JP4867657B2 - 電圧供給回路、表示装置、および電子機器、並びに電圧供給方法 - Google Patents
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Description
出力トランジスタ2のソースとトランジスタ3のドレインとの接続点によりノードAが形成され、ノードBが出力とトランジスタ2のゲート、トランジスタ3のゲート、およびトランジスタ4のドレインに接続されている。
ノードAはクロックCKgが供給されるキャパシタ5(Cap1)に接続され、ノードBがクロックCKgと逆相のクロックxCKgが供給されるキャパシタ6(Cap2)に接続されている。
パネルの生産量の向上を図るためのひとつの方法として単独(同一極性)トランジスタ(PMOSまたはNMOS)でTFT回路を構成するというものがある。
通常のCMOS構成のパネルでは、2系統の電源(GND含む)電圧を外部から供給を受け、それ以外はパネル内部で生成している。
これでは、パネルの製造工程数が増加し、生産量の向上を図ることは困難である。
そして、第1および第2ノードは、所定電位を基準として第1および第2クロックの振幅で電位が変動する。
第1および第2ノードの電位変動によって出力トランジスタから所定電位が出力される。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る電圧供給回路の構成例を示すブロック図である。図4は、第1の実施形態に係るDC−DCコンバータの構成例を示す回路図である。また、図5は、第1の実施形態に係る電圧供給回路のタイミングチャートである。
Aは第1ノード、Bは第2ノード、ck1,ck2は同相の第1および第2クロックを、rstは基本的に第1および第2クロックck1,ck2と逆相のリセット信号をそれぞれ示している。
レベルシフタ112は、クロックck1の振幅を、電源電圧Vddと接地電位GNDとの間の振幅を持つ信号にレベルシフトとしてDC−DCコンバータ12に供給する。
レベルシフタ113は、クロックck1の振幅を、電源電圧Vdd2と接地電位GNDとの間の振幅を持つ信号にレベルシフトとしてDC−DCコンバータ12に供給する。
したがって、DC−DCコンバータ12に供給される第1クロックck1と第2クロックck2の振幅は、第1クロックck1の振幅ΔV1のほうが、第2クロックck2の振幅Δ2よりも大きい(ΔV1>ΔV2)。
Vddはたとえば10V、Vdd2はたとえば8Vに設定される。
また、図中、Vrefは所定電位を示している。また、C1は第1キャパシタ124の容量を、C2は第2キャパシタ125の容量をそれぞれ示している。
スイッチングトランジスタ素子122,123のソースが所定電位Vrefに共通に接続され、スイッチングトランジスタ122のドレインが第1ノードAに接続され、スイッチングトランジスタ123のドレインが第2ノードBに接続されている。そして、スイッチングトランジスタ素子122,123のゲートがリセット信号rstの入力端子trst(レベルシフタ111の出力)に共通に接続されている。
第1キャパシタ124の第1電極が第1ノードAに接続され、第2電極がクロックck1の入力端子tck1(レベルシフタ112の出力)に接続されている。
第2キャパシタ125の第1電極が第2ノードBに接続され、第2電極がクロックck1の入力端子tck2(レベルシフタ113の出力)に接続されている。
第1および第2クロックck1、ck2は第1および第2キャパシタ124,125をとおして第1ノードA、第2ノードBの電位を変動させる。
そして、第1および第2ノードA,Bは、所定電位Vrefを基準としてクロックck1、ck2の振幅で電位が変動する。
第1および第2ノードA,Bの電位変動によって出力トランジスタ121から負電位Vss2が出力される。
負電位Vss2は第2ノードBのロー(Lo)電位であり、負電位Vss3は第1ノードAのLo電位である。
Vss3−Vss2<Vth(p11) ・・・(1)
ΔV1‘=ΔV1×C1/(C1+Cpa) ・・・(2)
ΔV2‘=ΔV2×C2/(C2+Cpb) ・・・(3)
第1ノードAと第2ノードBの振幅ΔV1‘、ΔV2‘を用いると、出力トランジスタ121の駆動条件が次のように表せる。
ΔV2‘−ΔV1‘<Vth(p11) ・・・(4)
kΔV2=ΔV1 ・・・・(5)
