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JP4897391B2 - 室内空気清浄化システム - Google Patents
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本発明は、室内空気清浄化システムに関する。
室内空気清浄化システムとして、室内のニオイを検知するニオイセンサーと、ニオイを除去する循環式空気清浄機構と、室内換気機構と、制御手段とが備えられ、制御手段が、ニオイセンサーで検知された室内のニオイ汚染度が閾値内であるとき、循環式空気清浄機構の運転でニオイを除去し、閾値を越えたとき、室内換気機構の運転で室内を換気する第1の制御モードと、ニオイセンサーで検知された室内のニオイ汚染度が閾値内であるとき、循環式空気清浄機構の運転でニオイを除去し、閾値を越えたとき、室内換気機構の運転を行うことなく循環式空気清浄機構の運転を強にする梅雨期用の第2の制御モードとを備え、梅雨期には、第2制御モードに切り換えて、室内の湿度を上昇させることなくニオイを除去できるようにした室内空気清浄化システムが提供されている。
特開2006−97998号公報
しかしながら、上記のようなシステムでは、梅雨期といえども、室内のニオイの汚染度が高いと、循環式空気清浄機構のみの運転ではニオイの除去効果に限度があり、そうかといって、室内換気機構で室内の換気を行うと、屋外の湿気が室内に送り込まれて室内の湿度を上昇させて室内を不快なものにしてしまうという問題がある。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、梅雨期において、閾値を越えるようなニオイを、室内の湿度を上昇させることなく、効果的に除去することができる室内空気清浄化システムを提供することを課題とする。
上記の課題は、室内のニオイを検知するニオイセンサーと、ニオイを除去する循環式空気清浄機構と、室内換気機構と、室内除湿機構と、制御手段とが備えられ、
前記制御手段は、
ニオイセンサーで検知された室内のニオイ汚染度が閾値内であるとき、循環式空気清浄機構の運転でニオイを除去し、閾値を越えたとき、室内除湿機構を運転することなく室内換気機構の運転で室内を換気する制御を行う第1制御モードと、
ニオイセンサーで検知された室内のニオイ汚染度が閾値内であるとき、循環式空気清浄機構の運転でニオイを除去し、閾値を越えたとき、室内換気機構の運転で室内を換気しながら室内除湿機構の運転で室内を除湿する制御を行う梅雨期用の第2制御モードと
を有し、かつ、
これら制御モードを切り換える切換え手段が備えられていることを特徴とする室内空気清浄化システム(第1発明)によって解決される。
このシステムでは、第1制御モードにおいて、ニオイ汚染度が閾値内なら循環式空気清浄機構の運転でニオイを除去し、閾値を越えているなら室内換気機構の運転で室内を換気するようになされているので、室内のニオイをその程度に応じて効果的に除去することができるのはいうまでもない。
そして、屋外の湿度が高くなる梅雨期には、第2制御モードにすることによって、室内のニオイ汚染度が閾値を越えているときは、室内換気機構の運転で室内を換気しながら室内除湿機構の運転で室内を除湿する制御が行われるようになされているので、閾値を越えるような室内のニオイを、室内の湿度を上昇させてしまうことなく、効果的に除去することができ、室内を快適にすることができる。
上記の第1発明において、前記室内除湿機構は、吸放湿ローターと再生用熱源とを備え、
吸放湿ローターは、循環式空気清浄機構の吸込口と吹出口とをつなぐ循環用通路と、室内換気機構の排気通路とにわたすように設置され、
再生用熱源は、室内換気機構の排気通路の吸放湿ローターの上流側に設置されているとよい(第2発明)。
