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JP4765451B2 - サンプル・ホールド回路 - Google Patents
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JP4765451B2 - サンプル・ホールド回路 - Google Patents

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本発明は、サンプル・ホールド回路に関し、特にゲイン特性、フィードスルー特性を改善したサンプル・ホールド回路に関する。
従来のフィードスルーを低減したサンプル・ホールド回路に関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特開平8−315594号公報
図6はこのような従来のサンプル・ホールド回路の一例を示す構成ブロック図である。図6において1は信号入力端子,2は入力信号を差動信号に変換する入力バッファ、3及び4はスイッチ回路、5は加算器、6は出力バッファ、7は信号出力端子、8はホールド時に電圧を保持しておくコンデンサである。
信号入力端子1は入力バッファ2の入力端子に接続され、入力バッファ2の非反転出力端子からは非反転出力信号”V1”が出力され、反転出力端子からは反転出力信号”V2”が出力される。
非反転出力信号”V1”はスイッチ回路3の一端に接続され、反転出力信号”V2”はスイッチ回路4の一端に接続され、スイッチ回路3の他端及びスイッチ回路4の他端は加算器5の2つの入力端子にそれぞれ接続される。
加算器5の出力端子は出力バッファ6の入力端子及びコンデンサ8の一端に接続される。出力バッファ6の出力端子は信号出力端子7に接続され、コンデンサ8の他端は接地される。
ここで、図6に示す従来例の動作を説明する。信号入力端子1に入力信号”VIN”が印加されると、入力バッファ2から非反転出力信号”V1”と反転出力信号”V2”が出力される。非反転出力信号”V1”と反転出力信号”V2”の電圧変化は互いに逆相の関係にある。
スイッチ回路3は、サンプル時には入力バッファ2の非反転出力端子と加算器5の一方の入力端子を接続し、ホールド時には入力バッファ2の非反転出力端子と加算器5の一方の入力端子を遮断するように動作する。
スイッチ回路4は、サンプル時、ホールド時に関係なく、常に入力バッファ2の反転出力端子と加算器5の他方の入力端子を遮断した状態となる。サンプル時には非反転出力信号”V1”は加算器5を経由して出力バッファ6を通り、信号出力端子7より出力される。
ホールド時にはスイッチ回路3は開放され、コンデンサ8にはサンプル時からホールド時に移行する直前の電圧”VHC”が保持される。
この時、スイッチ回路3は開放状態であるが、実際は内部トランジスタのベース−エミッタ間接合容量の影響で非反転出力信号”V1”の電圧成分がわずかに漏れ出てくる。このわずかに漏れ出てきた電圧の漏れ成分を”VL1”とする。
同様に、スイッチ回路4も開放状態であるが、実際は内部トランジスタのベース−エミッタ間接合容量の影響で反転出力信号”V2”の電圧成分がわずかに漏れ出てくる。このわずかに漏れ出てきた電圧の漏れ成分を”VL2”とする。
スイッチ回路3からの漏れ成分”VL1”が加算器5に印加され、コンデンサ8において保持された電圧”VHC”が入力信号”VIN”の変化の影響を受ける。これにより、ホールド時におけるフィードスルーが増大する。
しかし、同時に反転出力信号”V2”のスイッチ回路4からの漏れ成分”VL2”も加算器5に印加される。非反転出力信号”V1”と反転出力信号”V2”の電圧変化は互いに逆相の関係にあるので、スイッチ回路3からの漏れ成分”VL1”はスイッチ回路4からの漏れ成分”VL2”により相殺される。
すなわち、コンデンサ8に保持された電圧”VHC”は入力信号”VIN”の影響で変化することなく、出力バッファ6を介して出力され、ホールド時でのフィードスルーを低減することが可能となる。
次に、図7を用いて従来の具体的な実施例を説明する。図7は従来のサンプル・ホールド回路の具体例を示す構成回路図である。
図7において1,2,6,7,8は図6と同一符号を付してあり、9,12,14,16,18,21,22,24はトランジスタ、10,15,19,23は定電流源、11,20,25,26は抵抗、13はトランジスタ12を常に”ON”するための電圧源、17はトランジスタ16を常に”OFF”するための電圧源、27はトランジスタ21の制御信号”/Φ”が入力される制御信号端子、28はトランジスタ24の制御信号”Φ”が入力される制御信号端子である。
信号入力端子1は入力バッファ2の入力端子に接続され、入力バッファ2の非反転出力端子からは非反転出力信号”V1”が出力され、反転出力端子からは反転出力信号”V2”が出力される。
入力バッファ2の非反転出力信号”V1”はトランジスタ18のベースに接続され、トランジスタ18のエミッタは抵抗20の一端及び定電流源19の一端にそれぞれ接続される。また、抵抗20の他端はトランジスタ22のベース及びトランジスタ21のコレクタにそれぞれ接続され、定電流源19の他端は負電圧源”VEE”に接続される。
トランジスタ22のコレクタは正電圧源”VCC”に接続され、トランジスタ22のエミッタは抵抗25の一端及びトランジスタ24のコレクタにそれぞれ接続される。また、トランジスタ21のエミッタ及びトランジスタ24のエミッタは定電流源23の一端にそれぞれ接続され、定電流源23の他端は負電源”VEE”に接続される。
制御信号端子27はトランジスタ21のベースに接続され、制御信号端子28はトランジスタ24のベースに接続される。