{C2/(C2+Cpb)−kC1/(C1+Cpa)}ΔV2<Vth(p11)
・・・(6)
同一極性であるpチャネルのトランジスタ(TFT等)を用いて形成することが可能となり、負電位を的確に出力することが可能となる。
その結果、同一極性のトランジスタにより形成されるパネル等に配置可能で、生産量の向上、工程数やコスト削減を図ることが可能となる利点がある。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る電圧供給回路の構成例を示すブロック図である。図7は、第2の実施形態に係るDC−DCコンバータの構成例を示す回路図である。また、図8は、第2の実施形態に係る電圧供給回路のタイミングチャートである。
このとき、第2ノードBには追加寄生容量126(Cb)が接続されていることから、第1および第2ノードA,Bのカップリングゲインが調整され、ノードBのLo電位のみを出力する。
ΔV1‘=ΔV1×C1/(C1+Cpa) ・・・(7)
ΔV2‘=ΔV2×C2/(C2+Cb+Cpb) ・・・(8)
ここでΔV1=ΔV2である。
第1ノードAと第2ノードBの振幅ΔV1‘、ΔV2‘を用いると、出力トランジスタ121の駆動条件が次のように表せる。
ΔV2‘−ΔV1‘<Vth(p11) ・・・(9)
{C2/(C2+Cb+Cpb)−C1/(C1+Cpa)}ΔV2<Vth(p11)
・・・(10)
図9は、本発明の第3の実施形態に係る電圧供給回路の構成例を示すブロック図である。
トランジスタ133のソースが電源電圧Vddの供給ラインに接続され、ドレインがノードND132に接続され、ゲートが信号入力ラインINに接続されている。
そして、キャパシタ134の第1電極がノードND131に接続され、第2電極がノードND132に接続され、ノードND132が出力OUTに接続されている。
ハイレベルの信号が入力されると、トランジスタ133はオフし、ノードND131の電位はトランジスタ131を通して放電され、トランジスタ132がオンする。その結果、出力OUTにVssレベルの信号が出力される。
図11は、本発明の第4の実施形態に係る電圧供給回路の構成例を示すブロック図である。
図12は、本発明の第5の実施形態に係る電圧供給回路の構成例を示すブロック図である。
図13は、リセット信号rstがクロックckに対して時間的に後ろにずれた場合を示すタイミングチャートである。
図14は、リセット信号rstがクロックckに対して時間的に前にずれた場合を示すタイミングチャートである。
ただし、ここで位相関係に注意する必要がある。
非供給期間は出力OUTノードのVss2電位が変動することがあるため、できるだけ非供給期間は短くしておきたい。
図14は非供給期間が短くなるということで、DC−DCコンバータ12Aの供給性能低下はあるが、リセット信号rstのクロックckに対する遅延量を遅延回路114で制御してやり、必要十分な供給量を確保しておけば利用可能である。
図15は、本発明の第6の実施形態に係る電圧供給回路の構成例を示すブロック図である。
その他の構成は、第1および第3の実施形態と同様である。
図16は、本発明の第7の実施形態に係る電圧供給回路を説明するためのタイミングチャートである。
図17は、本発明の第8の実施形態に係る電圧供給回路の構成例を示すブロック図である。図18は、第8の実施形態に係る電圧供給回路のタイミングチャートである。
トランジスタ143のソースが電源電圧Vddの供給ラインに接続され、ドレインがノードND142に接続され、ゲートが信号入力ラインIN1に接続されている。
とランジスタ144のソースが電源電圧Vddの供給ラインに接続され、ドレインがノードND142に接続され、ゲートが信号入力ラインIN2に接続されている。
そして、キャパシタ145の第1電極がノードND141に接続され、第2電極がノードND142に接続され、ノードND142が出力OUTに接続されている。
2つに信号enおよびckが共にハイレベルの信号が入力されると、トランジスタ143,144の両方がオフし、ノードND141の電位はトランジスタ141を通して放電され、トランジスタ142がオンする。その結果、出力OUTにVssレベルのリセット信号rstが出力される。
図20は、本発明の第9の実施形態に係る電圧供給回路の構成例を示すブロック図である。
