JP4730709B2 - NOx吸蔵還元型触媒 - Google Patents
NOx吸蔵還元型触媒 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4730709B2 JP4730709B2 JP2006139195A JP2006139195A JP4730709B2 JP 4730709 B2 JP4730709 B2 JP 4730709B2 JP 2006139195 A JP2006139195 A JP 2006139195A JP 2006139195 A JP2006139195 A JP 2006139195A JP 4730709 B2 JP4730709 B2 JP 4730709B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amount
- oxide
- catalyst
- iron
- supported
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
粒径3nm〜20μmのヘマタイトと、
アルカリ金属と、
ロジウムと、
鉄と複合酸化物を形成し難い金属酸化物からなる酸化物担体と、
を備えており、前記の鉄と複合酸化物を形成し難い金属酸化物が、該金属酸化物200gに対して0.01〜1.0molの鉄を含む化合物と接触した状態で大気中750℃で5時間熱処理した後に粒径3nm〜20μmのヘマタイトを存在させ得る金属酸化物であることを特徴とするものである。
d=(0.9λ)/(BcosθB)
(式中、dは粒径、λは使用したX線固有値、Bはピーク半価幅、θBはピークの角度を示す。)
例えば、X線源としてCuのKαを使用した場合、ヘマタイトで観測される33.152°において半価幅が2.8°より細いピークが認められることによって、粒径3nm以上のヘマタイトの存在が確認される。
粒径3nm〜20μmのヘマタイトと、
アルカリ金属と、
ロジウムと、
鉄と複合酸化物を形成し難い金属酸化物からなる酸化物担体と、
を備えることを特徴とするものである。
通常の共沈法によって作製した比表面積が100m2/gのMgAl2O4スピネル粉末200gに所定量の硝酸鉄・9水和物水溶液を含浸し、空気中で300℃×3時間の仮焼を行い、さらに空気中で750℃×5時間の熱処理を行って予備実施例1の試料を得た。Feの担持量は0.12mol/Lであった。
MgAl2O4スピネル粉末の代わりに市販のアルミナ粉末(WRグレース社製、MI386)を使用したこと以外は予備実施例1と同様にして予備比較例1の試料を得た。
MgAl2O4スピネル粉末の代わりに市販のマグネシア粉末(宇部マテリアルズ社製、500A)を使用したこと以外は予備実施例1と同様にして予備比較例2の試料を得た。
MgAl2O4スピネル粉末の代わりに市販のジルコニア粉末(第1稀元素化学工業社製、RC100)を使用したこと以外は予備実施例1と同様にして予備比較例3の試料を得た。
予備実施例1及び予備比較例1〜3で得られた試料について、X線回折装置((株)リガク社製、RINT−2200)を用いて30°〜35°の回折線を測定した。得られた結果を図1に示す。
予備実施例1及び予備比較例1で得られた試料について、透過型電子顕微鏡((株)日立社製、HF−2000)を用いてFE−TEM写真を撮影した。得られた結果を図2(予備実施例1)及び図3(予備比較例1)に示す。
Mg 35.51 33.46
Al 33.80 62.4
Fe 30.68 4.08
この結果から、予備実施例1で得られた試料においては、コントラストの濃い部分にFe2O3が存在することが確認された。そして、図2において、黒丸3〜7で示す部分にコントラストの濃いFe2O3の粒子が確認された。
Al 97.19 97.64 98.42 98.21
Fe 2.81 2.36 1.58 1.79
この結果から、予備比較例1で得られた試料においては、コントラストに拘わらず、Fe2O3が粒子として集中して存在するところはなく、広く一様に存在していることが確認された。
MgAl2O4スピネル粉末と、Rhの担持量が0.5g/LとなるようにRhが担持された市販ZrO2粉末(第1稀元素化学工業社製、RC100)との混合粉末を定法でスラリー化し、コーディエライト製のモノリス基材(直径30mm、長さ50mm、体積35cc)にMgAl2O4スピネル粉末の担持量が200g/L、ZrO2粉末の担持量が50g/Lとなるようにコート層を形成した。次に、所定量の硝酸鉄・9水和物水溶液をコート層に含浸させ、空気中で300℃×3時間の仮焼を行った。さらに、所定量の酢酸カリウム水溶液をコート層に含浸させ、空気中で300℃×3時間の仮焼を行った。Feの担持量は0.12mol/L、Kの担持量は0.6mol/Lであった。さらに、表1に示すリッチモデルガス及びリーンモデルガスを用いて10L/minの流速でリッチとリーンを10秒/110秒で切り替えながら、750℃×5時間の熱処理を行い、実施例1の試料を得た。
MgAl2O4スピネル粉末と、Rhの担持量が0.5g/LとなるようにRhが担持された市販ZrO2粉末(第1稀元素化学工業社製、RC100)と、Fe2O3粉末(戸田工業社製、100ED、平均粒径:0.1μm)との混合粉末を定法でスラリー化し、コーディエライト製のモノリス基材(直径30mm、長さ50mm、体積35cc)にMgAl2O4スピネル粉末の担持量が200g/L、ZrO2粉末の担持量が50g/L、Fe2O3粉末の担持量がFeとして0.12mol/Lとなるようにコート層を形成した。次に、所定量の酢酸カリウム水溶液をコート層に含浸させ、空気中で300℃×3時間の仮焼を行った。Kの担持量は0.6mol/Lであった。さらに、表1に示すリッチモデルガス及びリーンモデルガスを用いて10L/minの流速でリッチとリーンを10秒/110秒で切り替えながら、750℃×5時間の熱処理を行い、実施例2の試料を得た。
Rhの担持量が0.5g/LとなるようにRhが担持された市販ZrO2粉末に代えてRhの担持量が0.5g/LとなるようにRhが担持されたMgAl2O4スピネル粉末を使用したこと以外は実施例1と同様にして実施例3の試料を得た。
