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JP4790334B2 - 不揮発性記憶装置 - Google Patents
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本発明は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリを内蔵した不揮発性記憶装置に関し、更に詳しくは、記憶容量の増大に伴って発生し易くなるタイムアウトの防止に関する。
小型・軽量であることを長所とするメモリーカード等の不揮発性記憶装置は、様々な技術分野、特に民生のAV機器や通信機器において広く使用されるようになってきた。それらの不揮発性記憶装置の多くはNAND型フラッシュメモリなどの不揮発性メモリを内蔵している。
一方、このようなフラッシュメモリは、まだ書き込みが一度も行われていない領域に対しては、磁気ディスクなどと同様にデータを直接書き込むことができるが、その一方で、既にデータが書き込まれている領域に対しては、まずブロック単位でデータを消去し、消去後の実書き込み領域に対してしか書き込みを行えないという性質を有している。
図8(A)に、現在一般的に使用されているフラッシュメモリのブロック構成を示す。フラッシュメモリは最小消去単位である複数の物理ブロック801で構成されており、また1つの物理ブロック801はデータの書き込み単位である複数のページ802で構成されている。図の例では1ページは512B、1ブロックの容量は512B×32ページで16KBである。
次に、このようなフラッシュメモリを記憶媒体とする不揮発性記憶装置に情報処理装置(以下、ホストという)を用いてデータを書き込む際の処理について、図面を用いて具体的に説明する。
図9はホスト100に不揮発性記憶装置の一種であるメモリーカード110が装着された状態を示したものである。メモリーカード110は基本的に、記録媒体であるフラッシュメモリ111、フラッシュインターフェース(以下、フラッシュI/Fと略す)112を介してフラッシュメモリ111へのデータの書き込み、又はフラッシュメモリ111からのデータの読み出しを行うカードコントローラ113、ホスト100から転送されたデータを一時的に保存するバッファメモリ114、及びホスト110との間でデータや制御信号の転送を行うホストI/F115で構成されている。
図10は、メモリーカード110にデータを書き込む際のホスト100・メモリーカード110間のデータの流れを示すタイムチャートである。
ホスト100からメモリーカード110にデータを書き込む際には、最初に、ホスト100から図10aに示すライトコマンド1001が発行され、外部バス117を介してメモリーカード110に転送され、それに引き続いて、図10bに示すようにデータ転送の単位であるセクタ(512B)毎にデータ1002の転送が行われ、ホストI/F115を介してバッファメモリ114に一時的に保存される。
その際、図10(c)に示すように、1セクタのデータ転送が行われる毎に、ホストI/F115内のビジー発信回路118がビジー信号1003を出力してホスト100に送信し、バッファメモリ114の内部で次のセクタのデータを受信可能な状態になったら、ビジー信号1003を解除してレディーの状態にする。
ホスト100は、メモリーカード110がレディーの状態であれば、好きな時に次のセクタのデータ転送を行い、メモリーカード110はビジー信号を出力することを繰り返す。ホスト100は転送するデータがなくなったら、メモリーカード110がレディー/ビジーいずれの状態にあるかによらず、ストップコマンド1004を発行する。それを受けてメモリーカード110はビジー信号1003を出力する(既にビジー信号が出力中の場合もある)。
ホスト100から転送された512Bのデータは、バッファメモリ114内のバッファA119,B120に交互に一時的に保存された後、カードコントローラ113の制御により、図11に示すフローに従ってフラッシュメモリ111へ書き込まれ、転送済のデータの書き込みが全て終了した後に、メモリーカード110はビジー信号を解除してレディーの状態に戻し書き込みを終了する。
次に、図11のフローチャートを参照し、フラッシュメモリ111にデータを書き込む際のカード内部の処理について説明する。
