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JP4716336B2 - 遊技機 - Google Patents
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JP4716336B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、基板ボックスを備える遊技機に関する。
従来、遊技制御基板等を収納する基板ボックスは、基板を収納した状態で収納部材(上蓋部材)とベース部材とをスライド等により取り付け、特殊な工具(例えば、ドライバー)を使用してワンウェイネジ(単方向ネジ)を締めて固定し、さらにその上から合成樹脂製のビス押さえ部材(封止キャップ)を嵌め込んで強固に取り付けるようにしたかしめ構造が採用されている。
従って、基板ボックスを開放する際には、収納部材とベース部材とかしめ部を破壊する必要があり、不正に基板ボックスが開口された際には、破壊した痕跡が残るようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−263171号公報
しかしながら、上記のような従来の基板ボックスの構成では、当該基板ボックスを遊技機本体から容易に取り外すことができるため、その後、収納部材とベース部材との合わせの部位や、そこに形成される僅かな隙間に専用工具等を挿入して、かしめ部が破壊されないように合わせの隙間を広げて、ボックス内部に不正部材を挿入したり、あるいはその隙間から基板上のROM等を不正なものに交換する等の不正行為が行われる可能性があった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、遊技機本体から基板ボックスを取り外し難くすることができ、当該基板ボックスに対する不正を防止することができる遊技機を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
電子部品を搭載した制御基板を収納した基板ボックスを設けた遊技機において、
遊技機本体に対して回動可能に軸着する回動軸を有し、前記基板ボックスを当該遊技機本体に取り付けるための取付部材と、
前記取付部材に対して前記基板ボックスを固着する固着手段と、を備え、
前記固着手段は、
前記基板ボックス側に設けられる第1構成部材と、
前記取付部材側に設けられ、当該取付部材及び前記基板ボックスを前記第1構成部材とともに挟む第2構成部材と、
前記第1構成部材及び前記第2構成部材のうちの少なくとも何れか一方に設けられ、前記基板ボックス及び前記取付部材のうちの少なくとも何れか一方の所定部位に係止する係止部と、
前記取付部材及び前記基板ボックスを挟んだ前記第1構成部材と前記第2構成部材を固着する固着部と、
を備え、
前記基板ボックスは、
第1ボックス構成部材と、
第2ボックス構成部材と、
前記第1ボックス構成部材及び前記第2ボックス構成部材を固着するボックス固着手段と、を備え、
前記第1構成部材及び前記第2構成部材は、
前記基板ボックスの前記ボックス固着手段が配設される端部とは反対側の端部を覆う被覆部と、
前記固着部と前記被覆部とを接続する接続部と、
をそれぞれ備え、
前記固着部または前記接続部の何れか一方が破壊されることで固着が解除され
前記取付部材、前記第1ボックス構成部材、前記第2ボックス構成部材、前記第1構成部材及び前記第2構成部材は、透光性部材によって内部の前記制御基板が視認可能に構成され、
前記第2構成部材には、前記回動軸を該第2構成部材よりも外側に突出させるための開口部が形成されていることを特徴とる。
請求項1に記載の発明によれば、取付部材に対して基板ボックスを固着する固着手段は、基板ボックス側に設けられる第1構成部材と、取付部材側に設けられ、当該取付部材及び基板ボックスを第1構成部材とともに挟む第2構成部材と、取付部材及び基板ボックスを挟んだ第1構成部材と第2構成部材を固着する固着部とを備えるので、基板ボックスを取付部材から不正に取り外すことを防止できることとなり、当該基板ボックスに対して工具を使用して隙間を形成して行われる不正を防止することができる。また、仮に不正行為が行われた場合には、固着部が破壊されることによりその痕跡が残り、不正行為が行われたことを迅速に発見することができる。
さらに、固着手段は、第1構成部材及び第2構成部材のうちの少なくとも何れか一方に設けられ、基板ボックス及び取付部材のうちの少なくとも何れか一方の所定部位に係止する係止部を備えるので、固着部により固着された第1構成部材及び第2構成部材を取付部材から取り外すことも不可能となり、不正行為をより一層防止することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、固着手段は、基板ボックスのボックス固着手段が配設される端部とは反対側の端部を覆う被覆部を有するので、基板ボックスの一方の端部にボックス固着手段を備えた構成であっても、ボックス固着手段と反対側の端部における第1ボックス構成部材と第2ボックス構成部材の接合部分に工具を挿入し、第1ボックス構成部材と第2ボックス構成部材を開放する方向に力を加えて、ボックス固着手段を破壊しないで、即ち、樹脂の弾力により力を吸収して、その反対側の端部に隙間を形成したり、或いは、ボックス固着手段を破壊しないで第1ボックス構成部材が第2ボックス構成部材から取り外されてしまう不正行為を適正に防止することができる。特に、基板ボックスをスライド開放するように構成して、ボックス固着手段とは反対側の端部に第1ボックス構成部材と第2ボックス構成部材の重合部が形成される構成にした場合であっても、その重合部に工具を差し込んで基板ボックスを開放する方向に強引にスライドすることで、上記不正行為が行われやすくなるが、その場合にも被覆部を形成することで、上記重合部への工具の差し込みを防止でき確実に不正行為を防止することができる。さらに、基板ボックスを取付部材に取り付けた状態で行われる不正行為に対しても有効となる。
また、請求項1に記載の発明によれば、取付部材は、当該遊技機本体に対して回動可能に軸着する回動軸を有し、第2構成部材には、回動軸を外部に突出させるための開口部が形成されているので、基板ボックスが取り付けられた取付部材を遊技機本体に対して回動自在に取り付けることができ、取付部材の回動には何ら問題なく不正行為を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、
前記固着部は、前記第1構成部材に設けられるかしめ部と、前記第2構成部材に設けられるかしめ受部と、を備え、
前記第2構成部材は、前記係止部を備え、
前記取付部材の裏面側には、前記係止部が係止される補強リブが形成され、
前記第1構成部材は、前記係止部が前記補強リブに係止された状態の前記第2構成部材に対して、スライドさせることで取り付け可能なスライド機構を有し、
前記第2構成部材に対して前記第1構成部材が取り付けられると、前記かしめ部と前記かしめ受部とが当接状態となり、固着可能になることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、第2構成部材は係止部を備え、当該係止部を取付部材の裏面側に形成された補強リブに係止させたので、固着部により固着された第1構成部材及び第2構成部材を取付部材から取り外すことを補強リブを利用して確実に防止することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、第2構成部材に1構成部材を簡単に取り付ける際に、固着部の位置決めも簡単に行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の遊技機において、
前記第1ボックス構成部材は、内部の前記制御基板との電気的な接続を可能にするために設けられた第1接続用開口部を備え、
前記第1構成部材は、
前記第2構成部材に対して前記第1構成部材が取り付けられた場合における前記第1接続用開口部に対応する位置に第2接続用開口部を有し、
前記第2接続用開口部の側方に前記固着部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、取付部材から基板ボックスを不正に取り外すことを防止でき、当該基板ボックスに対して工具を使用して隙間を形成して行われる不正を防止することができる。また、仮に不正行為が行われた場合には、破壊箇所の発生によりその痕跡が残り、不正行為が行われたことを迅速に発見することができる。
さらに、固着部により固着された第1構成部材及び第2構成部材を取付部材から取り外すことも不可能となり、不正行為をより一層防止することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
ここでは、本発明にかかる遊技機100の適例としてのパチンコ遊技機100について図1〜図8を用いて説明を行う。
図1は、本発明を適用した一実施形態の遊技機100に備わる遊技盤1の一部を示す背面図であり、取付ベース2に取り付けられた演出制御装置3及び遊技制御装置10を示す。
