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JP4875222B2 - サーバ装置及び起動制御方法及び情報処理装置 - Google Patents
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JP4875222B2 - サーバ装置及び起動制御方法及び情報処理装置 - Google Patents

サーバ装置及び起動制御方法及び情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、例えばIP(Internet Protocol)電話システムで用いられるサーバ装置、及びサーバ装置で用いられる起動制御方法、及び情報処理装置に関する。
近年、IP電話システムが普及し始めている。このIP電話システムでは、例えばLAN(Local Area Network)やインターネットを含むIP網にIP電話端末を接続すると共に、IP網上の呼制御サーバにおいてプロトコル変換及びデータのフォーマット変換等を行うことにより、IP電話端末間及びIP電話端末と一般電話網との間で音声通信を可能にしている。
ところで、上記呼制御サーバにあっては、一般にマイクロコンピュータを使用した制御部を備えており、この制御部において自装置の動作を統括的に制御している。また、制御部は、制御ハードウェア上にOS(Operating System)等のシステム起動プログラムを備え、このOS環境上で通信制御アプリケーションプログラムとしてのサービスプログラムを実行させることにより、ハードウェア部を動作させるように構成されている。
特開2000−207178号公報
ところで、上記呼制御サーバでは、システム起動プログラムとサービスプログラムは同一プログラム実行環境となるメモリ領域で起動し、サービスプログラムの不具合がシステム起動プログラムやシステム起動処理に影響を与え、システム起動不可となる場合がある。
本発明の目的は、サービスプログラムの不具合が起動処理に影響を与えないようにしたサーバ装置及び起動制御方法及び情報処理装置を提供することにある。
本実施形態に従うサーバ装置は、処理用メモリに記録される起動プログラムに基づいて起動し、起動後に処理用メモリに記録されるサービスプログラムに基づいて通信処理を実行するサーバ装置において、処理用メモリ上で起動プログラムを起動させるプログラム実行環境となるメモリ領域を特定するディレクトリに対応付けて起動プログラムを記憶するとともに、サービスプログラムを起動プログラムのプログラム領域と異なるディレクトリに対応付けて記憶する記憶手段と、起動プログラムによる起動後に、記憶手段に記憶されるサービスプログラムのディレクトリを参照し、この参照結果に基づいて、サービスプログラムを記憶手段から読み出して、処理用メモリの起動プログラムとは異なるメモリ領域に記録する制御手段とを備えるようにしたものである。
本発明のサーバ装置が適用されるIP電話システムの一実施形態の構成を示すブロック図。 上記図1に示した呼制御サーバのソフトウェア構成を示すブロック図。 同実施形態で取り扱うプログラムのルートディレクトリパスの構造を示す図。 同実施形態において、サービスプログラムの異常に対応するためのCPUの制御処理手順を示すフローチャート。 同実施形態において、IP電話端末と公衆網上の外部端末との間の通信接続手順を示すシーケンス図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
ここでは、本発明のサーバ装置をIP電話システムの呼制御サーバに適用した場合の一実施形態について説明する。図1は、一実施形態におけるIP電話システムの概略構成図である。
このシステムは、IP網としてパケット通信用のLAN(Local Area Network)1を有する。LAN1は、IP電話端末T11〜T1i(iは自然数)が接続される。なお、IP電話端末T11〜T1iは、通話処理機能と映像等のメディア情報処理機能とを備えている。
