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JP4893263B2 - 光源装置及び画像表示装置 - Google Patents
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Description

本発明は、光源装置及びこれを備えた画像表示装置に関する。
近年の投射型画像表示装置では、光源として超高圧水銀ランプなどの放電ランプが用いられるのが一般的である。しかし、このような放電ランプは、寿命が比較的短い、瞬時点灯が難しい、色再現範囲が狭い、ランプから放射された紫外線が液晶ライトバルブを劣化させてしまうことがある等の課題がある。そこで、このような放電ランプの代わりに、単色光を照射するレーザ光源を用いた投射型画像表示装置が提案されている。そして、このような投射型画像表示装置には、特許文献1〜3に記載されたようなレーザ光源を利用することが可能である。しかしながら、レーザ光源は、上記のような課題を持たない反面、干渉性を有するという欠点を持っている。そこで、レーザ光の干渉性を低減させたレーザ照明装置が提案されている(例えば、特許文献4参照。)。
この特許文献1に記載のレーザ照明装置は、レーザ光源と、レーザ光源から射出された光を複数の光に分割する分割光学素子と、分割した複数の光の進行方向を変え、かつ、複数の光の光路長をそれぞれ変える光学素子が集まったユニットとを備えている。レーザ光源から射出され、分割光学素子により分割された複数の光は、ユニット内の45度で傾いたミラー面においてそれぞれ反射する。そして、ミラー面により反射した複数の光は、ユニットより平行光として射出される。このとき、当該ユニットによって複数の光の光路長をそれぞれ異ならせることで、レーザ光の干渉性を低減させている。
特開昭59−128525号公報 特開平7−86668号公報 米国特許第5,762,227号 特開2003−31872号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のレーザ照明装置では、レーザ光源から射出され、分割された複数のレーザ光の干渉性を抑えるためには、それぞれの光の光路長の差を干渉距離(コヒーレンス長)以上にする必要が生じる。ここで、レーザ光のコヒーレンス長は数cmから数mである。つまり、特許文献1のレーザ照明装置では、複数の光に数cmから数m以上の光路差を与えることになる。したがって、特許文献1の照明装置は、非常に大型なものとなってしまう。
また、ユニットに設けられたミラー面においてそれぞれ反射した光は、平行光としてユニットから射出されるため、後段に配置される光学素子も大型化してしまい、コストが高くなってしまう。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、簡易な構成、かつ、小型,低コストであるとともに、射出される光の干渉性を抑えることが可能な光源装置及び画像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の光源装置は、特定の振動方向の光を発光するレーザ光源と、該レーザ光源から射出された光の波長を所定の波長に変換する波長変換素子と、該波長変換素子から射出された光のうち前記所定の波長に変換された光を透過させ、前記所定の波長に変換されなかった光を反射させて、前記レーザ光源の方へ戻す外部共振器と、を備え、該外部共振器から射出された光により、光学素子を介して光変調装置を照明する光源装置であって、前記レーザ光源と前記波長変換素子との間に配置されるとともに、前記外部共振器において反射された光のうち、前記レーザ光源の方へ向かう光路において、前記波長変換素子を通過することによって前記所定の波長に変換された光を反射させて前記レーザ光源とは異なる位置へ導くとともに、前記所定の波長に変換されなかった光を前記レーザ光源の方へ透過させる分離部と、該分離部において反射された光を前記光学素子に向けて反射させる反射部とを備え、前記外部共振器を透過して前記光学素子に向かう光の光路である第1光路、あるいは、前記分離部において反射され前記反射部を介して前記光学素子に向かう光の光路である第2光路上に、前記第1光路あるいは前記第2光路を進行する光に1/2波長の位相差を付与可能な偏光変換手段とを備え、前記外部共振器から射出された波長変換後の光と前記反射部で反射された波長変換後の光とが、互いに偏光方向が異なる状態となって前記光学素子にそれぞれ入射することを特徴とする。
本発明に係る光源装置では、レーザ光源から射出された光は波長変換素子を通過する。波長変換素子から射出された光のうち、所定の波長の光に変換された光は、外部共振器を透過し、光学素子に入射する。一方、波長変換素子から射出された光のうち所定の波長に変換されなかった光は、外部共振器において反射され、レーザ光源の方へ戻され、再度、波長変換素子を通過する。そして、その一部は、所定の波長に変換される。本発明は、このように、外部共振器において反射された光のうち、レーザ光源の方へ向かう光路において、波長変換素子を透過することによってし、所定の波長に変換された光を、分離部において反射させて、レーザ光源とは異なる位置へ導く。さらにその後、反射部において反射させることによって、光学素子へ入射させる。