本実施形態の遊技機100は、矩形枠状に構成された機枠(図示略)を備え、この機枠の前方に該機枠に対し回動可能に矩形枠状の前面枠(図示略)が軸支されており、前面枠の背面側には、当該前面枠に形成された開口部から前側に臨むように遊技盤1が取り付けられている。
そして、遊技盤1の背面側には、各種部材が取り付けられる取付ベース2が設けられ、取付ベース2の上側に、表示ユニットを制御する演出制御装置3が取付けられ、その下側に、当該遊技盤1に設けた遊技装置の動作制御などを行うことで遊技の進行を統括的に制御する遊技制御装置10(詳細後述)が基板ホルダ60を介して取り付けられている。
なお、前面枠の前面側には、図示は省略するが、前側を覆うようにクリア部材保持枠が配置されている。そして、遊技盤1の前面とクリア部材保持枠に嵌め込まれたクリア部材としてのガラス板との間であって、遊技盤1の前面に設けられたガイドレール(図示略)に囲まれた部分が、遊技球が発射されて流下する遊技領域(図示略)とされ、この遊技領域内に遊技球(打球;遊技媒体)を発射して遊技を行うようになっている。
また、前面枠の前面側のクリア部材保持枠の下側に取り付けられた発射操作ユニット(図示略)は、排出された遊技球を貯留するとともに、遊技球を発射する発射装置に遊技球を送る上皿と、上皿に収容しきれない遊技球を収容する下皿及び灰皿と、遊技領域に向けての遊技球の発射操作を行うとともに、発射勢を調節するための操作ハンドルなどが設けられている。
また、前面枠の背面側には、遊技機100としての諸機能を実現するための機構として、例えば、島設備より供給される遊技球を貯留する貯留タンク(図示略)や、球貸要求に応じた球排出や賞球排出を行う排出装置(図示略)、遊技盤1に設けられた各種入賞口へ入賞して回収された遊技球や何れの入賞口にも入賞せずにアウト口から回収された遊技球を機外の回収球搬送路へ導く遊技球回収機構(図示略)、球排出や打球の発射制御を行う排出・発射制御装置(図示略)、各部へ所定の電源を供給する電源装置(図示略)などが設けられている。
以下に、遊技制御装置10について図2〜図8を参照して詳細に説明する。
遊技制御装置10は、遊技機100の制御を行う遊技制御基板(図示略)を基板ボックス12に収納したものであって、取付ベース2に回動自在に軸着された基板ホルダ60に保持されて遊技盤1の背面側に取り付けられている。
なお、遊技制御装置10は遊技盤1の背面に取り付けられ、該遊技盤1が前面枠に取り付けられることで、遊技機100の背面側から視認可能に配されている。よって、以下の説明では、図1に示すように、遊技機100の背面側に配された遊技制御装置10を遊技機100の背面側から見た状態を基準として、遊技機100の背面側から視認可能な面を前面(正面)、遊技盤1に取り付けられた側を後面とし、上下左右も遊技機100の背面側から見た状態での上下左右とする。
遊技制御基板は、図示は省略するが、外形が略矩形状の基板であって、前面には他の装置と接続するための複数のコネクタ13、…(図1参照)が設けられているとともに、図示しないCPU、ROM、RAM内蔵のワンチップIC等の電子部品が配されている。この遊技制御基板においては、例えば、大当たりの抽選や、遊技の進行制御などの遊技に関する種々の処理がなされるようになっており、このような制御を行う遊技制御基板に対する不正行為を防止するために、遊技制御基板は基板ボックス12に収納されている。
なお、図2、図4及び図5にあっては、コネクタ13の図示は省略している。
基板ボックス12は、遊技制御装置10の前面側を構成するとともに遊技制御基板を収納する第1ボックス構成部材20と、後面側を構成する第2ボックス構成部材40とを備え、第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40は正面視にて右側側部に設けられたボックス固着部70により固着されている。
これにより、遊技制御基板が基板ボックス12に完全に内包された状態となり、遊技制御基板に対する不正行為を防止するようになっている。
第1ボックス構成部材20は、例えば、透光性の合成樹脂で形成されており、内部に収納した遊技制御基板を視認可能となっている。また、第1ボックス構成部材20は、遊技制御基板の外形に対応させて略矩形枠状に連結された4つの側壁部22、…と、各側壁部22の前端部に連続して形成され、4つの側壁部22、…とともに収納凹部23を形成する前面壁21とを具備し、収納凹部23内に遊技制御基板がネジ止め等により取付固定されている。
収納凹部23は、前面側に膨らんで内側に遊技制御基板を収納するものであり、遊技制御基板のコネクタ13、…が設けられた部分に合わせて、遊技制御基板と対向する前面壁21の一部分が後面側に凹んで段部24、…が形成されている。また、段部24、…にはコネクタ13が挿通されるコネクタ挿通開口部25、…が設けられている。
このコネクタ挿通開口部25、…に、基板ボックス12に収納された遊技制御基板のコネクタ13、…が挿入されて遊技制御装置10の前面側に露出するようになっており、これによって遊技制御基板への配線が可能となっている。
また、コネクタ13、…がコネクタ挿通開口部25、…に挿入されることで、遊技制御基板は上下左右方向への移動が規制されるようになり、さらには、段部24、…に遊技制御基板の前面が当接し、遊技制御基板の前方への移動が規制される。即ち、段部24、…及びコネクタ挿通開口部25、…は、第1ボックス構成部材20に対する遊技制御基板の位置決めを行う機能も有する。
なお、遊技制御基板に設けるコネクタ13、…は一部分に集中させないで、複数箇所に分散して設けられており、遊技制御基板が適切な位置に確実に保持されるようにされている。
また、4つの側壁部22、…のうち、上下の側壁部22、22における外側の面には、当該側壁部22に対して垂直に外側に突出する直方体状のボックススライド係合部(図示略)が複数形成されている。
ボックススライド係合部は、第2ボックス構成部材40に形成されたボックススライド係合受部46と係合可能であり、これにより第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40とが接合されるようになっている。
また、4つの側壁部22、…のうち、左側の側壁部22における外側の面には、当該側壁部22に対して垂直に外側に突出する直方体状の第1挿入係合部(図示略)が形成されている。
第1挿入係合部は、第2ボックス構成部材40に形成された第2挿入係合受部47(図5参照)に挿入されることで係合し、これによっても第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40とが接合されるようになっている。
また、上側の側壁部22における外側の面には、第2ボックス構成部材40に形成された係止片(図示略)と係合可能な係止部材27が設けられており、これによって第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40を接合した状態で保持できるようになっている。
また、右側の側壁部22には、外側に向かって突出されたボックスかしめ部配設部28が形成されている。
ボックスかしめ部配設部28は、右側の側壁部22の上下方向のやや内側の位置から右側に突出するように形成されている。
具体的には、ボックスかしめ部配設部28は、上側面部281及び下側面部282と、下側面部282の前端部に連続して設けられた前側広面部283と、上側側面部281の前端部に連続して設けられた前側狭面部284と、前側広面部283の上側部分、即ち、ボックスかしめ部配設部28の上下方向の略中央部の右側端部に連続して設けられた右側中面部285と、右側中面部285よりも下側に前側広面部283の上側部分及び下側面部282に連続して設けられた右側下面部286と、右側中面部285よりも上側に上側面部281に連続して設けられた右側上面部287と、右側中面部285から右側に延設された連結部31、…を介して設けられた4つのボックスかしめ部30、…と、右側下面部286から右側に延設されネジ孔28aを具備する下側ネジ孔部288と、右側上面部287から右側に延設されネジ孔28aを具備する上側ネジ孔部289とを備えている。
上側面部281及び下側面部282は、前後方向及び左右方向に対して略平行に延在するように配設されている。下側面部282の前後方向の長さは、収納凹部23の高さ(深さ)と略等しくなっている。
前側広面部283は、収納凹部23の前面壁21と略面一となるように上下方向及び左右方向に対して略平行に延在するように配設されている。
前側狭面部284は、前側広面部283よりもわずかに低くなるように段差をつけて配置され、前後方向及び左右方向に対して略平行に延在するように配設されている。
右側中面部285、右側下面部286及び右側上面部287は、前後方向及び上下方向に対して略平行に延在するように配設されている。
下側ネジ孔部288及び上側ネジ孔部289に形成された各ネジ孔28aは、当該基板ボックス12が基板ホルダ60に対してネジ止めされる際に基板ホルダ60の螺合部(図示略)に螺子込まれる取付ネジが挿通されるものである。
