JP4885167B2 - Storage rack equipment - Google Patents
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Description
本発明は、冷却庫等の保存庫における庫内の左右壁面に一対のラック部を配することにより複数のトレイを複数段に支持する保存庫用ラック装置に関する。 The present invention relates to a storage rack device that supports a plurality of trays in a plurality of stages by arranging a pair of rack portions on left and right wall surfaces in a storage in a storage such as a refrigerator.
一般に、業務用の急速冷却庫(ブラストチラー)では、食材等を載せた複数のトレイをそのまま庫内に収容するため、庫内の左右壁面に、複数のトレイの両側を支持する複数段のトレイ支持部を有する一対のラック部を設けたラック装置を備えている。 In general, in a commercial rapid cooling cabinet (blast chiller), a plurality of trays that support both sides of the plurality of trays are mounted on the left and right wall surfaces in the warehouse in order to accommodate a plurality of trays on which foods are placed as they are. A rack apparatus provided with a pair of rack parts having support parts is provided.
従来、このようなラック装置としては、特許文献1で開示される冷蔵庫に備えるラック装置が知られており、同文献1には、庫内前後に配置した棚柱にトレイ受枠の掛止片を係合支持する掛止穴を設け、この掛止穴への掛止片の差し込み係合により、トレイ受枠を庫内前後の棚柱に着脱自在に装着する棚受構造であって、庫内後部の棚柱の掛止穴の所定位置に差し込まれた掛止片の上方への移動を規制するストッパを設けたラック装置(冷蔵庫)が開示されている。
しかし、上述した従来のラック装置(冷蔵庫)は、次のような問題点があった。 However, the above-described conventional rack device (refrigerator) has the following problems.
第一に、使用するトレイの深さに対応して、トレイ受枠の高さ位置を変更できるが、この高さ位置を変更する際には、各トレイ受枠をそれぞれ棚柱から取外し、この後、各トレイ受枠を他の高さ位置に付け替える必要があるため、トレイ受枠の高さ位置を変更するための変更作業が大変となる。特に、業務用の急速冷却庫(ブラストチラー)などでは、深さの異なる複数の種類のトレイを頻繁に使用することも少なくないため、このような変更作業における作業能率低下は無視できない。 First, the height position of the tray receiving frame can be changed according to the depth of the tray to be used, but when changing this height position, each tray receiving frame is removed from the shelf pillar, Since it is necessary to change each tray receiving frame to another height position, the change work for changing the height position of the tray receiving frame becomes difficult. In particular, in a commercial quick cooler (blast chiller) or the like, a plurality of types of trays having different depths are often used frequently, and thus the reduction in work efficiency in such a change operation cannot be ignored.
第二に、棚柱は庫内の左右壁面に固定されているため、棚柱間の間隔に適合しないトレイ、即ち、左右方向の幅寸法が棚柱間の間隔に適合しないトレイは使用することができない。したがって、使用できるトレイの大きさ(幅寸法)が限定され、汎用性に劣る。一方、トレイの大きさ(幅寸法)に対応して棚柱間の間隔を変更する手段を設けることは可能であるが、庫内には四本の棚柱を壁面に沿って取付けているため、棚柱間の間隔を変更するには、複雑で大掛かりな機構を構築する必要があり、大幅なコストアップ、更には占有スペースの拡大による無用な大型化を招く。 Secondly, since the shelf pillars are fixed to the left and right wall surfaces in the cabinet, use trays that do not fit the spacing between the shelf pillars, that is, trays whose width in the left-right direction does not fit the spacing between the shelf pillars. I can't. Therefore, the size (width dimension) of the tray that can be used is limited, and the versatility is poor. On the other hand, it is possible to provide means for changing the interval between the shelf columns corresponding to the size (width dimension) of the tray, but because the four shelf columns are mounted along the wall surface in the cabinet In order to change the interval between the shelf columns, it is necessary to construct a complicated and large-scale mechanism, which leads to a significant increase in cost and an unnecessary increase in size due to the expansion of the occupied space.
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した保存庫用ラック装置の提供を目的とするものである。 An object of the present invention is to provide a storage rack device that solves such problems in the background art.
本発明は、上述した課題を解決するため、保存庫Mにおける庫内Sの左右壁面Mp,Mqに、複数のトレイTa…,Tb…の両側を支持する複数段に配したトレイ支持部2ps…,2qs…を有する一対のラック部2p,2qを設けた保存庫用ラック装置1を構成するに際して、左右壁面Mp,Mqに取付け、かつ保持部3s…によりラック部2p,2qを保持する複数のフック部3…と、各フック部3…に対して掛止可能な少なくとも異なる二以上の掛止部5pf…,5ps…,5qf…,5qs…を有し、この掛止部5pf…,5ps…,5qf…,5qs…を選択することによりフック部3…への掛止時に庫内Sにおける高さLsd…,Lsu…を変更可能なラック部2p,2qとを備えることを特徴とする。
In order to solve the above-described problems, the present invention provides tray support portions 2ps arranged in a plurality of stages supporting both sides of a plurality of trays Ta, Tb,... , 2qs, etc., a plurality of
この場合、発明の好適な態様により、ラック部2p,2qは、複数の縦フレームfv…と複数の横フレームfh…の組合わせにより上下対称に構成したラック本体部2pm,2qmを用いることができる。また、ラック本体部2pm,2qmにおける上下非対称の位置に、向きが反対方向となる少なくとも二つの掛止部5pf…,5ps…,5qf…,5qs…を有する掛止部材5p…,5q…を設け、ラック本体部2pm,2qmの上下を反転させて掛止部材5p…,5q…の掛止部5pf…,5ps…,5qf…,5qs…を選択可能に構成することができる。一方、ラック部2p,2qには、当該ラック部2p,2qの上下の少なくとも一方を示す反転表示部(6m,6a,6b,6c)を設けることができ、この反転表示部(6m,6a,6b,6c)には、少なくとも、マーキングによる反転表示部6m,図形による反転表示部6a,形状変更による反転表示部6b,表示部材6cxの取付けによる反転表示部6c,の一又は二以上を含ませることができる。他方、ラック装置1には、左右壁面Mp,Mqに取付け、かつ保持部3s…によりラック部2p,2qを保持する複数のフック部3…と、ラック部2p,2qを保持する保持部3s…の左右壁面Mp,Mqに対する保持位置X…を変更可能な保持位置変更手段4…を設けることができる。なお、保存庫Mとしては冷却庫Mcに適用することが望ましい。
In this case, according to a preferred aspect of the invention, the
このような構成を有する本発明に係る保存庫用ラック装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。 According to the storage rack device 1 according to the present invention having such a configuration, the following remarkable effects can be obtained.
(1) 左右壁面Mp,Mqに取付けた各フック部3…に対して掛止可能な少なくとも異なる二以上の掛止部5pf…,5ps…,5qf…,5qs…を有し、この掛止部5pf…,5ps…,5qf…,5qs…を選択することによりフック部3…への掛止時に庫内Sにおける高さLsd…,Lsu…を変更可能なラック部2p,2qとを備えるため、ラック部2p,2qの高さ位置の変更をきわめて容易かつ迅速に行うことができる。したがって、深さの異なる複数種類のトレイTp…,Tn…を頻繁に使用するような場合であっても全体の作業能率を飛躍的に高めることができる。
(1) At least two different latching portions 5pf, 5ps, 5qf, 5qs, which can be hooked to the
(2) 好適な態様により、ラック部2p,2qに、複数の縦フレームfv…と複数の横フレームfh…の組合わせにより上下対称に構成したラック本体部2pm,2qmを用いるとともに、ラック本体部2pm,2qmにおける上下非対称の位置に、向きが反対方向となる少なくとも二つの掛止部5pf…,5ps…,5qf…,5qs…を有する掛止部材5p…,5q…を設け、ラック本体部2pm,2qmの上下を反転させて掛止部材5p…,5q…の掛止部5pf…,5ps…,5qf…,5qs…を選択可能に構成すれば、トレイTp…,Tn…の前後方向(壁面方向)位置を変更することなく、任意の高さ位置に変更することができる。
(2) According to a preferred embodiment, the
(3) 好適な態様により、ラック部2p,2qに、当該ラック部2p,2qの上下の少なくとも一方を示す反転表示部(6m…)、具体的には、少なくとも、マーキングによる反転表示部6m,図形による反転表示部6a,形状変更による反転表示部6b,表示部材6cxの取付けによる反転表示部6c,の一又は二以上を設ければ、高さ位置の変更を確実かつ円滑に行うことができるとともに、左右のラック部2p,2qの高さを常に一致させることができる。したがって、例えば、左右のラック部2p,2qの一方を変更し忘れた際などにおいて、トレイTp…,Tn…の収容時にトレイTp…,Tn…が傾斜し、食材を零したり痛めてしまうなどの不具合を確実に回避することができる。
(3) According to a preferred embodiment, the
(4) 好適な態様により、ラック装置1に、左右壁面Mp,Mqに取付け、かつ保持部3s…によりラック部2p,2qを保持する複数のフック部3…と、ラック部2p,2qを保持する保持部3s…の左右壁面Mp,Mqに対する保持位置X…を変更可能な保持位置変更手段4…を設ければ、左右のラック部2pと2q間の間隔を変更することができる。したがって、少なくとも大きさ(幅寸法)の異なる複数種類のトレイTa…,Tb…を使用することができ、汎用性に優れる。しかも、保持位置変更手段4…を設けるに際しては、左右壁面Mp,Mqに取付けたフック部3…の改良のみで実現可能なため、比較的単純な構成によりきわめて容易に実施できる。したがって、低コスト性に優れるとともに、保持位置変更手段4…に伴う占有スペースもほとんど広がらないため、無用な大型化を回避することができる。
(4) According to a preferred embodiment, the rack device 1 is attached to the left and right wall surfaces Mp, Mq, and the
(5) 好適な態様により、保存庫Mとして、冷却庫Mcに適用すれば、例えば、業務用の急速冷却庫(ブラストチラー)を使用するホテルやレストラン等におけるユーザの利便性や使い勝手を高めることができる。 (5) When applied to the refrigerator Mc as the storage M according to a preferred embodiment, for example, to improve the convenience and convenience for the user in a hotel, restaurant, etc. that use a commercial quick cooler (blast chiller) Can do.
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。 Next, the best embodiment according to the present invention will be given and described in detail with reference to the drawings.
まず、本実施形態に係る保存庫用ラック装置1の理解を容易にするため、ラック装置1を備える保存庫Mの概要について、図2及び図4を参照して説明する。 First, in order to facilitate understanding of the storage rack device 1 according to the present embodiment, an overview of the storage M provided with the rack device 1 will be described with reference to FIGS. 2 and 4.
なお、例示する保存庫Mは、冷却庫Mc、特に、急速冷却庫を示す。冷却庫Mcは、断熱材により構成した冷却庫ケース21を備える。冷却庫ケース21は、図2に示すように、冷却室Rc及びこの冷却室Rcの上側に位置する制御室Rsを有し、制御室Rsの前面には操作パネル22を付設するとともに、冷却室Rcの前面には、図に現れない開閉式の冷却室ドアを付設する。また、底部21dの下面四隅にはキャスタ23…を備える。さらに、図4に示すように、仕切ネット24を介して冷却室Rcを前部と後部に仕切り、前部をトレイ収容室Rcfとして構成するとともに、後部を機械室Rcmとして構成し、この機械室Rcmには送風ファン25及び冷却器(熱交換器)26を配設する。これにより、送風ファン25を作動させれば、点線矢印Fp,Fqで示す経路により庫内Sの左壁面Mp,右壁面Mqに沿った左右方向への冷気送風が行われるとともに、上下方向へも内壁面に沿った冷気送風が行われる。なお、冷却庫ケース21の背面には、コンプレッサ等の他の装置部品(不図示)を配設する。そして、直方体の空間となるトレイ収容室Rcfには、本実施形態に係るラック装置1を備える。
In addition, the storage | storage store | warehouse | chamber M illustrated shows the refrigerator Mc, especially a quick refrigerator. The cooler Mc includes a cooler case 21 made of a heat insulating material. As shown in FIG. 2, the cooling case 21 has a cooling chamber Rc and a control chamber Rs located above the cooling chamber Rc. An
次に、本実施形態に係るラック装置1の構成について、図1〜図4を参照して具体的に説明する。 Next, the configuration of the rack apparatus 1 according to the present embodiment will be specifically described with reference to FIGS.
ラック装置1は、冷却庫Mcにおける庫内Sの左右壁面Mp,Mqに取付ける複数のフック部3…を備える。即ち、各フック部3…は、図1(a)に示すように、左壁面Mpの前後上下(図1(a)では左右上下)の四個所にそれぞれ取付けるとともに、右壁面Mqの前後上下の四個所にも同様に取付ける。したがって、フック部3…の取付個所は、左右合計八個所となる。図3に、フック部3の全体形状を示す。フック部3は、基本的な構成(形状)として、ラック部2p又は2qを保持する保持部3sと、この保持部3sの一端に一体形成したボルト部3bを備える。フック部3は、このボルト部3bを利用して左壁面Mp又は右壁面Mqの所定位置に取付けることができる。
The rack apparatus 1 includes a plurality of
そして、このフック部3には、保持位置変更手段4を付設する。この場合、保持部3sを、具体的な構成(形状)として、一端から上述したボルト部3bが突出する丸棒状の第一保持部3saと、この第一保持部3saの他端に一体形成した大径円盤状の第一ストッパ部3caと、この第一ストッパ部3caの先端面に一体形成した第二保持部3sbと、この第二保持部3sbの先端に一体形成した第二ストッパ部3cbにより構成する。即ち、第二保持部3sb及び第二ストッパ部3cbは、第一保持部3sa及び第一ストッパ部3caと同一形状となるため、第一保持部3sa及び第一ストッパ部3caの組合わせ形状をそのまま第一ストッパ部3caの先端面に追加する形状に構成すればよい。これにより、第一保持部3sa,第一ストッパ部3ca,第二保持部3sb及び第二ストッパ部3cbを有する保持部3sの具体的な形状が保持位置変更手段4を構成し、第一保持部3saと第二保持部3sbの位置が異なる複数の保持位置XaとXbとして機能する。
The
したがって、保持位置変更手段4…は、ラック部2p(2q)を保持する保持部3s…の左壁面Mp(右側面Mq)に対する保持位置X…を変更する機能を有し、特に、この保持位置変更手段4の形態は、異なる複数の保持位置Xa,Xbを選択して変更可能な保持位置選択機構11を構成する。保持位置変更手段4の形態として、このような保持位置選択機構11を用いれば、必要な保持位置Xa,Xbに対して、正確,容易かつ迅速に変更できる利点がある。
Therefore, the holding position changing means 4 has a function of changing the holding position X with respect to the left wall surface Mp (right side surface Mq) of the holding portion 3s holding the
また、ラック装置1は、左右一対のラック部2p,2qを備える。各ラック部2p,2qは、図1及び図4に示すように、鉛直方向に配した六本の縦フレームfv…とこの縦フレームfv…に対して水平方向に配した七本の横フレームfh…の組合わせにより上下対称に構成したラック本体部2pm,2qmを備える。この場合、縦フレームfv…の内側二本は、トレイTa…,Tb…の横振れを防止するガイドフレームとなる。横フレームfh…は、平面視をコの字形に形成し、最上部及び最下部の横フレームfh…を除く五本の横フレームfh…がトレイTa…,Tb…の両側を支持するトレイ支持部2ps…,2qs…となる。したがって、このトレイ支持部2ps…,2qs…は五段(複数段)に配され、五つのトレイTa…(又はTb…)を支持することができる。
The rack apparatus 1 includes a pair of left and
一方、ラック本体部2pmには、図1(a)に示すように、四つの掛止部材5p…を取付ける。この場合、各掛止部材5p…は、前後端に配した各縦フレームfv…の上部位置及び下部位置にそれぞれ取付ける。具体的には、C形に形成した掛止部材5p…を用意し、各縦フレームfv…に溶接等により固定する。これにより、ラック本体部2pmの前後上下(図1(a)では左右上下)の位置には、計四つの掛止部5p…がそれぞれ取付けられ、この位置は、上述した左壁面Mpに取付ける四つのフック部3…の位置に一致する。また、この際、掛止部材5p…は、ラック本体部2pmの上下非対称の位置に設ける。即ち、図1(a)に示すように、ラック本体部2pmの上端と上部位置の掛止部材5p…間の間隔Luと、ラック本体部2pmの下端と下部位置の掛止部材5p…間の間隔Ldを、Lu>Ldの関係に選定する。このように、掛止部材5p…は、C形に形成するため、相互に向きが反対方向となる上側の湾曲部による掛止部5pf…と下側の湾曲部による掛止部5ps…が構成される。したがって、ラック本体部2pmの上下を反転させることにより、フック部3…に掛止する上側の掛止部5pf…又は下側の掛止部5ps…を選択することができる。
On the other hand, as shown in FIG. 1A, four
さらに、ラック部2p(ラック本体部2pm)には、当該ラック部2pの上下を示すマーキングによる反転表示部6mを設ける。図1(a)は、ラック部2pが上位置に保持された状態を示し、図1(b)は、ラック部2pが下位置に保持された状態を示す。この場合、図1(a)を標準位置とした場合、図1(a)及び図2に示すように、最下部に位置する横フレームfhの一部又は全体にマーキングによる反転表示部6m、具体的には、黄色等の比較的目立ちやすい色を用いた塗料の塗布やシールの貼着等による着色を行う。
Further, the
以上、一方のラック部2pについて説明したが、他方のラック部2qも一方のラック部2pと同一に構成する。したがって、一方のラック部2p…を二つ用意し、一つをラック部2pとし、他をラック部2qとして用いればよい。他方のラック部2qにおいて、2qs…はトレイ支持部、5q…は掛止部材、5qf…及び5qs…は掛止部材5q…における上側の湾曲部を用いた掛止部及び下側の湾曲部を用いた掛止部を示す。また、各ラック部2p,2q、更に、上述したフック部3…は、それぞれ錆の発生しにくい素材又は防錆処理を施した素材、具体的には金属素材或いはプラスチック素材などにより形成することができる。
The one
次に、本実施形態に係るラック装置1の使用方法(機能)について、図1〜図4を参照して説明する。 Next, the usage method (function) of the rack apparatus 1 which concerns on this embodiment is demonstrated with reference to FIGS.
まず、冷却庫Mcにおける庫内Sの左壁面Mp及び右側面Mqにフック部3…を取付ける。この場合、フック部3…のボルト部3b…を利用して、左壁面Mpにおける前後上下(図1(a)では上下左右)の四個所にそれぞれ取付けるとともに、右壁面Mqにおける前後上下の四個所にもそれぞれ同様に取付ける。
First, the
そして、一対のラック部2p,2qを用意し、一方のラック部2pの四個所に取付けた各掛止部材5p…を、左壁面Mpに取付けた対応する各フック部3…の保持部3s…に掛止するとともに、他方のラック部2qの四個所に取付けた各掛止部材5q…を、右壁面Mqに取付けた対応する各フック部3…の保持部3s…に掛止すればよい。このように、左右壁面Mp,Mqに対するラック部2p,2qの取付けは、きわめて容易に行うことができる。
Then, a pair of
また、この際、ラック部2p,2qは、保持位置変更手段4(保持位置選択機構11)における二つの異なる保持位置Xa,Xbを選択して取付けることができる。即ち、図4に示すように、ラック収容室Rcfに横幅の広いトレイTa…を収容する際は、図2の拡大抽出図及び図4に仮想線で示すように、ラック部2p,2qの各掛止部5pf…,5qf…を第一保持部3sa…に掛止する。この場合、保持位置Xaを選択したため、左右のトレイ支持部2ps…と2qs…の間隔が広くなり、横幅の広いトレイTa…を収容することができる。これに対して、ラック収容室Rcfに、横幅の狭いトレイTb…を収容する際は、図2の拡大抽出図及び図4に実線で示すように、ラック部2p,2qの各掛止部5pf…,5qf…を第二保持部3sb…に掛止する。この場合、保持位置Xbを選択したため、左右のトレイ支持部2ps…と2qs…の間隔が狭くなり、横幅の狭いトレイTb…を収容することができる。なお、図5中、矢印Fioは、ラック収容室Rcfに対するトレイTa…,Tb…の出入方向を示す。
At this time, the
このように、ラック装置1に、左右壁面Mp,Mqに取付け、かつ保持部3s…によりラック部2p,2qを保持する複数のフック部3…と、ラック部2p,2qを保持する保持部3s…の左右壁面Mp,Mqに対する保持位置X…を変更可能な保持位置変更手段4…を設ければ、左右のラック部2pと2q間の間隔を変更することができる。したがって、少なくとも大きさ(幅寸法)の異なる複数種類のトレイTa…,Tb…を使用することができ、汎用性に優れる。しかも、保持位置変更手段4…を設けるに際しては、左右壁面Mp,Mqに取付けたフック部3…の改良のみで実現可能なため、比較的単純な構成によりきわめて容易に実施できる。したがって、低コスト性に優れるとともに、保持位置変更手段4…に伴う占有スペースもほとんど広がらないため、無用な大型化を回避することができる。なお、保持位置変更手段4…により、フック部3…の突出長が大きくなり、この結果、見掛上は、デッドスペースが広がるが、図4に点線矢印Fp,Fqで示すように、冷気送風が左右壁面Mp,Mqに沿ってラック収容室Rcfに流れ込むため、左右壁面Mp,Mqとラック部2p,2q間の広がりは、冷却エリアの均一性、更には冷却効率が高められることになり、見掛上のデッドスペースの広がりは必ずしも不利とはならない。
In this way, the rack device 1 is attached to the left and right wall surfaces Mp, Mq, and a plurality of
一方、本実施形態に係るラック装置1では、図1に示すように、掛止部材5p…,5q…をラック本体部2pmに取付ける際に、上下非対称の位置に取付けるため、トレイ支持部2ps…,2qs…の高さ位置を容易に変更することができる。即ち、図1(a)に示すように、ラック本体部2pmの上端と上部位置に配する掛止部材5p…,5q…間の間隔Luと、ラック本体部2pmの下端と下部位置に配する掛止部材5p…,5q…間の間隔Ldを、Lu>Ldの関係に選定したため、この状態で使用する場合は、ラック部2p,2qの高さ位置は上寄りとなり、図1(a)に示すように、ラック収容室Rcfの天井位置Xuと最上部におけるトレイ支持部2psの間隔Lsuは狭くなるとともに、底面位置Xdと最下部におけるトレイ支持部2psの間隔Lsdは広くなる。したがって、最下部のトレイ支持部2psには、底の浅いトレイから底の深いトレイTpまで載せることができるため、標準的な高さ構成として利用することができる。
On the other hand, in the rack apparatus 1 according to the present embodiment, as shown in FIG. 1, when attaching the latching
ところで、図1(b)に示すように、底の浅いトレイTnを収容する場合には、図1(a)に示す標準的な高さでは、ラック収容室Rcfの下部にデッドスペースが生じてしまう。したがって、この場合には、図1(a)に示すラック部2p,2qの上下を反転させてフック部3…に掛止することができる。即ち、図1(b)に示すように、下部位置に配した掛止部材5p…,5q…を上側のフック部3…に掛止し、上部位置に配した掛止部材5p…,5q…を下側のフック部3…に掛止すればよい。これにより、ラック収容室Rcfの天井位置Xuと最上部におけるトレイ支持部2psの間隔Lsuは広くなるとともに、底面位置Xdと最下部におけるトレイ支持部2psの間隔Lsdは狭くなる。したがって、ラック収容室Rcfの下部にはデッドスペースが生じなくなるとともに、ラック収容室Rcfの上部には広い空間を確保できるため、最上部に配するトレイTnには、他の段のトレイTn…と同じものを載せたり、或いは必要により高さのある食材や大きな食材を載せることができる。
By the way, as shown in FIG. 1B, when the tray Tn having a shallow bottom is accommodated, a dead space is generated in the lower portion of the rack accommodating chamber Rcf at the standard height shown in FIG. End up. Therefore, in this case, the
また、この際、ラック本体部2pm,2qmに設けたマーキングによる反転表示部6m…は、図1(b)に示すように、上側に位置するとともに、黄色等の比較的目立ちやすい色で着色してあるため、ユーザは一目でラック部2p,2qが反転したことを確認することができる。即ち、図1(a)は、反転表示部6m…が下側に位置し、ラック部2pが上位置に保持された標準モードであることを示し、図1(b)は、反転表示部6m…が下側に位置し、ラック部2pが下位置に保持された底の浅いトレーTnを支持する反転モードであることを容易に確認できるとともに、高さ位置の変更を確実かつ円滑に行うことができる。
At this time, the
しかも、反転表示部6m…の位置が左右において異なっている場合にも、一目でその状態が判るため、万が一、左右のラック部2p,2qの一方を変更し忘れていた場合であっても、その状態を確認することができ、常に左右のラック部2p,2qの高さを一致させることができる。したがって、トレイTp…,Tn…の収容時に、トレイTp…,Tn…が傾斜し、食材を零したり痛めてしまうなどの不具合を確実に回避できる利点がある。
In addition, even when the positions of the
このように、本実施形態に係るラック装置1では、左右壁面Mp,Mqに取付けた各フック部3…に対して掛止可能な少なくとも異なる二以上の掛止部5pf…,5ps…,5qf…,5qs…を有し、この掛止部5pf…,5ps…,5qf…,5qs…を選択することによりフック部3…への掛止時に庫内Sにおける高さLsd…,Lsu…を変更可能なラック部2p,2qとを備えるため、ラック部2p,2qの高さ位置の変更をきわめて容易かつ迅速に行うことができる。したがって、深さの異なる複数種類のトレイTp…,Tn…を頻繁に使用するような場合であっても全体の作業能率を飛躍的に高めることができる。また、ラック部2p,2qに、複数の縦フレームfv…と複数の横フレームfh…の組合わせにより上下対称に構成したラック本体部2pm,2qmを用いるとともに、ラック本体部2pm,2qmにおける上下非対称の位置に、向きが反対方向となる少なくとも二つの掛止部5pf…,5ps…,5qf…,5qs…を有する掛止部材5p…,5q…を設け、ラック本体部2pm,2qmの上下を反転させて掛止部材5p…,5q…の掛止部5pf…,5ps…,5qf…,5qs…を選択可能に構成したため、トレイTp…,Tn…の前後方向(壁面方向)位置を変更することなく、任意の高さ位置に変更することができる。特に、本実施形態に係るラック装置1は、保存庫M、特に、例示の冷却庫Mcに用いて最適である。即ち、業務用の急速冷却庫(ブラストチラー)に適用すれば、この種の急速冷却庫を使用するホテルやレストラン等におけるユーザの利便性や使い勝手を高めることができる。
Thus, in the rack apparatus 1 according to the present embodiment, at least two different engaging portions 5pf, 5ps,..., 5qf, which can be engaged with the
次に、本発明の変更実施形態に係るラック装置1について、図5〜図7を参照して説明する。なお、図5〜図7において、図1〜図4と同一部分(同一機能部分)には同一符号を付してその構成を明確にするとともに、その詳細な説明は省略する。また、図5〜図7においては、組み合わせて使用する複数の部材(部品)のうち一つ(一方)のみを示すが、他(他方)も同様に構成することができる。 Next, a rack apparatus 1 according to a modified embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 5 to 7, the same parts (same function parts) as those in FIGS. 1 to 4 are denoted by the same reference numerals to clarify the configuration, and detailed description thereof is omitted. 5-7, although only one (one) is shown among several members (components) used in combination, the other (the other) can also be comprised similarly.
まず、図5(a)〜(d)に示す変更実施形態は、ラック本体部2pmに設けてラック部2pの上下を示す反転表示部6mの変更形態を示す。図1及び図2における実施形態では、マーキングによる反転表示部6mを示したが、図5(a)は、矢印等の図形による反転表示部6aを示す。また、図5(b)及び(c)は、形状変更による反転表示部6bを示し、このうち、図5(b)は、横フレームfh自体の形状を直接変更する場合、図5(c)は、別の横フレームfheを追加して全体の形状を変更する場合を示している。さらに、図5(d)は、例えば、弾性材により形成した断面C形のパイプ状をなす色付きの表示部材6cxを、横フレームfhの外面に嵌め込んで取付けた反転表示部6cである。図5(d)の場合には、表示部材6cxを他の色の表示部材6xcと交換するなどにより他の情報、例えば、特定のトレイ専用などの情報を付加表示できるなど機能性(多様性)に優れる。なお、このような反転表示部6m,6a,6b,6cは、単独で用いてもよいし、組合わせて用いてもよい。このように、反転表示部6m…は、各種形態により実施可能である。
First, the modified embodiment shown in FIGS. 5A to 5D shows a modified form of the
一方、図6に示す変更実施形態は、掛止部材5pの変更形態を示す。図6に示す掛止部材5pは、図1に示した上下に掛止部5pf,5psを有する掛止部材5pに対して、さらに、掛止部5pmを掛止部材5pの中間位置に追加したものであり、この場合、異なる三つの高さ位置を選択できる。
On the other hand, the modified embodiment shown in FIG. 6 shows a modified form of the retaining
他方、図7に示す変更実施形態は、フック部3の変更実施形態を示す。図7に示すフック部3は、図1に示した保持位置変更手段4(保持位置選択機構11)とは異なり、保持位置Xを無段階に変更可能な保持位置可変機構12により構成したものである。したがって、ユーザは必要とする任意の保持位置X…を設定できるため、例えば、新らしい種類のトレイを追加するような場合であっても的確かつ柔軟に適応できる利点がある。図7は、左壁面Mpから一端を固定したネジ棒41を突出させ、このネジ棒41上に、ナット部を利用したリング形(筒形)の保持ブロック42を螺合したものである。したがって、保持ブロック42の内周面には、ネジ棒41に螺合するネジ孔を有するとともに、外周面に保持部3sを形成する。この変更実施形態では、保持ブロック42を回動させることにより、保持ブロック42をを軸方向へ変位させることができ、これにより、保持部3sによる保持位置X…を容易に設定できるとともに、保持位置X…を任意の位置に無段階で設定できる。
On the other hand, the modified embodiment shown in FIG. 7 shows a modified embodiment of the
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。 Although the best embodiment has been described in detail above, the present invention is not limited to such an embodiment, and departs from the gist of the present invention in the detailed configuration, shape, material, quantity, numerical value, and the like. It can be changed, added, or deleted as long as it is not.
例えば、ラック部2p,2qは、複数の縦フレームfv…と複数の横フレームfh…の組合わせにより上下対称に構成したラック本体部2pm,2qmを用いたが、必ずしも上下対称に構成することを要しないし、フレーム以外の構成を排除するものではない。また、ラック装置1として、左右壁面Mp,Mqに取付け、かつ保持部3s…によりラック部2p,2qを保持する複数のフック部3…と、ラック部2p,2qを保持する保持部3s…の左右壁面Mp,Mqに対する保持位置X…を変更可能な保持位置変更手段4…を設けた場合を示したが、必ずしも保持位置変更手段4…を設けることを要せず、単純なフック部3…を用いてもよい。なお、本発明に係るラック装置1は、保存庫M、特に、冷却庫Mcに適用することが最も望ましいが、その他、加熱庫や試験庫など各種保存庫Mをはじめ、保存するものも、食材のみならず各種物品に適用できる。
For example, the
1:保存庫用ラック装置,2p:ラック部,2q:ラック部,2ps…:トレイ支持部2qs…:トレイ支持部,2pm:ラック本体部,2qm:ラック本体部,3…:フック部,3s…:保持部,4…:保持位置変更手段,5pf…:掛止部,5ps…:掛止部,5qf…:掛止部,5qs…:掛止部,5p…:掛止部材,5q…:掛止部材,6m:反転表示部,6a:反転表示部,6b:反転表示部,6c:反転表示部,6cx:表示部材,M:保存庫,Mc:冷却庫,Mp:左壁面,Mq:右壁面,S:庫内,Ta…:トレイ,Tb…:トレイ,Lsd…:高さ,Lsu…:高さ,fv…:縦フレーム,fh…:横フレーム,X…:保持位置 1: rack unit for storage, 2p: rack part, 2q: rack part, 2ps ...: tray support part 2qs ...: tray support part, 2pm: rack body part, 2qm: rack body part, 3 ...: hook part, 3s ...: Holding portion, 4 ...: Holding position changing means, 5pf ...: Latching portion, 5ps ...: Latching portion, 5qf ...: Latching portion, 5qs ...: Latching portion, 5p ...: Latching member, 5q ... : Latching member, 6m: reverse display section, 6a: reverse display section, 6b: reverse display section, 6c: reverse display section, 6cx: display member, M: storage, Mc: cooling box, Mp: left wall, Mq : Right wall surface, S: Inside, Ta ...: Tray, Tb ...: Tray, Lsd ...: Height, Lsu ...: Height, fv ...: Vertical frame, fh ...: Horizontal frame, X ...: Holding position
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