一方、入力バッファ2の反転出力信号”V2”はトランジスタ9のベースに接続され、トランジスタ9のエミッタは抵抗11の一端及び定電流源10の一端にそれぞれ接続される。また、抵抗11の他端はトランジスタ14のベース及びトランジスタ12のコレクタにそれぞれ接続され、定電流源10の他端は負電圧源”VEE”に接続される。
トランジスタ14のコレクタは正電圧源”VCC”に接続され、トランジスタ14のエミッタは抵抗26の一端及びトランジスタ16のコレクタにそれぞれ接続される。また、トランジスタ12のエミッタ及びトランジスタ16のエミッタは定電流源15の一端にそれぞれ接続され、定電流源15の他端は負電源”VEE”に接続される。
さらに、電圧源13の一端はトランジスタ12のベースに接続され、電圧源13の他端は接地される。電圧源17の一端はトランジスタ16のベースに接続され、電圧源17の他端は接地される。
抵抗25の他端は抵抗26の他端、コンデンサ8の一端及び出力バッファ6の入力端子にそれぞれ接続され、出力バッファ6の出力端子は信号出力端子7に接続され、コンデンサ8の他端は接地される。
ここで、図7に示す従来例の動作を説明する。サンプル時にはトランジスタ21の制御信号”/Φ”がローレベル(L)、トランジスタ24の制御信号”Φ”がハイレベル(H)になり、ホールド時にはトランジスタ21の制御信号”/Φ”がハイレベル(H)、トランジスタ24の制御信号”Φ”がローレベル(L)になる。
また、サンプル時、ホールド時に関係なく、電圧源13及び電圧源17によって、トランジスタ12は”ON”、トランジスタ16は”OFF”となる。
サンプル時にはトランジスタ24が”ON”、トランジスタ21が”OFF”となるため、定電流源23の電流”I2”はトランジスタ22に流れ、トランジスタ22はエミッタフォロワとして動作する。
信号入力端子1に入力信号”VIN”が印加されると、入力バッファ2により非反転出力信号”V1”と反転出力信号”V2”が出力される。非反転出力信号”V1”は、エミッタフォロワ動作するトランジスタ18及び抵抗20を介してトランジスタ22のベースに入力される。
そして、接続点”N2”にはトランジスタ22のエミッタフォロワ動作により、入力信号”VIN”からトランジスタ18及びトランジスタ22のベース・エミッタ間電圧をそれぞれ差し引いた電圧が現れる。
一方、反転出力信号”V2”の電圧はトランジスタ14が”OFF”となるため、接続点”N4”には現れない。
この結果、サンプル時は接続点”N2”の電圧、すなわち入力信号”VIN”からトランジスタ18及びトランジスタ22のベース・エミッタ間電圧を差し引いた電圧が出力バッファ6を介して信号出力端子7より出力される。ただし、ここでは抵抗20及び抵抗25での電圧降下は無視している。
すなわち、サンプル時は出力信号”VOUT”には入力信号”VIN”と同じ利得の信号を出力することが可能になる。
次に、ホールド時はトランジスタ24が”OFF”、トランジスタ21が”ON”となるため、定電流源23の電流”I2”はトランジスタ18−抵抗20−トランジスタ21の経路を流れ、トランジスタ22は”OFF”となる。
ここで、トランジスタ14,16,22及び24が全て”OFF”となるため、コンデンサ8への電流の出入りはなくなる。従って、コンデンサ8にはサンプル時からホールド時に移行する直前の電圧”VHC”が保持される。
しかし、実際にはトランジスタ22のベース・エミッタ間の接合容量の影響で、僅かながらも非反転出力信号”V1”の漏れ成分”VL1”が漏れ、接続点”N2”に現れる。一方、常に”OFF”となっているトランジスタ14のベース・エミッタ間の接合容量の影響で、反転出力信号”V2”の漏れ成分”VL2”が漏れ、接続点”N4”に現れる。
非反転出力信号”V1”と反転出力信号”V2”の電圧変化は互いに逆相の関係にあるので、接続点”N5”において接続点”N2”に現れる非反転出力信号”V1”の漏れ成分”VL1”は接続点”N4”に現れる反転出力信号”V2”の漏れ成分”VL2”により相殺される。
この結果、入力信号”VIN”の変化による影響がコンデンサ8の保持電圧”VHC”には現れず、保持電圧”VHC”がそのまま出力バッファ6を介して信号出力端子7より出力される。
すなわち、ホールド時は出力信号”VOUT”に現れるフィードスルーの低減が可能となる。
しかし、図7に示す従来例では、サンプル時にトランジスタ14が”OFF”の状態であるにもかかわらず、ベース・エミッタ間の接合容量の影響で入力バッファ2の反転出力信号”V2”の変化分が抵抗26を介して接続点”N5”に現れる。
そのため、非反転出力信号”V1”と反転出力信号”V2”の電圧変化が互いに逆相の関係にあるので、接続点”N5”で利得を下げてしまうと言った問題点があった。
さらに、ホールド時は素子間の整合性、すなわちトランジスタ、抵抗、定電流源などの素子がそれぞれに同じ特性を有していなければ、図7の接続点”N2”に現れる非反転出力信号”V1”の漏れ成分”VL1”と接続点”N4”に現れる反転出力信号”V2”の漏れ成分”VL2”が同じにならないため、接続点”N5”で相殺することができず、フィードスルーの低減効果が小さくなると言った問題点があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、ゲインエラーを無くし、素子間の整合性に依存することなくフィードスルーを低減するサンプル・ホールド回路を実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
サンプル・ホールド回路において、