なお、下側ネジ孔部288及び上側ネジ孔部289の後面側には、螺合部の中心軸がネジ孔28aの中心軸と前後方向にほぼ重なる位置まで螺合部を案内するように、右側端面から左側に切りかかれた切欠部(図示略)が形成されている。
4つのボックスかしめ部30、…は、上下方向に所定間隔を空けて配設された4つの連結部31、…を介して右側中面部285と接続されている。各ボックスかしめ部30は、外形が前後方向に延在する円筒状に形成され、略中央部に第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40を固着する際にワンウェイネジ(図示略)が挿通されるネジ孔(図示略)が前後方向に沿って穿設されている。ここで、ワンウェイネジとは、締める方向にしか回すことができないネジである。
また、ボックスかしめ部30は、ワンウェイネジ及び第2ボックス構成部材40のボックスかしめ受部(図示略)とともにボックス固着部70を構成している。
なお、ボックスかしめ部30は、その後端のネジ孔よりも右側部分が左側部分に対して後側に突出されており、当該ボックスかしめ部30と接合するボックスかしめ受部を右側から覆うようになっている。これにより、ボックスかしめ部30とボックスかしめ受部の接合部分に工具等を差し込んで当該基板ボックス12を開放する不正行為を抑制することができる。
各連結部31は、各ボックスかしめ部30の外周面と右側中面部285とを個別に繋ぐものである。
第2ボックス構成部材40は、例えば、透光性の合成樹脂で形成されており、内部に収納した遊技制御基板を視認可能となっている。また、第2ボックス構成部材40は、遊技制御装置10の後面をなす略矩形状の後面壁(図示略)と、該後面壁の周囲を囲むように前側に略垂直に突出した周囲壁42とを有し、周囲壁42の内側に第1ボックス構成部材20の側壁部22が配設される。
後面壁の前面であって上側の周囲壁42のすぐ下側には、当該周囲壁42と平行なリブ状の上部案内壁(図示略)が形成され、上側の側壁部22が左右方向にスライド可能に嵌合するスライド溝が形成されている。
また同様に、下側の周囲壁42のすぐ上側には、当該周囲壁42と平行なリブ状の下部案内壁(図示略)が形成され、下側の側壁部22が左右方向にスライド可能に嵌合するスライド溝が形成されている。
上下の周囲壁42、42における外側の面には、第1ボックス構成部材20に形成されたボックススライド係合部(図示略)と対応する位置に、各スライド係合部を受け入れるボックススライド係合受部46、…が形成されている。
ボックススライド係合受部46、…の各々は、上下の周囲壁42、42に形成されたL字状のスリット(図示略)と、該スリットが形成された部分の外側を覆うカバー部とからなる。
スリットは、周囲壁42の前端に一端部が位置しており、ここから前後方向に沿って後方へ延在し、さらに直角に左方へ屈折して左右方向に沿って延在するように形成されている。そして、周囲壁42の前端に位置する一端部が、ボックススライド係合部を受け入れる受入部とされ、スリットの外側を覆うカバー部にも、この部分に切欠状の開口が形成されている。
また、上下の周囲壁42、42における外側の面には、周囲壁42に対して略垂直に外側に突出する直方体状のスライド係合部(図示略)が複数(例えば、上下2個ずつ)形成されている。
左側の周囲壁42には、第1ボックス構成部材20に形成された第1挿入係合部(図示略)と対応する位置に、該挿入係合部を受け入れる2つの第2挿入係合受部47、47が形成されている。
そして、第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40とを組み合わせた状態で第1ボックス構成部材20を左方向へスライドすることにより、第2挿入係合受部47に第1挿入係合部が挿入されるようになっている。
また、上側の周囲壁42における外側の面には、第1ボックス構成部材20に設けられた係止部材27と対応する位置に係止片(図示略)が形成されている。
係止片は、外側へ向かって突出する突条であって、右側面が左側へ向かって周囲壁42からの突出量が増加する斜面とされ、左側面は周囲壁42に対して垂直な面とされている。そして、係止片に係止部材27が係止することによって、後述するように、第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40とが接合した状態が保持される。
また、右側の周囲壁42の外側の面には、第1ボックス構成部材20に設けられたボックスかしめ部30、…に対応するように4つのボックスかしめ受部がそれぞれ第2ボックス構成部材40から延設された接続部49を介して設けられている。
ボックスかしめ受部は、外形が前後方向に延在する円柱状に形成され、略中央部に第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40を固着する際にワンウェイネジが螺子込まれるネジ穴(図示略)が当該ボックスかしめ受部の前端面から後側に前後方向に沿って穿設されている。
また、ボックスかしめ受部は、第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材4010とを接合させることによってボックスかしめ部30、…と対向配置され、ボックスかしめ部30のネジ孔とボックスかしめ受部のネジ穴が連通された状態となる。
また、右側の周囲壁42の外側の面のボックスかしめ受部の上下両側には、当該周囲壁42に対して略垂直に外側に突出する直方体状のボックス挿入係合部が形成されている。
上下の周囲壁42、42は、ボックスかしめ部配設部28の上側面部281及び下側面部282よりも広い間隔を空けて配設されている。また、左右の周囲壁42、42は、当該周囲壁42の内側にスライドさせるようにして取り付けられる第1ボックス構成部材20のスライド量を考慮して、第1ボックス構成部材20の左右の側壁部22、22よりも広い間隔を空けて配設されている。
これにより、第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40が接合された状態で、右側の周囲壁42は、第1ボックス構成部材20の右側の側壁部22よりも右側に配置されるとともに、上下の周囲壁42、42は、ボックスかしめ部配設部28の上側面部281及び下側面部282よりも外側に配置される。
4つのボックスかしめ部30、…には、予めワンウェイネジが仮止めされている。そして、4つのボックスかしめ部30、…の何れかに仮止めされているワンウェイネジがボックスかしめ部30のネジ孔と当該ネジ孔に対向配置されたボックスかしめ受部のネジ穴に螺子込まれることで第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40が固着されている。
なお、ボックスかしめ部30の前面は、ワンウェイネジのネジ頭部が露出しないようにキャップ33により封止されている。
以上のような構成を有する基板ボックス12は、第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40を接合する際には、先ず、第1ボックス構成部材20のボックススライド係合部を第2ボックス構成部材40のボックススライド係合受部46、…に嵌め込むようにする。これにより、第1ボックス構成部材20の収納凹部23の後端部分が第2ボックス構成部材40の周囲壁42に収容されるとともに、第1ボックス構成部材20の上下の側壁部22、22が第2ボックス構成部材40のスライド溝に嵌合する。
そして、この状態で、第1ボックス構成部材20を左方向へスライドさせることで、ボックススライド係合部とボックススライド係合受部46、…が係合するとともに、第1挿入係合部が第2挿入係合受部47、47に挿入されて係合した状態となる。
これにより、第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40とが接合した状態となる。
また、第1ボックス構成部材20に設けられた係止部材27は、上述のように第1ボックス構成部材20を左方向にスライドさせる過程で係止片の右側面の斜面に当接し、さらに左方向にスライドすることで、係止部材27が弾性変形して係止片の斜面に沿って案内される。そして、係止部材27の係止部が係止片を乗り越えると、弾性変形していた係止部材27が元の状態に復帰し、係止片の垂直な左端面に係止部材27が係止される。
このように、係止部材27の係止部が係止片を乗り越えた状態となるのは、ちょうど第1ボックス構成部材20が第2ボックス構成部材40と接合された状態となったときであって、この位置で係止部材27が係止されることで、第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40とが接合された状態で保持されることとなる。
第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40とが接合した状態では、ボックス固着部70をなすボックスかしめ部30、…とボックスかしめ受部とが対向するように配され、固着可能な状態となる。そして、4つのボックスかしめ部30、…のうち、何れか(例えば、最も上側)のボックスかしめ部30のネジ孔に仮止めされているワンウェイネジを当該ネジ孔に対向配置されたボックスかしめ受部のネジ穴に螺子込むことで第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40を固着する。