図21は、本発明の第10の実施形態に係る電圧供給回路の構成例を示すブロック図である。
トランジスタ153のソースが電源電圧Vddの供給ラインに接続され、ドレインがトランジスタ154のソースに接続され、トランジスタ154のドレインがノードND152に接続され、トランジスタ153のゲートが信号入力ラインIN1に接続され、トランジスタ154のゲートが入力ラインIN2に接続されている。
そして、キャパシタ155の第1電極がノードND151に接続され、第2電極がノードND152に接続され、ノードND152が出力OUTに接続されている。
2つに信号enおよびckが共にハイレベルまたはいずれかがハイレベルの信号として入力されると、トランジスタ153,154の両方またはいずれかがオフし、ノードND151の電位はトランジスタ151を通して放電され、トランジスタ152がオンする。その結果、出力OUTにVssレベルのリセット信号rstが出力される。
NMOSトランジスタで電圧供給回路を構成する場合、たとえばアモルファスシリコンを用いてTFT等を形成することが容易となり、後で説明するような画素回路を有する有機EL表示装置のパネルに電圧供給回路を容易に配置することが可能となる。
なお以下では、基本的な回路機能は同じであることから、前述したPMOSの場合との構成に違いを中心に説明する。
図23は、本第11の実施形態に係るDC−DCコンバータの構成例を示す回路図である。また、図24は、第11の実施形態に係る電圧供給回路のタイミングチャートである。
クロックck1、ck2はキャパシタ124,125をとおして第1ノードA、第2ノードBの電位を変動させる。
そして、第1および第2ノードA,Bは、所定電位Vrefを基準としてクロックck1、ck2の振幅で電位が変動する。
第1および第2ノードA,Bの電位変動によって出力トランジスタ121Nから正電位Vdd2が出力される。
正電位Vdd2は第2ノードBのハイ(Hi)電位であり、負電位Vdd3は第1ノードAのHi電位である。
Vdd3−Vdd2>Vth(n11) ・・・(11)
ΔV1‘=ΔV1×C1/(C1+Cpa) ・・・(12)
ΔV2‘=ΔV2×C2/(C2+Cpb) ・・・(13)
第1ノードAと第2ノードBの振幅ΔV1‘、ΔV2‘を用いると、出力トランジスタ121Nの駆動条件が次のように表せる。
ΔV1‘−ΔV2‘>Vth(n11) ・・・(14)
kΔV2=ΔV1 ・・・・(15)
{kC1/(C1+Cpa)- C2/(C2+Cpb)}ΔV2>Vth(n11)
・・・(16)
図25は、本第12の実施形態に係るDC−DCコンバータの構成例を示す回路図である。また、図26は、第12の実施形態に係る電圧供給回路のタイミングチャートである。
このとき、第2ノードBには追加寄生容量126(Cb)が接続されていることから、第1および第2ノードA,Bのカップリングゲインが調整され、ノードBのHi電位のみを出力する。
ΔV1‘=ΔV1×C1/(C1+Cpa) ・・・(17)
ΔV2‘=ΔV2×C2/(C2+Cb+Cpb) ・・・(18)
第1ノードAと第2ノードBの振幅ΔV1‘、ΔV2‘を用いると、出力トランジスタ121Nの駆動条件が次のように表せる。
ΔV1‘−ΔV2‘>Vth(n11) ・・・(19)
ここでΔV1=ΔV2である。
{C1/(C1+Cpa)- C2/(C2+Cb+Cpb)}ΔV2>Vth(n11)
・・・(20)
図27は、本発明の第13の実施形態に係る電圧供給回路を説明するためのタイミングチャートである。
図28は、本発明の第14の実施形態に係る電圧供給回路の構成例を示すブロック図である。図29は、第14の実施形態に係る電圧供給回路のタイミングチャートである。
トランジスタ153Nのソースが基準電圧Vssの供給ラインに接続され、ドレインがトランジスタ154Nのソースに接続され、トランジスタ154NのドレインがノードND152Nに接続され、トランジスタ153Nのゲートが信号入力ラインIN1に接続され、トランジスタ154Nのゲートが入力ラインIN2に接続されている。
そして、キャパシタ155Nの第1電極がノードND151Mに接続され、第2電極がノードND152Nに接続され、ノードND152N出力OUTに接続されている。
2つに信号enおよびckが共にローレベルの信号として入力されると、トランジスタ153N,154Nの両方がオフし、ノードND151Nの電位はトランジスタ151Nを通して充電され、トランジスタ152Nがオンする。その結果、出力OUTにVddレベルのリセット信号rstが出力される。
