JP4797274B2 - 炭化珪素半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
炭化珪素半導体装置及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4797274B2 JP4797274B2 JP2001120164A JP2001120164A JP4797274B2 JP 4797274 B2 JP4797274 B2 JP 4797274B2 JP 2001120164 A JP2001120164 A JP 2001120164A JP 2001120164 A JP2001120164 A JP 2001120164A JP 4797274 B2 JP4797274 B2 JP 4797274B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- gate region
- forming
- region
- silicon carbide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、炭化珪素(以下、SiCという)半導体装置及びその製造方法に関するもので、特にJ−FETに適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】
図8に、パワー素子として用いられるSiC半導体装置の一例としてnチャネル型のJ−FETの断面構成を示す。図8に示されるように、nチャネル型のJ−FETは、SiCからなるn+型基板J1の上にn-型エピ層J2を成長させた基板を用いて形成される。n-型エピ層J2の表層部にはp型の第1ゲート領域J3が形成されている。そして、第1ベース領域J3上を含み、n-型エピ層J2の上にチャネル層J4が形成されている。そして、このチャネル層J4のうち第1ベース領域J3よりも上層に位置する領域にn+型ソース領域J5が形成されている。また、第1ゲート領域J3のうちn+型ソース領域J5よりも突き出すように延設された部分とオーバラップするように、チャネル層J4の表面にはp型の第2ゲート領域J6が形成されている。そして、第1、第2ゲート領域J3、J6と接するように第1、第2ゲート電極J7、J8が形成されていると共に、n+型ソース領域J5と接するようにソース電極J9が形成され、さらに、n+型基板J1と接するようにドレイン電極J10が形成されて図8に示すJ−FETが構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなノーマリオフ型のJ−FETにおいては、第2ゲート領域J6とチャネル領域J4とのPN接合によって寄生ダイオードが構成され、この寄生ダイオードを介してリーク電流が流れてしまいJ−FETの動作を良好に行えなくなるという問題がある。この寄生ダイオードには、理論的にはPN接合部でのビルトインポテンシャル(2.8V)まで電流が流れないはずであるが、現実的には不純物の活性化の状態、結晶欠陥の有無などにより、それより低い電圧で電流が流れてしまう。実験によれば、第2ゲート電極J6の不純物としてAl(アルミニウム)を用いると共に不純物濃度を1×1019cm-3とした場合には2.1V程度、不純物としてB(ボロン)を用いると共にBに加えてC(炭素)を注入し、Bの濃度を1×1019cm-3、Cの濃度を1×1020cm-3とすることでBの拡散量を低下させた場合には1.9V程度で寄生ダイオードを介して電流が流れた。
【0004】
本発明は上記点に鑑みて、ゲート領域とチャネル領域との間におけるリーク電流を発生させないようにし、炭化珪素半導体装置の動作が良好に行えるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、第2ゲート領域(6)とチャネル層(4)との間に、Vが注入された高抵抗層(4a、6b)を形成することを特徴としている。このような構成とすることで、高抵抗層によって第2ゲート領域とチャネル層とによるPN接合部にリーク電流が流れることを防止することが可能となり、炭化珪素半導体装置の動作が良好に行えるようにすることが可能である。
【0006】
具体的には、高抵抗層は、請求項2に示すように、第2ゲート領域における下層部や、請求項3に示すように、チャネル層における表層部のうち第2ゲート領域の下方に位置する部位に形成される。
【0007】
請求項5乃至11に記載の発明は、請求項1乃至4に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法に関する。これら請求項5乃至11に記載の発明により、上記構成の炭化珪素半導体装置を製造することが可能である。なお、請求項7に示すように、Vをイオン注入することで高抵抗層を形成しても良く、請求項8に示すように、Vが注入される条件下でのエピタキシャル成長によって高抵抗層を形成しても良い。