また、ボックス固着部70による固着を解除するためには、ワンウェイネジにより固着されているボックスかしめ受部50の接続部49、若しくはボックスかしめ部30の連結部31を切断することにより行う。即ち、ボックス固着部70は、痕跡が残るような方法でのみ固着解除可能とされている。
なお、ワンウェイネジによる固着を行う前であれば、係止部材27を上側に引き上げるように弾性変形させて係止片による係止部の係止状態を解除し、第1ボックス構成部材20を右方向へスライドさせることで、第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40の接合状態を解除することができる。
基板ボックス12が取り付けられる基板ホルダ60は、例えば、透光性の合成樹脂で形成されており、基板ボックス12が保持されるホルダ本体部61と、ホルダ本体部61の左側に設けられ、2つの回動軸62a、62aを具備する回動軸部62等を備えている。
ホルダ本体部61は、上下方向及び左右方向に対して略平行に延設された部材であり、その後面には補強用のリブが上下左右に複数形成されている。具体的には、図3及び図6等に示すように、ホルダ本体部61には、上下方向に対して略平行に延在する5つの縦リブ68、…と、これら縦リブ68、…と交差し、左右方向に対して略平行に延在する3つの横リブ69、…とが設けられている。
縦リブ68は、当該基板ホルダ60の上端から略中央部まで延設された上側リブ部分681と、上側リブ部分681の下端部に連続して当該基板ホルダ60の下端部まで延設され、上側リブ部分681よりも突出された下側リブ部分682とを具備している。
3つの横リブ69、…のうち、最も上側の横リブ69は、当該基板ホルダ60の左端から最も右側の縦リブ68の上側リブ部分681まで延設され、その突出量が上側リブ部分681と略等しくなっている。また、残り2つの横リブ69、69は、当該基板ホルダ60の右端から回動軸部62まで延設され、その突出量が下側リブ部分682及び当該基板ホルダ60の下端面部60aと略等しくなっている。
回動軸部62は、ホルダ本体部61の左端部に連続して設けられ、上下に並んで配設された2つの回動軸62a、62aのうち、上側の回動軸62aが連結部62bを介して取り付けられた上側軸部取付部621と、下側の回動軸62aが連結部62bを介して取り付けられた下側軸部取付部622等を備えている。
下側軸部取付部622は、当該基板ホルダ60の後面から後側に突出するように形成されており、連結部62bが接続された下側取付面部622aと、この下側取付面部622aの上端部に接続された下側第1補強板部622bと、下側取付面部622aの下端部に接続された下側第2補強板部622c等を備えている。
下側取付面部622aは、上下方向に対して略平行に延設され、基板ホルダ60の左端面部の一部を構成している。
下側第1補強板部622b及び下側第2補強板部622cは、左右方向に対して略平行に延設され、略等しい長さを有している。また、下側第1補強板部622bの右端部が最も下側の横リブ69に接続されている。また、下側第2補強板部622cの右端部が基板ホルダ60の下端面部60aの左端部に接続されている。即ち、下側第2補強板部622cは、基板ホルダ60の下端面部60aの一部を構成している。
下側取付面部622a、下側第1補強板部622b及び下側第2補強板部622cの基板ホルダ60の後面からの突出量は、略等しくなっており、最も下側の横リブ69及び下端面部60aの突出量よりも大きくなっている。即ち、下側第1補強板部622bと下側の横リブ69の左端部の間、下側第2補強板部622cと下端面部60aの左端部の間には、所定の高さを有する段差が形成されている。
上側軸部取付部621は、当該基板ホルダ60の後面から後側に突出するように形成されており、連結部62bが接続された上側取付面部621aと、この上側取付面部621aの上端部に接続された上側第1補強板部621bと、上側取付面部621aの下端部に接続された上側第2補強板部621c等を備えている。
上側取付面部621aは、上下方向に対して略平行に延設され、基板ホルダ60の左端面部の一部を構成している。
上側第1補強板部621b及び上側第2補強板部621cは、左右方向に対して略平行に延設され略等しい長さを有している。また、上側第2補強板部621cの右端部が真ん中の横リブ69に接続されている。
上側取付面部621a、上側第1補強板部621b及び上側第2補強板部621cの基板ホルダ60の後面からの突出量は、略等しくなっており、真ん中の横リブ69の突出量よりも大きくなっている。即ち、上側第2補強板部621cと真ん中の横リブ69の左端部の間には、所定の高さを有する段差が形成されている。
2つの回動軸62a、62aは、上下方向に対して略平行に延在して形成され、取付ベース2の軸受部29に軸着されることで、取付ベース2に対して上下方向の軸周りに回動自在に取付けられる。
上側軸部取付部621と下側軸部取付部622の間には、基板ボックス12の左端部に係合して当該ボックス取付部64からの取り外しを規制する係止部67が設けられている。
係止部67は、当該ホルダ本体部61と一体となって形成され、可撓性を有している。具体的には、係止部67は、ボックス取付部64の左側部の上下方向の中央やや下寄りの位置に設けられ、最も左側の縦リブ68の下側リブ部分682から左右方向左側に延在する延在部671の先端部(左端部)に基板ボックス12の左端部に係合する係合爪672が設けられている。
また、ホルダ本体部61の前面の右側部分には、中継基板(図示略)が取り付けられる中継基板取付部63が設けられている。そして、中継基板取付部63と回動軸部62の間の部分が、基板ボックス12が取り付けられるボックス取付部64となっている。
ボックス取付部64の左右方向に延在する上下縁部には、基板ボックス12の第2ボックス構成部材40に形成されたスライド係合部と対応する位置に、スライド係合部を受け入れるスライド係合受部641が形成されている。
スライド係合受部641の各々は、当該ボックス取付部64の前面から前側に突出するように形成され、基板ボックス12側に開口した断面略「コ」字状の側壁部と、この側壁部の前端の右側部分に連続して形成され、当該右側部分のみを覆う右側被覆部とを備えている。
即ち、側壁部の前端の左側部分は、スライド係合部を受け入れるための開口部となっており、この開口部を介して当該スライド係合受部641の内側に配されたスライド係合部は相対的に右方向に移動することにより、右側被覆部により抜け止めされた状態でスライド係合受部に係合する。
これにより、基板ボックス12が基板ホルダ60に取り付けられるようになっている。
ボックス取付部64の右端部には、基板ボックス12のボックス挿入係合部と対応する位置に、ボックス挿入係合部を受け入れるボックス挿入係合受部(図示略)が上下に並んで形成されている。
ボックス挿入係合受部は、外形が略直方体状に形成され、左側に向けて開口した略矩形状の開口部を有している。そして、基板ホルダ60に対して基板ボックス12を相対的に右方向へスライドさせることにより、ボックス挿入係合受部に開口部を介してボックス挿入係合部が挿入される。
これによっても基板ボックス12が基板ホルダ60に取り付けられるようになっている。
ボックス挿入係合受部の外側、即ち、上側のボックス挿入係合受部よりも上側及び下側のボックス挿入係合受部よりも下側には、当該基板ボックス12を基板ホルダ60に対してネジ止めするための取付ネジ(図示略)が下側ネジ孔部288及び上側ネジ孔部289のネジ孔28aを介して挿通されるネジ穴が形成された螺合部が配設されている。
螺合部は、前後方向に延在して前側になるにつれて縮径される円錐台形状に形成され、略中央部に取付ネジが挿入されるネジ穴が前後方向に沿って穿設されている。
螺合部の延出長は、下側ネジ孔部288及び上側ネジ孔部289に形成された各ネジ孔28aの下面よりも低くなる程度となっており、基板ホルダ60に基板ボックス12が取り付けられた状態で下側ネジ孔部288及び上側ネジ孔部289のネジ孔28aの下側に螺合部が配置される。即ち、基板ホルダ60に対して基板ボックス12を相対的に右方向へスライドさせることにより、下側ネジ孔部288及び上側ネジ孔部289の切欠部で螺合部を案内しながら右方向に移動していき、切欠部の奥側の湾曲した部分が螺合部に当接することで基板ボックス12のスライドが停止して、下側ネジ孔部288及び上側ネジ孔部289のネジ孔28aの中心軸が螺合部のネジ穴の中心軸と前後にほぼ重なる位置に配置された状態となる。
基板ホルダ60に取り付けられた基板ボックス12は、制御装置固着部200により固着される。
制御装置固着部(固着手段)200は、基板ボックス12のボックス固着部70が配設された右端部とは反対側の左端部を覆うように配設され、基板ボックス12側に設けられる上側カバー部材(第1構成部材)80と、基板ホルダ(取付部材)60側に設けられ、当該基板ホルダ60及び基板ボックス12を上側カバー部材80とともに挟む下側カバー部材(第2構成部材)90とを備えている。