図31は、本発明の第15の実施形態に係る電圧供給回路の構成例を示すブロック図である。
トランジスタ133Nのソースが基準電位Vssに接続され、ドレインがノードND132Nに接続され、ゲートが信号入力ラインINに接続されている。
そして、キャパシタ134Nの第1電極がノードND131に接続され、第2電極がノードND132Nに接続され、ノードND132Nが出力OUTに接続されている。
ローレベルの信号が入力されると、トランジスタ133はオフし、ノードND131Nの電位はトランジスタ131Nを通して充電され、トランジスタ132Nがオンする。その結果、出力OUTにVddレベルの信号が出力される。
トランジスタ143Nのソースが基準電位Vssに接続され、ドレインがノードND142Nに接続され、ゲートが信号入力ラインIN1に接続されている。
トランジスタ144Nのソースが電源電圧Vddの供給ラインに接続され、ドレインがノードND142Nに接続され、ゲートが信号入力ラインIN2に接続されている。
そして、キャパシタ145Nの第1電極がノードND141Nに接続され、第2電極がノードND142Nに接続され、ノードND142Nが出力OUTに接続されている。
2つに信号enおよびckが共にローレベルあるいはいずれかローレベルの信号として入力されると、トランジスタ143N,144Nの両方あるいはいずれかがオフし、ノードND141Nの電位はトランジスタ141Nを通して充電され、トランジスタ142Nがオンする。その結果、出力OUTにVddレベルのリセット信号rstが出力される。
以下、有機EL表示装置の本実施形態に係る電圧供給回路10,10A〜10Nを提要し配置した構成例について説明する。
図34は、本発明の第16の実施形態に係る画素回路を採用した有機EL表示装置の構成を示すブロック図である。
図35は、本第16の実施形態に係る画素回路の具体的な構成を示す回路図である。
なお、これらの構成要素は、たとえば同一のパネルに形成される。
また、図35においても、図面に簡単化のために一つの画素回路の具体的な構成を示している。
具体的には、発光素子213のカソードが基準電位Vcatに接続され、アノードが第1のノードND211に接続され、TFT212のソースが第1のノードND211に接続され、TFT211のドレインがパワー駆動線PSLに接続されている。
そして、TFT211のゲートが第2のノードND212に接続されている。
また、キャパシタC211の第1電極が第1のノード211に接続され、キャパシタC211の第2電極が第2のノードND212に接続されている。
信号線SGLと第2のノードND212との間にTFT212のソース・ドレインがそれぞれ接続されている。そして、TFT212のゲートが走査線WSLに接続されている。
なお、図36(A)は走査線WSLに印加されるゲートパルス(走査パルス)GPを、図36(B)はパワー駆動線PSLに印加されるパワー信号PSGを、図36(C)は信号線SGLに印加される入力信号SINを、図36(D)は第2のノードND212の電位VND212を、図36(E)は第1のノードND211の電位VND211を、それぞれ示している。
このとき、駆動トランジスタでるTFT211は飽和領域で動作するように設定されているため、EL発光素子213に流れる電流IdsはTFT211のゲート・ソース間電圧Vgsに応じて所定の値をとる。
このとき、TFT211のゲート・ソース間電圧は(Vofs−Vss)という値をとる。このTFT211のゲート・ソース間電圧(Vofs−Vss)がTFT211のしきい値電圧Vthよりも大きくない(低い)としきい値補正動作を行うことができないために、TFT211のゲート・ソース間電圧(Vofs−Vss)がTFT211のしきい値電圧Vthよりも大きく、すなわちVofs−Vss>Vthとする必要がある。
パワー駆動線PSLを電源電圧VccとすることでEL発光素子213のアノード(ノードND211)がTFT211のソースとして機能し、図40に示すように電流が流れる。
EL発光素子213の等価回路は、図40に示すように、ダイオードと容量で表されるため、Vel≦Vcat+Vthel(EL発光素子213のリーク電流がTFT211に流れる電流よりもかなり小さい)の関係を満足する限り、TFT211の電流はキャパシタC211とCelを充電するために使われる。
このとき、容量Celの端子間の電圧Velは時間と共に、図41に示すように上昇してゆく。一定時間経過後、TFT211のゲート・ソース間電圧はVthという値をとる。このとき、Vel=Vofs−Vth≦Vcat+Vthelとなっている。
このとき、TFT211のソース電圧がEL発光素子213のしきい値電圧Vthelとカソード電圧Vcatの和を越えなければ(EL発光素子213のリーク電流がTFT211に流れる電流よりもかなり小さければ)、TFT211に流れる電流はキャパシタC211とCelを充電するのに使用される。
このとき、TFT211のしきい値補正動作は完了しているため、TFT211が流す電流は移動度μを反映したものとなる。
具体的にいうと、図43に示すように、移動度μが大きいものはこのときの電流量が大きく、ソース電圧の上昇も早い。逆に移動度μが小さいものは電流量が小さく、ソース電圧の上昇は遅くなる。これによって、TFT211のゲート・ソース間電圧は移動度μを反映して小さくなり、一定時間経過後に完全に移動度を補正するVgsとなる。
TFT211のゲート・ソース間電圧は一定であるので、TFT211は一定電流Ids'をEL発光素子213に流し、VelはEL発光素子213にIds'という電流が流れる電圧Vxまで上昇し、EL発光素子213は発光する。
本画素回路201においてもEL発光素子213は発光時間が長くなるとそのI-V特性は変化してしまう。そのため図中B点(ノードND211)の電位も変化する。しかしながら、TFT211のゲート・ソース間電圧は一定値に保たれているのでEL発光素子213に流れる電流は変化しない。よってEL発光素子213のI-V特性が劣化しても、一定電流Idsが常に流れ続け、EL発光素子213の輝度が変化することはない。
ただし、2Tr+1C画素回路を有する表示装置200の他に、OLEDと直列に接続されるドライブ(駆動)トランジスタやスイッチングトランジスタの他に、移動度やしきい値キャンセル用のTFT等が別途設けられる構成の画素回路を有する表示装置にも適用することが可能である。
以下に、これらの表示装置にうち、5個のトランジスタと1個のキャパシタの5Tr+1C画素回路を有する表示装置の構成例について第17の実施形態として説明する。
図45は、本発明の第17の実施形態に係る画素回路を採用した有機EL表示装置の構成を示すブロック図である。
図46は、本第17の実施形態に係る画素回路の具体的な構成を示す回路図である。
なお、これらの構成要素は、たとえば同一のパネルに形成される。
TFT311により第1のスイッチトランジスタが形成され、TFT313により第2のスイッチトランジスタが形成され、TFT315により第3のスイッチトランジスタが形成され、TFT314により第4のスイッチトランジスタが形成されている。
なお、電源電圧Vccの供給ライン(電源電位)が第1の基準電位に相当し、接地電位GNDが第2の基準電位に相当している。また、VSS1が第4の基準電位に相当し、VSS2が第3の基準電位に相当する。
そして、TFT312のゲートが第2のノードND312に接続され、TFT311のゲートが駆動線DSLに接続されている。
TFT313のドレインが第1のノード311およびキャパシタC211の第1電極に接続され、ソースが固定電位VSS2に接続され、TFT313のゲートが第2のオートゼロ線AZL2に接続されている。また、キャパシタC311の第2電極が第2のノードND312に接続されている。
信号線SGLと第2のノードND312との間にTFT314のソース・ドレインがそれぞれ接続されている。そして、TFT314のゲートが走査線WSLに接続されている。
さらに、第2のノードND312と所定電位Vss1との間にTFT315のソース・ドレインがそれぞれ接続されている。そして、TFT315のゲートが第1のオートゼロ線AZL1に接続されている。
なお、図47(A)は駆動性DSLに印加される駆動信号DS、図47(B)は走査線WSLに印加される駆動信号WS(第16の実施形態のゲートパルスGPに相当)を、図47(C)は第1のオートゼロ線AZL1に印加される駆動信号AZ1、図47(D)は第2のオートゼロ線AZL2に印加される駆動信号オートゼロ信号AZ2を、図47(E)は第2のノードND312の電位を、図47(F)は第1のノードND311の電位をそれぞれ示している。
その結果、TFT313がオンし、このとき、TFT313を介して電流が流れ、TFT312のソース電位Vs(ノードND311の電位)はVSS2まで下降する。そのため、EL発光素子216に印加される電圧も0Vとなり、EL発光素子316は非発光となる。
この場合、TFT314がオンしてもキャパシタC311に保持されている電圧、すなわち、TFT312のゲート電圧は変わらない。
そして、オートゼロ線AZL2への駆動信号AZ2がローレベルに切り替えられた後、ドライブスキャナ305による駆動線DSLの駆動信号DSが所定期間のみローレベルに切り替えられる。
これにより、TFT313がオフし、TFT315、TFT312がオンすることにより、TFT312,TFT311の経路に電流が流れ、第1のノードの電位は上昇する。
そして、ドライブスキャナ305による駆動線DSLの駆動信号DSがハイレベルに切り替えられ、駆動信号AZ1がローベルに切り替えられる。
以上の結果、ドライブトランジスタTFT312のしきい値Vth補正が行われ、第2のノードND312と第1のノードND311との電位差はVthとなる。
その状態で所定期間経過後にライトスキャナ304による走査線WSLへの駆動信号WSが所定期間ハイレベルに保持され、データ線よりデータをノードND312に書き込み、駆動信号WSがハイレベルの期間にドライブスキャナ305による駆動線DSLの駆動信号DSがハイレベルに切り替えられ、やがて駆動信号WSがローレベルに切り替えられる。
このとき、TFT312がオンし、そして、TFT314がオフし、移動度の補正が行われる。
この場合、TFT314がオフしており、TFT312のゲート・ソース間電圧は一定であるので、TFT312は一定電流IdsをEL発光素子316に流す。これによって、第1のノードND311の電位はEL発光素子316にIdsという電流が流れる電圧Vxまで上昇し、EL発光素子316は発光する。
ここで、本回路においてもEL発光素子は発光時間が長くなるとその電流−電圧(I-V)特性は変化してしまう。そのため、第1のノードND311の電位も変化する。しかしながら、TFT312のゲート・ソース間電圧Vgsは一定値に保たれているのでEL発光素子316に流れる電流は変化しない。よって、EL発光素子316のI-V特性が劣化しても、一定電流Idsが常に流れ続け、EL発光素子316の輝度が変化することはない。
その結果、同一極性のトランジスタにより形成されるパネル等に配置可能で、生産量の向上、工程数やコスト削減を図ることが可能となる利点がある。
Claims (18)
- 第1ノードと、
第2ノードと、
所定電位と、
制御端子が上記第1ノードに接続され、第1端子が上記第2ノードに接続され、第2端子が出力端子に接続された出力トランジスタと、
アクティブのリセット信号を受けてオンし、上記所定電位と上記第1ノードおよび第2ノードとを接続するスイッチング素子と、
上記第1ノードに接続され、クロックが供給される第1キャパシタと、
上記第2ノードに接続され、クロックが供給される第2キャパシタと、
上記クロックの振幅を、上記第1ノードと第2ノードの電位が所定の差をもって変動するように調整する調整部と、を有し、
上記リセット信号と上記クロックとは、基本的に逆相である
電圧供給回路。 - 上記調整部は、
振幅が異なる第1クロックと第2クロックを生成し、上記第1クロックを上記第1キャパシタに入力し、上記第2クロックを上記第2キャパシタに入力する機能を有し、
上記第1クロックの振幅を上記第2クロックの振幅より大きい振幅に設定する
請求項1記載の電圧供給回路。 - 上記調整部は、
上記第2ノードに接続された付加容量を有し、
一つのクロックを上記第1キャパシタと第2キャパシタに並列に入力する機能を有する
請求項1記載の電圧供給回路。 - 上記調整部は、
一つのクロックにより、上記クロック信号、第1クロックと第2クロックを生成し、上記スイッチング素子、第1キャパシタ、および第2キャパシタに入力する機能を有する
請求項2記載の電圧供給回路。 - 上記調整部は、
一つのクロックにより、上記クロック信号と上記クロックを生成して上記スイッチング素子、第1キャパシタ、および第2キャパシタに入力する機能を有する
請求項3記載の電圧供給回路。 - 上記クロック信号の位相が上記第1クロックおよび第2クロックに対して時間的に前にずれている
