JP4711299B2 - トイレットペーパーの結着装置 - Google Patents
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Description
ダブルタイプのものは重ね合わせた2枚のトイレットペーパーが剥離しないように結着する必要がある。このために2枚のトイレットペーパーに接着剤を点布して貼り合わせて結着している。
また、接着剤を使用すると原材料費が上乗せされてしまう問題もある。更に製造工程においてトイレットペーパーの表面に付着した余分な接着剤を除去する工程が必要であるため、その分の時間と手間がかかることになる。
本発明は上記従来の問題点に着目されて為されたものであり、複数のトイレットペーパーを一組として重ね合わせて結着したものであっても高いソフト性を有するトイレットペーパー及び接着剤を使用しないで重ね合わされたトイレットペーパーを結着できるトイレットペーパーの結着装置を提供することを目的とする。
また、本発明のトイレットペーパーの結着装置では接着剤を使用しないで重ね合わされたトイレットペーパーを結着でき、しかもトイレットペーパーのソフト性を損なうこともない。従って、接着剤の分の原材料費を削減することができ、トイレットペーパーの表面に付着した接着剤を除去する工程を削減することができなる。
符号3は本体を示し、この本体3には支持部5が備えられている。支持部5上には取付ベース7が固定されており、この取付ベース7上には一対の支持レール9が取り付けられている。一対の支持レール9は本体3の幅方向へ延びていて、支持レール9には16個のナーリングユニット11が備えられている。
符号13はユニットベースを示し、このユニットベース13は縦断面がほぼ「コ」の字状で前板13a、天板13b及び背板13cによって構成されている。天板13bの下面には一対の摺接ブロック15が固定されており、この摺接ブロック15の下面には凹部15aが形成されている。摺接ブロック15は支持レール9に設置され、凹部15aの底部は支持レール9の上端部に当接している。これら支持レール9と摺接ブロックによって後述するナーリングホイール23の配置位置を軸方向へずらずための位置変更手段が構成されている。
図3、図4に詳細に示すように揺動ホルダ19には支持軸25が設けられ、この支持軸25に2枚のナーリングホイール23が回転自在に支持されている。従って、ナーリングホイール23は後述するレシービングホイール47に対し近接離間動作自在に備えられている。
揺動ホルダ19のプレート19aは支持プレート17とナーリングホイール23との間に備えられ、2枚のスペーサプレート19bはナーリングホイール23の間に備えられている。2つのナーリングホイール23の間隔は図8に示すトイレットペーパーロールRの幅寸法Nよりやや小さい寸法に設定されている。
これら支持プレート17、揺動ホルダ19、支持軸21及び支持軸25によってナーリングホイール支持手段が構成されている。
結着用歯部29aは四角錘の上端部分が横断されて正方形の平坦な上面部を有する形状に形成されている。また仮止め用歯部29bは結着用歯部29aの上面部の一つの角部近傍から縦断して当該角部側のみを残した形状に形成されている。
符号36はエア吹付け管を示し、このエア吹付け管36の先端部はナーリングホイール23の歯部29に臨んでいる。エア吹付け管36はエア供給管38に連結されている。また天板13b上には吸引パン40が設けられ、この吸引パン40はエア吸引管42に接続されている。
また、ユニットベース13の前板13aにはストッパホルダ35が固定されており、このストッパホルダ35にはストッパ37が貫通するように螺合されている。ストッパ37の先端部は揺動ホルダ19の図4において右端部下面に当接している。
ユニットベース13の背板13cには付勢手段としてのエアシリンダ39が取り付けられており、このエアシリンダ39のピストンロッド41の先端部は揺動ホルダ19の図4において左端部に回転自在に連結されている。
本体3の右側部には突出ベース55が設けられ、この突出ベース55上には軸受57が備えられている。この軸受57には回転軸59が支持されており、この回転軸59の軸受57から突出する部分にはプーリ61が取り付けられている。このプーリ61と前記プーリ53にはベルト63が掛け渡されている。
なお、スリーブ51の表面硬度はナーリングホイール23の歯部29の硬度より高く設定されている。
本体3にはトイレットペーパーPをガイドするための複数のガイドローラ71が備えられている。
更にトイレットペーパーPはガイドローラ71にガイドされて図示しない巻き取り装置によって巻き取られる。その後、所定幅に切断されて図8に示すトイレットペーパーロールRが製造される。
トイレットペーパーPはナーリングホイール23とレシービングロール47との間を走行する際に、図7に示すように歯部29によって結着される。即ち、一作用単位を為す2つの仮止め用歯部29bがまず重ね合わされた2枚のトイレットペーパーPに食い込み、次いで1つの結着用歯部29aが外側のトイレットペーパーP1に食い込んで破断して孔Hを開け、更に外側のトイレットペーパーP1の破断部を巻き込みながら内側のトイレットペーパーP2に食い込む。このようにトイレットペーパーP1の一部がトイレットペーパーP2に食い込み、重ね合わされた2枚のトイレットペーパーP1、P2が剥離しない状態に結着され、この結着された部分に孔Hが形成されることになる。