MgAl2O4スピネル粉末を定法でスラリー化し、コーディエライト製のモノリス基材(直径30mm、長さ50mm、体積35cc)にMgAl2O4スピネル粉末の担持量が200g/Lとなるようにコート層を形成した。次に、所定量の硝酸ロジウム水溶液をコート層に含浸させ、空気中で300℃×3時間の仮焼を行った。次いで、所定量の硝酸鉄・9水和物水溶液をコート層に含浸させ、空気中で300℃×3時間の仮焼を行った。さらに、所定量の酢酸カリウム水溶液をコート層に含浸させ、空気中で300℃×3時間の仮焼を行った。Rhの担持量は0.5g/L、Feの担持量は0.12mol/L、Kの担持量は0.6mol/Lであった。さらに、表1に示すリッチモデルガス及びリーンモデルガスを用いて10L/minの流速でリッチとリーンを10秒/110秒で切り替えながら、750℃×5時間の熱処理を行い、実施例4の試料を得た。
担持するK量を0.3mol/Lとしたこと以外は実施例1と同様にして実施例5の試料を得た。
担持するK量を0.15mol/Lとしたこと以外は実施例1と同様にして実施例6の試料を得た。
MgAl2O4スピネル粉末の代わりに市販のアルミナ粉末(WRグレース社製、MI386)を使用したこと以外は実施例1と同様にして比較例1の試料を得た。比較例1で得られた試料について前記と同様にXRD測定を行ったところ、33.152°付近にピークは観測されず、ヘマタイトの存在は確認されなかった。
MgAl2O4スピネル粉末の代わりに市販のマグネシア粉末(宇部マテリアルズ社製、500A)を使用したこと以外は実施例1と同様にして比較例2の試料を得た。比較例2で得られた試料について前記と同様にXRD測定を行ったところ、33.152°付近にピークは観測されず、ヘマタイトの存在は確認されなかった。
MgAl2O4スピネル粉末の代わりに市販のジルコニア粉末(第1稀元素化学工業社製、RC100)を使用したこと以外は実施例1と同様にして比較例3の試料を得た。比較例3で得られた試料について前記と同様にXRD測定を行ったところ、33.152°付近にピークは観測されず、ヘマタイトの存在は確認されなかった。
Feを含浸担持せしめる代わりに、ジニトロジアミノ白金水溶液を用いて担持量が2g/LとなるようにPtを担持せしめたこと以外は実施例1と同様にして比較例4の試料を得た。
Feを含浸担持せしめる代わりに、ジニトロジアミノ白金水溶液を用いて担持量が2g/LとなるようにPtを担持せしめたこと以外は比較例1と同様にして比較例5の試料を得た。
Kを含浸担持せしめる代わりに、酢酸バリウム水溶液を用いて担持量が0.4mol/LとなるようにBaを担持せしめたこと以外は実施例1と同様にして比較例6の試料を得た。
Kを含浸担持せしめる代わりに、酢酸バリウム水溶液を用いて担持量が0.2mol/LとなるようにBaを担持せしめたこと以外は実施例1と同様にして比較例7の試料を得た。
実施例1〜4及び比較例1〜7で得られた試料をそれぞれ評価装置に配置し、表2に示すリッチモデルガスを用いて、入りガス温度が600℃、SVが51400h−1の条件下でリッチ状態を5分間続けた後、ガスを表2に示すリーンモデルガスに切り替え、出ガス中のNOx濃度を算出し、以下のようにして600℃における95%NOx吸蔵量を求めた。
Claims (3)
- 粒径3nm〜20μmのヘマタイトと、
アルカリ金属と、
ロジウムと、
鉄と複合酸化物を形成し難い金属酸化物からなる酸化物担体と、
を備えており、前記の鉄と複合酸化物を形成し難い金属酸化物が、該金属酸化物200gに対して0.01〜1.0molの鉄を含む化合物と接触した状態で大気中750℃で5時間熱処理した後に粒径3nm〜20μmのヘマタイトを存在させ得る金属酸化物であることを特徴とするNOx吸蔵還元型触媒。 - 前記の鉄と複合酸化物を形成し難い金属酸化物が、マグネシア・アルミナスピネル構造を有する複合酸化物であることを特徴とする請求項1に記載のNOx吸蔵還元型触媒。
- 白金及びパラジウムを実質的に含有しておらず、前記ロジウムの担持量が触媒1リットル当たり0.01〜2.0gであることを特徴とする請求項1又は2に記載のNOx吸蔵還元型触媒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006139195A JP4730709B2 (ja) | 2006-05-18 | 2006-05-18 | NOx吸蔵還元型触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006139195A JP4730709B2 (ja) | 2006-05-18 | 2006-05-18 | NOx吸蔵還元型触媒 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007307485A JP2007307485A (ja) | 2007-11-29 |
| JP4730709B2 true JP4730709B2 (ja) | 2011-07-20 |
Family
ID=38840818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006139195A Expired - Fee Related JP4730709B2 (ja) | 2006-05-18 | 2006-05-18 | NOx吸蔵還元型触媒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4730709B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2221104B1 (en) * | 2007-12-14 | 2021-08-18 | Nissan Motor Co., Ltd. | Purification catalyst |
| JP4656188B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2011-03-23 | マツダ株式会社 | 排気ガス浄化用触媒 |
| JP4577408B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2010-11-10 | マツダ株式会社 | 排気ガス浄化用触媒 |
| JP5181839B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2013-04-10 | マツダ株式会社 | 排気ガス浄化用触媒 |
| JP4666007B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2011-04-06 | マツダ株式会社 | 排気ガス浄化用触媒 |
