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JP4822941B2 - 電源電圧制御回路および半導体集積回路 - Google Patents
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JP4822941B2 - 電源電圧制御回路および半導体集積回路 - Google Patents

電源電圧制御回路および半導体集積回路 Download PDF

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Description

本発明は、多電源の電源電圧制御回路に関し、この電源電圧制御回路を備えた半導体集積回路に関する。
従来、例えば、論理回路等に電源電圧を降圧して供給する電源電圧制御回路(電源電圧レギュレータ)がある。
従来の電源電圧制御回路では、電圧バラツキのある入力から安定した出力電圧を得るために入力電圧は高めに余裕を見て設定されている。この入力電圧の余裕により、1つの電源系統の電圧に入力電圧を依存すると、電力損失(=(入力電圧−出力電圧)×入力電流)の増加は、避けられない。
また、最近では動作を遅くしてよい状況では、電源電圧レギュレータの出力電圧の設定値を下げて電力消費を抑えることも行われる。このとき、高い入力電圧を用いて出力電圧を低くすると、電力損失が生じる。
このように、従来の電源電圧制御回路によっては、入力電圧の変動や出力の電圧設定値の変化や負荷電流の変動に対し、入力電圧に余裕を持たせつつ、電力損失を抑えることができないという問題があった。
この従来の電源電圧制御回路には、直流電源からの電圧を第1の電圧に変換して出力端子に出力する第1の電源回路と、該直流電源からの電圧を第2の電圧に変換して出力端子に出力する第2の電源回路と、を備えるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
この電源電圧制御回路は、接続される負荷の消費電流に応じて効率の異なる該第1、第2の電源電圧制御回路を切り替える。
しかし、上記従来技術によっても、電源系統が1つ(該直流電源)であるため、入力電圧に余裕を持たせた場合には、既述のような電力損失が生じ得る。
特開2004−62331号公報
本発明は、上記課題を解決するものであり、より安定して電流を供給するとともに、電力消費を低減することが可能な電源電圧制御回路を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る実施例に従った電源電圧制御回路は、出力端子の出力電圧を所望の設定電圧に制御する電源電圧制御回路であって、第1の電源に接続されるとともに前記第1の電源よりも高い電圧を出力する第2の電源に接続され、前記第1の電源または前記第2の電源の少なくとも何れかから前記出力端子に電流を供給し、前記出力端子に出力される出力電圧と第1の基準電圧とを比較し、前記出力電圧が前記第1の基準電圧に近づくように調整するボルテージレギュレータ回路と、前記第1の基準電圧を前記ボルテージレギュレータ回路に供給するとともに、前記第1の電源から前記出力端子に電流を供給させるための第1のイネーブル信号、または前記第2の電源から前記出力端子に電流を供給させるための第2のイネーブル信号の少なくとも何れかを前記ボルテージレギュレータ回路に出力して制御するコントローラ回路と、を備える。
本発明の一態様に係る実施例に従った半導体集積回路は、外部装置と接続され、第1の電源から電流を供給される入出力回路と、出力端子の出力電圧を所望の設定電圧に制御する電源電圧制御回路であって、第1の電源に接続されるとともに前記第1の電源よりも高い電圧を出力する第2の電源に接続され、前記第1の電源または前記第2の電源の少なくとも何れかから前記出力端子に電流を供給し、前記出力端子に出力される出力電圧と第1の基準電圧とを比較し、前記出力電圧が前記第1の基準電圧に近づくように調整するボルテージレギュレータ回路と、前記第1の基準電圧を前記ボルテージレギュレータ回路に供給するとともに、前記第1の電源から前記出力端子に電流を供給させるための第1のイネーブル信号、または前記第2の電源から前記出力端子に電流を供給させるための第2のイネーブル信号の少なくとも何れかを前記ボルテージレギュレータ回路に出力して制御するコントローラ回路と、を有する電源電圧制御回路と、前記電源電圧制御回路の前記出力端子に接続され、電流を供給される論理回路と、を備える。
本発明に係る電源電圧制御回路によれば、より安定して電流を供給するとともに、電力消費を低減することができる。
電源電圧レギュレータへの要求性能は、設定した出力電圧になるように入力した電圧を降圧する能力と、入力電圧のバラツキよりも出力電圧のバラツキを抑える能力の2つがある。入力した電圧を降圧する能力は、入力電圧と出力電圧に差を求めるものなので電力損失は避けられない。一方、出力電圧のバラツキを抑える能力は、入力電圧を選ぶことで軽減できる。
本発明の一態様に係る電源電圧制御回路は、異なる電圧の2つの電源系統を入力とし、例えば、第1の電源系統の電圧が低下した場合、出力の負荷電流の増加で第1の電源系統から出力に供給する電流のみでは不足する場合、または、出力の設定電圧が高いため第1の電源系統の電圧では供給できない場合に、第1の電源系統の電圧よりも高い第2の電源系統の電圧で出力に設定電圧となるような電流を供給する。第1の電源系統には出力の設定電圧に近い電圧を用いて電力損失を抑えると共に、第2の電源系統には第1の電源系統よりも高い電圧を用意しておく。必要に応じて出力に電流を供給することで、入力電圧の変動や出力の電圧設定値の変化や負荷電流の変動に対し、入力電圧に余裕を持たせるとともに、電力損失を抑える。
以下、本発明に係る各実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係る電源電圧制御回路100の要部の構成を示す図である。
図1に示すように、電源電圧制御回路100は、出力端子1の出力電圧を所望の設定電圧に制御する。
また、電源電圧制御回路100は、第1の電源VDD1に接続されるとともに第1の電源よりも高い電圧を出力する第2の電源VDD2に接続されたボルテージレギュレータ回路2と、第1の基準電圧VREF1をボルテージレギュレータ回路2供給するコントローラ回路3と、を備えている。
ボルテージレギュレータ回路2は、第1の基準電圧VREF1が非反転入力端子に入力されるとともに反転入力端子に出力端子1の電圧が入力され、これらの入力に基づいて信号を出力するオペアンプ(演算増幅器)6を有する。
また、ボルテージレギュレータ回路2は、第1の電源VDD1に接続された第1の電流源4と、この第1の電流源4に接続され、第1のイネーブル信号EN1がゲートに入力されるn型MOSトランジスタ5と、このn型MOSトランジスタ5と接地電位との間に接続され、ゲートにオペアンプ6の出力が入力されるn型MOSトランジスタ7と、ソースが第1の電源VDD1に接続されゲートが第1の電流源4に接続されドレインが出力端子1に接続されたp型MOSトランジスタ8と、を有する。
また、ボルテージレギュレータ回路2は、第2の電源VDD2に接続された第2の電流源9と、この第2の電流源9に接続され、第2のイネーブル信号EN2がゲートに入力されるn型MOSトランジスタ10と、このn型MOSトランジスタ10と接地電位との間に接続され、ゲートにオペアンプ6の出力が入力されるn型MOSトランジスタ11と、ソースが第2の電源VDD2に接続されゲートが第2の電流源9に接続されドレインが出力端子1に接続されたp型MOSトランジスタ12と、を有する。
このボルテージレギュレータ回路2は、第1、第2のイネーブル信号EN1、EN2に応じて、n型MOSトランジスタ5、10をオン・オフすることにより、p型MOSトランジスタ8、12を制御し、第1の電源VDD1または第2の電源VDD2の少なくとも何れかから出力端子1に電流を供給する。
このとき、ボルテージレギュレータ回路2のオペアンプ6が、この出力端子1に出力される出力電圧と第1の基準電圧VREF1とを比較し、信号をn型MOSトランジスタ7、11のゲートに出力して、この出力電圧が第1の基準電圧VREF1に近づくように調整する。
コントローラ回路3は、第1の電源VDD1から出力端子1に電流を供給させるための第1のイネーブル信号EN1、または第2の電源VDD2から出力端子1に電流を供給させるための第2のイネーブル信号EN2の少なくとも何れかをボルテージレギュレータ回路2に出力して制御する。
なお、第1の電源VDD1と第2の電源VDD2の両方を選択した場合、p型MOSトランジスタ8、12、n型MOSトランジスタ5、7、10、11のゲート幅とゲート長や、第1、第2の電流源4、9に流す電流値を調整することにより、第1の電源VDD1から出力端子1への電流供給を優先的に行うことができる。
例えば、第1の電源VDD1の電圧低下、第1の基準電圧VREF1の設定電圧の上昇、または、出力端子1における負荷電流の増加等の要因により、第1の電源VDD1を入力とするp型MOSトランジスタ8から出力端子1への電流供給に支障が生じた場合は、コントローラ回路3は、第2のイネーブル信号EN2を出力して、第2の電源VDD2を入力とするp型MOSトランジスタ12から出力端子1への電流供給を開始する。
このように、出力端子1に安定した出力電圧を供給するための電源に第1の電源VDD1だけでなく第2の電源VDD2も加える。これにより、従来の1系統の電源電圧に入力を依存して電源に高めの電圧を用いざるを得なかった場合と比較すると、VDD1に高めの電圧余裕を要求せずに済むので、第1の電源VDD1の電圧を下げられる。したがって、ボルテージレギュレータ回路2における電力損失を削減できる。
以上のように、本実施例に係る電源電圧制御回路によれば、より安定して電流を供給するとともに、電力消費を低減することができる。
実施例1では、ボルテージレギュレータ回路、コントローラ回路を有する電源電圧制御回路の構成について述べた。
本実施例では、ボルテージレギュレータ回路が他の構成を有する場合、すなわち、入力電圧の異なる2系統のレギュレータに置き換えたものについて述べる。
図2は、本発明の一態様である実施例2に係る電源電圧制御回路200の要部構成を示す図である。なお、実施例1と同様の符号を付された構成は、実施例1と同様の構成である。
図2に示すように、ボルテージレギュレータ回路22は、第1のレギュレータ23と、第2のレギュレータ24とを有する。
第1のレギュレータ23は、第1の基準電圧VREF1が非反転入力端子に入力され出力端子1の電圧が反転入力端子に入力され、これらの入力に応じて信号を出力するオペアンプ25と、第1の電源VDD1にソースが接続されドレインが出力端子1に接続され、オペアンプ25の出力がゲートに入力されたp型MOSトランジスタ26とを有する。オペアンプ25は、第1のイネーブル信号EN1により活性化状態になる。
また、第2のレギュレータ24は、第1の基準電圧VREF1が非反転入力端子に入力され出力端子1の電圧が反転入力端子に入力され、これらの入力に応じて信号を出力するオペアンプ27と、第2の電源VDD2にソースが接続されドレインが出力端子1に接続され、オペアンプ27の出力がゲートに入力されたp型MOSトランジスタ28とを有する。オペアンプ27は、第2のイネーブル信号EN2により活性化状態になる。
このボルテージレギュレータ回路22は、第1、第2のイネーブル信号EN1、EN2に応じて、オペアンプ25、27を活性化して、p型MOSトランジスタ26、28を制御し、第1の電源VDD1または第2の電源VDD2の少なくとも何れかから出力端子1に電流を供給する。
このとき、これらのオペアンプ25、27が、出力端子1に出力される出力電圧と第1の基準電圧VREF1とを比較し、信号をp型MOSトランジスタ26、28のゲートに出力して、この出力電圧が第1の基準電圧VREF1に近づくように調整する。
なお、第1の電源VDD1と第2の電源VDD2の両方を選択した場合、p型MOSトランジスタ26、28のゲート幅、ゲート長等を調整することにより、第1の電源VDD1から出力端子1への電流供給を優先的に行うことができる。
このように、本実施例のボルテージレギュレータ回路22によっても、実施例1と同等の動作を行うことができる。
以上のように、本実施例に係る電源電圧制御回路によれば、実施例1と同様に、より安定して電流を供給するとともに、電力消費を低減することができる。
実施例2では、ボルテージレギュレータ回路の具体的な構成の一例について述べた。
本実施例においては、コントローラ回路の具体的な構成の一例について述べる。ここでは、特に、コントローラ回路が、第1の電源の電圧が低下すると第2の電源を使用して電流を供給する例について述べる。
図3は、本発明の一態様である実施例3に係る電源電圧制御回路300の要部構成を示す図である。なお、実施例2と同様の符号を付された構成は、実施例2と同様の構成である。
図3に示すように、コントローラ回路3は、定電圧を生成する定電圧生成回路30と、第1の基準電圧VREF1および第2の基準電圧VREF2を生成する基準電圧生成回路31と、第2の基準電圧VREF2と第1の電源VDD1の電圧とを比較し、第1の電源VDD1の電圧が第2の基準電圧VREF2よりも低い場合には、第2のイネーブル信号EN1を出力するレギュレータ選択回路32と、を有する。
定電圧生成回路30は、第2の電源VDD2にソースが接続されたp型MOSトランジスタ33と、このp型MOSトランジスタ33のドレインにそのドレインおよびゲートが接続されたn型MOSトランジスタ34と、このn型MOSトランジスタ34のソースにエミッタが接続されベースおよびコレクタが接地電位に接続されたPNP型バイポーラトランジスタ35と、を有する。さらに定電圧生成回路30は、第2の電源VDD2にソースが接続されゲートがドレインおよびp型MOSトランジスタ33のゲートに接続されたp型MOSトランジスタ36と、このp型MOSトランジスタ36のドレインにそのドレインが接続されゲートがn型MOSトランジスタ34のゲートに接続されたn型MOSトランジスタ37と、このn型MOSトランジスタ37のソースに接続された抵抗38と、この抵抗38にエミッタが接続されベースおよびコレクタが接地電位に接続されたPNP型バイポーラトランジスタ39と、を有する。さらに定電圧生成回路30は、第2の電源VDD2にソースが接続されゲートがp型MOSトランジスタ36のドレインに接続されたp型MOSトランジスタ40と、このp型MOSトランジスタ49のドレインに接続された抵抗41と、この抵抗41にエミッタが接続されベースおよびコレクタが接地電位に接続されたPNP型バイポーラトランジスタ42と、を有する。
この定電圧生成回路30は、例示的な上述の構成により、p型MOSトランジスタ40とのドレインと抵抗41との間の電位を該定電圧として出力する。
基準電圧生成回路31は、該定電圧が非反転入力端子に入力されるオペアンプ43と、第2の電源VDD2にソースが接続されゲートにオペアンプ43の出力が入力されるp型MOSトランジスタ44と、このp型MOSトランジスタ44のドレインに接続された分圧抵抗45と、この分圧抵抗45と接地電位との間に接続された分圧抵抗46と、を有する。さらに基準電圧生成回路31は、第2の電源VDD2にソースが接続されゲートにオペアンプ43の出力が入力されるp型MOSトランジスタ47と、このp型MOSトランジスタ47のドレインに接続された分圧抵抗48と、この分圧抵抗48に接続された分圧抵抗49と、この分圧抵抗49と接地電位との間に接続された分圧抵抗50と、を有する。
この基準電圧生成回路31は、例示的な上述の構成により、抵抗48と抵抗49、50で分圧して得られた電圧を第2の基準電圧VREF2として出力する。さらに、基準電圧生成回路31は、抵抗48、49と抵抗50で分圧して得られた電圧を第1の基準電圧VREF1として出力する。
レギュレータ選択回路32は、非反転入力端子に第2の基準電圧VERF2が入力されるとともに反転入力端子に第1の電源VDD1の電圧が入力され、信号を出力するオペアンプ51と、第2の電源VDD2にソースが接続され、ゲートにオペアンプ51の出力が入力されるp型MOSトランジスタ52と、このp型MOSトランジスタ52のドレインと接地電位との間に接続された定電流源53と、p型MOSトランジスタ52のドレインに入力端子が接続され入力を波形整形した信号の反転信号を出力するシュミットトリガ回路54と、このシュミットトリガ回路54の出力が入力され反転した信号を出力するインバータ55と、を有する。
レギュレータ選択回路32は、シュミットトリガ回路54の出力を第2のイネーブル信号EN2としてオペアンプ27に出力する。また、レギュレータ選択回路32は、インバータ55の出力を第1のイネーブル信号としてオペアンプ25に出力する。
したがって、ここでは、第2のイネーブル信号EN2は、第1のイネーブル信号EN1を反転させた信号になる。これにより、ここでは、オペアンプ25が活性化している状態では、オペアンプ27は不活性の状態にある。一方、オペアンプ27が活性化している状態では、オペアンプ25は不活性の状態にある。
オペアンプ51は、第2の基準電圧VREF2と第1の電源VDD1の電圧とを比較し、p型MOSトランジスタ52を制御する。これにより、シュミットトリガ回路54の入力電圧が制御される。これにより、シュミットトリガ回路54は、第1の電源VDD1の電圧値に対応して第2のイネーブル信号EN2の出力が制御される。例えば、シュミットトリガ回路54は、第1の電源VDD1の電圧が第2の基準電圧VREF2よりも低い場合に、第2のイネーブル信号を出力する。
以上により、レギュレータ選択回路32は、第1の電源VDD1の電圧の低下を検知し、第1の電源VDD1から出力端子1への電流供給を止めて、第2の電源VDD2から出力端子1への電流供給を開始する制御を行う。
したがって、出力端子1の出力電圧を第2の電源VDD2により補償するので、第1の電源VDD1の電圧低下に対する電圧余裕を小さくできる。すなわち、第1の電源VDD1からの入力電圧と出力端子1の出力電圧との差を縮小して、ボルテージレギュレータ回路の電力損失を削減することができる。
以上のように、本実施例に係る電源電圧制御回路によれば、より安定して電流を供給するとともに、電力消費を低減することができる。
実施例3では、コントローラ回路の具体的な構成の一例について述べた。
本実施例においては、コントローラ回路のうち、基準電圧生成回路が異なる構成について述べる。ここでは、特に、出力電圧の設定値が高い場合は、第2の電源を使用して電流を供給する構成について述べる。
図4は、本発明の一態様である実施例4に係る電源電圧制御回路400の要部構成を示す図である。なお、実施例3と同様の符号を付された構成は、実施例3と同様の構成である。
図4に示すように、基準電圧生成回路31aは、該定電圧が非反転入力端子に入力されるオペアンプ43と、第2の電源VDD2にソースが接続されゲートにオペアンプ43の出力が入力されるp型MOSトランジスタ44と、このp型MOSトランジスタ40のドレインに接続された分圧抵抗45と、この分圧抵抗45と接地電位との間に接続された分圧抵抗46と、を有する。さらに基準電圧生成回路31aは、第2の電源VDD2にソースが接続されゲートにオペアンプ43の出力が入力されるp型MOSトランジスタ47と、このp型MOSトランジスタ47のドレインに接続された分圧抵抗48と、分圧抵抗49と接地電位との間に接続され、可変抵抗である分圧抵抗50aを有する。
基準電圧生成回路31aは、分圧抵抗50aの抵抗値を調整することにより、分圧抵抗48、49、50aから構成される分圧回路の分圧比を変更し、第1の基準電圧VREF1を調整する。同様にして、第2の基準電圧VREF2も調整される。
例えば、出力端子1の出力電圧の設定値が複数ある場合に、この設定値が高いものが選択されると、分圧抵抗50aの抵抗値を増加するように調整する。これにより、第1の基準電圧VREF1および第2の基準電圧VREF2の値が上昇する。
ここで、レギュレータ選択回路32は、既述のように、第1の電源VDD1から出力端子への電流供給が可能かを判定する。そして、レギュレータ選択回路32は、十分な電源供給が不可能である場合(例えば、第1の電源VDD1の電圧が第2の基準電圧VREF2よりも低い場合)は、第1の電源VDD1から出力端子1への電流供給を止めて第2の電源VDD2から出力端子1への電流供給を開始する制御(第2のイネーブル信号を出力)を行う。これにより、出力電圧を所望の設定値に維持することができる。
このように、電圧の低い第1の電源VDD1から出力電圧を供給できるか判定する機構を設けることにより、電力損失の少ない電源を選択して電力消費を抑えることができる。
以上のように、本実施例に係る電源電圧制御回路によれば、より安定して電流を供給するとともに、電力消費を低減することができる。
実施例3では、コントローラ回路の具体的な構成の一例について述べた。
本実施例においては、負荷電流が増えた場合に、第2の電源も使用して電流を出力端子に供給するための検知回路をさらに備えた構成について述べる。
図5は、本発明の一態様である実施例5に係る電源電圧制御回路500の要部構成を示す図である。なお、実施例3と同様の符号を付された構成は、実施例3と同様の構成である。
図5に示すように、電源電圧制御回路500は、出力端子1に流れる負荷電流を検知するための検知回路56をさらに備える。
この検知回路56は、ソースが第1の電源VDD1に接続され、ゲートがオペアンプ25の出力に接続されたp型MOSトランジスタ58と、このp型MOSトランジスタ58のドレインと接地電位との間に接続された電流源59と、p型MOSトランジスタ58のドレインに入力が接続され出力がレギュレータ選択回路32aに接続されたシュミットトリガ回路60と、を有する。
検知回路56は、オペアンプ25の出力に応じてp型MOSトランジスタ26がオンして負荷電流が増加するのを間接的に検知する。すなわち、例えば、p型MOSトランジスタ26がオンするのに連動して、p型MOSトランジスタ58がオペアンプ25の出力に応じてオンし、シュミットトリガ回路60に入力される電圧を上昇させる。この電圧の上昇により、シュミットトリガ回路60の出力(検知信号Sd)が信号“1”から信号“0”に変化する。
ここで、レギュレータ選択回路32aは、非反転入力端子に第2の基準電圧VERF2が入力されるとともに反転入力端子に第1の電源VDD1の電圧が入力され、信号を出力するオペアンプ51と、第2の電源VDD2にソースが接続され、ゲートにオペアンプ51の出力が入力されるp型MOSトランジスタ52と、このp型MOSトランジスタ52のドレインと接地電位との間に接続された定電流源53と、p型MOSトランジスタ52のドレインに入力端子が接続され入力を波形整形した信号の反転信号を出力するシュミットトリガ回路54と、このシュミットトリガ回路54の出力が入力され反転した信号を出力するインバータ55と、シュミットトリガ回路60の出力とインバータ55の出力が入力されるNAND回路57と、を有する。
レギュレータ選択回路32aは、NAND回路57の出力を第2のイネーブル信号EN2としてオペアンプ27に出力する。また、レギュレータ選択回路32aは、インバータ55の出力を第1のイネーブル信号としてオペアンプ25に出力する。
ここでは、第2のイネーブル信号EN2は、インバータ55から第1のイネーブル信号EN1(信号“1”)が出力されている場合でも、シュミットトリガ回路60の出力(検知信号Sd)が信号“0”であれば、NAND回路57から第2のイネーブル信号EN2(信号“1”)が出力される。これにより、ここでは、オペアンプ25が活性化している状態でも、オペアンプ27は活性化している状態になり得る。
一方、オペアンプ25は不活性の状態にある場合は、インバータ55から信号“0”が出力されているため、NAND回路57は第2のイネーブル信号(信号“1”)を出力し、オペアンプ27が活性化している状態にある。
そして、これらの活性化したオペアンプ25、27により、p型MOSトランジスタ26、28が制御され、第1、第2のレギュレータ23、24を介して第1、第2の電源VDD1、VDD2から電流が出力端子1に供給される。
このように、ボルテージレギュレータ回路22が第1の電源VDD1から出力端子1に電流を供給している間に、検知回路56は負荷電流の増加を検知した場合にコントローラ回路3b(レギュレータ選択回路32a)に第2のイネーブル信号EN2を出力させる検知信号Sdを出力する。
以上のように、電源電圧制御回路500は、第1の電源VDD1から出力端子1へ電流の供給している間の負荷電流の増加を、p型MOSトランジスタ58のゲート電圧をもとに検知する。この検知結果に基づいて、電源電圧制御回路500は、第2の電源VDD2から出力端子1への電流供給も追加し、負荷電流が増加した時の出力電圧の低下を抑える。
以上のように、本実施例に係る電源電圧制御回路によれば、より安定して電流を供給するとともに、電力消費を低減することができる。
一般的に、半導体集積回路には、異なる電圧の電源系統が2つ以上用意されている場合が多い。そして、電源電圧制御回路に2系統の電源電圧を用意することが制限されることは少ない。例えば、I/O用電源2.5V±0.2Vとコア用電源1.2V±0.1Vが用意されているような場合である。
本実施例においては、実施例1の電源電圧制御回路100を半導体集積回路に適用した構成について述べる。なお、他の実施例の電源電圧制御回路200〜500についても同様に適用できる。
図6は、本発明の一態様である実施例6に係る半導体集積回路600の要部構成を示す図である。なお、実施例1と同様の符号を付された構成は、実施例1と同様の構成である。
図6に示すように、半導体集積回路600は、外部装置(図示せず)と接続され、第1の電源VDD1から電流を供給される入出力バッファ等の入出力回路61と、出力端子1の出力電圧を所望の設定電圧に制御する電源電圧制御回路100と、電源電圧制御回路100の出力端子1に接続され、電流を供給される論理回路62と、を備える。
ここで、1.1V±0.05mVの安定化電源に従来の電源電圧レギュレータを用いた場合、該コア用電源は下限の電圧が1.1Vであることや、負荷電流も多い状況を想定すると、1.1V±0.05mVの安定した出力電圧を発生させることは困難である。電圧の余裕を考慮すると、I/O用電源2.5V±0.2Vから出力電圧1.1V±0.05Vを発生させる必要があり、その場合の入出力電圧差による電力損失は50〜61%にもなる。
一方、上記半導体集積回路600は、電源電圧制御回路100により、第1の電源(コア用電源1.2V±0.1V)VDD1と第2の電源(I/O用電源2.5V±0.2V)VDD2とを用いて、1.1V±0.05mVの出力電圧を発生させる。
この場合、入出力電圧差による電力損失は19〜61%となるので、電力損失の少ない状態での使用範囲が拡大することになり電力消費を抑えることができる。
また、1.1V±0.05Vと0.9V±0.05Vの2つ設定電圧で同様にI/O用電源2.5V±0.2Vから従来の電源電圧レギュレータで降圧すると、その場合の入出力電圧差による電力損失は50〜68%にもなる。
一方、上記半導体集積回路600は、電源電圧制御回路100により、第1の電源(コア用電源1.2V±0.1V)VDD1と第2の電源(I/O用電源2.5V±0.2V)VDD2とを用いて、1.1V±0.05mVと0.9V±0.05Vの安定した出力電圧を発生させる。
この場合、入出力電圧差による電力損失は13〜61%となる。0.9V±0.05Vの発生には第1の電源(コア用電源1.2V±0.1V)VDD1を用いる。そして、1.1V±0.05Vの発生には、第1の電源(コア用電源1.2V±0.1V)VDD1では電圧が1.1Vに低下し、負荷電流も多い状況においてのみ、第2の電源(I/O用電源2.5V±0.2V)VDD2を使用する。これにより、電力損失61%という状況は限定的なものになる。したがって、より電力消費を抑えることができる。
以上のように、本実施例に係る半導体集積回路によれば、より安定して電流を供給するとともに、電力消費を低減することができる。
なお、以上各実施例においては、MOSトランジスタを用いた場合について説明したが、バイポーラトランジスタを用いても同様の作用・効果を奏することができる。
また、以上各実施例においては、MOSトランジスタの極性を逆にした場合でも、回路全体の極性を逆にすることにより、同様の作用・効果を奏することができる。
本発明の一態様である実施例1に係る電源電圧制御回路の要部構成を示す図である。 本発明の一態様である実施例2に係る電源電圧制御回路の要部構成を示す図である。 本発明の一態様である実施例3に係る電源電圧制御回路の要部構成を示す図である。 本発明の一態様である実施例4に係る電源電圧制御回路の要部構成を示す図である。 本発明の一態様である実施例5に係る電源電圧制御回路の要部構成を示す図である。 本発明の一態様である実施例6に係る半導体集積回路の要部構成を示す図である。
符号の説明
1 出力端子
2 ボルテージレギュレータ回路
3、3a、3b コントローラ回路
4 第1の電流源4
5 n型MOSトランジスタ
6 オペアンプ(演算増幅器)6
7 n型MOSトランジスタ
8 p型MOSトランジスタ
9 第2の電流源
10 n型MOSトランジスタ
11 n型MOSトランジスタ
12 p型MOSトランジスタ
22 ボルテージレギュレータ回路
23 第1のレギュレータ
24 第2のレギュレータ
25 オペアンプ
26 p型MOSトランジスタ
27 オペアンプ
28 p型MOSトランジスタ
30 定電圧生成回路
31 基準電圧生成回路
32、32a レギュレータ選択回路
33 p型MOSトランジスタ
34 n型MOSトランジスタ
35 PNP型バイポーラトランジスタ
36 p型MOSトランジスタ
37 n型MOSトランジスタ
38 抵抗
39 PNP型バイポーラトランジスタ
40 p型MOSトランジスタ
41 抵抗
42 PNP型バイポーラトランジスタ
43 オペアンプ
44 p型MOSトランジスタ
45、46 分圧抵抗
47 p型MOSトランジスタ
48、49、50 分圧抵抗
51 オペアンプ
52 p型MOSトランジスタ
53 電流源
54 シュミットトリガ回路
55 インバータ
56 検知回路
57 NAND回路
58 p型MOSトランジスタ
59 電流源
60 シュミットトリガ回路
61 入出力回路
62 論理回路
100、200、300、400、500 電源電圧制御回路
600 半導体集積回路

Claims (5)

  1. 出力端子の出力電圧を所望の設定電圧に制御する電源電圧制御回路であって、
    第1の電源に接続されるとともに前記第1の電源よりも高い電圧を出力する第2の電源に接続され、前記第1の電源または前記第2の電源の少なくとも何れかから前記出力端子に電流を供給し、前記出力端子に出力される出力電圧と第1の基準電圧とを比較し、前記出力電圧が前記第1の基準電圧に近づくように調整するボルテージレギュレータ回路と、
    前記第1の基準電圧を前記ボルテージレギュレータ回路に供給するとともに、前記第1の電源から前記出力端子に電流を供給させるための第1のイネーブル信号、または前記第2の電源から前記出力端子に電流を供給させるための第2のイネーブル信号の少なくとも何れかを前記ボルテージレギュレータ回路に出力して制御するコントローラ回路と、
    前記出力端子に流れる負荷電流を検知するための検知回路と、を備え、
    前記ボルテージレギュレータ回路が前記第1の電源から前記出力端子に電流を供給している間に、前記検知回路は前記負荷電流の増加を検知した場合に前記コントローラ回路に前記第2のイネーブル信号を出力させる検知信号を出力し、
    前記ボルテージレギュレータ回路は、
    前記第1の基準電圧および前記出力端子の電圧が入力され、これらの入力に応じて信号を出力する第1のオペアンプと、前記第1の電源に一端が接続され、前記出力端子に他端が接続され、前記第1のオペアンプの出力にゲートが接続された第1のトランジスタとを有し、前記第1のオペアンプが前記第1のイネーブル信号により活性化状態になる、第1のレギュレータと、
    前記第1の基準電圧および前記出力端子の電圧が入力され、これらの入力に応じて信号を出力する第2のオペアンプと、前記第2の電源に一端が接続され、前記出力端子に他端が接続され、前記第2のオペアンプの出力にゲートが接続された第2のトランジスタとを有し、前記第2のオペアンプが前記第2のイネーブル信号により活性化状態になる、第2のレギュレータと、を備え、
    前記検出回路は、
    一端が前記第1の電源に接続され、前記第1のオペアンプの出力にゲートが接続された第3のMOSトランジスタと、
    前記第3のMOSトランジスタの他端と接地との間に接続された電流源と、を備え、
    前記第3のMOSトランジスタの他端の電圧に応じて、前記検出信号を出力する
    ことを特徴とする電源電圧制御回路。
  2. 前記コントローラ回路は、第2の基準電圧と前記第1の電源の電圧とを比較し、前記第1の電源の電圧が前記第2の基準電圧よりも低い場合には、前記第2のイネーブル信号を出力するレギュレータ選択回路を有することを特徴とする請求項1に記載の電源電圧制御回路。
  3. 前記コントローラ回路は、前記第1の基準電圧を生成するとともに、この第1の基準電圧を調整する基準電圧生成回路を有することを特徴とする請求項1または2に記載の電源電圧制御回路。
  4. 前記検出回路は、
    前記第3のMOSトランジスタの他端に入力が接続され、前記検出信号を出力するシュミットトリガ回路を備さらに備える
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電源電圧制御回路。
  5. 外部装置と接続され、第1の電源から電流を供給される入出力回路と、
    出力端子の出力電圧を所望の設定電圧に制御する電源電圧制御回路であって、第1の電源に接続されるとともに前記第1の電源よりも高い電圧を出力する第2の電源に接続され、前記第1の電源または前記第2の電源の少なくとも何れかから前記出力端子に電流を供給し、前記出力端子に出力される出力電圧と第1の基準電圧とを比較し、前記出力電圧が前記第1の基準電圧に近づくように調整するボルテージレギュレータ回路と、前記第1の基準電圧を前記ボルテージレギュレータ回路に供給するとともに、前記第1の電源から前記出力端子に電流を供給させるための第1のイネーブル信号、または前記第2の電源から前記出力端子に電流を供給させるための第2のイネーブル信号の少なくとも何れかを前記ボルテージレギュレータ回路に出力して制御するコントローラ回路と、前記出力端子に流れる負荷電流を検知するための検知回路と、を有する電源電圧制御回路と、
    前記電源電圧制御回路の前記出力端子に接続され、電流を供給される論理回路と、を備え
    前記ボルテージレギュレータ回路が前記第1の電源から前記出力端子に電流を供給している間に、前記検知回路は前記負荷電流の増加を検知した場合に前記コントローラ回路に前記第2のイネーブル信号を出力させる検知信号を出力し、
    前記ボルテージレギュレータ回路は、
    前記第1の基準電圧および前記出力端子の電圧が入力され、これらの入力に応じて信号を出力する第1のオペアンプと、前記第1の電源に一端が接続され、前記出力端子に他端が接続され、前記第1のオペアンプの出力にゲートが接続された第1のトランジスタとを有し、前記第1のオペアンプが前記第1のイネーブル信号により活性化状態になる、第1のレギュレータと、
    前記第1の基準電圧および前記出力端子の電圧が入力され、これらの入力に応じて信号を出力する第2のオペアンプと、前記第2の電源に一端が接続され、前記出力端子に他端が接続され、前記第2のオペアンプの出力にゲートが接続された第2のトランジスタとを有し、前記第2のオペアンプが前記第2のイネーブル信号により活性化状態になる、第2のレギュレータと、を備え、
    前記検出回路は、
    一端が前記第1の電源に接続され、前記第1のオペアンプの出力にゲートが接続された第3のMOSトランジスタと、
    前記第3のMOSトランジスタの他端と接地との間に接続された電流源と、を備え、
    前記第3のMOSトランジスタの他端の電圧に応じて、前記検出信号を出力する
    ことを特徴とする半導体集積回路。
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