ここで、上側カバー部材80及び下側カバー部材90は、ボックス固着部70が配設される右側端部とは反対側の左側端部を覆う被覆部を構成している。
下側カバー部材90は、図3〜図7に示すように、例えば、透光性の合成樹脂で形成され、基板ホルダ60の後面を覆う後側被覆面部91と、後側被覆面部91の上側部分に連続して設けられ、基板ホルダ60及び基板ボックス12の上側部分を覆う上側被覆面部92と、後側被覆面部91の下側部分に連続して設けられ、基板ホルダ60及び基板ボックス12の下側部分を覆う下側被覆面部93と、上側被覆面部92及び下側被覆面部93の左端部に連続して設けられ、4つのかしめ受部94、…が取り付けられたかしめ受部取付面部95とを備えている。
後側被覆面部91は、上下方向及び左右方向に対して略平行に延在するように形成されている。また、後側被覆面部91の前面には、基板ホルダ60の最も左側の縦リブ68の下側リブ部分682に係止して、当該下側カバー部材90の基板ホルダ60からの取り外しを規制するリブ係止部96が設けられている。
リブ係止部96は、左端の縦リブ68の下側リブ部分682及びこの下側リブ部分682と交わる下側から2つの横リブ69、…の位置に合わせて2つ設けられている。具体的には、リブ係止部96は、後側被覆面部91の前面から前側に突出するように形成され、上下方向に沿って形成された2つの縦壁部961、961と左右方向に沿って形成された2つの横壁部962、962を有している。また、2つのリブ係止部96、96は、左右の縦壁部961を上下方向に揃え、且つ、横リブ69が通される間隔を空けて配設されている。
即ち、2つのリブ係止部96、96のうち、上側のリブ係止部96は、左側から2つの縦リブ68、68の下側リブ部分682と下側から2つの横リブ69、69により囲まれた部分に配設され、また、下側のリブ係止部96は、左側から2つの縦リブ68、68の下側リブ部分682と下側の横リブ69と基板ホルダ60の下端面部60aにより囲まれた部分に配設されている。そして、各リブ係止部96は、左側の縦壁部961の左側面に縦リブ68の下側部分の右側面を係止させることで、下側カバー部材90の基板ホルダ60に対する左方向へのスライドを規制することができ、これにより、下側カバー部材90の基板ホルダ60からの取り外しを規制する。
また、上側のリブ係止部96の上側には、左右方向に沿って形成された壁部を具備する位置決め部97が当該上側のリブ係止部96との間に横リブ69が通される間隔を空けて配設されている。
これにより、基板ホルダ60に下側カバー部材90を取り付けた状態で、位置決め部97と上側リブ係止部96の間に真ん中の横リブ69が通されるともに、上側のリブ係止部96と下側のリブ係止部96の間に下側の横リブ69が通された状態となって、下側カバー部材90が基板ホルダ60に取り付けられた状態で、下側カバー部材90の基板ホルダ60に対する上下方向の移動が規制される。
後側被覆面部91の左側には、かしめ受部取付面部95との間に開口部98が形成されている。そして、当該開口部98を介して上側軸部取付部621、下側軸部取付部622及び係止部67が外側に突出するように下側カバー部材90が基板ボックス12に取り付けられる。
これにより、基板ボックス12から下側カバー部材90を取り外す場合には、後側被覆面部91の左縁部下端部に、下側第2補強板部622cと下端面部60aの左端部の間に形成された段差部分が係合した状態となるため、下側カバー部材90の取り外しを容易に行うことができなくなる。
上側被覆面部92は、前後方向及び左右方向に対して略平行に延在するように略矩形状に形成されている。また、上側被覆面部92の内面(下側面)の前側の縁部には、上側カバー部材80の第1カバー部材係合受部85(後述)と係合する第1カバー部材係合部921が2つ形成されている。
第1カバー部材係合部921は、上側被覆面部92に対して略垂直に下側に突出する直方体状に形成され、左右方向に所定間隔を空けて2つ並んで配設されている。
下側被覆面部93は、前後方向及び左右方向に対して略平行に延在するように形成され、左前隅部が切り欠かれることで段差が形成されている。そして、段差の右側が、上側被覆面部92の前後方向の長さと略等しい長さを有する略矩形状の下側右被覆面部931とされ、段差の左側が下側右被覆面部931の左端部に連続して形成され、当該下側右被覆面部931よりも前後方向の長さが短くされた略矩形状の下側左被覆面部932とされている。
下側被覆面部93の内面(上側面)の前側の縁部には、上側カバー部材80の第2カバー部材係合受部88(後述)と係合する第2カバー部材係合部933が2つ形成されている。
第2カバー部材係合部933は、当該下側被覆面部93に対して略垂直に上側に突出する直方体状に形成され、下側右被覆面部931及び下側左被覆面部932の各々に、左右方向に所定間隔を空けるとともに前後方向に位置をずらして配設されている。
下側被覆面部93の内面(上側面)の前側の縁部よりも奥側の位置には、上側カバー部材80のガイド部111(後述)と係合するガイド受部934が2つ形成されている。
ガイド受部934の各々は、下側右被覆面部931及び下側左被覆面部932の各々の左端部に設けられ、左右方向に所定間隔を空けるとともに、前後方向に位置をずらして配設されている。また、ガイド受部934は、左側及び前側に向けて開口して、所定の深さ(前後方向の長さ)で左右方向に延在する溝部を有している。
なお、下側右被覆面部931のガイド受部934の方が下側左被覆面部932のガイド受部934よりもわずかに大きい形状となっている。
かしめ受部取付面部95は、4つのかしめ受部94、…のうち、上側2つのかしめ受部94、94が配設されたかしめ受部上側配設部951と、下側2つのかしめ受部94、94が配設されたかしめ受部下側配設部952と、かしめ受部上側配設部951とかしめ受部下側配設部952を接続する配設部接続部953と、かしめ受部上側配設部951と、かしめ受部下側配設部952及び配設部接続部953に連設された前面板部954とを備えている。
かしめ受部上側配設部951は、上下方向及び前後方向に対して略平行に延在するように形成され、その後端部に基板ホルダ60の左側に設けられた上側軸部取付部621に接続された連結部62bが配設される上側切欠部955が形成されている。
上側切欠部955は、後端部から前側に略矩形状に切り欠かれてなり、その内側に連結部62bが配されるようになっている。
かしめ受部上側配設部951の左端面の上側切欠部955の前側には、2つのかしめ受部94、94が取付部956を介して配設されている。
取付部956は、上下方向に並設された2つのかしめ受部94、94を連結するかしめ受部連結部956aと、かしめ受部連結部956aとかしめ受部上側配設部951の左端面を接続する連結部接続部956bと、上側のかしめ受部94とかしめ受部上側配設部951の左端面を接続する上接続部956cと、下側のかしめ受部94とかしめ受部上側配設部951の左端面を接続する下接続部956dとを備えている。
かしめ受部94は、外形が前後方向に延在する円柱状に形成され、略中央部に下側カバー部材90と上側カバー部材80を固着する際にワンウェイネジが螺子込まれるネジ穴94aが当該かしめ受部94の前端面から前後方向に沿って穿設されている。
かしめ受部下側配設部952は、上下方向及び前後方向に対して略平行に、且つ、かしめ受部上側配設部951と略等しい方向に延在するように形成され、その後端部に基板ホルダ60の左側に設けられた下側軸部取付部622に接続された連結部62bが配設される下側切欠部957が形成されている。
下側切欠部957は、後端部から前側に略矩形状に切り欠かれてなり、その内側に連結部62bが配されるようになっている。
かしめ受部下側配設部952の左端面の下側切欠部957の前側には、2つのかしめ受部94、94が取付部956を介して配設されている。
取付部956及びかしめ受部94は、かしめ受部上側配設部951の左端面に配設された取付部956及びかしめ受部94の構成と略同様となっており、その説明を省略する。
配設部接続部953は、かしめ受部上側配設部951及びかしめ受部下側配設部952の左端面よりも左側に突き出るように、即ち、かしめ受部上側配設部951及びかしめ受部下側配設部952の右端面よりも左側に凹むように形成されている。そして、配設部接続部953の凹んだ部分には、係止部67の係合部が配設される。
前面板部954は、かしめ受部上側配設部951、かしめ受部下側配設部952及び配設部接続部953の前端部に連続して、上下方向及び左右方向に対して略平行に延在する板状に形成されている。
前面板部954の後面(内面)は、当該下側カバー部材90が基板ホルダ60に取り付けられた状態で、第2ボックス構成部材40の第2挿入係合受部47、47と係合される。
上側カバー部材80は、図4〜図6及び図8に示すように、例えば、透光性の合成樹脂で形成され、基板ボックス12の前面を覆う前側被覆面部81と、前側被覆面部81の左端部に連続して設けられ、4つのかしめ部82、…が配設されたかしめ部配設面部83とを備えている。
