JP4806920B2 - ボールペン用インキ - Google Patents
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Description
特許文献2、特許文献3に記載のようにインキに剪断減粘性を付与すると、筆記時のボールの回転による剪断力で粘度が下がるために、チップのボールホルダー外面へのインキ付着やボテは改善され、また筆圧をあまり加えずに軽い書き味で筆記できる。しかし、結局、ボールと受け座間に形成されるインキ膜にも筆記時に力がかかることになるので、膜圧が薄くなってしまい、ボールと受け座が直接当たり、結果として十分滑らかな書き味は得られなかった。
このように従来技術では、軽くて滑らかな筆記感、筆跡のボテの防止、ボールホルダー外面へのインキの付着防止のすべてを満足するものには至っていない。
本発明は、ボールホルダー外面へのインキの付着が少なく、ボテの発生も少ないボールペン用インキであると共に、きわめて軽くて滑らかな書き味のボールペン用インキを提供することを目的とする。
そしてさらに親水性であるカルボン酸基の水素はインキ中に溶解して存在するN−アシルタウリンの窒素と水素結合する。そして、さらにN−アシルタウリンも分子内に窒素とカルボン酸基を含有しているため、お互い静電的に相互作用してインキ中で緩やかなネットワーク構造をとっており、結果粘度を極端に上昇させることなく曳糸長が長くなるものと推測される。
以上、これらのポリマー鎖同士、またはポリマー鎖と潤滑剤との相互作用によって曳糸長が長くなることにより、潤滑剤を大量に添加することによる滑らかな書き味を維持しながら、紙面へインキが転写されやすくなり、また転写しきれなかったインキもボールハウス内へ回収されやすくなる。結果、ボールホルダー外面へのインキ付着やボテの発生も抑制することができる。
着色剤としては、従来ボールペン用インキに用いられている油性、水性の染料及び顔料の全てが使用できる。
油性染料の一例を挙げると、SPILON BLACK GMH SPECIAL、SPILON RED C−GH、SPILON RED C−BH、SPILON BLUE C−RH、SPILON BLUE BPNH、SPILON YELLOW C−2GH、SPILON VIOLET C−RH、S.P.T. ORANGE6、S.P.T. BLUE111(保土ヶ谷化学工業(株)製)などのアイゼンスピロンカラー、アイゼンSOT染料やORIENT SPRIT BLACK AB、VALIFAST BLACK 3804、VALIFAST RED 1320、VALIFAST RED 1360、VALIFAST ORANGE 2210、VALIFAST BLUE 1605、VALIFAST VIOLET 1701、VALIFAST BLUE 1601、VALIFAST BLUE 1603、VALIFAST BLUE 1621、VALIFAST BLUE 2601、VALIFAST YELLOW 1110、VALIFAST YELLOW 3104、VALIFAST YELLOW 3105、VALIFAST YELLOW 1109(オリエント化学工業(株)製)などのバリファストカラー、オリエントオイルカラーやローダミンBベース、ソルダンレッド3R、メチルバイオレット2Bベース、ビクトリアブルーF4R、ニグロシンベースLK等や、ネオスーパーブルーC−555(中央合成化学(株)製)等の従来公知の一般的なものが使用できる。また、水性染料としては酸性染料 、直接染料 、塩基性染料 等が挙げられ、具体例を挙げると、ジャパノールファストブラックDコンク(C.I.ダイレクトブラック17)、ウォーターブラック100L(同19)、ウォーターブラックL−200(同19)、ダイレクトファストブラックB(同22)、ダイレクトファストブラックAB(同32)、ダイレクトディープブラックEX(同38)、ダイレクトファストブラックコンク(同51)、カヤラススプラグレイVGN(同71)、カヤラスダイレクトブリリアントエローG(C.I.ダイレクトエロー4)、ダイレクトファストエロー5GL(同26)、アイゼンプリムラエローGCLH(同44)、ダイレクトファストエローR(同50)、アイゼンダイレクトファストレッドFH(C.I.