【0008】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態における炭化珪素半導体装置として、ダブルゲート駆動タイプのnチャネル型J−FETの断面構造を示す。以下、図1に基づいてJ−FETの構成についての説明を行う。
【0010】
図1は、J−FETは1セル分の断面構成を示したものである。炭化珪素からなるn+型基板1は上面を主表面とし、主表面の反対面である下面を裏面としている。このn+型基板1の主表面上には、基板1よりも低いドーパント濃度を有する炭化珪素からなるn-型エピ層2がエピタキシャル成長されている。
【0011】
n-型エピ層2の表層部における所定領域には、紙面左右において略対称にp+型層からなる第1ゲート領域3が形成されている。また、第1ゲート領域3上を含み、n-型エピ層2の表面にはn-型層で構成されたチャネル層4がエピタキシャル成長されている。このチャネル層4の表層部のうち第1ゲート領域3の上に位置する部位にはn+型ソース領域5が形成されている。また、チャネル層4の表面のうち少なくとも第1ゲート領域3の上に位置する部位には第2ゲート領域6が形成されている。この第2ゲート領域6は、チャネル層4から離れる側がp+型層6aで構成され、チャネル層4と接する側が高抵抗層6bで構成されている。
【0012】
また、チャネル層4には、第1ゲート領域3まで達するコンタクト領域7が形成され、このコンタクト領域7の上には、第1ゲート領域3に電気的に接続された第1ゲート電極8が形成されている。さらに、n+型ソース領域5の上には、n+型ソース領域5に電気的に接続されたソース電極9が形成され、第2ゲート領域6の上には、第2ゲート領域6におけるp+型層6aと電気的に接続された第2ゲート電極10が形成されている。そして、n+型基板1の裏面側に、n+型基板1と電気的に接続されたドレイン電極11が形成され、本実施形態におけるJ−FETが構成されている。
【0013】
以上のように構成されたJ−FETは、ノーマリオフ型で動作するように構成されている。すなわち、第1、第2ゲート電極8、10に電圧を印加していない時には、チャネル層4が第1〜第2ゲート領域3、6から伸びる空乏層によってピンチオフされる。そして、第1、第2ゲート電極8、10に所望の電圧を印加すると、第1〜第2ゲート領域3、6からの空乏層の伸び量が小さくなり、チャネルが形成されて、ソース電極9→n+型ソース領域5→チャネル層4→n-型エピ層2→n+型基板1→ドレイン電極11の順で電流が流れるようになっている。
【0014】
このようなJ−FETにおいては、第2ゲート領域6に備えられたp+型層6aとn-型層からなるチャネル層4との間に高抵抗層6bを備えた構成となっている。この高抵抗層6bは、p+型で構成された第2ゲート領域6の下層部にV(バナジウム)をイオン注入し、その領域を実質的にi型とすることで構成されている。例えば、Vをイオン注入したp型6H−SiCでは深い準位が1.4eVで形成され、p型領域にVを注入すると深い準位がアクセプタレベルのホールを補償することになって、高抵抗層6bが形成される。
【0015】
このように、高抵抗層6bを備えた構成としているため、高抵抗層6bによってp+型層6aとチャネル層4とによるPN接合部にリーク電流が流れることを防止することが可能となる。これにより、寄生ダイオードによるリーク電流を防止することができ、J−FETが良好に動作するようにすることができる。また、Vを注入することで形成した高抵抗層6bがノンドープの状態に近くなることから、第2ゲート領域6からの空乏層の広がりに大きな影響を与えないようにすることができる。このため、J−FETのオフ特性に悪い影響を与えることはない。
【0016】
次に、図1に示すJ−FETの製造工程を図2〜図6を用いて説明する。
【0017】
〔図2(a)に示す工程〕
まず、n型4H、6H、3C又は15R−SiC基板、すなわちn+型基板1を用意する。例えば、n+型基板1として、厚さが400μm、主表面が(0001)Si面、又は、(112−0)a面のものを用意する。そして、この基板1の主表面に厚さ5μmのn-型エピ層2をエピタキシャル成長させる。この場合、n-型エピ層2は下地の基板1と同様の結晶が得られ、n型4H、6H、3C又は15R−SiC層となる。
【0018】
n-型エピ層2の上の所定領域にLTO(Low Temperature Oxide)膜20を配置したのち、フォトリソグラフィによってLTO膜20をパターニングして所定領域を開口させる。そして、LTO膜20をマスクとしてイオン注入を行う。具体的には、第1ゲート領域3を形成する予定位置にp型不純物としてB又はAlをイオン注入する。
【0019】
〔図2(b)に示す工程〕
LTO膜20を除去したのち、加熱炉もしくはRTA(短時間アニール)によるアニール処理を施すことで注入されたイオンを活性化させ、第1ゲート領域3を形成する。なお、この第1ゲート領域3の形成に際し、あまりp型不純物を熱拡散させたくない場合には、熱拡散し難いAlを用いるか、もしくはボロンに対して炭素を一定割合(好ましくはボロン:炭素=1:10)注入することで熱拡散し難くするとよい。