上述したようにメモリーカード110へのデータの書き込みは未書き込みの領域にしか行えないため、まず書き込み先となる未書き込みの領域を有する物理ブロックを設定する必要があり(ステップS1101)、新たに消去済みのブロックを確保する必要がある場合には(S1102でYES)、不要なデータが記録された物理ブロックからそのデータを消去して空のブロックを確保する(S1103)。一方、未書き込みの領域を持つ書き込み先ブロックを設定できて、新たな消去済のブロックを確保する必要がない場合には(S1102でNO)、そのブロックに対してデータの書き込みを実行する(S1104)。
書き込みはページ単位で行われ、書き込むべきデータがある場合には書き込みを続け(S1105でYES)、論理アドレス単位で1ブロック分のデータの書き込みが終了するまでは(S1106でNO)、同じ物理ブロックに対してデータの書き込み処理を繰り返す(S1104)。論理アドレス単位で1ブロック分のデータ書き込みが終了した場合には(S1106でYES)、書き込み先となる新たな物理ブロックを設定してS1101からS1104までの処理を繰り返す。
一方、途中で未書き込みのデータがなくなれば書き込みを終了する(S1105でNO)。
特開平11−212862号公報
近年、記憶容量の大容量化の要請に伴ってメモリーカードを構成する1ブロックの容量が増加する傾向にある。図8(B)、(C)に記憶容量の大容量化に伴って採用されたブロックの構成を示すが、図8(B)では1ページを2KB、1物理ブロックを64ページで構成し、1物理ブロックの容量は128KBである。また図8(C)は多値タイプ(図では4値)のメモリーカードに採用されたブロック構成であり、1ページを2KB、1物理ブロックを128ページで構成し、1物理ブロックの容量は256kBであり、図8(A)に示す従来のブロックと比較すると、容量が16倍になる。
なお、多値タイプはひとつのメモリセルで4つの状態を取ることで2ビットの情報を保持することができるためメモリ容量を増やすことができるが、従来の2値タイプに比べてページあたりの書き込み時間が長いというデメリットがある。
図12は図8(C)に示した多値タイプの大ブロックを採用したメモリーカードに書き込みを行う際のメモリーカード110内各部のデータの流れを示したタイムチャート(一部省略)であり、図13は図12の先頭部分のタイムチャートに更にビジー信号を加えたものである。なお、タイムチャートの枠内の数字はページ数を表している。
以下、図12及び13に基づいてデータ書き込み時のメモリーカード各部のデータの流れを説明する。
ホスト100からライトコマンドが発行された後、フラッシュメモリ111の書き込み単位であるページ(2KB)を一まとまりとして、ホスト100からホストI/F115にデータが送られ(図12のa)、最初の0ページのデータがバッファメモリ114内のバッファA119に一時保存される(同b)。次に、1ページ目のデータがホスト100から送られ、バッファメモリ114内のバッファB120に一時保存される(同d)。
続いて、0ページ目のデータがバッファA119からフラッシュメモリ111に送られた後、書き込みが行われ(同c・f)、空いたバッファA119には2ページ目のデータが一時保存される。この処理が繰り返されて1ブロック128ページ分のデータの書き込みが終了する(同b・c・d・e・f)。
ところで、図に示した例では、フラッシュメモリ111へのデータ書き込みに先立ちコピー処理を行っている(同f)。コピー処理とは、図11のフローチャートで説明したデータ消去済の空きブロックを確保する処理であり、具体的には、いくつかのブロックに分散して記録されたデータを、全部又は一部の領域のデータが書き込まれていないブロックに集めてコピーした後、コピー元として分散していたデータの記録されている各ブロックのデータを消去して空きブロックを確保するものである。メモリーカード110は、このようなコピー処理とブロック単位でのデータ書き込み処理を択一的に時分割で行っている。
上述したコピー処理を行う場合、図8(A)に示すような16KBと比較的容量の小さいブロックの場合、1ブロックの処理時間は、データ転送とページ単位の書き込み時間を含めて10ms弱であるが、図8(B)のブロックの場合はページあたりの容量とページ数が増えるために約25ms、図8(C)のブロックの場合は多値タイプのメモリでページあたりの書き込み時間が長いために約125msとなる。
図10で説明したように、ホスト100からメモリーカード110にセクタ単位でデータを転送する毎に比較的幅の短いビジー信号1301がホスト100に返送されるが、コピー処理中はバッファメモリ114に保存されたデータをフラッシュメモリ111に転送することができないため、図13のgに示すようにコピー処理が終了し、バッファAのデータがフラッシュメモリ111に転送されるまでビジー信号1302が継続して出力される。
