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JP4884759B2 - スクリーン印刷装置 - Google Patents
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JP4884759B2 - スクリーン印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリント基板等の回路基板にクリーム半田等のペーストを塗布するスクリーン印刷装置に関するものである。
従来から、印刷ステージ上にセットした回路基板とマスクシートとを重ね合わせた状態で、マスクシート上に供給されるクリーム半田、導電ペースト等のペーストをスキージによりマスク上で移動(ローリング)することにより、マスクシートに形成された開口(マスク開口)を介して基板上の所定位置にペーストを印刷(塗布)するようにしたスクリーン印刷装置が一般に知られている。
このスクリーン印刷装置の印刷ステージは、コンベア等によりほぼ水平に搬入された回路基板の下面を受ける載置手段と、この載置手段に載置された回路基板の側面をその両側から挟み込んで把持するとともに、この回路基板をマスクシートに重装させるための一対のクランプとを備えている。ここで、前記回路基板は、全体的に上下方向に撓む反りが発生している場合があり、反りのある状態で回路基板を前記クランプで把持すると、この回路基板とマスクシートの間に不要な隙間ができてしまい、ペーストが転写されない等の印刷不良が発生する。そのため、従来のスクリーン印刷装置では、回路基板の上下方向の反りを矯正するために、前記載置手段に載置された回路基板の上面を押圧する基板押さえ手段が備えられ、回路基板の反りを矯正した状態で、回路基板をマスクシートに対して精度よく重装させていた。
具体的には、載置手段により載置された回路基板の上面を前記基板押さえ手段により押圧して回路基板の反りを矯正した後、一対のクランプの一方側クランプが他方側クランプ側に移動することによってこの回路基板の側面を把持し、回路基板をクランプした状態で、マスクシートに重装させていた(例えば下記特許文献1参照)。
特開平8−1908号公報
しかしながら、前記回路基板は、その上面を前記基板押さえ手段により押圧されると、この基板押さえ手段と、回路基板の下面を受ける前記載置手段とによって挟持され、回路基板はその位置で固定される。そのため、回路基板の側面を把持する一対のクランプのうち、一方のクランプを回路基板の側面に当接させて、他方のクランプ側に移動させて回路基板を把持しようとしても、回路基板が固定されているため、反りを矯正した状態で回路基板を確実に把持することが困難となる。
本発明は、上記課題を解決するものであり、基板押さえ手段によって押圧し回路基板の反りを矯正した状態で回路基板を把持することができるスクリーン印刷装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるスクリーン印刷装置は、回路基板の下面を受ける載置手段と、前記載置手段に載置された前記回路基板をその上面側から押圧し、この回路基板の上下方向の反りが矯正された状態で保持する基板押さえ手段と、前記載置手段に載置された前記回路基板の側面を両側から把持する一対のクランプと、を備えるスクリーン印刷装置であって、前記基板押さえ手段は、前記回路基板の上面に当接する押さえ部を備えており、この押さえ部は、前記クランプの把持方向に回転する回転部材で構成されていることを特徴としている。
このスクリーン印刷装置によれば基板押さえ手段と載置手段とによって挟持された状態で、回路基板がクランプの把持方向に移動すると、これに従って回転部材が回転するため、回路基板の反り矯正した状態を保ったまま回路基板をクランプすることができる。したがって、マスクシートに重装する際に回路基板の反りの影響を少なくすることでき、印刷不良の発生を抑制することができる
た、上記のスクリーン印刷装置において、前記回路基板の下面側からこの回路基板を吸着して保持する吸着保持手段と、前記基板押さえ手段、前記クランプ及び前記吸着保持手段の各動作を制御する制御手段と、をさらに備え、前記制御手段は、前記基板押さえ手段により前記回路基板を上面側から押圧するとともに前記クランプで把持した状態で、前記吸着保持手段で前記回路基板を吸着する一連の動作を制御することが好ましい。
この構成によれば、基板押さえ手段により回路基板の上面を押圧するとともにクランプで把持した状態で、回路基板の下面からこの回路基板を吸着保持手段で吸着保持するため、回路基板は、その反りが矯正された状態で吸着保持される。したがって、回路基板が一度クランプによって把持された後、反りが復元してしまうのを防止することができる。
また、前記制御手段は、前記基板押さえ手段により前記回路基板を上面側から押圧しつつ前記クランプの把持動作において、前記吸着保持手段により前記回路基板を移動可能に吸引する一連の動作を制御する構成としてもよい。
このように構成によれば、回路基板について基板押さえ手段によって、より効果的に反りが矯正された状態でクランプすることができる。
本発明によれば、回路基板を基板押さえ手段で押圧することによって回路基板の反りを矯正し、この状態のまま回路基板を把持することができる。
図1は本発明の一実施形態にかかるスクリーン印刷装置の側面図、図2はその装置の正面図、図3はその装置の平面図、図4はその装置の印刷ステージ10周辺の斜視図である。これらの図に示すように、このスクリーン印刷装置(単に印刷装置という)の基台2上には、印刷ステージ10が設けられ、この印刷ステージ10を挟んで両側に回路基板W(基板W)を印刷ステージ10上に搬入および搬出するための上流側コンベア11および下流側コンベア12がX軸方向(搬送ライン)に沿って配置されている。
さらにこの印刷装置は、プリント基板Wをクランプするためのクランプユニット3と、基板Wをクランプする際に基板上面側と係合して位置決めするための位置決めユニット4と、印刷ステージ10の上方に設けられるマスクシート保持ユニット5およびスキージユニット6と、基板Wおよびマスクシート51を撮影するためのカメラユニット7と、基板を押さえるための基板押さえ部8とを備えており、後述するように基板Wは、基板押さえ部8によって反りが矯正された状態でクランプユニット3によりクランプされた状態でマスクシート保持ユニット5のマスクシート51に重装され、スキージユニット6のスキージ61によってスクリーン印刷が施されるようになっている。
図1および図2に示すように、基台2上には、水平面内においてX軸方向と直交するY軸方向に沿ってレール211が配設されるとともに、このレール211にY軸テーブル21がY軸方向にスライド自在に取り付けられる。さらにY軸テーブル21および基台2間にはボールねじ機構(図示省略)が設けられており、このボールねじ機構が駆動することによってY軸テーブル21が基台2に対しY軸方向に移動するよう構成されている。
Y軸テーブル21の上にはX軸方向に沿ってレール221が配設されるとともに、このレール221にX軸テーブル22がX軸方向にスライド自在に取り付けられる。さらにX軸テーブル22およびY軸テーブル21間にはボールねじ機構(図示省略)が設けられており、このボールねじ機構が駆動することによってX軸テーブル22がY軸テーブル21に対しX軸方向に移動するよう構成されている。
X軸テーブル22には回転ユニット231を介して鉛直線(Z軸方向)の軸線回りに回転自在にR軸テーブル23が設けられている。このR軸テーブル23は、図示しない回転駆動手段によってZ軸回りに回転駆動するよう構成されている。
R軸テーブル23の四隅にはスライド支柱241が上下方向(Z軸方向)に沿ってスライド自在に取り付けられるとともに、このスライド支柱241の上部には昇降テーブル24が取り付けられ、スライド支柱241のスライドによって昇降テーブル24がR軸テーブル23に対しZ軸方向に昇降自在に取り付けられる。さらに昇降テーブル24およびR軸テーブル23間にはボールねじ機構243が設けられており、このボールねじ機構243が駆動することによって昇降テーブル24がR軸テーブル23に対しZ軸方向(上下方向)に移動するよう構成されている。この実施形態では、昇降テーブル24および昇降テーブル24上に設けられたクランプユニット3等が印刷ステージ10を構成している。
昇降テーブル24上にはX軸方向に沿って一対のメインコンベア20が構造材25に取り付けられている。このメインコンベア20は、昇降テーブル24が降下した状態においては、上流側端部および下流側端部が上記上流側コンベア11の端部および下流側コンベア12の端部にそれぞれ対向して配置される。なおこの対向状態において、メインコンベア20と両側コンベア11,12との隙間は、コンベア間を基板Wが乗り継ぎ可能な間隔に設定されており、具体的には5mm程度と小さく設定されている。このため本実施形態において、メインコンベア20は、両側コンベア11,12との干渉を避けるために、降下状態においては、X軸およびR軸テーブル22,23の移動によるX軸およびR軸方向の移動が規制されるとともに、両側コンベア11,12に対する位置ずれを防止するために、Y軸およびR軸テーブル21,23の移動によるY軸およびR軸方向の移動が規制されている。つまり、メインコンベア20は、降下状態においては、X軸、Y軸およびR軸テーブル21、22、23の移動による水平方向(X軸、Y軸およびR軸方向)の移動が規制されている。
図1〜5に示すように、昇降テーブル24に設けられるクランプユニット3は、一対のメインコンベア20の上方にX軸方向に沿って配置される一対の帯板状のクランプ片31a,31b(本発明の一対のクランプに相当する)を具備している。一方側クランプ片31aは、昇降テーブル24の構造材25(図5参照)上に固定されるとともに、他方側クランプ片31bは、昇降テーブル24の構造材25に対し、Y軸方向にスライド自在に取り付けられ、一方側クランプ片31aに対し接離自在に構成されている。
さらに他方側クランプ31bには、ブラケット26bが設けられ、このブラケット26bと構造材25との間にはエアシリンダ33が設けられている。そしてこのシリンダー33が進出駆動(伸張駆動)することにより、ブラケット26bとともに他方側クランプ片31bがY軸方向に沿って一方側クランプ片31aに対し遠ざかる方向に移動して、クランプ片31a,31bが開くとともに、シリンダー33が後退駆動(短縮駆動)することにより、他方側クランプ31bがY軸方向に沿って一方側クランプ片31aに対し近づく方向に移動して、クランプ片31a,31bが閉じるよう構成されている。こうして一対のクランプ片31a,31bが開閉することにより、後述するように基板Wが保持/解除されるよう構成されている。
図3,4に示すように両クランプ片31a,31bの上面には、複数の吸引孔35が設けられている。各吸引孔35は、図示しない吸引手段によって負圧に設定されるよう構成されている。クランプ片31a,31b上にマスクシート51が重装された状態において、各吸引孔35が負圧に設定されることにより、マスクシート51がクランプ片31a,31bの上面に吸着保持されるように構成されている。
図5に示すように昇降テーブル24に設けられる押圧手段としての位置決めユニット4は、両クランプ片31a,31bにそれぞれ対応して配置される一対の帯板状の位置決め板41a,41bを具備している。一方側位置決め板41aは、構造材25に平行リンク機構42を介して設けられるとともに、他方側位置決め板41bは、上記ブラケット26bに平行リンク機構42を介して設けられている。そして、平行リンク機構42,42の回転を伴って、両位置決め板41a,41bは、水平姿勢を保ったまま、図6(a)に示すように一対のクランプ片31a,31bの両側に配置される退避位置と、図6(b)に示すように一対のクランプ片31a,31bの上側に押圧当接される位置決め位置との間で変位自在に構成される。さらに両位置決め板41a,41bは、退避位置においてはその上面が一対のクランプ片31a,31bの上面に対し同一水平面内に配置されるとともに、位置決め位置においては下端面の一部が一対のクランプ片31a,31bよりもY軸方向内側に突出するように配置される。
また昇降テーブル24およびブラケット26bには、両平行リンク機構42を駆動するためのシリンダー43が設けられており、シリンダー43が進出駆動(伸張駆動)することにより、一対の位置決め板41a,41bが内側に進出して位置決め位置に移動されるとともに、後退駆動(短縮駆動)することにより、一対の位置決め板41a,41bが開放されて退避位置に移動されるよう構成されている。
図4に示すように昇降テーブル24の四隅には、位置決め板支持用の支持部材としての支柱44が立設されている。そして位置決め板41aが退避位置に配置された状態(退避状態)では、位置決め板41a,41bが支柱44に支持されることにより、後述するスキージ61によるペースト拡張時の印圧を支持できるよう構成されている。
図4に示すように、位置決め板41a,41bには、複数の吸引孔45が設けられている。各吸引孔45は、吸引パイプ46を介して図示しない吸引手段によって負圧に設定されるよう構成されている。そして後述するように位置決め板41a,41b上にマスクシート51が重装された状態において、吸引孔45が負圧に設定されることにより、マスクシート51が位置決め板41a,41bの上面に吸着保持されるよう構成されている。
図1〜5に示すように昇降テーブル24には、一対のメインコンベア20間に対応し、スライド支柱291を介して上下方向に昇降自在に載置テーブル29が設けられている。さらにこの載置テーブル29および昇降テーブル24間にはボールねじ機構(図示省略)が設けられており、このボールねじ機構が駆動することによって載置テーブル29が昇降テーブル24に対し上下方向に移動するよう構成されている。この載置テーブル29は、基板Wを載置可能な載置手段として構成されており、上昇することによってメインコンベア20上の基板Wが載置テーブル29上に移載されて上方へ移動されるとともに、下降することによって載置テーブル29上の基板Wがメインコンベア20側に移載されるよう構成されている。
図7はこの実施形態にかかる印刷装置各部の位置関係を表す斜視概略図である。
マスクシート保持ユニット5は、図5および図7に示すように、印刷ステージ10の左右両側に固定的に設けられたマスクシート支持台52を有し、このマスクシート支持台52上に、半田塗布部分に開口部(パターン孔)を有するマスクシート51を水平配置で張り渡した状態で載置されるようになっている。左右のマスクシート支持台52上にはそれぞれ前後に2つずつのマスクシートクランプ53が設けられており、このマスクシートクランプ53がエアシリンダ等の駆動手段(図示省略)によって駆動され、マスクシート51の枠部54をマスクシート支持台52上に押さえ付けることで、マスクシート51をマスクシート支持台52上に固定するようになっている。
マスクシート保持ユニット5の上側に設けられるスキージユニット6は、印刷ステージ10の左右両側に立設されたスキージ支持フレーム63,63に支持されている。左右のスキージ支持フレーム63,63の上面にはそれぞれY軸方向に延びるスキージガイドレール64,64が設けられており、このスキージガイドレール64,64上をY軸方向に沿って移動自在な可動ビーム65が、印刷ステージ10の上方を跨ぐように設けられている。この可動ビーム65には、一対のスキージ61,61がそれぞれ昇降自在に設けられたスキージホルダー62が取り付けられている。
そして一方のスキージ61を降下させた状態でY軸方向一方側に移動させることにより、マスクシート51上でクリーム半田SをY軸方向一方側に向けてローリング(混練)させつつ拡張できるとともに、他方のスキージ61を降下させた状態でY軸方向他方側に移動させることにより、マスクシート51上でクリーム半田SをY軸方向他方側に向けてローリングさせつつ拡張できるよう構成されている。
図8は印刷装置のカメラユニット7および、基板押さえ手段8を示す斜視図であり、図9は、基板押さえ手段8を拡大した斜視図である。
図7〜9に示すように、前記スキージ支持フレーム63,63の下面側にはY軸方向に延びる下側ガイドレール74,74が設けられて、この下側ガイドレール74,74にスライダ(不図示)を介して支持される移動ビーム(移動ユニット)75が、左右のスキージ支持フレーム63,63間に架け渡されるように設けられている。この移動ビーム75は、下側ガイドレール74,74に沿ってY軸方向に沿って移動可能になっており、その高さ位置は、降下状態の印刷ステージ10とマスクシート51との間に設定されている。
スキージ支持フレーム63,63の両外側にはY軸方向に沿ってボールねじ76,76が設けられており、これら左右のボールねじ76,76がボールねじ駆動モータ761,761によって回転駆動されることで、このボールねじ76,76にそれぞれ螺合するナット(図示省略)が設けられた移動ビーム75がY軸方向に走行駆動されるようになっている。この実施形態では、これら左右のボールねじ76,76およびボールねじ駆動モータ761,761が移動ビーム(移動ユニット)75を走行駆動させる2つの駆動手段を構成している。
この移動ビーム75には、基板Wおよびマスクシート51を撮影するためのカメラユニット7と、基板Wを上面側から押圧する基板押さえ手段8とが取り付けられている。ここで本実施形態では、移動ビーム75は、基板W及びマスクシート51に対して移動する移動ユニットとして機能するものであり、Y軸方向がその移動方向(第1の方向)となっている。このように移動ビーム(移動ユニット)75に基板押さえ手段8とカメラユニット7を設けることで、移動ビーム(移動ユニット)75をこれらのY軸方向についてのY軸移動機構として共用することができる。
また、この移動ビーム75を支持する下側ガイドレール74,74は、基板Wを押さえるための基板押さえ領域及び、マスクシート51下方の印刷作業領域を含めた作業領域から、その後方(図7,8において奥側)に亘って設けられており、基板Wにペーストを塗布する印刷動作が実行される際には、カメラユニット7および基板押さえ手段8を前記作業領域の後方の待機位置に待機させて、印刷ステージ10との干渉を防止するようになっている。このように移動ビーム(移動ユニット)75が、前記基板押さえ領域及び、マスクシート51下方の印刷作業領域を含めた作業領域Aから離れた待機位置Eに待機可能であるため、基板押さえ手段8とカメラユニット7とを同時に待機位置Eに待機させ、また待機位置Eから作業領域Aへ送り出すことができる。
カメラユニット7は、移動ビーム(移動ユニット)75の前方、すなわち作業領域Aに近い側に取り付けられており、マスクシート撮影カメラ711(上方側)と基板撮影カメラ712(下方側)を有するカメラヘッド71を備えている。このカメラヘッド71は、移動ビーム75の前面に設けられたX軸移動機構77によってX軸方向に走行駆動可能になっている。これにより、カメラヘッド71は、X軸方向にはX軸移動機構77により、Y軸方向にはカメラユニット7と基板押さえ手段8のY軸移動機構(移動ビーム75)を共用して、XY平面上で移動して撮影を行うことができる。
X軸移動機構77は、移動ビーム75の長手方向に沿ったX軸方向に延びるガイドレール771と、このレール771上をX軸方向に沿って移動可能なスライダ772と、このスライダ772に設けられたナット(図示省略)に螺合するボールねじと、このボールねじを回転駆動する駆動モータ(不図示)とを備えている。スライダ772にはカメラヘッド71が取り付けられており、ボールねじの回転によってカメラヘッド71はX軸方向に走行駆動されるようになっている。この実施形態ではX軸移動機構77は、カメラを第1の方向に直交する第2の方向に移動させる移動手段として機能しており、X軸方向が第2の方向となっている。
マスクシート撮影カメラ711は、例えば照明を備えたCCDカメラ等からなり、カメラユニット7の上側に位置するマスクシート51を撮影するため上向きに設けられている。そして、マスクシート撮影カメラ711は新たなマスクシート51が装着された際には、基板Wとの位置合わせのために、マスクシート51に設けられた位置決めマークを撮影してその位置を検出できるようになっている。また、マスクシートの開口あるいは下面に半田が残っていないか等を確認するための撮影を行うようになっている。
基板撮影カメラ712は、例えば照明を備えたCCDカメラ等からなり、カメラユニット7の下側に位置する基板Wを撮影するため下向きに設けられている。そして、マスクシート51との位置合わせのために、印刷ステージ10に固定された基板Wに設けられた位置決めマーク等を撮影して、その位置を検出できるようになっている。
基板押さえ手段8は、移動ビーム(移動ユニット)75の前方に取り付けられている。具体的には、上述のX軸移動機構77のスライダ772に前記カメラユニット7と隣接して取り付けられており、このX軸移動機構77によりX軸方向に移動できるように構成されている。したがって、基板押さえ手段8は、カメラユニット7と共に、X軸方向にはX軸移動機構77により、Y軸方向にはY軸移動機構によりXY平面上で移動することができるようになっている。
図8,9に示されるように、基板押さえ手段8は、X軸方向に沿って延びる平板状のフレーム81と、このフレーム81よりも下方側に位置する押さえ部82を有している。
前記フレーム81は、X軸方向に延びる平板状部材で形成されており、カメラユニット7の基板撮影カメラ712と干渉しないように、カメラユニット7よりも作業領域A側に突出した状態でスライダ772に取り付けられている。
また、フレーム81は、上側フレーム81aと下側フレーム81bとで構成されており、この上側フレーム81aと下側フレーム81bとは、それぞれ長手方向に配設される支持棒83によって連結されている。具体的には、下側フレーム81bは、その長手方向両端部分で支持棒83の一端側に連結固定されているとともに、この支持棒83の他端側は、前記上側フレーム81aの長手方向端部を貫通している。そして、上側フレーム81aの上面側に突出する支持棒83は、上側フレーム81aの長手方向両端部に設けられたガイド部84によって上下方向に摺動可能に保持されている。
また、上側フレーム81aの上面側には直動型のアクチュエータ85が設けられており、このアクチュエータ85のロッド85aが上側フレーム81aを貫通して下側フレーム81bと連結されている。したがって、下側フレーム81bは、アクチュエータ85を作動させることによって、上側フレーム81aに対して接近・離間できるようになっている。すなわち、下側フレーム81bは、上側フレーム81aに対して離間する基板押さえ位置と、上側フレーム81aに当接する解放位置とに変位可能に支持されている。
また、下側フレーム81bの下面側には、基板Wを押さえるための押さえ部82が取り付けられている。この押さえ部82は、下側フレーム81bの長手方向に延びる支持部82aと、この支持部82aの長手方向両端に取り付けられるローラ82bとで構成されている。図9に示す例では、下側フレーム81bに2つ支持部82aが下側フレーム81bの長手方向(X軸方向)に沿って取り付けられている。
前記ローラ82bは、その外周面が前記支持部82aの側面と直交する向きに取り付けられている。すなわち、前記ローラ82bはX軸を中心軸として、Y軸方向に沿って回転可能に取り付けられている。また、前記ローラ82bは、支持部82aの下面の高さ位置よりもローラ82bの外周面の高さ位置が低くなるように取り付けられている。すなわち、支持部82aの下面よりもローラ82bの外周面の一部が下方に突出するように取り付けられている。したがって、押さえ部82を下降させた場合には、基板Wの上面にローラ82bの外周面が当接する。そして、基板Wにローラ82bを当接させると、前記ローラ82bによってY軸方向以外の方向への基板Wの動きは規制されるものの、Y軸方向への基板Wの動きは、ローラ82bが回転することによって許容される。
図10はこの印刷装置の制御系を示すブロック図である。同図に示すように、この装置においては、各駆動部の駆動を制御するための制御手段としてのCPU91の他に、入力手段としてのキーボード92,表示手段としてのCRTディスプレイ93,記憶装置94などが設けられている。キーボード92は印刷処理に関連した各種のデータを印刷装置に入力するためのものであり、CRTディスプレイ93は、各種の情報(データ)を表示するものである。さらに記憶装置94は、印刷に必要な各種のデータ等を記憶するものである。
また本実施形態において、CPU91によって制御される駆動部(制御対象の機器)としては、たとえば各コンベア11,12,20の駆動部、各テーブル21,22,23,24,29の駆動部、クランプ片31a,31bおよび位置決め板41a,41bの駆動部(エア供給手段)、マスクシートクランプ53の駆動部、マスクシート撮影カメラ711および基板撮影カメラ712の駆動部、移動ビーム(移動ユニット)75の駆動部であるボールねじ駆動モータ761、X軸移動機構77の駆動部である駆動モータ、基板押さえ手段8(アクチュエータ85)およびスキージ61の駆動部などがある。
そして本実施形態の印刷装置において、CPU91は、キーボード92からの指令に応答して作動し、プログラムデータなどの各種データ、カメラ711,712による撮影結果および基板位置等を検知する各種センサからの出力情報に基づいて、上記各駆動部の駆動を制御して以下の動作が自動的に行われる。
次に、この印刷装置における動作について、図11、図12に示すこの印刷装置の動作を説明するための側面図を参照しながら説明する。
図11(a)に示すように印刷の対象となる基板Wが上流側コンベア11によってメインコンベア20に搬入される。そして、メインコンベア20に搬入された基板Wは、印刷ステージ10上で所定位置に保持される。
具体的には、図11(b)に示すように、位置決めユニット4の位置決め板41a,41bは、内側に移動するとともに、クランプ片31a,31bに上方から押圧当接する位置決め位置に配置される。このとき、待機位置Eに位置していた基板押さえ手段8は、位置決めユニット4等の動作時間を利用して、基板押さえ領域の上方、すなわち基板Wを押さえるのに適切な位置に移動する。
そして、図11(c)に示すように載置テーブル29を上昇させ、基板Wの下面に当接させる。そして、さらにそのまま上昇させて、基板Wの上面を位置決め板41a,41bの下面(基準面)に当接させることによって、クランプ片31a,31bの上面に対し同一平面内に配置して基板Wを仮固定する。このとき、基板Wの反りは、位置決め板41a,41bと載置テーブル29とによって、ある程度矯正されるが、基板Wは、載置テーブル29上で微調整できる程度に移動可能に保持されている。
一方、基板押さえ手段8のアクチュエータ85を作動させることにより、下側フレーム81bを解放位置から基板押さえ位置まで下降させる。そして、基板Wの上面にローラ82bを当接させることによって、このローラ82bと載置テーブル29とで基板Wを挟持する。これにより、基板Wは、反りが矯正された状態で、位置決め板41a,41b、載置テーブル29、ローラ82bによって保持される。
次に図11(d)に示すようにクランプ片31a,31bが閉じることにより、クランプ片31a,31bにより基板Wが挟み込まれて保持される。すなわち、図11(c)に示す状態から、クランプ片31b(位置決め板41b)をクランプ片31a側(把持方向)に移動させる。このとき、基板Wは、位置決め板41a,41b、載置テーブル29、ローラ82bによって、反りが矯正された状態で保持されている。そして、クランプ片31bによって基板Wが把持方向に押圧されると、基板Wの動きに追従するようにローラ82bが回転するため、基板Wは、クランプ片31a側に移動する。したがって、基板Wは、反りが矯正された状態でクランプ片31a側に移動し、その状態を保ったままクランプ片31a、31bによって把持される。
そして、基板押さえ手段8の下側フレーム81bが基板押さえ位置から解放位置に変位されローラ82bが基板Wの表面から離間されると共に、基板押さえ手段8は待機位置Eに移動する。また、位置決め板41a,41bが外側に移動して退避位置に配置されて、基板Wの印刷ステージ10での固定は完了する(図12(a)参照)。このとき基板Wの反りは矯正された状態のまま、位置決め板41a,41bの上面およびクランプ片31a,31bの上面は同一平面内に配置されるとともに、クランプ片31a,31bの上面および基板Wの上面は同一平面内に配置されている。
このようにして、基板Wがクランプ片31a、31bによって把持されると、昇降テーブル24が上昇し、位置決め板41a,41b、クランプ片31a,31bおよび基板Wの上面がマスクシート保持ユニット5のマスクシート51の下面に重ね合わされるように重装される(図12(b)参照)。そして、クランプ片31a,31bの吸引孔35および位置決め板41a,41bの吸引孔45が負圧に設定されて、クランプ片31a,31bおよび位置決め板41a,41bにマスクシート51が吸着固定される。
その後、スキージユニット6の一方側スキージ61が降下して、マスクシート51上に沿ってY軸方向に移動することにより、マスクシート51上に供給されたペーストとしてのクリーム半田Sが拡張されて、クリーム半田Sが、マスクシート51のパターン孔を介して基板Wの所定位置に印刷(塗布)される。
このように上記実施形態にかかる本発明のスクリーン印刷装置によれば、クランプ片31a、31bの把持方向に移動できる基板押さえ手段8によって基板Wを押さえる構成としたため、基板の反りを矯正することができるとともに、基板Wを挟持して反りを矯正した状態であっても、その状態を保ったまま基板Wを把持方向に移動させてクランプすることができる。したがって、印刷時における基板の反りの影響をできるだけ少なくして印刷不良の発生を抑えることができる。
また、上記実施形態では、基板押さえ手段8によって反りを矯正された基板Wをクランプ片31a、31bとによって把持するのみで印刷する例について説明したが、クランプ片31a、31bとによって把持した後、この状態を保つように基板Wを吸着保持する吸着保持手段を備えるものであってもよい。
具体的には、載置テーブル29の表面に吸引手段によって負圧に設定される吸引口を設け、この吸引手段を制御手段(CPU91)によって制御可能な構成とする。そして、基板押さえ手段8によって反りが矯正された状態でクランプ片31a,31bでクランプした後、吸引手段を制御して、この吸引口を負圧にすることによって、基板Wを反りが矯正された状態で載置テーブル29に固定する。このように構成することにより、一度反りが矯正されてクランプされた基板Wが、マスクシートに重装されるまでの間に、反りが復元し反りが矯正されない問題を解消することができる。
また、前記吸引手段の制御については、上述のように、クランプ片31a,31bでクランプした後、載置テーブル29に吸着固定されるようにしているが、前記吸引手段によりクランプ片31a、31bの把持動作において基板Wを移動させることができる程度の負圧で前記基板Wを吸引するように構成してもよい。すなわち、基板押さえ手段8で押圧しつつクランプ片31a、31bの把持動作において、吸引口を基板Wが移動できる程度の負圧に設定して基板Wを載置テーブル29に吸引保持しておき、クランプ片31a、31bの把持動作が完了した後、基板Wの反りが矯正された状態で、吸引口をさらに負圧に設定して基板Wを載置テーブル29に吸着させる。このように構成することにより、前記基板Wについて基板押さえ手段8によって、より効果的に反りが矯正された状態でクランプすることができる。
また、上記実施形態では、基板押さえ手段8において、支持部82aにローラ82bを設ける例について説明したが、ローラ82bに変えて基板Wの上面と接触する面を低摩擦部材で構成するものであってもよい。例えば、上記実施形態における支持部82aの下面を基板Wの上面と当接する当接面として、この当接面に低摩擦部材と取り付けて、基板Wの上面と接触させる構成としてもよい。この場合でも、基板押さえ手段8と載置テーブル29とによって基板Wを挟持した状態で基板Wを押圧して移動させることができるため、基板Wの反りを矯正した状態を保ってクランプすることができる。
この発明の一実施形態にかかるスクリーン印刷装置の側面図である。 上記印刷装置を示す正面図である。 上記印刷装置を概略的に示す斜視図である。 上記印刷装置の印刷ステージ周辺を示す斜視図である。 上記印刷装置のクランプユニット周辺を示す側面図である。 上記印刷装置の位置決め板のクランプに対する位置関係を示す斜視図であって、同図(a)は位置決め板退避位置の斜視図、同図(b)は位置決め板位置決め位置の斜視図である。 この実施形態にかかる印刷装置各部の位置関係を表す斜視概略図である。 上記印刷装置の基板押さえ手段を示す斜視図である。 上記印刷装置の基板押さえ手段を拡大した斜視図である。 上記印刷装置の制御系を示すブロック図である。 上記印刷装置の動作を説明するための側面図であって、(a)は基板を載置した状態を示す側面図、(b)は基板押さえ手段の移動と並行して基板固定のため位置決め板が進出した時の側面図、(c)は基板押さえ手段の動作と並行して基板固定のため基板が上昇した時の側面図、(d)は基板押さえ手段の動作と並行して基板固定のため基板がクランプされた時の側面図である。 上記印刷装置の動作を説明するための側面図であって、(a)は基板押さえ手段の動作と並行して基板固定のため位置決め板が退避した時の側面図、(b)は半田拡張時の側面図である。
10 印刷ステージ
51 マスクシート
61 スキージ
8 基板押さえ手段
81 フレーム
81b 下側フレーム
82 押さえ部
82b ローラ
W 基板
A 作業領域
E 待機位置

Claims (3)

  1. 回路基板の下面を受ける載置手段と、
    前記載置手段に載置された前記回路基板をその上面側から押圧し、この回路基板の上下方向の反りが矯正された状態で保持する基板押さえ手段と、
    前記載置手段に載置された前記回路基板の側面を両側から把持する一対のクランプと、を備えるスクリーン印刷装置であって、
    前記基板押さえ手段は、前記回路基板の上面に当接する押さえ部を備えており、この押さえ部は、前記クランプの把持方向に回転する回転部材で構成されていることを特徴とするスクリーン印刷装置。
  2. 前記回路基板の下面側からこの回路基板を吸着して保持する吸着保持手段と、
    前記基板押さえ手段、前記クランプ及び前記吸着保持手段の各動作を制御する制御手段と、をさらに備え、
    前記制御手段は、前記基板押さえ手段により前記回路基板を上面側から押圧するとともに前記クランプにより把持した後、前記吸着保持手段で前記回路基板を吸着固定する一連の動作を制御することを特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷装置。
  3. 前記制御手段は、前記基板押さえ手段により前記回路基板を上面側から押圧しつつ前記クランプの把持動作において、前記吸着保持手段により前記回路基板を移動可能に吸引する一連の動作を制御することを特徴とする請求項2に記載のスクリーン印刷装置。
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