このシステムでは、循環式空気清浄機構の吸込口と吹出口とをつなぐ循環用通路と、室内換気機構の排気通路とを、室内除湿機構を構成する一部として併用するようにしたものであるから、室内空気清浄化システムを構成する循環式空気清浄機構と室内換気機構と室内除湿機構とを簡素な構成でユニット化することができる。
第2発明において、前記循環式空気清浄機構の循環用通路に、空気清浄フィルターと吸放湿ローターの両方を通過する空気の流れと、吸放湿ローターを通過せず空気清浄フィルターを通過する空気の流れの両方の流れが形成されるようになされているとよい(第3発明)。
このシステムでは、室内のニオイ汚染度が閾値内であるときの循環式空気清浄機構の循環用通路を通過する空気の吸放湿ローターによる圧力損失の低下を低く抑えることができて、吸放湿ローター式の室内除湿機構を採用するものでありながら、閾値内での循環式空気清浄機構によるニオイ除去能力を高いものにすることができる。
また、本発明は、循環式空気清浄機構と室内換気機構と室内除湿機構とが備えられ、
室内除湿機構は、吸放湿ローターと再生用熱源とを備え、
吸放湿ローターは、循環式空気清浄機構の吸込口と吹出口とをつなぐ循環用通路と、室内換気機構の排気通路とにわたすように設置され、
再生用熱源は、室内換気機構の排気通路の吸放湿ローターの上流側に設置され、
循環式空気清浄機構の循環用通路に、吸放湿ローター空気清浄フィルターと吸放湿ローターの両方を通過する空気の流れと、吸放湿ローターを通過せず空気清浄フィルターを通過する空気の流れの両方の流れが形成されるようになされていることを特徴とする室内空気清浄化システムを含む。
このシステムでは、循環式空気清浄機構の吸込口と吹出口とをつなぐ循環用通路と、室内換気機構の排気通路とを、室内除湿機構を構成する一部として併用するようにしたものであるから、室内空気清浄化システムを構成する循環式空気清浄機構と室内換気機構と室内除湿機構とを簡素な構成でユニット化することができ、しかも、循環式空気清浄機構の循環用通路を通過する空気の吸放湿ローターによる圧力損失の低下を低く抑えることができて、吸放湿ローター式の室内除湿機構を採用するものでありながら、循環式空気清浄機構によるニオイ除去能力を高いものにすることができる。
本発明は、以上のとおりのものであるから、梅雨期において、閾値を越えるようなニオイを、室内の湿度を上昇させることなく、効果的に除去することができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1(イ)に示す実施形態の室内空気清浄化システムにおいて、1は室内、2は空気清浄化ユニット、3は自然給気口、4はニオイセンサー、5は制御手段である。
空気清浄化ユニット2は、天井裏に設置され、図1(ロ)に示すように、空気清浄用の吸込口6と、同空気清浄用の吹出口7と、換気用の吸込口8とを、室内1に面するように備えており、ケース9の内部には、空気清浄用の吸込口6と同吹出口7とを連通する循環用通路10と、換気用吸込口8と換気用排気口11とを連通する排気通路12とが壁13で仕切られて備えられている。
そして、ケース9内の循環用通路10に第1ファン14と空気清浄フィルター16が設けられて循環式空気清浄機構17が構成され、第1ファン14が駆動すると、図2(イ)に示すように、室内1の空気が空気清浄用吸込口6を通じて循環用通路10に入り、空気清浄フィルター16を通過してニオイを除去され、同吹出口7を通じて室内1に返される空気の循環流れが形成されるようになされている。
また、ケース9内の排気通路12には第2ファン15が設けられ、室内1の自然給気口3との組み合わせで室内換気機構18が構成され、第2ファン15が駆動すると、図2(ロ)に示すように、室内1の空気が換気用吸込口8を通じて排気通路12に送り込まれ、同排気口11とダクト20を通じて屋外に排出され、また、屋外の空気が自然給気口3を通じて室内に送り込まれるようになされている。
更に、ケース9内には、シリカゲルやゼオライト系などが用いられた吸放湿ローター21が、循環用通路10と排気通路12とに壁13を通じてわたすように設置されると共に、再生用熱源22が排気通路12において吸放湿ローター21の上流側に位置して設置されて、室内除湿機構19が構成されている。湿度の高い梅雨期に、第1ファン14、第2ファン15が駆動し、再生用熱源22が働き、吸放湿ローター21が回転をすると、図3(ハ)に示すように、空気清浄用吸込口6を通じて吸い込まれた高湿の室内空気によって吸放湿ローター21が吸湿を行うと共に、換気用吸込口8を通じて吸い込まれ、再生用熱源22で加熱されて湿度を下げた空気によって吸放湿ローター21が放湿を行い、それらによって、空気清浄用吹出口7を通じて、室内1に、除湿されて湿度を下げた空気が送り込まれて、室内1が除湿されるようになされている。
そして、制御手段5は、第1,第2の少なくとも2つの制御モードを備え、切換え手段としての操作盤23を操作することにより、第1制御モードと第2制御モードの切換えを行うことができるようになされている。第1制御モードは、室内1に設置されたニオイセンサー4で検知された室内のニオイ汚染度に応じて、ニオイ汚染度が閾値内であるとき、循環式空気清浄機構17の運転でニオイを除去し、閾値を越えたとき、室内除湿機構19を運転することなく室内換気機構18の運転で室内を換気する制御を行うモードである。
また、第2制御モードは、梅雨期用のもので、ニオイセンサー4で検知された室内1のニオイ汚染度が閾値内であるとき、循環式空気清浄機構17の運転でニオイを除去し、閾値を越えたとき、室内換気機構18の運転で室内1を換気しながら室内除湿機構19の運転で室内1を除湿する制御を行うモードである。
なお、第1制御モードにおいて、閾値を越えたときの動作は、図2(ロ)に示すように、換気単独モードであってもよいし、図3(イ)に示すように、換気・空気清浄併用モードであってもよい。また、本実施形態では、システムの構成上、第2制御モードにおいて、閾値を越えたときの動作は、図3(ロ)に示すように、除湿・換気・空気清浄併用モードになるが、システムの構成によっては、フィルターによる空気清浄のない除湿・換気併用モードであってもよい。
そして、これら第1,第2制御モードにおいて、ニオイ汚染度が閾値内であるときの循環式空気清浄機構17による空気清浄能力を高いものにするため、吸放湿ローター21は、循環式空気清浄機構17の循環用通路10において、その通路断面の一部にのみ突出するように設置されて、該循環用通路10には、空気清浄フィルター16と吸放湿ローター21の両方を通過する空気の流れaと、吸放湿ローター21を通過せず空気清浄フィルター16を通過する空気の流れbの両方の流れが形成されるようになされており、それにより、循環用通路10を通過する空気の吸放湿ローター21による圧力損失の低下が低く抑えられて、上記のように、循環式空気清浄機構17による空気清浄能力を高いものにすることができるようになされている。
上記の室内空気清浄化システムでは、第1制御モードにおいて、ニオイ汚染度が閾値内なら、図2(イ)に示すように、循環式空気清浄機構17の運転でニオイを除去し、閾値を越えているなら、図2(ロ)あるいは図3(イ)に示すように、室内換気機構18の運転で室内1が換気されるようになされているので、室内1のニオイはその程度に応じて効果的に除去される。
そして、屋外の湿度が高くなる梅雨期には、第2制御モードにすることによって、室内のニオイ汚染度が閾値を越えているときは、図3(ロ)に示すように、室内換気機構18の運転で室内1を換気しながら室内除湿機構19の運転で室内1を除湿する制御が行われるようになされているので、閾値を越えるような室内1のニオイを、室内1の湿度を上昇させてしまうことなく、効果的に除去することができ、室内1を快適にすることができる。