1ブロックの大容量化に伴い、コピー処理中に出されるビジー信号1302の幅が通常時のビジー信号1301に比べ極端に長くなるため、ホスト100はメモリーカード110に何らかの異常が発生したと判断し、タイムアウトするという問題があった。
特許文献1では、このような問題点を解決するため、フラッシュメモリの消去に伴って長い幅のビジー信号が発生する恐れがある場合には、ビジー信号を解除するタイミングを一定期間遅延させてビジー信号の幅を延長することにより、ホストからカードへデータを送る時間を遅らせてタイムアウトの発生を防止している。
しかし、特許文献1の場合、フラッシュメモリの消去を終了した後は通常の書き込み処理に戻るため、ホストからの指示があった場合のみビジー信号の幅を延長すれば良いが、上述したようにコピー処理を行う時期をメモリーカード自身が設定するような場合には対応できないという問題があった。
本発明は、このような従来の問題点を解決するもので、ビジー信号の幅延長を開始するタイミングを設定する手段を設けることにより、書き込み処理とコピー処理を自己の判断に基づいて択一的に時分割で行うメモリーカードにおいても、ビジー信号の幅延長を実現してタイムアウトの発生を防止できるようにしたものである。
上記目的を達成するため、本発明の不揮発性記憶装置は、消去単位であるブロックを複数含み、かつ前記ブロックを単位としてデータの書き込みが行われる不揮発性メモリと、情報処理装置から送られてきたデータを一時保存するバッファメモリと、前記バッファメモリにおけるデータの保存状況に応じて前記情報処理装置にビジー信号を送信し、かつ前記ビジー信号を解除するタイミングを遅延させてビジー信号の幅を延長することが可能なインターフェースと、前記情報処理装置から送られてきたデータを前記不揮発性メモリのブロックに書き込む書き込み処理と、前記不揮発性メモリの全部又は一部の領域のデータが書き込まれていないブロックに他のブロックのデータをコピーしてそのブロックを全てデータで埋めた後、前記他のブロックのデータを消去して空きブロックを確保するコピー処理とを択一的に行うコントローラとを備え、前記コントローラは、前記コピー処理を行うときに、前記インターフェースにおける前記ビジー信号の幅延長を開始させるとともに、前記コピー処理の進捗に合わせて、前記幅延長を一時的に中断するように制御することを特徴とするものである。
本発明の不揮発性記憶装置において、前記コントローラは、前記バッファメモリが、コピー処理の終了が終了して、前記幅延長が解除された後に前記不揮発性メモリへ書き込むべきデータの受信を開始した時点又はその直前に、前記インターフェースに前記ビジー信号の幅延長を開始する信号を送信することが好ましい。
た不揮発性記憶装置において、前記インターフェースは、前記ビジー信号を発信するビジー発信回路と、前記ビジー信号を解除するタイミングを遅延させてビジー信号の幅を延長するビジー延長回路と、前記ビジー信号の幅を設定する信号幅設定回路とを備えていてもよい。
同様に前記インターフェースは、前記ビジー信号を発信するビジー発信回路と、前記コピー処理の進捗に合わせて前記コントローラから出力されるビジー解除信号を受け、前記ビジー信号を解除するタイミングを設定するビジー延長回路とを備えていてもよい。
また本発明の不揮発性記憶装置において、前記コントローラは、前記インターフェースに前記コピー処理が終了した時点で前記ビジー信号の幅延長を解除する信号を出力することが好ましい。
本発明によれば、ブロックの大容量化に伴ってコピー処理に長時間かかるようになった場合でも、タイムアウトを発生させない不揮発性記憶装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
参考の形態1)
図1は本発明の参考の形態1におけるメモリーカードのブロック図で、ホストに装着された状態を示す。図中、図9と同一機能を有する部分には同一符号を付している。
図1において100は情報処理装置であるホスト、110は不揮発性記憶装置の一種であるメモリーカードであり、メモリーカード110はホスト110の本体に設けられたスロット(図示せず)に着脱可能な状態で装着されている。
メモリーカード110はフラッシュメモリ111、フラッシュI/F112、カードコントローラ113、バッファメモリ114、ホストIF115及び内部バス116で構成される。
カードコントローラ113はホスト100の指示に従い、フラッシュI/F112を介してフラッシュメモリ111へのデータの書き込み、フラッシュメモリ111からのデータの読み出しを制御する。バッファメモリ114はホスト100から転送されたデータを一時的に保存する。本実施の形態ではフラッシメモリ111として図8(C)に示す多値タイプの大ブロックを採用しているため、バッファA119、B120の容量はそれぞれ2KBである。
ホストI/F115は外部バス117を介しホスト100との間で相互にデータの転送を行う。ホストI/F115にはビジー発信回路118、ビジー延長回路121及び信号幅設定回路122が含まれる。ビジー発信回路118はバッファメモリ114が空いているかどうか確認し、バッファメモリ114に既にデータが保存され、新たなデータを受け入れる状態にないときにホスト100にビジー信号を送信する。ビジー延長回路121はビジー信号を解除するタイミングを遅延させてビジー信号に幅を持たせ、信号幅設定回路122はビジー信号の幅を設定する。
図2及び図3は本参考の形態1においてフラッシュメモリ111にデータを書き込む際のメモリーカード110内各部のデータの流れを示すタイムチャートであり、図2はブロックへのデータの書き込みに先立ってコピー処理を行う場合を示し、図3はブロックへのデータ書き込みの間にコピー処理を行う場合を示す。
以下、図2に基づいてデータ書き込みの際の処理を説明する。カードコントローラ113の制御に基づき、図2fに示すように、コピー処理が始まり、ホスト100からバッファA119に対し0ページ目のデータの転送が開始された時点で、カードコントローラ113からビジー延長回路121にビジー延長設定信号201が送られ、その後は図2gに示すようにビジー信号の解除タイミングが遅延され、ビジー信号の幅が延長される。
具体的には、ホスト100から0ページ目のデータ(2KB)がホストI/F115を介し、図2aの上段に数値0〜3で示すようにセクタ単位(512B)でバッファA119に送られ、その都度ビジー発信回路118からビジー信号が発信されるが(同g)、信号幅設定回路122によって定められた所定期間ビジー信号の幅が延長された後レディー状態となる(同a・b・g)。同様にして1ページ目のデータがセクタ単位でホスト100からバッファB120に送られる(同a・d)。なお、信号幅設定回路122で設定されるビジー信号の幅は、コピー処理に要する時間及びホスト100でタイムアウトが生じない範囲の時間を考慮して決定される。
次に、フラッシュメモリ111におけるコピー処理が終了すると、カードコントローラ113からビジー延長回路121にビジー延長解除信号202が送られ、その後はビジー発信回路118から通常の信号幅のビジー信号が発信され、フラッシュメモリ111へのページ単位のデータ書き込みが行われる。
図2から明らかなように、ビジー信号の幅を延長することにより、コピー処理の最中に、極端に広い幅のビジー信号が送られることがなくなるため、ホスト100におけるタイムアウトの発生を防止できる。
図3は2つのブロックへのデータの書き込みの間にコピー処理を行う場合を示したものであるが、同図cに示すようにバッファA119からフラッシュメモリ111に126ページ目のデータを転送した時点、言い換えればホスト100からバッファメモリ114に対し、次に書き込むべきブロックの最初のページである128ページ目のデータの転送を開始した時に、カードコントローラ113からビジー延長回路121にビジー延長設定信号201を送り、その後、図2と同様にビジー信号の幅を延長することにより、ホスト100からバッファメモリ114にデータを送るタイミングを遅らせており、図2の場合と同様に、コピー処理の最中に、極端に長い幅のビジー信号が送られることがなくなるため、ホスト100でタイムアウトが生じるのを防止できる。
次に、図4のフローチャートを参照し、メモリーカード110にデータを書き込む際のカード内部の処理について説明する。書き込みを開始すると、カードコントローラ113は書き込み先となる物理ブロックの設定を行い(S401)、消去済ブロックの確保が不要な場合は(S402でNO)、S406以降のステップでフラッシュメモリ111へのデータ書き込みを行う。この際、カードコントローラ113からビジー延長回路121にビジー延長解除信号202を送り、ビジー信号の幅延長を解除するが(S405)、この時点では、まだビジー信号の幅延長の設定がされていないため、動作に影響はない。
一方、消去済ブロックの確保が必要な場合は(S402でYES)、コピー処理によって消去済の空のブロックを確保するが(S404)、図11に示した従来例と異なり、カードコントローラ113はその前にビジー延長設定信号201をビジー延長回路121に出力してビジー信号の幅を延長するよう設定する(S403)。その後コピー処理を行うことによって消去済の空のブロックを確保する(S404)。
コピー処理を終了し空のブロックを確保した後、カードコントローラ113はビジー延長解除信号202を出力してビジー信号の幅延長を解除し(S405)、引き続いて確保した空のブロックへのデータ書き込みを実行する(S406)。
図3で説明したように、コピー処理はブロック単位でのデータ書き込み処理の間にも行われるため、カードコントローラ113は、バッファメモリ114からフラッシュメモリ111に転送されたデータが126ページ目すなわち論理アドレスで規定するブロックの境界から所定サイズ前のデータであるか確認し、所定サイズ前である場合は(S407でYES)、ビジー延長設定信号201をビジー延長回路121に送信してビジー信号の幅を延長するよう設定する(S408)。
これは、次のブロックのデータを書き込む前に消去済のブロックの確保が必要になる場合に備えての処理である。消去ブロックの確保には時間がかかるため、次のブロックの先頭のデータがホスト100からメモリーカード110に転送される前にビジー信号の幅を延長する設定を行う。一方、バッファメモリ114からフラッシュメモリ111に転送されたデータがブロックの境界から所定サイズ前でない場合は、特に処理は行わない(S407でNO)。
それ以降、未書き込みのデータがあり、かつ論理ブロックがデータで埋まった場合には(S409及びS410でYES)、S401に戻り、新たな物理ブロックを設定して消去済みブロックの確保が必要かどうか判断する(S402)。消去済みブロックの確保が必要ない場合には(S402でNO)、ビジー信号の幅延長を解除する(S405)。これによって論理ブロック境界の所定サイズ前に設定したビジー信号の幅延長(S408)が解除される。
一方、消去済みブロックの確保が必要な場合には、コピー処理(S404)を行った後、ビジー信号の幅延長を解除する(S405)。
なお、図3に示すように、コピー処理を開始する際にビジー延長設定信号201が出力されるが(S403)、すでに論理ブロック境界の所定サイズ前のデータ(図では126ページ目のデータ)がバッファメモリ114からフラッシュメモリ111に転送された時点でビジー延長設定信号201は出力されているので(S408)、動作に影響はない。
一方、ブロックにまだ余裕がある場合は(S410でNO)、ページ単位でのデータの書き込みを継続し(S406)、未書き込みのデータがなくなった場合は書き込みを終了する(S409でNO)。
なお、図3では、ビジー延長設定信号201を126ページ目のデータをバッファメモリ114からフラッシュメモリ111に転送した時点で出力したが、ビジー延長設定信号201は、コピー処理後、次のブロックに書き込むべきデータをバッファメモリ114がホスト100から受け取る時点であれば、データの受信と同時かその直前に出力しても良い。
(実施の形態
図5は本発明の実施の形態におけるメモリーカード110のブロック図である。また図6及び図7は図5のメモリーカードにおいてフラッシュメモリ111にデータを書き込む際のデータの流れを示すタイムチャートであり、図6はブロックへのデータの書き込みに先立ってコピー処理を行う場合を示し、図7はブロックへのデータ書き込みの間にコピー処理を行う場合を示す。
図5に示す本実施の形態の構成は、信号幅設定回路122がない点及びビジー延長回路501の機能が若干異なる点以外は図1に示す参考の形態1の構成と同じである。参考の形態1では延長するビジー信号の幅は信号幅設定回路122によって定められたが、本実施の形態では、図6及び7に示すように、コピー処理の進捗に合わせてカードコントローラ113からビジー解除信号601がビジー延長回路501に出力され、ビジー延長回路501はビジー解除信号601を受けるとビジー信号を解除する。例えば、1ブロック128ページのコピー処理のうち、図6では32ページ分の処理が終了する毎に、また図7ではコピー処理の開始時点及び42ページ分の処理が終了する毎にビジー解除信号601を出力してビジー信号の解除を行う。その他の処理については、参考の形態1と同様であるため、説明を省略する。
参考の形態1のようにビジー信号の幅をあらかじめ設定された一定時間延長させるだけだと、一部の領域がデータで埋められたブロックにコピー処理を施す場合、ブロック中の全ての領域のコピー処理を行う場合に比べてコピー処理の時間が短くなり、バッファメモリが空いているにもかかわらず不要にビジー信号の幅を延長することになり、結果としてデータの転送を遅延させることになる。本実施の形態のようにコピー処理の進捗に応じてビジー解除信号を出力すれば、バッファメモリの空きを適切に制御することが出来、結果としてデータ転送を不要に遅延させるリスクを回避できる。
なお、上記実施の形態において、不揮発性記憶装置としてフラッシュメモリを記憶媒体とするメモリーカードを用いた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ブロックを消去・書き込みの単位とする多くの不揮発性記憶装置に適用できることは云うまでもない。
本発明にかかる不揮発性記憶装置によれば、ホストにおけるタイムアウトの発生防止と不揮発性メモリへの効率的な書き込みを両立できるため、今後主流となることが予想される大容量の不揮発性記憶装置に適用して有用である。
本発明の参考の形態1におけるメモリーカードの構成を示すブロック図 本発明の参考の形態1におけるデータ書き込み時の各部のデータの流れを示すタイムチャート 本発明の参考の形態1におけるデータ書き込み時の各部のデータの流れを示すタイムチャート 本発明の参考の形態1におけるデータ書き込みの処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態におけるメモリーカードの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態におけるデータ書き込み時の各部のデータの流れを示すタイムチャート 本発明の実施の形態におけるデータ書き込み時の各部のデータの流れを示すタイムチャート フラッシュメモリのブロック構成を説明する図 従来のメモリーカードのブロック図 従来のメモリーカードにおけるデータ書き込み時の各部のタイムチャート 従来のメモリーカードにおけるデータ書き込みの処理を示すフローチャート 従来のメモリーカードにおけるデータ書き込み時の各部のデータの流れを示すタイムチャート 図12の先頭部分のタイムチャート
符号の説明
100 ホスト
110 メモリーカード
111 フラッシュメモリ
112 フラッシュI/F
113 カードコントローラ
114 バッファメモリ
115 ホストI/F
116 内部バス
117 外部バス
118 ビジー発信回路
121 ビジー延長回路
122 信号幅設定回路
501 ビジー延長回路

Claims (4)

  1. 消去単位であるブロックを複数含み、かつ前記ブロックを単位としてデータの書き込みが行われる不揮発性メモリと、
    情報処理装置から送られてきたデータを一時保存するバッファメモリと、
    前記バッファメモリにおけるデータの保存状況に応じて前記情報処理装置にビジー信号を送信し、かつ前記ビジー信号を解除するタイミングを遅延させてビジー信号の幅を延長することが可能なインターフェースと、
    前記情報処理装置から送られてきたデータを前記不揮発性メモリのブロックに書き込む書き込み処理と、前記不揮発性メモリの全部又は一部の領域のデータが書き込まれていないブロックに他のブロックのデータをコピーしてそのブロックを全てデータで埋めた後、前記他のブロックのデータを消去して空きブロックを確保するコピー処理とを択一的に行うコントローラとを備え、
    前記コントローラは、前記コピー処理を行うときに、前記インターフェースにおける前記ビジー信号の幅延長を開始させるとともに、前記コピー処理の進捗に合わせて、前記幅延長を一時的に中断するように制御することを特徴とする不揮発性記憶装置。
  2. 前記コントローラは、前記インターフェースに前記コピー処理が終了した時点で前記ビジー信号の幅延長を解除する信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の不揮発性記憶装置。
  3. 前記コントローラは、前記バッファメモリが、コピー処理が終了して、前記幅延長が解除された後に前記不揮発性メモリへ書き込むべきデータの受信を開始した時点又はその直前に、前記インターフェースに前記ビジー信号の幅延長を開始する信号を送信することを特徴とする請求項に記載の不揮発性記憶装置。
  4. 前記インターフェースは、前記ビジー信号を発信するビジー発信回路と、前記コピー処理の進捗に合わせて前記コントローラから出力されるビジー解除信号を受け、前記ビジー信号を解除するタイミングを設定するビジー延長回路とを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の不揮発性記憶装置。
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