【0020】
〔図3(a)に示す工程〕
第1ゲート領域3上を含み、n-型エピ層2の上にエピタキシャル成長によって、n-型層からなるチャネル層4を形成する。このとき、よりノーマリオフ型のJ−FETとし易くするために、チャネル層4の不純物濃度をn-型エピ層2よりも低濃度とすると良い。
【0021】
〔図3(b)に示す工程〕
チャネル層4の表面にp型不純物が高濃度にドーピングされるようにエピタキシャル成長させることで、p+型層からなる第2ゲート領域6を形成する。
【0022】
〔図4(a)に示す工程〕
第2ゲート領域6の表面からVをイオン注入する。このとき、Vが第2ゲート領域6の下層部の位置に注入されるようにする。これにより、深い準位によってアクセプタレベルのホールが補償されるため、Vが注入された領域が実質的にi型となり、高抵抗層6bが形成される。
【0023】
〔図4(b)に示す工程〕
マスク材となるLTO膜21を成膜したのち、フォトリソグラフィによってLTO膜21をパターニングし、第2ゲート領域6に対応する部分にのみLTO膜21を残す。
【0024】
〔図5(a)に示す工程〕
LTO膜21をマスクとしたエッチングを施すことで、第2ゲート領域6をパターニングする。
【0025】
〔図5(b)に示す工程〕
LTO膜21を除去したのち、マスク材となるLTO膜22を成膜すると共に、フォトリソグラフィによってLTO膜22をパターニングし、コンタクト領域7の形成予定位置においてLTO膜22を開口させる。そして、LTO膜22をマスクとしてp型不純物であるB又はAlをイオン注入することで、コンタクト領域7を形成する。
【0026】
〔図6(a)に示す工程〕
LTO膜22を除去したのち、マスク材となるLTO膜23を成膜し、フォトリソグラフィによってLTO膜23をパターニングすることで、n+型ソース領域5の形成予定位置においてLTO膜23を開口させる。そして、LTO膜23をマスクとしてn型不純物であるN(窒素)やP(リン)、若しくはN及びPをイオン注入することで、n+型ソース領域5を形成する。
【0027】
〔図6(b)に示す工程〕
LTO膜23を除去した後、加熱炉若しくはRTA等によるアニール処理によってn型不純物およびp型不純物を活性化させる。この後の工程については図示しないが、まず、基板表面側に層間絶縁膜を形成したのち、層間絶縁膜をパターニングすることで第1、第2ゲート領域3、6やn+型ソース領域5と連通するコンタクトホールを形成する。その後、層間絶縁膜上に電極層を成膜したのち、電極層をパターニングすることでソース電極9および第1、第2ゲート電極8、10を形成し、さらに、基板裏面側にドレイン電極11を形成することで図1に示すJ−FETが完成する。
【0028】
以上のように、p+型層によって構成される第2ゲート領域6の下層部にVをイオン注入することで、その領域を高抵抗層6bとすることができ、この高抵抗層6bによって寄生ダイオードを通じたリーク電流の発生を防止することが可能である。
【0029】
(第2実施形態)
図7に、本発明の第2実施形態におけるJ−FETの断面構成を示す。図7に示すように、本実施形態におけるJ−FETでは、第2ゲート領域6の下層部に形成していた高抵抗層6b(図1参照)に代えて、チャネル層4の表層部のうち第2ゲート領域6の下方に位置する部位に高抵抗層4aを設けている点が第1実施形態と異なる。その他に関しては第1実施形態と同様である。
【0030】
このように、チャネル層4の表層部に高抵抗層4aを形成することによっても、p+型層からなる第2ゲート領域6とn-型層からなるチャネル層4とによる寄生ダイオードにリーク電流が流れることを防止することが可能である。
【0031】
また、本実施形態におけるJ−FETの製造方法は第1実施形態とほぼ同様であるが、第1実施形態の図4(a)に示す工程に代え、図3(a)の工程を行ったあとにVのイオン注入工程を行うことで本実施形態におけるJ−FETを製造することができる。ただし、このときのVのイオン注入に際して、チャネル層4の表層部のうち第2ゲート領域6の下方に位置する部位にのみVが注入されるように、チャネル層4の上にイオン注入マスクを配置する必要がある。
【0032】
このように、Vをイオン注入したn型6H−SiCでは深い準位が0.7eVで形成され、n型領域にVを注入すると深い準位がドナーレベルの電子を補償することになって、高抵抗層4aが形成されている。そして、このような高抵抗層4aを用いても第1実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
【0033】
(他の実施形態)
