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JP4826853B2 - 自動車用ドアのインサイドハンドル装置 - Google Patents
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本発明は、自動車用ドアの車内側に設けられるインサイドハンドル装置、特に1本の押し引き操作可能な操作力伝達部材を介してドアラッチ装置のロック、アンロック作動、及びアンラッチ作動を行うことができるようにしたインサイドハンドル装置に関する。
上述のようなインサイドハンドル装置においては、ドアのインナパネルに取り付けられるケースと、ケースに枢支され、ドアを開けるときに操作されるインサイドハンドルと、ドアをロック、アンロック操作するときに操作されるロックノブと、インサイドハンドルのアンラッチ操作に従動するハンドル従動部材と、操作力伝達部材をなすプッシュ・プルワイヤに連結され、ロックノブの操作に従動するノブ従動部材とを備える(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−96131号公報
しかし、上記特許文献1に記載のインサイドハンドル装置においては、多数の構成部品を必要として構成が複雑であるとともに、ロックノブがロック位置にあるとき、ハンドル従動部材の一部がノブ従動部材の一部に当接することによって、インサイドハンドルの待機位置からアンラッチ操作方向への回動を阻止して、ドアラッチ装置のアンラッチ作動を不能にしている。従って、ロックノブがロック位置、すなわちロック状態のとき、インサイドハンドルをアンラッチ操作方向へ無理に回動させようとすると、インサイドハンドルの回動を阻止するため各部に無理な力が作用して各部が変形するおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑み、構成を簡単にするとともに、ロックノブがロック位置にあるとき、インサイドハンドルがアンラッチ操作されても、各部に無理な力が作用しないようにして、確実なロック状態を得ることができるようにした自動車用ドアのインサイドハンドル装置を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
第1の発明は、自動車用ドアの車内側に装着されるインサイドハンドル装置において、前記ドアに固定されるケースと、一端が前記ドアに設けられるドアラッチ装置に連結され、かつ押し引き操作可能な操作力伝達部材と、前記操作力伝達部材の他端に連結されるとともに、前記ケースに前記操作力伝達部材の移動方向に沿って移動可能に支持される連係部材と、前記ケースに枢支されて待機位置からアンラッチ操作方向へ回動可能であるとともに、回動時に前記連係部材に当接可能または当接不能なアンラッチ係合部を有するインサイドハンドルと、前記ケースにロック位置及びアンロック位置に移動可能に支持され、かつ前記ロック位置への移動により前記連係部材を前記アンラッチ係合部の移動軌跡外の第1位置に移動させ、また前記アンロック位置への移動により前記連係部材を前記アンラッチ係合部の移動軌跡内の第2位置に移動させることが可能なロックノブとを備え、前記連係部材が前記第1位置にあるとき、前記インサイドハンドルがアンラッチ操作方向へ回動しても前記アンラッチ係合部は前記連係部材に対して空振り移動し、前記連係部材が第2位置にある状態で、前記インサイドハンドルがアンラッチ操作方向へ回動したときには、前記アンラッチ係合部が前記連係部材に当接することにより、前記連係部材を前記操作力伝達部材を介して前記ドアラッチ装置をアンラッチ作動させることが可能な第3位置へ移動させることを特徴とする。これにより、ロックノブがロック位置にあるとき、インサイドハンドルがアンラッチ操作されても、インサイドハンドルのアンラッチ係合部は連係部材に空振りするため、各部に無理な力が作用することが無く確実なロック状態を得ることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記ロックノブは、前記連係部材が第1位置及び第2位置にあるとき前記連係部材に係合可能な係合溝を有し、前記連係部材は、第2位置から第3位置へ移動することにより、前記ロックノブの係合溝から離脱することを特徴とする。これにより、連係部材を、ロックノブの操作に基づいて第1、2位置に移動させることができ、またインサイドハンドルのアンラッチ操作に基づいて第3位置に移動させることができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記インサイドハンドルのアンラッチ係合部を、前記ロックノブの係合溝に交差するように延出したことを特徴とする。これにより、インサイドハンドルのアンラッチ係合部とロックノブの係合溝とを、狭いスペースに配置することができる。