また、上記のシステムでは、循環式空気清浄機構17の吸込口6と吹出口7とをつなぐ循環用通路10と、室内換気機構18の排気通路12とを、室内除湿機構19を構成する一部として併用する構成としているから、室内空気清浄化システムを構成する循環式空気清浄機構17と室内換気機構18と室内除湿機構19とを、図1(ロ)等に示すように、簡素な構成でユニット化することができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、循環式空気清浄機構と室内換気機構と室内除湿機構とが一つにユニットに構成されている場合を示したが、それらが別々のユニットとして備えられていてもよいし、それらのうちのいずれか2つをユニット化とし、残り一つを別のユニットとする構成が採用されてもよい。
また、上記の実施形態では、室内除湿機構として、吸放湿ローターと再生用熱源によるものが用いられているが、第1発明では、その他の除湿機構が採用されてもよい。
また、上記の実施形態では、ニオイの除去を空気清浄化の内容とした場合を示したが、それに加えてホコリの除去を空気清浄化の内容の一つに加えるようにしても良く、ホコリ特有の性質を利用した制御方式が追加的に採用されていてもよい。また、冬季や夏季に特有の制御モードを組み込むようにしてもよい。
更に、上記の実施形態では、特定の第1,第2の制御モードを有する制御手段5と、モード切換え操作盤23とが備えられ、季節やニオイ汚染度に応じて制御モードや運転モードが変わるようになされているが、第4発明では、その他の制御が行われるようになされていてもよいし、制御ではなく、切換え操作を行うことができるようになされていてもよいし、ソフト面での制約は特にない。
実施形態の室内空気清浄化システムを示すもので、図(イ)は全体構成を示す正面図、図(ロ)は空気清浄化ユニットの内部構造を拡大して示す断面正面図である。 図(イ)及び図(ロ)は、図3の(イ)(ロ)と共に、各種運転状態を示すユニットの断面正面図である。 図(イ)及び図(ロ)は、図2の(イ)(ロ)と共に、各種運転状態を示すユニットの断面正面図である。
符号の説明
1…室内
2…空気清浄化ユニット
4…ニオイセンサー
5…制御手段
10…循環用通路
12…排気通路
14…第1ファン
15…第2ファン
16…空気清浄フィルター
17…循環式空気清浄機構
18…室内換気機構
19…室内除湿機構
21…吸放湿ローター
22…再生用熱源
23…操作盤(切換え手段)

Claims (3)

  1. 室内のニオイを検知するニオイセンサーと、ニオイを除去する循環式空気清浄機構と、室内換気機構と、室内除湿機構と、制御手段とが備えられ、
    前記制御手段は、
    ニオイセンサーで検知された室内のニオイ汚染度が閾値内であるとき、循環式空気清浄機構の運転でニオイを除去し、閾値を越えたとき、室内除湿機構を運転することなく室内換気機構の運転で室内を換気する制御を行う第1制御モードと、
    ニオイセンサーで検知された室内のニオイ汚染度が閾値内であるとき、循環式空気清浄機構の運転でニオイを除去し、閾値を越えたとき、室内換気機構の運転で室内を換気しながら室内除湿機構の運転で室内を除湿する制御を行う梅雨期用の第2制御モードと
    を有し、かつ、
    これら制御モードを切り換える切換え手段が備えられていることを特徴とする室内空気清浄化システム。
  2. 前記室内除湿機構は、吸放湿ローターと再生用熱源とを備え、
    吸放湿ローターは、循環式空気清浄機構の吸込口と吹出口とをつなぐ循環用通路と、室内換気機構の排気通路とにわたすように設置され、
    再生用熱源は、室内換気機構の排気通路の吸放湿ローターの上流側に設置されている請求項1に記載の室内空気清浄化システム。
  3. 前記循環式空気清浄機構の循環用通路に、空気清浄フィルターと吸放湿ローターの両方を通過する空気の流れと、吸放湿ローターを通過せず空気清浄フィルターを通過する空気の流れの両方の流れが形成されるようになされている請求項2に記載の室内空気清浄化システム
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