前側被覆面部81は、上下方向及び左右方向に対して略平行に延在するように形成されている。また、前側被覆面部81の上端縁部には、上側被覆面部92の上端部に係合する上端係合部84が形成されている。
上端係合部84は、前側被覆面部81の上端部に連続して設けられ、左右方向及び前後方向に対して略平行に延在する板状に形成されている。
これにより、下側カバー部材90に上側カバー部材80が取り付けられることで、下側カバー部材90の上側被覆面部92の上端部に上側カバー部材80の上端係合部84が係合した状態となって、上側カバー部材80に対する下側カバー部材90の下側への移動を規制することができる。
また、前側被覆面部81の後面(内面)の上端係合部84の下側には、下側カバー部材90に上側カバー部材80が取り付けられることにより第1カバー部材係合部921と係合する第1カバー部材係合受部85が2つ配設されている。
具体的には、前側被覆面部81の後面には、上端係合部84と略等しい方向に延在する取付板部86が設けられ、この取付板部86の上端面から上側に突出して略「L」字状をなす第1カバー部材係合受部85が形成されている。
第1カバー部材係合受部85は、左右方向に沿って延在する長片部と、この長片部の左端部及び前側被覆面部81の後面に連続して形成された短片部とを具備している。また、第1カバー部材係合受部85は、第1カバー部材係合部921と対応させて左右方向に所定間隔を空けて2つ並んで配設されている。また、第1カバー部材係合受部85の上端と上端係合部84との間には、下側カバー部材90の上側被覆面部92が通されるように当該上側被覆面部92の厚さ(上下方向の長さ)よりもわずかに広い間隔が空けられている。
これにより、下側カバー部材90に上側カバー部材80を取り付ける場合には、第1カバー部材係合受部85の上端と上端係合部84との間に上側被覆面部92を配置するとともに、第1カバー部材係合受部85よりも右側に第1カバー部材係合部921を配置する。そして、下側カバー部材90に対して上側カバー部材80を相対的に左方向にスライドさせることで、第1カバー部材係合部921が第1カバー部材係合受部85内に移動して、第1カバー部材係合受部85内の奥側面(左端面)に当接することで第1カバー部材係合部921の移動が停止して、第1カバー部材係合部921と第1カバー部材係合受部85が係合した状態となる。
また、この状態で、上側被覆面部92の左前隅部がかしめ部配設面部83の右端面(内面)に当接した状態となる。
前側被覆面部81の下端右隅部には、下側被覆面部93の下端部に係合する下端係合部87が形成されている。
下端係合部87は、前側被覆面部81の下端部に連続して設けられ、左右方向及び前後方向に対して略平行に延在する板状に形成されている。
これにより、下側カバー部材90に上側カバー部材80が取り付けられることで、下側カバー部材90の下側被覆面部93の下端部に上側カバー部材80の下端係合部87が係合した状態となって、上側カバー部材80に対する下側カバー部材90の上側への移動を規制することができる。
また、前側被覆面部81の左下隅部には、他の部分よりもわずかに低くなるように形成された段差面部81aが設けられている。
段差面部81aには、遊技制御基板のコネクタ13が挿通されるコネクタ挿通開口部81bが設けられている。
また、前側被覆面部81の後面(内面)の下縁部には、下側カバー部材90に上側カバー部材80が取り付けられることにより第2カバー部材係合部933と係合する第2カバー部材係合受部88が2つ配設されている。
具体的には、前側被覆面部81の後面には、下端係合部87と略等しい方向に延在する右側取付板部89aが設けられ、段差面部81aの後面には、右側取付板部89aの略等しい方向に延在する左側取付板部89bが設けられている。そして、右側取付板部89a及び左側取付板部89bの各々の下端面から下側に突出して略「L」字状をなす第2カバー部材係合受部88が形成されている。
第2カバー部材係合受部88は、左右方向に沿って延在する長片部と、この長片部の左端部及び前側被覆面部81の後面に連続して形成された短片部とを具備している。また、2つの第2カバー部材係合受部88は、第2カバー部材係合部933と対応させて、左右方向に所定間隔を空けるとともに前後方向に位置をずらして配設されている。さらに、右側の第2カバー部材係合受部88の上端と下端係合部87との間には、下側カバー部材90の下側被覆面部93が通されるように当該下側被覆面部93の厚さ(上下方向の長さ)よりもわずかに広い間隔が空けられている。
また、第2カバー部材係合受部88の各々の短片部の左側には、左右方向及び前後方向に対して略平行に延在する板状に形成され、下側被覆面部93のガイド受部934と係合するガイド部111を具備するガイド構成板部110が連設されている。
ガイド部111は、ガイド構成板部110の後端部から後側に突出して略矩形板状に形成されている。
また、右側のガイド構成板部110の前端部及び左端部に連続して下側右被覆面部931の左前隅部に当接する第1左前隅部当接部112が設けられている。
第1左前隅部当接部112は、下側右被覆面部931の左前隅部の形状に合わせて屈曲して形成されている。
また、左側のガイド構成板部110の前端部及び左端部に連続して下側左被覆面部932の左前隅部に当接する第2左前隅部当接部113が設けられている。
第2左前隅部当接部113は、下側左被覆面部932の左前隅部の形状に合わせて屈曲して形成されている。
これにより、下側カバー部材90に上側カバー部材80を取り付ける場合には、右側の第2カバー部材係合受部88の下端と下端係合部87との間に下側被覆面部93を配置するとともに、第2カバー部材係合受部88よりも右側に第2カバー部材係合部933を配置する。そして、下側カバー部材90に対して上側カバー部材80を相対的に左方向にスライドさせることで、下側被覆面部93のガイド受部934により上側カバー部材80のガイド部111が案内されながら第2カバー部材係合部933が第2カバー部材係合受部88内に移動して、第2カバー部材係合受部88内の奥側面(左端面)に当接することで第2カバー部材係合部933の移動が停止して、第2カバー部材係合部933と第2カバー部材係合受部88が係合した状態となる。
また、この状態で、下側右被覆面部931の左前隅部が第1左前隅部当接部112の右端面(内面)に当接するとともに、下側右被覆面部931の左前隅部が第2左前隅部当接部113の右端面(内面)に当接した状態となる。
かしめ部配設面部83は、4つのかしめ部82、…のうち、上側2つのかしめ部82、82が配設されたかしめ部上側配設部831と、かしめ部上側配設部831の下端部に連続して形成され、下側2つのかしめ部82、82が配設されたかしめ部下側配設部832とを備えている。
かしめ部上側配設部831は、前側被覆面部81の左端部より後側に前後方向及び上下方向に対して略平行に延在する板状に形成されている。かしめ部上側配設部831の前後方向の長さは、上側カバー部材80が下側カバー部材90に取り付けられた状態で、かしめ受部上側配設部951の前端部に接触しない程度とされている。
また、かしめ部上側配設部831には、かしめ受部上側配設部951に配設されたかしめ受部94に対応させて、上下方向に所定間隔を空けて配設された2つの連結部83a、83aを介して2つのかしめ部82、82が配設されている。
各かしめ部82は、外形が前後方向に延在する円筒状に形成され、略中央部に上側カバー部材80と下側カバー部材90を固着する際にワンウェイネジが挿通されるネジ孔82aが前後方向に沿って穿設されている。ここで、かしめ部82は、ワンウェイネジ及び下側カバー部材90のかしめ受部94とともに固着部を構成している。
なお、かしめ部82の後端部には、ネジ孔82aよりも左側部分が右側部分に対して後側に突出された段差部82b(図6参照)が形成され、段差部82bによって、当該かしめ部82と接合するかしめ受部94を左側から覆うようになっている。即ち、かしめ部82の前後方向の長さは、当該上側カバー部材80が下側カバー部材90に取り付けられた状態で、当該かしめ部82の後端部の段差部82bよりも内側の部分がかしめ受部94の前端面に当接するとともに、段差部82bによりかしめ受部94の前端部が左側から覆われる程度となっている。
これにより、かしめ部82のネジ孔82aとかしめ受部94のネジ穴94aが連通された状態となるとともに、かしめ部82とかしめ受部94の接合部分に工具等を差し込んで当該上側カバー部材80と下側カバー部材90の接合部分を開放する不正行為を抑制することができる。
かしめ部下側配設部832は、段差面部81aの左端部より後側に前後方向及び上下方向に対して略平行に延在する板状に形成されている。また、かしめ部下側配設部832は、かしめ部上側配設部831の後端部と略等しい位置まで延設され、当該かしめ部下側配設部832の前後方向の長さは、上側カバー部材80が下側カバー部材90に取り付けられた状態で、かしめ受部上側配設部951の前端部に接触しない程度とされている。
また、かしめ部下側配設部832には、かしめ受部下側配設部952に配設されたかしめ受部94に対応させて、上下方向に所定間隔を空けて配設された2つの連結部83a、83aを介して2つのかしめ部82、82が配設されている。
