JP4884317B2 - 炊飯器 - Google Patents
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Description
また、超音波振動装置による動作は周波数が高く振幅が小さいため、目視や体感による確認が困難であった。
図1は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の縦断面図、図2は図1の平面図である。
本実施の形態に係る炊飯器は、本体ケース2、上端部外周にサポータ4が設けられ、本体ケース2内にすき間を隔てて設置されたほぼ円筒状の内釜支持ケース3、及び内釜支持ケース3の下部に設けられ、下面及びコーナ部に加熱手段である誘導加熱コイル7が設けられたほぼ深皿状のコイル台6からなり、上面が開口された炊飯器本体1と、中蓋9a、着脱可能に装着された内蓋9b、蒸気排出口を備えたカートリッジ10等を有し、一端が炊飯器本体1の後部側(図の右側)にヒンジ部11を介して装着され、炊飯器本体1の開口部を開閉する蓋体8と、上端部外周にフランジ16を有し、炊飯器本体1の内釜支持ケース3とコイル台6とによって形成された内釜収容部に着脱自在に収容され、フランジ16が内釜支持ケース3のサポータ4に係止される内釜15とからなっている。なお、12は炊飯器本体1に回動自在に設けられたハンドルである。
この加振装置30は、加振機構部31と、この加振機構部31が収納されるケース45とからなっている。加振機構部31は、図5及び図6の分解斜視図に示すように、電磁石32、連結用部材36及び弾性体である第1、第2のばね部材40a,40bから構成されている。
図9(a)の卵形の形状の場合は、大きな部材としてヒンジ部11、内釜15及び制御部19があるが、四隅のコーナ部には上下方向に伸びた空間部23a〜23dが存在する。また、図9(b)の正方形状の形状のものは、制御部は通常蓋体に設けられているので、大きな部材としてはヒンジ部11及び内釜15があり、やはり四隅のコーナ部に空間部23a〜23dが存在する。
内釜15に調理物である米と水を入れて内釜収容部にセットし、蓋体8を閉じる。このとき、内釜15の底部とコイル台6との間には、若干の空間部が存在している。ついで、操作部18の炊飯スイッチをONすると、制御部19に組込まれた制御プログラムにしたがって、炊飯を開始する。このとき、同時に加振装置30に商用交流電流が供給されて、前述のように加振装置30を振動させ、その振動はサポータ4を介して予熱工程中の内釜15に伝達され、内釜15に縦振動を与える。これにより、米の芯まで十分吸水させることができると共に、内釜15内の温度ムラをなくすことができる。
また、加振装置30はほぼ密閉状態にあるので、加振機構部31の振動によって生じる音の漏れが抑制され、使用者に不快感を与えることがない。
このようにして炊飯することにより、糖化酵素が十分働いておいしいご飯を炊くことができる。
また、保温工程中においても、上記と同様に適宜加振装置30を駆動して内釜15を振動させることにより、内釜15内の保温温度を均一化し、ご飯のおいしさを維持することができる。
このように、加振装置30を半波交流電流で駆動すると、励磁コイル25に供給される電流の休止期間が生じるので、電磁石32の発熱を抑制することができ、長時間の加振も支障なく行うことができる。
また、炊飯工程時に、必要に応じて加振装置30により、間欠的あるいは強弱の振動等を適宜内釜15に与えることにより、おいしいご飯を炊くことができ、さらに、保温工程において上記のような振動を適宜内釜15に与えることにより、ご飯のおいしさを維持することができる。
図12は本発明の実施の形態2に係る炊飯器の加振装置の分解斜視図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
実施の形態1では、加振装置30のケース45を、下部が開口され、上端部両側に取付腕47が設けられた有天で円筒状の収納部46と、収納部46の下部開口部を閉塞する蓋49とによって構成した場合を示したが、本実施の形態は、ケース45を、収納部46と上蓋51とによって構成したものである。なお、加振機構部31は実施の形態1の場合と同様である。
本実施の形態の作用、効果は、実施の形態1の場合とほぼ同様である。
図16は本発明の実施の形態3に係る炊飯器の要部の断面図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態は、内釜支持ケース3を実施の形態1の内釜支持ケース3と異なる形状とすると共に、内釜支持ケース3とコイル台6との間に円筒状の周壁3aを設けて内釜収納部を形成し、また、内釜支持ケース3の上端部に、リング状の支持台13を設けたものである。そして、内釜支持ケース3のサポータ4の下面に加振装置30を取付けた。
そして、加振装置30を駆動すると、その縦振動がサポータ4、支持台13を介して内釜15に伝達されるので、内釜15を確実に振動させることができる。
そして、加振装置30をサポータ4に取付けるときに、このピン54をサポータ4と支持台13の穴4b,13aに挿通し、内釜15を内釜収容部に収納すると、そのフランジ16がピン54に当接し又は近接して位置するようにしたものである。なお、実施の形態1,2の場合においても、加振装置30の天板にピン54を立設し、内釜支持ケース3のサポータ4にこのピン54を挿通する穴を設けて、これに挿通したピン54の先端部を内釜15のフランジ16に当接又は近接して位置させるようにしてもよい。
本実施の形態のその他の作用、効果は、実施の形態1の場合とほぼ同様である。
図18は本発明の実施の形態4に係る炊飯器の要部の断面図である。なお、実施の形態3と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
実施の形態1〜3では、加振装置30を内釜支持ケース3のサポータ4の下面に取付けて、内釜15に立て振動を与える場合について説明したが、本実施の形態においては、さらに、この加振装置30の下方において、内釜15に横振動を与える加振装置30aを取付けたものである。
そして、例えば、上部の加振装置30と下部の加振装置30aを交互に駆動して、内釜15に縦振動と横振動を与えることにより、米の吸水性をより促進し、内釜15内の温度をより均一化することができる。なお、加振装置30に、図17(b)に示すようにピン54を設け、このピン54を内釜15に当接させるようにしてもよい。
また、上下の加振装置30,30a又は下部の加振装置30aと対向し、若しくは周方向にほぼ等間隔で複数の加振装置30,30a(又は30a)をそれぞれ設けてもよい。また、この場合、上部の複数の加振装置30又は下部の複数の加振装置30aは、それぞれ同期して駆動することが必要である。
本実施の形態のその他の作用、効果は、実施の形態1の場合とほぼ同様である。
図20は本発明の実施の形態5に係る炊飯器の加振装置の斜視図である。
本発明に係る加振装置30は、前述のように、動作中に異音を発することなく静かであるが、本実施の形態においては、さらに、ケース45の収納部46の外周に、例えばゴム系材料からなる制振材56を貼りつけたものである。これにより、加振装置30に生じる余分な高周波成分を遮断し、耳につく高周波成分をカットしてより静かな加振装置を得ることができる。
Claims (10)
- 調理物が入れられる内釜と、該内釜が着脱自在に収容される炊飯器本体と、前記内釜の加熱手段と、前記炊飯器本体の内釜支持ケースのサポータの下面に取付けられて前記内釜に振動を与える加振装置と、前記加熱手段及び加振装置を制御する制御部と、前記炊飯器本体の開口部を開閉する蓋体とを備え、
前記加振装置を、低周波電流で駆動される電磁石、磁性材料からなり上端部に前記電磁石の鉄心と対向する永久磁石を有し上下方向の中央部近傍に支持板が設けられた連結用部材、非磁性材からなり前記電磁石と連結用部材の支持板との間、及び該支持板の下部に介装された第1、第2の弾性体からなる加振機構部と、有底円筒状で上端部外周に前記サポータに取付ける取付腕を有する収納部、及び下端部に前記収納部の取付部と整合する取付部を有する有天の上蓋からなり、前記加振機構部が収容されるケースとによって構成したことを特徴とする炊飯器。 - 前記加振装置の加振機構部の長さはケースの長さより長く、該加振機構部を前記第1、第2の弾性体を圧縮して前記ケース内に収納することを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
- 前記弾性体は、円錐状又は円筒状のコイルばねであることを特徴とする請求項1又は2に記載の炊飯器。
- 前記加振装置の電磁石を駆動する低周波電流が、交流全波電流又は交流半波電流であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の炊飯器。
- 前記加振装置を、その振動方向が前記炊飯器本体の底面に対してほぼ垂直になるように前記内釜支持ケースのサポータに取付けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の炊飯器。
- 前記加振装置を、その振動方向が前記炊飯器本体の底面に対して傾斜するように前記内釜支持ケースのサポータに取付けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の炊飯器。
- 前記加振装置と、内釜支持ケースのサポータとの間に緩衝材を介装したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の炊飯器。
- 前記加振装置のケースに制振材を取付けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の炊飯器。
- 前記加振装置を、炊飯の予熱工程及び必要に応じて炊飯工程、保温工程の際に駆動することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の炊飯器。
- 前記加振装置を、連続的若しくは間欠的又は振動強度を変えて駆動することを特徴とする請求項9に記載の炊飯器。
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