さらに、本発明では、偏光変換手段により、第1光路を進行する光あるいは第2光路を進行する光に1/2波長の位相差が付与可能となっている。これにより、第1光路を進行する光あるいは第2光路を進行する光は、特定の振動方向と直交する振動方向の光となる。したがって、光学素子に入射する第1光路を進行する光と、第2光路を進行する光とは、偏光面が異なるため、干渉性が抑えられた光となる。その結果、光学素子において重ね合わされた第1光路を進行する光と第2光路を進行する光との干渉縞を抑えることが可能となる。したがって、本発明では、偏光変換手段を備えることにより、簡易な構成、かつ、装置全体を小型化するとともに、射出する光の干渉縞を抑えることが可能な光源装置を実現することができる。
また、本発明の光源装置は、前記偏光変換手段が、位相差板であることが好ましい。
本発明に係る光源装置では、偏光変換手段が位相差板であるため、第1光路あるいは第2光路上に配置することができる。したがって、第1光路を進行するレーザ光に位相差を付与したり、第2光路を進行するレーザ光に位相差を付与したりと、必要に応じて代えることができるため、偏光変換手段の配置の自由度が向上する。
また、本発明の光源装置は、前記位相差板を前記第1光路あるいは前記第2光路を進行する光の中心軸に対して垂直な面内で回転させる回転手段を備えることが好ましい。
本発明に係る光源装置では、回転手段により位相差板を回転させることにより、偏光変換手段より射出される光は、偏光面が回転する。これにより、レーザ光源から射出された光の偏光面と位相差板の光学軸とのズレが生じ、第1光路を進行する光と第2光路を進行する光との位相差が1/2波長でない場合でも、偏光面を回転させることで、光学素子から射出される光は、残像効果により時間積分されて、干渉性が低下することになる。その結果、ぎらつきが抑えられた光となる。したがって、簡易な構成により、光学素子から射出される光のぎらつきの発生を抑えることが可能となる。
また、本発明の光源装置は、前記位相差板が、前記反射部の反射面上に設けられていることが好ましい。
本発明に係る光源装置では、分離部において反射された光は、反射部において反射される際、偏光面が特定の振動方向と直交する振動方向の光に変換される。これにより、第1光路を進行し光学素子に入射する光は、特定の振動方向の光であり、第2光路を進行し光学素子に入射する光は、特定の振動方向と直交する振動方向の光であるため、光学素子から射出される光は、干渉縞が抑えられた光となる。また、反射部の反射面上に位相差板が設けられているため、占有スペースを必要としないので、装置全体の小型化を図ることが可能となる。
また、上述のように偏光変換手段が位相差板である代わりに、前記偏光変換手段が、前記レーザ光源から射出された光の偏光面を時間的に変化させる偏光回転素子であっても良い。
本発明に係る光源装置では、偏光回転素子により、第1光路を進行する光あるいは第2光路を進行する光に1/2波長の位相差が付与される。このとき、偏光回転素子から射出される光は、偏光面が時間的に変化しているので、ぎらつきのパターンが時間的に変化するため、光学素子から射出される光は、残像効果により時間積分されて、干渉性が低下することになる。すなわち、レーザ光源の振動方向に合わせて偏光回転素子の偏光軸を合せる必要がないため、組み立てが容易となる。
また、本発明の画像表示装置は、上記の光源装置と、該光源装置から射出された後、前記光学素子を介して射出された光を画像信号に応じて変調する光変調装置と、該光変調装置により変調された光を投射する投射装置とを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像表示装置では、上記光源装置から射出された後、光学素子を介して射出された光によって光変調装置を照明し、光変調装置により変調された画像が、投射装置を介して投射される。このとき、光源装置より射出される光は、上述したように、干渉縞が低減された光となっているので、良好な画像を表示することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る光源装置及び画像表示装置の実施形態について説明する。なお、以下の図面においては、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
[第1実施形態]
本実施形態に係る光源装置10は、レーザ光源11より射出された光の波長を変換し、ロッドインテグレータ(光学素子)15を介して液晶ライトバルブ(光変調装置)20を照明するものである。具体的には、光源装置10は、図1に示すように、単色光を発光するレーザ光源11と、レーザ光源11から射出されたレーザ光の波長を変換する波長変換素子13と、レーザ光源11と波長変換素子13との間に配置されたダイクロイックミラー(分離部)12と、波長変換素子13から射出されたレーザ光のうち、所定の波長の光を透過させ、それ以外の光を反射する外部共振器14と、ダイクロイックミラー12において反射したレーザ光をロッドインテグレータ15に反射させる反射ミラー(反射部)17と、反射ミラー17とロッドインテグレータ15との間に配置されたλ/2板(偏光変換手段:位相差板)18とを備えている。
本実施形態において、レーザ光源11から射出される光の波長は、青色のレーザ光を射出する青色レーザ光源装置の場合は920nm、緑色のレーザ光を射出する緑色レーザ光源装置の場合は1060nm、赤色のレーザ光を射出する赤色レーザ光源装置の場合は1240nmの波長とする。ただし、この波長は単なる一例に過ぎない。レーザ光源11としては、例えば単一の半導体レーザや、複数の半導体レーザがアレイ化されたものを用いることが可能である。
また、レーザ光源11は、直線偏光を射出するものであり、本実施形態では、図1の矢印で示すように、P偏光のレーザ光を射出するものである。
波長変換素子(SHG:Second Harmonic Generation)13は、入射光を所定の波長に変換する光学素子である。本実施形態の場合は、レーザ光源11から射出され、外部共振器14に向かう光は、波長変換素子13を通過することによって、ほぼ半分の波長の光に変換されるものとする。つまり、青色レーザ光源装置の場合は、レーザ光源から射出された光(920nm)は、波長変換素子によって460nmの青色光に変換される。同様に、緑色レーザ光源装置の場合は、レーザ光源から射出された光(1060nm)が530nmの緑色光に、赤色レーザ光源装置の場合は、レーザ光源から射出された光(1240nm)が620nmの赤色光に変換される。ただし、波長変換素子13の変換効率は40〜50%程度である。つまり、レーザ光源11から射出された光のすべてが、約半分の波長のレーザ光に変換されるわけではない。よって、波長変換素子13から射出されるレーザ光は、所定の波長に変換されたレーザ光と、変換されなかったレーザ光とが混ざったものとなる。波長変換素子13による波長変換効率は、非線形の特性を有しており、例えば、波長変換素子に入射するレーザ光の強度が強いほど、変換効率は向上する。なお、レーザ光源11から外部共振器14に向かう光路を往路OWとする。
ここでは、波長変換素子13として、板形状の導波路型のものを用いている。このような導波路型の波長変換素子13を採用した場合、その波長変換素子13の厚みが薄いので、周期分極反転構造が作成し易く、波長変換効率を高め易く、製造コストを低減することができる。
外部共振器14は、波長変換素子13から射出されたレーザ光のうち所定の波長(本実施形態の場合は約半分の波長)に変換されたレーザ光を透過させ、所定の波長に変換されなかったレーザ光を反射させて前記波長変換素子13の方へ戻すものである。本実施形態において、外部共振器14は、波長変換素子13から射出された光のうち、波長変換素子13によって所定の波長に変換されなかった光のみを選択的に約99%の高効率で反射する特性を備えている。波長変換素子13によって所定の波長(青色レーザ光源の場合は920nm、緑色レーザ光源の場合は530nm、赤色レーザ光源の場合は620nm)に変換された光は、外部共振器14を透過する。
外部共振器14を透過したレーザ光は、そのままロッドインテグレータ15に入射する。このように、外部共振器14を透過してロッドインテグレータ15に向かうレーザ光の光路を第1光路A1とする。なお、本実施形態において、第1光路A1とは、外部共振器14を透過してロッドインテグレータ15に向かうレーザ光の中心軸を示している。
一方、波長変換素子13によって所定の波長に変換されなかった光(青色レーザ光源の場合は920nm、緑色レーザ光源の場合は530nm、赤色レーザ光源の場合は620nmの波長の光)は、外部共振器14で反射される。そして、再び波長変換素子13を通過し、レーザ光源11の方へ戻る。このように、外部共振器14からレーザ光源11の方へ向かう光路を復路HWとする。一般的なレーザ光源装置では、このような光はレーザ光源11にそのまま戻される。しかしながら、外部共振器14からレーザ光源11の方へ戻る過程で、波長変換素子13によって所定の波長に変換される光も存在する。ここでいう「所定の波長」とは、外部共振器14が透過させる光の波長と同一の波長(つまり、青色レーザ光源装置の場合は460nm、緑色レーザ光源装置の場合は530nm、赤色レーザ光源装置の場合は620nm)である。ダイクロイックミラー12は、このようにして、復路で所定の波長に変換されたレーザ光が、そのままレーザ光源11に戻らないようにするものである。具体的には、ダイクロイックミラー12は、レーザ光源11と波長変換素子13との間に配置され、外部共振器14において反射されたレーザ光のうち、レーザ光源11の方へ向かう光路(復路HW)において、波長変換素子13を通過することによって所定の波長に変換されたレーザ光を反射させてレーザ光源11とは異なる位置へ導き、所定の波長に変換されなかったレーザ光をレーザ光源11の方へ透過させるものである。ダイクロイックミラー12の反射面は、復路HWの光が45度で入射するように配置されている。従って、復路HWで所定の波長に変換されたレーザ光は、ダイクロイックミラー12によって90度折り曲げられる。
復路HWで所定の波長に変換されなかった光は、ダイクロイックミラー12を透過して、そのままレーザ光源11へ戻される。このように、レーザ光源11へ戻された光は、一部レーザ光源11で吸収されて熱となってしまうが、大部分はレーザ光源11のエネルギーとして用いられたり、レーザ光源11で反射されて再度レーザ光源から射出されたりすることで有効に利用される。
反射ミラー17は、ダイクロイックミラー12によって反射された所定の波長のレーザ光をロッドインテグレータ15に向けて反射させるものである。この反射ミラー17の反射面は、ダイクロイックミラー12によって反射されたレーザ光が、角度θ1で入射するように配置されている。このように、反射ミラー17によって反射され、ロッドインテグレータ15に向かうレーザ光の光路を第2光路A2とする。なお、本実施形態において、第2光路A2とは、反射ミラー17によって反射され、ロッドインテグレータ15に向かうレーザ光の中心軸を示している。
λ/2板18は、入射するレーザ光にλ/2の位相差を付与し、レーザ光の偏光面(偏光方位)を回転させるものである。具体的には、反射ミラー17において反射し、ロッドインテグレータ15に向かって進行するP偏光のレーザ光をS偏光のレーザ光に変換するものである。すなわち、第1光路A1を進行するレーザ光の偏光はP偏光であり、第2光路を進行するレーザ光の偏光はS偏光となる。これにより、ロッドインテグレータ15には、P偏光のレーザ光とS偏光のレーザ光とが入射する。
ロッドインテグレータ15は、その射出端面におけるレーザ光の面内照度分布をほぼ均一にするものである。第1光路A1を進行するレーザ光と第2光路A2を進行するレーザ光は、ロッドインテグレータ15に入射し、その内部で反射される。そして、ロッドインテグレータ15の射出端面において、面内照度分布がほぼ均一化された照明光となって射出される。このように面内照度分布が均一となったレーザ光によって、液晶ライトバルブ20が照明される。
本実施形態に係る光源装置10では、ロッドインテグレータ15に入射する第1光路A1を進行するレーザ光と、第2光路A2を進行するレーザ光とは、偏光面が直交しているため、干渉性を抑えることができる。その結果、ロッドインテグレータ15から射出されるレーザ光の干渉縞を抑えることが可能となる。
つまり、簡易な構成、かつ、小型,低コストであるとともに、射出される光の干渉性を抑えることが可能である。
なお、本実施形態では、λ/2板18を第2光路A2上に設けたが、第1光路A1上に設けても良い。この構成の場合、第1光路A1を進行するレーザ光をS偏光に変換し、第2光路A2を進行するレーザ光はP偏光のままとなる。これにより、上記実施形態と同様に、ロッドインテグレータ15から射出されるレーザ光の干渉性を抑えることが可能となる。このように、λ/2板18を用いることにより、第1光路A1を進行するレーザ光の偏光面を変換したり、第2光路A2を進行するレーザ光の偏光面を変換したりと、必要に応じて代えることができる。さらには、ダイクロイックミラー12と反射ミラー17との間に設け、上記実施形態と同様に第2光路A2の偏光面をS偏光に変換しても良い。すなわち、偏光変換手段が、位相差板であるため、配置の自由度が向上することになる。
また、反射ミラー17の反射面17aに、λ/2板18を設けても良い。
[第1実施形態の変形例]
光源装置10は、図2に示すように、λ/2板18を回転する回転部(回転手段)26を備えた光源装置25であっても良い。回転部26は、λ/2板18をレーザ光の軸(光路A2)に対して垂直な面内で回転させるものである。この構成では、回転部26により、λ/2板18を回転させることにより、λ/2板18から射出される偏光面は回転する。これにより、レーザ光源11から射出された光の偏光面とλ/2板18の軸とのズレが生じ、第1光路A1を進行するレーザ光と第2光路A2を進行するレーザ光との位相差が1/2波長でない場合でも、第2光路A2から射出されるレーザ光の偏光面を回転させることで、ロッドインテグレータ15に入射するレーザ光の偏光面は、0度から±90度まで変化する。具体的には、図3(a)に示すように、第1光路A1を進行するレーザ光がP偏光である場合、干渉縞を確実に抑えるためには、λ/2板18から射出されるレーザ光は、図3(b)の一点鎖線で示すように、S偏光であるのが理想である。しかしながら、λ/2板18から射出されるレーザ光が、図3(b)の実線に示すように、S偏光の振動方向とずれていた場合、λ/2板18を回転させることで、λ/2板18から射出されるレーザ光の偏光面を0度から±90度まで変化することが可能となる。
すなわち、ロッドインテグレータ15の内部において、第1光路A1から入射したP偏光のレーザ光と第2光路A2から入射した0度から±90度まで偏光面が回転するレーザ光とが重ね合わされることになる。したがって、ロッドインテグレータ15から射出される光は、残像効果により時間積分されて、干渉性が低下することになる。その結果、液晶ライトバルブ20に照射される光は、ぎらつきが抑えられた光となる。
さらに、この構成では、レーザ光源11から射出されるレーザ光の偏光方向と、λ/2板18から射出される偏光方向とが、90度異なるように、レーザ光源11及びλ/2板18の配置を規定する必要がないため、組み立てが容易となる。
[第2実施形態]
次に、本発明に係る第2実施形態について、図4を参照して説明する。なお、以下に説明する各実施形態において、上述した第1実施形態に係る光源装置10と構成を共通とする箇所には同一符号を付けて、説明を省略することにする。
本実施形態に係る光源装置30では、偏光変換手段が、レーザ光源11から射出されたレーザ光の偏光面を時間的に変化させる液晶素子(偏光回転素子:偏光変換手段)31である点において、第1実施形態と異なる。
液晶素子31は、図4に示すように、第1電極31a及び第2電極31bにより液晶層31cが挟持された構成になっている。また、第1,第2電極31a,31bは駆動回路35に接続されている。この駆動回路35は、液晶素子31に印加する電圧を制御し、液晶素子31から射出される光の偏光面を時間的に変化させるものである。具体的に、液晶層31cは、TN(Twisted Nematic)モードの液晶が封入された液晶素子31を用いる。そして、駆動回路35からの出力が20Vのときは、液晶素子31に入射したレーザ光の偏光面は、射出後も変化せずにロッドインテグレータ15の入射面15aに入射する。すなわち、液晶素子31に入射したレーザ光が、本実施形態ではP偏光であるため、射出後もP偏光のレーザ光となっている。
また、駆動回路35からの出力が0Vのときは、液晶素子31に入射したレーザ光は、液晶素子31を透過することにより、レーザ光の偏光面が液晶素子31に入射する前に対して90度回転し、ロッドインテグレータ15の入射面15aに入射する。このとき、液晶素子31を透過したレーザ光は、λ/2の位相差が付与されて射出される。
また、駆動回路35から出力される電圧0Vと20Vとの切り替え周波数は、人間が感知可能なフリッカの周波数よりも高い周波数、例えば、30Hz以上、好ましくは60Hz以上に設定されている。
次に、以上の構成からなる本実施形態の光源装置30を用いて、液晶ライトバルブ20を照明する方法について説明する。
レーザ光源11から射出されたP偏光のレーザ光は、図4に示すように、第1実施形態と同様に、P偏光のレーザ光が、ロッドインテグレータ15に入射する。
一方、外部共振器14において反射され、再び波長変換素子13を透過することにより緑色に変換されたレーザ光は、ダイクロイックミラー12及び反射ミラー17において反射し、液晶素子31に入射する。液晶素子31に入射したレーザ光は、駆動回路35における印加電圧が20VのときはP偏光のレーザ光としてロッドインテグレータ15に入射し、印加電圧が0Vのときはλ/2の位相差が付与されてロッドインテグレータ15に入射する。このとき、液晶素子31に印加する電圧を0V,20Vに切り替えることにより、液晶素子31から射出されるレーザ光は、0度から±90度まで偏光面が回転する。
その後、第1実施形態の図3に示すように、ロッドインテグレータ15の内部において、第1光路A1から入射したP偏光のレーザ光と第2光路A2から入射した0度から±90度まで偏光面が回転するレーザ光とが重ね合わされることになる。
本実施形態に係る光源装置30では、第1実施形態の光源装置10と同様の効果を備えている。さらに、本実施形態に係る光源装置30では、液晶素子31から射出される光の偏光面が時間的に変化しているので、ロッドインテグレータ15から射出される光は、残像効果により時間積分されて、干渉性が低下することになる。その結果、液晶ライトバルブ20に照射される光は、ぎらつきが抑えられた光となる。
さらに、この構成では、レーザ光源11から射出されるレーザ光の偏光方向と、液晶素子31から射出される偏光方向とが、90度異なるように、レーザ光源11の偏光軸と液晶素子31の光軸とを合わせる必要がないため、組み立てが容易となる。
なお、本実施形態において、駆動回路35により、液晶素子31に印加される電圧を切り替えたが、例えば、液晶素子31に入射されるレーザ光がP偏光である場合、レーザ光は液晶素子31を透過することによりS偏光に変換されるため、駆動回路35により印加電圧を切り替えなくても良い。
また、偏光変換手段としては、鉛(Pd)、ランタン(La)、ジルコン(Zr)、チタン(Ti)を含む酸化物セラミックスであるPLZT(チタン酸ジルコン酸ランタン鉛)を用いても良い。PLZTは、電気光学効果(Electro-optic Effect:EO効果)を有する材料であり、それらの結晶やセラミックスに電場を加えると屈折率の変化が生じる。このようにして、PLZTの屈折率を変化させ、射出されるレーザ光の位相を変えることにより偏光面を回転させれば良い。
さらに、ダイクロイックミラー12と反射ミラー17との間に液晶素子31を設け、本実施形態と同様に第2光路A2の偏光面をS偏光に変換しても良い。また、液晶素子31を外部共振器14とロッドインテグレータ15との間に配置し、第1光路A1を進行するレーザ光の偏光面を時間的に変化させても良い。
また、本実施形態において、TNモードの液晶を用いたが、垂直モードの液晶であっても良い。
[第3実施形態]
次に、本発明に係る第3実施形態について、図5を参照して説明する。
本実施形態に係る光源装置40では、反射ミラー17の反射面17aに位相差膜(偏光変換手段:位相差板)41が設けられている点において、第1実施形態と異なる。
位相差膜41は、ダイクロイックミラー12を反射したレーザ光にλ/2の位相差を付与し、レーザ光の偏光面を回転させ、S偏光のレーザ光に変換するものである。この位相差膜41は、薄膜であり、反射ミラー17の反射面17aに形成されている。
本実施形態に係る光源装置40では、第1光路A1を進行しロッドインテグレータ15に入射する光は、P偏光のレーザ光であり、第2光路A2を進行しロッドインテグレータ15に入射する光は、S偏光となる。したがって、ロッドインテグレータ15に入射する第1光路A1を進行するレーザ光と、第2光路A2を進行するレーザ光とは、偏光面が直交しているため、干渉性が抑えられた光となる。その結果、光学素子において重ね合わされた第1光路を進行する光と第2光路を進行する光との干渉性を抑えることが可能となる。また、位相差膜41は、薄膜であるため、占有スペースを必要としないので、装置全体の小型化を図ることが可能となる。
[第4実施形態]
次に、本発明に係る第4実施形態について、図6を参照して説明する。
本実施形態に係る光源装置60では、レーザ光源11、ダイクロイックミラー12、波長変換素子13、外部共振器14及び反射ミラー17を収納する筐体61を備える点において、第1実施形態と異なる。
筐体61の外側面61aには、第2光路A2上に、λ/2板18が貼り付けられており、入射するレーザ光にλ/2の位相差を付与し、レーザ光の偏光面を回転させている。
本実施形態に係る光源装置60では、筐体61を備えることにより、λ/2板18を筐体61に設けることができるため、λ/2板18の配置が容易となる。また、筐体61内のレーザ光源11、ダイクロイックミラー12、波長変換素子13、外部共振器14及び反射ミラー17に塵埃等が付着するのを防止することができるため、良質なレーザ光を射出することが可能となる。
なお、λ/2板18は、筐体61の内側面61bであるとともに、第2光路A2上に配置されていても良く、また、第1光路A1上の外側面61aあるいは内側面61bに配置されていても良い。さらには、筐体61に嵌め込まれていても良い。
[第5実施形態]
次に、本発明に係る第5実施形態について、図7を参照して説明する。
本実施形態では、上記第1実施形態の光源装置10を備えるプロジェクタ(画像表示装置)500について説明する。
図7は、上記実施形態の光源装置を備えたプロジェクタ500の説明図である。
プロジェクタ500は、光源装置10R,10G,10Bと、液晶ライトバルブ522,523,524と、クロスダイクロイックプリズム525と、投射レンズ(投射装置)526とを備えている。
図7のプロジェクタ500は、緑色の光源装置10G及び青色の光源装置10Bとしては、第1実施形態の光源装置を用いている。赤色の光源装置10Rはレーザ光源のみで構成されており、レーザ光源から射出される波長620nmのレーザ光を波長変換を行わずにそのまま射出する。なお、緑色の光源装置10Gおよび青色の光源装置10Bの構成等については、第1実施形態で説明したため、詳細な説明を省略する。
また、それぞれの光源装置10R,10G,10Bの後段(光路下流側)には、ロッドインテグレータ(光学素子:均一化手段)15R,15G,15Bが設けられている。これらは、第1実施形態で説明したロッドインテグレータ15と同様のものであるため、詳細な説明を省略する。
赤色の光源装置10Rからの光束は、ロッドインテグレータ15Rにおいて均一化された後、伝達レンズ535Rを透過して反射ミラー517で反射され、赤色光用液晶ライトバルブ20Rに入射する。また、緑色の光源装置10Gからの光束は、ロッドインテグレータ15Gにおいて均一化された後、伝達レンズ535Gを透過して緑色光用液晶ライトバルブ20Gに入射する。また、青色の光源装置10Bからの光束は、ロッドインテグレータ15Bにおいて均一化された後、伝達レンズ535Bを透過して反射ミラー516で反射され、青色の光用液晶ライトバルブ20Bに入射する。伝達レンズ535R,G,Bは、いずれも、ロッドインテグレータ15R,G,Bの射出端面の像を液晶ライトバルブの画像形成領域に伝達するためのものである。本実施形態では、ロッドインテグレータ15R,G,Bと伝達レンズ535R,G,Bの作用により、液晶ライトバルブが均一に照明されるようになっている。なお、ロッドインテグレータ15R,G,Bの射出端面の形状が液晶ライトバルブ20R,G、Bの画像形成領域と同一であり、かつ、ロッドインテグレータ15R,G,Bが液晶ライトバルブ20R,G,Bに近接して配置される場合は、レンズ535R,G,Bを省略することも可能である。また、図7では、伝達レンズ535R,G,Bがほぼ同一形状のレンズとして図示されているが、伝達レンズ535R,G,Bの作用は、光源10R,G,Bと液晶ライトバルブ20R,G,Bの距離等に応じて最適化されるため、必ずしも同一形状になるとは限らない。
各液晶ライトバルブ20R,G,Bの入射側および出射側には、偏光板(図示せず)が配置されている。そして、各光源装置10R,G,Bからの光束のうち所定方向の直線偏光のみが入射側偏光板を透過して、各液晶ライトバルブに入射する。レーザ光は、基本的には偏光状態が揃った光(直線偏光)であるため、入射側偏光板を省略することも可能である。しかし、光源から液晶ライトバルブ20R,G,Bに到達するまでに、ロッドインテグレータ15R,G,Bや反射ミラー516,517等の光学要素を通過する際に、偏光状態が多少乱れてしまう可能性がある。よって、入射側偏光板を設けて偏光状態を揃えることにより、画像のコントラストを向上させることが可能となる。
また、入射側偏光板の前方に、または入射側偏光板の代わりに偏光変換手段(図示せず)を設けて、液晶ライトバルブ20R,G,Bに入射する光を直線偏光に揃えるようにしてもよい。この場合、入射側偏光板の前方に偏光変換手段を設けた場合は、入射側偏光板で光が吸収または反射されることによる光の損失を低減することが可能となる。よって、光の利用効率を向上させることができる。入射側偏光板の代わりに偏光変換手段を設けた場合は、入射側偏光板の場合と同様、画像のコントラストを向上させることが可能となる。
各液晶ライトバルブ20R,G,Bによって変調された3つの色光は、クロスダイクロイックプリズム525に入射する。このプリズムは4つの直角プリズムを貼り合わせて形成され、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが十字状に配置されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成され、カラー画像を表す光が形成される。そして、合成された光は投射光学系である投射レンズ526により投射スクリーン527上に投射され、拡大された画像が表示される。
上述した本実施形態のプロジェクタ500は、緑色の光源装置10G,青色の光源装置10Bより射出される光の干渉性が抑えられているので、投射レンズ526によって投射スクリーン527に投射されるレーザ光の干渉性も抑えられたものとなる。したがって、投射スクリーン527に良好な画像を表示することができる。
なお、本実施形態のプロジェクタにおいて、緑色及び青色の光源装置10G,Bについて第1実施形態の光源装置10を用いたものを説明したが、赤色の光源装置10Rについても第1実施形態の光源装置10を採用することが可能である。また、光源装置10R,G,Bについて、第2〜第4実施形態(変形例を含む)の光源装置を用いることも可能である。
また、第1〜第4実施形態(変形例を含む)の光源装置は、光源装置10R,G,Bのうち、最低1つに適用されていれば良い。さらに、光源装置10R,G,Bのそれぞれに、異なる実施形態の光源装置を採用することも可能である。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、第1,第2実施形態において、ロッドインテグレータ15の入射面15aや外部共振器14の射出面に、λ/2板18,液晶素子31あるいは位相差膜41を設けても良い。
また、上記各実施形態において、レーザ光源11は、P偏光のレーザ光を射出するものとして説明したが、直線偏光のレーザ光を射出するものであれば良い。
また、上記各実施形態において、光学素子として、ロッドインテグレータ15を用いたが、これに限らず、光ファイバやフライアレイレンズ等であっても良い。
さらには、上記各実施形態において、均一化手段として、ロッドインテグレータ15等を用いたが、これに限らず、光ファイバやフライアレイレンズ等であっても良い。また、光源装置10等と光変調装置20等との間に配置される光学素子は、均一化手段に限られず、レンズやプリズム等他の光学素子であっても良い。また、上記実施形態では、光源装置10等と光変調装置20等との間に配置される光学素子の数は1つ(均一化手段のみ)であったが、2つ以上の光学素子を配置するようにしても良い。
また、上記実施形態では、光変調装置として透過型の液晶ライトバルブを用いた例について説明したが、本発明は、液晶ライトバルブ以外の変調装置にも適用することが可能である。また、光変調装置には、透過型のものと反射型のものとがあるが、本発明はいずれのタイプにも適用可能である。
さらに、第5実施形態では、光変調装置を3つ用いたプロジェクタの例について説明したが、本発明は、光変調装置を1つ、2つ、あるいは4つ以上用いたプロジェクタにも適用することができる。プロジェクタとしては、投射面を観察する方向から画像投射を行うフロント型のものと、投射面を観察する方向とは反対側から画像投射を行うリア型のものとがあるが、本発明はいずれのタイプにも適用可能である。
また、第5実施形態では画像表示装置の一例としてプロジェクタを挙げて説明したが、本発明の光源装置はプロジェクタ以外の画像表示装置にも適用可能である。
本発明の第1実施形態に係る光源装置を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る光源装置の変形例を示す平面図である。 図4の光源装置の第1光路及び第2光路の偏光状態を示す模式図である。 本発明の第2実施形態に係る光源装置を示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係る光源装置を示す平面図である。 本発明の第4実施形態に係る光源装置を示す平面図である。 本発明の光源装置を備えた画像表示装置を示す平面図である。
符号の説明
10,25,30,40,60…光源装置、11,11G,11B…レーザ光源、12…ダイクロイックミラー(分離部)、13…波長変換素子、14…外部共振器、15,15R,15G,15B…ロッドインテグレータ(光学素子)、17…反射ミラー(反射部)、18…λ/2板(偏光変換手段:位相差板)、20…液晶ライトバルブ(光変調装置)、26…回転部(回転手段)、31…液晶素子(偏光回転素子:偏光変換手段)、41…位相差膜(位相差板:偏光変換手段)500…プロジェクタ(画像表示装置)、526…投射レンズ(投射装置)

Claims (6)

  1. 特定の振動方向の光を発光するレーザ光源と、
    該レーザ光源から射出された光の波長を所定の波長に変換する波長変換素子と、
    該波長変換素子から射出された光のうち前記所定の波長に変換された光を透過させ、前記所定の波長に変換されなかった光を反射させて、前記レーザ光源の方へ戻す外部共振器と、を備え、
    該外部共振器から射出された光により、光学素子を介して光変調装置を照明する光源装置であって、
    前記レーザ光源と前記波長変換素子との間に配置されるとともに、前記外部共振器において反射された光のうち、前記レーザ光源の方へ向かう光路において、前記波長変換素子を通過することによって前記所定の波長に変換された光を反射させて前記レーザ光源とは異なる位置へ導くとともに、前記所定の波長に変換されなかった光を前記レーザ光源の方へ透過させる分離部と、
    該分離部において反射された光を前記光学素子に向けて反射させる反射部とを備え、
    前記外部共振器を透過して前記光学素子に向かう光の光路である第1光路、あるいは、前記分離部において反射され前記反射部を介して前記光学素子に向かう光の光路である第2光路上に、前記第1光路あるいは前記第2光路を進行する光に1/2波長の位相差を付与可能な偏光変換手段とを備え
    前記外部共振器から射出された波長変換後の光と前記反射部で反射された波長変換後の光とが、互いに偏光方向が異なる状態となって前記光学素子にそれぞれ入射することを特徴とする光源装置。
  2. 前記偏光変換手段が、位相差板であることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記位相差板を前記第1光路あるいは前記第2光路を進行する光の中心軸に対して垂直な面内で回転させる回転手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記位相差板が、前記反射部の反射面上に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の光源装置。
  5. 前記偏光変換手段が、前記レーザ光源から射出された光の偏光面を時間的に変化させる偏光回転素子であることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光源装置と、
    該光源装置から射出された後、前記光学素子を介して射出された光を画像信号に応じて変調する光変調装置と、
    該光変調装置により変調された光を投射する投射装置とを備えることを特徴とする画像表示装置。
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