差動信号が入力される差動入力増幅回路と、入力端子が前記差動入力増幅回路の第1の出力端子に接続され、2つの出力端子を有し、制御信号端子には第1の制御信号が印加される第1のスイッチ回路と、入力端子が前記差動入力増幅回路の第2の出力端子に接続され、2つの出力端子を有し、制御信号端子には前記第1の制御信号が印加される第2のスイッチ回路と、前記第1のスイッチ回路の第1の出力端子に接続される第1の抵抗と、入力端子が前記第1のスイッチ回路の第1の出力端子に接続され、第1の制御信号端子には前記第1の制御信号が印加され、第2の制御信号端子には第2の制御信号が印加される第3のスイッチ回路と、前記第2のスイッチ回路の第1の出力端子に接続される第2の抵抗と、入力端子が前記第2のスイッチ回路の第1の出力端子に接続され、第1の制御信号端子には前記第1の制御信号が印加され、第2の制御信号端子には前記第2の制御信号が印加される第4のスイッチ回路と、前記第1及び前記第2のスイッチ回路の第2の出力端子に接続される正電圧源と、前記第3のスイッチ回路の出力端子に接続される第1のコンデンサと、前記第4のスイッチ回路の出力端子に接続される第2のコンデンサと、前記第1のコンデンサの電圧を出力信号として出力する第1の出力バッファと、前記第2のコンデンサの電圧を出力信号として出力する第2の出力バッファとを備え、前記第1及び前記第2の制御信号によりサンプル時には前記第1及び前記第2のスイッチ回路はそれぞれ前記第1の出力端子を選択し、前記第3及び前記第4のスイッチ回路はそれぞれオンし、ホールド時には前記第1及び前記第2のスイッチ回路はそれぞれ前記第2の出力端子を選択し、前記第3及び前記第4のスイッチ回路はオフするように動作し、前記第3若しくは前記第4のスイッチ回路が、ベースが前記第1若しくは前記第2のスイッチ回路に接続され、コレクタが前記正電圧源に接続され、エミッタが前記第1若しくは前記第2の出力バッファに接続される第2のトランジスタと、コレクタが前記第1若しくは前記第2のスイッチ回路に接続され、ベースには前記第1の制御信号が印加される第3のトランジスタと、コレクタが前記第2のトランジスタのエミッタに接続され、ベースには前記第2の制御信号が印加される第4のトランジスタと、一端が前記第3及び前記第4のトランジスタのエミッタにそれぞれ接続され、他端が負電圧源に接続される第1の定電流源とから構成され、前記第1及び第2の制御信号によりサンプル時には前記第2及び前記第4のトランジスタがオンし、前記第3のトランジスタがオフするように制御され、前記第2のトランジスタがエミッタフォロワ動作し、ホールド時には前記第2及び前記第4のトランジスタがオフし、前記第3のトランジスタがオンするように制御されることにより、ゲインエラーを無くし、素子間の整合性に依存することなくフィードスルーを低減することが可能になる。

請求項2記載の発明は、
サンプル・ホールド回路において、
差動信号が入力される差動入力増幅回路と、入力端子が前記差動入力増幅回路の第1の出力端子に接続され、制御信号端子と2つの出力端子を有する第1のスイッチ回路と、入力端子が前記差動入力増幅回路の第2の出力端子に接続され、制御信号端子と2つの出力端子を有する第2のスイッチ回路と、前記第1のスイッチ回路の第1の出力端子に接続される第1の抵抗と、入力端子が前記第1のスイッチ回路の第1の出力端子に接続される第3のスイッチ回路と、前記第2のスイッチ回路の第1の出力端子に接続される第2の抵抗と、入力端子が前記第2のスイッチ回路の第1の出力端子に接続される第4のスイッチ回路と、第1の出力端子が前記第3のスイッチ回路の入力端子に接続され、第2の出力端子が前記第4のスイッチ回路の入力端子に接続され、第3の出力端子が前記第1及び前記第2のスイッチ回路の制御信号端子に接続され、第1の制御信号が印加される第1の制御信号端子と、第2の制御信号が印加される第2の制御信号端子とを有する制御回路と、前記第1及び前記第2のスイッチ回路の第2の出力端子に接続される正電圧源と、前記第3のスイッチ回路の出力端子に接続される第1のコンデンサと、前記第4のスイッチ回路の出力端子に接続される第2のコンデンサと、前記第1のコンデンサの電圧を出力信号として出力する第1の出力バッファと、前記第2のコンデンサの電圧を出力信号として出力する第2の出力バッファとを備え、前記第1及び前記第2の制御信号によりサンプル時には前記第1及び前記第2のスイッチ回路はそれぞれ前記第1の出力端子を選択し、前記第3及び前記第4のスイッチ回路はそれぞれオンし、ホールド時には前記第1及び前記第2のスイッチ回路はそれぞれ前記第2の出力端子を選択し、前記第3及び前記第4のスイッチ回路はそれぞれオフするように動作し、前記第3若しくは前記第4のスイッチ回路が、ベースが前記第1若しくは前記第2のスイッチ回路に接続され、コレクタが前記正電圧源に接続され、エミッタが前記第1若しくは前記第2の出力バッファに接続される第2のトランジスタと、コレクタが前記第1若しくは前記第2のスイッチ回路に接続され、ベースには前記第1の制御信号が印加される第3のトランジスタと、コレクタが前記第2のトランジスタのエミッタに接続され、ベースには前記第2の制御信号が印加される第4のトランジスタと、一端が前記第3及び前記第4のトランジスタのエミッタにそれぞれ接続され、他端が負電圧源に接続される第1の定電流源とから構成され、前記第1及び第2の制御信号によりサンプル時には前記第2及び前記第4のトランジスタがオンし、前記第3のトランジスタがオフするように制御され、前記第2のトランジスタがエミッタフォロワ動作し、ホールド時には前記第2及び前記第4のトランジスタがオフし、前記第3のトランジスタがオンするように制御されることにより、ゲインエラーを無くし、素子間の整合性に依存することなくフィードスルーを低減することが可能になる。

請求項3記載の発明は、
請求項1若しくは請求項2記載のサンプル・ホールド回路において、
前記第1若しくは前記第2のスイッチ回路が、
アノードが前記第3若しくは前記第4のスイッチ回路に接続され、カソードが前記差動入力増幅回路の第1若しくは第2の出力端子に接続されるダイオードと、このダイオードのカソードにエミッタが接続され、コレクタが前記正電圧源に接続され、ベースには前記第1の制御信号が印加される第1のトランジスタとから構成され、前記第1の制御信号によりサンプル時には前記ダイオードがオンし、前記第1のトランジスタがオフするように制御され、ホールド時には前記ダイオードがオフし、前記第1のトランジスタがオンするように制御されることにより、ゲインエラーを無くし、素子間の整合性に依存することなくフィードスルーを低減することが可能になる。

請求項4記載の発明は、
請求項2記載のサンプル・ホールド回路において、
前記制御回路が、
コレクタが前記第3のスイッチ回路の入力端子に接続され、ベースには前記第1の制御信号が印加される第5のトランジスタと、コレクタが前記第4のスイッチ回路の入力端子に接続され、ベースには前記第2の制御信号が印加される第6のトランジスタと、コレクタが前記第1及び前記第2のスイッチ回路の制御信号端子にそれぞれ接続され、ベースには前記第2の制御信号がそれぞれ印加される第7及び第8のトランジスタと、一端が前記第6及び前記第8のトランジスタのエミッタにそれぞれ接続され、他端が負電圧源に接続される第2の定電流源と、一端が前記第5及び前記第7のトランジスタのエミッタにそれぞれ接続され、他端が負電圧源に接続される第3の定電流源と、前記第1及び前記第2のスイッチ回路の制御信号端子にそれぞれ接続される第3の抵抗と、前記第3の抵抗の他端に接続される第2の電圧源とから構成され、前記第1及び前記第2の制御信号によりサンプル時には前記第7及び前記第8のトランジスタがオンし、前記第5及び前記第6のトランジスタがオフするように制御され、ホールド時には前記第7及び前記第8のトランジスタがオフし、前記第5及び前記第6のトランジスタがオンするように制御されることにより、ゲインエラーを無くし、素子間の整合性に依存することなくフィードスルーを低減することが可能になる。

本発明によれば次のような効果がある。
請求項1〜4の発明によれば、サンプル時は入力信号が入力バッファ及びスイッチ回路を経由してトランジスタのエミッタフォロワ動作により出力バッファより出力されるため、ゲインエラーは発生しない。



また、ホールド時は入力バッファに接続されているダイオードが”OFF”となり、さらにコンデンサに接続されているトランジスタも”OFF”となるため、出力に現れるフィードスルーを低減することが可能になる。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係るサンプル・ホールド回路の一実施例を示す構成ブロック図である。
図1において29は信号入力端子,30は入力バッファ、31,32及び33はスイッチ回路、34は加算器、35は出力バッファ、36は信号出力端子、37はホールド時に電圧を保持しておくコンデンサ、38及び39は電圧源である。
信号入力端子29は入力バッファ30の入力端子に接続され、入力バッファ30の出力端子はスイッチ回路31の入力端子に接続される。スイッチ回路31の一方の出力端子はスイッチ回路32の一端に接続され、スイッチ回路31の他方の出力端子は正電圧源”VCC”に接続される。スイッチ回路31の制御端子は加算器34の出力端子に接続される。
加算器34の一方の入力端子は電圧源38の一端に接続され、加算器34の他方の入力端子はスイッチ回路33の一端に接続される。スイッチ回路33の他端は電圧源39の一端に接続され、電圧源38の他端及び電圧源39の他端はそれぞれ接地される。
スイッチ回路32の他端はコンデンサ37の一端及び出力バッファ35の入力端子にそれぞれ接続され、出力バッファ35の出力端子は信号出力端子36に接続される。
ここで、図1に示す実施例の動作を図2を用いて説明する。図2はサンプル時及びホールド時におけるスイッチ回路31,32及び33の動作を示す真理値表である。
図2に示す真理値表からサンプル時には制御信号”Φ”がハイレベル(H)、”/Φ”がローレベル(L)となるので、スイッチ回路31はスイッチ回路32を選択し、スイッチ回路32は出力バッファ35及びコンデンサ37にそれぞれ接続し、スイッチ回路33は電圧源39に接続される。
信号入力端子1に入力信号”VIN”が印加されると、入力バッファ30、スイッチ回路31、スイッチ回路32及び出力バッファ35を介して信号出力端子36より出力信号”VOUT”が出力される。
このとき、入力信号”VIN”が入力されてから出力信号”VOUT”が出力されるまでの経路では、図6の従来例に示すような加算器が無いためゲインエラーは発生しない。
次に、ホールド時の動作を説明する。図2に示す真理値表からホールド時には制御信号”Φ”がローレベル(L)、”/Φ”がハイレベル(H)となるので、スイッチ回路31は正電圧源”VCC”を選択し、スイッチ回路32は開放される。
したがって、コンデンサ37は入力信号”VIN”より絶縁されるため、サンプル時からホールド時に移行する直前の電圧”VHC1”が保持される。さらに、コンデンサ37はスイッチ回路31及びスイッチ回路32の2箇所で入力信号”VIN”より絶縁されるため、入力信号”VIN” の出力信号”VOUT”に対する影響が小さくなる。
すなわち、ホールド時は出力信号”VOUT”に現れるフィードスルーの低減が可能となる。
図3は本発明に係るサンプル・ホールド回路の他の実施例を示す構成ブロック図である。図1に示す実施例と図3に示す実施例の違いは、図1はシングルエンド型回路で、図3は差動型回路である。