| JP4666006B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2011-04-06 | マツダ株式会社 | 排気ガス浄化用触媒 |
| JP5692594B2 (ja) * | 2011-05-16 | 2015-04-01 | トヨタ自動車株式会社 | 排ガス浄化用触媒 |
| JP5974579B2 (ja) * | 2012-03-28 | 2016-08-23 | 株式会社豊田中央研究所 | 排ガス浄化用担持触媒 |
| KR101547100B1 (ko) | 2014-02-12 | 2015-08-25 | 한국과학기술원 | 질산성 질소의 제거효율과 질소 선택도가 높은 이중금속 촉매의 제조방법 및 그 촉매 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002079094A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-03-19 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 高温NOx吸蔵還元型触媒 |
| JP4212927B2 (ja) * | 2003-03-05 | 2009-01-21 | 大倉工業株式会社 | ディーゼルエンジン排ガス中の粒子状物質除去触媒 |
-
2006
- 2006-05-18 JP JP2006139195A patent/JP4730709B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2007307485A (ja) | 2007-11-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| ES2458499T3 (es) | Método para preparación de un material de almacenamiento de NOx | |
| JP6907890B2 (ja) | 排ガス浄化用触媒 | |
| JP2002331238A (ja) | 複合酸化物とその製造方法及び排ガス浄化用触媒とその製造方法 | |
| JP2014522725A (ja) | パラジウム固溶体触媒および製造方法 | |
| WO2002066155A1 (en) | Exhaust gas clarification catalyst | |
| JP6408062B1 (ja) | 排ガス浄化用触媒 | |
| WO2014002667A1 (ja) | 排気ガス浄化用触媒組成物および自動車用排気ガス浄化用触媒 | |
| JP7355775B2 (ja) | 排ガス浄化用触媒 | |
| JP2017080673A (ja) | 排ガス浄化装置 | |
| JPH10286462A (ja) | 排気ガス浄化用触媒 | |
| JP5684973B2 (ja) | 排ガス浄化用触媒及びそれを用いた排ガス浄化方法 | |
| JP4730709B2 (ja) | NOx吸蔵還元型触媒 | |
| JP6401740B2 (ja) | 排ガス浄化触媒及びその製造方法 | |
| JPWO2011065187A1 (ja) | 触媒担体又は触媒及びその製造方法 | |
| EP2493594B1 (en) | Oxygen adsorbent based on lanthanoide oxysulfate, method for producing it, and exhaust gas purifying catalyst containing it | |
| JP7448620B2 (ja) | 窒素酸化物吸蔵材及び排ガス浄化用触媒 | |
| JP7262975B2 (ja) | セリア・ジルコニア系複合酸化物酸素吸収放出材料および排ガス浄化触媒 | |
| JP4239679B2 (ja) | 排ガス浄化用触媒及び排ガス浄化方法 | |
| JP4807620B2 (ja) | 排ガス浄化用触媒及びそれを用いた排ガス浄化方法 | |
| JP3897483B2 (ja) | 排ガス浄化用触媒とその製造方法及び排ガス浄化方法 | |
| JP6096818B2 (ja) | 排ガス浄化触媒、その製造方法、及び、それを用いた排ガス浄化方法 | |
| JP4775953B2 (ja) | 排ガス浄化用触媒及びその再生方法 | |
| JP2007203160A (ja) | 排ガス浄化用触媒担体、それを用いた排ガス浄化用触媒及び排ガス浄化方法 | |
| JP2007301471A (ja) | 排ガス浄化用触媒 | |
| JP2010051847A (ja) | 排ガス浄化用触媒 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071116 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100122 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101109 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110106 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110106 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110328 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428 Year of fee payment: 3 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110410 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428 Year of fee payment: 3 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428 Year of fee payment: 3 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |