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JP4893066B2 - 情報入出力装置 - Google Patents
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Description

本願発明は、ATM(現金自動預払機)等の暗証番号等を入力する際に好適な、セキュリティ性が高く、ユーザの取り扱い性に優れた情報入出力装置に関する。
本人確認等に使用される暗証を入力するための情報入出力装置としては、例えば、金融機関の店舗等に設置されているATMに用いられているものが知られている。
このATMにおいては、暗証を入力する際、タッチパネル等の画面に表示された番号を選んで押すものが主流となっている。
このとき、押されたキーは形状や色が視覚的に変化するので、ユーザは押した暗証を確認しながら画面操作することができる。
しかしながら、近年、ATMは金融機関から空港・駅構内等の公共空間に置かれるようになり、それに伴ってセキュリティ上の問題が発生してきている。例えば、駅構内に置かれたATMで現金を引き落とす場合、ATMの配列パターンが分かると、画面上のキーを見えないように操作しても、腕・肘の位置や動きでどの数字を押しているかも分かり、暗証番号等の重要な情報が外部に漏れるという問題が懸念される。
特開平5−233677号公報
そこで、最近では、特許文献1のようにボタンのパターンを変化させ、数字キーの配列を変化させたパターンを用い、暗証番号 入力時にキーパターンを表示して暗証番号 を入力させることにより、他人にどの数字を押しているか判らないようにし、暗証番号 が推測されるのを防止することが行われている。
しかしながら、特許文献1では、各キーパターンにおける数字キーの配列方向が一定でなく、暗証番号入力の度に、ランダムにボタンが変化するため、ユーザの操作性が悪くなる上、入力ミスや、その入力ミスに伴う訂正の回数も増加し、入力時間が長くかかるという問題を生じている。
本発明は、このような上記事情に鑑みなされたもので、このような問題を解決することができる情報入出力装置を提供する。
本発明は、表示されたボタンを押下して所定の情報が入力される表示部を有する情報入出力装置において、ボタン群と反応法名との対応を定義した入力パターン記憶部と、前記反応法名と表示の反転または点滅を含む表示反応法の対応を定義した反応法定義部とを備え、前記ボタン群の一つのボタンが押下されると、前記入力パターン記憶部を参照して前記ボタン群の該一つのボタンと異なるボタンを選択し、前記反応法定義部を参照して該異なるボタンの表示を一瞬反転させることを特徴とする情報入出力装置を提供する。
また、表示されたボタンを押下して所定の情報が入力される表示部を有する情報入出力装置において、ボタン群と反応法名との対応を定義した入力パターン記憶部と、前記反応法名と表示の反転または点滅を含む表示反応法の対応を定義した反応法定義部とを備え、前記ボタン群の一つのボタンが押下されると、該一つのボタンの押下された部分を一瞬点滅させ、その後に前記入力パターン記憶部を参照して前記ボタン群の該一つのボタンと異なるボタンを選択し、前記反応法定義部を参照して該異なるボタンの表示を一瞬反転させることを特徴とする情報入出力装置を提供する。
本発明は、現金自動預払機のような公共空間に置かれる情報端末において、暗証番号などの他人に見られるとセキュリティ上問題がある情報を入力をする場合に、当該機器ユーザの遠方から押した位置が見えて入力した情報が他人に分かってしまうと言った問題を防ぐことができる。
また、ユーザが押したボタンとは異なるボタンの形状が変わったり点滅させて反応させるために、ユーザの背後から見られた場合、あたかも別のボタンが押されたように見えるので、より一層セキュリティ性を向上させることができる。
更に、本発明によれば、遠方からは別のボタンが押されたように見えると同時に、押した本人はどのボタンを押したのか理解できるように構成できるようにボタンの表示が変更できるのでユーザ自身の利便性を飛躍的に向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明による情報入出力装置の実施例を説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。
図1は、本発明の実施例1における情報入出力装置の概略の構成を示すブロック図であり、情報入出力装置の全体構成図を示す。図1に示す情報入出力装置は、主プログラムに従って装置全体を制御する制御手段(例えば、中央処理装置(CPU)を含む主演算部2を有している。
この情報入出力装置1には、情報格納用の記憶部3と、主演算部2で処理された情報を出力する出力部9と、実際に入力を行うための入力部8と、ボタン反応をつかさどるボタン反応部7とがそれぞれ接続されている。
本発明の情報入出力装置1においては、記憶部3中には、主プログラムを格納する主プログラム部4の他に、入力パターン記憶部5、反応法定義部6がそれぞれ設けられている。
ここで、上記入力パターン記憶部5は、図2に示される、変更ボタン群情報50、変更ボタン群51、反応法名52のパターンデータを格納したもので、これら各項目についての詳細は後で説明する。
また、反応法定義部6は、上記入力パターン記憶部5のパターンデータに定義された反応法を付与するためのデータが格納されている。例えば、入力パターン記憶部5にある一つのテンキーデータを選択した場合、反応法定義部6によってそのデータに定義を施して押下した数字と異なる数字を点滅させる(例えば、1と押した場合、7を点滅させるように、押下した数字と異なる数字を点滅させる)というような反応を定義するものである。
次に、図2は図1の情報入出力装置中の記憶部3の構成図を示す。この記憶部3は、上述したように、主プログラム部4、入力パターン記憶部5、反応法定義部6が設けられている。主プログラム部4には、情報の入力を受けて計算して結果を表示するなどの情報入出力装置1を動作させるプログラムが格納されている。
また、入力パターン記憶部5は、選択可能な複数の入力パターンが格納されており、このパターンはテーブルとして構成されている。そして、主プログラム部4中に含まれる入力パターンすべてが、変更ボタン群情報50すなわち50-1, 50-2, ・・・という形式で格納されている。
上記変更ボタン群情報50は、変更ボタン群51、反応法名52の出力可能な組み合わせを連番で表示したものであるが、本発明においては必須の項目ではなく、省略してもよい。変更ボタン群51に列挙されたボタン名は、画面に表示させたいボタンを一意に識別できるボタン名を示す。詳述すると、図2の変更ボタン群51はそれぞれボタン名51−aごとに入力される番号の配列が示されている。例えば、変更ボタン群51の第1行目に記載されたボタン名X1,X2,X3・・・は、後述する図5の51−1aにX1を、51−1bにX2を付与するというように順に表示されている。なお、X1,X2,X3,Y1等は重複のない任意の数字(例えば、X1は5、X2は1というように定義できる)であり、ボタンそのものの表示を示すものではない。
反応法名52は、各変更ボタン群の反応の名前であり、この名前は、下記反応法定義部6で定義されている。
反応法定義部6は、上記入力パターン記憶部5の反応法名52にそれぞれ対応する表示反応法62、音反応法63が関連付けられたテーブルとして構成されており、すべての反応法がそれぞれ反応法60すなわち60−1、60−2,・・・という形式で格納されている。
ここで、反応法名61は、各反応法を唯一に識別できる情報で、図2では、その名称が上記入力パターン記憶部5内に格納されている反応法名52と同じ名称で定義されている。
表示反応法62には、ボタンが押されたことを画面で表示として示すための反応法が記述されている。
また、音反応法63には、入力の際にボタン(ボタン)が押されたことを音で示す(消音設定も含む)ための反応法が記述されている。
上記表示反応法62と音反応法63によって選択された情報は、実際には、図1に示す、出力部9で更に処理が行われ、表示反応法62に対しては、実際の表示を画面に出力する表示出力部10、音反応法63音に対しては実際の音(消音を含む)を出力する音出力部11がそれぞれ設けられており、出力できるようになっている。
次に、図1の情報入出力装置の主演算部2を使用した情報処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。
図1の装置で情報処理が開始されると、主演算部2は、主プログラム部4に格納されている主プログラムを実行する過程で、ボタン入力があるか否かを判定する(ステップ1)。ボタン入力がある場合、主演算部2は入力部8にボタン入力を受け付けさせる(ステップ2)。押されたボタンの(各ボタンを一意に識別する)ボタン名51−aは主プログラム部4に登録されており、それを元にボタン反応部7は、変更ボタン群51にボタン名51−aが一致する変更ボタン群情報50があるかどうかを判定する(ステップ3)。(なお、ここでいうボタン名51−aとはボタン名の総称をいい、具体的なボタン名が51−aで表示されるという意味ではない。)。
その結果、一致する変更ボタン群情報50がある場合は、ボタン反応部7はそれを取り出す(ステップ4)。そしてボタン反応部7は、ステップ4で取り出された変更ボタン群情報50の変更ボタン群51から、押されたボタン名51−a以外のボタン名51−aを一つ選びだす(ステップ5)。ボタン反応部7はその後で、ステップ5で選ばれたボタン名51−aについて、上記ステップ4で取り出された変更ボタン群情報50の反応法名52に登録された反応法を実行する(ステップ6)。この反応法は、反応法名52が一致する反応法60の表示反応法62と音反応法63に従う。なお、表示反応法62と音反応法63に必要な詳細な情報は(表示位置や表示の大きさ、音量など)、主演算部2から受け取るものとする。
一方、ステップ3で一致する変更ボタン群情報50がない場合は、押されたボタン名51−aについて、標準の反応をさせる。標準の反応は,反応定義部6に標準の反応の内容を記述しておいて,それを参照することによって行う.
ステップ6あるいはステップ7でボタン反応部7がボタンの反応をさせ終わったら、主演算部2が、押されたボタン名51−aに対する手続きを、主プログラム部4の処理にしたがって実行する。
図4は、図3の内容の具体例を示す図である。図5は、図3の場合の表示出力部10の画面表示の一例を示す。なお、図4の例では表示出力部10はタッチパネルとなっており、入力部8もかねている。
図5の画面ではボタン51−1a〜51−1jの合計10個のボタンが変更ボタン群51を構成しており、図4では変更ボタン群情報50−1に該当する情報が格納されている(変更ボタン群としては51−1に格納されている)。これらのボタンが押された場合の反応法名52は標準(52−1)であり、反応法名52の場合の反応法は、反応法60−1に記載されている。すなわち、表示反応法62はボタン全体を一瞬反転(62−1)させ、音反応法63はクリック音(63−1)である。
10dはユーザがボタンを押した状態を表しており、この場合は押された「0」のボタン(ボタン名51−1j)のかわりにボタン名51−1iが反応(黒い縁取りで表されている)している。10dと51−1iの黒い縁取り以外の表示は、主演残部2が主プログラム部4に従って表示している。
なお、図5の画面には取り消しボタン10c−1、 訂正ボタン10c−2、 確認ボタン10c−3もそれぞれボタンであるが、これらが押された場合は当該ボタンが反応して何等問題がないために、変更ボタン記憶部5に、これらのボタン名は登録されていない。
実施例2の構成は、処理のフローが若干異なるが、図6で実施例1と同様の構成は図1の番号を参照し、その説明は省略する。なお、図面からも明らかであるが、本実施例2においては、実施例1の記号を一部参照しているため、ステップ1,2,9,3,4,5,6,7,8の順に処理が行われる。
図6は実施例2を示すフローチャートである。この実施例1のフローチャートと異なる点を破線により示した(ステップ9)。このステップ9は、実施例1におけるステップ2とステップ3との間に採用されるステップで、このステップ9は押したボタンのボタン名51−aが入力パターン記憶部5に登録されているかどうかにかかわらず、押した箇所がわかるように反応させる(例えば、図4の「押した部分を一瞬点滅」させる反応法60−2を選択する)ものである。
実施例2においては、実施例1で押したボタンのすぐ隣のボタンが反応した場合、距離が近いために本当に隣のボタンを押してしまったとユーザが勘違いするというおそれを可及的に回避できる。即ち、実施例2では、押した箇所を目立たなく反応させるので、ユーザは自分が押した箇所を視認できる。また、このように押した箇所を反応させることによって、ボタンのどの位置を実際に押したことになったのかを理解することができ、ボタンを押す回数が増えるにつれて、徐々にボタンの中央を押すように学習していくことができる。これによって、ボタンの押し間違いを防ぐこともできる。
本発明の実施例にかかる装置は、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の構成を採ることができ、このような構成としては、以下のものを例示することができる。
実施例1のステップ5(図3)、実施例2のステップ5(図6)において、押されたボタンと異なるボタンを反応させる場合、その反応方法は特に制限されるものではなく、例えば、押されたボタン名51−a以外のボタン名51−aを一つ選びだす場合、押したボタンに隣接するボタンを選ぶようにしたり、あるいはランダムに選定したりすることなど、様々な選択法が可能である。
また、実施例1、2においては、ボタンを一意に指定できる名前をすべてのボタンに付与することとしたが、画面に一意に識別できる番号を付与して、一画面の中でボタンを一意に指定できる名前をボタンに付与する形で変更ボタン群情報を作っても良い。
更に、実施例2のステップ2(図6)において「指で押された場所を表示」してユーザにボタンを押した位置を示していたが、この表示は任意であり、つけなくても、また振動などを付与して押した位置をユーザに知らせる態様にすることもできる。
実施例1の図5では表示部としてタッチパネル画面の例を示したが、表示部に表示されるボタンはハードウェアのボタンとして画面外に設置されていても良い。すなわち、入力部8や表示出力部10の構成は特に制限されるものではなく、通常、タッチパネルが主流であるが、これ一つである必要はなく、タッチパネルの周りにボタン部分を複数に分散させて設置することもできる。
実施例1、2では、押されたボタンを含む変更ボタン群から押されたボタン以外のボタンを一つ選んでそのボタンを反応させていたが、選んで反応させるボタンは複数でも良い。
本発明の実施例1における情報入出力装置を示す全体構成図である。 図1の情報入出力装置中の記憶部の構成を示すブロック図である。 図1の情報入出力装置における情報処理の内容を示すフローチャートである。 図1中の選択肢情報の内容の一例を示す図である。 実施例1の操作表示部の画面表示の一例を示す図である。 本発明の実施例2における情報入出力装置の概略の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1、1A 情報入出力装置
2 主演算部
3 記憶部
4 主プログラム部
5 入力パターン記憶部
6 反応法定義部

Claims (3)

  1. 表示されたボタンを押下して所定の情報が入力される表示部を有する情報入出力装置において、ボタン群と反応法名との対応を定義した入力パターン記憶部と、前記反応法名と表示の反転または点滅を含む表示反応法の対応を定義した反応法定義部とを備え、
    前記ボタン群の一つのボタンが押下されると、前記入力パターン記憶部を参照して前記ボタン群の該一つのボタンと異なるボタンを選択し、前記反応法定義部を参照して該異なるボタンの表示を一瞬反転させることを特徴とする情報入出力装置。
  2. 表示されたボタンを押下して所定の情報が入力される表示部を有する情報入出力装置において、ボタン群と反応法名との対応を定義した入力パターン記憶部と、前記反応法名と表示の反転または点滅を含む表示反応法の対応を定義した反応法定義部とを備え、
    前記ボタン群の一つのボタンが押下されると、該一つのボタンの押下された部分を一瞬点滅させ、その後に前記入力パターン記憶部を参照して前記ボタン群の該一つのボタンと異なるボタンを選択し、前記反応法定義部を参照して該異なるボタンの表示を一瞬反転させることを特徴とする情報入出力装置。
  3. 請求項1または2の情報入出力装置において、前記異なるボタンは、前記ボタン群の前記一つのボタン以外のボタンからランダムに選択されることを特徴とする情報入出力装置。
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