上記各実施形態では、第1、第2ゲート領域3、6における電位を共に制御可能なダブルゲート構造のJ−FETについて説明したが、第1、第2ゲート領域3、6のいずれか一方のみの電位が制御可能なシングルゲート構造のJ−FETに対しても上記各実施形態を適用することができる。その場合、第1、第2ゲート電極8、10のいずれか一方がソース電極9と接続された構成となる。
【0034】
また、本実施形態では、イオン注入によって高抵抗層6a等を形成する場合について説明したが、例えば、第1実施形態におけるエピタキシャル成長条件を変更することで、エピタキシャル成長中にVが注入された高抵抗層6aを形成するようにしても良い。
【0035】
なお、上記実施形態では、nチャネル型のJ−FETに関して説明したが、勿論、各構成要素の導電型を逆にしたJ−FETにも本発明を適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるJ−FETの製造工程を示す図である。
【図2】図1に示すJ−FETの製造工程を示す図である。
【図3】図2に続くJ−FETの製造工程を示す図である。
【図4】図3に続くJ−FETの製造工程を示す図である。
【図5】図4に続くJ−FETの製造工程を示す図である。
【図6】図5に続くJ−FETの製造工程を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態におけるJ−FETの断面構成を示す図である。
【図8】従来のJ−FETの断面構成を示す図である。
【符号の説明】
1…n+型基板、2…n-型エピ層、3…第1ゲート領域、4…チャネル層、
4a…高抵抗層、5…n+型ソース領域、6…第2ゲート領域、
6a…p+型領域、6b…高抵抗層、7…コンタクト領域、
8、10…第1、第2ゲート電極、9…ソース電極、11…ドレイン電極。
Claims (11)
- 炭化珪素からなる第1導電型の半導体基板(1)と、
前記半導体基板の主表面上に形成され、該半導体基板よりも高抵抗な炭化珪素よりなる第1導電型の半導体層(2)と、
前記半導体層の表層部の所定領域に形成され、所定深さを有する第2導電型の第1ゲート領域(3)と、
前記半導体層及び前記第1ゲート領域の上に形成された第1導電型のチャネル層(4)と、
前記チャネル層のうち前記第1ゲート領域の上に位置する部位に形成された第1導電型のソース領域(5)と、
前記チャネル層の上又は前記チャネル層の表層部において、前記第1ゲート領域と対向する部位を含むように形成された第2導電型の第2ゲート領域(6)と、
前記ソース領域に電気的に接続されたソース電極(9)と、
前記第1ゲート領域に電気的に接続された第1ゲート電極(8)と、
前記第2ゲート領域に電気的に接続された第2ゲート電極(10)と、
前記半導体基板の裏面側に形成されたドレイン電極(11)とを有し、
前記第2ゲート領域と前記チャネル層との間には、Vが注入された高抵抗層(4a、6b)が形成されていることを特徴とする炭化珪素半導体装置。 - 前記高抵抗層は、前記第2ゲート領域における下層部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の炭化珪素半導体装置。
- 前記高抵抗層は、前記チャネル層における表層部のうち前記第2ゲート領域の下方に位置する部位に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の炭化珪素半導体装置。
- 前記第1、第2ゲート電極に対して電圧を印加してない状態において、前記第1、第2ゲート領域から伸びる空乏層によって前記チャネル層がピンチオフされたノーマリオフ型となっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の炭化珪素半導体装置。
- 炭化珪素からなる第1導電型の半導体基板(1)の主表面上に、この半導体基板よりも高抵抗な炭化珪素よりなる第1導電型の半導体層(2)を形成する工程と、
前記半導体層の表層部の所定領域に、所定深さを有する第2導電型の第1ゲート領域(3)を形成する工程と、
前記半導体層及び前記第1ゲート領域の上に第1導電型のチャネル層(4)を形成する工程と、
前記チャネル層の上又は前記チャネル層の表層部において、前記第1ゲート領域と対向する部位を含むように、第2導電型の第2ゲート領域(6)を形成する工程と、
前記チャネル層のうち前記第1ゲート領域の上に位置する部位に、第1導電型のソース領域(5)を形成する工程と、
前記ソース領域に電気的に接続されるソース電極(9)、前記第1ゲート領域に電気的に接続される第1ゲート電極(8)、前記第2ゲート領域に電気的に接続される第2ゲート電極(10)を形成する工程と、
前記半導体基板の裏面側にドレイン電極(11)を形成する工程とを有してなる炭化珪素半導体装置の製造方法であって、
前記第2ゲート領域を形成する工程では、前記第2ゲート領域の下層部にVを注入した高抵抗層(6b)を形成する工程を行うことを特徴とする炭化珪素半導体装置の製造方法。 - 炭化珪素からなる第1導電型の半導体基板(1)の主表面上に、この半導体基板よりも高抵抗な炭化珪素よりなる第1導電型の半導体層(2)を形成する工程と、
