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JP4879682B2 - 引戸 - Google Patents
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JP4879682B2 - 引戸 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば建物の周りに設置される仕切り用のフェンスや塀あるいは壁などの一箇所又は複数箇所に形成される出入り口を開閉するために設置されるスライド式の門扉を含む引戸に関し、より詳しくは、下面に回転自在な走行体を備えた環状の外枠部を有するベースフレームと、該ベースフレームから上方へ立ち上げられた引戸本体とを備えた引戸に関する。
上記引戸は、出入り口の大きさに合わせて作製されるものであるため、その出入り口の大きさが異なる度に、工場等で所定の左右寸法及び前後寸法のベースフレームと引戸本体とを金属材料を用いて作製し、これら作成したベースフレームと引戸本体とを溶接により一体化した後、走行体である車輪をベースフレームの下面に取り付けて引戸を構成している(例えば、特許文献1参照)。
そして、その構成した引戸をトラックに積んで設置場所まで運搬した後、引戸をトラックから降ろしてから設置場所に設置するようにしている。
実開平7−40997号公報(図1、図2参照)
上記のように、出入り口の大きさに合わせてベースフレームと引戸本体とを金属材料を用いて作製し、これら作成したベースフレームと引戸本体とを溶接により一体化する作製作業が手間のかかる煩わしい作業になっていた。しかも、上記スライド開閉式の引戸は、会社や工場等の出入り口に設置される場合が多いため、比較的大型なものが多い。そのため、引戸の重量も重くなり、場合によっては、引戸のトラックへの積み下ろしや設置場所への移動をクレーンなどの重機を用いて行わなければならず、運搬作業及び設置作業も手間のかかる煩わしいものであった。
又、引戸の一部が破損した場合に、引戸全体を新しいものに取替えなければならず、取替え作業や取替えコストにおいても不利になることがあり、改善の余地があった。
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、作製作業、運搬作業、設置作業を容易迅速に行うことができるだけでなく、一部破損した場合でも取替え作業や取替えコストにおいても有利な引戸を提供する点にある。
本発明の引戸は、前述の課題解決のために、下面に回転自在な走行体を備えた環状の外枠部を有するベースフレームと、該ベースフレームから上方へ立ち上げられた引戸本体とを備えた引戸であって、前記走行体を前記ベースフレームに螺子体により取付自在に構成し、前記ベースフレームと前記引戸本体とを螺子体により連結自在に構成し、前記ベースフレーム、左右方向両端に位置する端部フレーム部とこれら端部フレーム部の左右方向内方側端着脱自在に連結される中間フレーム部とで構成することにより、端部フレーム部の前記左右方向内方側端間に、左右方向に連結した複数の中間フレーム部を連結することができるようになされ、さらに前記引戸本体が、前記端部フレーム部及び前記中間フレーム部のうちの少なくとも両側の端部フレーム部それぞれに連結自在な縦フレーム部を備えていることを特徴としている。