図3において、31,32,33,34,35,37,38及び39は図1と同一符号を付しており、40,41はスイッチ回路、42はコンデンサ、43は出力バッファ、44は反転出力端子、45は差動入力の反転入力端子、46は差動入力の非反転入力端子、47は差動入力バッファ、76は非反転出力端子である。
非反転入力端子46は差動入力バッファ47の非反転入力端子に接続され、差動入力バッファ47の非反転出力端子はスイッチ回路31の入力端子に接続される。スイッチ回路31の一方の出力端子はスイッチ回路32の一端に接続され、スイッチ回路31の他方の出力端子は正電圧源”VCC”に接続される。スイッチ回路31の制御端子は加算器34の出力に接続される。
加算器34の一方の入力端子は電圧源38の一端に接続され、加算器34の他方の入力端子はスイッチ回路33の一端に接続される。スイッチ回路33の他端は電圧源39の一端に接続され、電圧源38の他端及び電圧源39の他端はそれぞれ接地される。
スイッチ回路32の他端はコンデンサ37の一端及び出力バッファ35の入力端子にそれぞれ接続され、出力バッファ35の出力端子は非反転出力端子76に接続される。
反転入力端子45は差動入力バッファ47の反転入力端子に接続され、差動入力バッファ47の反転出力端子はスイッチ回路40の入力端子に接続される。スイッチ回路40の一方の出力端子はスイッチ回路41の一端に接続され、スイッチ回路40の他方の出力端子は正電圧源”VCC”に接続される。スイッチ回路41の制御端子は加算器34の出力に接続される。
スイッチ回路41の他端はコンデンサ42の一端及び出力バッファ43の入力端子にそれぞれ接続され、出力バッファ43の出力端子は反転出力端子44に接続される。
ここで、図3に示す実施例の動作を図4を用いて説明する。図4はサンプル時及びホールド時におけるスイッチ回路31,32,33,40及び41の動作を示す真理値表である。
図4に示す真理値表からサンプル時には制御信号”Φ”がハイレベル(H)、”/Φ”がローレベル(L)となるので、スイッチ回路31はスイッチ回路32を選択し、スイッチ回路32は出力バッファ35及びコンデンサ37にそれぞれ接続し、スイッチ回路33は電圧源39に接続される。
スイッチ回路40はスイッチ回路41を選択し、スイッチ回路41は出力バッファ43及びコンデンサ42にそれぞれ接続される。
非反転入力端子46に入力信号”VIN”が印加されると、差動入力バッファ47、スイッチ回路31、スイッチ回路32及び出力バッファ35を介して非反転出力端子76より出力信号”VOUT”が出力される。
このとき、入力信号”VIN”が入力されてから出力信号”VOUT”が出力されるまでの経路では、図6の従来例に示すような加算器が無いためゲインエラーは発生しない。
同様に、反転入力端子45に入力信号”/VIN”が印加されると、差動入力バッファ47、スイッチ回路40、スイッチ回路41及び出力バッファ43を介して反転出力端子44より出力信号”/VOUT”が出力される。
このとき、入力信号”/VIN”が入力されてから出力信号”/VOUT”が出力されるまでの経路では、図6の従来例に示すような加算器が無いためゲインエラーは発生しない。
次に、ホールド時の動作を説明する。図4に示す真理値表からホールド時には制御信号”Φ”がローレベル(L)、”/Φ”がハイレベル(H)となるので、スイッチ回路31は正電圧源”VCC”を選択し、スイッチ回路32は開放される。
したがって、コンデンサ37は入力信号”VIN”より絶縁されるため、サンプル時からホールド時に移行する直前の電圧”VHC2”が保持される。さらに、コンデンサ37はスイッチ回路31及びスイッチ回路32の2箇所で入力信号”VIN”より絶縁されるため、入力信号”VIN”の出力信号”VOUT”に対する影響が小さくなる。
この結果、ホールド時には出力信号”VOUT”に現れるフィードスルーの低減が可能となる。
同様に、スイッチ回路40は正電圧源”VCC”を選択し、スイッチ回路41は開放される。コンデンサ42は入力信号”/VIN”より絶縁されるため、サンプル時からホールド時に移行する直前の電圧”VHC3”が保持される。さらに、コンデンサ42はスイッチ回路40及びスイッチ回路41の2箇所で入力信号”/VIN”より絶縁されるため、入力信号”/VIN”の出力信号”/VOUT”に対する影響が小さくなる。
この結果、ホールド時は出力信号”/VOUT”に現れるフィードスルーの低減が可能となる。
次に、図5を用いて本発明の具体的な実施例を説明する。図5は本発明に係るサンプル・ホールド回路の具体例であり、図3の構成ブロック図を具体化した構成回路図である。
図5において、31,32,33,34,35,37,38,39,40,41,42,43,44,45,46,47及び76は図3と同一符号を付しており、48,49,57,58,65は抵抗、51,52,53,56,60,61,63,64,68,69,70,71,72,73はトランジスタ、50,59,62,66,67は定電流源、54,55はダイオード、74は制御信号”Φ”が入力される制御信号端子、75は制御信号”/Φ”が入力される制御信号端子である。
非反転入力端子46はトランジスタ51のベースに接続され、トランジスタ51のコレクタはダイオード54のカソード及びトランジスタ53のエミッタにそれぞれ接続される。
ダイオード54のアノードは抵抗57の一端、トランジスタ73のベース、トランジスタ70のコレクタ及びトランジスタ63のコレクタにそれぞれ接続され、抵抗57の他端は正電圧源”VCC”に接続される。
トランジスタ73のエミッタはトランジスタ71のコレクタ、コンデンサ42の一端及び出力バッファ43の入力端子にそれぞれ接続され、出力バッファ43の出力端子は反転出力端子44に接続され、コンデンサ42の他端は接地される。
反転入力端子45はトランジスタ52のベースに接続され、トランジスタ52のコレクタはダイオード55のカソード及びトランジスタ56のエミッタにそれぞれ接続される。
ダイオード55のアノードは抵抗58の一端、トランジスタ72のベース、トランジスタ68のコレクタ及びトランジスタ60のコレクタにそれぞれ接続され、抵抗58の他端は正電圧源”VCC”に接続される。
トランジスタ72のエミッタはトランジスタ69のコレクタ、コンデンサ37の一端及び出力バッファ35の入力端子にそれぞれ接続され、出力バッファ35の出力端子は非反転出力端子76に接続され、コンデンサ37の他端は接地される。
トランジスタ51のエミッタは抵抗48の一端に接続され、トランジスタ52のエミッタは抵抗49の一端に接続される。抵抗48の他端及び抵抗49の他端は定電流源50の一端にそれぞれ接続され、定電流源50の他端は負電圧源”VEE”に接続される。
トランジスタ56のベースはトランジスタ53のベース、抵抗65の一端、トランジスタ61のコレクタ及びトランジスタ64のコレクタにそれぞれ接続され、抵抗65の他端は電圧源38の一端に接続され、電圧源38の他端は接地される。
トランジスタ53のコレクタ、トランジスタ56のコレクタ、トランジスタ72のコレクタ及びトランジスタ73のコレクタは正電圧源”VCC”にそれぞれ接続される。
トランジスタ60のエミッタ及びトランジスタ61のエミッタは定電流源59の一端にそれぞれ接続され、定電流源59の他端は負電圧源”VEE”に接続される。
トランジスタ63のエミッタ及びトランジスタ64のエミッタは定電流源62の一端にそれぞれ接続され、定電流源62の他端は負電圧源”VEE”に接続される。
トランジスタ68のエミッタ及びトランジスタ69のエミッタは定電流源66の一端にそれぞれ接続され、定電流源66の他端は負電圧源”VEE”に接続される。
トランジスタ70のエミッタ及びトランジスタ71のエミッタは定電流源67の一端にそれぞれ接続され、定電流源67の他端は負電圧源”VEE”に接続される。
制御信号端子74はトランジスタ61のベース、トランジスタ64のベース、トランジスタ69のベース及びトランジスタ71のベースにそれぞれ接続される。
制御信号端子75はトランジスタ60のベース、トランジスタ63のベース、トランジスタ68のベース及びトランジスタ70のベースにそれぞれ接続される。
ここで、図5に示す実施例の動作を説明する。サンプル時は制御信号”Φ”がハイレベル(H)、”/Φ”がローレベル(L)となるので、スイッチ回路41ではトランジスタ71が”ON”、トランジスタ70が”OFF”となる。このため、定電流源67に流れる電流”I4”はトランジスタ73を経由して流れるので、トランジスタ73はエミッタフォロワとして動作する。
また、スイッチ回路32ではトランジスタ69が”ON”、トランジスタ68が”OFF”となるため、定電流源66に流れる電流”I2”はトランジスタ72を経由して流れるので、トランジスタ72はエミッタフォロワとして動作する。
また、スイッチ回路33ではトランジスタ61及びトランジスタ64が”ON”、トランジスタ60及びトランジスタ63が”OFF”となるため、定電流源59に流れる電流”I3”と定電流源62に流れる電流”I5”は抵抗57及び抵抗58ではなく、抵抗65を流れることになる。
これにより、定数を最適化すれば、トランジスタ53及びトランジスタ56は”OFF”となり、ダイオード54及びダイオード55が”ON”となる。
したがって、入力信号”VIN”はトランジスタ51及び抵抗48により電流変換され、さらにダイオード54を経由して抵抗57の電圧降下により電圧変換される。
トランジスタ73はエミッタフォロワ動作するので、入力信号”VIN”の成分が損失することなくコンデンサ42に伝達される。
同様に、入力信号”/VIN”はトランジスタ52及び抵抗49により電流変換され、さらにダイオード55を経由して抵抗58の電圧降下により電圧変換される。この電圧がトランジスタ72のベースに現れる。
トランジスタ72はエミッタフォロワ動作するので、入力信号”/VIN”の成分が損失することなくコンデンサ37に伝達される。
したがって、サンプル時は入力から出力までの経路で損失が無くなるため、従来例に示すような利得を下げることなく信号を伝達することが可能となる。
ここで、ホールド時の動作を説明する。ホールド時は制御信号”Φ”がローレベル(L)、”/Φ”がハイレベル(H)となるので、スイッチ回路32ではトランジスタ69が”OFF”、トランジスタ68が”ON”となる。
このため、定電流源66に流れる電流”I2”は抵抗58及びトランジスタ68を経由して流れるため、トランジスタ72はエミッタ電流が流れずベースの電位が下がるので”OFF”となる。
また、スイッチ回路41ではトランジスタ71が”OFF”、トランジスタ70が”ON”となり、定電流源67に流れる電流”I4”は抵抗57及びトランジスタ70を経由して流れるため、トランジスタ73はエミッタ電流が流れずベースの電位が下がるので”OFF”となる。
また、スイッチ回路33ではトランジスタ61及びトランジスタ64が”OFF”、トランジスタ60及びトランジスタ63が”ON”となるため、定電流源59に流れる電流”I3”と定電流源62に流れる電流”I5”は抵抗57及び抵抗58を流れることになる。
これにより、定数を最適化すれば、トランジスタ53及びトランジスタ56は”ON”となり、ダイオード54及びダイオード55が”OFF”となる。
したがって、入力信号”VIN”はトランジスタ51及び抵抗48により電流変換されるが、サンプル時と異なりこの電流はトランジスタ53を経由する。
そのため、トランジスタ73のベースに現れる入力信号”VIN”の成分はトランジスタ53の電流変化に伴うベース−エミッタ間電圧”VBE1”の変化がダイオード54の”OFF”時の接合容量を介して漏れてくるのみとなる。
また、トランジスタ73は”OFF”しているので、コンデンサ42に伝達される入力信号”VIN”の成分はさらに小さくなる。
一方、入力信号”/VIN”はトランジスタ52及び抵抗49により電流変換されるが、サンプル時と異なりこの電流はトランジスタ56を経由する。
そのため、トランジスタ72のベースに現れる入力信号”VIN”の成分はトランジスタ56の電流変化に伴うベース−エミッタ間電圧”VBE2”の変化がダイオード55の”OFF”時の接合容量を介して漏れてくるのみとなる。
また、トランジスタ72は”OFF”しているので、コンデンサ37に伝達される入力信号”/VIN”の成分はさらに小さくなる。
この結果、ホールド時は従来例に示すような素子間の整合性に依存せずにフィードスルーの低減を実現することが可能となる。
なお、図4及び図5の説明では抵抗48,49,57,58、トランジスタ51,52及び定電流源50で構成される回路を差動入力バッファ47として定義していたが、抵抗57,58を除いて抵抗48,49、トランジスタ51,52及び定電流源50で構成される回路を差動入力増幅回路としても構わない。
また、図4及び図5の説明でスイッチ回路33、加算器34及び電圧源38,39と定義していた回路をまとめて制御回路としても構わない。
また、図3においてスイッチ回路31及びスイッチ回路40が正電圧源”VCC”を選択した場合、差動入力バッファ47の非反転出力と反転出力がショートするように見えるが、実際は正電圧源”VCC”から電流を引く動作となるため、問題はない。
本発明に係るサンプル・ホールド回路の一実施例を示す構成ブロック図である。 サンプル時及びホールド時におけるスイッチ回路の動作を示す真理値表である。 本発明に係るサンプル・ホールド回路の他の実施例を示す構成ブロック図である。 サンプル時及びホールド時におけるスイッチ回路の動作を示す真理値表である。 本発明に係るサンプル・ホールド回路の具体例を示す構成回路図である。 従来のサンプル・ホールド回路の一例を示す構成ブロック図である。 従来のサンプル・ホールド回路の具体例を示す構成回路図である。
符号の説明
1,29 信号入力端子
2,30 入力バッファ
3,4,31,32,33,40,41 スイッチ回路
5,34 加算器
6,35,43 出力バッファ
7,36 信号出力端子
8,37,42 コンデンサ
9,12,14,16,18,21,22,24,51,52,53,56,60,61,63,64,68,69,70,71,72,73 トランジスタ
10,15,19,23,50,59,62,66,67 定電流源
11,20,25,26,48,49,57,58,65 抵抗
13,17,38,39 電圧源
27,28,74,75 制御信号端子
44 反転出力端子
45 反転入力端子
46 非反転入力端子
47 差動入力バッファ
54,55 ダイオード
76 非反転出力端子

Claims (4)

  1. サンプル・ホールド回路において、
    差動信号が入力される差動入力増幅回路と、
    入力端子が前記差動入力増幅回路の第1の出力端子に接続され、2つの出力端子を有し、制御信号端子には第1の制御信号が印加される第1のスイッチ回路と、
    入力端子が前記差動入力増幅回路の第2の出力端子に接続され、2つの出力端子を有し、制御信号端子には前記第1の制御信号が印加される第2のスイッチ回路と、
    前記第1のスイッチ回路の第1の出力端子に接続される第1の抵抗と、
    入力端子が前記第1のスイッチ回路の第1の出力端子に接続され、第1の制御信号端子には前記第1の制御信号が印加され、第2の制御信号端子には第2の制御信号が印加される第3のスイッチ回路と、
    前記第2のスイッチ回路の第1の出力端子に接続される第2の抵抗と、
    入力端子が前記第2のスイッチ回路の第1の出力端子に接続され、第1の制御信号端子には前記第1の制御信号が印加され、第2の制御信号端子には前記第2の制御信号が印加される第4のスイッチ回路と、
    前記第1及び前記第2のスイッチ回路の第2の出力端子に接続される正電圧源と、
    前記第3のスイッチ回路の出力端子に接続される第1のコンデンサと、
    前記第4のスイッチ回路の出力端子に接続される第2のコンデンサと、
    前記第1のコンデンサの電圧を出力信号として出力する第1の出力バッファと、
    前記第2のコンデンサの電圧を出力信号として出力する第2の出力バッファとを備え、
    前記第1及び前記第2の制御信号によりサンプル時には前記第1及び前記第2のスイッチ回路はそれぞれ前記第1の出力端子を選択し、前記第3及び前記第4のスイッチ回路はそれぞれオンし、ホールド時には前記第1及び前記第2のスイッチ回路はそれぞれ前記第2の出力端子を選択し、前記第3及び前記第4のスイッチ回路はオフするように動作し、
    前記第3若しくは前記第4のスイッチ回路が、
    ベースが前記第1若しくは前記第2のスイッチ回路に接続され、コレクタが前記正電圧源に接続され、エミッタが前記第1若しくは前記第2の出力バッファに接続される第2のトランジスタと、
    コレクタが前記第1若しくは前記第2のスイッチ回路に接続され、ベースには前記第1の制御信号が印加される第3のトランジスタと、
    コレクタが前記第2のトランジスタのエミッタに接続され、ベースには前記第2の制御信号が印加される第4のトランジスタと、
    一端が前記第3及び前記第4のトランジスタのエミッタにそれぞれ接続され、他端が負電圧源に接続される第1の定電流源とから構成され、
    前記第1及び第2の制御信号によりサンプル時には前記第2及び前記第4のトランジスタがオンし、前記第3のトランジスタがオフするように制御され、前記第2のトランジスタがエミッタフォロワ動作し、ホールド時には前記第2及び前記第4のトランジスタがオフし、前記第3のトランジスタがオンするように制御されることを特徴とするサンプル・ホールド回路。
  2. サンプル・ホールド回路において、
    差動信号が入力される差動入力増幅回路と、
    入力端子が前記差動入力増幅回路の第1の出力端子に接続され、制御信号端子と2つの出力端子を有する第1のスイッチ回路と、
    入力端子が前記差動入力増幅回路の第2の出力端子に接続され、制御信号端子と2つの出力端子を有する第2のスイッチ回路と、
    前記第1のスイッチ回路の第1の出力端子に接続される第1の抵抗と、
    入力端子が前記第1のスイッチ回路の第1の出力端子に接続される第3のスイッチ回路と、
    前記第2のスイッチ回路の第1の出力端子に接続される第2の抵抗と、
    入力端子が前記第2のスイッチ回路の第1の出力端子に接続される第4のスイッチ回路と、
    第1の出力端子が前記第3のスイッチ回路の入力端子に接続され、第2の出力端子が前記第4のスイッチ回路の入力端子に接続され、第3の出力端子が前記第1及び前記第2のスイッチ回路の制御信号端子に接続され、第1の制御信号が印加される第1の制御信号端子と、第2の制御信号が印加される第2の制御信号端子とを有する制御回路と、
    前記第1及び前記第2のスイッチ回路の第2の出力端子に接続される正電圧源と、
    前記第3のスイッチ回路の出力端子に接続される第1のコンデンサと、
    前記第4のスイッチ回路の出力端子に接続される第2のコンデンサと、
    前記第1のコンデンサの電圧を出力信号として出力する第1の出力バッファと、
    前記第2のコンデンサの電圧を出力信号として出力する第2の出力バッファとを備え、
    前記第1及び前記第2の制御信号によりサンプル時には前記第1及び前記第2のスイッチ回路はそれぞれ前記第1の出力端子を選択し、前記第3及び前記第4のスイッチ回路はそれぞれオンし、ホールド時には前記第1及び前記第2のスイッチ回路はそれぞれ前記第2の出力端子を選択し、前記第3及び前記第4のスイッチ回路はそれぞれオフするように動作し、
    前記第3若しくは前記第4のスイッチ回路が、
    ベースが前記第1若しくは前記第2のスイッチ回路に接続され、コレクタが前記正電圧源に接続され、エミッタが前記第1若しくは前記第2の出力バッファに接続される第2のトランジスタと、
    コレクタが前記第1若しくは前記第2のスイッチ回路に接続され、ベースには前記第1の制御信号が印加される第3のトランジスタと、
    コレクタが前記第2のトランジスタのエミッタに接続され、ベースには前記第2の制御信号が印加される第4のトランジスタと、
    一端が前記第3及び前記第4のトランジスタのエミッタにそれぞれ接続され、他端が負電圧源に接続される第1の定電流源とから構成され、
    前記第1及び第2の制御信号によりサンプル時には前記第2及び前記第4のトランジスタがオンし、前記第3のトランジスタがオフするように制御され、前記第2のトランジスタがエミッタフォロワ動作し、ホールド時には前記第2及び前記第4のトランジスタがオフし、前記第3のトランジスタがオンするように制御されることを特徴とするサンプル・ホールド回路。
  3. 前記第1若しくは前記第2のスイッチ回路が、
    アノードが前記第3若しくは前記第4のスイッチ回路に接続され、カソードが前記差動入力増幅回路の第1若しくは第2の出力端子に接続されるダイオードと、
    このダイオードのカソードにエミッタが接続され、コレクタが前記正電圧源に接続され、ベースには前記第1の制御信号が印加される第1のトランジスタとから構成され、
    前記第1の制御信号によりサンプル時には前記ダイオードがオンし、前記第1のトランジスタがオフするように制御され、ホールド時には前記ダイオードがオフし、前記第1のトランジスタがオンするように制御されることを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2記載のサンプル・ホールド回路。
  4. 前記制御回路が、
    コレクタが前記第3のスイッチ回路の入力端子に接続され、ベースには前記第1の制御信号が印加される第5のトランジスタと、
    コレクタが前記第4のスイッチ回路の入力端子に接続され、ベースには前記第2の制御信号が印加される第6のトランジスタと、
    コレクタが前記第1及び前記第2のスイッチ回路の制御信号端子にそれぞれ接続され、ベースには前記第2の制御信号がそれぞれ印加される第7及び第8のトランジスタと、
    一端が前記第6及び前記第8のトランジスタのエミッタにそれぞれ接続され、他端が負電圧源に接続される第2の定電流源と、
    一端が前記第5及び前記第7のトランジスタのエミッタにそれぞれ接続され、他端が負電圧源に接続される第3の定電流源と、
    前記第1及び前記第2のスイッチ回路の制御信号端子にそれぞれ接続される第3の抵抗と、
    前記第3の抵抗の他端に接続される第2の電圧源とから構成され、
    前記第1及び前記第2の制御信号によりサンプル時には前記第7及び前記第8のトランジスタがオンし、前記第5及び前記第6のトランジスタがオフするように制御され、ホールド時には前記第7及び前記第8のトランジスタがオフし、前記第5及び前記第6のトランジスタがオンするように制御されることを特徴とする
    請求項2記載のサンプル・ホールド回路。
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