第4の発明は、第1〜3のいずれかの発明において、前記インサイドハンドルは、待機位置にあるとき、前記ロックノブに設けた当接部の移動軌跡外に位置して前記ロックノブのアンロック位置からロック位置への移動を許可し、また、待機位置からアンラッチ操作方向へ回動した位置にあるとき、前記ロックノブの当接部の移動軌跡内に位置して前記ロックノブのアンロック位置からロック位置への移動を阻止する阻止部を有することを特徴とする。これにより、インサイドハンドルのアンラッチ操作中に、ロックノブをロック位置からアンロック位置に移動させてしまう誤操作を確実に防止することができる。
本発明によれば、ロックノブがロック位置にあるとき、インサイドハンドルがアンラッチ操作されても、インサイドハンドルの作動は空振りするため、各部に無理な力が作用することが無く確実なロック状態を得ることができる。また、従来技術のように、ロック状態のとき、インサイドハンドルのアンラッチ操作を阻止するための構成要素が不要となるため、構成を簡単にすることができる。
本発明を適用したドアの車内側の側面図である。 本発明の第1実施形態の側面図である。 同実施形態の平面図である。 同実施形態の分解斜視図である。 同実施形態のロック状態を示す図2におけるV−V線断面図である。 同実施形態のアンロック状態を示す作動説明図である。 同実施形態のロック状態時におけるアンラッチ操作状態を示す作動説明図である。 同実施形態のアンロック状態時におけるアンラッチ操作状態を示す作動説明図である。
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。なお、以下の説明では、図1、2における左方を「前方」、右方を「後方」、紙面手前側を「左側」または「車内側」、紙面奥側を「右側」または「車外側」とする。
インサイドハンドル装置1は、車両のドアDの車内側に装着され、ドアDの車内側面に固定されるケース2と、ケース2に枢支されるインサイドハンドル3及びロックノブ4と、インサイドハンドル3及びロックノブ4の各操作をドアDの後端部に装着されるドアラッチ装置Rに伝達するための操作力伝達部材をなすプッシュ・プルケーブル5と、ケース2に前後方向へ移動可能に支持され、プッシュ・プルワイヤ5の前端(他端)に予め連結された円柱状のケーブルエンドで形成される連係部材6とを備える。
ドアラッチ装置Rは、ドアDが閉じられると、車体側のストライカ(図示略)と係合することによってドアDを閉鎖位置に拘束し、また、インサイドハンドル3またはドアDの車外側に設けられるアウトサイドハンドル(図示略)の操作に基づいてアンラッチ作動することによって、ストライカから離脱してドアDを開けることができる構成を備えている。
操作力伝達部材は、プッシュ・プルワイヤ5に限定されるものでなく、押し引き操作を伝達可能な棒状のロッドであっても良い。また、連結部材6は、プッシュ・プルワイヤ5の端末に予め連結されたケーブルエンドに限定されるものではなく、プッシュ・プルワイヤ5またはロッドと別体で形成しても良い。
なお、以下の説明において使用する「アンラッチ操作」は、ドアラッチ装置Rをアンラッチ作動させるためのインサイドハンドル3の操作と定義し、「アンロック操作」は、インサイドハンドル3のアンラッチ操作を有効にして、インサイドハンドル3のアンラッチ操作に基づいてドアラッチ装置Rをアンラッチ作動させることができるようにするためのロックノブ4の操作と定義し、また、「ロック操作」は、インサイドハンドル3のアンラッチ操作を無効にして、インサイドハンドル3がアンラッチ操作されてもドアラッチ装置Rをアンラッチ作動させることができないようにするためのロックノブ4の操作と定義とする。
ケース2は、車内側を向く面が開口する箱状をなすとともに、上下に互いに対向する上下の壁部24、24の後部には、連係部材6が前後方向、すなわちプッシュ・プルワイヤ5の移動方向と平行な方向へ摺動可能に係合する前後方向へ長孔形状の第1案内路21と、第1案内路21の前端部分に傾斜路23を介して連続する第2案内路22が設けられている。
インサイドハンドル3は、後部がケース2の上下の壁部24、24間にあって上下方向を向く軸7により枢支されるとともに、アンラッチ操作時に把持されるアーム状のハンドル部31と、ハンドル部31の裏面側に設けられ、ケース2の第2案内路22に交差するように遠心方向へ所定量延出するアーム状のアンラッチ係合部32及び押出係合部33とを有する。アンラッチ係合部32の側面には、上方へ所定量突出する阻止部34が設けられている。
押出係合部33は、アンラッチ係合部32よりも時計方向側、すなわちインサイドハンドル3のアンラッチ操作方向側に設けられる。これにより、アンラッチ係合部32と押出係合部33との間には、連係部材6が前後方向に係合可能な係合溝が設けられる。
インサイドハンドル3は、軸7に巻装されたリターンスプリング(図示略)によりハンドル部31がケース2に対して平坦な状態となる待機位置(図3、5、6参照)に付勢保持されるとともに、操作部31を把持してアンラッチ操作方向(図3、5、6において時計方向)することにより、待機位置からリターンスプリング(図示略)の付勢力に抗してハンドル部31がケース2から突出するアンラッチ操作位置(図7、8参照)に回動することができる。
ロックノブ4は、ケース2内におけるインサイドハンドル3の後部上側に隣接した位置に上下方向を向く軸8により枢支されるとともに、車内側に露呈する操作部41と、操作部41の裏側に設けられ、ケース2の第1案内路21に交差するように遠心方向へ所定量延出するアーム状のアンロック係合部42及びロック係合部43とを有し、操作部41がケース2に対してほぼ平坦な状態となるロック位置(図5参照)から操作部41がケース2から突出するアンロック位置(図6参照)及びその逆に回動することができる。
ロック係合部43の側面には、インサイドハンドル3のアンラッチ係合部32の側面に対向するように突出する当接部44が設けられている。当接部44は、インサイドハンドル3が待機位置からアンラッチ操作方向へ回動した位置にあるとき、インサイドハンドル3の阻止部34に対して当接可能な位置に設けられる。
ロック係合部43は、アンロック係合部42よりも時計方向側、すなわちロックノブ4のアンロック操作方向側に設けられる。これにより、アンロック係合部42とロック係合部43との間には、連係部材6が前後方向に係合可能な係合溝が形成される。アンロック係合部42とロック係合部43との間の係合溝は、インサイドハンドル3のアンラッチ係合部32と交差するように形成される。これにより、インサイドハンドル3のアンラッチ係合部32とロックノブ4の係合溝とは、互いに上下方向、すなわち軸7、8の軸線方向へ重合する構造とすることができ、インサイドハンドル3のアンラッチ係合部32とロックノブ4のアンロック係合部42及びロック係合部43(係合溝)を狭いスペースに配置することができる。
ロックノブ4の当接部44とインサイドハンドル3の阻止部34との位置関係は、インサイドハンドル3が待機位置及びその近傍位置にあるとき、阻止部34は、当接部44の移動軌跡外に位置し、また、インサイドハンドル3がアンラッチ操作方向へ所定角度回動した位置とアンラッチ操作位置との間の範囲にあるとき、阻止部34は、当接部44の移動軌跡外に位置する。これにより、インサイドハンドル3が待機位置及びその近傍位置にあるときには、ロックノブ4をアンロック位置からロック位置へ自由に操作することができるが、インサイドハンドル3がアンラッチ操作方向へ所定角度回動した位置とアンラッチ操作位置との間の範囲にあるときには、当接部44が阻止部34に当接することによって、ロックノブ4のアンロック位置からロック位置への回動は阻止される。
なお、本発明は、ロックノブ4をケース2に枢支する構成に限定されるものでない。例えば、ロックノブ4をケース2に前後または左右方向に移動可能に支持して、ロック位置及びアンロック位置に移動し得る構成としても良い。
連係部材6は、上下両端部がケース2の上下の壁部24、24に設けられる上下の第1案内路21、傾斜路23及び第2案内路22に摺動自在に係合されるとともに、ロックノブ4におけるアンロック係合部42とロック係合部43との間の係合溝に係合して、図5に示すように、ロックノブ4がロック位置にあるときには、第1案内路21の後端位置にあってインサイドハンドル3におけるアンラッチ係合部32の移動軌跡外である第1位置に位置し、また、図6に示すように、ロックノブ4がアンロック位置にあるときには、第1案内路21の前端位置にあってインサイドハンドル3におけるアンラッチ係合部32の移動軌跡内である第2位置に位置する。
さらに、ロックノブ4がアンロック位置にある状態で、インサイドハンドル3がアンラッチ操作されたときには、インサイドハンドル3のアンラッチ係合部32が連係部材6に当接することにより、図8に示すように、連係部材6は、ロックノブ4のアンロック係合部42とロック係合部43との間の係合溝から抜け出て、第2位置から傾斜路23を通って第2案内路22の前端である第3位置へ移動する。
なお、傾斜路23は、インサイドハンドル3におけるアンラッチ操作方向への回動に伴うアンラッチ係合部32の円孔運動の接線方向へ向くように傾斜している。これにより、インサイドハンドル3のアンラッチ操作の初期段階において、アンラッチ係合部32が第1案内路21の長手方向へ交差するような方向へ移動する構成であっても、連係部材6を第2位置から円滑に第3位置へ移動させることができる。
インサイドハンドル3がアンラッチ操作位置から待機位置に戻ると、インサイドハンドル3の押出係合部33が連係部材6に前側から当接することによって、連係部材6をインサイドハンドル3の動きに同期して第2位置に戻すことができる。
プッシュ・プルワイヤ5の前端は連係部材6に連結され、また、同じく後端はドアラッチ装置Rに連結される。これにより、連係部材6の移動は、プッシュ・プルワイヤ5を介してドアラッチ装置Rに伝達される。
ドアラッチ装置Rは、連係部材6が第1位置にあるときには、ロック状態となり、同じく第2位置にあるときには、アンロック状態となり、同じく第3位置に移動したときには、アンラッチ作動する構成を備えている。なお、ドアラッチ装置Rの構成は、本発明に直接関係しないので、詳細説明は省略する。
上述により、ロックノブ4がロック位置にあって、連係部材6が第1位置にあるときには、連係部材6がインサイドハンドル3におけるアンラッチ係合部32の移動軌跡外にあるため、インサイドハンドル3がアンラッチ操作されても、当該操作は空振りしてプッシュ・プルケーブル5に伝達されない。従って、ドアラッチ装置Rをアンラッチ作動させることはできない。これにより、ロックノブ4がロック位置にあるとき、インサイドハンドル3がアンラッチ操作されても、他の構成要素に無理な力が作用しないため、各部の変形を防止して、確実なロック状態を得ることができる。
ロックノブ4がアンロック位置にあって、連係部材6が第2位置にあるときには、連係部材6がインサイドハンドル3におけるアンラッチ係合部32の移動軌跡内に進入した位置にある。従って、この状態のとき、インサイドハンドル3がアンラッチ操作されると、アンラッチ係合部32が連係部材6に当接することにより、連係部材6は、第2位置から傾斜路23を通って第3位置に移動する。これにより、インサイドハンドル3のアンラッチ操作は、連係部材6及びプッシュ・プルワイヤ5を介してドアラッチ装置Rに伝達されて、ドアラッチ装置Rをアンラッチ作動させることができる。
アンラッチ操作完了後は、インサイドハンドル3のハンドル部31を放すことにより、リターンスプリング(図示略)により待機位置に戻る。
次に、本実施形態の作動について説明する。
図5は、ロックノブ4がロック位置、また、インサイドハンドル3が待機位置にそれぞれあるロック状態を示す。このロック状態においては、連係部材6は、ロックノブ4におけるアンロック係合部42とロック係合部43との間の係合溝に係合して、インサイドハンドル3におけるアンラッチ係合部32の移動軌跡外に保持されている。従って、ロック状態において、図7に示すように、インサイドハンドル3を待機位置からアンラッチ操作位置へ回動させても、アンラッチ係合部32は連係部材6に対して係合することなく空振り移動するため、インサイドハンドル3のアンラッチ操作は、プッシュ・プルケーブル5を介してドアラッチ装置Rに伝達されることはない。
また、図7に示すように、インサイドハンドル3がアンラッチ操作方向へ回動している状態においては、インサイドハンドル3の阻止部34がロックノブ4の当接部44の移動軌跡内に進入しているため、インサイドハンドル3のアンラッチ操作中に、ロックノブ4をロック位置からアンロック位置に移動させてしまう誤操作を確実に防止することができる。
図6は、ロックノブ4がアンロック位置、また、インサイドハンドル3が待機位置にそれぞれあるアンロック状態を示す。ロック状態からアンロック状態にするには、図5に示すロック状態時に、ロックノブ4の操作部41を摘んで、ロックノブ4を時計方向へ回動させてアンロック位置とする。アンロック状態においては、連係部材6は、ロックノブ4におけるアンロック係合部42とロック係合部43との間の係合溝に係合して、インサイドハンドル3におけるアンラッチ係合部32の移動軌跡内に保持されている。
従って、アンロック状態において、図8に示すように、インサイドハンドル3を待機位置からアンラッチ操作位置へ回動させると、アンラッチ係合部32は連係部材6に対して係合するため、アンラッチ係合部32の回動に伴って、連係部材6は、ロックノブ4の係合溝から抜け出て第2位置から傾斜路23を通って第3位置へ移動する。これにより、プッシュ・プルケーブル5が前方へ引っ張られることにより、インサイドハンドル3のアンラッチ操作は、プッシュ・プルケーブル5を介してドアラッチ装置Rに伝達され、ドアラッチ装置Rをアンラッチ作動させてドアDを開けることができる。インサイドハンドル3のアンラッチ操作を終了した後は、インサイドハンドル3は、リターンスプリング(図示略)の付勢力により再び待機位置に戻り、また、連係部材6は、インサイドハンドル3の押出係合部33に当接して第2位置に戻る。
また、図8に示すように、インサイドハンドル3がアンラッチ操作方向へ回動している状態においては、インサイドハンドル3の阻止部34がロックノブ4の当接部44の移動軌跡内に進入しているため、インサイドハンドル3のアンラッチ操作中に、ロックノブ4をアンロック位置からロック位置に移動させてしまう誤操作を確実に防止することができる。さらに、連結部材6は、ケース2の上下に互いに対向する壁部24、24に設けられる上下の第1案内路21、傾斜路23及び第2案内路22に摺動自在に係合することで、連結部材6の上下の両端部が支持されて連結部材6の倒れは防止される。
1 インサイドハンドル装置
2 ケース
21 第1案内路
22 第2案内路
23 傾斜路
24 壁部
3 インサイドハンドル
31 ハンドル部
32 アンラッチ係合部
33 押出係合部
34 阻止部
4 ロックノブ
41 操作部
42 アンロック係合部
43 ロック係合部
44 当接部
5 プッシュ・プルワイヤ(操作力伝達部材)
6 連係部材
7 軸
8 軸
D ドア
R ドアラッチ装置

Claims (4)

  1. 自動車用ドアの車内側に装着されるインサイドハンドル装置において、
    前記ドアに固定されるケースと、
    一端が前記ドアに設けられるドアラッチ装置に連結され、かつ押し引き操作可能な操作力伝達部材と、
    前記操作力伝達部材の他端に連結されるとともに、前記ケースに前記操作力伝達部材の移動方向に沿って移動可能に支持される連係部材と、
    前記ケースに枢支されて待機位置からアンラッチ操作方向へ回動可能であるとともに、回動時に前記連係部材に当接可能または当接不能なアンラッチ係合部を有するインサイドハンドルと、
    前記ケースにロック位置及びアンロック位置に移動可能に支持され、かつ前記ロック位置への移動により前記連係部材を前記アンラッチ係合部の移動軌跡外の第1位置に移動させ、また前記アンロック位置への移動により前記連係部材を前記アンラッチ係合部の移動軌跡内の第2位置に移動させることが可能なロックノブとを備え、
    前記連係部材が前記第1位置にあるとき、前記インサイドハンドルがアンラッチ操作方向へ回動しても前記アンラッチ係合部は前記連係部材に対して空振り移動し、前記連係部材が第2位置にある状態で、前記インサイドハンドルがアンラッチ操作方向へ回動したときには、前記アンラッチ係合部が前記連係部材に当接することにより、前記連係部材を前記操作力伝達部材を介して前記ドアラッチ装置をアンラッチ作動させることが可能な第3位置へ移動させることを特徴とする自動車用ドアのインサイドハンドル装置。
  2. 前記ロックノブは、前記連係部材が第1位置及び第2位置にあるとき前記連係部材に係合可能な係合溝を有し、
    前記連係部材は、第2位置から第3位置へ移動することにより、前記ロックノブの係合溝から離脱することを特徴とする請求項1記載の自動車用ドアのインサイドハンドル装置。
  3. 前記インサイドハンドルのアンラッチ係合部を、前記ロックノブの係合溝に交差するように延出したことを特徴とする請求項2記載の自動車用ドアのインサイドハンドル装置。
  4. 前記インサイドハンドルは、待機位置にあるとき、前記ロックノブに設けた当接部の移動軌跡外に位置して前記ロックノブのアンロック位置からロック位置への移動を許可し、また、待機位置からアンラッチ操作方向へ回動した位置にあるとき、前記ロックノブの当接部の移動軌跡内に位置して前記ロックノブのアンロック位置からロック位置への移動を阻止する阻止部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動車用ドアのインサイドハンドル装置。
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