各かしめ部82は、かしめ部上側配設部831に配設されたかしめ部82の構成と略同様となっており、その説明を省略する。
4つのかしめ部82、…には、予めワンウェイネジが仮止めされている。そして、4つのかしめ部82、…の何れかに仮止めされているワンウェイネジがかしめ部82のネジ孔82aと当該ネジ孔82aに対向配置されたかしめ受部94のネジ穴94aに螺子込まれることで上側カバー部材80と下側カバー部材90が固着されている。
なお、かしめ部82の前面は、ワンウェイネジのネジ頭部が露出しないようにキャップ120により封止されている。
次に、基板ホルダ60に対する基板ボックス12の取付方法について説明する。
先ず、基板ホルダ60のスライド係合受部641に基板ボックス12のスライド係合部41を挿入する。このとき、基板ボックス12の底面(前側の面)により係合爪672が前側に押し込まれて係止部67が撓んだ状態となる。
次に、スライド係合部41をスライド係合受部641に係合させるように基板ボックス12を右方向にスライド移動させると、下側ネジ孔部288及び上側ネジ孔部289の切欠部で螺合部を案内しながら右方向に移動していく。そして、切欠部の奥側の湾曲した部分が螺合部に当接することで基板ボックス12のスライドが停止して、下側ネジ孔部288及び上側ネジ孔部289のネジ孔28aの中心軸が螺合部のネジ穴の中心軸と前後にほぼ重なる位置に配置された状態となる。また、このとき、基板ボックス12の左端部が係合爪672よりも右側に配置されて当該基板ボックス12の底面による係合爪672の後側への押込みが解除された状態、即ち、係止部67が撓んでいない通常状態へと復帰して、係合爪672が基板ボックス12の左端部に係合した状態となる。さらに、このとき、基板ホルダ60のボックス挿入係合受部65に開口部を介して基板ボックス12のボックス挿入係合部43が挿入されて係合した状態となる。
その後、下側ネジ孔部288及び上側ネジ孔部289の各々のネジ孔28aを介して取付ネジを各螺合部のネジ穴に螺子込む。
次に、基板ボックス12及び基板ホルダ60の左端部に、後側被覆面部91の左側の開口部98に上側軸部取付部621、下側軸部取付部622及び係止部67を差し込むようにして下側カバー部材90を取り付ける。具体的には、基板ホルダ60の縦リブ68の下側リブ部分682の右側面に下側カバー部材90のリブ係止部96の左側の縦壁部961の左側面を係止させ、且つ、下側カバー部材90の位置決め部97と上側リブ係止部96の間に真ん中の横リブ69を配置するとともに、上側のリブ係止部96と下側のリブ係止部96の間に下側の横リブ69を配置するようにして、下側カバー部材90を取り付ける。
これにより、下側カバー部材90の基板ホルダ60に対する左方向へのスライドを規制して、下側カバー部材90の基板ホルダ60からの取り外しを規制することができるとともに、下側カバー部材90の基板ホルダ60に対する上下方向の移動を規制することができる。
また、前面板部954の後面(内面)に第2ボックス構成部材40の第2挿入係合受部47、47が係合された状態となる。
次に、下側カバー部材90に上側カバー部材80を取り付ける。
具体的には、先ず、第1カバー部材係合受部85の上端と上端係合部84との間に上側被覆面部92を配置するとともに、第1カバー部材係合受部85よりも右側に第1カバー部材係合部921を配置し、且つ、右側の第2カバー部材係合受部88の下端と下端係合部87との間に下側被覆面部93を配置するとともに、第2カバー部材係合受部88よりも右側に第2カバー部材係合部933を配置する。
次に、下側カバー部材90に対して上側カバー部材80を左方向にスライドさせることで、第1カバー部材係合受部85内に第1カバー部材係合部921が移動するとともに、下側被覆面部93のガイド受部934により上側カバー部材80のガイド部111が案内されながら第2カバー部材係合受部88内に第2カバー部材係合部933が移動していく。そして、第1カバー部材係合受部85内の奥側面(左端面)に第1カバー部材係合部921が当接するとともに第2カバー部材係合受部88内の奥側面(左端面)に第2カバー部材係合部933が当接することにより、当該第1カバー部材係合部921及び第2カバー部材係合部933の移動が停止する。
これにより、第1カバー部材係合部921と第1カバー部材係合受部85が係合し、且つ、第2カバー部材係合部933と第2カバー部材係合受部88が係合した状態となる。また、この状態で、上側被覆面部92の左前隅部がかしめ部配設面部83の右端面(内面)に当接し、且つ、下側右被覆面部931の左前隅部が第1左前隅部当接部112の右端面(内面)に当接するとともに、下側右被覆面部931の左前隅部が第2左前隅部当接部113の右端面(内面)に当接した状態となる。
さらに、このとき、かしめ部82の段差部82bの内側にかしめ受部94の外周部が接触して、かしめ受部94の前端部が段差部82bにより左側から覆われた状態となるとともに、かしめ部82のネジ孔82aとかしめ受部94のネジ穴94aが対向して連通された状態となる。
そして、4つのかしめ部82、…のうち、何れか(例えば、最も上側)のかしめ部82のネジ孔82aに仮止めされているワンウェイネジを当該ネジ孔82aに対向配置されたかしめ受部94のネジ穴94aに螺子込むことで上側カバー部材80と下側カバー部材90を固着する。
その後、ワンウェイネジが螺合されたかしめ部82の前面を、ワンウェイネジのネジ頭部が露出しないようにキャップ120により封止する。
一方、基板ホルダ60から基板ボックス12を取り外す場合、ワンウェイネジが螺合されているかしめ受部94に接続されている取付部956(例えば、上接続部956cとかしめ受部連結部956a)、若しくはかしめ部96の連結部83aを切断する。これにより、上側カバー部材80を下側カバー部材90から取り外し可能な状態となる。
そして、上側カバー部材80を下側カバー部材90から取り外した後、下側カバー部材90を基板ホルダ60から取り外し、その後、下側ネジ孔部288及び上側ネジ孔部289の各々のネジ孔28a及び螺合部のネジ穴に螺合されている取付ネジを取り外す。
その後、係合爪672を後側に押し込むように係止部67を撓ませて係合爪672の係合を解除することで、係止部67は基板ボックス12の基板ホルダ60からの取り外しを許容した状態となる。そして、基板ボックス12を基板ホルダ60に対して左側にスライド移動させることで、スライド係合部41とスライド係合受部641の係合が解除されて、基板ホルダ60から基板ボックス12が取り外される。
以上のように、本実施形態の遊技機100は、電子部品を搭載した遊技制御基板を収納した基板ボックス12を設けた遊技機100であって、基板ボックス12を当該遊技機本体に取り付けるための基板ホルダ60と、基板ホルダ60に対して基板ボックス12を固着する制御装置固着部200とを備え、制御装置固着部200は、基板ボックス12側に設けられる上側カバー部材80と、基板ホルダ60側に設けられ、当該基板ホルダ60及び基板ボックス12を上側カバー部材80とともに挟む下側カバー部材90と、下側カバー部材90に設けられ、基板ホルダ60の縦リブ68に係止するリブ係止部96と、基板ホルダ60及び基板ボックス12を挟んだ上側カバー部材80と下側カバー部材90を固着するかしめ部82、かしめ受部94及びワンウェイネジを有する固着部とを備え、固着部は、痕跡が残るような方法でのみ固着解除可能に構成されている。
従って、基板ホルダ60に対して基板ボックス12を固着する制御装置固着部200は、基板ボックス12側に設けられる上側カバー部材80と、基板ホルダ60側に設けられ、当該基板ホルダ60及び基板ボックス12を上側カバー部材80とともに挟む下側カバー部材90と、基板ホルダ60及び基板ボックス12を挟んだ上側カバー部材80と下側カバー部材90を固着するかしめ部82、かしめ受部94及びワンウェイネジを有する固着部とを備え、固着部は、痕跡が残るような方法でのみ固着解除可能に構成されているので、基板ボックス12を基板ホルダ60から不正に取り外すことを防止できることとなり、当該基板ボックス12に対して工具を使用して隙間を形成して行われる不正を防止することができる。また、仮に不正行為が行われた場合には、破壊箇所の発生によりその痕跡が残り、不正行為が行われたことを迅速に発見することができる。
さらに、制御装置固着部200は、下側カバー部材90に設けられ、基板ボックス12及び基板ホルダ60の所定部位に係止するリブ係止部96を備えるので、固着部により固着された上側カバー部材80及び下側カバー部材90の基板ホルダ60に対するスライドが完全に規制され、上側カバー部材80及び下側カバー部材90を基板ホルダ60及び基板ボックス12から抜き取るようにして取り外すことも不可能となり、不正行為をより一層防止することができる。
また、基板ボックス12は、第1ボックス構成部材20と、第2ボックス構成部材40と、第1ボックス構成部材20及び第2ボックス構成部材40を固着するボックス固着部70とを備え、制御装置固着部200は、基板ボックス12のボックス固着部70が配設される右側端部とは反対側の左側端部を覆う上側カバー部材80及び下側カバー部材90を有している。
従って、制御装置固着部200は、基板ボックス12のボックス固着部70が配設される右側端部とは反対側の左側端部を覆う上側カバー部材80及び下側カバー部材90を有するので、基板ボックス12の一方の端部にボックス固着部70を備えた構成であっても、ボックス固着部70と反対側の左側端部における第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40の接合部分に工具を挿入し、第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40を開放する方向に力を加えて、ボックス固着部70を破壊しないで、即ち、樹脂の弾力により力を吸収して、その反対側の左側端部に隙間を形成したり、或いは、ボックス固着部70を破壊しないで第1ボックス構成部材20が第2ボックス構成部材40から取り外されてしまう不正行為を適正に防止することができる。
特に、基板ボックス12をスライド開放するように構成して、ボックス固着部70とは反対側の左側端部に第1ボックス構成部材20と第2ボックス構成部材40の重合部が形成される構成にした場合であっても、その重合部に工具を差し込んで基板ボックス12を開放する方向に強引にスライドすることで、上記不正行為が行われやすくなるが、その場合にも上側カバー部材80及び下側カバー部材90を設けることで、上記重合部への工具の差し込みを防止でき確実に不正行為を防止することができる。さらに、基板ボックス12を基板ホルダ60に取り付けた状態で行われる不正行為に対しても有効となる。
また、基板ホルダ60は、当該遊技機本体に対して回動可能に軸着する回動軸62aを有し、下側カバー部材90には、回動軸62aを当該下側カバー部材90よりも外側に突出させるための開口部98が形成されている。
従って、基板ホルダ60は、当該遊技機本体に対して回動可能に軸着する回動軸62aを有し、下側カバー部材90には、回動軸62aを外部に突出させるための開口部98が形成されているので、基板ボックス12が取り付けられた基板ホルダ60を遊技機本体に対して回動自在に取り付けることができ、基板ホルダ60の回動には何ら問題なく不正行為を防止することができる。
また、下側カバー部材90は、リブ係止部96を備え基板ホルダ60の裏面側には、リブ係止部96が係止される補強用の縦リブ68が形成されている。
従って、下側カバー部材90はリブ係止部96を備え、当該リブ係止部96を基板ホルダ60の裏面側に形成された補強用の縦リブ68に係止させたので、固着部により固着された上側カバー部材80及び下側カバー部材90を基板ホルダ60から取り外すことを縦リブ68を利用して確実に防止することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態では、下側カバー部材90に基板ホルダ60の縦リブ68に係止するリブ係止部96を設けるようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、上側カバー部材に基板ボックス12の所定部位に係止する係止部を設けるようにしても良い。
また、基板ホルダ60に補強リブとして縦リブ68や横リブ69を設けるようにしたが、補強リブを備えるか否かは適宜任意に変更することができる。即ち、下側カバー部材90や上側カバー部材80に設けられる係止部が係止する部位は基板ボックス12や基板ホルダ60の如何なる場所であっても良い。
また、上記実施形態では、下側カバー部材90に回動軸62aを外側に突出させるための開口部98を設けるようにしたが、下側カバー部材90を基板ホルダ60に取り付けた状態で、遊技機本体に軸着される回動軸62aによって当該遊技機本体に対して基板ホルダ60を回動可能とするような構成であれば如何なる構成であっても良く、下側カバー部材90に開口部98を設けるか否かは適宜任意に変更することができる。
さらに、上記実施形態では、制御装置固着部200の上側カバー部材80及び下側カバー部材90によって、基板ボックス12のボックス固着部70が配設される右側端部とは反対側の左側端部を覆うような構成としたが、これに限られるものではなく、基板ホルダ60からの基板ボックス12の取り外しを困難とするような構成であれば如何なる構成であっても良く、上側カバー部材80及び下側カバー部材90によって基板ボックス12のボックス固着部70が配設される右側端部とは反対側の左側端部を被覆するか否かは適宜任意に変更することができる。
なお、本発明の遊技機100は、遊技機として、前記実施の形態に示されるようなパチンコ遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機、パチスロ遊技機などの制御基板を備える全ての遊技機に適用可能である。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明を適用した一実施形態の遊技機に備わる遊技盤の一部を示す背面図である。 図1の遊技盤に備わる遊技制御装置を拡大して示す正面図である。 図2の遊技制御装置を示す背面図である。 図2の遊技制御装置を示す斜視図である。 図4の遊技制御装置から上側カバー部材及び下側カバー部材を取り外した状態を示す分解斜視図である。 図4の遊技制御装置から上側カバー部材及び下側カバー部材を取り外した状態を示す分解斜視図であって、図5と異なる方向から見て示す図である。 図5の下側カバー部材を示す斜視図である。 図5の上側カバー部材を示す斜視図である。
符号の説明
100 遊技機
10 遊技制御装置(制御装置)
12 基板ボックス
20 第1ボックス構成部材
40 第2ボックス構成部材
60 基板ホルダ(取付部材)
62a 回動軸
68 縦リブ
70 ボックス固着部(ボックス固着手段)
200 制御装置固着部(固着手段)
80 上側カバー部材(第1構成部材、被覆部)
82 かしめ部(固着部)
90 下側カバー部材(第2構成部材、被覆部)
94 かしめ受部(固着部)
96 リブ係止部
98 開口部

Claims (3)

  1. 電子部品を搭載した制御基板を収納した基板ボックスを設けた遊技機において、
    遊技機本体に対して回動可能に軸着する回動軸を有し、前記基板ボックスを当該遊技機本体に取り付けるための取付部材と、
    前記取付部材に対して前記基板ボックスを固着する固着手段と、を備え、
    前記固着手段は、
    前記基板ボックス側に設けられる第1構成部材と、
    前記取付部材側に設けられ、当該取付部材及び前記基板ボックスを前記第1構成部材とともに挟む第2構成部材と、
    前記第1構成部材及び前記第2構成部材のうちの少なくとも何れか一方に設けられ、前記基板ボックス及び前記取付部材のうちの少なくとも何れか一方の所定部位に係止する係止部と、
    前記取付部材及び前記基板ボックスを挟んだ前記第1構成部材と前記第2構成部材を固着する固着部と、
    を備え、
    前記基板ボックスは、
    第1ボックス構成部材と、
    第2ボックス構成部材と、
    前記第1ボックス構成部材及び前記第2ボックス構成部材を固着するボックス固着手段と、を備え、
    前記第1構成部材及び前記第2構成部材は、
    前記基板ボックスの前記ボックス固着手段が配設される端部とは反対側の端部を覆う被覆部と、
    前記固着部と前記被覆部とを接続する接続部と、
    をそれぞれ備え、
    前記固着部または前記接続部の何れか一方が破壊されることで固着が解除され
    前記取付部材、前記第1ボックス構成部材、前記第2ボックス構成部材、前記第1構成部材及び前記第2構成部材は、透光性部材によって内部の前記制御基板が視認可能に構成され、
    前記第2構成部材には、前記回動軸を該第2構成部材よりも外側に突出させるための開口部が形成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記固着部は、前記第1構成部材に設けられるかしめ部と、前記第2構成部材に設けられるかしめ受部と、を備え、
    前記第2構成部材は、前記係止部を備え、
    前記取付部材の裏面側には、前記係止部が係止される補強リブが形成され、
    前記第1構成部材は、前記係止部が前記補強リブに係止された状態の前記第2構成部材に対して、スライドさせることで取り付け可能なスライド機構を有し、
    前記第2構成部材に対して前記第1構成部材が取り付けられると、前記かしめ部と前記かしめ受部とが当接状態となり、固着可能になることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第1ボックス構成部材は、内部の前記制御基板との電気的な接続を可能にするために設けられた第1接続用開口部を備え、
    前記第1構成部材は、
    前記第2構成部材に対して前記第1構成部材が取り付けられた場合における前記第1接続用開口部に対応する位置に第2接続用開口部を有し、
    前記第2接続用開口部の側方に前記固着部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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