前記半導体層の表層部の所定領域に、所定深さを有する第2導電型の第1ゲート領域(3)を形成する工程と、
前記半導体層及び前記第1ゲート領域の上に第1導電型のチャネル層(4)を形成する工程と、
前記チャネル層の上又は前記チャネル層の表層部において、前記第1ゲート領域と対向する部位を含むように、第2導電型の第2ゲート領域(6)を形成する工程と、
前記チャネル層のうち前記第1ゲート領域の上に位置する部位に、第1導電型のソース領域(5)を形成する工程と、
前記ソース領域に電気的に接続されるソース電極(9)、前記第1ゲート領域に電気的に接続される第1ゲート電極(8)、前記第2ゲート領域に電気的に接続される第2ゲート電極(10)を形成する工程と、
前記半導体基板の裏面側にドレイン電極(11)を形成する工程とを有してなる炭化珪素半導体装置の製造方法であって、
前記チャネル層を形成する工程では、前記チャネル層の表層部のうち前記第2ゲート領域の下方に位置する部位に、Vを注入した高抵抗層(6b)を形成する工程を行うことを特徴とする炭化珪素半導体装置の製造方法。 - 前記高抵抗層を形成する工程では、Vをイオン注入することで前記高抵抗層を形成することを特徴とする請求項5又は6に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
- 前記高抵抗層を形成する工程では、Vが注入される条件下でのエピタキシャル成長によって前記高抵抗層を形成することを特徴とする請求項5又は6に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
- 前記チャネル層の不純物濃度が前記半導体層よりも低くなるようにすることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1つに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
- 前記第1及び/又は第2ゲート領域を形成する工程では、前記第1及び/又は第2ゲートための第2導電型不純物としてAlもしくはB及びCを用いることを特徴とする請求項5乃至9のいずれか1つに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
- 前記ソース領域を形成する工程では、前記ソース領域を形成するための第1導電型不純物としてNもしくはPもしくはN及びPを用いることを特徴とする請求項5乃至10のいずれか1つに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001120164A JP4797274B2 (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | 炭化珪素半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001120164A JP4797274B2 (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | 炭化珪素半導体装置及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002313814A JP2002313814A (ja) | 2002-10-25 |
| JP4797274B2 true JP4797274B2 (ja) | 2011-10-19 |
Family
ID=18970256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001120164A Expired - Fee Related JP4797274B2 (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | 炭化珪素半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4797274B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7772601B2 (en) * | 2005-02-04 | 2010-08-10 | Seoul Opto Device Co., Ltd. | Light emitting device having a plurality of light emitting cells and method of fabricating the same |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000058815A (ja) * | 1998-08-05 | 2000-02-25 | Hitachi Cable Ltd | 化合物半導体エピタキシャルウェハ |
