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JP4875879B2 - 極端紫外光源装置の初期アライメント方法 - Google Patents
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JP4875879B2 - 極端紫外光源装置の初期アライメント方法 - Google Patents

極端紫外光源装置の初期アライメント方法 Download PDF

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Description

本発明は、露光装置の光源として用いられる極端紫外(EUV:extreme ultra violet)光源装置における初期アライメント方法に関する。
半導体プロセスの微細化に伴って光リソグラフィも微細化が急速に進展しており、次世代においては、100〜70nmの微細加工、更には50nm以下の微細加工が要求されるようになる。例えば、50nm以下の微細加工の要求に応えるべく、波長13nm程度のEUV光源と縮小投影反射光学系(catadioptric system)とを組み合わせた露光装置の開発が期待されている。
EUV光源としては、レーザビームをターゲットに照射することによって生成するプラズマを用いたLPP(laser produced plasma:レーザ励起プラズマ)光源と、放電によって生成するプラズマを用いたDPP(discharge produced plasma)光源と、軌道放射光を用いたSR(synchrotron radiation)光源との3種類がある。これらの内でも、LPP光源は、プラズマ密度をかなり大きくできるので黒体輻射に近い極めて高い輝度が得られ、ターゲット物質を選択することにより必要な波長帯のみの発光が可能であり、ほぼ等方的な角度分布を持つ点光源であるので光源の周囲に電極等の構造物がなく、2πsteradianという極めて大きな捕集立体角の確保が可能であること等の利点から、数十ワット以上のパワーが要求されるEUVリソグラフィ用の光源として有力であると考えられている。
関連する技術として、特許文献1には、1本の光軸上に位置する第1並びに第2の焦点を有し、第2の共焦点で、若しくは、実焦点で第1の焦点近くに配置された光源からの光を集束するコレクタミラーであって、上記光軸の方向に変位可能であり、且つ、温度が変化するときに上記第2の焦点が変化しないように、構成並びに/若しくは装着されているコレクタミラーを具備する光源からの放射線のための集束装置が開示されている。
また、特許文献2には、プラズマの放射発散を安定化させるための装置、特に極紫外線を発生させるための装置であって、光束化したエネルギービームがターゲットに対し指向され、ターゲットがターゲットビームとして構成され、且つエネルギービームの放射方向に対しほぼ直交する放射方向を有している装置が開示されている。この装置には、相互作用部位として設けられた交点にしてターゲットビームの放射方向とエネルギービームの放射方向との交点に対する両放射方向の少なくとも一方のずれを時間的に連続して検出するための測定手段であって、相互作用部位に対する両放射方向の指向性を制御するための制御量として適した出力信号を有している上記測定手段と、ターゲットビームの放射方向とエネルギービームの放射方向との少なくとも一方を測定手段の出力信号に依存して調整して追従制御するための制御回路としてのアクチュエータとが設けられている。
さらに、特許文献3には、レーザプラズマ光源を用いた極端紫外光リソグラフィ技術において、ウェハ上の露光量を高精度に制御するために、レーザ光を標的に照射して極端紫外光領域の光を発生する光源と、照明光学系と投影光学系とを有し、該極端紫外光を該照明光学系を介してマスクに照射し、該マスクのパターンを該投影光学系を介して試料に転写する露光装置において、該極端紫外光の強度を検出する手段と、該検出結果に基づき、該標的から発生する該極端紫外光の強度を変化させて、該試料における露光量を制御する手段とを有する露光装置が開示されている。
特開2002−189169号公報(第2頁、図1) 特開2004−303725号公報(第2頁、図1) 特開2000−91195号公報(第1、2頁)
ところで、時間的に安定したEUV露光を実現するためには、光源から露光機に同一条件で露光光を入射しなければならない。そのためには、以下の3つの条件が同時に満たされる必要がある。
第1の条件として、発光点位置は、露光機光学系に対して空間的に一定位置(理想発光点)になければならない。第2の条件として、コレクタミラーによってEUV光が集光さ集光点位置は、露光機光学系に対して空間的に一定位置(理想集光点)になければならない。第3の条件として、集光点におけるEUV放射分布及び放射エネルギーは、ほぼ一定でなければならない。
これらの点について、特許文献1においては、コレクタミラーの温度変化に対応してコレクタミラーをEUV光軸方向に変移させることにより、集光点位置を変動させないようにしている。しかしながら、光軸方向を制御しているだけなので、熱によるコレクタミラーの多様な位置変動に対応することができない。また、ターゲットの位置変動及び形状変動に伴う集光点の位置変動にも対応することができない。
また、特許文献2においては、ターゲットの位置を検出することにより、レーザの照射点の位置を制御しているので、発光点の位置を制御することはできる。しかしながら、コレクタミラーの位置変動に伴う集光点変動については言及されていない。
さらに、特許文献3においては、EUVエネルギーを検出し、レーザエネルギーを増減させることによりEUVエネルギーを制御しているが(第2頁)、発光点及び集光点の位置変動については言及されていない。
このように、特許文献1〜3の各々においては、EUV光による安定した露光を実現することはできない。また、それらを単純に組み合わせただけでは、先に述べた3つの条件を満たすことができない。例えば、特許文献1〜3に開示されている技術を組み合わせることにより、発光点の位置及び集光点の位置を空間的にほぼ理想的な一定に維持するための制御を行う場合には、理想的発光点の位置及び理想的集光点の位置を制御系が認識していなければならない。しかしながら、理想的発光点の位置及び理想的集光点の位置は、EUV光源の設計だけでなく、露光装置の光路設計も関係してくるので、EUV光源側のみにおいてアライメントを行っても、効率の良い露光を行うことはできない。さらに、決定された理想的な位置を逸脱しないように制御系を組む場合には、制御系はその位置を必ず認識していなければならないが、上記の特許文献1〜3には、そのような認識方法は関して記載されていない。
また、上記の特許文献1〜3においては、コレクタミラーの多様な位置変動に対応することができない。ここで、コレクタミラーの位置変動の要因は、主に、EUVプラズマの輻射熱に起因する各部分の変形である。EUVプラズマの輻射熱は、コレクタミラーだけでなく、EUVチャンバ及びコレクタミラーの保持機構も、直接又は間接的に加熱してしまう。その結果、コレクタミラーの位置及び傾きは、極めて多様に変動する。具体的には、コレクタミラーの保持方法によって異なるが、例えば、コレクタミラーのアオリ角と光軸の法線面内における位置とが同時に変動してしまう場合がある。このような場合には、特許文献に開示されているように、コレクタミラーの光軸方向の移動制御や、コレクタミラー自体の形状を変形させることによっても、コレクタミラーの位置変動に対応できない。
さらに、EUV光源装置を長期間に渡って使用する場合には、コレクタミラーの劣化に対応しなければならない。EUVプラズマからは、高エネルギーのイオンや中性粒子、微粒子が放出されるので、これらによる損傷のために、コレクタミラーは徐々に劣化し、その反射率が低下してしまうからである。
しかも、この劣化は、プラズマの生成状態に応じて、反射面の各部分において、不均一な反射率の低下を引き起こす。つまり、EUVエネルギーを一定に保つための制御を行う場合に、EUVエネルギーの検出装置は必須であるが、EUV光の一部のみをモニタするだけでは、露光装置に投入される全てのEUVエネルギーを反映していない場合が生じる。このような傾向は、コレクタミラーの劣化が進み、反射率の分布におけるバラツキが大きくなるほど強くなる。上記の特許文献においては、それらの点が考慮されていないので、実用に供するには困難が伴うことが考えられる。
このように、EUV光源装置においては、EUV光の生成を行う前段階で、高い精度でアライメントされている必要があると共に、EUV光源装置の使用中に生じる様々な変動に対して安定した動作を維持するために、各部を制御するための基準となる情報、例えば、理想的なプラズマ発光点や集光点の位置情報を保持していなくてはならない。
上記の問題点に鑑み、本発明は、露光のために用いられるEUV光を発生するLPP型極端紫外光源装置において効率良くEUV光を発生させると共に、発生したEUV光を露光装置において効率良く利用することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の1つの観点に係る極端紫外光源装置の初期アライメント方法は、真空チャンバの内部に供給されたターゲット物質に、該ターゲット物質を励起させるためのレーザ光を照射することによりプラズマを生成し、該プラズマから発生する極端紫外(EUV)光をEUV集光ミラーによって所定の位置に集光するレーザ励起プラズマ方式による極端紫外光源装置のアライメント方法であって、プラズマを生成すべき位置である理想発光点に第1の位置基準素子を配置し、プラズマから発生した光を集光すべき位置である理想集光点に第2の位置基準素子を配置するステップ(a)と、第1の光軸調整光が第1の位置基準素子及び第2の位置基準素子を通過するように、該第1の光軸調整光の光路を調整すると共に、第2の光軸調整光が第1の位置基準素子を通過して第2の位置基準素子を通過しないように、該第2の光軸調整光の光路を調整し、理想集光点近傍のセンサを用いて該第1の光軸調整光の画像情報を取得するステップ(b)と、ターゲット励起用レーザ光源からレーザ光を射出し、該レーザ光がレーザ光集光素子を介して第1の位置基準素子を照射するように、レーザ光集光素子の位置及び姿勢を調整するステップ(c)と、第1の位置基準素子を退避させると共に第1及び第2の光軸調整光を射出した状態で、ターゲット射出装置を用いて真空チャンバの内部にターゲット物質を供給し、該ターゲット物質が第1の光軸調整光と第2の光軸調整光との交点を通るように、ターゲット射出装置の位置及び姿勢を調整するステップ(d)と、第1及び第2の光軸調整光の射出を停止すると共に第1及び第2の位置基準素子を退避させた状態で、レーザ光をターゲット励起用レーザ光源から射出してターゲット物質に照射するステップ(e)と、該レーザ光をターゲット物質に照射することにより生成されたプラズマから発生する極端紫外光の画像情報をセンサを用いて取得し、第1の光軸調整光の画像情報と該極端紫外光の画像情報とに基づいて、該極端紫外光EUV集光ミラーによって理想集光点に集光されるように、EUV集光ミラーの位置及び姿勢を調整するステップ(f)とを具備する。
本発明によれば、理想発光点にプラズマを生成させると共に、プラズマから発生した光が理想集光点に集光するようにEUV光源装置の各部分をアライメントするので、EUV光を効率良く発生させると共に、効率良く露光装置に供給することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
本発明に係る初期アライメント方法を説明する前に、この初期アライメント方法が用いられる極端紫外(EUV)光源装置全体の構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、EUV光源装置の構成を示す模式図である。このEUV光源装置は、LPP(レーザ励起プラズマ)方式を採用しており、露光装置用の光源として用いられる。
ここで、本願においては、プラズマが実際に生成される空間的座標のことを発光点といい、EUV光源装置のアライメント設計によって定まる発光点の位置のことを理想発光点という。また、プラズマから発生した光が実際に集光される空間的座標のことを集光点といい、EUV光源装置のアライメント設計によって定まる集光点の位置のことを理想集光点という。
図1に示すEUV光源装置は、装置全体を制御するEUV光源制御装置10と、EUV光の生成が行われるEUVチャンバ(真空チャンバ)11を含んでいる。EUVチャンバ11には、ターゲット(標的)1を励起してプラズマ2を発生させるためのレーザ光(励起用レーザ光)3を導入する窓12と、コレクタミラー13と、EUVフィルタ14とが備えられている。
図1に示すように、励起用レーザ光3がターゲット1を照射することにより、プラズマ2が生成され、13.5nmの波長成分を有するEUV光と共に、種々の波長成分を含む光が放射される。コレクタミラー13は、プラズマ2から発生した光を反射して所定の方向に集光する。また、EUVフィルタ14は、コレクタミラー13によって集光された光の内の所定の波長成分を選択的に透過させるためのフィルタであり、EUV光源装置から露光装置に不要な波長成分を進入させないために配置されている。例えば、露光装置において13.5nmのEUV光が用いられる場合には、EUVフィルタ14として、ジルコニウム(Zr)フィルタが用いられる。EUVフィルタ14を透過したEUV光は、光伝送系を介して露光装置に導入される。なお、後述するように、EUVフィルタ14には、初期アライメント時に背後に配置されるIF位置センサ62を使用できるようにするために、駆動機構が設けられている。
また、図1に示すEUV光源装置は、ターゲット制御装置20と、ターゲット供給装置21と、ターゲット温度・圧力(流量)調整装置22と、ターゲット射出装置23と、ターゲット位置調整装置30と、ターゲット位置モニタ装置31と、レーザ制御装置40と、レーザ励起強度調整装置41と、レーザ光源42と、レーザエネルギーモニタ装置43と、光学系44と、集光素子(例えば、集光レンズ)45と、EUVエネルギーモニタ装置50と、レーザ焦点調整装置46と、プラズマモニタ装置51と、コレクタミラー駆動装置60と、コレクタミラー変位モニタ装置61と、IF(intermediate focus:中間集光点)位置センサ62とを含んでいる。また、図1に示すEUV光源装置は、EUVダイオード63を含んでも良い。
ターゲット供給装置21は、キセノン(Xe)ガス等のターゲット物質を、ターゲット射出装置23に供給する。また、ターゲット温度・圧力調整装置22は、ターゲット物質の温度、及び、圧力又は流量を調整する。さらに、ターゲット射出装置23は、所定の径を有する噴射ノズルを備えており、ターゲット供給装置21から供給されたターゲットをEUVチャンバ11内に噴射する。ターゲット制御装置20は、EUV光源制御装置10の制御の下で、これらの各装置の動作を制御する。例えば、ターゲットとして液体キセノン(Xe)が用いられる場合に、ターゲット制御装置20は、キセノンガスを液化するために、ターゲット温度・圧力調整装置22における冷却温度の制御及び圧縮圧力の制御を行うと共に、液体キセノンが所定の圧力で噴射されるように、供給圧力又は流量を制御する。それにより、例えば、直径が数十μmである液体キセノン(Xe)のターゲット1が、ジェット(噴流)の状態でEUVチャンバ11内に供給される。
図2は、ターゲット位置調整装置30及びその周辺部を示している。
ターゲット位置調整装置30は、例えば、ベローズ付きの真空対応自動XYステージを備えており、EUV光源制御装置10の制御の下で、ターゲット射出装置23を、ターゲット流とほぼ直交する平面内において、所定の範囲内で移動させる。
ターゲット位置モニタ装置31は、例えば、CCD(charge coupled device)等の撮像素子を含むカメラであり、ターゲット1を撮像することにより、その画像を表す信号をEUV光源制御装置10に出力する。ターゲット位置モニタ装置31は、互いに異なる2つ以上の方向からターゲット1を見込むように配置されている。
ターゲット位置モニタ装置31の位置は、ターゲット1が理想発光点を通過するように位置調節されている場合に、ターゲット1が視野中心付近を通過するようにアライメントされていることが望ましい。また、ターゲット位置モニタ装置31は、ターゲット位置調整装置30がストロークエンドまで動作した場合においても、ターゲット1を視野範囲に納めているように配置されることが望ましい。さらに、その視野内においては、ターゲット位置調整装置30の移動方向が水平に臨めることが望ましい。そのためには、例えば、ターゲット位置調整装置30のXYステージのX方向、及び、それと直交するY方向からターゲット1を見込むようにターゲット位置モニタ装置31を設置すれば良い。加えて、図2に示すように、ターゲット位置モニタ装置31は、その視野中心が発光点(プラズマが生成される位置)から外れるように、理想発光点の直上を見込むように配置されている。その理由は、プラズマ生成時に、プラズマからの強烈な発光の影響によってCCD等の出力が飽和するのを防ぐためである。
レーザ励起強度調整装置41は、レーザ光源42から発振させるレーザ光の励起強度を調整する。レーザ光源42は、ターゲットに照射される励起用レーザ光3を発生する。レーザ制御装置40は、EUV光源制御装置10の制御の下で、これらの装置41及び42の動作を制御する。例えば、レーザ制御装置40は、レーザ発振に備えて、励起用電源のウォームアップ、チラーの駆動、共振器及び光学素子の温度調整等を行う。また、EUV光源制御装置10からレーザ射出条件の信号が送られた場合に、その発振条件をレーザ励起強度調整装置41及びレーザ光源42にセットする。さらに、レーザ制御装置40は、EUV光源制御装置10からレーザ発振信号を受け取った場合には、レーザ光源42にレーザ発振を開始させる。
レーザエネルギーモニタ装置43は、レーザ光源42から射出したレーザ光のエネルギーをモニタしており、レーザ光のエネルギー値を表す信号をレーザ制御装置40に出力する。この信号は、レーザ制御装置40により、レーザエネルギーが所定の値を維持するようにレーザ励起強度調整装置41を制御するために用いられる。
光学系44は、反射ミラーや、適切な光整形光学系を含んでおり、レーザ光源42から射出した励起用レーザ光3を集光素子(例えば、集光レンズ)45に導く。集光レンズ45は、励起用レーザ光3を集光し、EUVチャンバ11に設けられた窓12を介して、理想発光点を照射させる。なお、コレクタミラー13には、励起用レーザ光3を通過させるための空孔が形成されている。
レーザ焦点調整装置46は、EUV光源制御装置10の制御の下で、集光レンズ45を、励起用レーザ光3の照射軸方向、及び、それと直交する面内の2つの軸について調節する。レーザ焦点調整装置46としては、例えば、モータによって駆動するXYZステージ等を用いることができる。
EUVエネルギーモニタ装置50は、EUV光のエネルギーを検出する受光素子を備えている。EUVエネルギーモニタ装置50は、理想発光点付近を見込むように設置されており、発光点から放射されるEUV光を検出して、そのエネルギー強度を表す信号をEUV光源制御装置10に出力する。
プラズマモニタ装置51は、例えば、CCD等の撮像素子を含むカメラであり、理想発光点を視野に納めることができるように、理想発光点付近に配置されている。また、プラズマモニタ装置51は、プラズマを3次元的に観測するために、理想発光点を異なる2以上の方向から臨むように、望ましくは、視野中心に理想発光点が配置されるように、アライメントされている。例えば、演算を簡単にするためには、2つのプラズマモニタ装置51の観測軸を直交させることが望ましい。ただし、プラズマモニタ装置51は、コレクタミラー13によって集光される光(捕集光)の光路の影にならないように配置する必要がある。
また、プラズマは高輝度であるため、撮像素子としてCCDを用いる場合には、受光面の前面に、適切な光学式バンドパスフィルタを設けることが望ましい。その場合には、例えば、図3に示すようにプラズマモニタ装置51を構成することができる。即ち、撮像素子であるCCD51aの前面に、駆動機構51bが設けられた光学バンドパスフィルタ51cを配置する。駆動機構51bは、光学バンドパスフィルタ51cの位置を変化させるために設けられており、その動作は、EUVチャンバ11の外部から制御することができる。
後述するように、初期アライメント時においては参照光としてレーザ光が用いられるが、参照光を観測する場合には、図3の(a)に示すように、光学バンドパスフィルタ51cは、撮像素子51aに入射する光の光路から退避される。一方、プラズマを観測する場合には、図3の(b)に示すように、光学バンドパスフィルタ51cは、撮像素子51aの前面に挿入される。
このようなフィルタを設ける理由は次の通りである。即ち、市販の多くの撮像素子においては、微弱な光を検出できるようにするために、輝度のダイナミックレンジが調整されている。そのため、参照用のレーザ光やその散乱光を観測する場合には、撮像素子をそのまま用いることができる。しかし、レーザ光の微弱な散乱光と、高輝度のプラズマとにおいて、輝度の差は極めて大きい。従って、後者を観察する場合には、適切な光学バンドパスフィルタを施す必要がある。そこで、図3に示すように、撮像素子51aの前面に可動式のフィルタ51cを設けることにより、1つの撮像素子によって、参照用レーザ光の散乱光とプラズマとの両方を観測することが可能になる。
プラズマモニタ装置51の変形例として、光学バンドパスフィルタ51cの代わりに、ジルコニウム(Zr)等のEUV光フィルタを用いることにより、プラズマのEUV発光領域を観測するようにしても良い。或いは、CCDカメラに絞りや露出時間の調整機構を設けることにより、参照用レーザ光の散乱光及びプラズマの入射光量を調整しても良い。
プラズマモニタ装置51によって撮像された画像を表す信号は、図1に示すEUV光源制御装置10に出力される。
再び、図1を参照すると、コレクタミラー駆動装置60は、プラズマ2から発生した光がコレクタミラー13によって効率良く集光され、露光装置への光伝送系に導かれるように、コレクタミラー13の位置及び姿勢を調節する。図4は、コレクタミラー13及びその周辺部を示している。図4に示すように、コレクタミラー駆動装置60は、コレクタミラー駆動制御部601と、XYZステージ602と、Θステージ603と、βステージ604とを含んでいる。これらのステージ602〜604は機械的に結合されていると共に、EUVチャンバ11の外部にマウントされており、真空チャンバとはベローズ等を介して連結されている。このようにステージを設置する理由は、EUVチャンバ11からの機械的振動及び熱伝導からアイソレーション(隔離)するためである。なお、コレクタミラー13は、通常、十分な冷却が施されることにより、それ自体の熱変形は除去されている。
コレクタミラー変位モニタ装置61は、コレクタミラー13の位置及び姿勢の変動を、非接触でモニタしており、コレクタミラー13の変位を表す検出信号をEUV光源制御装置10に出力する。図4に示すように、コレクタミラー変位モニタ装置61は、レーザ変位計611と、CCD等の撮像素子612と、半導体レーザ等の傾き検知用光源613とを含んでいる。レーザ変位計611は、コレクタミラー13のXYZ軸の位置変動を検出する。また、撮像素子612は、傾き検知用光源613から射出し、コレクタミラー13の背面に設けられている傾き検知用基準反射面614から反射された光を検出することにより、コレクタミラー13のΘ角及びβ角の変位を検出する。
IF位置センサ62は、例えば、CCD等の撮像素子を含むカメラであり、集光点付近における像を撮像するために、理想集光点付近に設けられている。ここで、通常、EUV光の理想集光点はEUVフィルタ14上に形成されるように設計されているので、IF位置センサ62はEUVフィルタ14の背後(露光装置側)に配置される。IF位置センサ62によって取得された画像情報は、EUV光源制御装置10に出力される。また、IF位置センサ62には、EUVチャンバ11の外部から制御可能な駆動機構が設けられている。図4に示すように、IF位置センサ62は、初期アライメント時やEUVエネルギー較正時等に集光点の観測を行っている間には、理想集光点を観測できる位置(EUV光の光路)に挿入され、露光装置において露光を行っている間には、EUV光の光路外に退避させられる。
図5は、IF位置センサ62と、その前方に配置されているEUVフィルタ14との位置関係を示している。図5に示すように、EUVフィルタ14には、EUVチャンバ11の外部から制御可能な駆動機構が設けられている。図5の(a)に示すように、初期アライメント時に、IF位置センサ62に参照用のレーザ光を入射させる場合には、EUVフィルタ14は光路外に退避させられる。一方、図5の(b)に示すように、IF位置センサ62によってEUV光の集光点を観測する場合には、EUVフィルタ14が光路に挿入される。
EUVダイオード63は、後述するように、EUVエネルギーモニタ装置50の較正を行う場合に、理想集光点付近に移動されて使用される。
次に、本発明の第1の実施形態に係るEUV光源装置の初期アライメント方法について、図1及び図6〜図8を参照しながら説明する。この初期アライメントにおいては、ターゲットと励起用レーザとが理想発光点において交差すると共に、プラズマから発生した光が理想集光点に集光するように、各部が調節される。
図6は、図1に示すEUV光源装置の内で、初期アライメントにおいて用いられる部分を抽出して示している。また、図6に示すように、初期アライメント時には、図1に示すEUV光源装置に加えて、参照用レーザ光源70及び72、並びに、光学系71及び73が配置される。
参照用レーザ光源70及び72は、初期アライメント時に用いられる参照用レーザ光(光軸調整光)を発生する。参照用レーザ光源70及び72としては、EUV光源装置の各部品が照射されてもダメージを引き起こさない範囲の波長及び強度を有し、且つ、視認性の良い光源が用いられる。具体的には、He−Neレーザや、可視領域の半導体レーザ等が適切である。
反射ミラー等を含む光学系71は、参照用レーザ光源70から発生した第1の参照用レーザ光4が、理想発光点及び理想集光点、望ましくは、露光装置の露光光路を貫通するように、光路を形成する。一方、反射ミラー等を含む光学系73は、参照用レーザ光源72から発生した第2の参照用レーザ光5が理想発光点を通過するように光路を形成する。これらの参照用レーザ光4と参照用レーザ光5との交点が、理想発光点となる。
図7は、初期アライメント時におけるEUVチャンバ11及びその周辺の様子をチャンバの上部から見た様子を示している。図7に示すように、プラズマモニタ装置51は、参照用レーザ光4及び5の光路を塞がないように配置されている。また、プラズマモニタ装置51は、互いに90度を為す角度から観測対象(プラズマ)を見込むように配置されることが望ましい。
図8は、本発明の第1の実施形態に係るEUV光源装置の初期アライメント方法を示すフローチャートである。
図8のステップS11において、第1の参照用レーザ光4及び第2の参照用レーザ光5の光路を調整する。そのために、まず、理想発光点及び理想集光点にピン等の位置基準素子を配置する。これらの位置基準素子は、機械的精度が保証された平面に設置することが好ましい。そして、参照用レーザ光源70から参照用レーザ光4を射出し、参照用レーザ光4が理想発光点及び理想集光点にそれぞれ配置された位置基準素子を通るように、参照用レーザ光源70又は光学系71の位置及び姿勢を調整する。次に、参照用レーザ光源72から参照用レーザ光5を射出し、参照用レーザ光が理想発光点に配置された位置基準素子を通り、理想集光点に配置された位置基準素子を通らないように、参照用レーザ光源72又は光学系73の位置及び姿勢を調整する。その際には、参照用レーザ光5の光路が参照用レーザ光4の光路を直角に横切るようにすると、後の調整において直感的に解り易くなるので好ましい。
ステップS11において光路調整された参照用レーザ光4は、集光点付近に移動させられたIF位置センサ62によって検出される。それによって取得された参照用レーザ光4の画像情報(照射パターン)がEUV光源制御装置10に出力され、そこで記憶される。なお、図5の(a)に示すように、この時に、EUVフィルタ14は、参照用レーザ光4の光路外に退避している。
次に、ステップS12において、励起用レーザ光3の光路を調整する。そのために、図1に示すレーザ光源42を駆動することによりレーザ発振を行い、励起用レーザ光3が理想発光点に配置された位置基準素子を通るように、集光レンズ45の位置及び姿勢を調整する。なお、このステップにおいては、励起用レーザ光3の強度を、露光時におけるような高出力にする必要はない。以上の参照用レーザ光4及び5、並びに、励起用レーザ光3の光路を調整した後に、理想発光点及び理想集光点に配置された位置基準素子を光路から退避させておく。
次に、ステップS13において、ターゲット射出装置23からターゲット1を射出し、ターゲット射出装置23の位置及び姿勢を調整することにより、ターゲット1が理想発光点を通るように位置合わせを行う。ターゲット1が参照用レーザ光4又は5の光路を横切ることにより、散乱光が発生する。そこで、この散乱光をプラズマモニタ装置51によって観察しながら、ターゲット位置調整装置30によりターゲット射出装置23を移動させ、散乱光の強度が最も強くなる位置を探索する。例えば、ターゲット射出装置23を±X方向に移動させることにより、ターゲット1を参照用レーザ光5の光路上に配置し、次に、ターゲット射出装置23を±Y方向に移動させることにより、ターゲット1を参照用レーザ光4と参照用レーザ光5との交点に配置する。それにより、ターゲット1が理想発光点にアライメントされる。EUV光源制御装置10は、そのときの散乱光の画像(散乱光位置情報)を、理想発光点の位置情報として記憶する。
なお、このようなターゲット射出装置23の位置調整は、プラズマモニタ装置51によって取得された散乱光の画像を参照しながら手動で行っても良いし、EUV光源制御装置10により自動的に行っても良い。また、ターゲット1の位置合わせが終了した後に、参照用レーザ光4及び5の射出を停止しておく。
次に、ステップS14において、図1に示すレーザ光源42を駆動することにより励起用レーザ光3を射出し、集光レンズ45を介してターゲット1を照射する。それにより、ターゲット1が励起して、プラズマ2が生成される。この場合における励起用レーザ光3の強度は、露光時におけるような高出力である必要はなく、コレクタミラー13の変形等を抑制するために、なるべく低出力(低エネルギー、且つ、低繰り返し周波数)で行うことが望ましい。
プラズマ2から発生した光は、コレクタミラー13によって集光され、集光点に導かれる。この集光点における像(集光イメージ)が、IF位置センサ62により観測される。それによって取得された集光イメージはEUV光源制御装置10に出力され、そこで記憶される。
次に、ステップS15において、IF位置センサ62によって取得された集光イメージに基づいて、プラズマ2から発生した光が理想集光点に集光するように、コレクタミラー13の位置及び姿勢を調整する。これにより、コレクタミラー13によって集光された光の光軸が理想発光点及び理想集光点を通過するように、コレクタミラー13の位置及び姿勢が調整される。さらに、コレクタミラー13によって集光された光が理想集光点に最小スポット径で集光されるように、コレクタミラー13の位置及び姿勢を調整するようにしてもよい。
以下に、ステップS15における具体的な処理について説明する。
EUV光源制御装置10は、ステップS14において取得された集光イメージの中心又は面積重心を算出し、ステップS11において取得された第1の参照用レーザ光4の画像中心との差分を算出して記憶する。また、EUV光源制御装置10は、集光イメージの面積値及び真円度を算出して記憶する。そして、EUV光源制御装置10は、それらの算出された値に基づいてコレクタミラー駆動装置60(図1及び図4参照)を制御することにより、コレクタミラー13の位置及び姿勢を調節する。即ち、集光イメージの真円度が最大となるようにΘステージ603及びβステージ604を走査することにより、コレクタミラー13の角度を調節する。また、集光イメージの中心が参照レーザ光4の画像中心に一致するように、Xステージ及びYステージを走査する。さらに、集光イメージの面積値が規定値となるように、Zステージを走査する。
次に、ステップS16において、コレクタミラー変位モニタ装置61(図4参照)は、3つのレーザ変位計611により集光ミラー13の位置を計測し、その計測値をEUV光源装置10に出力する。EUV光源制御装置10は、それらの変位の値を「較正されたコレクタミラー位置」として記憶する。
以上説明した初期アライメントを行うことにより、EUV光源装置において、理想発光点付近にプラズマを形成することができると共に、コレクタミラー13により、プラズマから発生した光を理想集光点に集光することが可能となる。また、「較正されたコレクタミラー位置」を記憶しておくことにより、EUV光源装置の動作中(露光中)に各部を調整することも可能となる。
以上説明した本実施形態に係るEUV光源装置の初期アライメント方法においては、ステップS11における参照用レーザ光の光路調整と、ステップS12における励起用レーザ光の光路調整との順序を入れ替えても構わない。即ち、理想発光点及び理想集光点に位置基準素子を配置した後で、最初に励起用レーザ光の光路調整を行い、その後で、参照用レーザ光の光路調整を行っても良い。
次に、本発明の第2の実施形態に係るEUV光源装置の初期アライメント方法について、図6及び図8を参照しながら説明する。本実施形態においては、アライメントの基準として、理想発光点の位置及び理想集光点の位置に加えて、露光装置にEUV光を導く光伝送系の光路(以下において、露光光路という)を用いることを特徴としている。
まず、図8のステップS11において、第1の参照用レーザ光4及び第2の参照用レーザ光5の光路を調整する。そのために、理想発光点及び理想集光点にピン等の位置基準素子を配置すると共に、露光光路にもピン等の第3の位置基準素子を配置する。図6に示すように、第3の位置基準素子の位置は、理想発光点と理想集光点とを結ぶ直線上であって、理想集光点から見て理想発光点の反対側となる。そして、参照用レーザ光4が、露光光路に配置された位置基準素子を通ると共に、理想発光点又は理想集光点に配置された位置基準素子を通るように、参照用レーザ光源70又は光学系71の位置及び姿勢を調整する。次に、参照用レーザ光5が、理想発光点に配置された位置基準素子を通り、理想集光点に配置された位置基準素子を通らないように、参照用レーザ光源72又は光学系73の位置及び姿勢を調整する。
ステップS12以降の処理については、第1の実施形態におけるものと同様である。
本実施形態によれば、アライメントの基準として露光光路を用いるので、EUV光源装置において生成したEUV光を、露光装置側に確実に且つ効率良く導くことが可能となる。
なお、本実施形態においても、参照用レーザ光4及び5の光路調整と励起用レーザ光3の光路調整との順序を入れ替えても良い。
次に、本発明の第3の実施形態に係るEUV光源装置のアライメント方法について、図1、図6及び図9を参照しながら説明する。図9は、本実施形態に係るEUV光源装置の初期アライメント方法を示すフローチャートである。
図9のステップS21において、第1の参照用レーザ光4及び第2の参照用レーザ光5の光路を調整する。この光路調整方法は、第1又は第2の実施形態において説明したのと同様である(図8のステップS1)。また、光路調整された参照用レーザ光4の画像情報(照射パターン)がIF位置センサ62によって取得され、EUV光源制御装置10において記憶される。なお、この光路調整が終わった後に、理想発光点及び理想集光点に配置された位置基準素子を光路から退避させておく。
次に、ステップS22において、ターゲット射出装置23からターゲット1を射出し、ターゲット射出装置23の位置及び姿勢を調整することにより、ターゲット1が理想発光点を通るように位置合わせを行う。この位置合わせの方法は、第1の実施形態におけるもの(図8のステップS13)におけるものと同様である。
次に、ステップS23において、励起用レーザ光3の光路を調整する。そのために、レーザ光源42から励起用レーザ光3を射出し、集光レンズ45を介して励起用レーザ光3をターゲット1に照射する。それによりターゲット1が励起して、プラズマ2が生成される。この場合における励起用レーザ光3の強度は、露光時におけるような高出力である必要はなく、コレクタミラー13の変形等を抑制するために、なるべく低出力(低エネルギー、且つ、低繰り返し周波数)で行うことが望ましい。
そのようにして生成されたプラズマ2は、プラズマモニタ装置51によって撮像される。そこで、プラズマモニタ装置51によって取得されたプラズマ像の位置を観察しながら、励起用レーザ光3が理想発光点を照射するように、集光レンズ45の位置及び姿勢を調整する。この調整は、手動で行っても良いし、EUV光源制御装置10によって自動調節しても良い。自動調節する場合には、例えば、ステップS21において取得された参照用レーザ光4の照射パターンのスポット中心と、プラズマ像の中心とが一致するようにする。なお、集光点の位置精度に対する要求値が低い場合には、目視によりプラズマの位置を観察しながら集光レンズ45を調節しても良い。
また、プラズマ2から発生した光(EUV光)は、コレクタミラー13によって集光され、集光点に導かれる。この集光点における像(集光イメージ)が、IF位置センサ62により観測される。それによって取得された集光イメージはEUV光源制御装置10に出力され、そこで記憶される。
次に、ステップS24において、IF位置センサ62によって取得された集光イメージに基づいて、プラズマ2から発生した光が理想集光点に集光するように、コレクタミラー13の位置及び姿勢を調整する。このステップS24における処理は、第1の実施形態におけるもの(図8のステップS15)と同様である。
さらに、ステップS25において、位置及び姿勢を調整されたコレクタミラー13の変位の値を「較正されたコレクタミラー位置」として記憶する。
本実施形態においては、明度の高いプラズマを観察しながら励起用レーザ光3の光路(即ち、集光レンズ45)を調整するので、作業がより簡単になる。
次に、本発明の第4の実施形態に係るEUV光源装置の初期アライメント方法について、図10及び図11を参照しながら説明する。この初期アライメント方法においては、ターゲット流を形成することなく理想発光点の位置、理想集光点の位置、並びに、コレクタミラーの位置及び姿勢をEUV光源制御装置10に認識させることができる。また、本実施形態においては、1つの参照用レーザ光のみが使用される。
図10は、本実施形態に係る初期アライメント方法を示すフローチャートである。また、図11は、本実施形態に係る初期アライメント方法を説明するための模式図である。
まず、ステップS31において、理想発光点、理想集光点、及び、露光光路を通過するように、参照用レーザ光4の光路を調整する。この光路調整は、第2の実施形態(図9のステップS21)におけるのと同様である。また、光路調整された参照用レーザ光4の画像情報(照射イメージ)がIF位置センサ62により取得され、EUV光源装置10において記憶される。
次に、ステップS32において、EUV光源制御装置10は、参照用レーザ光4の照射パターンのスポット中心を算出し、その点を理想集光点として記憶する。ここで、参照用レーザ光4の光路は、理想発光点、理想集光点、及び、露光光路を貫通しているので、参照用レーザ光4の照射パターンにおけるスポット中心が、理想集光点となる。
次に、ステップS33において、理想発光点に反射ピン(又は、レーザ光を散乱させる散乱体)74を立てる。この反射ピン74の径は、プラズマ2(図1参照)と同程度か、それ以下であることが望ましい。反射ピン74を立てることにより、参照用レーザ光4が散乱されて周囲に放射されると共に、コレクタミラー13により、散乱光が理想集光点付近に集光される。この理想発光点における散乱光はプラズマモニタ装置51によって検出され、集光点における集光光はIF位置センサ62によって検出される。
ステップS34において、プラズマモニタ装置51によって取得された参照用レーザ光4の散乱光の画像情報が、理想発光点の位置情報としてEUV光源制御装置10に記憶される。
ステップS35において、IF位置センサ62によって取得されたコレクタミラー13による集光光の画像に基づいて、コレクタミラー13の位置及び姿勢を調整する。そのために、EUV光源制御装置10は、IF位置センサ62から出力された集光光の画像の中心が、ステップS32において取得された理想集光点の位置(参照用レーザ光4のスポット中心)と重なるように、コレクタミラー駆動装置60を動作させる。その際には、EUV光と参照用レーザ光4とにおいては波長が異なるため、EUV光源制御装置10は、波長に起因する収差を予め取得し、その収差を含めてコレクタミラー13の焦点位置を調整する。
以上説明したように、本実施形態によれば、ターゲット流を形成したり、プラズマを生成することなく、理想発光点の位置、理想集光点の位置をEUV光源制御装置10に認識させると共に、コレクタミラー13の位置及び姿勢を容易に調整することができる。
次に、図1に示すEUV光源装置において、発光点の位置、集光点の位置、及び、EUVエネルギーを安定化させるための制御動作について、図1及び図12を参照しながら説明する。図12は、図1に示すEUV光源装置における制御系統を示すブロック図である。これらの動作は、露光用のEUV光を生成している間に行われる。
(1)ターゲットの位置合わせ
ターゲット射出装置23により液体キセノンを噴射することにより、EUVチャンバ11内に、直径数十μmの液体または固体の円筒形状のターゲット流(ターゲット1)が形成される。ターゲットの位置合わせを行う場合には、このターゲット1の位置がターゲット位置モニタ装置31によって撮像される。
ターゲット位置モニタ装置31は、一定時間ごとに、ほぼ同時に2つの方向からターゲット1を撮像し、ターゲット1の画像情報をEUV光源制御装置10に出力する。ここで、ターゲット1は、理想発光点を通過するように初期アライメントされており、EUV光源制御装置10は、理想発光点を通過する場合おけるターゲットの中心位置情報を取得している。
そこで、EUV光源制御装置10は、ターゲット位置モニタ装置31によって得られた実際のターゲットの観測画像に基づいて、現在のターゲット1の位置を算出する。そして、理想発光点を通過する場合におけるターゲットの中心位置情報と比較することにより、それらの差分を算出する。EUV光源制御装置10は、この差分値をターゲット位置調整装置30における軸移動量に変換して出力することにより、ターゲット位置調整装置30にターゲット射出装置23の位置を所定の量だけシフトさせる。それにより、ターゲット1が理想発光点を通過するように調整される。このような調整動作は、ターゲットを噴射している間中、常に実施していても良いし、一定時間間隔で実施しても良い。望ましくは、可能な限り短い周期で調整を繰り返す。それにより、ターゲット1が理想発光点を通過している状態を維持することができる。
このようなターゲットの位置合わせ動作においては、初期アライメント時に得られた理想発光点におけるターゲットの中心位置情報の替わりに、チャンバ内の理想発光点にターゲット径に相当する太さの細線等を取り付け、これをターゲット位置モニタ装置31によって撮像することによって得られたデータを用いても良い。或いは、装置構成から機械的アライメントによって定まる座標値を、理想発光点におけるターゲットの位置情報として数値入力しても良い。
(2)EUVエネルギー制御
EUVエネルギー制御動作においては、安定したEUVエネルギーを生成するために、励起用レーザ光が所定の条件の下で発振するように制御する。
EUV光源制御装置10がレーザ制御装置40に向けてレーザ発振条件を表す信号を送信すると、レーザ制御装置40は、その発振条件に基づいて、レーザ励起強度調整装置41に対して所定の設定を行う。次に、レーザ制御装置40は、EUV光源制御装置10からレーザ発振信号を受信することにより、レーザ光源42にレーザ発振を開始させる。
レーザエネルギーモニタ装置43は、レーザ光源42から射出したレーザ光のエネルギーをモニタしており、モニタ値を表す信号をレーザ制御装置40に出力する。レーザ制御装置40は、このモニタ値を、目標とされるレーザエネルギー値と比較し、両者が異なっている場合には、レーザの励起強度を補正するように、レーザ励起強度調整装置41に指令信号を出力する。この指令信号は、例えば、レーザ光源が放電励起方式のガスレーザである場合には、励起電圧の指令値を表す。このように、EUV光源制御装置10から出力された指令信号に基づいて、レーザ光源42からの出力エネルギーを適切な値に逐次調整することができる。
また、EUV光源制御装置10は、露光装置からEUVエネルギー指令値、繰り返し指令値、及び、バーストモード等のEUV発生間隔条件を受け取り、これをレーザ動作条件に変換して、レーザ制御装置40に出力する。そして、EUV光源制御装置10は、EUV光を生成している間中に、EUVエネルギー指令値と、EUVエネルギーのモニタ値から算出される集光点におけるEUVエネルギーとを参照して、両者の差分が小さくなるように、レーザエネルギーの出力値を調整させる。このように、露光装置から出力された指令値に基づいてレーザエネルギーを調整することにより、適切な出力値を有するEUVエネルギーを、適切な発生間隔で出力することが可能となる。
(3)レーザ照射点の制御(発光点の制御)
安定したEUVエネルギーを得るためには、発光点の位置を安定化させる必要がある。そのために、集光レンズ45によって励起用レーザ光3の照射点(焦点位置)を調整することにより、理想発光点にプラズマが生成される状態が維持されるようにする。集光レンズ45の調整は、発光点におけるプラズマの画像を観測しながら、或いは、検出中のEUVエネルギーの値を参照しながら、レーザ焦点調整装置46によって行われる。
EUVエネルギーの観測には、EUVエネルギーモニタ装置50が用いられるが、それによって検出されるEUVエネルギーの値は、EUV光源装置を稼動させた初期の段階、即ち、コレクタミラー13の汚染や損傷のない状態における集光点のEUVエネルギー値との対応が取れていることが望ましい。この集光点のEUVエネルギー値が初期較正値となる。そして、この初期較正値は、後で詳しく説明するように、EUVエネルギーモニタ装置の較正によって随時修正される。
図1に示すように、ターゲット流(ターゲット1)は、先に説明した初期アライメントによって理想発光点を通るように予め調節されている。このターゲット1に励起用レーザ光3を照射することにより、理想発光点付近においてプラズマが生成される。その時に、励起用レーザ光3がターゲット1からずれているためにプラズマが生成されない場合には、レーザ焦点調整装置46によって集光レンズ31をレーザ照射軸に垂直な面内において移動させることにより、プラズマを発光させる。このプラズマはプラズマモニタ装置51により撮像され、プラズマの画像情報がEUV光源制御装置10に出力される。
EUV光源制御装置10は、プラズマモニタ装置51から出力されたプラズマ観測画像に基づいて現在の発光点を算出し、それを理想発光点の位置情報と比較することにより、両者の差分を算出する。そして、この差分の値を、レーザ焦点調整装置46の軸移動量に変換し、レーザ焦点調整装置46に出力する。レーザ焦点調整装置46は、この軸移動量の分だけ集光レンズ45をシフトさせる。それにより、集光レンズ45のレーザ照射軸の直交面における位置が調整され、発光点が理想発光点に位置するようになる。
或いは、プラズマ観測画像から求められるプラズマ表面積情報に基づいて、集光レンズの焦点を調整しても良い。即ち、EUV光源制御装置10は、プラズマモニタ装置51からプラズマ観察画像を取得し、プラズマ表面積を算出する。そして、算出されたプラズマ表面積を、予め取得された理想発光点におけるプラズマ表面積と比較し、その差分に基づいて、プラズマ表面積の差分が最小となるように、レーザ焦点調整装置46を制御して集光レンズ45をレーザ照射軸方向に移動させる。この場合に、EUV光源制御装置10は、理想発光点に生成されたプラズマの観察画像から得られたプラズマ表面積情報を、予め実験により取得しておくことが望ましいが、理論的に導かれるプラズマ表面積の値を予め取得しておいても良い。
さらに、EUVエネルギーモニタ装置50によって取得されたEUVエネルギー値に基づいて、集光レンズの焦点を調整しても良い。即ち、EUV光源制御装置10は、検出されたEUVエネルギー値がそのときのレーザエネルギーに対応するEUVエネルギーの規定値よりも低い場合に、集光点におけるEUVエネルギーが最大となるように、レーザ焦点調整装置46を制御して集光レンズ45をレーザ照射軸方向に移動させる。
以上説明したレーザ照射点の制御方法において、プラズマ観察画像の表面積を用いる方法と、EUVエネルギーを参照する方法とは、いずれか1つを選択して用いれば良いが、両方を併用しても構わない。
このような調整は、励起用レーザ光3を照射している間に、常に実施していても良いし、一定時間間隔で実施しても良い。望ましくは、可能な限り短い周期で調整を繰り返すのが良い。それにより、プラズマを常に理想発光点に生成できるようになる。
ここで、一般的なEUV光源装置においては、集光レンズ45の位置を決定するために、ターゲット流(ターゲット1)を形成しなくてはならない。しかしながら、図1に示すEUV光源装置においては、ターゲット流を形成することなく、集光レンズ45の位置を決定することも可能である。以下に、その方法を2つ説明する。
第1の方法として、まず、EUVチャンバ11内に、窒素(N)又は空気を充填する。そのような状態で励起用レーザ光3を照射することにより、気中プラズマが生成される。この気中プラズマは励起用レーザ光3の焦点付近に形成されるので、気中プラズマが理想発光点に配置されるように、レーザ焦点調整装置46を制御して集光レンズ45の位置及び姿勢を調整する。ここで、気中プラズマの大きさは、集光レンズ45の焦点距離、励起用レーザ光3の波長、レーザエネルギー、又は、レーザパルス幅等によって変化するので、EUVプラズマと同等のサイズになるように、予め実験を行うことにより決定しておく。なお、プラズマサイズの調整は、集光レンズ45及び励起用レーザ光3のパラメータが決定されていれば、EUVチャンバ11内の圧力を調整することによって変化させることが可能である。
また、第2の方法として、理想発光点に微細な線等を配置し、その線に励起用レーザ光3を照射することによってプラズマを生成する。このプラズマを参照しながらレーザ焦点調整装置46を制御することにより、集光レンズ45の位置を調整する。理想発光点に配置される線の材料は金属でも非金属でも構わないが、汚染物(コンタミ)とならないように材料を選択する必要がある。また、プラズマを形成することにより線が磨耗する場合には、集光レンズ45を調整している間中、線を連続して供給できる機構を設けても良い。それにより、調整作業時間を短縮することが可能となる。
(4)EUVエネルギーモニタ装置の較正
図1に示すEUV光源装置を長期間使用することにより、コレクタミラー13やEUVフィルタ14の損傷や劣化が生じる。例えば、プラズマから発生した中性粒子やイオンによりコレクタミラー13やEUVフィルタ14が削られて、EUV光の集光点の位置がずれたり、EUVフィルタ14の透過率が部分的に高くなってしまう。反対に、プラズマ生成に寄与しなかったターゲット物質(デブリス)がコレクタミラー13やEUVフィルタ14に付着することにより、ミラーの反射率やフィルタの透過率が低下してしまう。その結果、EUVエネルギーモニタ装置50によって観測されたEUVエネルギーと、実際に露光装置に出力されたEUVエネルギーとの間に乖離が生じる場合がある。このような現象を防止するためには、定期的にEUVエネルギーモニタ装置50の較正を行う必要がある。
まず、EUVエネルギーモニタ装置50の較正を行う前に、EUV光の生成を行い、EUVエネルギーモニタ装置50のモニタ値(発光点における光エネルギーE1)と、コレクタミラー13によって集光されたEUV光のエネルギーを、理想集光点に配置されEUVダイオード63によって測定した値(集光点における光エネルギーE2)との関係を予め取得しておく。E1とE2との関係は、例えば、E2=f(E1)といった関数によって表され、EUV光源制御装置10に記憶される。
EUVエネルギーモニタ装置50の較正を行う場合には、露光装置において露光を行っていない時に、EUVダイオード63を理想集光点の後方に移動させ、コレクタミラー13によって集光されたEUV光のエネルギーE2を測定する。この測定値E2は、EUV光源制御装置10に出力される。
また、それと同時に、EUVエネルギーモニタ装置50によってEUVエネルギーのモニタ値E1を取得する。EUV光源制御装置10は、このモニタ値E1と、先に取得されたEUVエネルギーの測定値E2とを比較することにより、EUVエネルギーモニタ装置50からの出力を較正する。具体的には、今回取得されたE1及びE2の値を、EUV光源制御装置10に予め記憶されている関数に代入し、関数が成立するように、その関数を随時補正する。このような動作は、一定期間ごとに行われる。
このような較正を行うことにより、コレクタミラー13の反射率やEUVフィルタ14の透過率に変化があった場合に、EUV光源制御装置10はその変化を容易に検知することができる。そして、例えば、反射率が低下していた場合には、レーザ制御装置40に対して指令信号を出力して、レーザ出力を増加させることにより、EUV光の出力エネルギーを一定に保つことができる。
また、EUV光源制御装置10は、この較正動作により、反射率が所定の値以下になっていると判断される場合には、コレクタミラーの交換時期であることをユーザに知らせるようにしても良い。
この較正動作においては、露光に用いられるEUV光の一部を測定するのではなく、露光装置に供給される全てのEUV光を測定するので、コレクタミラー13に偏磨耗が生じていた場合においても、EUVエネルギーを正確に検出することができる。
コレクタミラー13の偏磨耗状態等を検出する方法としては、次に説明する方法も挙げられる。露光装置において露光を行っていない時に、IF位置センサ62を、理想的集光点付近に配置する。そして、IF位置センサ62によってEUV光を撮像し、その画像情報をEUV光源制御装置10に出力する。EUV光源制御装置10は、EUV光の画像の強度分布に基づいて、コレクタミラーの偏磨耗状態を検出する。
その際に、EUV光の画像に著しい輝点が観察された場合には、EUVフィルタ14が損傷している可能性がある。そのような場合に、EUV光源制御装置10は、EUVフィルタ14の交換が必要である旨をユーザに知らせるようにしても良い。
このような検査も定期的に行うことが望ましい。
さらに、EUV光源制御装置10は、IF位置センサ62によって得られた画像の総輝度を積分し、この積分値とEUVダイオード63によって得られた測定値との対応関係を予め取得しておいても良い。それにより、EUVダイオード63の替わりにIF位置センサ62を用いることによって、EUVエネルギーの較正を行うことが可能となる。また、EUV光源装置の製造時にこの対応関係を取得しておくことにより、出荷後のEUV光源装置の動作環境において、EUVダイオード63を省略することができる。
(5)コレクタミラーの制御(集光点の制御)
先に説明した初期アライメントにより、理想集光点の位置情報及び「較正されたコレクタミラー位置」の情報は、EUV光源制御装置10に記憶されている。そこで、図4に示すように、EUV光源制御装置10は、露光時に、コレクタミラー13の変位を表す情報をコレクタミラー変位モニタ装置61から取得し、その情報を「較正されたコレクタミラー位置」の情報と比較することにより、両者の差分を算出する。そして、EUV光源制御装置10は、この差分の値に基づいて、コレクタミラー13が較正されたコレクタミラー位置を維持するように、コレクタミラー駆動装置60(コレクタミラー制御部601、XYZステージ602、Θステージ603、及び、βステージ604)を動作させる。
このような制御動作を露光中に繰り返して行うことにより、コレクタミラー13の位置及び姿勢が適正な状態に維持される。それにより、プラズマ2から発生した光の集光点が、理想集光点の極近傍である一定位置に維持される。なお、IF位置センサ62を用いて行われるコレクタミラーの較正(図8参照)は、EUV光源装置の立ち上げ時にのみ行っても良いし、露光をしていない間に、間欠的に行っても良い。
本発明の第1〜第4の実施形態に係るEUV光源装置の初期アライメント方法は、図1に示すEUV光源装置とは構成が異なるEUV光源装置に適用することも可能である。以下に、そのようなEUV光源装置の構成例について説明する。
図13は、図1及び図12に示すEUV光源装置の制御系統の変形例を示している。図12においては、各部がEUV光源制御装置10によって集中制御されていたのに対して、図13においては、故障診断のための制御(ターゲット位置、焦点位置、及び、コレクタミラーの位置のモニタリング)を除いて、分散処理が行われている。
図13に示すように、ターゲットの位置制御、レーザ焦点の位置制御、及び、コレクタミラーの変位制御は、ターゲット位置調整装置30、レーザ焦点調整装置46、及び、コレクタミラー駆動装置60によってそれぞれ独立に行われている。このように処理を分散させることにより、例えば、画像処理の負荷が高い場合においても、EUV光源制御装置10における数値処理の負荷を大幅に低減できる。従って、安価な民生品を組み合わせることにより制御装置を構成することが可能となる。
図14は、ターゲット流の替わりに、ドロップレット(液滴)・ターゲットを形成するEUV光源装置の構成を示す模式図である。
図14に示すEUV光源装置は、図1に示すターゲット制御装置20の替わりにターゲット制御装置80を有しており、それに加えて、ターゲット射出タイミング調整装置81を備えている。また、このEUV光源装置は、図1に示すターゲット位置モニタ装置31の替わりに、ターゲット位置・速度モニタ装置82を有している。さらに、このEUV光源装置は、図1に示すレーザ制御装置40、レーザ励起強度調整装置41、レーザエネルギーモニタ装置43、及び、プラズマモニタ装置51の替わりに、レーザ制御装置83、レーザ励起強度・タイミング調整装置84、レーザエネルギー・タイミングモニタ装置85、及び、プラズマ位置・タイミングモニタ装置86を有している。
ここで、ドロップレットを形成する場合には、ドロップ・オン・デマンド法又はコンティニュアス・ジェット法を用いるのが一般的である。いずれの方法においても、ドロップレットの射出タイミングは、マイクロヒータの加熱タイミング(ドロップ・オン・デマンド法の場合)、又は、ピエゾ素子の駆動タイミング(コンティニュアス・ジェット法の場合)を与える制御信号を外部から供給することにより、制御することが可能である。本願においては、1つの例として、コンティニュアス・ジェット法によってキセノン(Xe)ドロップレットを形成する場合について説明する。
コンティニュアス・ジェット法においては、ピエゾ素子によって与えられる擾乱周期λとドロップレット径Dとの間に、λ/D〜8というドロップレット安定生成条件が存在することが知られている。数十μmのドロップレットを実現しようとする場合には、擾乱周期λは、メガヘルツオーダになる可能性が高い。一方、現在提唱されているLPP方式EUV光源装置において用いられるレーザの繰り返し周波数は、高くても100kHz程度であり、ドロップレットの生成に必要な周期に比べて一桁程度少ない。そのため、コンティニュアス・ジェット法によれば、数個のドロップレットの内の1個に励起用レーザ光が照射されることになる。
図14に示すように、EUV光源制御装置10は、EUV発光命令を受けることにより、ターゲット制御装置80を駆動させる。このEUV発光命令には、EUVエネルギー及びEUV発光タイミングが含まれる。そして、EUV光源制御装置10は、EUV発光タイミングと同じ繰り返しの基準タイミング信号を生成し、ターゲット射出タイミング調整装置81に供給する。
ターゲット制御装置80は、ターゲット供給装置21によって供給されるキセノンガスを液化するために、ターゲット温度・圧力調整装置22における冷却温度の制御及び圧縮圧力の制御を行うと共に、液体キセノンが所定の圧力(流量)で噴射されるように、ターゲット噴射装置における供給圧力又は流量を制御する。
ターゲット射出タイミング調整装置81は、例えば、ピエゾ素子を備えており、EUV光源制御装置10から供給された基準タイミング信号に基づいて、所定の振動の周波数でピエゾ素子を駆動することにより、ターゲット射出装置23を振動させる。具体的には、ピエゾ素子の振動の周波数は、基準タイミング信号の整数倍となる。それにより、ターゲット射出装置23から射出されるターゲットがドロップレット化される。
ターゲット位置・速度モニタ装置82は、射出されたドロップレット・ターゲット7を撮像することにより、その画像を表す信号をEUV光源制御装置10に出力する。図15は、ターゲット位置・速度モニタ装置82の構成例を示す模式図である。図15の(a)に示すように、ターゲット位置・速度モニタ装置82は、例えば、複数の高速CCDカメラ801及び802を含んでいる。高速CCDカメラ801及び802は、発光点よりも上部に、異なる2以上の方向からターゲットを観測できるように配置されている。
高速CCDカメラ801及び802は、その視野中心付近をドロップレット・ターゲット7が通過した場合に、ドロップレット・ターゲット7が理想発光点を通過するようアライメントされていることが望ましい。また、これらの高速CCDカメラ801及び802の視野範囲は、ターゲット位置調整装置30がストロークエンドまで動作した場合においても、ドロップレット・ターゲット7を視野に納めている事が望ましい。さらに、その視野内においては、ターゲット位置調整装置30の移動方向が水平に望めることが望ましい。そのためには、例えば、ターゲット位置調整装置30のXYステージのX方向、及び、それと直行するY方向からドロップレット・ターゲット7を見込むように、ターゲット位置・速度モニタ装置82を設置すれば良い。
レーザエネルギー・タイミングモニタ装置85は、レーザ光源42から射出したレーザ光のエネルギー及び照射タイミングをモニタしており、レーザ光のエネルギー値を表す信号を所定のタイミングでレーザ制御装置83に出力する。この信号は、レーザ制御装置83により、レーザエネルギー及び照射タイミングが所定の値を維持するようにレーザ励起強度・タイミング調整装置84を制御するために用いられる。
プラズマ位置・タイミングモニタ装置86は、ドロップレット・ターゲット7に励起用レーザ光3を照射することによって生成されたプラズマ2を、互いに異なる2つの方向(例えば、X方向及びY方向)から観測する。プラズマ位置・タイミングモニタ装置86によって取得されたプラズマ2の画像情報は、EUV光源制御装置10に出力される。
次に、図14に示すEUV光源装置におけるターゲットの位置合わせ動作について説明する。
まず、位置合わせに先立って、EUV光源制御装置10は、ターゲットが理想発光点にアライメントされている状態におけるドロップレット・ターゲットの速度(間隔)及び位置(X方向及びY方向の座標)に関する情報(理想発光点を通過するターゲットの位置情報)を予め取得しておく。例えば、初期アライメント後に、ドロップレット・ターゲットを射出し、図15の(a)に示すように、ターゲット位置・速度モニタ装置82により、望ましくはターゲット射出タイミングに同期したタイミングで、ほぼ同時に2方向からターゲット像を撮像する。そして、それらの画像(図15の(b)参照)をEUV光源制御装置10において画像処理することにより、理想発光点を通過するターゲットの位置情報が取得される。或いは、簡易的に観測する場合には、EUVチャンバ11内の理想発光点に、ドロップレット・ターゲットの径に相当する大きさの小球等を設置し、これをターゲット位置・速度モニタ装置82によって撮像した画像に基づいて、理想発光点を通過するターゲットの位置情報を算出しても良い。
ターゲットの位置合わせを行う場合には、ターゲット位置・速度モニタ装置82により、望ましくはターゲット射出タイミングに同期したタイミングで、ほぼ同時に2方向から現在のドロップレット・ターゲット7を撮像し、その観測画像をEUV光源制御装置10に出力する。EUV光源制御装置10は、現在のドロップレット・ターゲット7の観測画像に基づいて、現在のドロップレット・ターゲット7の位置を算出する。そして、その位置情報と、発光点を通過するターゲットの位置情報と比較することにより、それらの差分を算出する。EUV光源制御装置10は、この差分の値を、ターゲット位置調整装置30における軸移動量に変換して出力することにより、ターゲット位置調整装置30を制御してターゲット位置射出装置23の位置を所定の量だけシフトさせる。それにより、ドロップレット・ターゲット7が理想発光点を通過するように調整される。このような調整動作は、ドロップレット・ターゲット7を噴射している間に、常に実施していても良いし、一定時間間隔で実施しても良い。望ましくは、可能な限り短い周期で繰り返す。それにより、ドロップレット・ターゲット7が理想発光点を通過している状態を維持することができる。
次に、図14に示すEUV光源装置におけるレーザ照射タイミングの制御動作について説明する。
EUV光源制御装置10は、ターゲット観測画像(図15の(b)参照)に基づいて取得されたターゲット速度を用いて、レーザ照射タイミングを算出する。このタイミングは、基準タイミング信号に、計算によって導かれた遅延時間が付加されたものである。遅延時間は、図15の(b)に示す画像の取得時刻から、その画像に表されたターゲット・ドロップレット7が理想発光点中心に到達した時刻までの時間となる。これは、画像取得点と理想発光点との距離、及び、ターゲット速度に基づいて決定される。
このようにして算出されたレーザ照射タイミングは、レーザ制御装置83に出力される。レーザ制御装置83は、そのレーザ照射タイミングに従ってレーザ励起強度・タイミング調整装置84を制御することにより、所定のタイミングでレーザ光源42からレーザ光を射出させる。それにより、ターゲット射出間隔の数分の1の繰り返し周波数で同期し、且つ、理想発光点にドロップレット・ターゲットが存在する時刻に、レーザ照射を行うことができる。
次に、図14に示すEUV光源装置におけるレーザ照射点(プラズマ発光点)の制御動作について説明する。
EUV光源制御装置10は、プラズマ位置・タイミングモニタ装置86から出力されたプラズマ観測画像に基づいて、レーザ照射点(プラズマ発光点)の制御を行う。制御方法の詳細については、図1に示すEUV光源装置におけるのと同様である。ここで、プラズマの発光点を理想発光点に一致させる過程においては、ドロップレット・ターゲット7が理想発光点の中心に到達した時刻にレーザ照射が行われるように遅延時間を調節することが望ましい。それにより、プラズマ像の中心が理想発光点に位置するように、タイミングを調整される。その場合には、EUVエネルギー値を参照して制御を行っても良い。
以上説明した図1及び図14に示すEUV光源装置においては、光源装置を構成する部品(装置)について、様々な応用を加えることが可能である。以下に、その応用例を説明する。
(1)ターゲット位置モニタ装置
図1に示すターゲット位置モニタ装置31の観測対象である液化キセノン・ターゲット流や、図14に示すターゲット位置・速度モニタ装置82の観測対象である液化キセノンドロップレット・ターゲットは、例えば、数十μm程度の直径を有している。このような微小で発光しない物体を観測する際に、視野が暗く、物体と背景とのコントラストが十分に取れない場合が生じる。そのような場合には、図16に示すように、高輝度の照明301を用いることにより、観測対象部分の付近を照射することが有効である。また、ターゲット位置モニタ装置31の視野がプラズマ2に近接している場合には、プラズマ2を照明の替わりにしても良い。
或いは、図17に示すように、ターゲット位置モニタ31の撮像素子(CCD等)の前面に集光光学系302を配置することにより、撮像素子に入射する光量を増加させるようにしても良い。この場合には、照明の熱によりターゲット1の流れが乱れるおそれがなくなる。
さらに、図18に示すように、可視レーザ等の指向性の強い光源303をEUVチャンバ11の外部に配置することにより、バックライト照明としても良い。この場合には、EUVチャンバ11内に配置される部品が低減できるので、真空度向上や不純物低減等の観点から望ましい。なお、図16〜18においては、ターゲットとして、ターゲット流が示されているが、ドロップレット・ターゲットを用いる場合においても、同様の効果を得ることができる。
(2)ターゲット位置モニタ装置及びプラズマモニタ装置
図1においては、ターゲット位置モニタ装置31としてCCD等の撮像素子が用いられ、プラズマモニタ装置51として光学フィルタが前面に配置されたCCD等の撮像素子(図3参照)が用いられている。また、ターゲットやプラズマの2次元的な位置を決定するために、それらの装置31及び51は2以上の位置に配置されている。図19は、そのようなターゲット位置モニタ装置31とプラズマモニタ装置51とを兼用する応用例を示している。
図19に示すように、CCD等の撮像素子310は、ターゲット及びプラズマ観測用のモニタであり、ターゲット1及びプラズマ2の両方を視野に納めるように配置されている。また、撮像素子310の前面には、駆動機構が設けられた光学バンドパスフィルタ311が配置されている。ターゲット1及びプラズマ2の両方を観測する場合には、図19の(a)に示すように、光学バンドパスフィルタ311を、撮像素子310の受光面におけるプラズマからの光を受光する領域(図においては、下半分)のみに配置することにより、ターゲット1からの光とプラズマ2からの光がほぼ同量となるようにする。それによって得られたターゲット1を表す画像及びプラズマ2を表す画像は、EUV光源制御装置10において、ターゲットの位置制御及びプラズマの位置制御のためにそれぞれ利用される。一方、初期アライメント時に参照用レーザ光を観測する場合には、図19の(b)に示すように、光学バンドパスフィルタ311を光路から退避させることにより、2つの参照用レーザが交差する理想発光点が撮像素子310の視野に納まるようにする。
このように、2種類のモニタ装置を兼用とすることにより、装置構成を簡単にできると共に、撮像素子の数が少なくなるので、EUV光源制御装置10における画像処理に対する負荷を低減できる。なお、光学バンドバスフィルタ311を使用しても、なお、ターゲット1からの光とプラズマ2からの光との光量調整が困難な場合には、図16又は図18に示すように、ターゲット1を照明する構成や、図17に示すように、ターゲット1からの光を集光する構成を適用しても良い。
(3)IF位置センサ
図1及び図14に示すIF位置センサ62としては、一般には、市販のEUVピンホールカメラ等に使用されるミラーを備えたCCDが用いられるが、次のような構成を用いても良い。
図20に示すIF位置センサは、CCD等の撮像素子620と、その前面に備えられた透過型X線蛍光板621と、バンドパスフィルタ622とを含んでいる。バンドパスフィルタ622としては、ジルコニウム(Zr)フィルタ等のEUV透過フィルタが用いられる。このIF位置センサにおいては、バンドパスフィルタ622を透過したEUV光を、透過型X線蛍光板621により可視光に変換し、その可視光を撮像素子620によって検出する。このような構成によれば、撮像素子620として、市販の大型CCDを使用できるようになるので、大面積で高い分解能が得られるという利点がある。即ち、IF位置制御の精度を大幅に向上させることができる。また、EUV光を可視光に変換するので、CMOSのように、CCD以外の撮像素子を使用できるようになるので、装置の低価格化を図ることが可能となる。
図21に示すIF位置センサにおいては、図20に示す透過型X線蛍光板621の替わりに反射型X線蛍光板623が配置されている。即ち、撮像素子620は、反射型X線蛍光板623から反射された可視光を検出する。X線蛍光板を用いることの利点は、図20に示すIF位置センサにおけるのと同様である。
(4)EUVエネルギーモニタ装置の較正方法
先に説明したEUVエネルギーモニタ装置50の較正方法とは別の方法として、EUVダイオード63を露光光路に挿入することなくEUVエネルギーモニタ装置50の較正を行うことも可能である。
図22の(a)に示すように、露光装置において露光を行っている間に、コレクタミラー13は、理想集光点に焦点を形成するように調節された位置及び姿勢を維持している。また、そのとき、IF位置センサ62又はEUVダイオード63は、EUV光の光路から退避している。それに対して、図22の(b)に示すように、EUVエネルギーモニタ装置50等の較正を行う場合には、コレクタミラー13を僅かに傾ける。そして、そのときのコレクタミラー13の集光点付近に、IF位置センサ62又はEUVダイオード63を配置し、その状態で、EUVエネルギーモニタ装置50の出力、及び、IF位置センサ62の出力又はEUVダイオード63の出力を較正する。
このような較正方法によれば、IF位置センサ62やEUVダイオード63を移動させる必要がなくなる。従って、機械的に空間が制限され易い露光装置との接続部分の装置構成を簡単にすることができる。
或いは、図23に示すように、IF位置センサ62又はEUVダイオード63をEUVチャンバ11の内部に配置すると共に、駆動機構が設けられた較正用ミラー64を追加しても良い。図23の(a)に示すように、露光装置において露光を行っている間には、較正用ミラー64は、コレクタミラー13による集光光の光路から退避している。それに対して、図23の(b)に示すように、EUVエネルギーモニタ装置50等の較正を行う場合には、較正用ミラー64がコレクタミラー13による集光光の光路に挿入される。それにより、集光光が反射されて、IF位置センサ62又はEUVダイオード63に入射するので、その状態で、EUVエネルギーモニタ装置50からの出力や、IF位置センサ62又はEUVダイオード63の較正を行うことができる。
図23に示す構成によれば、EUVチャンバ11と露光装置との接続部分の装置構成を極めて簡単にすることができるので、装置の設計が容易となる。なお、この構成を用いる場合には、IF位置センサ62又はEUVダイオード63は、EUVフィルタ14を通過していない光を受光することになるので、EUV光エネルギーの観測を行うために、独自にEUVフィルタを設ける必要がある。また、この構成を用いる場合には、EUVフィルタの劣化度合いを判定することはできない。
(5)コレクタミラーの位置及び姿勢の検出方法
通常、露光装置において露光を行っている場合には、IF位置センサ62は光路から退避しているので、集光点の変動を観測することができない。そのため、露光中には、コレクタミラー13の位置及び姿勢を調節することができなくなる。しかしながら、以下に説明する構成を用いることにより、露光中においてもコレクタミラーの変位検出が可能となる。
図24の(a)に示すように、コレクタミラー13の周辺には、1組の較正用ミラー65、コレクタミラー変位モニタ装置61(図4参照)の撮像素子612、傾き検知用光源613、傾き検知用基準反射面614、及び、IF位置センサ62が配置されている。また、図24の(b)は、コレクタミラー13を集光点方向から見た様子を示している。図24の(b)に示すように、較正用ミラー65は、コレクタミラー13の周りを囲むように配置されている。
較正用ミラー65は、露光のためには利用されないEUV光を、露光に用いられるEUV光の集光点Pから僅かにずれた位置Qに集光するように、位置及び姿勢を調節されている。また、IF位置センサ62は、較正用ミラー65の集光点Qに配置されている。このIF位置センサ62により集光点Qを観測することにより、集光点Pの変動が間接的に検出される。それにより、コレクタミラー13の変位を検知することができる。
また、撮像素子612は、傾き検知用光源613から射出し、傾き検知用基準反射面614から反射された光を検出する。それにより、コレクタミラー13の傾き(角度)が検知される。なお、図24の(a)において、図4に示すレーザ変位計611が示されていないのは、この較正方法においては、レーザ変位計611の替わりに、IF位置センサ62によって取得された画像情報に基づいて、コレクタミラー13の位置を検出できるからである。一方、IF位置センサ62によって取得された画像情報からコレクタミラー13の傾きを検知することは困難であるので、図24に示す構成においても、撮像素子612等が用いられている。しかしながら、IF位置センサ62の解像度が、コレクタミラー13の傾きを検知できる程度に高い場合には、撮像素子612等を省略しても良い。
図24に示す構成によれば、露光中においても、コレクタミラー13の位置及び姿勢を検知することができるので、コレクタミラー13の位置及び姿勢を調整することが可能となる。また、コレクタミラー変位モニタ装置61のレーザ変位計611(図4参照)を省略できるので、装置構成を簡単にすることができる。
さらに、図24に示す構成において、IF位置センサ62を理想集光点に移動させて、実際の集光点と、露光時におけるIF位置センサ62による出力画像との間で較正を取っておくことにより、コレクタミラー13の変位の検出精度を高くすることができる。
なお、図24に示す構成によれば、較正用ミラー65によって反射された集光光の画像情報に基づいて、コレクタミラー13のダメージを間接的に見積ることもできる。例えば、較正用ミラー65の集光光の光量が低下した場合には、コレクタミラー13の反射率が低下したと推測される。
或いは、露光中にもコレクタミラーの位置及び姿勢の検出を可能とする別の構成として、図25に示す構成も挙げられる。図25の(a)に示すように、この構成においては、複数の較正用ミラー66及び複数のIF位置センサ62が用いられる。図25の(b)は、コレクタミラー13を集光点方向から見た様子を示している。図25の(b)に示すように、複数の較正用ミラー66は、コレクタミラー13の周りを囲むように配置されている。
各較正用ミラー66は、露光のためには利用されないEUV光を、露光のために利用されるEUV光の集光点Pから僅かにずれた位置Q、Q、…に集光するように、位置及び姿勢を調節されている。また、IF位置センサ62は、対応する較正用ミラー66の集光点Q、Q、…に配置されている。このように、複数のIF位置センサ62を用いることにより、間接的に検出される集光点Pの変動の検出精度を向上させることができる。
また、較正用ミラー66として短焦点ミラーを用い、IF位置センサをその焦点付近に配置することにより、ミラーの傾きの変動を容易に検出できるようになる。この場合には、傾き検知用の非接触センサ(図24に示す撮像素子612等)を配置する必要はない。
さらに、この場合においても、IF位置センサ62を理想集光点に移動させて、実際の集光点と、露光時におけるIF位置センサによる出力画像との間で較正を取っておくことにより、コレクタミラー13の変位の検出精度を高くすることができる。また、較正用ミラー66の集光光の画像情報に基づいて、コレクタミラー13のダメージを見積ることも可能である。
以上においては、ターゲット流又はドロップレット・ターゲットを形成する場合について説明したが、本発明は、ガス状のターゲットを用いる場合にも適用することが可能である。ガス状のターゲットには、ガスパフターゲットや、テープ状又は線状等のターゲットがある。ここで、ガスパフターゲットとは、パルスバルブ等を用いて間欠的に噴出させるガス状のターゲットのことである。ガス状のターゲットを用いる場合には、EUV変換効率向上を狙ってガス流中に金属粉等を混入させることもある。
本発明は、露光装置の光源として用いられる極端紫外(EUV:extreme ultra violet)光源装置における初期アライメント方法において利用することが可能である。
本発明の第1〜第4の実施形態に係るEUV光源装置の初期アライメント方法が適用されるEUV光源装置の構成を示す模式図である。 図1に示すターゲット位置調整装置及びその周辺部を示す模式図である。 プラズマモニタ装置の構成を示す模式図である。 図1に示すコレクタミラー及びその周辺部を示す模式図である。 図1に示すIF位置センサとEUVフィルタとの位置関係を示す図である。 本発明の第1及び第2の実施形態に係る初期アライメント方法を説明するための図である。 初期アライメント時におけるEUVチャンバ及びその周辺の様子を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るEUV光源装置の初期アライメント方法を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るEUV光源装置の初期アライメント方法を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係るEUV光源装置の初期アライメント方法を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係るEUV光源装置の初期アライメント方法を説明するための図である。 図1に示すEUV光源装置における制御系統を示すブロック図である。 図1に示すEUV光源装置における制御系統の変形例を示すブロック図である。 ドロップレット・ターゲットを射出するEUV光源装置の構成を示す模式図である。 図14に示すターゲット位置・速度モニタ装置の構成例を示す模式図である。 図1及び図14に示すターゲット位置モニタ装置の構成例を示す模式図である。 図1及び図14に示すターゲット位置モニタ装置の構成例を示す模式図である。 図1及び図14に示すターゲット位置モニタ装置の構成例を示す模式図である。 図1に示すターゲット位置モニタ装置とプラズマモニタ装置とを兼用する構成例を示す模式図である。 図1及び図14に示すIF位置センサの構成例を示す模式図である。 図1及び図14に示すIF位置センサの構成例を示す模式図である。 EUVエネルギーモニタ装置を較正する別の方法を説明するための図である。 EUVエネルギーモニタ装置を較正するさらに別の方法を説明するための図である。 コレクタミラーの位置及び姿勢を検出するための装置構成例を示す模式図である。 コレクタミラーの位置及び姿勢を検出するための別の装置構成例を示す模式図である。
符号の説明
1…ターゲット、2…プラズマ、3…励起用レーザ光、4、5…参照用レーザ光、7…ドロップレット・ターゲット、10…EUV光源制御装置、11…EUVチャンバ、12…窓、13…コレクタミラー、14…EUVフィルタ、20…ターゲット制御装置、21…ターゲット供給装置、22…ターゲット温度・圧力(流量)調整装置、23…ターゲット射出装置、30…ターゲット位置調整装置、31…ターゲット位置モニタ装置31、40…レーザ制御装置、41…レーザ励起強度調整装置、42…レーザ光源、43…レーザエネルギーモニタ装置、44…光学系、45…集光素子(集光レンズ)、46…レーザ焦点調整装置、50…EUVエネルギーモニタ装置、51…プラズマモニタ装置、60…コレクタミラー駆動装置、61…コレクタミラー変位モニタ装置、62…IF位置センサ、63…EUVダイオード、70、72…参照用レーザ光源、71、73…光学系、80…ターゲット制御装置、81…ターゲット射出タイミング調整装置、82…ターゲット位置・速度モニタ装置、83…レーザ制御装置、84…レーザ励起強度・タイミング調整装置、85…レーザエネルギー・タイミングモニタ装置、86…プラズマ位置・タイミングモニタ装置、301…照明、302…集光光学系、303…光源、310…撮像素子、311…光学バンドパスフィルタ、601…コレクタミラー制御部、602…XYZステージ、603…Θステージ、604…βステージ、611…レーザ変位計、612…撮像素子、613…傾き検知用光源、614…傾き検知用基準反射面、620…撮像素子、621…透過型X線蛍光板、622…バンドパスフィルタ、623…反射型X線蛍光板、801、802…高速CCDカメラ

Claims (10)

  1. 真空チャンバの内部に供給されたターゲット物質に、該ターゲット物質を励起させるためのレーザ光を照射することによりプラズマを生成し、該プラズマから発生する極端紫外(EUV)光をEUV集光ミラーによって所定の位置に集光するレーザ励起プラズマ方式による極端紫外光源装置のアライメント方法であって、
    前記プラズマを生成すべき位置である理想発光点に第1の位置基準素子を配置し、プラズマから発生した光を集光すべき位置である理想集光点に第2の位置基準素子を配置するステップ(a)と、
    第1の光軸調整光が前記第1の位置基準素子及び前記第2の位置基準素子を通過するように、該第1の光軸調整光の光路を調整すると共に、第2の光軸調整光が前記第1の位置基準素子を通過して前記第2の位置基準素子を通過しないように、該第2の光軸調整光の光路を調整し、前記理想集光点近傍のセンサを用いて該第1の光軸調整光の画像情報を取得するステップ(b)と、
    ターゲット励起用レーザ光源から前記レーザ光を射出し、該レーザ光がレーザ光集光素子を介して前記第1の位置基準素子を照射するように、前記レーザ光集光素子の位置及び姿勢を調整するステップ(c)と、
    前記第1の位置基準素子を退避させると共に前記第1及び第2の光軸調整光を射出した状態で、ターゲット射出装置を用いて前記真空チャンバの内部に前記ターゲット物質を供給し、該ターゲット物質が前記第1の光軸調整光と前記第2の光軸調整光との交点を通るように、前記ターゲット射出装置の位置及び姿勢を調整するステップ(d)と、
    前記第1及び第2の光軸調整光の射出を停止すると共に前記第1及び第2の位置基準素子を退避させた状態で、前記レーザ光を前記ターゲット励起用レーザ光源から射出して前記ターゲット物質に照射するステップ(e)と、
    該レーザ光をターゲット物質に照射することにより生成された前記プラズマから発生する前記極端紫外光の画像情報を前記センサを用いて取得し、前記第1の光軸調整光の画像情報と該極端紫外光の画像情報とに基づいて、該極端紫外光が前記EUV集光ミラーによって前記理想集光点に集光されるように、前記EUV集光ミラーの位置及び姿勢を調整するステップ(f)と、
    を具備する極端紫外光源装置のアライメント方法。
  2. 真空チャンバの内部に供給されたターゲット物質に、該ターゲット物質を励起させるためのレーザ光を照射することによりプラズマを生成し、該プラズマから発生する極端紫外(EUV)光をEUV集光ミラーによって所定の位置に集光するレーザ励起プラズマ方式による極端紫外光源装置のアライメント方法であって、
    前記プラズマを生成すべき位置である理想発光点に第1の位置基準素子を配置し、プラズマから発生した光を集光すべき位置である理想集光点に第2の位置基準素子を配置するステップ(a)と、
    ターゲット励起用レーザ光源から前記レーザ光を射出し、該レーザ光がレーザ光集光素子を介して前記第1の位置基準素子を照射するように、前記レーザ光集光素子の位置及び姿勢を調整するステップ(b)と、
    第1の光軸調整光が前記第1の位置基準素子及び前記第2の位置基準素子を通過するように、該第1の光軸調整光の光路を調整すると共に、第2の光軸調整光が前記第1の位置基準素子を通過して前記第2の位置基準素子を通過しないように、該第2の光軸調整光の光路を調整し、前記理想集光点近傍のセンサを用いて該第1の光軸調整光の画像情報を取得するステップ(c)と、
    前記第1の位置基準素子を退避させると共に前記第1及び第2の光軸調整光を射出した状態で、ターゲット射出装置を用いて前記真空チャンバの内部に前記ターゲット物質を供給し、該ターゲット物質が前記第1の光軸調整光と前記第2の光軸調整光との交点を通るように、前記ターゲット射出装置の位置及び姿勢を調整するステップ(d)と、
    前記第1及び第2の光軸調整光の射出を停止すると共に前記第1及び第2の位置基準素子を退避させた状態で、前記レーザ光を前記ターゲット励起用レーザ光源から射出して前記ターゲット物質に照射するステップ(e)と、
    該レーザ光をターゲット物質に照射することにより生成された前記プラズマから発生する前記極端紫外光の画像情報を前記センサを用いて取得し、前記第1の光軸調整光の画像情報と該極端紫外光の画像情報とに基づいて、該極端紫外光が前記EUV集光ミラーによって前記理想集光点に集光されるように、前記EUV集光ミラーの位置及び姿勢を調整するステップ(f)と、
    を具備する極端紫外光源装置のアライメント方法。
  3. 真空チャンバの内部に供給されたターゲット物質に、該ターゲット物質を励起させるためのレーザ光を照射することによりプラズマを生成し、該プラズマから発生する極端紫外(EUV)光をEUV集光ミラーによって所定の位置に集光するレーザ励起プラズマ方式による極端紫外光源装置のアライメント方法であって、
    前記プラズマを生成すべき位置である理想発光点に第1の位置基準素子を配置し、プラズマから発生した光を集光すべき位置である理想集光点に第2の位置基準素子を配置し、前記理想発光点と前記理想集光点とを結ぶ直線上であって、前記理想集光点から見て前記理想発光点の反対側に第3の位置基準素子を配置するステップ(a)と、
    第1の光軸調整光が前記第3の位置基準素子と前記第1若しくは第2の位置基準素子とを通過するように、該第1の光軸調整光の光路を調整すると共に、第2の光軸調整光が前記第1の位置基準素子を通過して前記第2の位置基準素子を通過しないように、該第2の光軸調整光の光路を調整し、前記理想集光点近傍のセンサを用いて該第1の光軸調整光の画像情報を取得するステップ(b)と、
    ターゲット励起用レーザ光源から前記レーザ光を射出し、該レーザ光がレーザ光集光素子を介して前記第1の位置基準素子を照射するように、前記レーザ光集光素子の位置及び姿勢を調整するステップ(c)と、
    前記第1の位置基準素子を退避させると共に前記第1及び第2の光軸調整光を射出した状態で、ターゲット射出装置を用いて前記真空チャンバの内部に前記ターゲット物質を供給し、該ターゲット物質が前記第1の光軸調整光と前記第2の光軸調整光との交点を通るように、前記ターゲット射出装置の位置及び姿勢を調整するステップ(d)と、
    前記第1及び第2の光軸調整光の射出を停止すると共に前記第1及び第2の位置基準素子を退避させた状態で、前記レーザ光を前記ターゲット励起用レーザ光源から射出して前記ターゲット物質に照射するステップ(e)と、
    該レーザ光をターゲット物質に照射することにより生成された前記プラズマから発生する前記極端紫外光の画像情報を前記センサを用いて取得し、前記第1の光軸調整光の画像情報のデータと該極端紫外光の画像情報のデータとに基づいて、該極端紫外光が前記EUV集光ミラーによって前記理想集光点に集光されるように、前記EUV集光ミラーの位置及び姿勢を調整するステップ(f)と、
    を具備する極端紫外光源装置のアライメント方法。
  4. 真空チャンバの内部に供給されたターゲット物質に、該ターゲット物質を励起させるためのレーザ光を照射することによりプラズマを生成し、該プラズマから発生する極端紫外(EUV)光をEUV集光ミラーによって所定の位置に集光するレーザ励起プラズマ方式による極端紫外光源装置のアライメント方法であって、
    前記プラズマを生成すべき位置である理想発光点に第1の位置基準素子を配置し、プラズマから発生した光を集光すべき位置である理想集光点に第2の位置基準素子を配置し、前記理想発光点と前記理想集光点とを結ぶ直線上であって、前記理想集光点から見て前記理想発光点の反対側に第3の位置基準素子を配置するステップ(a)と、
    ターゲット励起用レーザ光源から前記レーザ光を射出し、該レーザ光がレーザ光集光素子を介して前記第1の位置基準素子を照射するように、前記レーザ光集光素子の位置及び姿勢を調整するステップ(b)と、
    第1の光軸調整光が前記第3の位置基準素子と前記第1若しくは第2の位置基準素子とを通過するように、該第1の光軸調整光の光路を調整すると共に、第2の光軸調整光が前記第1の位置基準素子を通過して前記第2の位置基準素子を通過しないように、該第2の光軸調整光の光路を調整し、前記理想集光点近傍のセンサを用いて該第1の光軸調整光の画像情報を取得するステップ(c)と、
    前記第1の位置基準素子を退避させると共に前記第1及び第2の光軸調整光を射出した状態で、ターゲット射出装置を用いて前記真空チャンバの内部に前記ターゲット物質を供給し、該ターゲット物質が前記第1の光軸調整光と前記第2の光軸調整光との交点を通るように、前記ターゲット射出装置の位置及び姿勢を調整するステップ(d)と、
    前記第1及び第2の光軸調整光の射出を停止すると共に前記第1及び第2の位置基準素子を退避させた状態で、前記レーザ光を前記ターゲット励起用レーザ光源から射出して前記ターゲット物質に照射するステップ(e)と、
    該レーザ光をターゲット物質に照射することにより生成された前記プラズマから発生する前記極端紫外光の画像情報を前記センサを用いて取得し、前記第1の光軸調整光の画像情報と該極端紫外光の画像情報とに基づいて、該極端紫外光が前記EUV集光ミラーによって前記理想集光点に集光されるように、前記EUV集光ミラーの位置及び姿勢を調整するステップ(f)と、
    を具備する極端紫外光源装置のアライメント方法。
  5. ステップ(c)の後で、前記ターゲット励起用レーザ光源からの前記レーザ光の射出を停止するステップをさらに具備する請求項1〜4のいずれか1項記載の極端紫外光源装置のアライメント方法。
  6. 真空チャンバの内部に供給されたターゲット物質に、該ターゲット物質を励起させるためのレーザ光を照射することによりプラズマを生成し、該プラズマから発生する極端紫外(EUV)光をEUV集光ミラーによって所定の位置に集光するレーザ励起プラズマ方式による極端紫外光源装置のアライメント方法であって、
    前記プラズマを生成すべき位置である理想発光点に第1の位置基準素子を配置し、プラズマから発生した光を集光すべき位置である理想集光点に第2の位置基準素子を配置するステップ(a)と、
    第1の光軸調整光が前記第の位置基準素子及び前記第2の位置基準素子を通過するように、第1の光軸調整光光路を調整すると共に、第2の光軸調整光が前記第1の位置基準素子を通過して前記第2の位置基準素子を通過しないように、該第2の光軸調整光の光路を調整し、前記理想集光点近傍のセンサを用いて該第1の光軸調整光の画像情報を取得するステップ(b)と、
    前記第1の位置基準素子を退避させると共に前記第1及び第2の光軸調整光を射出した状態で、ターゲット射出装置を用いて前記真空チャンバの内部に前記ターゲット物質を供給し、該ターゲット物質が前記第1の光軸調整光と前記第2の光軸調整光との交点を通るように、前記ターゲット射出装置の位置及び姿勢を調整するステップ(c)と、
    前記第1及び第2の光軸調整光の射出を停止すると共に前記第1及び第2の位置基準素子を退避させた状態で、前記レーザ光を前記ターゲット励起用レーザ光源から射出して前記ターゲット物質に照射するステップ(d)と、
    該レーザ光をターゲット物質に照射することにより生成された前記プラズマの画像情報を前記理想発光点近傍のセンサを用いて取得し、該プラズマの画像情報に基づいて、レーザ光がレーザ光集光素子を介して前記理想発光点を照射するように、前記レーザ光集光素子の位置及び姿勢を調整するステップ(e)と、
    該レーザ光をターゲット物質に照射することにより生成された前記プラズマから発生する前記極端紫外光の画像情報を前記理想集光点近傍のセンサを用いて取得し、前記第1の光軸調整光の画像情報と該極端紫外光の画像情報とに基づいて、該極端紫外光が前記EUV集光ミラーによって前記理想集光点に集光されるように、前記EUV集光ミラーの位置及び姿勢を調整するステップ(f)と、
    を具備する極端紫外光源装置のアライメント方法。
  7. ステップ(f)が、前記EUV集光ミラーによって集光された光の光軸が前記理想発光点及び前記理想集光点を通過するように、前記EUV集光ミラーの位置及び姿勢を調整することを含む、請求項1〜のいずれか1項記載の極端紫外光源装置のアライメント方法。
  8. ステップ(f)が、前記EUV集光ミラーによって集光された光が前記理想集光点に最小スポット径で集光されるように、前記EUV集光ミラーの位置及び姿勢を調整することを含む請求項1〜のいずれか1項記載の極端紫外光源装置のアライメント方法。
  9. 真空チャンバの内部に供給されたターゲット物質に、該ターゲット物質を励起させるためのレーザ光を照射することによりプラズマを生成し、該プラズマから発生する極端紫外(EUV)光をEUV集光ミラーによって所定の位置に集光するレーザ励起プラズマ方式による極端紫外光源装置のアライメント方法であって、
    前記プラズマを生成すべき位置である理想発光点に第1の位置基準素子を配置し、プラズマから発生した光を集光すべき位置である理想集光点に第2の位置基準素子を配置し、前記理想発光点と前記理想集光点とを結ぶ直線上であって、前記理想集光点から見て前記理想発光点の反対側に第3の位置基準素子を配置するステップ(a)と、
    光軸調整光が前記第3の位置基準素子と前記第1若しくは第2の位置基準素子とを通過するように、該光軸調整光の光路を調整するステップ(b)と、
    前記第1の位置基準素子を退避させた状態で、前記理想発光点に散乱体を配置し、前記散乱体によって散乱された前記光軸調整光が前記EUV集光ミラーによって前記理想集光点に集光されるように、前記EUV集光ミラーの位置及び姿勢を調整するステップ(c)と、
    を具備する極端紫外光源装置のアライメント方法。
  10. 前記光軸調整光の光源が、可視光源である、請求項1〜のいずれか1項記載の極端紫外光源装置のアライメント方法。
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