この動作が連続して行われてトイレットペーパーPの走行方向に並ぶ孔Hが多数形成されてトイレットペーパーP1、P2が連続して結着される。上述のように2つのナーリングホイール23の間隔は図8に示すトイレットペーパーロールRの幅寸法Nより小さい寸法に設定されているので、トイレットペーパーロールRの幅方向の両端部に孔Hが多数並んで形成され、トイレットペーパーP1、P2が連続して結着される。
まず、ノブ33を持って回し固定ボルト31を後退させて、固定ボルト31の先端面の取付ベース7に対する圧接を解除し、ユニットベース13は支持レール9に沿って摺動可能な状態とする。そして、ユニットベース13を摺動させて、ナーリングホイール23をレシービングロール47の軸方向へ移動し、歯部29がレシービングロール47に当接する位置を変更する。次いで、ノブ33を持って回し固定ボルト31を進行させて固定ボルト31の先端面を取り付ベース7に圧接させ、ユニットベース13を取付ベース7に固定する。
例えば、上記実施の形態では2枚のトイレットペーパーを重ね合わせて結着したが、本発明はこれに限定されず3枚以上であってもよい。
また、ナーリングホイール23は1つのナーリングユニット11に2枚一組で備えられているが、1つのナーリングユニット11に1枚または3枚以上備えるようにしてもよい。
ナーリングホイール23の歯部29は上記実施の形態に示した形状に限らず、円錐状等、他の形状であってもよい。また2つの仮止め用歯部29bと1つの結着用歯部29aを一作用単位とする態様に限定されるものではなく、適宜に選択することが可能である。
7 取付ベース 9 支持レール 11 ナーリングユニット
13 ユニットベース 13a 前板 13b 天板
13c 背板 15 摺接ブロック 15a 凹部
17 支持プレート 19 揺動ホルダ 21 支持軸
19a サイドプレート 19b スペーサプレート
23 ナーリングホイール 25 支持軸 27 凸条
29 歯部 29a 結着用歯部 29b 仮止め用歯部
31 固定ボルト 33 ノブ
35 ストッパホルダ 37 ストッパ 39 エアシリンダ
41 ピストンロッド 30 クリーニングパッド
32 クリーニング液供給装置 34 クリーニング液供給管
36 エア吹付け管 38 エア供給管 44 ケース
45 軸受 40 吸引パン 42 エア吸引管
47 レシービングロール 49 支持軸 51 スリーブ
53 プーリ 55 突出ベース 57 軸受
59 回転軸 61 プーリ 63 ベルト
65 プーリ 67 プーリ 69 ベルト
71 ガイドローラ 73 繰出し装置 75 ガイドローラ
P トイレットペーパー P1 外側のトイレットペーパー
P2 内側のトイレットペーパー R トイレットペーパーロール
H 孔 N トイレットペーパーロールの幅寸法
K 2つの仮止め用歯部の頂部の中心と結着用歯部の頂部の中心とを結び二等辺三角形を形成する仮想線
Claims (6)
- 外周部に凸状の歯部が多数備えられたナーリングホイールと、前記ナーリングホイールに対しトイレットペーパーを介して当接されるレシービングロールと、前記レシービングロールを回転駆動させるレシービングロール駆動手段とを有するトイレットペーパーの結着装置であって、歯部は複数枚の重ね合わされたトイレットペーパーに食い込み、重ね合わされたトイレットペーパーどうしがずれないように仮止めする仮止め用歯部と、
前記仮止め用歯部によって仮止めされた状態のトイレットペーパーに食い込み、重ね合わされたトイレットペーパーどうしを結着する結着用歯部とを備え、所定枚数を一組として重ね合わせたトイレットペーパーをナーリングホイールとレシービングロールとの間へ送り込むように走行させて、一組を構成する複数枚のトイレットペーパーにナーリングホイールの歯部を食い込ませて、複数枚のトイレットペーパーの少なくとも1枚のトイレットペーパーの一部が他のトイレットペーパーに食い込ませて重ね合わされたトイレットペーパーどうしが剥離しない状態に結着させることを特徴とするトイレットペーパーの結着装置。 - 請求項1に記載したトイレットペーパーの結着装置において、2つの仮止め用歯部と1つの結着用歯部が一作用単位を成し、前記歯部の一作用単位がナーリングホイールの周面に等間隔で多数配置されていることを特徴とするトイレットペーパーの結着装置。
- 請求項2に記載したトイレットペーパーの結着装置において、一作用単位を構成する2つの仮止め用歯部はトイレットペーパーの走行方向に対し直交する方向に並んでおり、結着用歯部は仮止め用歯部に対しナーリングホイールの回転方向と反対方向側に位置し、しかも2つの仮止め用歯部の頂部の中心と結着用歯部の頂部の中心とを結ぶ仮想線が二等辺三角形を形成するように仮止め用歯部と結着用歯部が配置されていることを特徴とするトイレットペーパーの結着装置。
- 請求項1から3のいずれかに記載したトイレットペーパーの結着装置において、ナーリングホイールはトイレットペーパーの幅寸法よりも狭い間隔で少なくとも2個を一組として複数組配置されていることを特徴とするトイレットペーパーの結着装置。
- 請求項1から4のいずれかに記載したトイレットペーパーの結着装置において、ナーリングホイールをレシービングロールに対し近接離間動作自在に支持するナーリングホイール支持手段と、前記ナーリングホイールをレシービングロールに弾接させるように付勢する付勢手段とを具備したことを特徴とするトイレットペーパーの結着装置。
- 請求項1から5のいずれかに記載したトイレットペーパーの結着装置において、ナーリングホイールの配置位置を軸方向へずらす位置変更手段を具備したことを特徴とするトイレットペーパーの結着装置。
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