上記のように走行体、ベースフレームを構成する端部フレーム部と中間フレーム部、引戸本体を構成する縦フレーム部をそれぞれ作製し、作製した多数の構成部材同士を螺子体により取り付けることができる構成にしていることから、それらの一部の構成部材を組み立てた複数の部材を運搬して設置場所まで運搬する、あるいはそれら全ての構成部材を組み立てないで構成部材全てを運搬して設置場所で、組み立て作業を行うようにすることができるから、組み立てが完了した重量のある引戸をクレーン等の重機を用いながら運搬や設置を行う場合に比べて、作業を容易迅速に行うことができる。又、引戸の一部が破損した場合には、破損した構成部材のみを取り替えるだけで済ませることができる。又、一部の構成部材の寸法を変更するだけで、引戸全体の寸法を変更することができ、出入り口の大きさに合わせてベースフレームを作製する場合に比べて、構成部材の製造及び運搬時や設置時のハンドリングを容易迅速に行うことができ、作製作業が有利になる。また、左右方向に連結した複数の中間フレーム部を連結することができるようになされていることから、中間フレーム部の連結個数を変更することによって、引戸の左右方向のサイズを大きく変更することができ、サイズ変更を容易に対応することができ、引戸の作製作業を更に有利に行える。
左右方向で隣り合う前記縦フレーム部同士を左右方向で連結して補強するための補強用の連結フレーム部を備えさせてもよい。
前記端部フレーム部及び前記中間フレーム部のうちの少なくとも端部フレームの上面に、前記縦フレーム部の下端をそれぞれ嵌合可能な嵌合部を備え、該嵌合部に該縦フレーム部の下端をそれぞれ嵌合した状態で螺子体にて両者を固定してもよい。
前記端部フレーム部は、前後方向に延びる前後フレーム部分と、前後フレーム部分の前後端それぞれから同一方向の左右方向に延びる前記前後一対の左右フレーム部分とからなる平面視ほぼコの字状に構成されていてもよい。
前記中間フレーム部は、左右方向に延びる前後一対の左右フレーム部分と、これら左右フレーム部分の左右方向2箇所で前後方向に連結する左右一対の前後フレーム部分とからなる梯子状に構成され、複数の中間フレーム部同士が連結可能に構成されていてもよい。
前記端部フレーム部及び前記中間フレーム部のそれぞれが、筒状の中空部材からなり、該端部フレーム部及び該中間フレーム部の両内部に渡って、それぞれの連結側端部から挿入可能な挿入部材と、この挿入部材を両フレーム部に挿入した状態で両フレーム部それぞれに備えさせた孔を通してから該挿入部材に備えさせた螺合部に螺合させることにより該挿入部材を介して該端部フレームと該中間フレーム部とを連結するための螺子体とを備えさせてもよい。
前記引戸本体が、それの前方側に張り出すメッシュ状又は格子状の化粧用のパネル体を前記縦フレーム部に取り付けられてもよい。
前記縦フレーム部の上部裏面には、後方に突出する嵌合部を備えており、この嵌合部に一端が外嵌して該嵌合部の左右壁に形成の螺子孔にネジにより固定される補強フレーム部を備えていてもよい。
前記複数の中間フレーム部が、筒状の中空部材からなり、該複数の中間フレーム部の両内部に渡って、それぞれの連結側端部から挿入可能な挿入部材と、この挿入部材を両フレーム部に挿入した状態で両フレーム部それぞれに備えさせた孔を通してから該挿入部材に備えさせた螺合部に螺合させることにより該挿入部材を介して該中間フレーム部同士を連結するための螺子体とを備えさせてもよい。
引戸を構成する構成部材である走行体、端部フレーム部と中間フレーム部、縦フレーム部をそれぞれ作製し、作製した多数の構成部材同士を螺子体により取り付けることができる構成にしていることから、それらの一部の構成部材を組み立てた複数の部材を運搬して設置場所まで運搬する、あるいはそれら全ての構成部材を組み立てないで構成部材全てを運搬して設置場所で、組み立て作業を行うようにすることができるから、組み立てが完了した重量のある引戸をクレーン等の重機を用いながら運搬や設置を行う場合に比べて、運搬作業及び設置作業を容易迅速に行うことができ、又、引戸の一部が破損した場合でも、破損した構成部材のみを取り替えるだけで済ませることができ、取替え作業や取替えコストにおいても有利な引戸を提供することができる。又、一部の構成部材の寸法を変更するだけで、引戸全体の寸法を変更することができ、出入り口の大きさに合わせてベースフレームを作製する場合に比べて、構成部材の製造及び運搬時や設置時のハンドリングを容易迅速に行うことができ、作製作業においても有利になる。
左右方向で隣り合う前記縦フレーム部同士を左右方向で連結して補強するための補強用の連結フレーム部を備えさせることによって、引戸の強度アップを図ることができる。
前記端部フレーム部及び前記中間フレーム部のうちの少なくとも端部フレームの上面に、前記縦フレーム部の下端をそれぞれ嵌合可能な嵌合部を備え、該嵌合部に該縦フレーム部の下端をそれぞれ嵌合した状態で螺子体にて両者を固定する場合には、縦フレーム部の下端を嵌合部に嵌合するだけで、端部フレーム部に対する縦フレーム部の位置合わせ及び仮固定を行うことができ、その状態から螺子体にて直ちに両者を固定することができる。
前記端部フレーム部及び前記中間フレーム部のそれぞれが、筒状の中空部材からなり、該端部フレーム部及び該中間フレーム部の両内部に渡って、それぞれの連結側端部から挿入可能な挿入部材と、この挿入部材を両フレーム部に挿入した状態で両フレーム部それぞれに備えさせた孔を通してから該挿入部材に備えさせた螺合部に螺合させることにより該挿入部材を介して該端部フレームと該中間フレーム部とを連結可能とするための螺子体とを備えさせている場合には、強度的に弱くなる連結部分を挿入部材にて補強することができるとともに、挿入部材が外部に露出されることがなく、意匠感を高めることができる。
前記引戸本体が、それの前方側に張り出すメッシュ状又は格子状の化粧用のパネル体を前記縦フレーム部に取り付けられている場合には、意匠感に優れた商品価値の高い引戸にすることができる。
前記複数の中間フレーム部が、筒状の中空部材からなり、該複数の中間フレーム部の両内部に渡って、それぞれの連結側端部から挿入可能な挿入部材と、この挿入部材を両フレーム部に挿入した状態で両フレーム部それぞれに備えさせた孔を通してから該挿入部材に備えさせた螺合部に螺合させることにより該挿入部材を介して該中間フレーム部同士を連結するための螺子体とを備えさせている場合には、強度的に弱くなる連結部分を挿入部材にて補強することができる。
図1及び図2に、一直線上の案内レールRを移動(スライド)させることにより、敷地内に形成される出入り口を開閉するためのスライド開閉式の門扉(引戸の一例)を示している。図1では、門扉が、出入り口を開放した位置に移動した状態を示し、右側に門扉を移動(スライド)させることにより、出入り口を閉じることができるようになっている。図1に示す1は、門扉を開放側へ移動させたときに開放位置で受け止めるための受止用のブロックであり、このブロック1の門扉と接当する位置にゴム等からなる弾性体2を備えさせているが、他の構成であってもよいし、無くてもよい。又、前記案内レールRを移動させる引戸の他、転がり抵抗の少ない車輪やコロ等を用いて、案内レールを省略して実施してもよい。
前記門扉は、下面に回転自在な走行体としてのキャスタ3を4個備えた環状の外枠部を有するベースフレーム4と、該ベースフレーム4から上方へ立ち上げられた門扉本体(引戸本体)5とを備えている。
そして、前記キャスタ3を前記ベースフレーム4に螺子体としてのビス(図示せず)により取付自在に構成し、前記ベースフレーム4と前記門扉本体5とを螺子体としての後述するビス6により連結自在に構成し、前記ベースフレーム4が、左右方向両端に位置するコの字状の端部フレーム部7と、これら端部フレーム部7,7の左右方向内方側端に連結可能な中間フレーム部8とを備え、前記門扉本体5が、前記端部フレーム部7,7及び前記中間フレーム部8のうちの少なくとも両側の端部フレーム部7,7それぞれに連結自在な縦フレーム部9を備えている。前記キャスタ3を前記ベースフレーム4にビス止めする場合には、ベースフレーム4の底板部に螺子孔を形成し、ベースフレーム4にキャスタ3を直接ビス止めする、又は螺子孔を備えたプレートをベースフレーム4の底板部に溶接により固定し、プレートにキャスタ3をビス止めしてもよい。
前記キャスタ3は、図1及び図2に示すように、左右の端部フレーム部7,7を構成する前後一対の左右フレーム部分7A,7Aの長手方向ほぼ中央位置に形成の一対の螺子孔(図示せず)にビス(図示せず)を介して螺着される左右方向視において門型でかつ正面視において逆台形状の支持部材3Aと、この支持部材3Aを構成する前後一対の逆台形状の縦板部間に貫通支持された支軸3Bに回転自在に取り付けられた車輪3Cとから構成されているが、コロ、球状体、ローラ等の他の構成であってもよい。
前記左右の端部フレーム部7,7は、同一構成(異なる構成であってもよい)であり、各端部フレーム部7は、図5(a),(b)に示すように、金属製で複数(3本)の角筒状部材からなり、具体的には、前後方向に延びる前後フレーム部分7Bと、前後フレーム部分7Bの前後端それぞれから同一方向の左右方向に延びる前記前後一対の左右フレーム部分7A,7Aとからなる平面視ほぼコの字状に構成され、前記前後フレーム部分7Bの上面のうちの前後端のそれぞれに、前記縦フレーム部9を外嵌可能な嵌合部としての短角筒部7Cを上方へ突出する状態で溶接により固定している。前記左右フレーム部分7A,7Aの遊端部の底面及び左右フレーム部分が互いに対抗する内側面のそれぞれに、該フレーム部分の長手方向に沿って一対の貫通孔7N,7N(図では底面のみ示している)を形成するとともに、前記前後一対の短角筒部7C,7Cの4面のうちの左右の側面と短角筒部が互いに対抗する内側面の3面のそれぞれに、上下一対の螺子孔7M,7M(図では右側面のみ示している)を形成している。前記縦フレーム部9を短角筒部7Cに外嵌することによって、短角筒部7Cを縦フレーム部9内に隠すことができ、好ましいが、縦フレーム部9を短角筒部7Cに内嵌できる大きさに両者を設定して実施することもできる。
前記中間フレーム部8は、図4(a),(b)に示すように、金属製で複数(4本)の角筒状部材からなり、具体的には、左右方向に延びる前後一対の左右フレーム部分8A,8Aと、これら左右フレーム部分8A,8Aの左右方向2箇所で前後方向に連結する左右一対の前後フレーム部分8B,8Bとからなる梯子状に構成され、左右フレーム部分8A,8Aの左右方向ほぼ中央位置のそれぞれに、前記縦フレーム部9を外嵌可能な嵌合部としての短角筒部8Cを上方へ突出する状態で溶接により固定している。前記左右フレーム部分8A,8Aそれぞれの左右両端部の底面及び左右フレーム部分が互いに対抗する内側面のそれぞれに、フレーム部分の長手方向に沿って一対の貫通孔8N,8N(図では底面のみ示している)を形成するとともに、前記前後一対の短角筒部8C,8Cの左右側面のそれぞれに、上下一対の螺子孔8M,8M(図では右側面のみ示している)を形成している。前記縦フレーム部9を短角筒部7Cに外嵌することによって、短角筒部7Cを縦フレーム部9内に隠すことができ、好ましいが、縦フレーム部9を短角筒部7Cに内嵌できる大きさに両者を設定して実施することもできる。
前述のように、前記端部フレーム部7,7及び前記中間フレーム部8のそれぞれが、筒状の中空部材からなっており、図10(a),(b),(c)に示すように、該端部フレーム部7,7及び該中間フレーム部8の両内部に渡って、それぞれの連結側端部から挿入可能なコの字状の挿入部材10と、この挿入部材を両フレーム部に挿入した状態で両フレーム部7,8の底面及び互いに対抗する内側面それぞれに形成した前記一対の孔7N,7N、8N,8Nを通してから該挿入部材10の縦板部及び底板部のそれぞれにそれの長手方向に沿って形成された4つの螺合部としての螺子孔10a,10bに螺合させることにより、該挿入部材10を介して該端部フレーム7,7と該中間フレーム部8とを連結可能とするための螺子体としてのビス11とを備えさせている。例えば、端部フレーム7,7それぞれの前後一対の遊端部から挿入部材10をほぼ半分のところまで挿入してから、一方の端部フレーム7から突出している挿入部材10,10にこれに対向位置する中間フレーム部8の一方の連結側端部を外挿し、16個のビス11をねじ込むことによって、一方の端部フレーム7とこれの連結側となる中間フレーム部8の端部とを連結した後、他方の端部フレーム7から突出している挿入部材10,10にこれに対向位置する中間フレーム部8の他方の連結側端部を外挿し、16個のビス11をねじ込むことによって、他方の端部フレーム7とこれの連結側となる中間フレーム部8の端部とを連結して、図3に示すベースフレーム4を組み立てることができるようになっているが、組み立てる順序は自由に変更することができる。又、ビス11の数やビス止めする位置も図に示されるものでなくてもよい。又、挿入部材10をコの字状としたが、L字状又は角筒状あるいは平板状に構成することもできる。又、挿入部材10をフレーム部に対して内挿する構成とすることによって、見栄えのよいものにすることができるが、フレーム部の外面に接当させた状態で両フレーム部を連結する構成であってもよい。
前記縦フレーム部9は、図1に示すように、左右両側に位置する端部フレーム部7,7の左右方向の端のそれぞれに着脱自在に立設される端部側の角筒状の縦フレーム部の2本と、中間フレーム部8の左右方向ほぼ中央に立設される中央側に位置する角筒状の縦フレーム部の2種類の合計3本からなっているが、中央側の縦フレーム部を省略して左右両端の縦フレーム部のみから構成してもよい。又、前記各縦フレーム部9の上部裏面には、図2、図6(b)、図7(b)及び図8(b)に示すように、後方に突出する嵌合部としての短角筒部12を備えており、この短角筒部12に一端が外嵌して該短角筒部12の左右壁に形成の螺子孔12A,12A(図では一方側のみ図示している)に図示していないネジにより固定される補強フレーム部13を備えさせているが、無くてもよい。前記補強フレーム部13は、図9にも示すように、前記短角筒部12に外嵌可能でかつ左右側壁にそれぞれ貫通孔13a(図では右側のみ示している)が形成された水平短角筒部13Aと、この水平短角筒部13Aの後端部から後側ほど下方に位置する後下がり傾斜姿勢となる傾斜角筒部13Bと、この傾斜角筒部13Bの下端から垂直方向となるとともにベースフレーム4の後端に立設された後側短角筒部14に外嵌可能な縦向き角筒部13Cとからなっている。前記縦向き角筒部13Cの左右側壁のそれぞれに、ビスを挿通可能な上下一対の貫通孔13c,13c(図では右側のみ示している)を縦向き角筒部13Cが前記後側短角筒部7Cに外嵌したときに前記上下一対の螺子孔7M,7M(図5(b)参照)に対応する状態で形成している。
前記左右両端に位置する縦フレーム部9,9のうちの左側に位置する縦フレーム部9を、図6(a),(b)に示し、右側に位置する縦フレーム部9を図7(a),(b)に示し、中央に位置する縦フレーム部9を、図8(a),(b)に示している。各縦フレーム部9は、前述のように、それの上部裏面に補強フレーム部9を外嵌してビス止めするための短角筒部12を備え、左右方向で隣り合う縦フレーム部9,9間に、角筒状で、かつ、補強用の連結フレーム部としての横桟15の3本を上下方向で所定間隔を置いて載置支持するためのL字状のブラケット16を備えさせている。前記補強用の横桟15を省略して実施することもできる。この場合、後述する網状体20は、縦フレーム部9,9に固定することになる。又、前記ブラケット16を、左側の縦フレーム部9では、それの右側壁の上下方向3箇所に備えさせ、右側の縦フレーム部9では、それの左側壁の上下方向3箇所に備えさせ、中央の縦フレーム部9では、それの左右側壁それぞれの上下方向3箇所に備えさせている。又、中央に位置する縦フレーム部9の下端部の左右側壁及び左右端に位置する縦フレーム部9の下端部の後側壁と左右方向内側壁のそれぞれには、前記ビス6を挿入可能な上下一対の貫通孔9a,9a(図では右側のみ示している)を形成している。従って、各縦フレーム部9を短角筒部7C,8Cに外嵌してから、ビス6を貫通孔9aを通し、短角筒部7C又は8Cの螺子部7M,7M又は8M,8Mにねじ込むことにより、各縦フレーム部9を短角筒部7C,8Cに連結することができるようになっている。図7(a)に示すKは、図14で示している取っ手Tを取り付けるための取付用の開口部であるが、取っ手の無いものであってもよい。
図11(a)に示すように、前記ブラケット16の縦板部に、貫通孔16aが形成されており、この貫通孔16aを通して該ブラケット16に載置された前記横桟15の左右両端の背板部に形成された螺子孔15aにビス14をねじ込むことによって、横桟15をブラケット16に固定することができるようになっている。又、前記横桟15の両端に形成した螺子孔15a,15aよりも横桟の長手方向中心側位置に前後方向に貫通する前後一対の貫通孔15b,15bを形成しており、図11(b)に示すように、先端にU字状のフック部17Aを備え、かつ、基端部に螺子部17Bを備えたしの字状の止め金具17を、それの螺子部17Bから貫通孔15b,15bへ挿入して後方へ突出した該螺子部17Bに袋状のナット18を螺合させることにより、止め金具17を横桟15に固定し、止め金具17の先端のフック部17Aに、棒状部材19が縦横に重ね合わせて構成されたメッシュ状の網状体20の該特定の棒状部材19を係止保持させている。前記網状体20を前方側に張り出すように設けているが、後方側に設けて実施してもよい。
前記網状体20を、図18に示すように、後方が開放された断面形状がコの字状で金属製(ほぼ同等の強度を有するものであれば、合成樹脂などであってもよい)の固定部材26にて前記横桟15に押し付けて固定するように構成してもよい。前記固定部材26は、前記網状体20の左右幅寸法とほぼ同一の長さを有し、前記横桟15の前後一対の貫通孔15b,15bに対応する箇所に貫通孔26aが形成されている。そして、網状体20を横桟15の前端面に当て付けてから、固定部材26を網状体20にそれの前方側から当て付け、その状態で半球状の頭部を備えたボルト27を固定部材26の貫通孔26aを通してから横桟15の貫通孔15b,15bに貫通させる。前記横桟15の後端から後方へ突出したボルト27の先端の螺子部に袋状のナット18を螺合させることによって、固定部材26と横桟15との間で網状体20を挟持固定することができるようになっている。
前記網状体20に代えて、図14〜図16に示すように、上下一対の横桟21,21とこれら横桟21,21間を連結する多数の縦桟22とからなる格子状の化粧用のフェンスであってもよい。前記フェンスの横桟21,21の両端にビス23を上下方向に貫通する上下一対の貫通孔21a,21aを形成し、それら貫通孔21a,21a及び前記ブラケット16の底板部に形成の貫通孔16bを貫通させたビス23の下端に袋状のナット24を螺合させることにより、横桟21,21をブラケット16に固定することができるようになっている。
前記縦フレーム部9を短角筒部8C(7C)に外嵌してからビス6止めするように構成しているが、図12及び図13に示すように、縦フレーム部9の下面を載置支持するための矩形状で環状の載置板部25Aと、この載置板部25Aの外周縁から上方に立ち上げた4枚の縦板部25B,25C,25D,25Eとからなる断面形状がL字状のカバー部材25を、それの下面に形成の開口25Kを通して短角筒部8Cに外嵌した後、縦フレーム部9を短角筒部8Cに外嵌しながら縦板部25B,25C,25D,25Eの内面と短角筒部8Cの外面とで形成される隙間に入り込ませることによって、ガタツキの無い状態で縦フレーム部9をセットすることができるようになっている。そして、セットが完了した後は、前述した4個のビス6にて縦フレーム部9を短角筒部8Cに固定することができるようになっている。
図17に示すように、前記筒状の中間フレーム部8の2つを連結して前記示した引戸(門扉)よりも大型なものを示している。この場合も、前述のように、該2つの中間フレーム部8,8の両内部に渡って、それぞれの連結側端部から挿入可能なコの字状(前述のように形状は変更できる)の挿入部材10と、この挿入部材10を両フレーム部8,8に挿入した状態で両フレーム部それぞれに備えさせた孔を通してから該挿入部材10,10に備えさせた螺合部に螺合させることにより該挿入部材10を介して該中間フレーム部8,8同士を連結可能とするための螺子体11とを備えさせている。図では縦フレーム部を図示していないが、4本の縦フレーム部9が取り付けられることになる。又、図17では、2つの中間フレーム部8,8としたが、3つ以上の中間フレーム部を連結して更に大型な引戸(門扉)を構成してもよい。尚、図17で説明しなかった他の構成は、図1〜図3のものと同一であるため、同一の符号を付すとともに説明を省略する。
引戸(門扉)の正面図である。 図1におけるII−II線断面図である。 ベースフレームの平面図である。 中間フレーム部を示し、(a)はそれの平面図、(b)はそれの側面図である。 端部フレーム部を示し、(a)はそれの平面図、(b)はそれの側面図である。 左側に位置する縦フレーム部を示し、(a)はそれの正面図、(b)はそれの側面図である。 右側に位置する縦フレーム部を示し、(a)はそれの正面図、(b)はそれの側面図である。 中央に位置する縦フレーム部を示し、(a)はそれの正面図、(b)はそれの側面図である。 補強フレーム部を示し、(a)はそれの正面図、(b)はそれの側面図である。 (a)は挿入部材の斜視図、(b)は挿入部材を端部フレーム部と中間フレーム部の両者に挿入し、ビスにより連結した状態を示す要部の平面図、(c)は(b)におけるI−I線断面図である。 (a)は横桟の一端をブラケットにビス止めした状態を示す要部の断面図、(b)は網状体を横桟に係止保持させた状態を示す要部の断面図である。 カバー部材を挟んで縦フレーム部を短角筒部に固定する直前の状態を示す分解斜視図である。 カバー部材を挟んで縦フレーム部を短角筒部に固定した状態を示す要部の縦断面図である。 網状体に代えてフェンスを取り付けた引戸(門扉)の正面図である。 図14の引戸(門扉)の側面図である。 図14の横桟の固定構造を示す要部の分解斜視図である。 2つの中間フレーム部と端部フレームとからなるベースフレームの平面図である。 網状体を横桟に別の手段にて固定した状態を示す要部の断面図である。
符号の説明
1…ブロック、2…弾性体、3…キャスタ、3A…支持部材、3B…支軸、3C…車輪、4…ベースフレーム、5…門扉本体(引戸本体)、6…ビス、7…端部フレーム部、7A,8A…左右フレーム部分、7B,8B…前後フレーム部分、7C,8C…短角筒部(嵌合部)、7M,8M…螺子孔、7N,8N…貫通孔、7a,8a…孔、8…中間フレーム部、9…縦フレーム部、9a…貫通孔、10…挿入部材、11…ビス、12…短角筒部、13…補強フレーム部、13A…水平短角筒部、13B…傾斜角筒部、13C…縦向き角筒部、13a,13c…貫通孔、14…ビス、15…横桟(連結フレーム部)、15a…螺子孔、16…ブラケット、16a…貫通孔、17…止め金具、17A…フック部、17B…螺子部、18…ナット、19…棒状部材、20…網状体、21…横桟、22…縦桟、23…ビス、24…ナット、25…カバー部材、25A…載置板部、25B,25C,25D,25E…縦板部、26…固定部材、26a…貫通孔、27…ボルト、K…開口部、R…案内レール、T…取っ手

Claims (9)

  1. 下面に回転自在な走行体を備えた環状の外枠部を有するベースフレームと、該ベースフレームから上方へ立ち上げられた引戸本体とを備えた引戸であって、前記走行体を前記ベースフレームに螺子体により取付自在に構成し、前記ベースフレームと前記引戸本体とを螺子体により連結自在に構成し、前記ベースフレーム、左右方向両端に位置する端部フレーム部とこれら端部フレーム部の左右方向内方側端着脱自在に連結される中間フレーム部とで構成することにより、端部フレーム部の前記左右方向内方側端間に、左右方向に連結した複数の中間フレーム部を連結することができるようになされ、さらに前記引戸本体が、前記端部フレーム部及び前記中間フレーム部のうちの少なくとも両側の端部フレーム部それぞれに連結自在な縦フレーム部を備えていることを特徴とする引戸。
  2. 左右方向で隣り合う前記縦フレーム部同士を左右方向で連結して補強するための補強用の連結フレーム部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の引戸。
  3. 前記端部フレーム部及び前記中間フレーム部のうちの少なくとも端部フレームの上面に、前記縦フレーム部の下端をそれぞれ嵌合可能な嵌合部を備え、該嵌合部に該縦フレーム部の下端をそれぞれ嵌合した状態で螺子体にて両者を固定している請求項2に記載の引戸。
  4. 前記端部フレーム部は、前後方向に延びる前後フレーム部分と、前後フレーム部分の前後端それぞれから同一方向の左右方向に延びる前記前後一対の左右フレーム部分とからなる平面視ほぼコの字状に構成されている請求項1〜3のいずれかに記載の引戸。
  5. 前記中間フレーム部は、左右方向に延びる前後一対の左右フレーム部分と、これら左右フレーム部分の左右方向2箇所で前後方向に連結する左右一対の前後フレーム部分とからなる梯子状に構成され、複数の中間フレーム部同士が連結可能に構成されている請求項1〜4のいずれかに記載の引戸。
  6. 前記端部フレーム部及び前記中間フレーム部のそれぞれが、筒状の中空部材からなり、該端部フレーム部及び該中間フレーム部の両内部に渡って、それぞれの連結側端部から挿入可能な挿入部材と、この挿入部材を両フレーム部に挿入した状態で両フレーム部それぞれに備えさせた孔を通してから該挿入部材に備えさせた螺合部に螺合させることにより該挿入部材を介して該端部フレームと該中間フレーム部とを連結するための螺子体とを備えている請求項1〜5のいずれかに記載の引戸。
  7. 前記引戸本体が、それの前方側に張り出すメッシュ状又は格子状の化粧用のパネル体を前記縦フレーム部に取り付けてなる請求項1〜6のいずれかに記載の引戸。
  8. 前記縦フレーム部の上部裏面には、後方に突出する嵌合部を備えており、この嵌合部に一端が外嵌して該嵌合部の左右壁に形成の螺子孔にネジにより固定される補強フレーム部を備えている請求項1〜7のいずれかに記載の引戸。
  9. 前記複数の中間フレーム部が、筒状の中空部材からなり、該複数の中間フレーム部の両内部に渡って、それぞれの連結側端部から挿入可能な挿入部材と、この挿入部材を両フレーム部に挿入した状態で両フレーム部それぞれに備えさせた孔を通してから該挿入部材に備えさせた螺合部に螺合させることにより該挿入部材を介して該中間フレーム部同士を連結するための螺子体とを備えている請求項8に記載の引戸。
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