| WO2000014809A1 (fr) * | 1998-09-09 | 2000-03-16 | Hitachi, Ltd. | Transistor d'induction statique, procede de fabrication correspondant, et onduleur |
| EP1128443B1 (en) * | 1998-10-09 | 2009-12-30 | The Kansai Electric Power Co., Inc. | Field-effect semiconductor device and fabrication method thereof |
| JP3706267B2 (ja) * | 1999-03-03 | 2005-10-12 | 関西電力株式会社 | 電圧制御型半導体装置とその製法及びそれを用いた電力変換装置 |
-
2001
- 2001-04-18 JP JP2001120164A patent/JP4797274B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002313814A (ja) | 2002-10-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4450122B2 (ja) | 炭化珪素半導体装置 | |
| JP4186337B2 (ja) | 炭化珪素半導体装置及びその製造方法 | |
| JP4595144B2 (ja) | 炭化珪素半導体装置及びその製造方法 | |
| JP5884617B2 (ja) | 炭化珪素半導体装置およびその製造方法 | |
| JP4568929B2 (ja) | 炭化珪素半導体装置及びその製造方法 | |
| JP2000106371A (ja) | 炭化珪素半導体装置の製造方法 | |
| JP2009004573A (ja) | 炭化珪素半導体装置およびその製造方法 | |
| JP2009283540A (ja) | 炭化珪素半導体装置およびその製造方法 | |
| JP4839548B2 (ja) | 炭化珪素半導体装置及びその製造方法 | |
| JP4568930B2 (ja) | 炭化珪素半導体装置の製造方法 | |
| JP2000312008A (ja) | 炭化珪素静電誘導トランジスタおよびその製造方法 | |
| JP4532853B2 (ja) | 半導体装置 | |
| JP4620368B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JP4848607B2 (ja) | 炭化珪素半導体装置の製造方法 | |
| JP4934903B2 (ja) | 炭化珪素半導体装置及びその製造方法 | |
| JP3750311B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
| JP4085604B2 (ja) | 炭化珪素半導体装置の製造方法 | |
| JP3932842B2 (ja) | 炭化珪素半導体装置及びその製造方法 | |
| JP4797274B2 (ja) | 炭化珪素半導体装置及びその製造方法 | |
| JPH11266015A (ja) | 炭化珪素半導体装置の製造方法 | |
| JP3460639B2 (ja) | 炭化珪素半導体装置及びその製造方法 | |
| JP4848595B2 (ja) | 炭化珪素半導体装置及びその製造方法 | |
| JP3765268B2 (ja) | 炭化珪素半導体装置とその製造方法 | |
| JP4736386B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JP4797271B2 (ja) | 炭化珪素半導体装置及びその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070601 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100713 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110419 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110609 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110705 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110718 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812 Year of fee payment: 3 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |