JP4858740B2 - 防護装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、地震、龍巻、土砂崩れなどで家屋が倒壊等する場合に安全性を確保することができるようにした防護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、巨大地震が発生するとビルを含む家屋が倒壊し、生命すら奪われることが多くある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
その対策として、ベッド等の四隅に対応する四本支柱と、同支柱間を継ぐ連結部材とでやぐら状の防護装置を本出願人が先に提案した。しかし、こうした防護装置は、巨大地震による倒壊に非常に有効ではあるものの、四方に支柱があるため、通常時に寝床に出入りする際に出入り側の支柱の存在がどうしても視界に入って差し障る不都合があるだけでなく、実際にベッドに寝た状態でも四方に支柱があると圧迫感とか狭苦しさを感じるなど快適さにやや欠けるといった課題が残された。
その対策が望まれていたが、未だ有効な方法がなく、その対策が望まれていた。
【0004】
この発明は前記課題を解決するためになされたもので、通常使用時における快適さを追求する一方、地震などの緊急時の倒壊等に瞬時の判断に基づき生命の安全確保が充分に得られるようにした防護装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、ベッドや敷布団等の寝具類の幅方向一側上方域を一定以上の負荷に耐え得る構造のものとして覆い他側を開放状に形成した防護装置であって、底フレームと主フレームと副フレームと連結フレームとを備え、前記底フレームは、対応する2辺が端部とされ端部間をつなぐ部分が側部とされた平面がコの字形部分をもつ板状のもので形成されるとともに前記端部が寝具類の長手方向端部に平行に対応し側部が寝具類の側部に平行に対応するものとされ、前記主フレームは、底フレームの各端部における寝具類の幅間に対応する位置から立設される前後2本の主支柱と、これら主支柱の上端間を寝具類の幅間に対応する上方を通るようにして継ぐ主上ガードとによって門型に形成され、前記副フレームは、底フレームから立設される前後一対の副支柱とこれら副支柱の上端間をつなぐ副上ガードとによって門型に形成されて底フレーム上の寝具類側方に対応して立設され、前記連結フレームは、主フレームの主上ガードと副フレームの副上ガードとの間を継ぐべく設けられていることを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記主フレームおよび副フレームは、底フレームに対し脱着自在に構成されている。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載されたものにおいて、主フレームおよび副フレームの上には、水タンクやペットボトルなどの非常用品や布団・毛布・衣類等の非常用品が緩衝作用をする緩衝手段として載置されるべく受材が設けられている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図示した実施形態を参照してこの発明を詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態を示すもので、同実施形態は、ダブルサイズベッド(シングルサイズにも適用することができる)Bに適用される防護装置についてのものである。勿論、和風である敷布団にも適用できる。
【0009】
1は底フレームで、平面がコの字形をした板状のもので、同フレーム1は、四角な枠体であったり、運搬可能な分割式であってもよい。
【0010】
また、同フレーム1は、丸パイプや角パイプ、アングル材や他の形鋼でもよい。このことは以下の実施形態でも同様に言えることである。
【0011】
2は側部、3は端部で、端部3は前記コの字形の対応する2つの辺であり、側部2はそれら端部3,3間をつなぐ辺であり、端部3,3はベッドBの長手方向端部に平行に対応し側部2はベッドBの側部に平行に対応するものになっており、端部3には仮想線のように安定板部4を付してもよい。尚、両端部3,3のそれぞれの中心線間の寸法は、2400mmに設定されている。この寸法は、例えば、側部2の長さ調節手段により大小に変更可能にもなる。尚、底フレーム1の底側には緩衝手段を介装可能で、これは以下の例でも同様に適用が可能である。
【0012】
5は主フレームで、同フレーム5は、2本の主支柱6,6とその上端間をアール部を介して一体に継ぐ主上ガード7とで門型になっている。主フレーム5は、衝撃を吸収しやすく軽量な薄肉状のパイプを使用することを一般とし、材質はステンレスでも鋼鉄やアルミ合金、銅系その他の金属でもよく、プラスチック、合成ゴムでもよい。このことは以下の各実施形態でも同様に言えることである。尚、主フレーム5の高さは、ここで1600mm前後に設定されるが、それより低く、例えば、1200mm前後に、あるいはそれより高く1800〜2000mmにすることもあり、さらにその以外の高さに設定することもある。この主フレーム5は、主支柱6,6と主上ガード7との三者を分割式で差し込み等で接続可能に構成することができる。また、一方の主支柱6と主上ガード7の半長分を1つのフレームとし、他方の主支柱6と主上ガード7の残る半長分を他の1つのフレームとし、これらを差し込み等により接続可能にしてもよい。ここに差し込みとは、一方のパイプに中軸を固着しておき他方のパイプに差し込んだり、一方のパイプと他方のパイプとを異なる径として互いを差し込むようにする。このことは以下の各実施形態でも同様に言えることである。
【0013】
主フレーム5は、底フレーム1の、丁度ベッドBの幅中間上方に対応するように立設されている。具体的には、副フレーム10の中心から680mm離れたところに主フレーム5が立設されている。更にこの寸法は、より大きくする場合と小さくする場合とがある。尚、底フレーム1上には、主フレーム5より1回り径の大きい基部補強パイプを溶接等により固着してこれに主フレーム5を差し込み、補強パイプと主フレーム5を固着したり止着具で脱着自在にしてもよい。このことは以下の各実施形態でも同様に言えることである。前記寸法を大きくするとは、例えば図1のフレーム5位置とベッドBの図1右端中間にフレーム5を配置したりすることを含む。
【0014】
主フレーム5は、底フレーム1との間にL形等の手すり9を備えて補強を兼ねるものになっている。この手すり9は、ベッドBの一側部よりもやや主フレーム5側に引っ込んだ状態になっており、開放感を与えるようにしてある。シングルベッドの場合や通常幅敷布団の場合には、同手すり9を主フレーム5寄りの小さいものにすることができる。
【0015】
10は副フレームで、主フレーム5と同じく副支柱11,11と副上ガード12の3辺からなる門型をしたもので、主フレーム5よりは細くしかもかなり幅の狭いフレーム体でなる。この副フレーム10は、ベッドBの一側で側部2上に2本立設され、主フレーム5と略同じ高さになっている。そして、主フレーム5と副フレーム10間は、1本あるいは複数本の連結フレーム13で継がれている。副フレーム10の基部も主フレーム5の基部と上記同様の固着方法を採用することができる。通常は図1の仮想線のように就寝する地震等の非常時には矢印XやY方向に避難すれば安全性が確約される。
【0016】
尚、副フレーム10を主フレーム5より低くしたりあるいは高くすることができる(仮想線)。また、連結フレーム13は仮想線のように副フレーム10及び主フレーム5の上側に備えてもよい。
さらに、副フレーム10と主フレーム5とは基部において実線のように基部板14で継いだり筋交い15でつないだりしてもよい。
また、副フレーム10と主フレーム5間の上部には、図示のようなワイヤあるいはロープによる防護網16を張設したり、パンチングメタルを張設してもよい。両副フレーム10間には他の継ぎパイプを連結してもよい。
さらに、副フレーム10と主フレーム5の就寝者の頭部側の上方には特別の防護手段を構成することができる。例えば、継ぎパイプや網、発泡スチロール体などを適宜に組み合わせてより完全な防護を構成する。このことは以下の各実施形態でも同様に言えることである。防護網(金属その他)を芯にゴム等の緩衝材で一体成形したものを緩衝手段としてもよい。
【0017】
図2は、主フレーム5あるいは副フレーム10その他のパイプの緩衝手段についての実施形態で、例えば、主フレーム5の外周に合成ゴムや軟質樹脂等による緩衝手段18を被包してもよい。この場合、同実施形態のように内部にエアー溜まりを形成するとより緩衝作用が高まる。この緩衝手段18の外周あるいは緩衝手段なしの場合は主フレーム5外周に竹模様(青竹模様も含む)を付してもよく、竹模様は、塗装手段による他、粘着シート等によってもよい。このことは以下の各実施形態でも同様に言えることである。尚、複数本並列のパイプを1本緩衝手段で被包してもよく、緩衝手段は図示より更に大径化してもよい。
【0018】
図3は他の実施形態を示している。同実施形態は、副フレーム10の他の態様を示すもので、副フレーム10が主フレーム5と同様に1本の長いフレームとされており、より完全な安全確保を図ったものである。重量的には図1のものより少し軽量化され得る。
【0019】
尚、副フレーム10の基部を主フレーム5の方向に曲げて同主フレーム5及び底フレーム1と合体化してもよい。逆に主フレーム5側から副フレーム10に向けて曲基部を延ばしてもよい。これらのことは他の各実施形態でも同様に適用の可能性がある。
また、副フレーム10と主フレーム5及び複数の連結フレーム13とで囲まれる個所には、金属網やワイヤ網、ロープ網等による防護手段20を付して就寝する人の頭部を護るようにしてもよく、連結フレーム13に直交する他の連結フレームを追加してもよい。
さらに、前記副フレーム10は仮想線のように主フレーム5よりも少し低くして、負荷を主フレーム5と同時に受け得るようにしてもよい。勿論これらフレーム5,10の外周あるいはフレーム5,10の全体上にはゴム、発泡スチロール等の緩衝手段を付してもよい。
また、仮想線のように手すり9を直線パイプ状にしたり補強板状にしてもよい。
【0020】
図4は主フレーム5と副フレーム10との間の上側に受材22をセットして、その上に水タンク23…等の非常用品や布団・毛布・衣類等の日常用品を載置しておいて非常時に緩衝作用をさせるとともに各用途に使用できるようにした実施形態を示す。上記のことは他の各実施形態でも同様に適用の可能性がある。
尚、上記用品にはペットボトル等の廃品も含み、その中に液体を入れておくか否かはいずれでもよい。
また、これらの上あるいは下側には、発泡スチロールやゴム等の緩衝手段24を更に組み合わせてもよい。
【0021】
図5は、副フレーム10を就寝する人の上半身側に寄せて限定した短いものにした実施形態を示す。同副フレーム10と主フレーム5とを継ぐ連結フレーム13を利用してあるいは主フレーム5や副フレーム10をも利用して網やワイヤ、ロープ等による防護手段26を付してより防護機能が確実化するようにしてもよい。
【0022】
図6は、主フレーム5と副フレーム10との上側に受材28を備え、同受材28上を介して、例えば、葦簾をロール状にした防護手段29を備え付けておき、これが非常時に仮想線のように主フレーム5の開放側に斜めに垂れ落ちるようにした実施形態を示している。尚、同防護手段26は、紐付きで非常時に下方からした実施形態を示している。尚、同防護手段26は、紐付きで非常時に下方から引っ張ると落ちるようにしてもよい。この場合、手すり13を仮想線に平行な斜交状の補強パイプにしてこれに添って防護手段26が転がり落ちるようにする。
防護手段26は、ゴムその他のものにしてもよい。また、受材28上には、葦簾をロール状あるいは適宜の嵩高い状態にしたものを適数個載置あるいは固定しておき緩衝手段にしてもよい。ロール状のものとは、市販のトイレットペーパー等の巻きロール類(染色してもよい)そのものあるいは緩衝用として大径化したものも含まれ、これらを横軸状あるいは縦軸状さらに斜め軸状に載置して緩衝手段としてもよい。
【0023】
図7は主フレーム5および/または副フレーム10の改良に係る実施形態で、主フレーム5は、主上ガード7を就寝する人の上方に対応させたまま残して位置させる一方、主支柱6については、副フレーム10とは他側方向に斜めに下がるものになっている。
この角度については、仮想線のように曲つい傾斜にしたり更に緩い傾斜にすることもある。また、主支柱6については、下半部分を垂直状にしたり、逆に上半部分を垂直状にし下半部分は傾斜させたものにすることができる。
主フレーム5の補強支持については、図示のような三角形等の補強支持板31で支持したり、主フレーム5の基部に曲がり部を備えて底フレーム1に添って固着するようにしてもよい。
主フレーム5は、仮想線のように、主上ガード7と主支柱6とを分割相互差し込み式とすることもある。
【0024】
副フレーム10は、L形に曲がったパイプとし、これらの複数本で構成することができる。勿論図1その他の支持方式によってもよい。連結フレーム13を図示のように付加することもある。このフレーム13については仮想線のように継ぎ方式にし、底フレーム1についても同様に搬送に便利で現場組立が有利なようにする。
【0025】
また、仮想線のように、図2と同様の長い1本ものにしてもよく、この場合、その基部を曲げて底フレーム1に添って固着するようにすることもできる。
尚、発泡スチロールのように軽量で緩衝作用の大きい緩衝手段32を適宜に成形して載置、さらには固定するようにしてもよい。同手段32の底側には網状部材を配してもよい。
【0026】
図8は、主支柱6(あるいは副フレーム10)の底フレーム1に対する脱着自在なる固定方法を示す実施形態である。座板34と止着具35…により固定するが、その間に緩衝手段36を挟着してもよい。尚、座板34を底フレーム1に現場溶接してもよいし、その一方で底フレーム1上に差し込みパイプ等の受けを備えておき、それに現場で差し込むだけあるいは止着具で固定する等することもできる。上記のことは他の各実施形態でも同様に適用の可能性がある。
【0027】
図9は、主フレーム5及び副フレーム10が共に斜めな支柱6,11によるものとされた実施形態を示す。勿論主支柱6については仮想線のように垂直でもよい。38は緩衝手段である。この材料を問わない。例えば、エアークッション、ウオーターマット方式も含む。副フレーム10も主フレーム5と同じ径のものにしてもよい。上記のことは他の各実施形態でも同様に適用できる。
【0028】
図10は、他の実施形態で、同実施形態は、ベッドBの一側半分のみあるいは過半部分を覆う矩形枠状のガード本体(パイプ等)40に連結パイプ41を付加したものに縦方向の支柱42…を備えて全体を構成したものである。この実施形態は底フレーム1が前後に分割されているが、それとともにガード本体40も前後に分割・接続可能にしてもよい。尚、支柱42…に代えて、上からみてL形に曲げられた板(パンチングメタルを含む)により支持部材を構成してもよいし、それに支柱を組み合わせてもよい。
【0029】
図11は、図1の主フレーム5及び副フレーム10の上部に添って緩衝手段44を装備した実施形態を示す。それとは独立した案として、同図には、ワイヤやロープ、金属網状材等によるガード45を付したものである。
【0030】
図12は、装置の上部全体を緩衝手段47により覆うとともにカーテン48により快適さを確保するようにしたものである。これらの緩衝手段には上記した種々の材料の他、現存するあらゆる緩衝可能な材料を使用可能である。上記のことは他の各実施形態でも同様に適用できる。前記カーテン48はベッドBの前後に対応して更に広く備えることもある。
【0031】
図13及び図14は、図11その他のような装置を前提にして、ベッドBの他側上方域をガードするための実施形態を示す。同実施形態において、装置の前後には、取付板50が固定され、これらに回転支点軸51が固着されている。同軸51を介してコの字枠状をした展開アーム52が備えられ、主フレーム5側から開放側に向けて非常時に展開するようになっている。
【0032】
主フレーム5と展開アーム52との間には、蛇腹状に延び上方からの落下物により破切しないような材料のガード53が伸縮自在に設けられている。54は同ガード53の主フレーム5への取付具である。展開アーム52の中央にはフック55が設けられ、これが主フレーム5側の係止片56の切欠57に係脱できるようになっている。切欠57により残された係止片56の部分は断切部58として非常時に折損するようになっている。折損作用は、上方から軽量なプラスチック等によるアンテナ型センサー59に図14の矢印のように落下物あるいは倒壊物等が当たることでなされる。尚、同センサー59は、更に上方に向けて立ち上がらせてもよい。また、揺れセンサーによる検知により作動装置(図示省略)が展開アーム52を展開作動させるようにしたり、機械式に上方に向けたピン(バネつき)が作動子になって展開アーム52を連動させるようにしてもよい。尚、仮想線のように展開アーム52の作動を瞬時にするためウエイト60やバネを使用してもよい。
【0033】
尚、展開アーム52は強度メンバーとし、例えば、斜めに設けられた手すり9を支点にして図13のように展開するようにしてもよい。この場合、ガード53は設けないこともある。
また、図14に示すように、主フレーム5に装備した手動抜きピン61を抜くことでアーム52が展開するようにすることもある。
【0034】
図15から図23は変形的な実施形態を示す。図15の実施形態は、パイプあるいは前記のような帯板状をした底フレーム1に補強基部を介して主フレーム5を立設し、これに対して、副フレーム10を、コの字枠を側面からみて逆L形に曲げたものにして主フレーム5に結合してある。同副フレーム10は、できるだけ就寝する人の頭部等重要なところに対応するように位置するものとする。尚、ワイヤーやロープ等を付加することは自由である。このことは他の各実施形態でも同様に適用できる。
【0035】
図16に示す実施形態は、底フレーム1の対角線上に添って主フレーム5を立設し、頭部等の安全を確保するため、副フレーム10を略Y形をなすように補助的に結合したものである。仮想線に示すようなY字形に形成してもよい。
破線(以下同じ)の63は補助ガードで、ワイヤーや強度ロープ等を示すもので、勿論細いパイプで構成することもできる。尚、フレームは上からみてX字状をなすように形成してもよい。
【0036】
図17に示す実施形態は、対角線上の主フレーム5に対し副フレーム10を三角形をなすように組み合わせ支柱65で支持させたものである。手前側の支柱を更に付加することがある。
【0037】
図18に示す実施形態は、変形台形枠状に形成した側フレーム67,67の1対を底フレーム1上に前後対向状に固着し、これらに上ガード68をパイプ等により接続して、残る上方や側方等に破線である補助ガード63を張設したものである。補助ガード63についてはカーテンや内装手段により見えないようにする。このことは他の各実施形態でも同様に適用できる。この実施形態でも装置を前後2乃至3分割式にすることがある。
【0038】
図19に示す実施形態は、側フレーム70を互いに斜めに対向するように配したもので、補助ガード71…を付してもよい。
【0039】
図20に示す実施形態は、底フレーム1上にパンチングメタル等の台形をしたガード73により装置を構成したものである。この場合、ガード73は、内外2枚等複数層にし、その間に隙間を存して構成してもよい。隙間内には緩衝手段を介装してもよい。74は補助ガードである。尚、同実施形態では搬送の便利さを考えて分割方式にしてある。
【0040】
図21は前記X字形装置の具体例を示す。この場合、第1フレーム75と第2フレーム76とでなるが、交差する個所で互いのパイプを溶接してもよく、また、同図のように立体交差させてもよい。これらには補助ガード77…を有効に張ることができる。
【0041】
図22はX字形の変形例で、上部が湾曲する1対のフレーム79,79により装置を構成したもので、連結具80で相互を結合してもよく、また補助ガード81を適宜に付す。
【0042】
図23は主フレーム5及び副フレーム10を上部に曲がり部分をもつ支柱のみで形成して立設し、これらの間にワイヤやロープ等によるガード82…を渡して構成したものである。その具体的な渡し方は、図24に示す。
すなわち、図24に示すように、ガード82…を主フレーム5の曲がり部分内を通じてそれより下部側に導き、アンカー84で固定してある。仮想線のように両主フレーム5間を下部において一体に継いだものとし、その中を通じて循環式にガード82を通じてもよい。ガード相互の連結部分は互いに重複させて止着具で固定する。尚、主フレーム5の出口等、ガード82…が接触する個所にはゴム等の弾性部材を受けとして備えて切損を防止する。
【0043】
上記はベッドBの長手方向にガードが向くものであったが、ベッドBの前後にU形フレーム86を対向して配し、各フレーム86の上端間にガード87…を通じてもよい。これらガード87の前後間にもガードを張設してもよい。
【0044】
図26は外装パイプ88によりガード89…を伸縮可能に外包したものである。
【0045】
図27は図1等の他の実施形態において、主フレーム5等の主上ガード7のパイプ径を細くしその一方でリップ付(無しでもよい)溝形鋼等の外管91を組み合わせたものである。この外管91の幅間には突隆部92が設けられ増強化されている。
【0046】
図28は、主フレーム5あるいは副フレーム10の床下での補強支持方式を示した実施形態を示す。同実施形態において、93は床構造で、同床構造93を突き抜けるようにして下部支柱94が設けられている。この支柱94は、基部が地盤内に打ち込まれてアンカー95でより固定化される一方、同支柱94の上端は主フレーム5に脱着自在に連結されている。一方、図の右側に示すように、主フレーム5の他方は盛り土やコンクリート等による下部支持部96により受け止められるようになっている。
【0047】
図29は、パイプ状あるいは板状の底フレーム1に4本の支柱98…を立設したもので、同支柱98内にはスプリング99が内蔵され、その中に昇降支柱100が差し込まれることで、通常は支柱100上の網101…付ガード102が上昇した位置を保って広い開放空間を提供する一方、非常時の負荷に合わせて支柱100…が沈んでより安全な狭い空間になるようにした実施形態を示している。
【0048】
【発明の効果】
この発明は以上のように構成されているので、通常使用時における快適さを追求する一方、地震などの緊急時の倒壊等に瞬時の判断に基づき生命の安全確保が充分に得られるようにした防護装置を提供することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す斜視図。
【図2】緩衝手段をパイプの外周に巻いた実施形態を示す断面図。
【図3】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図4】装置上に用品を載置した実施形態を示す断面図。
【図5】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図6】補助ガードを装備する他の実施形態を示す防護装置の断面図。
【図7】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図8】他の実施形態を示す防護装置基部の斜視図。
【図9】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図10】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図11】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図12】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図13】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図14】図13の機構を説明した断面図(下部は手前、上部は横断面図)。
【図15】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図16】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図17】他の実施形態を示す防護装皺の斜視図。
【図18】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図19】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図20】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図21】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図22】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図23】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【図24】ワイヤやロープをガードとして支柱間に渡して防護装置を構成した実施形態を示す側面図。
【図25】他の実施形態を示す防護装置の正面図。
【図26】ガードを外装した他の実施形態を示す防護装置の要部正面図。
【図27】主フレーム等の補助部材を示す断面斜視図。
【図28】他の実施形態を示す床下支持付防護装置の断面図。
【図29】他の実施形態を示す防護装置の斜視図。
【符号の説明】
B…ベッド 5…主フレーム 10…副フレーム。
Claims (3)
- ベッドや敷布団等の寝具類の幅方向一側上方域を一定以上の負荷に耐え得る構造のものとして覆い他側を開放状に形成した防護装置であって、底フレームと主フレームと副フレームと連結フレームとを備え、前記底フレームは、対応する2辺が端部とされ端部間をつなぐ部分が側部とされた平面がコの字形部分をもつ板状のもので形成されるとともに前記端部が寝具類の長手方向端部に平行に対応し側部が寝具類の側部に平行に対応するものとされ、前記主フレームは、底フレームの各端部における寝具類の幅間に対応する位置から立設される前後2本の主支柱と、これら主支柱の上端間を寝具類の幅間に対応する上方を通るようにして継ぐ主上ガードとによって門型に形成され、前記副フレームは、底フレームから立設される前後一対の副支柱とこれら副支柱の上端間をつなぐ副上ガードとによって門型に形成されて底フレーム上の寝具類側方に対応して立設され、前記連結フレームは、主フレームの主上ガードと副フレームの副上ガードとの間を継ぐべく設けられていることを特徴とする防護装置。
- 請求項1に記載のものにおいて、前記主フレームおよび副フレームは、底フレームに対し脱着自在に構成されている防護装置。
- 請求項1に記載されたものにおいて、主フレームおよび副フレームの上には、水タンクやペットボトルなどの非常用品や布団・毛布・衣類等の非常用品が緩衝作用をする緩衝手段として載置されるべく受材が設けられている防護装置。
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