ダイレクトレッド1)、ニッポンファストスカーレットGSX(同4)、ダイレクトファストスカーレット4BS(同23)、アイゼンダイレクトローデュリンBH(同31)、ダイレクトスカーレットB(同37)、カヤクダイレクトスカーレット3B(同39)、アイゼンプリムラピンク2BLH(同75)、スミライトレッドF3B(同80)、アイゼンプリムラレッド4BH(同81)、カヤラススプラルビンBL(同83)、カヤラスライトレッドF5G(同225)、カヤラスライトレッドF5B(同226)、カヤラスライトローズFR(同227)、ダイレクトスカイブルー6B(C.I.ダイレクトブルー1)、ダイレクトスカイブルー5B(同15)、スミライトスプラブルーBRRコンク(同71)、ダイボーゲンターコイズブルーS(同86)、ウォーターブルー#3(同86)、カヤラスターコイズブルーGL(同86)、カヤラススプラブルーFF2GL(同106)、カヤラススプラターコイズブルーFBL(同199)等の直接染料 や、アシッドブルーブラック10B(C.I.アシッドブラック1)、ニグロシン(同2)、スミノールミリングブラック8BX(同24)、カヤノールミリングブラックVLG(同26)、スミノールファストブラックBRコンク(同31)、ミツイナイロンブラックGL(同52)、アイゼンオパールブラックWHエクストラコンク(同52)、スミランブラックWA(同52)、ラニルブラックBGエクストラコンク(同107)、カヤノールミリングブラックTLB(同109)、スミノールミリングブラックB(同109)、カヤノールミリングブラックTLR(同110)、アイゼンオパールブラックニューコンク(同119)、ウォーターブラック187−L(同154)、カヤクアシッドブリリアントフラビンFF(C.I.アシッドエロー7:1)、カヤシルエローGG(同17)、キシレンライトエロー2G140%(同17)、スミノールレベリングエローNR(同19)、ダイワタートラジン(同23)、カヤクタートラジン(同23)、スミノールファストエローR(同25)、ダイアシッドライトエロー2GP(同29)、スミノールミリングエローO(同38)、スミノールミリングエローMR(同42)、ウォーターエロー#6(同42)、カヤノールエローNFG(同49)、スミノールミリングエロー3G(同72)、スミノールファストエローG(同61)、スミノールミリングエローG(同78)、カヤノールエローN5G(同110)、スミノールミリングエロー4G200%(同141)、カヤノールエローNG(同135)、カヤノールミリングエロー5GW(同127)、カヤノールミリングエロー6GW(同142)、スミトモファストスカーレットA(C.I.アシッドレッド8)、カヤクシルクスカーレット(同9)、ソーラールビンエクストラ(同14)、ダイワニューコクシン(同18)、アイゼンボンソーRH(同26)、ダイワ赤色2号(同27)、スミノールレベリングブリリアントレッドS3B(同35)、カヤシルルビノール3GS(同37)、アイゼンエリスロシン(同51)、カヤクアシッドローダミンFB(同52)、スミノールレベリングルビノール3GP(同57)、ダイアシッドアリザリンルビノールF3G200%(同82)、アイゼンエオシンGH(同87)、ウォーターピンク#2(同92)、アイゼンアシッドフロキシンPB(同92)、ローズベンガル(同94)、カヤノールミリングスカーレットFGW(同111)、カヤノールミリングルビン3BW(同129)、スミノオールミリングブリリアントレッド3BNコンク(同131)、スミノールミリングブリリアントレッドBS(同138)、アイゼンオパールピンクBH(同186)、スミノールミリングブリリアントレッドBコンク(同249)、カヤクアシッドブリリアントレッド3BL(同254)、カヤクアシッドブリリドブリリアントレッドBL(同265)、カヤノールミリングレッドGW(同276)、ミツイアシッドバイオレット6BN(C.I.アシッドバイオレット15)、ミツイアシッドバイオレットBN(同17)、スミトモパテントピュアブルーVX(C.I.アシッドブルー1)、ウォーターブルー#106(同1)、パテントブルーAF(同7)、ウォーターブルー#9(同9)、ダイワ青色1号(同9)、スプラノールブルーB(同15)、オリエントソルブルブルーOBC(同22)、スミノールレベリングブルー4GL(同23)、ミツイナイロンファストブルーG(同25)、カヤシルブルーAGG(同40)、カヤシルブルーBR(同41)、ミツイアリザリンサフィロールSE(同43)、スミノールレベリングスカイブルーRエクストラコンク(同62)、ミツイナイロンファストスカイブルーB(同78)、スミトモブリリアントインドシアニン6Bh/c(同83)、サンドランシアニンN−6B350%(同90)、ウォーターブルー#115(同90)、オリエントソルブルブルーOBB(同93)、スミトモブリリアントブルー5G(同103)、カヤノールミリングウルトラスカイSE(同112)、カヤノールミリングシアニン5R(同113)、アイゼンオパールブルー2GLH(同158)、ダイワギニアグリーンB(C.I.アシッドグリーン3)、アシッドブリリアントミリンググリーンB(同9)、ダイワグリーン#70(同16)、カヤノールシアニングリーンG(同25)、スミノールミリンググリーンG(同27)等の酸性染料 、アイゼンカチロンイエロー3GLH(C.I.ベーシックイエロー11)、アイゼンカチロンブリリアントイエロー5GLH(同13)、スミアクリルイエローE−3RD(同15)、マキシロンイエロー2RL(同19)、アストラゾンイエロー7GLL(同21)、カヤクリルゴールデンイエローGL−ED(同28)、アストラゾンイエロー5GL(同51)、アイゼンカチロンオレンジGLH(C.I.ベーシックオレンジ21)、アイゼンカチロンブラウン3GLH(同30)、ローダミン6GCP(C.I.ベーシックレッド1)、アイゼンアストラフロキシン(同12)、スミアクリルブリリアントレッドE−2B(同15)、アストラゾンレッドGTL(同18)、アイゼンカチロンブリリアントピンクBGH(同27)、マキシロンレッドGRL(同46)、アイゼンメチルバイオレット(C.I.ベーシックバイオレット1)、アイゼンクリスタルバイオレット(同3)、アイゼンローダミンB(同10)、アストラゾンブルーG(C.I.ベーシックブルー1)、アストラゾンブルーBG(同3)、メチレンブルー(同9)、マキシロンブルーGRL(同41)、アイゼンカチロンブルーBRLH(同54)、アイゼンダイヤモンドグリーンGH(C.I.ベーシックグリーン1)、アイゼンマラカイトグリーン(同4)、ビスマルクブラウンG(C.I.ベーシックブラウン1)等の塩基性染料 が挙げられる。これらはインキ中の溶剤のうち少なくとも一つに可溶でなければなない。
顔料の具体例としては、黄土、バリウム黄、群青、紺青、カドミウムレッド、硫酸バリウム、酸化チタン、弁柄、黒色酸化鉄、黄色酸化鉄、赤色酸化鉄、ファーネストブラックやコンタクトブラックやサーマルブラックやアセチレンブラック等のカーボンブラック、コバルトブルー、チタンイエロー、ターコイズ、モリブデートオレンジ、等の無機顔料等、アゾ系顔料、ニトロソ系顔料、ニトロ系顔料、塩基性染料 系顔料、酸性染料 系顔料、建て染め染料 系顔料、媒染染料 系顔料、及び天然染料 系顔料、C.I.PIGMENT RED2、同3、同5、同17、同22、同38、同41、同48:2、同48:3、同49、同50:1、同53:1、同57:1、同58:2、同60、同63:1、同63:2、同64:1、同88、同112、同122、同123、同144、同146、同149、同166、同168、同170、同176、同177、同178、同179、同180、同185、同190、同194同206、同207、同209、同216、同245、C.I.PIGMENTORANGE 5、同10、同13、同16、同36、同40、同43、C.I.PIGMENT VIOLET 19、同23、同31、同33、同36、同38、同50、C.I.PIGMENTBLUE 2、同15、同15:1、同15:2、同15:3、同15:4、同15:5、同16、同17、同22、同25、同60、同66、C.I.PIGMENT BROWN25、同26、C.I.PIGMENT YELLOW 1、同3、同12、同13、同24、同93、同94、同95、同97、同99、同108、同109、同110、同117、同120、同139、同153、同166、同167、同173C.I.PIGMENTGREEN 7、同10、同36等の有機系顔料、アルミニウム粉、金粉、銀粉、銅粉、錫粉、真鍮粉などの金属粉顔料、蛍光顔料、雲母系顔料などを挙げることができる。
これらの着色剤の使用量は全インキ組成物に対し1重量%以上40重量%以下が好適に使用でき、十分な筆跡堅牢性を得るためには3〜20重量%がより好ましい。使用量が1重量%より少ないと筆跡が薄すぎて耐光性試験や耐溶剤性試験を行ったときに紙面上に残る着色剤の量が少なくなり筆跡が判読がし難くなる。40重量%より多いと配合時の溶解不足や経時的な沈降による目詰まりによる筆記不能、またはインキ中の固形分の増加により書き味が重くなる不具合を生じやすくなる。また、これらの着色剤は単独で使用しても2種類以上を併用して使用しても良い。
また、インキの漏れだしを抑えて同時に軽い書き味を得るためには、水溶性多糖類の使用量を全インキ組成物に対して0.02重量%以上2.0重量%以下にし、かつその時のインキ粘度を600mPa・s以上10000mPa・s以下に調整することが好ましい。(測定条件:剪断速度2/s、測定温度:25℃)
なお、ペン先を下向きに放置したときのインキの漏れ出しを防ぐことと筆記時の粘度低下を最適な値とすることで書き味をより軽くする目的で剪断減粘指数を0.3以上0.9以下にするのが好ましい。
また、その使用量は全インキ組成に対し0.01〜10重量部%使用するのが好ましい。0.01重量部未満の添加では所望の曳糸性を得ることができず、10重量部を超えるとインキ組成中の固形分量が増えるためにインキの粘度が高くなりすぎてしまい、筆記感触に悪影響を及ぼすと共に、他の配合物に対して大きな制約をも与えてしまう。
インキの曵糸長は20mm以上400mm以下に調整することが好ましく(測定方法:直径7mm正円柱のガラス棒をインキに垂直に5mm浸漬し、50mm/秒にて垂直方向に定速度で引き上げた際のインキの曳糸が切れた時点の長さを測定。測定温度:25℃)、曳糸長が20mm未満の場合はインキのボタ落ちが発生してチップ付着が多くなり、また曳糸長が400mmより長い場合は曳糸性が強くなりすぎて、インキが糸を引いた状態でそのまま切れずにヒゲ状に紙面に付着してしまう“ヒゲボテ”が発生する。
ネオスーパーブルーC−555(油性染料 中央合成化学(株)製) 8.0部
OIL BLUE 613(油性染料 オリエント化学工業(株)製) 3.0部
SPILON RED C−GH 1.0部
ベンジルアルコール 20.0部
フェニルセロソルブ 44.8部
クルーセルH(ヒドロキシプロピルセルロース、三晶(株)製) 0.2部
ジョンクリル586(スチレン−アクリル酸共重合体、分子量4600、酸価108、ジョンソンポリマー(株)製) 2.0部
オレオイルタウリン酸 21.0部
上記成分のうち、ベンジルアルコール、フェニルセルソルブにクルーセルH、ジョンクリル586を加熱溶解しながらプロペラ攪拌機で均一に溶解するまで撹拌した。次いでネオスーパーブルーC−555、OIL BLUE 613、SPILON RED C−GHを混合してさらに2時間攪拌し、これにオレオイルタウリン酸を加えて1時間撹拌して青色のボールペン用インキを得た。
ウォーターブラック#256L(黒色染料の14%水溶液、オリエント化学工業(株))
20.0部
エチレングリコール 5.0部
グリセリン 6.0部
ジエチレングリコール 6.0部
イオン交換水 41.3部
クルーセルM(ヒドロキシプロピルセルロース、三晶(株)製) 0.2部
サルコシネートOH(オレオイルサルコシン、日光ケミカルズ(株)製) 20.0部
水酸化ナトリウム 1.5部
上記成分のうち、クルーセルMと水とを30分間攪拌して均一に溶解しクルーセルM水溶液を調整し、これに残りの各成分を加えて、更に2時間混合攪拌して黒色のボールペン用インキを得た。
PERMANENT RED FRR(C.I.Pigment Red 2、クラリアントジャパン製) 15.0部
フェニルセロソルブ 29.5部
クルーセルM(前述) 0.5部
ニッコールPBC−34(POE(20)POP(4)セチルエーテル、日光ケミカルズ(株)製) 5.0部
サルコシネートOH(前述) 50.0部
上記成分のうち、ニッコールPBC−34、ベンジルアルコール、フェニルセロソルブの全量を約70℃で加熱攪拌し、均一に溶解させた後PERMANENT RED FRRの全量を加え均一に混合した。これを室温まで放冷してから3本ロールミルで10回通しを行い赤色のペーストを得た。次いで、残りの成分の全量を加え、約70℃に加熱し、プロペラ攪拌機で均一になるまで混合撹拌、溶解するまで2時間攪拌して赤色のボールペン用インキを得た。
PERMANENT RED FRR(C.I.Pigment Red 2、クラリアントジャパン製) 15.0部
フェニルセロソルブ 29.5部
クルーセルM(前述) 0.5部
SMA1440(スチレン−マレイン酸共重合体、分子量7000、酸価185、川原油化(株)製) 11.0部
サルコシネートOH(前述) 50.0部
上記成分のうち、ニッコールPBC−34、ベンジルアルコール、フェニルセロソルブの全量を約70℃で加熱攪拌し、均一に溶解させた後PERMANENT RED FRRの全量を加え均一に混合した。これを室温まで放冷してから3本ロールミルで10回通しを行い赤色のペーストを得た。次いで、残りの成分の全量を加え、約70℃に加熱し、プロペラ攪拌機で均一になるまで混合撹拌、溶解するまで2時間攪拌して赤色のボールペン用インキを得た。
VALIFAST BLUE 1603(C.I.DIRECT BLUE 86とC.I.BASIC BLUE 7の造塩染料、オリエント化学工業(株)製) 11.0部
SPILON RED C−GH(油性染料、保土ヶ谷化学工業(株)製) 1.0部
ベンジルアルコール 11.54部
フェニルセロソルブ 36.4部
クルーセルH(ヒドロキシプロピルセルロース、三晶(株)製) 0.06部
ジョンクリル682(スチレン−アクリル酸共重合体、分子量1700、酸価238、ジョンソンポリマー(株)製) 0.4部
ニッコールBL−4.2(POE(4.2)ラウリルエーテル、日光ケミカルズ(株)製) 39.6部
上記成分のうち、ベンジルアルコール、フェニルセルソルブにクルーセルH、ジョンクリル682を加熱溶解しながらプロペラ攪拌機で均一に溶解するまで撹拌した。次いでVALIFAST BLUE 1603、SPILON RED C−GHを混合してさらに2時間攪拌し、これにニッコールBL−4.2を加えて1時間撹拌して青色のボールペン用インキを得た。
実施例4においてオレオイルタウリン酸の添加量を2重量部に減じ、その分フェニルセルソルブを添加した以外は同様になして青色のボールペン用インキを得た。
なお、粘度の測定は東機産業(株)製のTV型粘度計 TVH−20で、No.1ローターを用い2rpmで測定した。測定温度は25℃で行った。
剪断減粘性は上記条件において剪断速度を変えて粘度を測定し、その測定値を次式に当てはめて剪断減粘指数として算出した。
σ=kγn
σ:剪断応力
k:粘度係数(定数、Pa・s)
γ:剪断速度(1/s)
n:剪断減粘指数
上記実施例及び比較例で得た油性ボールペン用インキを市販の油性ボールペン(.e−ball、製品符号BK127、ぺんてる(株)製(ボール径φ0.7))と同構造の筆記具に0.3g充填し、遠心機にて遠心力を加えてインキ中の気泡を脱気して、試験用ボールペンを作製した。
上記試験用のボールペンを各例あたり3本作成し、螺旋筆記試験機(筆記角度70°、荷重150g、筆記速度7cm/sec)にて100m筆記し、ボールホルダーに付着したインキがあれば拭き取り、再度200m筆記したときの、ボールホルダーに付着したインキ長さを計測した。なお、ボールホルダーの開口部先端からインキが付着している範囲までの垂直距離をインキ長とした。試験結果は平均値で評価した。
Claims (2)
- スチレンモノマーと分子内にカルボン酸基を有するモノマーとの共重合体と、N−アシルタウリンとを少なくとも含有し、このN−アシルタウリンがインキ全量に対して5重量%以上60重量%以下であるボールペン用インキ。
- 前記スチレンモノマーと分子内にカルボン酸基を有するモノマーとの共重合体の分子量が1000〜20000であり、かつ酸価が40〜260である請求項1に記載のボールペン用インキ。
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