(ステップ1−9)。このとき受入室10−1内に給気は行われず、排気管54から排気のみが行われるので、受入室10−1内の臭気は受入口11から殆ど外部に漏れない。そして搬入車両500が退出したことを位置検知センサ29,29及び車両検知センサ14が検出すると、自動扉13を自動で閉じ(ステップ1−10)、この受入室10−1は図6(a)の状態に戻る。
次に搬入車両500が受入室10−2に進入する場合について説明する。なお前記受入室10−1に搬入車両500が進入・退出する場合と説明が重複する場合は一部その詳細な説明を省略する。まず図8(a)に示すように搬入車両500は空いている前室60の前の位置検知センサ29,29の真上に移動し停止する(ステップ2−1)。
次に位置検知センサ29,29及び車両検知センサ14によってこの位置に搬入車両500が位置したことを検知すると、図8(b)に示すように、自動扉63を自動的に開き、搬入車両500は前室60内に進入を開始する(ステップ2−2,2−3)。
自動扉63の開と同時に図8(b)に示すようにエアカーテン装置15を駆動する。また同時に給気ダンパー41を閉、逃がしダンパー45を開とすることで、この前室60に対する給気を停止すると同時に室間ダンパー67を介して排気管54から排気を行う。これによって開いている入口61から外気が前室60内に進入するので、前室60内の臭気が入口61から外部に漏れることは殆どない。
次に前室60内に搬入車両500が進入して位置検知センサ69,69の真上に停止すると、受入室識別装置31は、進入してきた搬入車両500の積載物が汚泥であるか又は沈砂・し渣であるかを識別する(ステップ2−4)。そして受入室識別装置31が搬入車両500が搬送してきた臭気発生物が汚泥(脱水ケーキ)であることを確認すると、図8(c)に示すように自動扉63を自動で閉じ、図9(a)に示すように同時に自動扉13を自動的に開き、搬入車両500は受入室10−2内に進入を開始する(ステップ2−5,2−6)。なお搬入車両500が搬送してきた臭気発生物が沈砂・し渣であると認識した場合は、搬入車両500は前記空いている自動扉63からそのまま退出し、受入室10−1の方に移動する。
一方図8(c)に示すように自動扉63が閉じたとき、給気ダンパー41を開、逃がしダンパー45を閉とすることで、この前室60から受入室10−2を介して排気管54で排気を行う。
次に受入室10−2内に搬入車両500が進入して位置検知センサ27,27の真上に停止すると、自動扉13は自動的に閉まる(ステップ2−7)。同時に図9(b)に示すように、排気ダンパー55を閉、受入ホッパ用ダンパー59を開とすることで、前室60及び受入室10−2に対する給気を継続して行うと同時に受入ホッパ25内の臭気の排気を開始する。
そして受入室10−2内に設置した図示しない手動スイッチをオンすることで、投入部駆動装置21を駆動し、開閉蓋19を開き、搬入車両500から投入口23に汚泥を投入する(ステップ2−8)。このとき受入室10−2内の空気は投入口23から受入ホッパ25内に吸い込まれ、受入ホッパ用管路57を介して外部に排気されるので、最も臭気の高い受入ホッパ25内の臭気が受入室10−2内に洩れにくくなる。投入口23への汚泥投入後、手動スイッチによって前記開閉蓋19を閉じる。
そして受入室10−2内に設置した図示しない手動スイッチを操作することで自動扉13を開き(ステップ2−9)、図9(c)に示すように搬入車両500を前室60に移動すれば(ステップ2−10)、図10(a)に示すように自動扉13が自動に閉まる(ステップ2−11)。なお前述のように開閉蓋19が閉じられると、図9(c)に示すように、排気ダンパー55を開、受入ホッパ用ダンパー59を閉とすることで、搬入室10−2及び前室60内の空気を排気する。同時に前室60内に設置した換気時間表示部16には、前述の場合と同様に、あと何分換気を行うかを表示する。
そして前記換気時間表示部16が表示する残りの換気時間が0になると(ステップ2−12)、図10(b)に示すように、自動扉63が自動で開き(ステップ2−13)、同時に給気ダンパー41を閉、逃がしダンパー45を開とし、エアカーテン装置15を駆動し、搬入車両500を退出する(ステップ2−14)。このとき前室60内に給気は行われず、排気管54から排気のみが行われるので、前室60内の臭気は入口61から殆ど外部に漏れない。特にこの実施の形態では受入室10−2の前にそれよりも容量の小さい前室60を設置し、この前室60において少ない容積の空気を換気するので、換気が短時間で効率的に行え、より臭気が外部に洩れ難くなる。そして搬入車両500が退出したことを位置検知センサ29,29及び車両検知センサ14が検出すると、自動扉63を自動で閉じ(ステップ2−15)、この受入室10−2及び前室60は図8(a)の状態に戻る。
以上のようにこの実施の形態によれば、臭気発生物を搬入した受入室10−1及び/又は10−2を、搬入していない他の受入室10−1及び/又は10−2に優先して換気するようにしたので、短時間に前記臭気発生物を搬入した受入室10−1及び/又は10−2内の臭気濃度を低減して脱臭することができる。
また受入室10−1及び/又は10−2の換気は、受入室10−1及び/又は10−2内の臭気を給気機構32と排気機構33によってスムーズに吸引・排気することで行われるので、受入口11,入口61からの臭気の漏洩を効果的に抑制できる。
特に前述のように受入室10−2に隣接して受入室10−2よりも容量の小さい前室60を設けた場合は、搬入車両500が受入室10−2から外部に出る際に、容量の小さい前室60内に一旦留まって一定時間換気を行うことができるので、前室60を設置しない場合に比べてさらにその脱臭効果を高くできる。なおこの実施の形態ではより臭気の高い汚泥を搬入する受入室10−2に前室60を設けたが、もちろん沈砂・し渣を搬入する受入室10−1に前室60を設置しても良い。
また上記実施の形態では、受入室識別装置31によって搬入される臭気発生物の種類を自動的に確認しているので、臭気発生物の種類によって搬入する受入室が異なる場合でもこれを間違う恐れはない。
また上記実施の形態では、各種センサ(位置検知センサ27,29,69や受入室識別装置31や車両検知センサ14)による自動感知システムや制御手段600を用いることで、車両運転手が手動にて操作することなく自動にて受入室10−1又は10−2への進入・退出ができるため、人的コストを削減することができる。
なお上記実施の形態においては、汚泥、し渣・沈砂の各受入ホッパ25から発生する高濃度臭気と、受入室10−1,10−2と前室60内の低濃度臭気とを区別せず混合処理している。
また上記実施の形態では、脱臭しようとする臭気発生物として、汚泥と沈砂・し渣を例に説明したが、本発明を適用できる臭気発生物はこれに限られず、例えば一般廃棄物又は他の産業廃棄物又は化学原料又は食料品原料又は薬品又は肥料であってもよい。
また上記実施の形態では逃がしダンパー45を設置したが、給気用ファン37による風圧を確実に止められる構造の給気ダンパー41を用いれば、逃がしダンパー45は省略しても良い。
また上記実施の形態では二つ一組のループコイルによって位置検知センサ27,27,29,29,69,69を構成したが、位置検知センサはループコイル一つで構成しても良いし、三つ以上の複数個で構成しても良い。
また上記実施の形態では前室60の排気をこの前室60に隣接する受入室10−2を介して行ったが、受入室10−2を介さずに前室60から直接外部に排気するようにしても良い。
次に以上のようにして排気された臭気の処理方法について、収集した汚泥などの処理方法と共に説明する。図11は前記脱臭装置を含む臭気発生物受入設備1を設置した汚泥焼却溶融設備の一例を示す概略構成図である。同図に示すように受入室10−2の受入ホッパ25に投入された汚泥は、汚泥移送ポンプ701によって汚泥貯留槽703に収納された後、汚泥供給ポンプ705によって汚泥焼却設備707に供給され、その内部に設置した焼却炉において焼却される。一方前記受入室10−1の受入ホッパ25に投入された沈砂・し渣は、破砕機708によってし渣のみ破砕された後、汚泥焼却設備707に供給され、焼却される。汚泥焼却設備707内に設置される焼却炉としては、流動床式焼却炉やストーカー式焼却炉等がある。以上のようにして焼却された汚泥及び沈砂・し渣の焼却灰は、灰貯留槽709に回収され、一方排ガスは所定の処理が行われた後に煙突711から排気される。灰貯留槽709には別途外部から搬入された焼却灰を投入しても良い。灰貯留槽709に回収された焼却灰は、溶融設備713に供給され、その内部に設置した溶融炉において溶融され、得られた溶融スラグから各種物質を取り出すと共に、溶融灰を搬出する。一方灰溶融炉から排気される排気ガスは所定の処理が行われた後に煙突711から排気される。
上記汚泥焼却溶融設備において、前記臭気発生物受入設備1から排気された臭気は、汚泥焼却設備707の焼却炉、及び溶融設備713の溶融炉に供給され、燃焼処理される。そしてこれら焼却炉、溶融炉で処理し切れない分についてはこれを脱臭炉715に供給することで、燃焼処理し、その排ガスは前記煙突711から排気される。脱臭炉715の停止時や設備停止後の立ち上げ時用として活性炭吸着塔717が設置されている。そして通常時、前記臭気は図12(a)に示すように、汚泥焼却設備707の焼却炉及び溶融設備713の溶融炉及び脱臭炉715において処理される。一方汚泥焼却設備707の焼却炉が停止している場合は図12(b)に示すように溶融設備713の溶融炉及び脱臭炉715において処理され、溶融設備713の溶融炉が停止している場合は図12(c)に示すように汚泥焼却設備707の焼却炉及び脱臭炉715において処理され、脱臭炉715が停止している場合は図12(d)に示すように汚泥焼却設備707の焼却炉及び溶融設備713の溶融炉及び活性炭吸着塔717において処理される。
図13は前記脱臭装置を含む臭気発生物受入設備1を設置した汚泥(直接)溶融設備の一例を示す概略構成図である。同図において受入室10−2の受入ホッパ25に投入された汚泥は、汚泥移送ポンプ701によって汚泥貯留槽703に収納された後、汚泥供給ポンプ705によって汚泥乾燥装置753に送られて乾燥される。そして乾燥された汚泥は溶融設備759に送られて、溶融設備759内に設置した溶融炉にて溶融され、得られた溶融スラグから各種物質を取り出すと共に、溶融灰を搬出する。一方溶融炉から排気される排気ガスは所定の処理が行われた後に煙突761から排気される。なお溶融設備759内で熱交換された高温空気は、熱風炉763から乾燥装置753に戻されて乾燥に利用される。
上記汚泥溶融設備において、前記臭気発生物受入設備1から排気された臭気は、溶融設備759の溶融炉に供給され、燃焼処理される。そしてこの溶融炉で処理し切れない分についてはこれを脱臭炉765に供給することで、燃焼して臭気を分解し、その排ガスは前記煙突761から排気される。脱臭炉765の停止時や設備停止後の立ち上げ時用として活性炭吸着塔767が設置されている。
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態では臭気発生物受入設備1を汚泥溶融設備(汚泥焼却溶融設備を含む)に併設した場合を説明したが、汚泥の代りに都市ゴミ等の一般廃棄物や産業廃棄物を焼却する廃棄物焼却設備に併設させても良い。
本発明の一実施の形態にかかる脱臭装置を設置してなる臭気発生物受入設備1の要部平面配置図である。 受入室10−1の概略縦断面図である。 受入室10−2の概略縦断面図である。 脱臭装置用制御装置の概略ブロック図である。 搬入車両500の臭気発生物受入設備1における作業手順を示す概略フロー図である。 受入室10−1における脱臭方法説明図である。 受入室10−1における脱臭方法説明図である。 受入室10−2における脱臭方法説明図である。 受入室10−2における脱臭方法説明図である。 受入室10−2における脱臭方法説明図である。 消臭装置を含む臭気発生物受入設備1を設置した汚泥焼却溶融設備の一例を示す概略構成図である。 汚泥焼却設備707の焼却炉及び溶融設備713の溶融炉及び脱臭炉715を用いた臭気の処理方法説明図である。 消臭装置を含む臭気発生物受入設備1を設置した汚泥(直接)溶融設備の一例を示す概略構成図である。
符号の説明
1 臭気発生物受入設備
10−1 受入室
10−2 受入室
11 受入口
13 自動扉
14 車両検知センサ(搬入手段検知センサ)
15 エアカーテン装置
16 換気時間表示部
17 臭気発生物投入部
19 開閉蓋
21 投入部駆動装置
23 投入口
25 受入ホッパ
27 位置検知センサ(搬入手段検知センサ)
29 位置検知センサ(搬入手段検知センサ)
31 受入室識別装置
32 給気機構(換気機構)
33 排気機構(換気機構)
35 給気用ダクト
37 給気用ファン
39 給気管
41 給気ダンパー
43 逃がし管
45 逃がしダンパー
51 排気用ダクト
53 脱臭ファン
54 排気管
55 排気ダンパー
56 補助ダンパー
57 受入ホッパ用管路
58 補助管路
59 受入ホッパ用ダンパー
60 前室
61 入口
63 自動扉
67 室間ダンパー
69 位置検知センサ(搬入手段検知センサ)
500 搬入車両(搬入手段)
510 待機領域
520 空室表示手段
600 制御手段
701 汚泥移送ポンプ
703 汚泥貯留槽
705 汚泥供給ポンプ
707 汚泥焼却設備
708 破砕機
709 灰貯留槽
711 煙突
713 溶融設備
715 脱臭炉
717 活性炭吸着塔
753 乾燥装置
759 溶融設備
761 煙突
763 熱風炉
765 脱臭炉
767 活性炭吸着塔

Claims (7)

  1. 臭気発生物を搬入手段を用いて臭気発生物受入設備に搬入する際の脱臭方法であって、
    臭気発生物を投入する複数の受入ホッパを設けるとともに、受入ホッパ上に受入ホッパ毎に区切られて個別に換気される部屋からなる受入室を設け、
    何れの受入室にも搬入手段が入っていない場合は、各受入室の換気を均等に行い、
    一又は複数の受入室に搬入手段が入っている場合は、全換気量が一定な状態において搬入手段が入っていない受入室の換気量を減少もしくは停止させることで制限して制限した分の換気量を搬入手段が入っている受入室の換気に充てることで優先して換気することにより、搬入手段が入っている受入室内の臭気濃度を短時間に低減することを特徴とする脱臭方法。
  2. 前記搬入手段が受入ホッパに臭気発生物を投入した後に受入室を退出するまでの総換気空気量が定められていることを特徴とする請求項1に記載の脱臭方法。
  3. 臭気発生物を搬入手段を用いて臭気発生物受入設備に搬入する際の脱臭方法であって、
    臭気発生物を投入する複数の受入ホッパを設けるとともに、受入ホッパ上に受入ホッパ毎に区切られて個別に換気される部屋からなる受入室を設け、
    前記受入室より容量が小さく、区切られて個別に換気される部屋からなる前室を各受入室に隣接して設けて、搬入手段が該前室を介して該受入室に入るようにし、
    何れの前室にも搬入の終わった搬入手段が留められていない場合は、各前室の換気を均等に行い、
    一又は複数の前室に搬入の終わった搬入手段が留められている場合は、全換気量が一定な状態において搬入手段が留められていない前室の換気量を減少もしくは停止させることで制限して制限した分の換気量を搬入手段が留められている前室の換気に充てることで優先して換気することにより、搬入手段が留められている前室内の臭気濃度を短時間に低減することを特徴とする脱臭方法。
  4. 前記搬入が終わって前室に移動した搬入手段が前室を退出するまでの総換気空気量が定められていることを特徴とする請求項3に記載の脱臭方法。
  5. 前記搬入手段が積載している臭気発生物の種類が、この搬入手段が入室しようとしている受入室に適合しているか否かを識別することを特徴とする請求項1又は3に記載の脱臭方法。
  6. 搬入手段を用いて臭気発生物を搬入する臭気発生物受入設備であって、
    臭気発生物を投入する複数の受入ホッパ、
    受入ホッパ上に設置され受入ホッパ毎に区切られて個別に換気される部屋からなる受入室、
    受入室に空気を供給する給気用ダクトと、給気用ダクトに接続される給気用ファンと、給気用ダクトに接続され給気用ダクトから受入室に給気する給気管と、給気管に取り付けられて給気管を開閉する給気ダンパーとを具備する給気機構、
    受入室を排気する排気用ダクトと、排気用ダクトに接続される脱臭ファンと、排気用ダクトに接続され受入室から排気用ダクトに排気する排気管と、排気管に取り付けられて排気管を開閉する排気ダンパーと、受入ホッパと排気用ダクト間を接続して受入ホッパから排気用ダクトに排気する受入ホッパ用管路と、受入ホッパ用管路に取り付けられて受入ホッパ用管路を開閉する受入ホッパ用ダンパーとを具備する排気機構、
    前記複数の受入室の何れにも搬入手段が入っていない場合はこれら複数の受入室の換気を均等に行い、一又は複数の受入室に搬入手段が入っている場合は全換気量が一定な状態において搬入手段が入っていない受入室の換気量を減少もしくは停止させることで制限して制限した分の換気量を搬入手段が入っている受入室の換気に充てることで優先して換気するように前記給気機構と排気機構とを制御する制御手段、
    から構成されることを特徴とする臭気発生物受入設備。
  7. 搬入手段を用いて臭気発生物を搬入する臭気発生物受入設備であって、
    臭気発生物を投入する複数の受入ホッパ、
    受入ホッパ上に設置され受入ホッパ毎に区切られて個別に換気される部屋からなる受入室、
    受入室に隣接し受入室より容量が小さく、区切られて個別に換気される部屋からなる前室、
    前室に空気を供給する給気用ダクトと、給気用ダクトに接続される給気用ファンと、給気用ダクトに接続され給気用ダクトから前室に給気する給気管と、給気管に取り付けられて給気管を開閉する給気ダンパーとを具備する給気機構、
    受入室を排気する排気用ダクトと、排気用ダクトに接続される脱臭ファンと、受入室と前室との間に設けられる室間ダンパーと、排気用ダクトに接続され受入室から排気用ダクトに排気する排気管と、排気管に取り付けられて排気管を開閉する排気ダンパーと、受入ホッパと排気用ダクト間を接続して受入ホッパから排気用ダクトに排気する受入ホッパ用管路と、受入ホッパ用管路に取り付けられて受入ホッパ用管路を開閉する受入ホッパ用ダンパーとを具備する排気機構、
    前記複数の前室の何れにも搬入の終わった搬入手段が留められていない場合はこれら複数の前室の換気を均等に行い、一又は複数の前室に搬入の終わった搬入手段が留められている場合は全換気量が一定な状態において搬入手段が留められていない前室の換気量を減少もしくは停止させることで制限して制限した分の換気量を搬入手段が留められている前室の換気に充てることで優先して換気するように前記給気機構と排気機構とを制御する制御手段、
    から構成されることを特徴とする臭気発生物受入設備。
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