請求項2記載の電圧供給回路。 - 上記調整部は、クロックを上記リセット信号により遅延させる遅延回路を含む
請求項6記載の電圧供給回路。 - 上記クロック信号の位相が上記第1クロックおよび第2クロックに対して時間的に前にずれている
請求項3記載の電圧供給回路。 - 上記調整部は、クロックを上記リセット信号により遅延させる遅延回路を含む
請求項8記載の電圧供給回路。 - 上記クロック信号の非アクティブの期間が上記出力トランジスタの電位出力期間より長く設定されている
請求項2記載の電圧供給回路。 - 上記クロック信号の非アクティブの期間が上記出力トランジスタの電位出力期間より長く設定されている
請求項3記載の電圧供給回路。 - 上記調整部は、上記クロック信号を、クロックとイネーブル信号により生成する機能を有する
請求項4記載の電圧供給回路。 - 上記調整部は、上記クロック信号を、クロックとイネーブル信号により生成する機能を有する
請求項5記載の電圧供給回路。 - マトリクス状に配列された複数の画素回路と、
上記画素回路を形成する素子を駆動する駆動信号を出力する少なくとも一つのスキャナと、
上記スキャナに駆動電圧を供給する電圧供給回路と、を有し、
上記電圧供給回路は、
第1ノードと、
第2ノードと、
所定電位と、
制御端子が上記第1ノードに接続され、第1端子が上記第2ノードに接続され、第2端子が出力端子に接続された出力トランジスタと、
アクティブのリセット信号を受けてオンし、上記所定電位と上記第1ノードおよび第2ノードとを接続するスイッチング素子と、
上記第1ノードに接続され、クロックが供給される第1キャパシタと、
上記第2ノードに接続され、クロックが供給される第2キャパシタと、
上記クロックの振幅を、上記第1ノードと第2ノードの電位が所定の差をもって変動するように調整する調整部と、を有し、
上記リセット信号と上記クロックとは、基本的に逆相である
表示装置。 - 上記調整部は、
振幅が異なる第1クロックと第2クロックを生成し、上記第1クロックを上記第1キャパシタに入力し、上記第2クロックを上記第2キャパシタに入力する機能を有し、
上記第1クロックの振幅を上記第2クロックの振幅より大きい振幅に設定する
請求項14記載の表示装置。 - 上記調整部は、
上記第2ノードに接続された付加容量を有し、
一つのクロックを上記第1キャパシタと第2キャパシタに並列に入力する機能を有する
請求項14記載の表示装置。 - 表示装置を有する電子機器であって、
上記表示装置は、
マトリクス状に配列された複数の画素回路と、
上記画素回路を形成する素子を駆動する駆動信号を出力する少なくとも一つのスキャナと、
上記スキャナに駆動電圧を供給する電圧供給回路と、を有し、
上記電圧供給回路は、
第1ノードと、
第2ノードと、
所定電位と、
制御端子が上記第1ノードに接続され、第1端子が上記第2ノードに接続され、第2端子が出力端子に接続された出力トランジスタと、
アクティブのリセット信号を受けてオンし、上記所定電位と上記第1ノードおよび第2ノードとを接続するスイッチング素子と、
上記第1ノードに接続され、クロックが供給される第1キャパシタと、
上記第2ノードに接続され、クロックが供給される第2キャパシタと、
上記クロックの振幅を、上記第1ノードと第2ノードの電位が所定の差をもって変動するように調整する調整部と、を有し、
上記リセット信号と上記クロックとは、基本的に逆相である
電子機器。 - 第1ノードに接続され、クロックが供給される第1キャパシタと、上記第2ノードに接続され、クロックが供給される第2キャパシタと、制御端子が上記第1ノードに接続され、第1端子が上記第2ノードに接続され、第2端子が出力端子に接続された出力トランジスタと、を用いて電圧を供給する電圧供給方法であって、
上記クロック信号と基本的に逆相のリセット信号がアクティブの期間に所定電位と上記第1ノードおよび第2ノードとを接続する第1ステップと、
上記クロックの振幅を、上記第1ノードと第2ノードの電位が所定の差をもって変動するように調整する第2ステップと、
電位変動によって上記出力トランジスタから上記第2ノードの電位に応じた電圧を出力する第3ステップと
を有する電圧供給方法。
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