また、LAN1には、ゲートウェイGW1,GW2が接続されている。ゲートウェイGW1は、LAN1とインターネット等のIP公衆網IPNとの間を接続するもので、LAN1とIP公衆網IPNとの間における通信プロトコル及び信号フォーマットの変換機能とを備えている。ゲートウェイGW2は、LAN1とアナログ電話網等の公衆網PNWとの間を接続するもので、LAN1と公衆網PNWとの間における通信プロトコル及び信号フォーマットの変換機能とを備えている。
また、これらIP電話端末T11〜T1i及びゲートウェイGW1,GW2は、LAN1を介して呼制御サーバSVに接続されている。呼制御サーバSVは、複数のIP電話端末T11〜T1i間またはIP電話端末T11〜T1iとIP公衆網IPN,公衆網PNWとの間で、例えばSIP、Megaco、H.323等の所定のプロトコルに従ってセッションを確立する交換制御機能を備える。そして、確立されたセッションにより、発信側と着信側の電話端末間でRTPパケットを送受信することで、音声通信を行なう。
ところで、呼制御サーバSVでは、システム起動プログラムとサービスプログラムは同一プログラム実行環境となるメモリ領域で起動し、サービスプログラムの不具合がシステム起動プログラムやシステム起動に影響を与え、システム起動不可となる場合がある。たとえば、サービスプログラム1をアップデートし、依存関係にあった共有ライブラリもアップデートされた場合、システム起動時に起動するサービスプログラム2も共有ライブラリを参照するが、正しく依存関係を設定されておらず、サービスプログラム2がアップデートされなかったとすると、システム起動時にサービスプログラム2が正常に起動せず、ハングアップしてしまい、システム起動不可となるケースがある。または、サービスプログラムがシステム起動プログラムが参照するファイルを書き換えるような動作を含んでいた場合、サービスプログラムの不具合により、該当ファイルを壊してしまい、システム起動プログラムが正常に起動できず、システム起動不可となるケースがある。
プログラム実行環境となるメモリ領域を分離する既存手段として、仮想化技術があるが、仮想化ソフトが必要である。
また、シングルユーザモードで起動することで、起動するプログラムを限定可能であるが、システム起動不可となった後の解決手段であるため、予防はできない。この場合、保守者は現地へ赴き、リカバリディスクを用いてシステム復旧するか、レスキューディスクでシステムを起動して、バックアッププログラムに切り替えやバックアップデータをリストアしなければならない。
このため、サービスプログラムの不具合が起動処理に影響を与えないようにしたサーバ装置及び起動制御方法が必要になる。そこで、本実施形態では、サービスプログラムの不具合が起動処理に影響を与えない起動制御方法を実行する呼制御サーバSVを備えるようにした。
呼制御サーバSVは、IP制御部11と、メディア変換部12と、CPU(Central Processing Unit)13、データベースとしてのROM(Read Only Memory)14、処理用メモリとしてのRAM(Random Access Memory)15とを備えている。これらIP制御部11と、メディア変換部12と、CPU13は、データハイウェイ16を介して互いに接続されている。
IP制御部11には、LAN1が必要に応じて接続される。IP制御部11は、接続されたLAN1との間でインタフェース処理を行う。また、IP制御部11は、上記インタフェース処理に係わる種々の制御情報の授受を、データハイウェイ15を介してCPU13との間で行う。
メディア変換部12には、タイムスイッチ17が接続される。メディア変換部12は、IP制御部11で受信した制御パケット及び音声パケットを処理するもので、パケットをPCM信号に変換してタイムスイッチ17に出力し、タイムスイッチ16からのPCM信号をパケットに変換してIP制御部11に出力する。
CPU13は、ROM14に格納されている各種プログラムを読み出して、RAM15に記録し、RAM15に記録されたプログラムに基づいた処理を行なうことで、IP制御部11、メディア変換部12及びタイムスイッチ17のそれぞれを総括制御し、呼制御サーバSVとしての動作を実現する。
図2は、上記ROM14及びRAM15に記憶されるプログラムの構成を示すブロック図である。
ROM14に記憶される各種プログラムには、汎用OSといったシステム起動プログラムがあり、このシステム起動プログラム上で実行される複数のサービスプログラムがある。これらシステム起動プログラム及び複数のサービスプログラムは、CPU13によりRAM15の同一のプログラム実行環境となるメモリ領域に記録されることになり、万一サービスプログラムに動作異常が生じた場合に、この動作異常がシステム起動プログラムにも影響することになる。そこで、システム起動プログラムと複数のサービスプログラムとをRAM15上の別々のメモリ領域に記録する手段を用いるようにしている。この手段を講じることにより、システム起動プログラムに属するサービス初期化プログラム110、サービス起動監視プログラム120、メンテナンスプログラム130、共有ライブラリ170は、RAM15のシステム起動プログラム実行環境となるメモリ領域200を特定するトップルートディレクトリ100に対応付けてROM14に記憶される。また、システム起動プログラム以外のサービスプログラム141、設定データ142、サービス管理プログラム143及び共有ライブラリ144は、RAM15のサービスプログラム実行環境となるメモリ領域300を特定するサービスルートディレクトリ140に対応付けてROM14に記憶される。
サービス初期化プログラム110は、周知の起動処理を実行するためのプログラムである。サービス起動監視プログラム120は、サービスプログラム141が起動したか否かを監視するためのプログラムである。メンテナンスプログラム130は、サービスプログラム141に動作異常が発生した場合に、この動作異常に対応するためのプログラムである。共有ライブラリ170は、各プログラムの起動手順を示すデータである。
サービスプログラム141は、例えば交換処理用のプログラム群と、課金や通信履歴データ管理等の通信管理処理等を実行するための各種プログラム群1415とから構成される。交換処理用のプログラム群は、呼処理端末制御プログラム1411と、呼処理グループ制御プログラム1412と、呼処理サービスプログラム1413と、メディア処理プログラム1414とから構成される。
設定データ142は、サービスプログラム141をRAM15のメモリ領域300に設定するためのデータである。サービス管理プログラム143は、サービスプログラム141の起動・終了を管理するためのプログラムである。共有ライブラリ144は、交換処理に係わるサービス要求が発生したときに、どのサービスプログラム1411〜1415を起動させるかを参照するためのデータである。
さらに、ROM14には、RAM15上のメモリ領域200,300とは異なるプログラム実行環境となるメモリ領域を特定するバックアップサービスルートディレクトリ150及び工場出荷時サービスルートディレクトリ160が記憶される。なお、バックアップサービスルートディレクトリ150に対応するサービスプログラム151、設定データ152、サービス管理プログラム153及び共有ライブラリ154は、サービスルートディレクトリ140に対応するサービスプログラム141、設定データ142、サービス管理プログラム143及び共有ライブラリ144と同一である。
CPU13は、ROM14のトップルートディレクトリ100に対応するサービス初期化プログラム110、サービス起動監視プログラム120、メンテナンスプログラム130及び共有メモリ170を読み出して、RAM15のメモリ領域200に記録すると、サービス初期化プロセス210、サービス起動監視プロセス220、メンテナンスプロセス230及び共有ライブラリ270がメモリ領域200に生成される。
また、CPU13は、ROM14のサービスルートディレクトリ140に対応するサービスプログラム141、設定データ142、サービス管理プログラム143及び共有ライブラリ144を読み出して、RAM15のメモリ領域300に記録すると、サービスプロセス310、サービス管理プロセス320及び共有ライブラリ330がメモリ領域300に生成される。
次に、上記構成における動作について説明する。
まず、ROM14に記憶されるシステム起動プログラム及びサービスプログラムをディレクトリに対応付ける場合に、例えば保守端末として機能するIP電話端末T12のユーザがIP電話端末T12を操作して各プログラムに対しパスを設定する。
ここで、図3は、各プログラムのパス設定構造を示す図である。IP電話端末T12のユーザは、ROM14中のトップルートディレクトリ100に対し「/」を登録する。また、トップルートディレクトリ100の配下に属する共有ライブラリ170に対し「/lib」を登録する。さらに、サービスルートディレクトリ140の配下に属するサービスプログラム141の呼処理サービスプログラム1413に対し「/current/usr/bin/call process」を登録する。
図示しない電源スイッチがオンされて、図示しない電源部からの電力供給が開始されることで、CPU13は制御処理を開始する。
図4は、CPU13の制御処理を示すフローチャートである。この制御処理を開始するとCPU13は、まずOSを起動し(ステップST4a)、続いてROM14中の共有ライブラリ170を参照して、サービス初期化プログラム110及びサービス起動監視プログラム120をRAM15のシステム起動プログラム実行環境となるメモリ領域200上で起動させる(ステップST4b)。そして、メモリ領域200にサービス初期化プロセス210およびサービス起動監視プロセス220を生成させる(ステップST4c)。ここで、プログラムをメモリ領域上で起動させることは、CPU13がROM14からプログラムを読み出して、このプログラムをRAM15のメモリ領域に記録することである。
続いて、CPU13は、サービス起動監視プロセス220にてサービスプログラム起動失敗回数240を「+1」にインクリメントしておき(ステップST4d)、サービスプログラム起動失敗回数240が上限値を超えているか否かの判断を行う(ステップST4e)。
ここでは、上限値を超えていないので(Yes)、CPU13はサービス初期化プロセス210にてサービスルートディレクトリ140を指定してサービスルートディレクトリ140に配下にあるサービス管理プログラム143をメモリ領域300上で起動させる(ステップST4f)。そして、サービス管理プログラム143にてサービスプログラム141をメモリ領域300上で起動させることで、サービス管理プロセス320およびサービスプロセス310をメモリ領域300に生成させる(ステップST4g)。ここで、指定するルートディレクトリのパスは環境変数で設定し、メンテナンスプログラム230が変更するものとする。
続いて、CPU13は、サービスプログラム141が起動成功したか否かの判断を行なう(ステップST4h)。ここで、起動成功した場合(Yes)、CPU13は、サービス起動成功通知をサービス起動監視プロセス220に通知し、サービス起動監視プロセス220にサービスプログラム起動失敗回数340を「−1」にデクリメントさせる(ステップST4i)。
一方、サービスプログラム141が起動失敗した場合(No)、サービスプロセス310がシステムリセットを実行、もしくは、サービス起動監視プロセス220がサービスプログラム141起動失敗と判断して、システム再起動する(ステップST4j)。
一方、上記ステップST4eにおいて、システムリセットが多発し、サービス起動失敗回数240が上限値を超えた場合、CPU13はサービス初期化プロセス210にてメンテナンスプログラム130をROM14から読み出してRAM15のシステム起動プログラム領域200に記録し、メンテナンスプロセス230をメモリ領域200に生成させる(ステップST4k)。メンテナンスプロセス230は、システム復旧方法として、設定データ切替またはサービスルートディレクトリ切替の旨を示す復旧対応メッセージをIP電話端末T21に送出してOSD(On Screen Display)表示させる。
この状態で保守者が、設定データ切替を選択するべくIP電話端末T12において選択指示を入力したとする。そうすると、CPU13はステップST4lからステップST4mに移行してここでメンテナンスプロセス330にて設定データをバックアップ設定データで上書きする。
一方、保守者がルートディレクトリ切替を選択した場合、CPU13はメンテナンスプロセス330にてメモリ領域300とは異なるプログラム実行環境となるメモリ領域を特定するルートディレクトリを指定し(ステップST4n)、続いてROM14中のサービスプログラム141のルートディレクトリパスの環境変数を指定されたパスに変更する(ステップST4o)。つまり、不具合が生じた呼処理サービスプログラム1413のルートディレクトリパス「/current/usr/bin/call process」を「/xxxx/usr/bin/call process」に変更する。なお「xxxx」は、RAM15のメモリ領域200,300とは異なるプログラム実行環境となるメモリ領域を特定するものであり、メンテナンスプログラム130により予め決められているものとする。
そして、CPU13はサービスプログラム起動失敗回数240をリセットし(ステップST4p)、上記ステップST4jの処理に移行してシステム再起動を実行する。
次に、IP電話端末T11と公衆網PNW上の電話端末TT2との間で通信接続を行なう場合の例について説明する。
図5は、通信接続を行なう手順を示すシーケンス図である。
いま例えば、IP電話端末T11においてユーザが、IP電話端末T11から他の外部端末TT2に対し発信操作を行なったとする(図5(1))。そうするとIP電話端末T11でのオフフック動作は、呼制御サーバSVのIP制御部11で解析されて、オフフック信号としてIP制御部11からデータハイウェイ16を介してCPU13に転送される。
このオフフック信号が転送されるとCPU13では、メモリ領域300に生成される共有ライブラリ330により、処理に必要なサービスプログラム141が起動される。ここでは、IP電話端末T11のオフフック信号であるので呼処理端末プログラム1411が起動され、このプログラムによりIP電話端末T11に対する端末処理が実行される。
そして、この呼処理端末プログラム1411において、例えばCPU13からタイムスイッチ17に対して発呼したIP電話端末T11へダイヤルトーンを送出する信号が転送される。また、CPU13からIP制御部11に対してダイヤル信号の受け付けを許可するための制御信号が転送される。IP制御部11は、タイムスイッチ17からのダイヤルトーンを発信元のIP電話端末T11へ送出し、以後IP電話端末T11からのダイヤル信号を受け取る状態になる。
この状態で、ダイヤルトーンを確認したIP電話端末T11のユーザがダイヤル操作を行なうと、ダイヤル信号がIP制御部11及びデータハイウェイ16を介してCPU13に転送される。
そうするとCPU13では、上記ダイヤル信号より発呼先が解析され、発呼先が公衆網PNWであることが分かると、メモリ領域300に生成される共有ライブラリ330により、呼処理サービス制御プログラム1413が起動される。そして、呼処理サービス制御プログラム1413により公衆網PNW宛ての発信メッセージが生成され、IP制御部11に転送される。すると、IP制御部11は、公衆網PNW宛の発信メッセージをLAN1及びゲートウェイGW2を経由して公衆網PNWへ送信する(図5(2))。
そうすると、着信先の外部端末TT2の呼び出しが行なわれる(図5(3))。呼び出しに対し外部端末TT2が応答すると(図5(4))、呼制御サーバSVのCPU13は、発信元のIP電話端末T11とゲートウェイGW2との間の通信パスを接続するための処理を実行する(図5(5))。かくして、IP端末T11のユーザは外部端末TT2のユーザとの間で音声通信を行なうことが可能となる。
なお、上記呼処理端末プログラム1411の起動中に、IP電話端末T11のグループ処理が必要な場合には、呼処理端末プログラム1411から呼処理グループ処理プログラム1412へ共有ライブラリ330を介して処理が依頼される。また、IP電話端末T11,T13間の相互接続が必要な場合には、呼処理端末プログラム1411から呼処理サービス制御プログラム1413へ共有ライブラリ330を介して処理が依頼される。さらに、画像伝送等といったメディア処理が必要な場合には、共有ライブラリ330によりメディア処理プログラム1414が起動される。
以上のように上記実施形態では、システム起動プログラムを構成するサービス初期化プログラム110、サービス起動監視プログラム120及びメンテナンスプログラム130をトップルートディレクトリ100に対応付け、サービスプログラム141、設定データ142及びサービス管理プログラム143をサービスルートディレクトリ140に対応付けてROM14に記憶しておくことで、起動時にサービス初期化プログラム110、サービス起動監視プログラム120及びメンテナンスプログラム130がRAM15のメモリ領域200に記録されて所定の起動処理が実行され、起動後にサービスプログラム141、設定データ142及びサービス管理プログラム143がROM14から読み出されてRAM15の起動プログラムとは異なるメモリ領域300に記録されてサービスプログラムに従って通信処理が実行されることになる。
従って、サービスプログラム141の不具合が起動処理に影響を与えることを防ぐことができる。
また、上記実施形態では、サービスプログラム141を起動した時点から一定時間経過後にサービスプログラム141から正常起動完了の通知が受け取れない場合に、サービスプログラム141の動作異常と自動的に判定されて再起動が行われる。従って、サービスプログラム141の動作異常が起動処理に波及する心配はなくなり、これによりシステムダウンの発生を未然に防ぐことができる。
また、上記実施形態では、サービスプログラム141に起因したシステムリセットが多発した場合においても、メンテナンスプログラム130のみ起動させることができ、異常発生を表す情報を保守者のIP電話端末T12に転送して保守者に報知するようにしている。このため、保守者はサービスプログラムの異常が発生したことを即時知ることができ、これにより復旧操作などの対応処置を迅速に講じることが可能となる。
さらに、上記実施形態では、異常発生を通知した後、保守者の指示入力に応じてバックアップ設定データへの切り替え、サービスプログラムのディレクトリを指定のディレクトリに変更のいずれかを実行するようにしている。
従って、サービスプログラム141の不具合解析やバックアッププログラムへの切り替え、バックアップデータのリストアが可能であるため、レスキューディスクが不要となる。
(その他の実施形態)
例えば上記各実施形態では、IP電話システムの呼制御サーバを例にとって説明したが、パーソナル・コンピュータ等の情報処理装置やCPUと汎用OSで構成されるシステムであってもよい。
この他の実施形態であっても、起動プログラムとサービスプログラムとを互いに異なるディレクトリに対応付けてデータベースに記憶しておくことで、起動時に起動プログラムが処理用メモリの対応するプログラム領域に記録されて所定の起動処理が実行され、起動後にサービスプログラムがデータベースから読み出されて処理用メモリの起動プログラムとは異なるプログラム領域に記録されてサービスプログラムに従って通信処理が実行されることになるので、サービスプログラムの不具合が起動処理に影響を与えることを防ぐことができる。
その他、呼制御サーバの構成、ソフトウェアの構成、各プログラムに対するディレクトリの登録手順、サービスプログラムの動作異常に対応するための制御処理手順とその内容等についても、要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
1…LAN、11…IP制御部、12…メディア変換部、13…CPU、14…ROM、15…RAM、16…データハイウェイ、17…タイムスイッチ、110…サービス初期化プログラム、120…サービス起動監視プログラム、130…メンテナンスプログラム、140…サービスルートディレクトリ、141…サービスプログラム、142…設定データ、143…サービス管理プログラム、144…共有ライブラリ、200,300…メモリ領域、SV…呼制御サーバ、T11〜T1i…IP電話端末、GW1,GW2…ゲートウェイ、PNW…公衆網。

Claims (18)

  1. 処理用メモリに記録される起動プログラムに基づいて起動し、起動後に前記処理用メモリに記録されるサービスプログラムに基づいて通信処理を実行する通信処理部と、
    前記処理用メモリ上で前記起動プログラムを起動させるプログラム実行環境となる第1のメモリ領域を特定する第1のディレクトリに対応付けて前記起動プログラムを記憶するとともに、前記サービスプログラムを前記起動プログラムの第1のメモリ領域と異なる第2のメモリ領域を特定する第2のディレクトリに対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記起動プログラムによる起動後に、前記記憶手段に記憶される前記サービスプログラムの第2のディレクトリを参照し、この参照結果に基づいて、前記サービスプログラムを前記記憶手段から読み出して、前記処理用メモリの前記起動プログラムとは異なる第2のメモリ領域に記録する制御手段とを具備するサーバ装置。
  2. 前記制御手段は、サービスプログラムを起動した時点から所定時間経過後に前記サービスプログラムから正常起動完了の通知が受け取れない場合に、再起動を実行する請求項1記載のサーバ装置。
  3. 前記制御手段は、前記サービスプログラムを起動する前に、起動失敗回数をインクリメントしておき、前記サービスプログラムを起動した時点から所定時間経過後に前記サービスプログラムから正常起動完了の通知を受信した場合に、前記起動失敗回数をデクリメントする請求項1記載のサーバ装置。
  4. 前記記憶手段は、前記第1のディレクトリに対応付けて、前記サービスプログラムの動作異常に対処するためのメンテナンスプログラムを記憶し、
    前記制御手段は、前記起動失敗回数が予め決められた回数を超えた場合に、前記メンテナンスプログラムを前記処理用メモリの前記第1のメモリ領域上で起動し、前記メンテナンスプログラムに基づいて異常発生を外部に通知する請求項3記載のサーバ装置。
  5. 前記記憶手段は、前記サービスプログラムに対するバックアップ設定データを前記起動プログラム及び前記サービスプログラムのプログラム実行環境となる前記第1のメモリ領域及び前記第2のメモリ領域と異なる第3のメモリ領域を特定する第3のディレクトリに対応付けて記憶し、前記サービスプログラムのバックアップを前記第1、第2及び第3のメモリ領域とは異なる第4のメモリ領域を特定する第4のディレクトリに対応付けて記憶し、
    前記制御手段は、前記異常発生を通知した後、ユーザの指示入力に応じてバックアップ設定データへの切り替え、前記サービスプログラムのディレクトリを前記サービスプログラムのバックアップである前記第4のディレクトリに変更のいずれかを実行する請求項4記載のサーバ装置。
  6. 前記サービスプログラムは、呼処理端末制御プログラム、呼処理グループ制御プログラム、呼処理サービスプログラム、メディア処理プログラム、課金を実行するためのプログラム、通信管理処理を実行するためのプログラムのうち少なくとも1つを備える請求項1記載のサーバ装置。
  7. サーバ装置で使用される起動制御方法において、
    処理用メモリに記録される起動プログラムに基づいて起動し、起動後に前記処理用メモリに記録されるサービスプログラムに基づいて通信処理を実行し、
    前記処理用メモリ上で前記起動プログラムを起動させるプログラム実行環境となる第1のメモリ領域を特定する第1のディレクトリに対応付けて前記起動プログラムをデータベースに記憶するとともに、前記サービスプログラムを前記起動プログラムの第1のメモリ領域と異なる第2のメモリ領域を特定する第2のディレクトリに対応付けてデータベースに記憶し、
    前記起動プログラムによる起動後に、前記データベースに記憶される前記サービスプログラムの第2のディレクトリを参照し、この参照結果に基づいて、前記サービスプログラムを前記データベースから読み出して、前記処理用メモリの前記起動プログラムとは異なる第2のメモリ領域に記録する起動制御方法。
  8. さらに、サービスプログラムを起動した時点から所定時間経過後に前記サービスプログラムから正常起動完了の通知が受け取れない場合に、再起動を実行する請求項7記載の起動制御方法。
  9. さらに、前記サービスプログラムを起動する前に、起動失敗回数をインクリメントしておき、前記サービスプログラムを起動した時点から所定時間経過後に前記サービスプログラムから正常起動完了の通知を受信した場合に、前記起動失敗回数をデクリメントする請求項7記載の起動制御方法。
  10. 前記記憶することは、前記第1のディレクトリに対応付けて、前記サービスプログラムの動作異常に対処するためのメンテナンスプログラムを前記データベースに記憶し、
    さらに、前記起動失敗回数が予め決められた回数を超えた場合に、前記メンテナンスプログラムを前記処理用メモリの前記第1のメモリ領域上で起動し、前記メンテナンスプログラムに基づいて異常発生を外部に通知する請求項9記載の起動制御方法。
  11. 前記記憶することは、前記サービスプログラムに対するバックアップ設定データを前記起動プログラム及び前記サービスプログラムのプログラム実行環境となる前記第1のメモリ領域及び前記第2のメモリ領域と異なる第3のメモリ領域を特定する第3のディレクトリに対応付けて前記データベースに記憶し、前記サービスプログラムのバックアップを前記第1、第2及び第3のメモリ領域とは異なる第4のメモリ領域を特定する第4のディレクトリに対応付けて記憶し、
    さらに、前記異常発生を通知した後、ユーザの指示入力に応じてバックアップ設定データへの切り替え、前記サービスプログラムのディレクトリを前記サービスプログラムのバックアップである前記第4のディレクトリに変更のいずれかを実行する請求項10記載の起動制御方法。
  12. 前記サービスプログラムは、呼処理端末制御プログラム、呼処理グループ制御プログラム、呼処理サービスプログラム、メディア処理プログラム、課金を実行するためのプログラム、通信管理処理を実行するためのプログラムのうち少なくとも1つを備える請求項7記載の起動制御方法。
  13. 処理用メモリに記録される起動プログラムに基づいて起動し、起動後に前記処理用メモリに記録されるサービスプログラムに基づいて通信処理を実行する通信処理部と、
    前記処理用メモリ上で前記起動プログラムを起動させるプログラム実行環境となる第1のメモリ領域を特定する第1のディレクトリに対応付けて前記起動プログラムを記憶するとともに、前記サービスプログラムを前記起動プログラムの第1のメモリ領域と異なる第2のメモリ領域を特定する第2のディレクトリに対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記起動プログラムによる起動後に、前記記憶手段に記憶される前記サービスプログラムの第2のディレクトリを参照し、この参照結果に基づいて、前記サービスプログラムを前記記憶手段から読み出して、前記処理用メモリの前記起動プログラムとは異なる第2のメモリ領域に記録する制御手段とを具備する情報処理装置。
  14. 前記制御手段は、サービスプログラムを起動した時点から所定時間経過後に前記サービスプログラムから正常起動完了の通知が受け取れない場合に、再起動を実行する請求項13記載の情報処理装置。
  15. 前記制御手段は、前記サービスプログラムを起動する前に、起動失敗回数をインクリメントしておき、前記サービスプログラムを起動した時点から所定時間経過後に前記サービスプログラムから正常起動完了の通知を受信した場合に、前記起動失敗回数をデクリメントする請求項13記載の情報処理装置。
  16. 前記記憶手段は、前記第1のディレクトリに対応付けて、前記サービスプログラムの動作異常に対処するためのメンテナンスプログラムを記憶し、
    前記制御手段は、前記起動失敗回数が予め決められた回数を超えた場合に、前記メンテナンスプログラムを前記処理用メモリの前記第1のメモリ領域上で起動し、前記メンテナンスプログラムに基づいて異常発生を外部に通知する請求項15記載の情報処理装置。
  17. 前記記憶手段は、前記サービスプログラムに対するバックアップ設定データを前記起動プログラム及び前記サービスプログラムのプログラム実行環境となる前記第1のメモリ領域及び前記第2のメモリ領域と異なる第3のメモリ領域を特定する第3のディレクトリに対応付けて記憶し、前記サービスプログラムのバックアップを前記第1、第2及び第3のメモリ領域とは異なる第4のメモリ領域を特定する第4のディレクトリに対応付けて記憶し、
    前記制御手段は、前記異常発生を通知した後、ユーザの指示入力に応じてバックアップ設定データへの切り替え、前記サービスプログラムのディレクトリを前記サービスプログラムのバックアップである前記第4のディレクトリに変更のいずれかを実行する請求項16記載の情報処理装置。
  18. 前記サービスプログラムは、呼処理端末制御プログラム、呼処理グループ制御プログラム、呼処理サービスプログラム、メディア処理プログラム、課金を実行するためのプログラム、通信管理処理を実行するためのプログラムのうち少なくとも1つを備える請求項13記載の情報処理装置。
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